その高松宮記念は、キンシャサノキセキを計ったようにクビ差捕らえ、破竹のV3で頂点を極めた。前哨戦のセントウルSで9着に敗退、1200メートルの連勝記録は4でストップしたが、自他ともに認めるエキスパートであることに違いはない。
セントウルSは休み明け、酷量59キロが響いたもの。それで0秒7差なら試走だけに及第点をやれる。1度使われた効果は絶大でプラスアルファは大きい。
注目の枠順は2番枠だが、これほどの馬に細かいことは関係ない。事実、淀短距離S(3番)、シルクロードS(1番)、そして高松宮記念が4番と内枠でも結果を出している。春秋の短距離GI連覇の可能性は高い。