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レジャー 2017年04月08日 16時00分
女がドン引く瞬間(21)〜ご飯と味噌汁の位置を知らない男〜
どれほど恋人のルックスや性格が好みであっても、ある一面を知っただけで百年の恋も冷めてしまうという女性は多い。過去、愛美さん(仮名・25歳)は、彼のテーブルマナーに関してドン引きしたことがあったという。 「彼と付き合って2か月ぐらい経った時だと思うんですが、相手の家にお泊まりしたんです。それで朝目覚めると、彼が一足早く起きて食事を用意してくれていていました。そこまではもう『なんて素敵な恋人なんだろう!』という気持ちでいっぱいでしたね。でも机の上に置かれた食器を見て愕然としました。お茶碗とお味噌汁の向きが、通常の配膳と逆だったんです」 それを見た瞬間、愛美さんの彼に対する気持ちは一気に冷めていった。 食器の位置問題といえば過去、タレントの木下優樹菜が、インスタグラムに手料理写真をアップしたところ、ご飯と味噌汁の位置が一般的な配膳方法と逆だったことで、ネットが炎上している。 そして愛美さんもまた、マナーに強いこだわりを持つ人だった。 「彼ってそれまで、例えばワインを飲む際は飲み方とか、チーズはどこ産だとか、ウンチクが特に多い人だったんです。私も最初はそういう博学な部分を好意的に見ていたのですが、実際は一般的なマナーも知らないとわかって“そんなことも知らないのかよ!”って冷めましたね」 その場でわざわざ突っ込んだりはしなかったという愛美さん。しかし後日、好きな人ができたと嘘をついて別れたという。(取材/構成・篠田エレナ)写真・firreflly
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芸能 2017年04月08日 16時00分
自分のメジャーデビューに墓穴を掘った元KAT-TUNの田口淳之介
ジャニーズを退社しメジャーデビューを果たした元KAT-TUNの田口淳之介だが、厳しいスタートを強いられてしまったようだ。 昨年3月に事務所を辞めて、同11月にはインディーズでソロデビュー。今年2月にユニバーサルミュージックとアーティスト契約を結び、4月5日に「Connect」でメジャーデビューを果たした。ただ、オリコンのデイリーチャートでは初登場が11位。2日目には27位…かなり厳しいものとなったようだ。 ある音楽関係者は「やっぱりジャニーズを辞めたタレントですから、ジャニーズの圧力がなくても、在京のキー局の番組などはあまり出れませんから、厳しいのかなと思いましたが、今回の田口はレコード会社の力もあったおかげか、地方のテレビなどには、いろいろと出演できたんです。出来る限りのことはやってたはずなのに、それでもこの結果。肩を落としている人は多いみたいですよ」。 ただ、この惨敗の理由の一つは田口本人にあるという指摘もあるという。 「シングル発売直前にスポーツ紙に掲載されたインタビューが大きく足を引っ張ったとも言われているんです。インタビューは今回の『Connect』についてのことを語っているのですが、その中で、KAT-TUNが充電に入ることを決めたことには自分は関わっていないというニュアンスの話をしているんですが、それが何を勘違いしているんだと、KAT-TUNファンだけでなく、田口ファンからも総スカンになっているんです。田口が辞めると決断しなければKAT-TUNの充電もなかったというのが本来の解釈ですからね」とはある芸能関係者。 ジャニーズ時代から多少、ズレた発言をしていた田口だが、この発言の影響は大きかったようだ。 「KAT-TUNファンはもちろん、もともとの田口ファンも今回ばかりは応援できないという空気になってしまったそうです。その発言がなかったらどうなっていたなどの“たられば”は言えませんが、最後まで空気が読めなかったのかもしれませんね」と同関係者。 一度離れたファンを取り戻すのはかなり至難の業。大変なスタートになったのかもしれない。*画像 Connect(初回限定盤)
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ミステリー 2017年04月08日 15時45分
坊主頭に足が一本、捕まえられた異形の「火星人」の写真!
