西武
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スポーツ 2021年02月25日 19時30分
清原和博氏、伝説の“一塁号泣”の真相を明かす 嬉し涙では無かった? まさかの原因に東尾元監督も驚愕
元西武・清原和博氏が24日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に出場した日本シリーズで号泣した真相を明かした。 今回の動画で清原氏は元西武監督・東尾修氏をゲストに迎え、西武時代のグラウンド内外での思い出をテーマにトーク。その中で、1987年日シリ第6戦・西武対巨人戦で試合中に号泣した理由を語った。 >>清原和博氏を西武コーチが殴打!「八重歯が唇を貫通した」“鬼軍曹”の逆鱗に触れた怠慢エピソードを明かす<< 同戦に「4番・一塁」で先発した当時プロ2年目・20歳の清原氏は、「3-1」と西武2点リードで迎えた9回裏、マウンド上の工藤公康(現ソフトバンク監督)が2アウト目を取った直後に一塁の守備位置で突然号泣。直後に二塁手・辻発彦(現西武監督)から肩をたたかれ励まされながらも涙を流し続ける姿は、現役時代の清原氏を代表するシーンの一つとして広く知られている。 当時の報道では、日本シリーズ2連覇(前年は広島に勝利)が目前に迫る喜びによるものではとの見方もされていたこのシーン。ただ、清原氏によるとそうではなく、「(あの時は)ファーストからバッターを越え(て巨人ベンチを見)ると、王さん(当時の巨人・王貞治監督/現ソフトバンク球団会長)の姿が見えた。それで(1985年ドラフトで巨人が)桑田(真澄/現巨人投手チーフコーチ補佐)を指名した時に、王さんがテーブルで笑ってた顔を思い出した」からだという。 プロ入り前にPL学園高校で活躍した清原氏は巨人入りを熱望していたが、1985年ドラフトで巨人は当初1位指名すると伝えられていた清原氏ではなく、同じ高校で早稲田大学への進学を表明していた桑田を1位で強行指名。ドラフト中継では巨人に指名されなかった失意と悔しさで涙を流す清原氏の姿も映し出されたが、同戦で王監督を見た時に当時の思いが蘇ってきたという。 また、清原氏によると同年のドラフト後には「母親が王さんの(写真の)切り抜きを持ってきて、『これ見て毎日腕立て伏せしろ!』って(言われた)」ということもあったとのこと。母親の言いつけを守り王監督の写真を見ながら日々腕立て伏せをし、ドラフトで味わった悔しさを忘れないようにしていたことも感情があふれ出た一因だったという。 「(今振り返ると)あれはちょっと恥ずかしいですね」と言いつつも号泣の真相を明かした清原氏。一連の話を聞いていた東尾氏も、「はあ~それは初めて聞いた」と驚いた様子を見せていた。 両名は動画で東尾氏が監督時代に起こした事件や今季の注目選手についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「そんな理由だったのか、前年の日本一の時は特に泣いてなかったからあの時はビックリしたのを覚えてる」、「巨人や王さんに対する恨み、悔しさが理由だったとは…」、「桑田指名直後の王さんが笑ってたっていうのは確かパンチョ伊東(伊東一雄さん/同年ドラフト会議の司会)も言ってたな」、「王さんの写真見ながら体を鍛えてたのは初耳」といった反応が多数寄せられている。 同戦に勝利し日本一が決まった後も、歓喜の輪の中で涙を流し続けていた清原氏。“打倒巨人”にかける思いは、周囲が計り知れないほど強かったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について清原和博氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9aER0bs2IpqTQNKljzzBFQ
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スポーツ 2021年02月22日 19時30分
スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元西武・オリックス監督で野球解説者の伊原春樹氏がゲスト出演。元楽天で野球解説者・山崎武司氏との間で起こった修羅場を明かした。 2004年に1年だけオリックス監督を務めている伊原氏。今回の動画では同年に行われた名古屋での試合前に、当時オリックスに所属していた山崎氏から造反を受けた話を披露した。 動画内で具体的な日時は明かされていないが、伊原氏は名古屋で行われたある試合に臨んだ。山崎氏がそれまで不振だったためスタメンから外したところ、試合前にマネージャーから「山崎がほえてる」、「中村(勝広)GMのところに行ってあーだこーだ言ってる」と報告を受けたという。 自身ではなく球団上層部に不満をぶつけた山崎氏に、「それは違うんじゃないか」と不快感を抱いたという。すぐに山崎氏を呼びつけ、「お前ちょっと考え違いしてないか?」と苦言を呈したという。 ただ、苦言を受けた山崎氏は「監督、僕は名古屋出身ですよ! 家族も皆見に来てるわけですよ! そこでスタメン外すのはないでしょ!」と逆上。伊原氏が「それは分からんでもないけど、今日のピッチャー(と)の対戦でお前は全然打ってないし、我々は(勝つために)最善を尽くしてベストオーダーを組んでるわけだから」とスタメン落ちの理由を説明しても、「分かってくれてないっすよ!」と聞く耳を持たなかったという。 「そういう状態でベンチ入れてもなんだから、『じゃあ今日はお前、ベンチ外れて帰っていいから』って言った」と、最後には帰宅の許可を出したという伊原氏。すると、山崎氏は「そうしますわ!」と言って本当に帰ってしまったと語っていた。 伊原氏は動画で西武とオリックスの雰囲気や文化の違いについても話している。 >>オリックス・岡田元監督、金子の投球に驚き「キャッチャーの指足らんわ!」 規格外の技術に異例の指示も?<< 今回の動画を受け、ネット上には「選手が起用面の不満をフロントにチクるってとんでもない話だな」、「地元で勇姿を見せたい気持ちは分かるけど、ちょっと公私混同が過ぎる気がする」、「結果を残してるならまだしも、不振なのにそれを言ったらワガママとしか思われないだろ」といった反応が多数寄せられている。 一方、「『地元での試合が復調のきっかけになれば』っていう考えは無かったのか?」、「処遇を決めるのは名古屋の試合での結果を見てからでも遅くなかったんじゃないか」、「ちょっと思いやりに欠ける気もする。こういう態度が選手の士気を下げ、結果的に1年で退任する羽目になったのでは」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 現在52歳の山崎氏は現役時代に中日(1987-2002,2012-2013,2014)、オリックス(2003-2004)、楽天(2005-2011)でプレーし、通算で「2249試合・.257・403本・1205打点・1834打点」といった成績をマーク。ただ、伊原氏と共にオリックスで戦った2004年は「62試合・.245・4本・20打点・37安打」とほとんど結果を残せていない。 同年のオリックスは「49勝82敗2分・勝率.374」で3年連続最下位に沈み、伊原氏もこの年限りでの退任をしいられている。今回の動画で明かされたエピソードは、低迷から抜け出せない当時のチーム状況の表れなのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年02月20日 11時00分
西武投手の死球に中日助っ人が激怒!「ストップ!」捕手の制止も空しく…OP戦で起こった前代未聞の乱闘劇
