強力な寒波が襲来。日本列島がまるで冷凍庫状態です。北海道旭川市の郊外地域では、マイナス33.3度を記録。あれ、温暖化が少しはストップしたのかな、などと勘違いをしてしまいますが、以前に比べると、厳寒期は確実に短くなっているのだそうです。そういえば私が少年のころ、もっと寒さが厳しかったような気もします。
さて、この寒さに強い馬を探すことも厳寒期の予想では重要なファクターです。それを踏まえて中山競馬のメーン「ニューイヤーS」です。
で、得られた結論がこの馬です。メテオバースト。昨年のニューイヤーSに登場。結果2着に敗れたとはいえ、人気のマヤノグレイシーやキングストレイルに先着。2ケタ着順が続いたあとでの好走。つまり、メテオバーストには、この季節が最も走りやすいコンディション。と同時に中山のマイル戦という舞台が、最適という見方ができます。ちなみに、中山のマイル戦は<2102>と大得意。
昨年2着したときは、中8週とたっぷりと臨戦間隔を取ってきていた点に注目。今年も中7週。昨年よりも1週少ないものの、ほとんど酷似したステップなのです。
一方で、横山典騎手との相性もバッチリ。それは<2213>の成績を見ても一目瞭然です。さらに、もう一歩突き進んで、横山典騎手がメテオバーストとのコンビでマイル戦にチャレンジしたときは<2110>。確実に馬券の対象になっているのです。
昨年暮れからミッチリと調教を重ね、ここに照準を合わせてきた萩原厩舎の意気込み。そして、展開不問の先行、差しと自在に使い分けられる脚質。ここは迷わず強気に買いと出ます。
強力なライバルは昨秋からわずか2戦消化したのみのマヤノライジン。昨年の1月大活躍だった梅内厩舎の所属。藤田騎手で不気味な存在です。一方で、おそらく単騎逃げが打てるニシノデュー。昨年のこのレースの3着馬。侮れません。