古典SFの「宇宙戦争」は火星人が地球に攻めてくるという内容のものだが、発表当時はその描写に注目が集まり、「ラジオで朗読した所本当に火星人が攻めてきたと誤解されてパニックに陥った」ほどであったという。本当にパニックが起きたのかは都市伝説止まりだそうだが、この作品から優れた技術力を持ち侵略を企てる、しかし体は貧弱な宇宙人のイメージが出来たとする説もある。 さて、ウェルズの火星人はタコのような姿だったが、後年にアメリカで「火星人が捕まった」とする写真が撮影されて話題になった。1954年にアメリカの新聞で公開された「火星人」の姿が記事の写真だ。大きく膨らんだ坊主頭に、一本の太い足。地球の大気に順応できていないのか、口からチューブのようなものが出ておりどこかにつながっている事が解る。両脇を軍人らしき人物が固めており、有名な「捕まった宇宙人」のような構図だ。しかも火星人や隣にいる人々の影は何ら不自然なところがない。これは本当に火星人もとい宇宙人だったのだろうか。 実は、この写真は実際の写真に手を加えたフェイクだった。傍らにいる軍人が幼い息子や友人らと一緒にいるところを撮影したものに加筆し、奇妙な頭にしたり足を一本に見せかけたりしたのだ。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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芸能 2017年04月08日 15時18分
ついにアンジャッシュ・渡部建と佐々木希がゴールイン!
交際が報じられている、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建と女優の佐々木希が近日中に結婚することを、一部スポーツ紙が報じている。 2人の交際は15年4月に発覚していたが、双方は交際を認めず。今年1月には一部で同棲状態であることが報じられていたが、イベントに出席した渡部は同棲を否定していた。 しかし、一部スポーツ紙によると、2人はすでにCM関係者らに報告。親しい仲間から祝福されているそうで、近日中の大安に婚姻届を提出。佐々木は妊娠しておらず、仕事を続けるという。 「渡部は出演番組で交際をツッコまれるたびに『ネット見ろ!』とかわしていたが、まんざらでもない表情。同棲して佐々木の手料理を食べている、との報道を打ち消すためか、ブログには食べ歩きした店のことしか掲載していなかった。一方、佐々木は交際を認めなかったものの、決して否定することもなく、思わせぶりなコメントを連発。そのことから逆に交際の順調ぶりがうかがえた」(テレビ関係者) 渡部は8日、MCを務めるTBS系情報番組「王様のブランチ」に生出演。報道を受け、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾が「渡部さん、おめでとうございま〜す」と祝福したが、渡部は「いいよ、俺の話は!」と淡々と進行。 その後、1週間の芸能ニュースを紹介するコーナーで進行を務めていた藤森は「今週『ブランチ』が注目したもう一つの芸能ニュースは…」と切り出し、「渡部さん、なんか今朝のスポーツ紙見てないですか?」と直撃。しかし、渡部は「俺ね、スポーツ紙って1回も読んだことないんですよ」とうまくはぐらかし、そのまま次のコーナーへと進行を続けた。 しかし、結婚発表後の同番組ではきちんと報告してくれそうだ。
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レジャー 2017年04月08日 15時05分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(4月9日)桜花賞(GI)他3鞍
先週の結果は下記の通り・阪神3R ◎→○→▲で決まり、馬単450円、3連複730円、3連単1,890円。【今週の予想】☆阪神2R 3歳未勝利戦(ダート1400m) 既走馬相手でも勝ち負けできるレッドルドラ。骨瘤やソエでなかなか順調にいかずデビューが遅れたが、育成段階での評価は高く、追い切り本数は少ないが抜群の動きを見せており、初戦から十分勝ち負けになる。◎(1)レッドルドラ○(15)ランバージャック▲(2)プラチナバイオ△(4)シンゼンムサシ△(10)ウォーターダンテ△(8)グロワールシチー買い目【馬単】5点(1)→(2)(4)(8)(10)(15)【3連複1頭軸流し】10点(1)-(2)(4)(8)(10)(15)【3連単フォーメーション】16点(1)→(2)(4)(10)(15)→(2)(4)(8)(10)(15)☆福島10R 燧ヶ岳特別(芝2600m) エアワイバーンは、まだ9戦とキャリアが浅く、血統的にもこれから本格化するタイプ。