2月1日から始まったキャンプも、各球団後半戦に差し掛かっている球界。2月23日からはオープン戦が本格化(23~28日の11試合は練習試合に変更)するなど、開幕へ向けた準備が着実に進められている。 練習試合・OP戦は他球団と戦う対外試合でOP戦については順位も出るが、あくまでも開幕に向けた調整の一環として行われる。そのため、これらの試合で両軍がヒートアップするような事態はほとんど起こらないが、過去に前代未聞の乱闘が勃発した試合がある。 1990年3月15日、ナゴヤ球場で行われた中日対西武のOP戦。8回裏、マウンドに上がっていた西武・鹿取義隆の手元が狂い、打席に入っていた中日の助っ人・ディステファーノの右肩付近に直撃。鹿取はすぐに帽子をとって謝罪するも、ディステファーノはバットをマウンド方向に放り投げ激怒。不穏な空気を察したのか、西武捕手・大宮龍男はすぐに制止に入った。 ところが、ディステファーノは怒りを収めるどころかさらに激怒すると、大宮と取っ組み合いながら顔面を何度も殴打。これを見た両軍ベンチからはすぐさま選手・コーチが殺到し、あっという間に両軍入り乱れての大乱闘に発展した。 西武・森祇晶監督、中日・星野仙一監督の両指揮官も参戦した乱闘はしばらく続き、一度は収まったかのように見えた。ところが、状況が落ち着いた隙をついて、ディステファーノが西武・広野功コーチにつかみかかったため再燃。その後、ディステファーノが退場処分を受けてグラウンドを去ったためようやく沈静化した。 当時の報道によると、OP戦での退場劇はそれまで過去4度あったというが、この4回はいずれも審判への侮辱行為によるもので、乱闘での暴力行為による退場は初めてだったとのこと。直接殴られた大宮を含め幸いにも目立った怪我人は出なかったが、ディステファーノは退場処分を受けた後も、ベンチ裏で壁や周囲の備品を殴ったり蹴ったりと大暴れだったという。 なお、とばっちりを食らう羽目になった大宮は、この時の状況について後年に出演したテレビ番組などで明かしている。大宮によると、ディステファーノに対しては「ストップ!」と英語で言いながら制止に入ったというが、全く聞く耳を持たれずに殴られたとのこと。また、大宮は前年の1989年まで中日でプレーしていたため、「反撃しようにも、相手は去年までの仲間なので行くに行けなかった」という。 >>「いつまでグズグズ言ってるんだ」巨人コーチのヤジが大騒動に! 同僚は流血、藤田元監督も嘆いた衝撃の大乱闘<< 乱闘劇を引き起こしたことによりリーグ側から制裁金10万円と厳重注意を受けたディステファーノだったが、シーズンに入っても自身が発端ではない乱闘でどさくさまぎれに相手コーチを殴って退場処分を受けたり、ナゴヤ球場のベンチを破壊して球団から罰金を受けたりとやりたい放題。ただ、肝心の成績は「56試合・.215・5本・14打点・39安打」とサッパリだった上、同年7月の二軍落ちを機に球団に退団を申し入れ翌8月に解雇されている。 公式戦ではない試合で激昂し、前代未聞の乱闘を引き起こしたディステファーノ。球界ではこれまで数多くの助っ人がプレーしているが、気性の荒さだけでいえばトップクラスなのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年02月09日 11時20分
西武・渡辺GM期待の新助っ人に早くも不安、松坂よりも注目? ハズレならリーグV奪還は絶望的か
松坂大輔よりも“気になる投手”がいる。 去る2月8日、侍ジャパンの稲葉篤紀監督が埼玉西武ライオンズの春季キャンプを視察。短い時間ではあったが、辻発彦監督と球団スタッフに昨季の新人王・平良海馬投手が代表候補に挙がっている旨を伝えた。 「東京五輪に向けて、本人を含め、球団にも準備してもらうためにこれまで代表候補に名前の出ていなかった選手名を伝えておくんです。平良はリリーバーなので、登板過多にならないよう、球団も配慮が必要なので」(ベテラン記者) NPBスタッフによれば、稲葉監督は「強いボールを投げるピッチャーがカギになる」と話しているそうだ。 しかし、平良の名前が告げられた時、こんな声も聞かれた。 「今年も、西武の救援投手陣は『大忙し』でしょう。平良、昨季セーブ王の増田達至は連投で休む暇もないくらいに」(プロ野球解説者) リリーバーのフル稼働は、今に始まった話ではない。 >>元西武・石毛氏「なぜ?ふざけるな!」球団と“喧嘩別れ”の真相を暴露 「こんな裏側があったのか」去就を巡る攻防に驚きの声<< 西武は先発投手陣が弱い。高橋光成、ニール、松本、與座、十亀などがローテーション入りすると思われるが、昨季、この5名で勝利数が敗戦数を上回った者はゼロ。