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スポーツ 2020年01月05日 11時00分
張本・ダルビッシュも大ゲンカ? 高校野球界2019年の3大トピック、共通点は“監督の暴走”か
春のセンバツは東邦(愛知)、夏の甲子園は履正社(大阪)が優勝を果たした今年の高校野球。高校野球ファンの間で大きな話題となるようなニュースやトピックも数多く生まれたが、その一方で物議を醸すようなトピックも複数存在した。3月28日に行われた春のセンバツ2回戦、星稜(石川)対習志野(千葉)で浮上したのが「サイン盗み疑惑」。4回、星稜・林和成監督は習志野の二塁走者が捕手のサインを見てそれを打者に伝える、いわゆる“サイン盗み”をしているのではと疑い審判に確認を要求。しかし、サイン盗みがあったとは認められず、試合も「1-3」で敗れた。 これに納得のいかない林監督は、試合後に習志野・小林徹監督へ直接抗議。翌29日に一度は習志野側や高野連に謝罪するも、その後地元へ帰郷した後に学校側に無断で週刊誌の取材を受けていたことも発覚した。 「疑われるようなプレーをしている方が悪い」、「証拠もないのに難癖付けるのはダメだろ」と、高校野球ファンの間でも見方が分かれていたこの一件。当事者の林監督は一連の行動を問題視した学校側から4月15日に処分を受け、6月5日まで指導を禁じられている。 選手の起用法を巡り波紋を広げたのが、大船渡(岩手)の右腕・佐々木朗希の「決勝戦登板回避」。7月25日、最速163キロの球速を誇る超高校級投手の佐々木を擁する大船渡は、岩手県大会決勝で強豪・花巻東と対戦。大船渡にとっては勝てば35年ぶりの甲子園出場が決まる大事な一戦だったが、チームを率いる国保陽平監督は「故障を防ぐため」という理由でエースの佐々木を試合に出場させず、チームは「2-12」で大敗を喫した。 国母監督の決断によって起こったこの一件を受け、高校野球ファンは「勝てば甲子園なんだから投げさせるべきだった」、「監督が投げさせないって判断したんだからそれが正解だろ」と賛否両論。また、テレビ出演した際に「最近のスポーツで一番残念」、「怪我が怖いならスポーツはやめた方がいい」と登板回避に苦言を呈した張本勲氏(元巨人他)に、ダルビッシュ有(カブス)が自身のツイッターで不快感を表すなど現役プロ・OBによる“場外乱闘”も起こった。ただ、この一件があってもなお佐々木の才能は高く評価されていたようで、10月のドラフト会議では4球団がドラフト1位で指名し、くじ引きの結果ロッテが交渉権を獲得。その後佐々木は11月30日に、「契約金1億円・年俸1600万円プラス出来高」でロッテへ入団することが決定している。 9月26日に発覚し物議を醸したのが、横浜(神奈川)の監督・部長による「暴力・暴言問題」。同日、同校野球部の36歳の平田徹監督、42歳の金子雅部長が、部員に対し暴言や暴力を繰り返していることを地元メディアが報道。この報道を受けて学校側は、一時的に野球部の活動を自粛する方針を打ち出した。春夏合わせて5回の甲子園優勝を誇る強豪校で発生した不祥事に、ファンからは「これまで培ってきた横浜のブランド力が地に落ちた」、「パワハラ指導で選手を押さえつけるような指導者は即刻辞めろ」と怒り心頭。なお、その後現役部員への聞き取りなどにより事実確認を行った学校側は、9月28日に平田監督、金子部長の両名を解任。その2日後の同月30日に野球部は活動を再開した。グラウンドでプレーする選手を差し置いて、指導者が悪目立ちすることが多かった2019年。迎えた2020年は監督ではなく、選手に関するトピックが大きな話題を集めてくれることを祈りたい。文 / 柴田雅人
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芸能 2020年01月05日 09時00分
名倉潤などうつ病を患った芸能人の例に見る、様々なうつ病の原因と対策
2019年中にうつ病を発症した、お笑いトリオ・ネプチューンの名倉潤。名倉は、かねてから治療していた椎間板ヘルニアの手術以降、睡眠障害などの不調を訴え、8月よりうつ病を理由に2か月間に渡って芸能活動を休業し、10月には無事に復帰を遂げている。 名倉の場合は、うつ病を発症した原因が「侵襲 (外科的手術に伴う身体的ダメージ)によるストレス」だったが、うつ病の発症となる原因には様々なケースが存在する。 例えば、クワバタオハラの小原正子や釈由美子、木下優樹菜などが経験したと告白している「産後うつ」や、渡辺正行や木の実ナナの「更年期障害」がきっかけで発症したうつ病では、急激なホルモンバランスの変動といった内分泌的な要因と、“完璧主義”や“他人の評価を気にしすぎる”といった個人の性質や、“夫婦間トラブル”あるいは“経済問題”といったその時の環境などの社会心理的な要因が相互作用して発症すると言われている。 