前走は4コーナーで内の馬に幾度と馬体をぶつけられ、リズムを崩されたので参考外。馬っぷりの良さからもこのクラスの馬ではない。状態の良さからも好走必至。◎(3)エアワイバーン○(4)チャリシー▲(2)メルドオール△(6)マコトガラハッド△(9)コンチャフラメンカ△(16)トロピカルストーム買い目【馬単】6点(3)→(2)(4)(6)(9)(16)(4)→(3)【3連複1頭軸流し】10点(3)-(2)(4)(6)(9)(16)【3連単フォーメーション】20点(3)→(2)(4)(6)(9)→(2)(4)(6)(9)(16)(4)→(3)→(2)(6)(9)(16)☆阪神10R 大阪ハンブルクカップ(芝1400m) ムーンクレストの巻き返しに期待する。前走は11着に敗れたが、放牧先で外傷性の腫れが見られた影響で万全の状態での出走ではなかったため。今回は順調に調整され、一叩きされた効果もあって巻き返す可能性は十分。昨年スワンSで5着に入っているように力はOPで勝ち負けできる。◎(8)ムーンクレスト○(1)ブラヴィッシモ▲(6)ヒルノデイバロー△(4)ムーンエクスプレス△(12)エポワス買い目【馬単】6点(8)→(1)(4)(6)(12)(1)(6)→(8)【3連複1頭軸流し】6点(8)-(1)(4)(6)(12)【3連単フォーメーション】15点(8)→(1)(4)(6)→(1)(4)(6)(12)(1)(6)→(8)→(1)(4)(6)(12)☆阪神11R 桜花賞(GI)(芝1600m) 今年は例年とは少々違った模様を呈している桜花賞。11年にディープインパクト初年度産駒であるマルセリーナが勝利してからというもの、これまで6年連続で連対を果たしているが、今年の出走はカワキタエンカのみ(サロニカは出走取り消し)。唯一のディープインパクト産駒であるカワキタエンカだが、いくら相性の良いコースとは言え、今年のメンバーを見渡すと厳しいと言わざるを得ない。代わって今年はフランケル産駒がお株を奪う。中心は2歳女王ソウルスターリング。デビューから4戦4勝とパーフェクトな実績はもちろんのこと、先週大阪杯を勝ったキタサンブラックのように先行抜け出しの脚質で、どんな展開になっても対応できる強さがある。追い切りの動きを見ても完璧と言える内容で、デキに関しても文句なし。軸にはもってこいの存在。相手筆頭はリスグラシュー。前走は3着であったが、本番を見据えた余裕残しの仕上げだったことや、ソウルスターリングを負かしにいった分2着馬に交わされたもの。今回はアバラがうっすらと浮き上がるほど研ぎ澄まされた万全の仕上がりで逆転を狙う。▲はミスエルテ。前走はただでさえ牝馬には厳しい朝日杯FSで、レース前にテンションが高くなってしまい体力を消耗してしまったが、それでも4着まで来たのはポテンシャルが高い証拠。ぶっつけのローテーションもこの馬には吉と出そう。落ち着いて臨めれば突き抜けてもおかしくない。以下、アドマイヤミヤビ、ヴゼットジョリー、アエロリットまで。◎(14)ソウルスターリング○(6)リスグラシュー▲(1)ミスエルテ△(15)アドマイヤミヤビ△(13)ヴゼットジョリー△(12)アエロリット好調教馬(14)(6)買い目【馬単】7点(14)→(1)(6)(12)(13)(15)(1)(6)→(14)【3連複1頭軸流し】10点(14)-(1)(6)(12)(13)(15)【3連単フォーメーション】20点(14)→(1)(6)(15)→(1)(6)(12)(13)(15)(1)(6)→(14)→(1)(6)(12)(13)(15)※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙への入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容、調教を重視。
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レジャー 2017年04月08日 15時03分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/9)桜花賞、他