最も勝率の高い先発投手が高橋の5割(8勝8敗)だ。 また、打撃陣も昨季は不振で、投打ともに個人成績だけを見ると、「よくぞ、3位を確保できたものだ」という印象である。 「先発陣が早いイニングで降板してしまうので、救援投手をたくさん投入しなければなりません。今季もそういう戦いになりそう」(前出・同) こうした状況を聞くと、平良は侍ジャパンに合流する前に“息切れ”してしまいそうだ。 もっとも、救援陣のフル稼働状態から抜け出せないのは、チーム編成を統括する渡辺久信ゼネラルマネージャー(以下GM)にも責任がありそうだ。その渡辺GMが、自信を持って獲得したとされるのが、左腕のマット・ダーモディ投手(前カブス)。同投手だが、プラスとマイナスの両方の評価が聞かれた。 「米ドラフト会議での指名を何度も断り、4度目でようやくプロ入りしました。でも、思うような活躍ができず、マイナー生活を長く送ってきました。メジャーでの通算登板は29試合。主にリリーフでした。トミー・ジョン手術も経験しており、一時は米独立リーグで過ごしました」(米国人ライター) そのダーモディを渡辺GMは先発で使うという。確かに、今の西武には計算できる左の先発がいない。「球速は150キロ強」とのことだが、「10球投げたら、半分はスライダー」(前出・同)との情報も聞かれた。 「渡辺GMと西武の渉外担当は映像資料も見ていますが、それが手術前なのか、後のものなのか分かりません。術後のピッチングについて、『迫力がなくなった』との声もあります。左肘が完全に復活しているのかどうか…」(球界関係者) 渡辺GMの評価通りなら、チームのV奪還のキーマンとなり、侍ジャパンがキーマンと位置づけた平良の負担も減らしてくれるだろう。新型コロナウイルスの影響もあって、西武の外国人選手は来日が遅れている。 まだ見ていない無名左腕に、「復活は?」と松坂以上にヘンな関心が集まっていた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年02月08日 16時10分
西武の本拠地・メットライフドームの新エリア『メイトー ホームランバーパノラマテラス』発表 キャスター付きシート、パノラマビューで観戦
メイトーブランドの協同乳業株式会社は、メットライフドームに新設する『ライトパノラマテラス』の施設命名権スポンサー契約を株式会社西武ライオンズと締結。2021シーズン、ライトパノラマテラスは『メイトー ホームランバーパノラマテラス』と命名することを発表した。 >>全ての画像を見る<< 本エリアは、外野エリアのライト側後方にできるカウンター付きの座席。シートは、蒸れにくいメッシュ素材で、球場の観客席としては珍しいキャスター付きを採用している。全140席を備え、球場全体を見渡せるパノラマビューを楽しみながら観戦ができるという。 また、ライト方向へのホームランボールが飛び込んでくるこの座席。協同乳業のロングセラー商品である『ホームランバー』の名を冠し、より一層ホームランボールが飛んでくるドキドキ、ワクワク感を体験してほしいという思いが込められているという。 今後、球場内はもちろん、埼玉県をはじめとする関東圏の量販店などで球団とタイアップしたキャンペーンなどが順次実施される予定だ。【施設命名権スポンサー契約概要】契約期間:2021年3月1日~2022年2月28日新名称:メイトー ホームランバーパノラマテラス座席数:140席
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スポーツ 2021年02月05日 19時35分
元広島・川口氏、プロ初勝利をもたらした意外なハプニングに驚きの声 通算139勝への第一歩となった転機を語る