また、「仕事のプレッシャー」が引き金になったとみられる、NON STYLEの石田明のケースでは、もともとあった対人恐怖の傾向が仕事に影響し、フリートークでうまく立ち回れなかいことが次第に大きなストレスになっていったという。さらに、プライベートでも経済的な問題を抱えていたという石田は、次第にやる気を失っていき、嘔吐や食欲減退といった自律神経系の症状が現れ始めた。しかし、周囲に相談することなく自分を責めて過ごすうちに重症化し、ついには高所にいると「地面に吸い込まれるような感覚」を覚えるようになったことで身の危険を感じ、ようやく病院を受診してうつ病であることが発覚したという。 他にも、大切な人を亡くした喪失感が主な原因となって発症した柳原可奈子や、多忙による不眠や過労がたたって20年間にもわたるうつ病を経験した武田鉄矢、多忙に加えて仕事のプレッシャーも大きかったというナインティナインの岡村隆史などがいる。 このように、うつ病発症のきっかけは個人によって様々で、いくつものストレス要因が重複した状態の時に発症しやすいと言われている。 厚生労働省によるデータを遡ると、国内の“うつ病を含む気分障害”の患者数は、今から20年前の平成11年の時点で44万1千人。それから12年後の平成23年には95万8千人に上り、平成26年では111万6千人、平成29年には127万6千人と、今なお右肩上がりであることが分かる。 予防のための共通の対策としては、うつ病について知っておくことが肝心となる。原因となるきっかけには様々なケースがあり、ストレス過多の状態においては誰でも罹患の可能性があることを心得ておくことが重要だ。知っておくことで、その前兆に気づきやすくなり、早めの対策が取れる。 例えば、産後うつや更年期障害などのホルモンバランスの急激な変動によるイライラや全身の倦怠感、のぼせや動悸といった症状が強いものの場合は、その対応に特化した専門医を受診することがポイントになる。その他、「やる気が起きなくなった」「物事が決められなくなった」「最近、不安感が強い」といったメンタルバランスの不調を感じれば、悪化する前に身近な人に相談したり、予防のための心理カウンセリングを受けることが望ましい。 信頼できる人に悩みや不安を打ち明けることによって、ストレスの緩和が図れるというだけではなく、経験者や有識者から、治療のために有効な知識を得ることができる。また、順序立てて話すことで本人が客観的な視点に立ち、1人で抱えているだけでは見えなかった盲点に気づき、環境改善に向けたヒントを得ることもある。 こと、心理カウンセリングにおいては、話すことによって得られるこれらの効果が最大限に発揮され、うつ病を始めとする心の病の発症の予防に役立つ場として活用されたい。参考データ:厚生労働省「患者調査」「みんなのメンタルヘルス」よりhttps://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html文:心理カウンセラー 吉田明日香
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その他 2020年01月05日 08時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「アントニオ猪木」虚実の間を行き来する 唯一無二の“猪木イズム”
燃える闘魂”アントニオ猪木。その名を聞けば、今なお心躍らせるファンは決して少なくないだろう。単なるアクションショーとはひと味違った日本特有のプロレス文化が生まれたのは、やはり猪木という存在があったからである。※ ※ ※“猪木イズム”とは何なのか。ある者は「ストロングスタイル」のことだと言い、また、ある者は「いつ何時、誰の挑戦でも受ける」という精神だと言う。その一方で「アメリカンプロレスの亜流にすぎない」と、猪木イズムの存在自体を完全否定する者もいる。 猪木自身が現役時代から今に至るまで、プロレスラーのあるべき姿として主張しているのは、第一に「強くあらねばならない」という点である。 力道山の時代からプロレスというジャンルは八百長と侮蔑され、各種のスポーツよりも格下と見なされてきた。そんな評価を覆すためにも、猪木にとって“強さ”は必須のものだった。 猪木は自らの強さを証明するため、格闘技の頂点であるプロボクシングのヘビー級王者、モハメド・アリにも戦いを挑んだ。アリと同じリングに上がり、できることならこれを凌駕することで、プロレスラーの強さを証明しようとしたのだ。 ただし、猪木が目指したのは自己満足的な強さではない。強さと同時に、名誉やビジネス的な成功も追いかけた。リアルな強さを追求しながら、ショービジネスとしても成功させる。この矛盾するようなテーマを両立させる闘いを、猪木は“格闘芸術”と称した。