3回中山競馬6日目(4月9日・日曜日)予想・橋本千春☆阪神11R「桜花賞」芝1600メートル◎14ソウルスターリング○15アドマイヤミヤビ▲6リスグラシュー△1ミスエルテ、8カラクレナイ、10レーヌミノル 無敵の4連勝でトライアル・チューリップ賞を制した、2歳女王ソウルスターリング。そのチューリップ賞は、休み明けの影響か、前半は力んでいたが最後の直線で先頭に立つと、後続を0秒3差と寄せ付けず2歳女王の貫録を見せつけている。1度使ってガス抜きが出来たし、本番はもっとリラックスして走れるだろう。となれば、もはや勝ったのも同然。気になる道悪馬場も「他が苦にする分、むしろ有利」(津曲助手)なら、死角は見当たらない。☆中山11R「京葉S」ダ1200メートル◎5レッドゲルニカ○7ナンチンノン▲13ブルドッグボス△2マキャヴィティ、6アールプロセス、11ゴーイングパワー 近4戦、(1)(2)(1)(1)着と本格化著しい、レッドゲルニカ。デビュー以降、13戦して3着以下は4回((4)(4)(5)(10))に過ぎない。抜群のレースセンスは、実力の証しでもある。まだ底が割れていない分、プラスアルファも大きい。とりわけ、中山1200メートルは2戦2勝とパーフェクトだ。オープンに入っても即通用する。☆中山10R「隅田川特別」芝1600メートル◎4リンクス○9ビヨンジオール▲14キャプテンペリー△5ニシノカブケ、8エクラミレネール、15コスモナインボール 千万条件に入って、3着、2着と地力強化の跡が一目瞭然のリンクス。分けても、前走はスタートで痛恨の出遅れ、向こう正面から目を疑うスパートをかけ、最後の最後に力尽きたが、0秒1差なら勝ちに等しい内容だった。実力を疑う余地はない。互角に出れば順調にチャンスをつかむ。☆福島11R「米沢特別」ダ1700メートル◎2タガノヴェリテ○12ショートストーリー▲6エバーキュート△3ナムラミラクル、4ヒルノデンハーグ、15ベーリングメファ 休み明け3戦目で上積みの大きい、タガノヴェリテが本領を発揮する。過去に、500万→千万特別を連勝しており、実績、実力とも裏付けは確か。ちなみに、地方の園田競馬(3戦3勝)を経て、中央に復帰以降、10戦(2勝)して、5着以下は準オープン特別の7着1回。レースセンスが良いのも強み、期待できる。※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
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社会 2017年04月08日 14時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第216回 プライマリーバランスという呪縛
政府の未来投資会議に民間人(民間議員ではない)として出席している人材派遣大手『パソナ』取締役会長である竹中平蔵氏は、筆者が知る限り、経済財政政策担当大臣時代に三つの「指標の変更」を行い、日本経済のデフレ化の背中を押した。 一つ目はデフレギャップ(需給ギャップ)や潜在成長率計算時の「潜在GDP」について、最大概念の潜在GDPから、平均概念の潜在GDPに変えてしまったことだ。潜在GDPとは、日本経済の労働力や設備(資本)がフル稼働した際に生産可能なGDPである。 フル稼働、である以上、労働力でいえば「完全雇用」時に生産可能なGDPこそが、潜在GDPになるはずだ(これを最大概念の潜在GDPという)。ところが、竹中大臣(当時)と内閣府が、潜在GDPの定義を「過去の平均的な労働力、設備の稼働率において生産可能なGDP」に変更してしまったのだ(これを平均概念の潜在GDPという)。結果、わが国の潜在GDPは小さく見えるようになり、デフレギャップ(総需要の不足)が少なく計算され、デフレ対策が打ちにくくなってしまった。 二つ目は日本経済の将来を予測する際の「マクロ経済モデル」について、先進国型である「需要重視モデル」から、発展途上国型の「供給重視モデル」に変えてしまったことだ。マクロ経済モデル変更により、日本はデフレという総需要の不足に苦しんでいるにもかかわらず、「緊縮財政」「供給能力拡大のための規制緩和」といった「インフレ対策」しか採れなくなってしまった。結果、日本国民は世界史上最長のデフレ、貧困化に苦しむ羽目に陥った。 そして三つ目が財政指標として「基礎的財政収支(プライマリーバランス、以下PB)」という概念を持ち込んだことである。現在の安倍政権もこだわり続ける「2020年 PB黒字化目標」も、竹中氏が財政健全化指標としてPBを言い出したことに端を発する。 そもそも、財政健全化とはPB黒字化でもなければ、政府の負債を減らすことですらない。政府の負債対GDP比率を引き下げることだ。政府の負債が増えたところで、それ以上に名目GDPが拡大すれば「財政が健全化している」と判断される。 そして、政府の負債対GDP比率は、「名目GDPの成長率」「国債金利」「PB」という三つの指標の組み合わせで決まる。PBが赤字になったとしても、国債金利が低く(今の日本は事実上のゼロ金利だ)、名目GDPが成長していれば、政府の負債対GDP比率は下がり、財政は健全化する。 