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レジャー 2008年10月04日 15時00分
スプリンターズS(GI、中山芝1200メートル、5日) 関西本紙・谷口はスリープレスナイト中心
スズカフェニックス、ファイングレインの両GI馬に、虎視たんたんと牙を研ぐビービーガルダン、トウショウカレッジなどの伏兵陣。混戦ムードが漂うなか、「2頭ともに重賞を連勝中。こんな臨戦過程でGIに使えることはめったにない。そりゃあ、もうすごく期待するよね」と笑顔をふりまくのは橋口師だ。 送り出すのはスリープレスナイト、カノヤザクラの孝行娘。もちろん、ワンツーフィニッシュの可能性まで十二分に考えられるが、管理者という微妙な立場からすると、後先に関するコメントは非常に出しづらいところだ。 しかし、指揮官は違った。“甲乙つけがたい”というありきたりな決めゼリフで逃げることなく、「それでも勝つ馬は一頭」と言い切った。熱い視線を一身に浴びせたスリープレスナイトには絶対的な自信があると断言できる。 「勝った直後の馬上から、ノリ君(横山典騎手)が“この馬、芝でも絶対に走りますよ”と言ってくれたんだ。あのひと言が芝に進路を変える大きな分岐点になった」。その京葉S後はダート戦の栗東Sを挟み、CBC賞→北九州記念を完勝し、破竹の4連勝。しかも、勢いはまだまだ止まりそうにない。 「先週のあの重い坂路で(800メートル)49秒6。フットワークが雄大なのに、回転力があるからあれだけの時計が叩き出せる。競馬にいってもスッと好位を取れるし、道中、無理なく脚をためられる分、前に行っても直線でもうひと伸びできる」 競馬の神様から授かった天賦の才は、先行馬が断然有利な中山のスプリント戦においては絶対的なアドバンテージ。加えて、GIホルダーが冠を射抜いた当時の勢いがない現状なら、大願成就も夢ではない。
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レジャー 2008年10月04日 15時00分
スプリンターズS(GI、中山芝1200メートル、5日) 本紙・橋本はファイングレイン◎
春の短距離王ファイングレインが高松宮記念に続き2冠達成だ。 その高松宮記念は、キンシャサノキセキを計ったようにクビ差捕らえ、破竹のV3で頂点を極めた。前哨戦のセントウルSで9着に敗退、1200メートルの連勝記録は4でストップしたが、自他ともに認めるエキスパートであることに違いはない。 セントウルSは休み明け、酷量59キロが響いたもの。それで0秒7差なら試走だけに及第点をやれる。1度使われた効果は絶大でプラスアルファは大きい。 注目の枠順は2番枠だが、これほどの馬に細かいことは関係ない。事実、淀短距離S(3番)、シルクロードS(1番)、そして高松宮記念が4番と内枠でも結果を出している。春秋の短距離GI連覇の可能性は高い。
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レジャー 2008年10月04日 15時00分
スプリンターズS(GI、中山芝1200メートル、5日) データランド
秋施行になった2000年から8年間の成績から傾向を探った。 ◆配当、人気 過去8年の馬連平均配当は5020円だが、2000年の2万円馬券が吊り上げているもの。これを除くと2066円と、堅めの決着が多い。1番人気は6連対と安定している。2、3番人気は2、3連対止まりでヒモ荒れには注意が必要だが、1〜3着馬24頭中20頭は5番人気以内。3連単でも極端な穴狙いは禁物だろう。 ◆前走 ステップではセントウルS組が7連対と主力を形成。残る9頭中6頭は休み明けで、休養前はGIレースを使われていたことで共通。また、16頭すべてが1600メートル以下の重賞を使われており、うち12頭は5着以内だった。 ◆実績 14頭が芝1600メートル以下のGIに出走経験があり、10頭に連対実績があった。また、13頭が重賞を2勝以上しており、そのうち1200メートル以下の重賞で少なくとも1勝はしていた。距離では13頭が芝1200メートル以下のレースで連対率50%を超えていた。 ◆年齢、性別 5歳馬が7連対、連対率19.4%でトップ。6歳馬が5連対、同16.7%で差なく続き、この2世代が中心。性別では牝馬が連対率16.7%で牡馬の12.5%をリードしている。 ◆結論 春の短距離王ファイングレインが◎。