“世界一の男=アリと闘った猪木がやるのだから、タイガー・ジェット・シンとの血みどろの抗争であろうと、国際軍団との1対3変則マッチであろうと、マサ斎藤との巌流島決戦であろうと、決して茶番などとは言わせない”というのが、その理屈である。 そして、実際にこれが受け入れられたことで、70年代後半から80年代にかけての新日本プロレスブームが起こり、多くの猪木信者が生まれることとなった。 また、猪木はいわゆるアングルにおいてもリアルさを求めた。 猪木と新日が絡んだプロレス史上に残る“事件”には、シンの伊勢丹前襲撃事件や第1回IWGP決勝戦での失神KO負け(優勝はハルク・ホーガン)、猪木自身の引退後にも、愛弟子である小川直也vs橋本真也の不穏試合といったように、いまだ真相が明らかになっていない事例が多々ある。 これらについては関係者の話もまちまちで、猪木も深く語ることはない。そのため想像に頼らざるを得ないのだが、つまりはプロレス的なストーリーとは一線を画す事件を猪木が望んだ結果ではなかったか。 プロレスに興味のない一般社会を振り向かせるには、プロレス内でしか通じない抗争ではなく、一般紙にも記事として掲載されるリアルな事件を起こすしかない。 そのためには警察沙汰になろうが、一つの大会がメチャクチャになろうが、小さなことにすぎない。尋常ではない猪木の強烈な意志によって、プロレス的な文脈では理解が及ばぬ事態が引き起こされたのである。★社長を解任されいら立ちが爆発 さらに、猪木は試合においても、時にリアルな感情をむき出しにした。 1983年8月28日、欠場明けの猪木は東京・田園コロシアムでラッシャー木村と対戦。卍固めで快勝して見事に復帰を飾ったのだが、シリーズ後半の9月21日、大阪府立体育館で再度組まれた同一カードは、異様な結末を迎えることになる。 試合開始から間もなく、唐突に怒りをあらわにした猪木は、木村に殴りかかって場外に落とすや、容赦なく顔面を蹴りつける。これに大流血した木村だが、猪木による殴る蹴るのリンチまがいの攻撃はやむことがなく、わずか5分ほどで木村を血の海に沈めてしまった。 一連の国際軍団との抗争を無にする一方的な試合ぶりで、敗れた木村は悔しさからか泣いているようにも見えた。さて、この試合の裏には何があったのか。 復帰戦の数日前、猪木はアントン・ハイセル事業への過剰な投資の責任を取らされ、新日社長の座を追われていた。復帰戦で勝利した後、マイクで「俺の首をかき切ってみろ!」とアピールしたのは、その怒りのままの叫びであった。 社長解任に伴いマッチメーク権も選手会に移譲され、木村との再戦はその選手会による要求だった。だが、勝ったばかりの木村との再戦に納得できない猪木は、「こんな試合を組んだおまえらのせいだ」とばかり、わがまま勝手な振る舞いに出て、ライバルだったはずの木村を叩き潰してしまったのである。 リングの内外を問わず、虚実の間を行き来する。そんなレスラーは、古今東西を見渡しても猪木をおいて他になく、それこそが猪木イズムの核心と言えるのではないだろうか。アントニオ猪木**************************************PROFILE●1943年2月20日生まれ。神奈川県横浜市出身。身長191㎝、体重110㎏。得意技/卍固め、延髄斬り、ジャーマン・スープレックス・ホールド。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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その他 2020年01月05日 07時00分
LiLiCoオススメ「肉食シネマ」 お正月に寅さんが蘇ります!『男はつらいよ お帰り 寅さん』
お仕事お疲れ様です! 改めてですが、私はスウェーデン出身です。でも、身体に流れる血の半分は、東京・葛飾といってもいい! 31年前に日本に来た時、成田空港から母の実家がある葛飾の立石へ。その1年後、静岡県・浜松市で歌手としてステージに立った私が唯一、覚えた日本語での自己紹介が「葛飾から来たLiLiCoです」でした。すると、客席のあちこちから「寅さんだ!」と喜ぶ声が。日本に来たばかりの私は、ちんぷんかんぷん。頭の中は、“その寅さんって人は誰なんだ?”でした。 日本語が分かるようになり、有名な映画シリーズの舞台が葛飾柴又であることを知った私。だから、葛飾は私にとって大事な場所。…とはいえ、その頃には、寅さんシリーズも進んでいて、たまにテレビで放送していたものを祖母と一緒に見る程度でした。そして月日は流れ、映画コメンテーターになっても、私が「寅さん」を紹介するタイミングがないまま、ここまで来てしまいました。 そんな中、11月に柴又で「寅さんサミット」というイベントにゲスト出演させていただく機会があり、『男はつらいよ お帰り 寅さん』を見ました。正直、“何作かしか見ていない私に分かるのか?”との不安もありました。でも、全く問題ありませんでした。 