ところが、竹中氏が財政健全化目標にPBを持ち込んだことで、政府は政府の負債対GDP比率引き下げのための経済成長(GDP拡大)の追求ではなく、短期的なPB黒字化を目指すようになってしまった。 短期的にPBを黒字化するためには、政府の支出を削減し、増税をするしかない。日本政府はPB黒字化にこだわるあまり、消費税を増税し、診療報酬や介護報酬、公共投資を減らす緊縮財政を繰り返し、デフレを長期化させた。 誤解している人が少なくないが、安倍政権は緊縮政権である。しかも、かつての橋本龍太郎政権を超える「超・緊縮政権」なのだ。 過去の日本政府のPBをグラフ化すると、下図(※本誌参照)の通りとなる。 ちなみに2020年PB黒字化目標を最初に閣議決定したのは、2010年の菅直人政権である。当時は、世界的に「財政健全化」が重視され、G20において各国が財政目標を設置することが決定された。菅政権はG20の流れを受け、日本のデフレを深刻化させるPB目標を設定したのである。そして、自民党に政権交代した以降も、安倍政権はPB目標を破棄せず、毎年、閣議決定することを続けている。 図の通り、安倍政権は'14年以降、着実にPBの赤字を縮小している。特に消費税を増税した'14年の赤字縮小幅は、対前年比10兆2831億円と史上最大である。 金額で見る限り、安倍政権は文句なしで「日本史上最悪の緊縮政権」なのだ。 むしろ、これだけの緊縮の中、日本経済がギリシャのように「GDP急収縮」の状況にならないことに驚かされる。デフレ下に「史上最悪の緊縮財政」を実施してすら、日本経済は何とか横ばいの状況を維持している。わが国の経済は、本当に頑健だ。 それはともかく、実は現在の日本は主要先進国の中で最も「財政余力」がある。OECDの最新レポート『USING THE FISCAL LEVERS TO ESCAPE THE LOW-GROWTH TRAP(低成長の罠を逃れるために、財政の梃子を利用する)』によると、先進7カ国の中で、最も財政余力があるのは日本だ(しかも、圧倒的である)。日本は対GDP比で2%超、つまりは10兆円の財政拡大をしても財政は悪化しないと見込まれている。国債金利が主要国最低で、政府の負債が100%日本円建てであるのに加え、日本銀行が量的緩和を継続し、政府の実質的負債が「消滅」している以上、当然の結論だ。 それにもかかわらず、安倍政権は相も変わらずPB目標に固執し、デフレを継続させる緊縮財政から方向転換することができない。まさに、PBの呪縛だ。 今年の6月にも、例により「骨太の方針」がアップデートされる。このとき、政府の財政指標を最凶最悪の経済指標であるPBから、「グローバル基準」である政府の負債対GDP比率の改善に変更できるか、否か。 日本経済の行く末は、すべてその「一点」にかかっているのである。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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芸能 2017年04月08日 12時00分
事務所契約解除 肉食・山本裕典の成功率80%超!? の“お持ち帰り術”
イケメン俳優・山本裕典(29)が、所属事務所からマネージメント契約を解除されたことが分かった。 「タレントが突然クビになる場合、薬物問題が発覚したなどのケースを想像しがちですが、事務所からは“法に触れる問題は一切、起こしていない”とのコメントとともに、“山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため”と、仕事に向かう姿勢に問題があり、改善の様子がなかったことが原因であると発表されています」(芸能関係者) 要は、素行に問題があったということ。山本は肉食過ぎたのだ。 「人気アイドルとのスキャンダルを何度も起こした他、キャバクラ嬢とのベッド写真が流出したこともあるし、1月には、地下アイドルお持ち帰り現場がキャッチされ、騒動を謝罪しています」(同) 実は、本誌にも山本の“お持ち帰り”へのモチベーションの異常性は伝わってきていた。山本にナンパされたことがあるというグラビアアイドルが、こんなことを語っていたのだ。 「ナンパされたのは、芸能人やスポーツ選手が集まる六本木のスポーツバーです。若手俳優と一緒に、お店にやってくるモデルやグラドルの“試食”をするのがお決まりだったようで、可愛い子が店に来ると、当たり前のようにナンパしていました」 山本がスゴいのは、一度、断られても全く意に解することなく、何度もアタックを続けることだという。 「あのイケメンに何度も口説かれると、やっぱり悪い気はしないですからね。次第に甘い雰囲気になっていって、気がつくと夜の街に一緒に消えていく女の子がほとんどだったと思います。店の従業員などもグルみたいで、なかなかオチないときには“山本がこんなに夢中になる姿を初めて見た”などと囁いて、アシストするんです。お持ち帰り率は、8割を超えていたと思います」(同) ナンパ塾でも開いたら、入塾希望者が殺到しそうだ。
