新手の詐欺に初めて遭ったことによって、中居の懐事情のほんの一部が垣間見られた。同番組は、これまでに何度もリニューアルを重ねて生き延びてきた経緯があるため、中居のプライベートトークがてんこ盛りだ。10月16日OAの初回では、銀行口座が1個しかないことを明かしており、「(お金)下ろしたときに、(貯金が)そこにしかないから、残高とかびっくりするよね」と驚きの貯金額をニオわせている。
また、ラジオ『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)では、先のクレジットカードが「メインじゃないほう」であると話している。そこはタレントらしく、2枚以上持っているようだ。ちなみに、気になる財布は、15年9月に放映された元SMAPメンバーの香取慎吾、草なぎ剛と出演した特番『テレ朝SMAPバラエティ部 スマシプ 全然ゆるくないバスの旅 秋の3時間SP』(テレビ朝日系)でお披露目したときは、高級ブランド・GOYARD(ゴヤール)の白い長財布だった。価格は驚異の210,000円! 裏切らない“SMAP値段”だ。
ジャニーズタレントで年始にかけて取り沙汰されるのは、なんといってもお年玉。何百万円が動くという都市伝説がまことしやかに囁かれているだけに、上層部に位置する中居となれば、その金額や内訳は気になるところだ。
15年、新春SPドラマ『新ナニワ金融道』のヒット祈願イベントで、その独特なやり方を教えてくれたのは、共演者で後輩のSexy Zone・菊池風磨だ。同年の中居は、1,000円が10枚入った封筒をたくさん用意しておき、そのなかに1つだけ、1万円が10枚入った封筒を混ぜておく。それを後輩に選ばせるのだ。同じSexy Zone・松島聡が見事に10万円を引き当てた。
その年、中居は同い年のV6・坂本昌行、1歳上のV6・長野博にもシャレでお年玉をあげている。しかし、「(中身を)入れ替えただけと思うくらい、そのまま返ってきた」そうで、同じアラフォー同士(当時)でイキな交換をしたようだ。
兄貴肌の中居は、SMAPがまだ発展途上だった21歳のときにも、お年玉をあげている。93年、SMAPは日本武道館でライブを開催しているが、そのころにバックダンサーだったKinKi Kidsに1万円ずつ渡している。まだ高校生だった堂本光一、堂本剛にとっては高額。光一はしばらく、財布にしまっておいたという。同年には、舞台『ANOTHER』の打ち上げで、タクシー代として5,000円を渡している。
SMAPが軌道に乗る前から、後輩に金と愛をたっぷり注いでいた中居。今の地位を築くのは、当然の流れだったかもしれない。