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芸能 2020年05月10日 12時30分
『美食探偵』ヒロイン小芝風花が不評の中、親友役・富田望生の存在感に癒やされる?
中村倫也主演のドラマ『美食探偵 明智五郎』(日本テレビ系、毎週日曜日、夜10:30~放送)に出演中の富田望生の演技に注目が集まっている。 本作は『東京タラレバ娘』『偽装不倫』(共に日本テレビ系)の原作者である東村アキコ氏による同名漫画が原作のミステリードラマだ。美食家のイケメン探偵・明智五郎(中村倫也)が、助手の小林苺(小芝風花)と共に“食”にまつわる殺人事件を、“食”を通じて解明していく――という一話完結型のストーリーだ。 ヒロイン・苺役の小芝に「声がうるさい」「演技が大げさ」など不評の声が出る中、苺の親友・桃子を演じる富田を評価する声が番組の公式ツイッターやネット上に集まっている。桃子は原作で番外編「美食探偵助手 小林苺」に登場しているキャラクターであるため、本編には登場していない。一方で、ドラマでは明智に対する不満をこぼす苺を鼓舞したり、ずば抜けた洞察力でアドバイスをしたり、ところどころで活躍を見せている。さらに、本作の目玉の一つでもある“食事シーン”では、毎回食べっぷりのよさを見せつけている。 原作よりも出演シーンが多いことや、桃子を演じる富田に対して、原作ファンからは「桃子、本編に絡んでも全然違和感ない!」「2話で苺と車の中でわちゃわちゃしてるシーンは仲良しって感じで微笑ましかったな~」「3話で、困っていた苺の前に颯爽とバイクで現れたり、アドバイスくれたり、とにかく頼りになる感じが好き!」「ビジュアルはもちろん、話すテンポ感とか声のトーンとか、漫画で想像していた桃子とそのまんま」「めちゃくちゃクセあるキャラだし存在感ありまくりなのに、全然不快にならないのは、富田望生が演技上手いからだろうな」と評価の声が挙がっている。 桃子演じる富田は、千葉雄大やユースケ・サンタマリアが所属している芸能事務所「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」に所属している若手女優だ。2015年公開の『ソロモンの偽証』で映画に初出演した際は、役作りのために15キロ増量して挑んだ。 その後、菅田将暉主演のドラマ『3年A組 今から皆さんは、人質です』(日本テレビ系)では、柔道部に所属しているいじめられっ子の女子生徒・魚住華(うおずみ・はな)を演じ、作中で見せた“泣きの演技”では大きな反響を呼んだ。2020年1月放送の『ブスの瞳に恋してる 2019』(フジテレビ系)では声優志望のヒロインの大山美幸を演じ、コミカルな演技と愛嬌のあるキャラクター性で高い評価を得る。 「富田はこれまで、素朴で愛嬌のある役柄が多かったため、今回の桃子のようなクセの強いキャラクターは、視聴者から見ても新鮮だったようです。実際に、視聴者からは『最初見たとき、富田望生だって分からなかった』『富田望生の新境地って感じ。しゃべり方とか仕草とか、女捨ててる感じが、これまでの役柄と違う魅力を感じるよね』という声も挙がっています。今後も、彼女の演技に注目が集まっていくでしょう」(ドラマライター) 「若き名バイプレーヤー」とも呼ばれている富田。今後も『美食探偵~』で見せる演技力に期待したい。
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芸能 2020年05月10日 12時20分
ドラマ『特捜9』のキャストと制作陣に突き付けられた深刻な結果
テレビ朝日系で6日に放送された「特捜9 傑作選」の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)が14.8%を記録した。 同日は本来、V6の井ノ原快彦主演の「特捜9 season3」の第5話が放送される予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、番組制作のスケジュール変更が発生。6日から「特捜9」シリーズの前身作「警視庁捜査一課9係」シリーズから傑作選が放送されることになった。 6日に放送された「警視庁捜査一課9係 season1」の第1話は、17年3月に亡くなった渡瀬恒彦さんが主演を務めた「9係」の1話目。同シリーズにとって記念すべき回とあって、ファンは懐かしんでチャンネルを合わせたようだ。 「『9係』は人気シリーズとあって、それなりの数字にはなると思われたが、まさか『特捜9』を上回る結果になるとは思わなかった。渡瀬さんが偉大な存在だったとはいえ、井ノ原が一番この結果にショックを受けたのでは」(テレビ誌記者) 今シーズンの「特捜9」は、初回14.2%で3シリーズ連続の2桁発進となり、2~4話はいずれも13.9%を記録したが、過去作品の再放送を下回る結果となってしまったのだ。 「『特捜9』は若返りのため『9係』時代からのスタッフを今シーズン終了後に入れ替える予定。それに伴い、『9係』時代からの主要キャストだった津田寛治も降板を決断したと報じられた。しかし、そうなってしまうと、『9係』時代からのファンが離れ、次のシリーズが放送されたとしても視聴率がダウンすることは確実。スタッフの入れ替えについては再考する必要がありそうだ」(芸能記者) 天国の渡瀬さんも、古参スタッフや津田の“卒業”は決して望んでいないはずだ。
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芸能 2020年05月10日 12時10分
『ダウンタウンDX』に見切れたグラドル夏川純が話題に 現在はレストランでも働く?