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その他 2017年04月08日 12時00分
【不朽の名作】『シン・ゴジラ』で怪獣特撮に興味を持った人にオススメ『ガメラ 大怪獣空中決戦』
1995年公開の『ガメラ 大怪獣空中決戦』は、後の2作品と合わせ、「平成ガメラシリーズ」と呼ばれ特撮史において、現在では外すことの出来ない作品の一つとなっている。 監督は後に『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』や実写版『デスノート』の監督を担当した金子修介、特技監督は最近実写版『進撃の巨人』や『シン・ゴジラ』の監督・特技監督などで有名な樋口真嗣となっている。 同作の大きな特徴は、怪獣映画にありがちなトンデモ兵器や対怪獣用のスーパーロボットなどを登場させず、現用の兵器だけで「もし怪獣が現れたらどう対処するのか?」という想定の元に作られている点にある。このあたり『シン・ゴジラ』でも評価の高い部分になっている。しかし、この作品では一応敵か味方は不明瞭だが、ガメラという主役怪獣がいるので、『シン・ゴジラ』よりは若干人類側の絶望度は観ている分には低いかもしれない。 平成に入ってからガメラの世界観をリセットしたことにより、ガメラの設定にも修正が加えられている。それまでの作品では、アトランティス大陸で超古代文明が栄えた頃に生きていた超大型のカメ型の古代怪獣とされていたが、本作では、敵怪獣の怪鳥・ギャオスと同じく、超古代文明が作った生体兵器という位置づけだ。ちなみに本作の世界観では、カメが絶滅、あるいは存在しないという設定になっており、劇中に「カメ」という言葉は一切出てこない。 また、それまでの作品では「ガメラが主人公である少年と共に冒険する」というコンセプトのもと、作品に応じて人類の敵になったり味方になったりと、ポジションが変わってきたゴジラとは違い、ガメラは一貫して人類に寄り添う力強い存在となっていた。しかし、平成に入ってからは地球を破壊しかねないマナ(生命エネルギー)のバランスを乱す者から地球を守るという存在になっており、地球の生物である人間、特にマナの力が強い子供は最大限守るようにはなっているものの、地球の破壊を防ぐという目的を常に優先して動くような立ち位置だ。 つまり大事のためには、多少の人類の犠牲ならば、やむをえず許容するところがあり、後のシリーズではそのあたりが物語の中心になっていく。本作ではそこまでではなく、とにかくギャオスがいる場所に現れる謎多き存在というポジションだ。ガメラの扱いを巡って人類側が論議や調査をすることにより、人間ドラマの厚みをつけることにも手を貸しており、シリーズ最初の作品としては、とにかくわかり易い展開が多いのが本作の評価が高い点でもある。さらに、ガメラと感情をシンクロできる草薙浅黄(藤谷文子)の存在により、ガメラの考え方も、視聴者側はなんとなくわかるようになっており、世間からは理解されないがひたむきに戦う、ダークヒーロー作品的な魅力も持っている。 そしてなんといっても、この作品の評価の高い理由がアクションシーンだ。序盤では、完成して数年しかたっていない福岡ドーム(現・ヤフオクドーム)が屋根の開閉機能を持っていることを活かし、印象的なギャオス捕獲作戦の場面を演出する。ドームの屋根をぶち破ってガメラが登場するシーンや円盤状態になってドームからガメラが飛び立つシーンは圧巻だ。この作品の3か月前に公開された『ゴジラvsスペースゴジラ』では、福岡タワーが派手にぶっ壊されており、特撮でとにかく福岡が目立つ時期でもあった。 タイトルに「大怪獣空中決戦」とあるように、空中戦が多いのも同作の魅力だ。実はそれまでのガメラ映画は、予算やテクノロジー的な制限もあり、ガメラと同じく飛べる怪獣が出てきても空中戦はイマイチなことが多かった。例を出せばギャオスの吐く「超音波メス」光線演出は昭和時代の作品では別映像を張り込むにも予算が結構かかったため、回数制限がついていたという話もある。加えて昭和のガメラは火炎を吐くが、こっちも予算の都合で本物の火を使っていたため危なっかしくて空中で飛び道具の応酬など夢のまた夢だった。しかし本作ではテクノロジーの進歩により、光線演出も楽になったおかげで空中でのギャオスの「超音波メス」とガメラの「プラズマ火球」の撃ち合いが見れる。