人前で歌を歌うこと自体が初めてとあって緊張の面持ちで登壇した藤田。「しゃべるのは得意なんですけど、歌は…。歌手とかやばくないですか?歌なんて想像もしていなかったから大丈夫かなって。人生一番緊張しているかも」と不安げな表情。
それでも元気一杯のステージで観客を魅了すると、「やばいよ! 震えが止まらない! こういう“にこるん”(藤田の愛称)見たことないよね。一箇所間違えた。でもみんな盛り上がってくれて嬉しかったです」と満面の笑み。
本業であるモデルやタレントの仕事の合間に歌やダンスの練習をしていたといい、「歌歌う人って大変。100点中60点くらいですかね」とこの日のステージを評価しつつ、「まだわたしはできる。もっとのびる。リリースイベントがたくさんあるんですけど成長していけたらなって」と今後の歌手業に意欲。
歌手デビューには元カレもびっくりしていたといい、シングル曲についても「わたしの実体験を入れ込んだ曲。自分のリアルを随所に入れました」と紹介。目標を聞かれると「年末までは突っ走りたい。まだ消えたくない。紅白のオファーが来たら出たい! 赤とか白とかじゃなく桃組でやりたい!」と嬉しそうに夢を語っていた。
(取材・文:名鹿祥史)