先日放送された『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、3月に亡くなった志村けんさんの追悼スペシャルが放送されたが、そこに度々見切れて映った夏川純を見て、「ダウンタウンDX見てたら夏川純がチラ見えしてて懐かしすぎた」「久々に見た夏川純が今でも可愛い」などの声が挙がっていた。 夏川と言えば、グラビアアイドルとして人気を博すと、『アッコにおまかせ!』(TBS系)や『志村けんのだいじょうぶだぁII』(フジテレビ系)などのバラエティ番組に出演したほか、女優としてドラマ出演も果たしている。しかし、2010年頃から少しずつテレビで見かけなくなり、現在はほとんど公の場に姿を現していない。夏川は今、何をしているのだろうか。 「夏川さんと言えば、2006年に年齢詐称疑惑が報じられ、結果的に3歳サバ読んでいたことを認めました。当時、夏川さんは23歳と公表していたのですが、実際は26歳だったんです。しかし、年齢詐称がバレても、テレビ出演に多少の影響はあったものの、そこまでのダメージにはならず、年齢詐称をネタにしてバラエティにも出ていましたよ。ですが、本人は気まずかったのか、2010年に結婚してから少しずつ芸能界からフェードアウトしていっています」(芸能記者) そんな夏川は、今は家族との時間を大切に過ごしているようだ。 「夏川さんの旦那さんは、荻窪で洋食レストランをオープンしていて、夏川さんは、時々お店を手伝っているようですね。SNSでは、店で夏川さんを見かけたという情報が上がっています。旦那さんは、もともと六本木でバーを経営していたのですが、家族のことを思うと昼の仕事の方がいいと思い、バーをやめて洋食店を開店することにしたそうです。かなりの人気店で、口コミ評価もいいですね。ランチはほとんどが1000円以下で、価格帯も魅力なのかもしれません」(前出・同) オープン当初こそ、夏川が料理を運んだり、チラシ配りをしていたそうだが、今はスタッフも増え、店を手伝うというより顔を出す程度だそうだ。 「2013年に第1子を出産していて、今は家事や育児も忙しいのでしょう。私生活が充実しているのだと思います」(前出・同) 夏川は現在、夫を支えながら家庭を優先する日々を過ごしているようだ。
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社会 2020年05月10日 12時00分
石破茂元幹事長、小泉進次郎環境相がぶち上げる「消費税減税」
新型コロナウイルスは東京都で感染者が100人を切る日も出たとはいえ、鎮静化にはほど遠い。生活に不安を抱える国民はコロナ対策を二転三転させる安倍政権にそっぽを向き始めた。 特にヤバイのが経済だ。国民1人10万円給付も焼け石に水になりそうでリーマン・ショックならぬ安倍ショック説が流れる始末。危機感を募らした自民党内では、安倍政権が徹底して抑え込んできた「消費税減税」が再浮上。その旗をポスト安倍の筆頭候補である石破茂元幹事長が担ぎ、倒閣へ動き出す機運が高まっている。 もっとも、安倍首相周辺でも不穏な動きはキャッチしており、「石破&消費税減税」のダブル潰しに躍起で、政局に発展しそうな雲行きだ。ある自民党幹部は「コロナ禍の元、安倍対石破の最終決戦は6月に表面化する」と漏らす。 石破氏周辺の最新動向を同シンパ議員が明かす。「最新世論調査(産経新聞など)でも、緊急事態宣言について『遅い』が約83%、460億円のアベノマスクのダメ出しが約75%に達し、支持率が30%台で下落の一途だ。自民党内では『安倍ではコロナ対策はできない』という声が燻っている。特に、経済はコロナ不況を脱せず、早くも倒産が続出している。党内ではコロナ対策第2弾として安倍内閣が渋る消費税減税案が強まっている。旗頭は石破元幹事長ともっぱらだ」 安倍政権は国政選挙で「消費税値上げ」で国民の信を問い、勝ってきただけに、減税はこれまでの政権運営の否定と捉え、絶対に減税は避けたいのだ。 対する石破氏は最近、外国メディアに対し『消費税は非常時には期間限定引き下げも視野に入れるべき』と消費税減税に言及した。石破元幹事長は消費税減税にからめ、安倍内閣をどう倒閣するのか。先の石破シンパ議員が続ける。