しかも、「超音波メス」がビルを直撃すると、爆発せずにそのまま切れて落ちる演出なども存在し、特撮ファンが思わず「こういうのが見たかったんだ!」と叫んでしまいそうなシーンの数々が用意されている。空中戦のスピード感もかなりのものだ。 また爆発もこの作品を語る上では重要だろう。ラストのコンビナートでのガメラとギャオスの戦闘シーンは大爆発を背景にしたガメラの立ち姿が傷つきながらも戦うヒーロー然としており、ゴジラとは違った魅力をこれでもかとアピールしている。クライマックスの一撃が入る場面では、この戦いをコンビナートの対岸から見ているような状態となっており、まるで本当に巨大怪獣がそこに立っているような錯覚を与える。この作品、とにかくミニチュアの風景に怪獣の着ぐるみを溶け込ませる演出が上手い。これで予算は同時期の「vsゴジラシリーズ」よりかなり少ないというのだから驚きだ。 人間側が怪獣の謎に迫り、どう対処していくのかを考えるという部分は『シン・ゴジラ』にも通じるところが多く、『シン・ゴジラ』から怪獣特撮に興味を持ったという人にはこの作品を含む、「平成ガメラシリーズ」をぜひオススメしたい。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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芸能 2017年04月08日 06時00分
女優業はペットが飼いにくい? 忽那汐里、プライベートは植物が癒し
大人気のスマートフォン向けゲームアプリ「ねこあつめ」を実写化した『ねこあつめの家』が4月8日より公開される。作家としてスランプに陥り、田舎へ逃亡する主人公・佐久本勝を伊藤淳史が演じ、忽那汐里が佐久本を見つめる担当編集者のミチルを熱演。古びた日本家屋を舞台にそこに集まってくる猫たちとの触れ合いを通じて主人公が立ち直っていく姿をコミカルに描く。 ミチルを演じた忽那は本作について「とにかく猫。たくさん猫が出てくる映画です」と述べ、「猫の映画だけど、もちろんそれだけじゃなくて、登場人物が少ない分、人生の分岐点を迎えた佐久本という1人の作家の内面もきちんと描けています」と紹介。猫については自身も大好きだといい、「なかなか懐かない性格とか、そういうところがすごく気になります」と嬉しそうな表情。 劇中、出版社勤務の女性を熱演しているが、「作家と担当編集者は、近いようだけど、友達っていう存在でもない。そういうことを念頭に、2人の関係性に自然な感じが出せるよう心がけました」と述べ、二度目の共演だという伊藤については、「初めて人見知りせずに仕事ができた方」と紹介。「一緒に仕事していて楽しい方。性格も男らしいというか、迷いがなくて明確に自分の思っていることが理解できていて、相手に対しても威圧感とかが全くない。撮影中もゆったり仕事ができました。それこそ映画の中の世界と同じ、畳の上でゴロゴロと過ごしている感じで」としみじみ。 猫は大好きだというが、プライベートでは猫より「植物」に夢中とも告白。「動物では猫が好きだし飼いたい気持ちもあるんですけど、何せ海外や地方での長期の撮影などが多い仕事なので…」と女優業はペットを飼いにくい環境にあるとのこと。代わりに癒しの存在となっている「植物」の魅力については「動物を飼うのは責任感もあって、なかなか難しい。撮影中に実家に預けるわけにも、なかなかいかないし。でも、家に生きているものがあるのはいいことだなって。だから植物。観葉植物とか、外にはユーカリも。家がどんどんジャングルになっていきそうで(笑)時々、話しかけたりもしていますよ」とにっこり。 ロケ地についても「『逃亡したい!』まではないですけど、3、4日休みがあると、わたしも田舎に行ったりします。半日だけでも行くとリラックスできるんです」と忽那。都会で働きストレスを抱える佐久本のような人へも優しい視点でアドバイス。「忙しい中でもなるべく、考える時間を自分に与えてあげることが大切。忙しい時って、全然考える暇も労力もなくなってしまったりするんですけど、なるべくひと呼吸おいて、それこそ携帯をいじらない時間を作るだけでも全然違うと思います」と助言。 今後の自身の女優業の展望については「変わらず自分の信じたものをやっていきたい」と前を向き、「モラルのあるものの方がわたしは伝えやすい。演じる役の幅も増やしていきたい。もうちょっといろんな役をやってみたいって普段から思っているんです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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レジャー