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が4日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元広島で野球解説者の川口和久氏がゲスト出演。自身のプロ初勝利の裏にあったハプニングを明かした。 現役時代は広島(1981-1994)、巨人(1995-1998)でプレーし、通算139勝を挙げた61歳の川口氏。今回の動画では、プロ1勝目を挙げた1982年7月15日大洋(現DeNA)戦にまつわる裏話を披露した。 >>元広島・川口氏、“スポーツ屋のおっちゃん”に救われた? まさかの1位指名を仕事中の職場で知る、プロ断念寸前からの衝撃展開を告白<< プロ2年目・23歳の同年、7月8日にシーズン初の一軍昇格を果たした川口氏。ただ、当時の広島は先発ローテに空きがなかったため、先発ではなくリリーフとしての昇格だったという。 そんな中迎えた同年7月10日の巨人戦(後楽園球場)。川口氏はリリーフとして待機しつつ戦況を見守っていたが、この日先発していた福士敬章さんがバントを捕球した瞬間に突然硬直。異常を察知しトレーナーが向かうと、福士さんは「ぎっくり腰になって動けなくなっちゃった(状態)」だったという。 当時の後楽園球場のマウンドはスパイクの刃が刺さらないほど硬かったため、その影響でぎっくり腰を発症したのではないかと川口氏は推測していたという。ただ、福士さんがそのまま負傷交代・戦線離脱したことでローテが1枠空いたため、首脳陣から「川口、お前次の福士のとこ(先発予定試合に)行け」と先発のチャンスをもらったという。 首脳陣の命を受けた川口氏は、福士さんが登板予定だった同月15日の大洋戦(横浜スタジアム)でプロ初先発。「6回1失点・被安打5・6奪三振」で見事プロ初勝利をマークし、試合後当時の古葉竹識監督から「よし川口、今日からお前は先発の仲間入りだ!」と先発ローテへの昇格を告げられたという。 同年、川口氏は「15登板(11先発)・4勝5敗・防御率1.94」と黒星こそ先行したものの、「ほとんど点は取られなかった(感覚だった)」と手ごたえをつかんだという。首脳陣も川口氏の投球を評価し、「来年もこのまま先発で」と先発ローテでの起用を継続してくれたと語っていた。 川口氏はこの他に同年の一軍昇格当日の話や広島の給料事情についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「139勝が同僚のぎっくり腰から始まったとは知らなかった」、「棚ぼたとしか言いようがないチャンスをよくモノにできたな」、「この年はそんなに強くなかった大洋(同年は5位)が相手だったのも運が良かったのかもしれない」、「急な先発命令で試合作るのは並大抵のことじゃない、古葉監督はその点も高く評価したのかな」といった反応が多数寄せられている。 川口氏は広島で「350登板・131勝122敗・防御率3.30」、巨人では「85登板・8勝13敗・4セーブ・防御率4.32」といった数字を残した左腕投手。巨人ではほとんど結果は出せなかったが、広島では先発の中心選手としてリーグ優勝3回、日本一1回に大きく貢献している。 先発に抜てきされた同年から引退までに139勝をマークし、最多奪三振も3回(1987,1989,1991)獲得した川口氏。ぎっくり腰がきっかけでキャリアが始まっていたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年01月29日 19時50分
元西武・石毛氏「なぜ?ふざけるな!」球団と“喧嘩別れ”の真相を暴露 「こんな裏側があったのか」去就を巡る攻防に驚きの声
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が28日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。現役時代に決断した西武からダイエー(現ソフトバンク)へのFA移籍の真相を語った。 当時プロ14年目・38歳の1994年オフに、プロ入りした1981年から過ごしてきた西武からダイエーにFA移籍している石毛氏。今回の動画では決断に至った経緯や、宣言後に自身をダイエーに招いてくれた恩人の存在について語った。 >>西武選手が自身のサインミスに逆ギレ!「なんでお前がグレてんだよ」大久保氏も困惑? 