出演者がそれぞれのキャラクターの一生を背負って演じる世界観に速攻でハマり、とても清々しい気持ちに。寅さんシリーズに詳しくなくても、安心して見に行ける。年末年始にピッタリで、日本人なら、絶対に見るべきと確信しました。なんてったって大きな話題は寅さんがCGで蘇るんですからお見事です。 みんなにとって“寅さん”みたいな存在の方っていると思います。時に厳しく、時に優しく、人情味溢れた助言をしてくれる人。私にとっては、まさに“葛飾の祖母”を思い出させてくれます。この作品を見て、今からシリーズにどっぷりハマる方も出てくるのでは? そんな私が一番興奮した瞬間は、出演する佐藤蛾次郎さんに、寅さんサミットで会えたこと! 全国からファンが集まっての「寅さんクイズ」で、何が面白かったかって、蛾次郎さんがあまり正解しなかったことです(笑)。でも、それが、とてつもなくキュート! 映画の中ではもちろん、みんなに愛されるキャラクターですが、蛾次郎さんご本人も素晴らしい方。「答えは…分からん!」に会場中が大爆笑してました。 お正月はやっぱり、寅さんだね!画像提供元:(c)2019 松竹株式会社----------------------------■男はつらいよ お帰り 寅さん原作・監督/山田洋次 出演/渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、カンニング竹山、濱田マリ、出川哲朗、松野太紀、林家たま平、立川志らく他 配給/松竹 12月27日(金)全国ロードショー。■車寅次郎(渥美清)の甥である諏訪満男(吉岡秀隆)は、妻の七回忌法要で柴又の実家に一同が集まった中で、昔話に花を咲かせていた。満男は長年、会社員として働いたが、仕事の合間をぬって執筆していた小説が評価されて小説家に転進した。そんなある日、満男のサイン会が開かれ、列に並ぶ人々の中に満男の初恋の相手イズミ(後藤久美子)がいた。
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スポーツ 2020年01月05日 06時30分
DeNA、2019年もドラフトはスゴかった! 期待に応えた上茶谷大河らの上位指名組
近年DeNAのドラフトは、NPB12球団の中でも屈指の成功を収めている。2014年の山崎康晃に始まり、2015年今永昇太、2016年濱口遥大、2017年東克樹とルーキーイヤーから4年連続で即戦力を取った。全員が新人王候補に挙がり、山崎と東は“一生に一度”のタイトルを手にしている。 そして2019年もスカウトの千里眼に狂いはなく、投手では1位の上茶谷大河と3位大貫晋一が、野手では2位の伊藤裕季也の上位指名3名が一軍で活躍した。 東洋大からドラフト1位で入団した上茶谷は、開幕ローテーションの座をつかむと1年間ローテーションをほぼ守り抜き、投球回数134は今永昇太に次いでチーム2位。7勝6敗、防御率3.96の成績を残した。序盤は好投しながらも勝ち星に恵まれなかったが、5月に初勝利をマークしてからはチーム新人記録の6連勝を記録。夏場に調子を崩す場面はあったが、即戦力の右のエースともいえる活躍で、立派にチームに貢献した。 もう一人のピッチャーは、新日鐵鹿島から3位で入団した大貫。25歳のルーキーは、中継ぎタイプかと思いきや、オープン戦から先発でアピール。開幕ローテーションを奪取すると、2戦目の4月11日には早くも初勝利をマーク。登録と抹消を繰り返しながらも、ひょうひょうと投げ込み、シーズン2位を確定させるゲームで好投するなどチームに貢献。6勝5敗の成績でシーズンを終えた。また上茶谷と大貫でトータル13勝を挙げたことは球団史上初の快挙であった。 野手では立正大から2位で入団した伊藤も一軍で輝いた。不動のサード・宮崎敏郎が骨折で戦線離脱した穴を埋めるべく、8月8日に一軍昇格を果たすと翌日にはいきなりプロ初安打を含む2本の2塁打、10日にはプロ初ホームランを記録するとその試合でもう1本放ってみせ、シンデレラボーイぶりを発揮。一度ファームに落とされはしたが、9月14日には再び一軍へ返り咲くとシーズン最後まで帯同した。打率.288、ホームラン4本、OPS.929の成績は、右の長距離砲として来季以降へ期待を抱かずにはいられない。 ベイスターズ史上初の2位は、彼らルーキーの活躍なしには勝ち取れなかった。多くの先輩が当たった“2年目のジンクス”を乗り越え、来シーズンはさらなる成長でチームを高みに導く力となってくれると期待したい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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社会 2020年01月05日 06時00分
カニ缶、サプリ、お菓子1袋…警察による万引き事件が相次いだ2019