弥生賞(JpnII、中山芝2000メートル、8日) 谷口はセイウンワンダーで目イチ勝負
2009年03月07日 15時00分
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レジャー
大阪城S(オープン、阪神芝1800メートル、8日) 本紙・谷口はホッコーパドゥシャの一発
2009年03月07日 15時00分
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社会
金融豆知識 ファンドの仕組み(1) 魅力ある商品づくりで資金集め
2009年03月07日 15時00分
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社会
永田町血風録 「早く民意問うべき」石破発言の波紋
2009年03月07日 15時00分
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芸能
グラドルのAV女優転向が相次ぐ裏事情
2009年03月07日 15時00分
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スポーツ
WBC イチロー不調が生んだイチ枚岩
2009年03月07日 15時00分
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スポーツ
WBC 韓国が台湾をメッタ打ち
2009年03月07日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス 前田日明が因縁の地で後輩にゲキ
2009年03月07日 15時00分
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スポーツ
DREAM カウボーイ野郎が怪気炎
2009年03月07日 15時00分
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スポーツ
元川悦子のサッカー魔法陣(11)
2009年03月07日 15時00分
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その他
浜野蘭ちゃん大特集予告
2009年03月07日 15時00分
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レジャー
チューリップ賞(JpnIII、阪神芝1600メートル、7日) 絶好調の赤羽記者はサクラミモザを指名
2009年03月06日 15時00分
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レジャー
HP版!!狙え「アベコーのハッピー馬券」
2009年03月06日 15時00分
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レジャー
オーシャンS(GIII、中山芝1200メートル、7日) アベコーの気になる推奨馬は!?
2009年03月06日 15時00分
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レジャー
HP版!!狙え「藤川京子のフォーキャスト馬券」
2009年03月06日 15時00分
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レジャー
オーシャンS(GIII、中山芝1200メートル、7日) 藤川京子 昨年の覇者プレミアムボックス狙い撃ちよ!
2009年03月06日 15時00分
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レジャー
オーシャンS(GIII、中山芝1200メートル、7日) 本紙・橋本はサープラスシンガーで勝負
2009年03月06日 15時00分
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レジャー
チューリップ賞(JpnIII、阪神芝1600メートル、7日) 本紙・谷口は女王ブエナビスタを信頼
2009年03月06日 15時00分
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社会
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(5)
2009年03月06日 15時00分