「石破はすでに“自民党の妖怪”ともいうべき二階幹事長と裏で手を結んでいる。かつて犬猿の仲ともいわれた2人のキューピッドは、二階幹事長と昵懇の小池都知事だ。小池都知事は国政時代、石破を総裁に推した間柄。そして、彼女は政府のコロナ対策の遅さを苦々しく思っている代表格。安倍政権との対決色を前面に打ち出す石破クーデター計画が着々と進められている」 石破クーデター説の流れはこうだ。 コロナ迷走で安倍政権の支持率が20%台に落ち込めば、国民1人10万円給付で二階幹事長とタッグを組んだ公明党が再び矢面に立つ。つまり、10万円給付の次、第2弾の経済対策は必要不可欠で、そこにネジ込むのが消費税減税だ。石破氏と連携の腹を固めた二階幹事長と国民の生活に重点を置く公明党が「消費税減税」に舵を切る。「公明党の支持母体の創価学会票に支えられ当選している自民党若手議員は大騒ぎするでしょう。すでに自民党の若手議員らは、消費税を10%から5%に引き下げる要望書を政府に提出している。経済が行き詰まった時機を見て、石破が『コロナ経済対策で消費税大減税』をぶち上げる運びです」(同) さらに、全国紙政治担当記者が政局について語る。「最近、めっきり影が薄い小泉環境相と石破氏の連携情報も政界内で飛び交っています。安倍閣僚から謀反なら『令和の明智光秀』ともいわれかねないが、それほど小泉氏の評価は党内でガタ落ちしています」 安倍首相陣営も石破クーデター説に手をこまねいているわけではない。安倍支持の細田派幹部が明かす。「石破らの動きはお見通し。だから、それを利用して石破潰しと消費税減税潰しをする。岸田政調会長に禅譲し、安倍さんはキングメーカーになる腹を固めている。二階さんや石破の思い通りにはさせない」 なぜ、自信満々なのか。「もし安倍内閣総辞職ならポスト安倍は麻生副総理という声もあるが、病気や事故の辞職ではないので総裁選は石破と首相が禅譲したい岸田政調会長の事実上の一騎打ち。ただ、総裁が突然辞任なら、党則で総裁選は地方の党員党友票が大幅に制限され、国会議員票がメーンの選挙だ。となれば、過去2回の総裁選で石破は国会議員票に弱く、1割程度しか取れていない。つまり、総裁選は首相支援の岸田政調会長が圧倒的有利。二階さんが動いてもたかがしれている」(同) 安倍首相を支援する国会議員は首相派閥の細田派97人、麻生派55人、岸田派47人の計199人で自民党国会議員のほぼ過半数だ。この数が岸田氏に流れ、勝つと読んでいるのだ。「安倍は自分の求心力の衰えを読み違えている。菅(官房長官)の力をあなどっている」(自民党長老) この長老によれば、安倍政権を誕生させ憲政史上最長内閣にしたのは菅官房長官の功績だ。それが今や官邸を仕切るのは今井尚哉首相補佐官と佐伯耕三首相秘書官、国家安全保障局の北村滋局長の官邸三羽烏。「減収世帯30万円給付案、アベノマスクも今井、佐伯の仕業だ。この2人が消費税減税に猛反対。最近の安倍氏は官僚ベッタリ。その証拠に、当初、30万円給付を盛り込んだ108兆円事業規模の補正予算案の詰めの協議は首相、今井、麻生、太田充財務省主計局長の4人で、要の菅を外すという露骨さだった。これに菅は激怒した。反旗を翻し、二階、石破、小泉、公明、学会と連携すれば、岸田が勝てるわけがない。それが読めない首相はキングメーカーの器ではない」(菅氏側近) もはや政局もコロナ禍。
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社会 2020年05月10日 12時00分
寂しい女性は狙いやすい? 外出自粛中に“落とされた”女たち
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛が続いているが、外出自粛は恋愛において女性の判断力を鈍らせることがあるようだ。 外出自粛で外に出られないことで、特にフリーの女性は寂しさを感じることが多いという。そんな時に優しい言葉を掛けられると、いつも以上に相手を信頼してしまうことがあるそうだ。 「頻繁に連絡をしてくる会社の先輩がいて、私に興味があると分かっていました。しかし、顔が好みではなかったので、うまくあしらっていたんです。でも、外出自粛になった時、友達には夫や彼氏がいるのに、私は一人だなってふと思ったんです。