クリスティーンといえば、政治家好きを公言し、コメンテーターとしても活躍。その一方で、バラエティでは持ち前の明るさで、場を賑やかにして盛り上げることができる。
休業の理由を所属事務所は「コメンテーターとして海外視点のコメントを求められることが多くなるにつれ、中途半端なコメントしか話せない自分に悩むようになった」と説明。この日、生出演したクリスティーンもそれになぞらえるようにして自分の言葉でこう語った。
「どういうふうにして勉強していこうか、なかなか不器用なもので、それがうまく出来ずに悩んでいた」
「現場に行っていろいろ取材させて頂いたりする中で、それが刺激になった部分もあったんですけど、まだまだ自分に足りない部分が多いなと」
事務所とは円満に話し合いが進んだようで、「事務所の方と話す中で、背中を後押ししてくださるような決断に至れた」と感謝していた。
時事問題に対しても的確なコメントをし、日本語の他にも母国語であるドイツ語、英語、フランス語を操ることから“才女”のイメージが強いクリスティーン。しかし、せっかく入学した上智大学も、2年休学したのち復学するも単位不足で除籍に。要するに中退せざるを得なくなってしまったのだ。
これに関しては、クリスティーンも隠すことなく「大学も中退してしまったので、その頃からどっかで学び直さないといけないなと思っていた」と語っていた。
クリスティーンは生まれも育ちもスイスだが、高校2年のときに単身来日した。「自分には日本の文化が合っていると思ったから」だそうだ。現在7本ものレギュラーを抱えるが、それをすべて捨てて新たな学びに専念する決心は相当なものであったはず。
彼女が“新生クリスティーン”となって帰ってくるのが待ち遠しい。