「春香クリスティーンは、日本人の父親とスイス人の母親を持つハーフタレントの一人です。“政治オタク”を自負し、報道番組や選挙特番のコメンテーターとしても活躍してきました。思想的にはリベラル寄りであり、安倍晋三首相の靖国神社参拝を受け、『ドイツの首相がヒトラーの墓参りをしたら、ほかの国はどう思うか?』と発言し、物議を醸し出したこともあります」(放送作家)
事実上の芸能界引退宣言ともいえるが、そこで気になるのが今後の進路だろう。かねてから噂されている政界進出の道は現実のものとなるだろうか。
「次の国政選挙は2019年7月に行われる参議院議員選挙があります。参院選は非拘束名簿方式が取られており、候補者名の得票が政党に入ります。そのためタレント候補が擁立されやすい傾向があります。彼女はリベラル系の候補としては適材といえるでしょうが、現在25歳の彼女は、選挙時には30歳の被選挙権を満たしません。衆院選は被選挙権が25歳以上ですから、4年以内に行われるそちらの選挙への出馬の可能性はあるといえるでしょう」(前出・同)
そもそも参院選への出馬が不可能なのだから、次の選挙へ向けた芸能界引退ではないのは確かだろう。となると、勉強をやり直したいという理由も本当なのかもしれない。いずれにせよ、今後何らかの形で政治に関わっていく可能性は高そうだ。