そう思ったら急に寂しくなって、先輩に甘えたいことを言い出してしまいました。先輩もチャンスと思ったのか、私に告白。私はうっかりOKしてしまいましたが、自分で寂しさゆえだと分かっているので、これで良かったのか自問自答の日々です」(20代女性) また、友情関係から急に恋愛に発展するパターンもあるようだ。 「外出自粛により、一人暮らしの私は毎日暇すぎて、男友達と頻繁に連絡を取るようになりました。お互いフリーで気兼ねない友人だったのですが、毎日LINEや電話をしているうちに、私にはこの人が必要なんだと思ってしまったんです。勢いで告白して付き合うことになりましたが、その時は自分の心に余裕がないだけだったのではないかと、冷静に分析して戸惑っています。多分、相手も少しは後悔していると思います」(20代女性) さらに、外出自粛は出会いの形も変えているようだ。 「出会い系アプリで知り合った男性がいたのですが、知り合ってすぐに外出自粛になってしまったので、テレビ電話で食事をしながら話すデートを何回かしました。今、付き合う方向になっているのですが、相手のSNSを探し出し、見てみると思ったより太っていて服のセンスもかなり悪かったんです。テレビ電話ではほぼ顔しか見られなかったので分かりませんでした。外出禁止で人恋しくなっていて、判断力が鈍ったなと思っています」(30代女性) 外出自粛は恋愛のハードルを下げる効果があるようだ。
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スポーツ 2020年05月10日 11時00分
ヤクルト・バレンティンが突然のタイム!甲子園の上空から謎の落下物? 試合が一時中断した前代未聞の珍事とは
新型コロナウイルスの影響により、依然として開幕延期が続いている今シーズンのプロ野球。GWが明けた現在でも正式な開幕日は決まっておらず、7月までずれ込むのではないかという見方も強い。 例年通りならば、GW期間から続く連戦が週末にかけて引き続き行われているはずだったこの時期。そのGW明けの連戦中に、過去に例のないハプニングが起こっている。 舞台となったのは、2016年5月8日に甲子園で行われたヤクルト対阪神の一戦。6回裏2死、阪神打者・ゴメスが1ボール1ストライクとなったところで、左翼を守っていたヤクルト・バレンティンが突然タイムを要求。特に体に異変が起こったような仕草は見せていなかったため、この時点では何が起きたのかは分からなかった。 二塁塁審がバレンティンに近づくと、バレンティンは自身の後方を指さして何かをアピール。すると、指さした先には白色で細長い謎の物体が。確認した塁審はひとまずボールボーイに回収を指示したが、物体の正体については判別がついていない様子。同戦はテレビ中継されていたため中断中はカメラで拡大されたが、映像でも白く細長い物体というところまでしか分からなかった。 塁審の後に続きヤクルトの選手も何名か物体を確認しに近づいたが、全員顔を見合わせたり空を見上げたりするだけ。その後ボールボーイがほうきとちりとりで物体を回収したが、当時のネット上は「あれは一体何なんだ、観客が投げ入れるにしては距離が遠すぎるし」、「わざわざ試合止めたぐらいだから危険物だったんじゃないのか?」と騒然となっていた。 物体の正体については、試合後の報道で正体が判明する。報道によると、白い物体の正体は長さ30センチほどの魚の死骸で、甲子園上空を飛んでいた鳥が吐き出したものと推測。強烈な異臭を放っていたといい、バレンティンも「突然空から落ちてきた。すごい臭いだった」と困惑していたという。なお、バレンティンが魚を苦手としていたのか、それとも実は臆病な性格だったのかは不明だが、二塁塁審にアピールした際はかなり怯えた様子だったという。 再開後の同戦はその後何も起こらず、ヤクルトが「5-1」で勝利。ただ、バレンティンは思わぬアクシデントで心を乱されたのか、「3打数無安打・2三振」をからっきしだった。ちなみに、このアクシデントを受けたヤクルトは同月13日から14日にかけ、異臭を放つ魚と鼻をつまむバレンティンの様子をデザインした『バレンティンvs FISH』Tシャツを受注販売している。 甲子園をはじめとした屋外球場では、動物や虫がグラウンド上に乱入し試合が中断することはまれにある。ただ、魚が乱入したケースはこれまでになかったため、前代未聞の珍事としてファンの記憶に強く残る結果となった。文 / 柴田雅人
