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藤川京子の一口馬主日記withキャロットクラブ Vol.23

 今週から待ちに待ったGIシーズンが開幕です。毎年、この季節を迎えると、私は自然と気合が入ります。
 スタッフの方々、とくに大舞台に管理馬を送り出す厩舎は、この時季独特の張りつめた空気が厩(うまや)にはあります。その緊張感は馬にも伝わり、適度なやる気を促しているように感じます。人と馬が一体化していくのって、すごいと思いませんか? 
 私も愛馬と仲良くなりたいな!まぁ、ちょっとそれは無理な話になっちゃうけど、彼らのことは子どものように、いつでもどんなときでもあたたかく見守っています。これほど熱くなれるものに出会うことができて、愛馬たちには感謝でいっぱいです。

 その愛馬たちを一番身近に感じるときって、やっぱり口取りかなぁ。知っている人も多いと思いますが、レースに勝つと優勝馬はウイナーズサークルという場所で関係者との記念撮影を行います。
 で、なんとなんと、キャロットクラブでは、その馬に出資している方の中から10人限定(重賞は20人)で、一緒に撮影に参加することができちゃうんですよ。当然、近くに愛馬がいるわけですし、改めてこの子の親(そう思っています)なんだなぁって実感しちゃいます。ゴール板を1着で通過した喜びが、再びジワジワと込み上げてくる場所でもありますし、生きてて良かった〜とさえ思える瞬間です。そうそう、レースで使った馬のゼッケンを抽選でプレゼントもしているから、お楽しみがいっぱいでしょ☆
 あと、気になっていた愛馬情報をひとつ。ライドザウインド(牡2歳、父シンボリクリスエス)=写真=が、とうとう美浦に入厩しました〜。おめでとう!!
 これで無事3頭ともめでたく入厩を果たしたと思うと本当にうれしいです。この秋の“京子ファミリー”の活躍が楽しみでなりません。今年は思い出深い年になりそうだなぁ☆
 さて、今週のキャロットクラブの注目馬は札幌7R(500万、芝1500メートル)に出走のフィックルベリーです。
 札幌は(3)(2)着と安定していますし、滞在の効果で引き続き調子もいいようですからね。控える競馬が身につき、脚質に幅を増したのも好材料。今度こそこのクラスを突破してくれるはずです。

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