片岡コーチが生意気エピソードを暴露<< 移籍前年の1993年に「.306・15本・53打点・133安打」をマークする活躍を見せたが、球団は同年オフに自身と同じ三塁手の助っ人・パグリアルーロを補強した。「(今になって)冷静に考えてみたら当たり前のこと」と助っ人獲得は自身の衰えや後釜の準備を考えてのものと推測したが、当時は「俺という人間がいるのになぜ?ふざけるな!」と球団に不信感を抱いたという。 それでも、ライバル加入を「もう一度競争しろ」という球団からのメッセージと捉え、「よっしゃ!競争したるわい」と奮起したという石毛氏。その結果、1994年は石毛氏が111試合出場、パグリアルーロは80試合出場とレギュラーは渡さなかった。 ところが、巨人に「2勝4敗」で敗れた同年の日本シリーズ後、球団は石毛氏に同年限りでの引退と翌1995年からの監督就任をオファー。これを受けた石毛氏は「球団は俺に競争しろって言ってこんな環境与えて、俺は競争して頑張ってレギュラーとった」、「まだ現役できるじゃん!なぜやらせてくれないの?」と納得できず現役続行を求めるが、球団からは「選手としては契約しない」と事実上の戦力外通告を受けたという。 これが決定打となり石毛氏は同年オフにFA宣言。その直後、プロ入りした当初の西武監督である根本陸夫さん(当時ダイエー球団代表取締役専務)から電話がきたとのこと。「お前が西武を出るんか?」と驚く根本さんに、石毛氏は決断の経緯を説明した上で、「おやっさん、僕を獲ってくれるでしょうか?」と頼んでみたという。 当時根本さんは同年オフに西武からFA宣言した工藤公康の獲得に動いていたため、その流れで自身も獲ってくれるのではという狙いで頼んだという。根本さんはその場では「まだ分からん」と言葉を濁していたというが、その後ダイエーが獲得に名乗りを挙げたため石毛氏はダイエー移籍が決定した。 根本さんは、石毛氏がダイエーに入れるように動いてくれた上、年俸もそれまでの2億円(推定)を維持してくれたという。「もしあの時ダイエーホークスが手を挙げてくれなかったら、僕は多分引退してますね。獲ってくれるところがホークスしかなかったですから」と、根本さんがダイエーを動かしてくれていなければ同年限りでの引退を余儀なくされていただろうと振り返っていた。 石毛氏は動画で宣言前にもらった印象深いアドバイスや宣言後の球団オーナーとのやりとりについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「当時は『生え抜き一筋の石毛がなぜ?』って思ってたけどこんな裏側があったのか」、「普通に試合出て2ケタ本塁打も打った年に引退しろって言われて納得できる選手は1人もいなさそう」、「根本さんはもう亡くなってるから分からないけど、初めから石毛さんを獲ろうとして電話をかけたんじゃない?」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「西武は石毛を監督にしたかったのかもしれない、だから自分から身を引きやすくするために同ポジションの刺客を差し向けたのかも」、「話聞く感じ球団は選手・石毛をお払い箱にしようとしてたんだな、今も古巣に戻っていないのはこれも一因なのかも」と球団の狙いを推測するコメントも複数見受けられた。 ダイエー移籍後は1996年までプレーして現役を引退しその後はダイエー(1998)、オリックス(2002-2003)で監督・コーチを歴任したが、指導者としての西武復帰は現在まで実現していない石毛氏。1994年オフの球団との決別は未だに尾を引いているのもしれない。文/ 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年01月22日 17時00分
西武・松坂を見下していた? 柴原氏が初対戦での衝撃を告白、バットの感触と異なる結果に「昔の漫画みたいな感じ」