警察官は権力を持つ。他人を拘束する権利を持っている以上、当然ながら市民の厳しい目を浴びながら日々任務を遂行することになる。 ところが昨今、犯罪に手を染める警察官が後を絶たない。特に立場のあるものが、万引きを犯し、逮捕され、世間をドン引きさせているのだ。 そこで今回は、2019年に発生した警察官の万引きを見ていこう。・京都府警教養課の警部補・コンビニでサプリメント 7月17日、和歌山市内のコンビニで京都府警教養課の警部補(55)がサプリメント2袋(2900円)と、別のコンビニでカミソリの替え刃を(5140円)を盗む。後に、防犯カメラから男が浮かび逮捕してみたところ、京都府警の警部補だったというわけだ。 男は取り調べに愛し、「すぐに思い出せない」と苦しい言い訳。現在のところ処分ではわかっていないが、懲戒処分と依願退職が有力視されている。・窃盗担当の警部補 278円のお菓子を万引き 2月25日、定年退職間近だった新潟県長岡市署の警部補(59)が、長岡市内のスーパーマーケットでお菓子1袋を万引き。店を出たところで警備員に取り押さえられ、逮捕された。 この警部補は、県警で窃盗事件を担当する部署で係長を務めており、まさにミイラ取りがミイラになった形。その事実と、あと少しで定年退職を迎え、それなりの退職金が受け取れるはずだったにもかかわらず起こした事件に、「278円で人生を棒に振るなんて…」と驚きの声が上がった。・警視がカニ缶を万引き 12月9日、山形県山形署交通官の警視(49)が、交通講話を終え署に戻る際、山形市内の百貨店の食品売り場を訪れると、カニや牛タンの缶詰を万引き。何食わぬ顔で外に出ると警備員に呼び止められる。 すると、警視は一目散に逃走。警備員と一般人が追いかけ、取り押さえられて駆けつけた警察官に引き渡された。 警察の取り調べに対し、警視は「ストレスを抱えていた」などと話し、罪を認めている。警視という警察幹部の「万引き」は、世間に大きな衝撃と警察不信を増長させることになった。 続々と発生する警察官による万引き。このほかにも様々な警察官による犯罪が発生しており、警察本部は「お詫び申し上げる」とその都度コメントするものの、具体的な犯罪防止作は講じていない。 警察官が信用できない世の中になっている以上、我々市民は録画や録音など証拠を残し、自らを守っていくしかない。文 櫻井哲夫
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その他 2020年01月05日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『革命とサブカル―「あの時代」と「いま」をつなぐ議論の旅』安彦良和 言視舎刊 2200円(本体価格)★ガンダムの生みの親が「全共闘時代」を総括 いまさら振り返れば「戦争」とは、「国家」とは何かを考える上で基礎的な語彙が自分にとってどこで蓄積されたか。昭和49年生まれの筆者に近い世代ならほとんど、子供時分に見たTVアニメ『機動戦士ガンダム』からの吸収ないし刷り込みが圧倒的ではなかろうか。少なくとも小学校の図書室に備え付けの『はだしのゲン』より影響力はずっと、な気がする。“捕虜の待遇を定めた南極条約”なんて軍事や政治の専門用語はもちろん、「大気圏」の存在も、敵側として登場するジオン公国の兵が叫ぶ「ジーク・ジオン!」のジークがドイツ語で「勝利」を意味し、どうやらナチスがモデルらしいことも、あるいは魅惑的な響きの宇宙要塞の名「ア・バオア・クー」がボルヘスの著作に出てくるインドの幻獣を指す…などみんな「ガンダム」から教わったもの。その作者である安彦良和氏がバリバリの全共闘世代だとは無論のちに知るわけだが、かつて学生運動に身を投じた仲間、同志、はたまた敵対関係にあった人々との再会と対話を通じて、60年代末から70年代半ばまでの俗に云う“政治の季節”の再検証、ひいては戦後史の総括を模索する試みの本書。さながら思想版『舞踏会の手帖』の趣きとはいえ、史上空前の悪書といまだに誉れ低い『全共闘白書』の類とは厳しく一線を画す緊張感に満ちた読み応えなのは、安彦氏の精神が弛緩とも硬直とも無縁なゆえだろう。 ’72年の浅間山荘を取材した新聞記者の父とその文章に興味を抱いた母が出会った結果この世に生を受けた筆者にとって、連合赤軍事件は単なる歴史年表の一項目、赤の他人事では決してない。全共闘=ガラパゴス左翼などと一括りにして片付けた錯覚に陥る愚を犯さぬためにも、この大冊、熟読が必要だ。(居島一平/芸人)【昇天の1冊】『日本の特別地域特別編集』(マイクロマガジン社/1400円+税)と題された本をご存じだろうか。全国都道府県と各地の主要な市、東京23区まで、各地の魅力を徹底解剖した上で、でも、何だか欠点も不安もあるぞ…と、重箱の隅をつつくように問題提起するシリーズである。 この問題提起が、抜群に面白い。最新刊は「これでいいのか茨城県」。