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グラドルのAV女優転向が相次ぐ裏事情

 このところグラビアアイドルのAV女優転向が相次いでいる。その背景にあるのは未曽有の不況といわれている世界経済に負けず劣らずの“グラビア不況”だという。そんな中、最も注目されているのが小向美奈子(23)のAV転向の行方だ。

 グラビアアイドルのAV女優転向が止まらない。今年に入ってからだけでも、120センチのPカップバストの風子(21)、現役慶大生を売りにしていた月見栞(22)、クオーターの美形グラドルの原紗央莉(21)、Gカップグラドルの安藤さやか(23)らが続々と転向した。特に、原はAV女優として大成功を収めている。
 「安藤さやかですが、人気グラドルの安藤沙耶香かと思ったら別人でした。メーカーというか、プロダクションによっては芸能プロという看板を掲げておいて女のコを集め、最初はきわどいイメージDVD→着エロ→AVと徐々に過激な方にシフトしていくパターンが多い。女のコも断り切れずに流されてAVに出るケースがほとんど」(芸能プロダクション関係者)
 「芸能人限定」を売りにするメーカー「MUTEKI」は第1弾で、女優の吉野公佳(33)の作品をリリースし、注目を浴びた。続けて小田有紗の芸名で活動していた佳山三花(26)、元恋人との“ストーカー訴訟”で注目を浴びた小桜セレナ(39)、そして風子、最新作の月見とグラドルからの転進組がほとんどだが、その背景にはグラドルを抱える芸能プロの苦しい台所事情があるという。

 「グラドルの数が増えすぎた。写真集、DVDに加え、モバイルの発達で携帯サイトも増えたものの、だいたい有名な媒体には大手プロのタレントがブッキングされる。運良く仕事が回ってきても単価はたかが知れているし、ノーギャラのところもある。AVに出れば契約金だけでも100万単位の金が入るから事務所にとってはありがたい話。それに加え、昨年『ヤングサンデー』(小学館)が休刊したのを始め、ほかの漫画誌も昔に比べてグラビアを縮小傾向。一時期は、『載ると必ずブレークする』と言われた『週刊プレイボーイ』も、今はそうでもない」(グラドルを抱える芸能プロ関係者)
 また、グラビア誌も、不況の波が押し寄せ、経費削減に苦しんでいる。
 「以前なら、グラビア撮影はサイパンなどの海外が当たり前だったが、最近は海外撮影がほとんどない。国内での撮影が多く、グラビア撮影に使えるホテルや旅館、屋外プールなどは限られているため、よくグラビアを見ると背景が同じものが多い」(グラビア誌関係者)
 こうなると、グラドルのAV転向が今後も増えそうだが、注目は話題のあの人だという。
 「先日、覚せい剤で執行猶予付きの有罪判決を受けた小向美奈子のことです。犯行前はAV転向が決まりかけていたが白紙に。今後、各AVメーカーが激烈な争奪戦を繰り広げそう」(AVメーカー関係者)
 ともかく、グラドルのAV転向は歓迎だ。

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