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社会 2020年05月10日 08時00分
蝶野正洋の黒の履歴書 ★WRESTLE―1の活動休止
武藤敬司選手が興したプロレス団体「WRESTLE―1」が4月1日から活動休止となった。2013年に旗揚げしているから、6年半ほど続いていたことになるね。 武藤さんは、俺も何度か参戦している「プロレスリングマスターズ」もやっている。2月末に開催したマスターズは大成功したんだけど、そのあとすぐに「WRESTLE―1」の休止が発表されて、4月1日に最終戦を行うことになった。 当初は、この最終戦に団体のトップである武藤さんが出場できないという話だった。同じ時期に、武藤さんがアメリカに遠征するというスケジュールがあって、そっちの契約が先に決まってしまっていたみたいでね。 それが、新型コロナウイルスの影響でアメリカの大会が中止になって、武藤選手が出られるようになった。だけど、日本でも新型コロナの影響は大きくて、その最終戦は無観客試合になってしまった。最後までバタバタした終わり方は武藤さんらしいと思ったね。 今回の経緯をみて、ファンからは「武藤は団体愛が薄い」とか「経営力がない」とか、いろいろ批判が出ているみたいだけど、武藤さんは元々そういう人間なんだよ。それがいい所でもあるし、周りの関係者もそんなことは分かっていると思う。 とはいえ、武藤さん自身はけっこう気にしてるんじゃないかな。カラッと陽気なタイプにみえるけど、けっこう繊細で神経質なところがある。「それでハゲたんだよ」って、自分でも言ってたからね(笑)。 俺は「WRESTLE―1」の内情までは分からないけど、やっぱりプロレスの団体経営というのは大変だと思うし、俺にはできないね。プロレスに対しての理想や、後進に伝えたいことはあるけど、ビジネスとしては難しいと思うんだよ。 俺が防災・救命活動の啓蒙で関わっている消防や警察といった組織は、何よりもチームワークがしっかりしてるし、お互いに信じ合って、組織として動くことが1人1人に叩き込まれている。プロレスの世界は真逆で、いかに人を裏切るか。裏切って、裏切って、その人間模様を見せるのがプロレスラーだし、これがプロレスの魅力でもある。 あと、今年2月に発売した『自叙伝 蝶野正洋 -I am CHONO-』(竹書房)を書いていて思ったんだけど、やっぱりプロレスラーという人種は、多かれ少なかれアウトローなんだよ。俺も、まともな学生生活が送れなかったタイプだしな。今は真っ当な人間も多いけど、昔は身体能力は高いけど社会からはみ出してる不良たちを囲って、競争させて、活かしていくというのがプロレス界では多かった。 まぁ、俺はとてもこんなヤツらをまとめられないから、団体経営していくなんてできないってことだよ。 武藤さんも、マスターズは続けるみたいだから、新型コロナが収束したら、またいろいろなプランが出てくるんじゃないかな。 心配なのは、マスターズに出てるプロレスラーはベテランばっかりだから、年々、体力が落ちていること。新型コロナの影響が長引くと、みんな出れなくなるかもしれない。 マスターズを楽しみにしているファンのためにも、1日でも早い新型コロナの収束を願うよ。********************************************蝶野正洋1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。
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社会 2020年05月10日 07時00分
長引く自粛で虐待やDVが増える? そのワケと予防法は
