西武
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スポーツ 2020年06月03日 11時40分
西武・辻監督、「新1番」は金子でいく? 当初の構想から一転、昨季の“成功体験”も起用法に影響か
獅子の新1番バッターは、金子侑司か、それとも、新加入のコーリー・スパンジェンバーグか…。辻発彦監督は自身の意見を引っ込めて、金子にチャンスを与えるのではないだろうか。 パ・リーグ優勝チームの埼玉西武ライオンズが巨人との練習試合に勝利した(6月2日)。注目の「新1番」に抜擢されたのは昨季の盗塁王・金子だったが、存在感を見せつけたのは、スパンジェンバーグの方である。 「辻監督は昨秋のキャンプ時点から、金子の努力を認めていました。今春キャンプでもメディアの取材で、『1番に定着しようと必死にアピールしている』と話していました」(スポーツ紙記者) 安打製造機・秋山(現レッズ)のメジャーリーグ挑戦により、西武は1番バッター不在に陥った。昨季は「1番金子、3番秋山」でスタートしたが、打線がつながらず、得点効率を高めるため、辻監督は「1番秋山」の打順に戻している。その後、投打もかみ合い、8月以降の快進撃で逆転優勝を遂げている。金子の1番バッターは“再挑戦”でもあるのだ。 辻監督が金子に期待しているのは本当だが、こんな情報も聞かれた。「スパンジェンバーグを1番にしたら面白いんじゃないか?」と、何度か口にしてきたそうだ。チーム関係者がこう続ける。 「秋山のメジャー挑戦は早い段階から球団も認めていたので、スパンジェンバーグは19年12月と、早い時期に契約しました。外国人選手を絞り込んだ後、辻監督も映像を見ているんですが、『アグレッシブな選手。足も速いし、チームの士気を高めてくれそうな…』と話していました。長打力もあり、攻撃的な、新しい1番バッターとしてその可能性を感じ取っていました」 2日の巨人戦では、菅野からソロアーチを放っている。だが、メジャーリーグ、マイナー時代のデータを見てみると、1番での試合出場はほとんどない。辻監督は米球界時代とは異なる新たな可能性にも期待したわけだが、やはり、「金子で行く」との見方が強い。 「優勝した18年のオフ、菊池雄星、浅村、炭谷が抜け、それでも19年は連覇を果たしました。19年オフは秋山が退団しました。西武は優勝しても主力選手の流出が止まりません。現場を預かる辻監督は大変だと思いますが、18年の優勝よりも19年のようなチームスタイルを理想としています」(前出・関係者) どういう意味かというと、18年は4月から首位をキープしてそのまま優勝した。19年は投打の主力選手が抜けたため、打線を改造した。それが「1番金子、3番秋山」の打順だった。「1番秋山」に戻したのとほぼ同時期に、打撃不振に陥っていた山川穂高を7番に下げ、ベテラン・中村剛也を4番に戻している。辻監督は選手を育てるために我慢もするが、失敗したら改める柔軟な発想力を持っている。ライバルチームに追い掛けられていた18年よりも、尻上がりにチームの調子を挙げていき、逆転優勝した19年の方が、選手はもちろん、辻監督自身も精神的にラクだったという。 1番バッターの定着を狙う金子に対し、「好きにやらせてやろう」と思っているのだろう。辻監督と言えば、試合中は腕組みをし、眉間に深い皺を寄せ、コワイ表情でグラウンドを見ている印象も強い。しかし、「本当は饒舌で優しい」(前出・同)という。打線の力で勝ってきた。金子が1番バッターとして覚醒できれば、辻監督が試合中にコワイ表情を見せることがなくなるのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年05月31日 11時30分
西武・森、CS敗退後に猛バッシング? MVPに輝いたシーズンとの明暗、屈辱をバネに26年ぶりの快挙を果たせるか
昨年、猛威を振るった西武打線の一角を担った森友哉。史上4人目となる捕手での首位打者(.329)獲得、105打点を叩き出した他、ベストナイン、さらには自身初となるMVPにも選出され、連覇の立役者と呼べる活躍を見せた。持ち味である「フルスイング」は他球団の脅威となり続け、バッティングではこれ以上ないまでに存在感を示し、ペナントレースでのライオンズを牽引した。 だが、ポストシーズンでは、屈辱の記憶だけが刻まれている。前年同様、受けて立つ側として、ソフトバンクを迎え撃ったクライマックスシリーズ。西武はアドバンテージの1勝以外は全て黒星、つまり4連敗という結果に終わる。