元阪神で野球解説者の池田親興氏が21日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元ダイエー・ソフトバンクの柴原洋氏がゲスト出演。ルーキー時代の西武・松坂大輔に抱いた強烈な印象を明かした。 19日の動画で初出演し、今回が3本目の登場となる柴原氏。本動画では現役・ダイエー時代にリーグ優勝・日本一を達成した1999、2003年の戦いをテーマにトークを展開したが、その中で1999年にプロデビューした松坂の投球に驚愕したことを明かした。 >>西武・松坂、球団に帰国を知らせていなかった?今季復活でキーマンとなるか、極秘の日程前倒しの真相<< 松坂は1998年にエースとして横浜高校を甲子園春夏連覇に導き、同年のドラフトで西武に1位指名された。柴原氏は松坂の高校時代の活躍は知っていたというが、「(最初は)『所詮高校生だろ』ってどっかで(思っていた)。(前年に)僕は3割を打ってたので」と十分打ち崩せるだろうと考えていたという。 ただ、松坂がプロデビュー戦(1999年4月7日対日本ハム戦)で日本ハム・片岡篤史を155キロの高めボール球で空振り三振を奪ったのを見て、柴原氏は「ちゃんとこれミーティングせないかんな」と考えを改めたとのこと。片岡は前年にパ・リーグ史上最多(当時)の113四球を記録するなど選球眼に優れた打者だったが、その片岡がボール球に手を出したのを見て「あんな空振りするかな」と警戒心が強まったという。 その後、ある試合で柴原氏は松坂と対戦する機会が巡ってきた。「僕の中では完璧な手応えがあった」とホームランを打った時のような感覚で松坂の球を打ち返したが、打球は外野フェンス前で失速するフライになってしまったという。 「どこかで(球に)押されてる、力に負けてる」と、自分では捉えたつもりでも差し込まれた形となった柴原氏。「きれいな真っすぐではないけど剛球だった。藤川球児(元阪神)とかは(球の)回転が(きれいな縦回転で)すごいけど、松坂の球は(ジャイロ回転で)うねってくるような(球だった)」、「昔の(野球)漫画では(球威で)土煙がブワッて(上がる描写があるが)、イメージはあんな感じ」と、松坂の球からは驚くほどの球威を感じたと語り、これを聞いた池田氏も「ちょっと(メディアで)言われてたジャイロみたいな感じの(球だったのか)」、「手応えがあったのに?はあ~」と興味深そうにうなずいていた。 柴原氏は動画で同僚との人間関係や1999年の初優勝を確信したタイミングなどについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに松坂のデビュー戦はビックリした、選球眼のいい片岡が明らかなボール球を振らされてたし」、「『高卒即ローテはさすがに…』って思ってたら即ローテ入りして最多勝まで獲得したのは今でも印象深い」、「『しめた』と思って捉えても差し込まれたってすごい直球だな」、「並いる強打者が松坂の速球に手を焼いてたから、スラッガーじゃない柴原は力負けしたということなのかな」といった反応が多数寄せられている。 柴原氏は現役時代に「1452試合・.282・54本・463打点・1382安打」といった数字を残した。強打者ではなく巧打者タイプの自身にとって、松坂の剛速球は対応が極めて難しい球だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2021年01月19日 15時30分
王氏とノムさんが試合中に一触即発「変化球しか投げれないのか!」 中日・森元監督が目の前で起こったハプニングを明かす
元西武で野球解説者の石毛宏典氏が18日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日監督で野球解説者の森繁和氏がゲスト出演。王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)と野村克也さん(元南海他)にまつわるハプニングを明かした。 森氏は16日の動画で初出演し、今回が3回目の登場。動画では自身がこれまで見てきた選手を対象としたベストナインを発表しそれぞれの選手についてトークしたが、その中で一塁手の候補に挙げた王氏が試合中に野村さんと口論した話を披露した。 >>元巨人・駒田氏に王監督が激怒!予想外の理由に宮本コーチも困惑?