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レジャー 2008年10月04日 15時00分
藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.23
今週から待ちに待ったGIシーズンが開幕です。毎年、この季節を迎えると、私は自然と気合が入ります。 スタッフの方々、とくに大舞台に管理馬を送り出す厩舎は、この時季独特の張りつめた空気が厩(うまや)にはあります。その緊張感は馬にも伝わり、適度なやる気を促しているように感じます。人と馬が一体化していくのって、すごいと思いませんか? 私も愛馬と仲良くなりたいな!まぁ、ちょっとそれは無理な話になっちゃうけど、彼らのことは子どものように、いつでもどんなときでもあたたかく見守っています。これほど熱くなれるものに出会うことができて、愛馬たちには感謝でいっぱいです。 その愛馬たちを一番身近に感じるときって、やっぱり口取りかなぁ。知っている人も多いと思いますが、レースに勝つと優勝馬はウイナーズサークルという場所で関係者との記念撮影を行います。 で、なんとなんと、キャロットクラブでは、その馬に出資している方の中から10人限定(重賞は20人)で、一緒に撮影に参加することができちゃうんですよ。当然、近くに愛馬がいるわけですし、改めてこの子の親(そう思っています)なんだなぁって実感しちゃいます。ゴール板を1着で通過した喜びが、再びジワジワと込み上げてくる場所でもありますし、生きてて良かった〜とさえ思える瞬間です。そうそう、レースで使った馬のゼッケンを抽選でプレゼントもしているから、お楽しみがいっぱいでしょ☆ あと、気になっていた愛馬情報をひとつ。ライドザウインド(牡2歳、父シンボリクリスエス)=写真=が、とうとう美浦に入厩しました〜。おめでとう!! これで無事3頭ともめでたく入厩を果たしたと思うと本当にうれしいです。この秋の“京子ファミリー”の活躍が楽しみでなりません。今年は思い出深い年になりそうだなぁ☆ さて、今週のキャロットクラブの注目馬は札幌7R(500万、芝1500メートル)に出走のフィックルベリーです。 札幌は(3)(2)着と安定していますし、滞在の効果で引き続き調子もいいようですからね。控える競馬が身につき、脚質に幅を増したのも好材料。今度こそこのクラスを突破してくれるはずです。
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スポーツ 2008年10月04日 15時00分
古田と野茂 WBC入閣か
五輪野球の銀メダル・バッテリーが、難航するWBC監督の人選を左右することになりそうだ。古田敦也前ヤクルト監督(43)と野茂英雄前ロイヤルズ投手(40)が、その注目のふたり。03年WBCの優勝監督で、来春の第2回大会ではアドバイザー的な立場になりそうなソフトバンクの王貞治監督が、WBCの指導体制に若手の起用を推す発言をしていることから、ふたりがクローズアップされることになった。 星野ジャパンが北京五輪で、せめて銅メダルを取っていれば、リベンジに期待してWBC監督に就任するのは球界の総意だった。ところが終わってみれば、まさかの4位。 それでも星野氏はWBCを指揮することに意欲を見せ、“後見人”渡辺恒雄巨人会長も「WBC(監督)は星野しかいないだろう」と後押し。すんなり北京五輪→WBCの連投となるかに見えたが、ファンが許さなかった。スポーツ紙デスクがこう言う。 「渡辺氏の発言を載せた日は、読者から抗議の電話がかなりかかってきました。その多くは『星野監督が自らの責任をはっきり認めてからならいいが、それがないなら(WBC監督就任は)許せない』というものでした。星野氏はすでに北京で、『悪いのは自分だ』と言ってましたから、もう少し時間を置くとか配慮していれば問題はなかったでしょう」 9月初めにも決まるはずだったが、結局は加藤コミッショナーに一任。