5月4日に開かれた政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で、緊急事態宣言を31日まで延長することが正式に決まった。安倍晋三首相は4日の記者会見で、外出自粛要請期間の延長を発表。国民は、引き続き長い“ステイホーム週間”を過ごすことになった。 感染への不安や、経済的な問題に関する不安といったストレス状態が続く中、外出自粛により家族との時間が増えた。これまで取りづらかった時間の中で絆を深める家族もいる一方で、虐待やDVといった家庭内トラブルが増加するリスクがあることも無視できない。 学校の休校や休園は延長され、毎日3食分のメニューを考えなければいけなくなったり、散らかされる部屋を片付ける頻度が増えたり、いつもより多く子供の要求に応えなければいけなかったりと、母親の家事や育児の負担は増加するばかりだ。 また、親は自宅にいても仕事をしなければならなかったり家事があったりと、ずっと子供の相手をしてやれるわけではない。いつも親とのスキンシップを求めている小さな子供にとっては、コロナ禍にある現在の状況を理解できないまま、一緒にいるのに相手をしてもらえないことがストレスになる。自分の気持ちをうまく伝えることができない小さなこどもは、泣いたりわめいたりすることで不満を表現するが、親にとってはこれもまたストレスとなる。 遊びたい盛りの小学生は、以前のように友達と自由に遊ぶことができず、その状況がさらに延びることでストレスを抱えるだろう。思春期や反抗期を迎え、もともと親との関係が思わしくない中高生にとっては、学校に行って気分転換することもできず、親とずっと一緒に過ごさなければならず、ストレスをためやすい状況が続くことになる。そこで無理矢理外出したとしても、さらに親とのトラブルが増え、お互いのストレスは増加してしまう。 親は、感染や家計への不安、家事や育児の負担といったストレスに加え、子供の泣きわめく声や、「遊びに行きたい」という要求への対応、反抗的な態度など、思い通りにいかない子供たちの様子が怒りの引き金になりやすい。そして、第三者の目がなく、客観的になりにくい閉鎖的な環境の下では、感情をコントロールすることが難しくなる。その結果、子供に対する身体的な虐待や、必要以上の罵倒、存在を無視するどの心理的虐待、あるいは夫婦間でのDVが起こりやすくなる可能性がある。また、たとえ子供に対して直接的な身体的・精神的暴力がなかったとしても、子供が夫婦間の暴力や、罵り合いなどの険悪な雰囲気の中にいるだけで、子供の心の成長に好ましくない影響がある。 虐待やDVだと自分でも分からず特に意識せずにかける何気ない一言が、思いがけず相手の心を深く傷つけていることもある。距離が近い関係だからこそ、相手の心を私物化しやすくなったり、相手の気持ちに鈍感になりやすいのだ。 意識的にしろ無意識的にしろ、虐待やDVを予防するためには、まず自分や家族にもそうした事態を引き起こしてしまう可能性があることを自覚しておくことが大事だ。そして、何気ない虐待やDVがいかに子供の成長にとって悪影響を及ぼすか理解することが必要である。 そして、家庭内不和に陥らないためには、まず家庭の基盤である夫婦が健全な精神状態を保つことが必要。夫婦がお互いをいたわりながら、それぞれがストレスを軽減できるように協力して対策を立てると円満な家庭を維持しやすい。例えば、小さな子供のいる家庭では、「1日2時間」など具体的な時間を決めてお互いに1人で休憩できる時間を持てるようにすると、少しでもストレスが解消でき、育児の負担が片方だけに大きく偏るのを防ぐことができる。また、家事や育児の役割分担をする際には、互いの出来具合の悪さを責めるなどしてはいけない。不要なストレスをためてしまわないよう、思いやりを持って接することが大切である。文:心理カウンセラー 吉田明日香
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社会 2020年05月10日 06時00分
本好きのリビドー