さらには、森自身の打撃成績は4試合で僅か2安打と、主軸として完全に期待を裏切る結果となり、加えて守備でも勝負所でのエラーを犯す。2年連続同じ相手を前に、シーズンの幕引きが本拠地でのCS敗退という無残な結末は、その後の森への痛烈なバッシングを引き起こすには、充分なシチュエーションだった。 栄光と苦悩、両方を味わった昨シーズンの結果を糧とし、現在は新しい戦いを見据えている。 「開幕に向け最高のコンディションを作っていく。フルスイングを多くのファンに届けたい」 誰もが待ち焦がれた、今季のリーグ開幕日が6月19日に決まったことが伝えられると、パ覇者の若き正捕手は力強いコメントを語った。また、5月20日には、夏の全国高等学校野球選手権大会中止のニュースを受け「そこで優勝できたからこそ今の自分がある」と、夢舞台の想いと共に、球児に寄り添う言葉も残している。 名実ともに球界を背負う立場となった森友哉の果たすべき役割は、極めて大きく、そして数え切れないものとなったことは明らかだ。 今季、リーグ3連覇を成し遂げるべく、来たるべき新シーズンに挑む。同記録は、パ・リーグでは94年まで5季連続制覇を果たした西武以来の快挙となる。かつての黄金期のような無類の強さを取り戻しつつある現在、豪打を揮う新しいスタイルの「扇の要」として、更なる輝きを放てるか。 何より、試合数の制限、交流戦・球宴の中止など、シーズンの様相が例年とは大きく変わり、勝敗以外でも特別な意味を持つ今季のペナントレース。日本を代表するプレーヤーとなった今、野球界に、そして日本全国に、笑顔と活力を鮮やかなフルスイングで届けること、それこそが今季の森友哉の使命だ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2020年05月25日 21時30分
西武・山川、物議を醸した“KY弾”の真相を語る 「無事に家に帰れるのかな」当時の心境を明かし反響
西武・山川穂高が、24日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)にリモート生出演。2018年9月22日ロッテ戦で放ったホームランについて言及した。 番組では、番組公式ツイッターが22日午後2時半から23日午後6時までの期間で行ったアンケートを基に、特に多くの支持が集まった“印象に残るホームラン”を1位から3位までランキング形式で紹介。そのアンケートで1位に選ばれたのが2018年9月22日ロッテ戦で山川が放ったホームランだった。 ロッテ・福浦和也(現ロッテ二軍ヘッド兼打撃コーチ)が、プロ野球史上52人目の通算2000本安打をマークした同戦。山川は1点を追う9回2死一、二塁の場面で、逆転となる3ランホームランをレフトスタンドへ放ちチームの勝利に貢献。番組ではこのホームランを選んだファンの「文字通り起死回生」、「まさに四番の仕事!」といったコメントもあわせて紹介された。 一方、当時のネット上では「福浦祝福ムードをぶち壊すKY弾だ」、「ロッテが勝つ流れだったんだから空気読めよ(笑)」といった声も少なからず挙がっていた。 ゲストとしてリモートで番組に生出演していた山川はこのホームランについて、試合後に「無事に家に帰れるのかな」と思っていたことを笑いながら告白。また、打席に入る直前までは自身も「今日はロッテが勝つ」と思っていたという。 ただ、打席に入った後は福浦のことは考えずに投手と対峙したとのこと。山川は「『自分は自分』と考えて思いきり振ったらホームランになっちゃって、(ベースを回る時は)『やばいな』と思ってました」と笑い交じりに語っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「この一発が1位なのは納得だな。試合後はロッテファンがブーイング、西武ファンが福浦コールする異様な状態だったし」、「ロッテファンとしては勝って福浦を祝いたかったけど、西武も10年ぶりの優勝へ向け落とせない試合だったからなあ」、「私情を挟まず勝利に徹した姿勢は好感が持てる」といった反応が多数寄せられている。 同戦前の時点では、西武と6.5ゲーム差の2位ソフトバンクが逆転優勝へ向け猛追していたが、西武も優勝マジックを「8」まで減らし2008年以来のリーグ優勝まであともう一息という状況だった。当時は批判めいた声も少なくなかったが、約2年を経た現在は多くのファンに再評価されているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月22日 06時30分
黒川検事長の報道で思い出される西武・東尾の“賭け麻雀” 不祥事の影響で殿堂入りも逃し続けた?