愛車を巡り勃発した珍エピソードを暴露<< 動画内で具体的な時期は明かされていないが、現役・西武時代の1979年に群馬・前橋で巨人とのオープン戦に臨んだという当時プロ1年目・24歳の森氏。当時プロ21年目・38歳の王氏も出場していたが、自身とバッテリーを組んだ当時プロ26年目・43歳の野村さんは王氏が打席に入ると変化球のサインしか出さなかったという。 野村さんのサインに従いスライダーやカーブを多投し、第1打席は王氏を抑えた。ところが、第2打席もサイン通りに変化球攻めをしていると、王氏は「変化球しか投げれないのか!」とバッテリーの配球に苦言を呈したという。 ただ、これを聞いた野村さんはすかさず「俺が(サインを)出してんだ」と反論。その後両名がどのような口論を展開したのかは触れなかったが、森氏はマウンド上で「(本当は)真っすぐ投げたいけど、俺だって(野村さんのサインに)首振れる立場じゃないし…」と思っていたと笑い交じりに振り返っていた。 動画には、森氏が選んだベストナインの一塁手、二塁手についても収められている。 今回の動画を受け、ネット上には「球界の大物同士が公式戦でもない試合中にケンカしてたって意外だな」、「目の前で大先輩2人が言い合うのは森さんとしても困惑しただろうな」、「王さんが変化球攻めに怒ったのは『まだ新人なのに逃げの投球をするな』ってことなのか?」、「ノムさんが変化球攻めをさせた理由も気になる、力量差を分からせるためにオール直球勝負でも良さそうなのに」といった反応が多数寄せられている。 翌1980年限りでともに現役を引退している王氏と野村さん。引退間際の両名が公式戦ではないオープン戦の試合中に言い争っていたという話に驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
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スポーツ 2021年01月18日 10時50分
オリックス、巨人、ソフトバンクら6球団が宮崎キャンプの無観客開催を発表
オリックス・バファローズは、2月1日から宮崎県で春季キャンプを実施する同球団、並びに埼玉西武ライオンズ、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズ、広島東洋カープ、福岡ソフトバンクホークスの計6球団が、宮崎県の河野俊嗣知事が15日の記者会見で発表した要請を受け、宮崎県内でのキャンプについては、政府の緊急事態宣言と宮崎県の緊急事態宣言の双方が解除されるまでの間、無観客で実施することを確認したと発表した。各球団も同様の発表を行っている。 ただし、「政府と宮崎県の双方の緊急事態宣言が解除された場合には、宮崎県及び受け入れ自治体と相談させていただきながら、改めて検討させていただきます」と緊急事態宣言が解除された場合は、キャンプをファンに公開する可能性があることに含みを残した。 オリックスでは、キャンプに参加する監督、コーチ、選手及びスタッフ全員がPCR検査を受け、陰性を確認した上で宮崎へ移動する予定とのこと。キャンプ期間中は不要不急の外出は自粛し、数日に一度のPCR検査を実施するなど、感染防止対策を徹底するという。 宮崎市の繁華街にある飲食店の店主は「いちばん恐れていた結果になってしまいました。選手やコーチの皆さんが来られないのは仕方ないと思いますが、キャンプの期間にファンの方が来られないのは痛いですね。(昨年秋の)フェニックスリーグの時も全く(来なかった)ですし、時短営業にもなっているので厳しいです」と苦悩を語っていた。宮崎市の繁華街は、キャンプ時にはオリックス、巨人、ソフトバンクの3球団の選手、コーチ、スタッフ、そしてファンが毎晩のように飲食をすることで、経済効果をもたらせて来た。状況が状況なだけに止むを得ないのかもしれないが、キャンプは経済効果が見込めることから、各自治体が誘致に動いており、投資もしているだけに、2月7日に緊急事態宣言が解除され、キャンプが公開されることを願うばかりだ。(どら増田)
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