悦楽の1冊『あのころ、早稲田で』 中野翠 文春文庫 720円(本体価格)★懐かしくも恥多き青春を振り返る 古くは尾崎士郎の『人生劇場』、五木寛之『青春の門』、近くは村上春樹『ノルウェイの森』といった文学史上屈指の人気作品の舞台として、また、石橋湛山から野田佳彦まで東大以外では最多7人の宰相を輩出した場所として、あるいは赤塚不二夫の『天才バカボン』のパパが卒業した迷門「バカ田大学」のモデルとして、よくも悪くも日本一のメジャー私大である早稲田大学。 ’60年代半ば以降の最も学生運動が過激さを増す頃に、“立派な左翼になりたくて”政経学部に入学した著者による当時のキャンパス・ライフ(死語か?)の回想だが、その印象は予想外にいたって牧歌的なもの。 ただし随所にやはり全共闘世代の発想を感じさせる記述は勿論あって、例えば、’69年にテレビ版が映画化されて始まった「寅さん」シリーズを指して“『男はつらいよ』における柴又の町って、天皇制のミニチュアのようなものじゃない? 中心に御前様という「聖なるもの」がいる。父性を体現する人物がいる(しかも、それを演じているのが、あの笠智衆だ!)。 その存在はインサイダーもアウトサイダーも隔てなく受け入れている。御前様を中心にした俗人たちの世界”…などと言われると’74年生まれの筆者など「はあ、左様ですか」と返すほかない。今見るとむしろタコ社長の印刷工場で働く「若者たち」の描写に、臭さ満点に象徴される山田洋次監督の隠れ共産党=民青系センスがだだ漏れな気がするだけだが、さていかに。 同期生だった思想家・呉智英氏との巻末対談が楽しい。「何にも知らんのだな〜ほんとに」と著者にボヤきつつ大学の歴史を繙き、校風の正体を解き、自らの青春を笑いを混えて語る手際が、真摯かつ紳士だ。(黒椿椿十郎/文芸評論家)【昇天の1冊】『特別少年院物語』(大洋図書/1500円+税)は、暴走族関東連合の元リーダー・石元太一による自伝だ。 石元は平成28年、六本木クラブ襲撃事件に加担したとして懲役15年が確定し現在服役中だが、そもそも10代の大半を鑑別所や少年院ですごしている。「まともに学校に通わなかった俺にとって、すべてを教えてくれた場所」という思いから刊行した。本州最北の青森少年院ですごした約2年の日々を回顧している。 石元が少年院に送致されたのは、平成12年に起こしたボウリング場での殺人事件による。裁判で事件の首謀者と認定され、青森へと送られた。そこで出会った院生、教官らとの交流やトラブルを軸に、暴力と涙の青春を生々しく綴る。 無情で世知辛く、年に一度の体育祭が楽しみだったことや、食事の献立会議で肉じゃがの味付けに注文をつけたエピソード、母との面会の様子や、少年院の見取り図まで掲載しており、内部に入ったことがない者は興味津々だ。 また、石元は少年院で起きた暴動も首謀する。これはトラブルのあった院生の出院を阻止しようとして決行したと告白し、その経緯も明かす。剥き出しの負けん気の強さと反骨心が生々しい。 暴力の話だけではない。親身になってくれた教官たち―いわば恩師といえる大人たちへの若さゆえの反抗も赤裸々に語り、いつか感謝を込めて講演活動をしてみたい…と。今は服役中の身でかなわぬ希望だが、凶暴のワルといわれる男の実直な内面が垣間見られる。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)【話題の1冊】著者インタビュー 町田康 しらふで生きる 大酒飲みの決断 幻冬舎 1,500円(本体価格)★酒をやめて文章の質も上がったかな(笑)――酒豪生活を30年間続けていたそうですね。なぜ、「酒をやめよう」と思い立ったのでしょうか?町田 酒豪生活30年、というとなにかすごそうですが、そんなことはなく、ただの酒飲みでした。やめたことについて言葉にできる明確な理由はなく、ある日、なんとなく思い立ってやめました。飲みすぎて動悸がするようなことが何度かあったので、漠然とした危機感のようなものがあったのかもしれないですね。しかし、そうした身体面より、精神面の不安の方が大きかったのかもしれません。――禁酒はちゃくちゃくと進み、ついには飲まない状態が正気になります。一番の変化はなんでしたか?町田 急がなくなったことですね。酒を飲んでいたときは、なにをしていても「早く終わらせて酒を飲もう」という考えが常にあり、心ここに在らずという感じでした。その結果、多くの人生にとって大事なことを見すごしてきたように思います。この世には一見取るに足らぬことのように見えて、立ち止まって目を凝らし、耳をすますことによって、鮮やかに立ち上がってくるよきものがあることを、酒をやめたことによって知りました。――酒をやめてマイナスになった部分はありますか?