世帯収入は全国でも上位、住宅の敷地面積第1位、水戸黄門を輩出して以来の屈指の教育県と、県が持つポテンシャルの高さは目を見張る。だが、民間調査会社が毎年行う「都道府県魅力ランキング」では、7年連続最下位。「何かがおかしい、もうちょっとしっかりすっぺ」と提起している。 茨城のダメなところを羅列されると、納得するところもある。観光地は知名度が著しく低く、地元グルメは非独創的。水戸偕楽園が梅の名所ということ、袋田の滝が「日本三名瀑」の一つであることくらいしか知らない。グルメに至っては、全く思いつかない。 さらに悪名高き「茨城ダッシュ」。交差点で信号待ちしている車が、赤から青に切り替わる瞬間に急発進して強引に右折するのが慣例といわれる交通マナーだ。そのせいか、ヤンキーが多い県という印象も強い。 シリーズすべてに、こうしたネタが満載。現在まで93巻が発売されている。バックナンバーを調べれば自分が住む地の1冊が見つかり、メリット、デメリットが読め、思わず納得(または反発?)できるかも。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー 岩井勇気俺の人生には事件が起きない 新潮社 1,200円(本体価格)★しゃべりのリズムは崩さないようにした――本書は『小説新潮』の連載をまとめたものです。初エッセイを依頼された時はどう思いましたか?岩井 今まで文章を書いたことのない俺に、最初は「何で?」と不思議でしたが、同時に「やっぱり来たか!」と思いましたね。客観的に見ても“陰キャラ”ですが、やはり醸し出している雰囲気があったんでしょうね。自分でも「そーだよねー」と変に納得してしまいました。そもそもエッセイって、芸能界なら地位のある40〜50代の女優さんが、演技や人生について語るっていうイメージを持っていて、芸人の俺が書いても「売れるわけないだろー」と思いましたよ(笑)。――ありふれた日常が「めちゃくちゃ面白い!」と評判です。なぜ、普段の生活を題材にしようと思ったのですか?岩井 そもそも、俺の人生、そんな面白いことなんて起きてないんですよ。だから、わざわざ文章にするネタがないんです。だったら、むしろ、何もないことを面白おかしく書いたほうが意味あるんじゃないかと考えました。もともと、文章はネタかツイッターくらいしか書いたことがないですし、本だって漫画しか読んでません。今さら変に格好つけるよりも、日常を淡々と切り取って見ようと考えました。ただ、ネタと同じように“しゃべりのリズム”だけは崩さないように気をつけましたね。――実際に作家をやってみて、芸人との違いを感じましたか?岩井 テレビは大勢の人間が関係していますから、自分の好き勝手はできません。よく目立とうとして長くしゃべる芸人がいますが「お前がそんなに時間を使うな!」っていつも思ってます。 でも、本ならどんなに長く書こうが、つまらなかろうが「嫌なら買わなくて結構」ですからね。まぁ、売れなくても出版社が困るだけですし(笑)。あとは、待遇の違いを感じますね。芸人って下手に出て仕事をもらうことも多いですし、テレビでは「所詮、芸人だから」と蔑まされることがありますが、作家は「先生」と呼ばれるんですよ。いつも持ち上げてくれるし、いい気分になれるのはうれしい点です。もっとも、俺自身は自分が書くことで、作家の地位を下げてやろうと考えてますけどね(笑)。――でも、売上は絶好調ですね。アピールする点はありますか?岩井 まだ読んでいない方は前書きと後書きだけでも読んでみてほしいですね。その部分だけでも岩井がどんな人間かがよく分かると思います。読めば絶対に買いたくなるハズです(笑)。(聞き手/程原ケン)岩井勇気(いわい・ゆうき)1986年埼玉県生まれ。幼稚園からの幼馴染だった澤部佑と’05年に「ハライチ」を結成、注目を浴びる。ボケ担当でネタも作っている。アニメと猫が大好き。特技はピアノ。本作が初めての著書になる。
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その他 2020年01月05日 00時00分
天保の飢饉、天明の飢饉で全滅した消えた村巡礼 信州「甘酒村」「大秋山村」ここで村人全員が飢え死にした…