今期限りでソフトバンク監督の座を退く王監督からは、やんわり断られ、いまだ決着を見ていない。しかし、その王監督はソフトバンク監督の後任に秋山幸二チーフコーチが内定する以前から、WBC監督については言及している。スポーツ紙のパ・リーグ担当記者が次のように明かす。 「王監督自身の経験から、『監督の二足のわらじはハードすぎる』と早くから言ってました。大事な春のキャンプと重なるだけに当然です。前回は王監督だから結果を出せた。現役監督以外の人物となれば、まさに星野氏が打ってつけだったんでしょうけど、それも白紙になってしまった」 しかし、その王監督のもうひとつの発言が新たな監督候補を浮上させてきている。 「やや含みのある言い方で、『コーチには選手に近い人物を』と言っているのは、WBCの中心選手になるメジャーの日本人選手を念頭に置いているのでしょう。つまり、年齢的にも若い指導者のほうがいいと示唆しているとも取れます」(前出・スポーツ紙記者) 王監督のサゼスチョンからクローズアップされるようになったのが、まず古田前ヤクルト監督だった。スポーツ紙記者が続けて話す。 「ソフトバンクの監督後任に古田氏の名前が挙がったときは、おやっと思いました。秋山コーチの昇格は既定の事実でしたから。古田氏が孫オーナーと親しいことから出てきたようですが、王監督はクレームをつけるそぶりも見せなかった」 古田氏はアマチュア時代にソウル五輪の銀メダルに貢献。2004〜05年のプロ野球再編問題では選手会長として初のストライキを決行するなど、主導者として解決に奔走。その後、ヤクルトの兼任監督を務めた。 「古田氏はラジオ番組で『ソフトバンクの監督はない』『総選挙にも出ない』とはっきり言ってました。ただし、WBCに協力するかどうかについては、『まだ何の話も来ていないが、(来れば)協力するのにやぶさかではない』と含みのある発言をしています。年齢、キャリアから見ても、(監督の)資格は十分、備わっています」 先のスポーツ紙デスクはそう評価、さらに古田氏の補佐役に上げたのが野茂氏だった。 「アマチュアのころから気心の知れた仲。野茂氏が入閣すれば、日本人メジャーリーガーが文句をつけるはずがない。野茂氏は、今のように日本人メジャーリーガーが活躍できる舞台を整えた実質的な開拓者として、アメリカ人からも尊敬されています」 あの渡辺巨人会長を納得させれるかどうかなどクリアしなければならない課題は残る。しかし、このふたりなら、WBC連覇に選手が死力を尽くすことだけは間違いない。
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スポーツ 2008年10月04日 15時00分
全日本プロレス みのるがまたも無法要求
全日本プロレス、世界タッグ王者の“性悪男”鈴木みのるが3日、都内のパンクラス道場で会見を開いた。勝手に同王座戦(11日、東京・後楽園ホール)、3冠ヘビー級選手権(11月3日、東京・両国国技館)の調印式を実施し、全日プロを“猛口撃”。「すべてを牛耳る」と王道マット制圧を確信したみのるは、早くもその後の青写真を披露した。 この日は、パートナーの太陽ケア(ニセモノ)とタッグ挑戦者の小島聡&天山広吉に扮した小鳥聡、牛山広吉、3冠王者のグレート・ムタならぬグレート・ムダを引き連れ、全日プロに無断で調印式を敢行した。 すべてはこれまでのうっ憤を晴らすため。8・31両国大会後に3冠挑戦をアピールしたものの無視され、さらに先シリーズでは全戦メーンの約束まで踏みにじられた。 怒りが収まらないみのるは「天山も、小島も、ムタも一夜漬けの宴会芸と一緒ってことだ」「最先端のプロレスで握りつぶしてやる」などとぶち上げた。さらに、小鳥、牛山、ムダを相手に仮想防衛戦を披露。わずか5秒で打ちのめし「すべてを牛耳る。そこにいる存在すべてをな」と5冠奪取を予告した。 そればかりか、世界タッグのベルトを破壊し「ベルトを新しく作り直せ。金がいいな。もちろん、費用は全日本が出せ」と無法要求を突きつけていた。