町田 以前から希薄だった、食への興味・関心をまったく失したことですね。他には、かつて酒席を共にした友人に裏切り者呼ばわりされることです。 金を遣わないので貯まってしまうことや、本を読む時間が増えたため、小説を書きたくなり、いま抱えているだけでいっぱいいっぱいなのに、また新しいことを始めそうになってしまうことがあります。――酒をやめたことで執筆に影響はありましたか?町田 以前より仕事がはかどるようになりましたね。この辺でやめておこうと思いつつ、新しいことが思い浮かび、そのまま書き続けるなどして、1日に書く量が増えました。 内容がよくなったかどうか、読む人がどう思うかは分かりませんが、自分では質も上がったように感じています。気のせいかもしれませんが(笑)。――今まで酒を飲んでいた時間は、現在、どのように活用しているのでしょうか?町田 家事、思索、読書、詩作などです。家事は結果がすぐ出るので楽しいし、掃除をすれば綺麗になる。酒を飲んでいるときは、そうしたことをないがしろにしていたので、楽しみ、面白さを味わう余裕がありませんでした。時間は活用しなければしないほど充実するように思います。_(聞き手/程原ケン)町田康(まちだ・こう)1962年大阪府生まれ。町田町蔵の名で歌手活動を始め、’81年パンクバンド・INUの『メシ喰うな』でレコードデビュー。俳優としても活躍する。’96年、初の小説『くっすん大黒』を発表。2000年『きれぎれ』で芥川賞を受賞。
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社会 2020年05月10日 06時00分
トイレで放火、店員に頭突き…パチンコ店の客が起こしたありえない事件
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令で、営業自粛要請が出たものの、一部店舗がそれを無視する形となったパチンコ店。 事実上ギャンブルであることから、依存症に陥る人も存在し、新型コロナウイルス感染拡大の不安があるにもかかわらず、営業を続ける店舗に人が集まり、世間を驚かせた。そんなパチンコにハマった人々が、ありえないような事件を起こすことも。 今回は、そんなパチンコ店で起こした客の異常行動を紹介したい。・負けた腹いせに頭突き 北海道札幌市豊平区で、緊急事態宣言発令下で外出自粛要請が出されていた今年4月23日、33歳会社員の男がパチンコ屋に入店。数万円負けた後、玉を入れる箱をゴミ箱に捨てた。それを20代の店員が注意すると、男は逆上し、顔にヘッドバットし、暴行の現行犯で逮捕された。警察の取り調べに対し、「カッとなってやってしまった」と話しているという。パチンコ店に行かなければ、カッとすることもなかったはずだが…。・放火 今年3月6日、埼玉県行田市のパチンコ店で、トイレの個室から煙が出る事件が発生。客が発見し直ちに店員が駆けつけると、トイレットペーパーに火がついており、消し止める。幸い壁が焦げるなどしたが、けが人などは出なかった。犯人は逃走したが、防犯カメラから同市内に住む56歳の男の犯行であることが判明。同12日に現住建造物等放火未遂罪で逮捕される。一歩間違えれば大惨事となった放火の理由は、「パチンコで負けた腹いせ」とのこと。そして、「店を燃やすつもりはなかった」とうそぶいたという。・スロットの台を壊す 今年1月30日、佐賀県武雄市のパチンコ店で、スロットの当たりが来ないことに苛立った51歳無職の男が、スロットの台を何度も叩く行動に出る。 すると液晶の画面が消え、音も無音に。おそらく相当強い勢いで叩いたものと思われる。結局、男は器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。警察の取り調べに対し、「壊れるほどは叩いていない」と、壊れたにも関わらず意味不明な供述をしたという。実際に壊しているのだが…。 グレーゾーンということもあり、一部からその存在を問う声もあるパチンコ店。大半の店は要請を受けているため、業界に処罰はあり得ないが、その存在が社会にどのような影響を与えているのか、検証する必要がある。
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