息を切らせながら、ひとり尾根道を登っていた。その道は、江戸時代以前より信州・秋山郷と下界とを結ぶ生活の道であった。今では、時おり山歩きを楽しむ人が足を運ぶだけだ。 聞こえて来るのは、私の足跡と、ヒグラシのような物悲しい音を響かせているエゾハルゼミの鳴き声だけである。 獣が出てこないか不安になり、発作的に「ウオーッ」と声をあげる。熊やイノシシを避けるには、こちらの存在を知らせるしかない。雄叫びの効果があったのか、50メートルほど先でガサゴソと音がしたかと思ったら、暗灰色をした体長1メートルほどのイノシシが背を向けて逃げて行った。 私が向かっていたのは、かつて秋山郷にあった「甘酒村」という名の村である。名前の由来は、字の通り、そこで酒を造っていたことから付いたそうで、なんとも言えぬ生活の匂いが漂ってくる村だ。★本当にあった甘酒村全滅前夜、死の光景 今では廃村となってしまっている甘酒村だが、そうなった理由は情緒ある名前とは対照的に、極めて悲劇的だ。江戸時代には日本全国で飢饉が頻発したが、三大飢饉のひとつである天保の飢饉(1833〜1836)がこの村を襲い、全ての村人が飢え死にしたのだ。 尾根を20分ほど登り、平坦な場所に着いたと思ったら、そこが甘酒村のあった跡だった。ぽっかりと森が開け、水田が広がっている。水田を見下ろすように墓石が置かれていた。もともと墓石は周囲の森の中に放置されていたのだが、他の地区の人々が霊を弔うために1カ所に集めたという。この地で無念の死を遂げた人々は、初夏の爽やかな風に揺られる稲をどんな思いで見つめているのだろうか。 秋山郷で稲作が行われるようになったのは、明治時代に入ってからのことだ。江戸時代はやといった雑穀や蕎麦が主食であり、森林を切り開いた焼畑によって日々の糧を得ていたという。私は、村の女性からこんな言い伝えを聞いていた。「ちょうど飢饉のあった年のことだったそうです。秋山郷には雑穀や栃の実を混ぜて作った“あっぽ”という郷土食があるんですけど、甘酒村の人が『もう食べ物がないから、あっぽを分けてもらって来なさい』と子どもに言ったそうです。その間に穴を掘って、子どもがあっぽをもらって戻ると、『半分あげるから穴の中に入りなさい』と言って、そのまま生き埋めにしたそうです」 家族が生き残るため、子どもを殺めても、甘酒村は結局、全滅から逃れることはできなかったのだ。生き埋めにされた子どもは、村のどこかに眠っているのだろう。★墓に刻まれた「10月3日」の命日 秋山郷が世に知られたきっかけは、そもそも江戸時代にまで遡る。『北越雪譜』の著者として知られている鈴木牧之が、1828年にこの地を訪ね、『秋山紀行』を著したことによる。 牧之はその時、甘酒村にも立ち寄り、村にあった2軒の民家を訪れて、ひとりの女性と会話を交わしている。女性は牧之に「天明の飢饉では、大秋山村が全滅してしまったが、私の村は何とか大丈夫だった。食べ物にも困っていない」と言った。しかし、それから10年も経たぬうちに天保の飢饉が起こり、甘酒村の人々はすべて亡くなってしまった。おそらく、牧之と話をした女性も、その時に亡くなったことだろう。 甘酒村が全滅した原因は天保の飢饉にあるが、それより約50年ほど前にあった天明の飢饉(1782〜1788)に際しても、同じ秋山郷にある大秋山村と矢櫃村の2つの村が全滅している。大秋山村は、秋山郷でも最初に人々が集落を形成した場所だったことから「大」の字が付いたところで、飢饉が発生した当時、8軒の家があったという。私はその場所へと向かってみた。 薄暗い林の中の道を30分ほど歩いていくと、かつての大秋山村の集落跡に着く。その目印は、1カ所に集められた墓である。 ひとつの墓には、「十月三日」という命日が刻まれていた。天明の飢饉の際に亡くなった村人のものだという。旧暦の10月といえば、新暦でいう11月下旬ぐらいのことだ。秋にほとんど食べ物を収穫できず、冬を前にこの人物は息絶えたのだろう。私は名も知らぬ故人の墓標に手を合わせた。 ここ秋山郷では、飢饉によって3つの村が全滅したが、それ以外の地区でも、少なからぬ死者が出ていて、かろうじて全滅を免れている。例を挙げれば、天明の飢饉では、小赤沢地区で32軒のうち9軒が全滅し、秋山郷全体で173人が亡くなっている。天保の飢饉の際には和山という地区で、5戸あった家が男女2人を除いて全滅している。常に飢饉による飢え死にと隣り合わせの生活を余儀なくされていたのだった。※ ※ 大秋山村跡の近くに屋敷という地区がある。そこで91歳になるという老婆と出会った。昔の生活はどのようなものだったのか。「昔は畑まで1時間半も歩かなきゃいけなかったから、朝早くから家を出て、それから畑仕事をして、夕方家に帰ってきたら石臼を引いたりして、夜中まで働きどおしだったよ。田んぼはなかったから、お米は食べられなかった。ここで田んぼを掘ったのは、戦争が終わってからだ。昔に比べたら、いい時代になったな」 江戸時代の飢饉で最後に村人が死に絶えた時代から、およそ200年の年月が過ぎた。老婆の話を聞きながら、日々食べられることが当たり前ではないという思いを、私はあらためて噛みしめたのだった。
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芸能 2020年01月04日 23時00分
【放送事故級? 伝説の番組】『ゴチ』の伝説となった「二階堂ふみバレバレ事件」