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スポーツ 2008年10月04日 15時00分
プロレス・エキスポ 高山&ドン・フライがタッグ初結成
帝王が夢の初合体を果たす。「プロレス・エキスポ」(24日、東京・両国国技館)に参戦する“帝王”高山善廣が3日、対戦カード発表に出席。過去にPRIDEのリングで死闘を繰り広げたドン・フライと初のタッグを結成することになった。 24日の「プロレス・エキスポ」でフライと組み、元チーム2000の蝶野正洋&スコット・ノートン組と激突することが決定した高山。2002年6月の「PRIDE.21」で、ノーガードの殴り合いを繰り広げて以来となるフライとの再会に「ドンとはプライドでバカみたいに殴り合って今度は組もうと話してたんだけど、なかなか組めなかった。やっと組めてうれしい」と胸を高鳴らせた。 あの名勝負から6年4カ月の歳月を経て今度はついにフライとの初合体を果たすが、今回はあの壮絶などつきあいを蝶野と繰り広げる腹積もり。高山は「蝶野選手は殴りやすい」とほくそ笑み、「激しい試合ができる」とケンカマッチを仕掛ける意向を示していた。 また、この日は同大会に参戦する田中将斗&関本大介組とイメージガールの佐藤さくらさんも出席。会見では大陸リーグ戦(両国で24日と25日の両日開催)にアジア代表として出場する田中が「優勝して日本のプロレスのすごさってものを伝える」。関本も「必ずいい試合をして優勝する」と意気込んだ。
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スポーツ 2008年10月04日 15時00分
ハッスル ダンプVSチエの遺恨深まる
高田モンスター(M)軍のアンジョー司令長官、特命係長・島田工作員、小路二等兵が3日、都内のハッスル道場で会見。10・16「ハッスルツアー2008」後楽園ホール大会および、「ハッスルGP2008決勝戦」(26日、栃木・宇都宮市清原体育館)の追加カードを発表し、ハッスル(H)軍潰しを狙ったのだが…。 この日の会見でM軍は、後楽園大会で「若い奴らをダンプの姉御にやっつけてもらいます」(島田工作員)とダンプ松本、小路VSKUSHIDA、バンザイ・チエを決定。さらに、HGを潰すべく、後楽園大会でザ・モンスター℃、ニセHG VS HG、RG、宇都宮大会で鬼怒川三人衆の鬼蜘蛛、モンスター℃、ザ・ピラニアン・モンスター VS HG、RGを決定した。 ここで突じょチエが現れ、島田工作員、二等兵に金的攻撃。「なんでシングルじゃないんだよ。ダンプのババアに言っとけ」と9・28名古屋大会で敗れたダンプとのリベンジ戦を要求した。 一方、金的をくらった2人は「オレのミルコが…」(工作員)、「ワタクシのポニョが…」(二等兵)とうずくまるばかりだった。
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社会 2008年10月04日 15時00分
石原都知事、日本相撲協会に“ケンカ”売る
石原慎太郎都知事(76)が45年のときを経て再び日本相撲協会に“物言い”をつけた。大相撲八百長疑惑裁判に横綱朝青龍が証人出廷した3日、都庁の定例会見で「相撲協会は一切八百長はございません、って言いきれるだけのアレがあるのかね」などと挑発。作家時代にスポーツ新聞に「八百長ショー」などと書いて訴訟沙汰になった苦い過去を忘れたのか、再びケンカを売るに等しい発言を連発した。 記者団から「都政とは関係なくて恐縮ですが…」と質問を受けると、待ってましたとばかりに熱弁を振るった。 「これは言いたいことがいっぱいあるんだ。都知事は恒例で横綱審議会の委員になるんだけど、私は辞退しました。大相撲にうんざりしてるから。『八百長はない』とはなかなか言い切れないんじゃない?現役の横綱が(法廷に)出てって『あります』とは言わないだろう、そりゃ」 たいていの場合、「都政と関係のある質問してくれよ」とうっちゃる知事ががっぷり四つに組んだ背景には、45年前の怨念がある。人気作家だった1963年9月場所の千秋楽、全勝同士の横綱対決となった柏戸-大鵬の一番を観戦し、スポーツ新聞に「尊い国歌をあんなつまらぬ八百長ショーのあとにぬけぬけと歌わないでくれ」などと書いた。しかも協会ぐるみの八百長と断じたため、名誉棄損で東京地検に告訴される騒ぎになった。 のちに告訴は取り下げられたが、いまも苦々しい思い出のようだ。 自ら当時を振り返って「例の柏戸-大鵬の取組についてコメントして問題になったんだけど、その取組じゃなくても、砂かぶりに座っていると、『おい押せよ!早く押せ!なにしてんだ押せよ!』ってみんなゲラゲラ笑って見てんだよ。そんなおおらかな時代があったな。あれは八百長でしょうな(笑)」と証言した。 さらに「それがなんとなくまかり通ってて、ごっつぁんで済んだ時代だけど、カネが絡んでくると変なことになっちゃったね。私が問題を起こした事件なんかでも、『あれは片八百長かな最低(でも)』って言ったら、あとでいろんな人が証言し出して、あれも歴然とした金の動いた八百長だったという記事を読みましたがね。その信ぴょう性については分かりません」と慎重な言い回しで付け加えた。 八百長疑惑裁判は、週刊現代が昨年1月から「横綱・朝青龍の八百長を告発する!」などの見出しで打ったキャンペーン記事に対し、協会と朝青龍ら力士が発行元の講談社とライターの武田頼政氏らを相手取り、損害賠償と謝罪広告を求めて東京地裁に提訴。この日は異例の横綱出廷で注目を集めた。記事は白星売買に切り込んでいるが、朝青龍は法廷で「いつでも真剣勝負」と疑惑を完全否定した。 知事は「八百長でいかなる権威が保たれても権威じゃない。カネで支えられてるんだったら」と45年前と考えに変わりがないことを明らかにした。石原知事VS朝青龍の“場外乱闘”もあり得るか?
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芸能 2008年10月04日 15時00分
昭和は遠くなりにけり 伝説の人、三浦百恵さんの変貌ぶり
過去にたびたび復帰説が流れた伝説の人、三浦百恵さん(49)が、久しぶりに公の場に姿を現したという。目撃した芸能関係者らは、あまりの“フツーのおばさん”ぶりに、「芸能界復帰は完全にない」と、驚きとともに、少し寂しい思いをしたようだ。 「芸能生活において、一度でもスポットライトを浴びた人間は、たとえ引退宣言をしたとしても、“復帰願望”を抱くものですが、彼女はもともと持っていませんでしたし、先日、見た姿から考えると、このままずっと“伝説の人”であった方がいいと思いました。それほど彼女は変わってしまっていたように思いました」(芸能ライター) 9月19日に脳内出血で亡くなった元・明治座プロデューサー、川口厚氏の葬儀・告別式が東京・新宿の落合斎場で執り行われたが、ここに、夫の三浦友和とともに百恵さんが現れた。 「川口氏と友和は、かつて同じ事務所に所属。年齢が近いせいもあって、実の兄弟のように仲が良かったんです。また、三浦夫妻を結びつけた運命の恩人でもあったんです」(芸能リポーター) 友和と川口氏は、友和のデビュー2作目「シークレット部隊」(TBS)で共演。また、一緒に「三浦友和と仲間たち」というバンドを組んでいた時代もあった。 「川口氏は、百恵さんとも『赤い疑惑』(TBS)で共演したことがあるので、葬儀に参列するのは当然です。でも、驚いたのは久しぶりに見た百恵さんの容姿でした。すっかり“フツーのおばさん”体形に変化してしまっていたのです。あれが“伝説の人”山口百恵かと思ったら少しガッカリしました」(芸能リポーター) 喪服で斎場にやってきた百恵さん。 「体の線の出ない、ゆったりサイズを着ていて、顔はむくんでいるように見え、前・大阪府知事の太田房江氏をほうふつとさせました。いかにも“フツーのオバサン”という雰囲気でした」(芸能ライター) すでに成人している2人の男の子の母親であり、御年49歳、まして芸能活動を一切しなかったのだから、これは仕方のないことかもしれない。 「それにしても、アゴのラインはたるみ、かつてのオーラはまったく消え失せ、かつて“百恵番”と言われたベテラン芸能記者からも驚きと落胆の声が上がっていました。これまで何度も復帰を取りざたされた百恵さんですが、現状ではありえないでしょう」(芸能リポーター) 11月、三浦夫妻は28年目の結婚記念日を迎える。