2020年初頭より、日本テレビ系『ぐるぐるナインティナイン』の人気企画「グルメチキンレース・ゴチになります!」のパート21がスタートする。 さて、各パート初回の「ゴチ」と言えば、誰もが気になる新メンバーの登場であるが、今から4年前の2016年1月2日のパート17開始時、なんと発表に先駆けて、予告映像で新メンバーである女優・二階堂ふみの顔が一瞬映ってしまうという、なんとも珍しい放送事故が発生したことがある。 当時、ゴチは前年のパート16にて17年間レギュラーとなっていたTOKIO・国分太一がまさかのクビ。国分に代わる新メンバーが誰なのかに大きな注目が集まっていた時期でもあった。 新メンバー・二階堂の登場は21時台に行われる結果発表と同時に行われる予定だった。ところが、スタッフのミスだったのか、20時台に放送された予告映像では、なんとメンバーと一緒に座っている二階堂の姿がモザイクなしで放送されていたのだ。 この衝撃映像に、当時ネットでは「あれ?今座っていたのは二階堂ふみじゃね?」「ふみちゃんが次のメンバーなの?」と大騒ぎ。21時台の結果発表時には既に二階堂の登場が視聴者へ「バレバレ」となっていたのである。 当時、このスタッフの凡ミスは2016年早々ネットを騒がせたほか、同月21日の第2戦放送時には、出演者の矢部浩之から「なんとスタッフ全員が気が付かなかったようです。みんなで予想してたのに情けない結果になってしまった」と事故に対し視聴者へ説明があり、「ポンコツの集まりなので…」とスタッフにツッコんだ。 また、事故を知らなかった二階堂には、結果発表の21時前から「ふみちゃんがゴチのメンバーになるの?」と友人が多くの問い合わせがあり、不思議がっていたという。 なお、そんな混乱の発表のあった二階堂は2年後のパート18でゴチを降板。クビではなく、「女優業に専念したい」という理由で卒業することになり、この年のゴチは異例の3名の離脱者を出すという緊急事態になっていた。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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社会 2020年01月04日 23時00分
別の事故で姉妹が死亡した岐阜県「魔のガード下」
一連の事件の発端は、1994年8月27日、岐阜県養老町金屋を走る名神高速道路のガード下で起きた衝突事故だった。中央の支柱に51歳の男性会社員が運転するトヨタ・タウンエースが激突。その直後、男性はまだ生きていて、「助けてくれー」と叫び声を上げていたが、車から出火して炎上したため、間もなく焼死した。 事故を見ていた人にとってこの光景はトラウマになり、それから間もなく「事故現場に霊が立つ」と噂になるようになった。 その噂を裏付けるかのように、第一の事故が発生した約1カ月後の同年9月25日、まったく同じように大垣市在住の主婦・A子さん(46)の運転する車が中央支柱に激突。A子さんは運転席と座席の間に挟まれて死亡した。「死因は全身打撲と脳挫傷。現場は見通しのいい直線道路なのに、真正面から激突して、車が大破している。『A子さんは霊を見たために、面食らってハンドルを切ったんだ』などと、まことしやかに囁かれました」(地元記者)★次の被害者は死亡したAさんの… そして、このA子さんが亡くなった事故の後、決定的な出来事が起きる。それからさらに約1カ月後の同年10月20日、今度はA子さんの実姉であるB子さん(49)が全く同じ現場で、同じような事故を起こして死亡したのだ。B子さんの運転する車はA子さんと同じように真正面から中央支柱に激突し、運転席と座席の間に圧迫されて死亡した。「B子さんの死に方が一番謎なのです。車は60〜70㎞ほど出ていたとみられ、まるで中央支柱に導かれるようにぶつかっていました。現場にはタイヤのスリップ痕もありませんでした。こうなると自殺したとも考えられますが、B子さんはシートベルトを着用していたのです。事故が起きたのは朝5時55分で、なぜその時間に車で走っていたのか、家族でも分からないそうです」(捜査関係者) 同じ現場で、わずか2カ月の間に3件の死亡事故―。管轄の養老署幹部も首をかしげるばかりで、もちろん前代未聞の事故、いや、事件である。 筆者はB子さんの夫を訪ねたところ、「何も話すことはない。ノーコメント」と言って、自宅にこもってしまった。 代わりに、B子さんをよく知る近所の人が話す。「A子さんとB子さんは非常に仲のいい姉妹で、A子さんが死亡した時、B子さんは非常にショックを受け、最近はノイローゼ気味だったそうです。近所では『妹が事故現場に呼んだのではないか?』などと噂されていましたが、B子さんには社会人と高校生の娘もいて、そんな衝動的な行動を取るような人ではないと思います」 事故を受けて、現場では導流帯が設置され、神主によるお祓いも執り行われた。それ以来、現場で死亡事故があったという報道はない。
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