21日発売の『週刊文春』(文藝春秋社)が報じた、東京高検・黒川弘務氏の“賭け麻雀疑惑”。緊急事態宣言下に東京都内で金銭を賭けて麻雀をしていた疑いがあるとの報道を受け、ネット上でも「賭博罪に当たるのでは」と波紋が広がっている。 >>フット岩尾、『バイキング』で「てりたま」イジり 坂上忍が軽く受け流し批判の声<< また、ネット上には今回の一件を受け、過去に賭け麻雀が問題視された人物を思い出したという声も複数見受けられる。中でも特に多く名前が挙げられているのが、元プロ野球選手・監督の東尾修氏だ。 現在は娘の東尾理子や娘婿の石田純一、孫の理汰郎くんとイベントに出演することもあるなど、良いおじいちゃんというイメージが定着している70歳の東尾氏。その東尾氏が賭け麻雀で問題となったのは、現役時代の1987年オフのことだった。 当時西武に所属していた37歳の東尾氏は、同年に「15勝9敗・防御率2.59・85奪三振」といった成績を残しチームの3年連続パ・リーグ優勝、2年連続日本一に貢献。リーグMVPも受賞するなど、個人、チームともに最高のシーズンを過ごした。 しかし同年オフ、東尾氏が無免許営業の雀荘で賭け麻雀をしていたことが発覚。東尾氏は書類送検され不起訴にはなったものの、球団からは「半年間の出場停止+2500万円の減俸」という重い処分を受けた。なお、東尾氏はこの件について会見を開き「全て私の不徳の致すところ」と謝罪しているが、その中では暴力団関係者が同卓していたことも明かしている。 処分を受けた東尾氏は心を入れ替えたのか、オフシーズンは例年欠かさずに行っていたゴルフを絶ち、自主トレ先の沖縄で走り込みを重ねるなど徹底的にトレーニング。しかし、慣れない調整で調子が狂ったのか、翌1988年シーズンは「6勝9敗・防御率4.85・30奪三振」と成績が大幅に下落。同シーズン限りで現役を引退したため、賭け麻雀が引退の引き金を引いた形になった。 引退後、東尾氏は野球解説者として活動した後西武(1995-2001)の監督を務め、在任中に2度のリーグ優勝を達成。2010年には野球殿堂入りを果たしたが、当時は賭け麻雀問題がなければもっと早く殿堂入りできていたのではとの見方もあった。 前身球団も含めライオンズ(1969-1988)一筋で20年間の現役生活を送り、「251勝247敗・防御率3.50・1684奪三振」といった通算成績を残した東尾氏。しかし、賭け麻雀をしていなければ、もう少し長く現役生活を送れていたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月19日 17時00分
ソフトB・リチャード、西武首脳陣の作戦会議を妨害? 先輩山川が“普通はあり得ない”エピソードを暴露、辻監督の反応も明かす
西武・山川穂高が17日、自身の公式インスタグラムでインスタライブを生配信。その中で明かしたソフトバンク・リチャードに関するエピソードが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回山川のアカウントとリチャードのアカウントがコラボする形でインスタライブを行った。山川は自主トレ期間中のリチャードとのエピソードと、西武とソフトバンクが対戦した2月の練習試合後のエピソードを語った。 同戦後、リチャードが挨拶に訪れたという山川。話しながら歩いていると、側にあった部屋でミーティングをしていた西武・辻発彦監督ら首脳陣が窓越しに2人を見ていたため、山川はリチャードに挨拶をするように促したという。 首脳陣がミーティング中だったため、「窓越しの会釈ぐらい(の挨拶)」の意味合いで言ったつもりだったという山川。しかし、リチャードが部屋の中まで入っていき、「失礼します!今日はありがとうございました!」と挨拶したため山川はびっくりしたという。 暴露されたリチャードは「そこまで言っちゃいます?」と言いながら恥ずかしそうに顔を覆うも、山川は「だってお前やったじゃん」と笑いながらバッサリ。続けて、「お前おかしいだろ?(例えば)俺がソフトバンクのところに行って、監督室とかにノックして入って挨拶してたらおかしいだろ?」と笑い交じりにツッコミを入れ、リチャードは「うわあ…やばいなあ…」と再度、顔を覆った。 「辻さんとか(他のコーチ)は大爆笑してたけど、普通はあり得んぞ?」となおも笑いながら語った山川。「その後コーチとか監督に『あいつ大丈夫か?』って言われたもん」とリチャードに伝えるも、リチャードは「大丈夫ですよ!」と即答し山川を笑わせていた。 インスタのコメントには「山川の『挨拶』って言葉をそのままの意味で受けとっちゃったのか(笑)」、「よく部屋まで入ろうと思ったな、自分なら絶対にできない」、「自軍の作戦会議に敵軍の選手が乱入してくるって確かにあり得ないな」、「辻監督が笑ってくれてよかったな、場合によっちゃチーム間で大事にもなってたぞ」といった反応が多数寄せられている。 西武(2014-)でプレーする28歳の山川と、ソフトバンク(2018-)に所属する20歳のリチャード。どちらも沖縄出身という共通点がある両者は今年1月に同地で自主トレを共にし、そこで山川はリチャードを熱心に指導。そのかいもあり、リチャードはその後春季キャンプ、オープン戦を経て、3月16日に育成から支配下への昇格を果たしている。 敵チームの首脳陣のミーティングを、図らずも妨害してしまった形となったリチャード。笑って許されたのは、非常に幸運なことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について山川穂高の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/hotamyon3/
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スポーツ 2020年05月16日 11時00分
新時代のスターが下克上を果たす! 全プロ野球ファンが注目した世紀の対決、松坂は結果に納得せず?
昨年12月3日に西武に入団し、実に14年ぶりとなる古巣復帰を果たした松坂大輔。今シーズンは新型コロナウイルスの影響で開幕延期が続いているが、無事開幕となれば復帰後初登板などで大きな注目を浴びることは確実。13日にはマスク5万枚をチームの本拠地・埼玉県に寄付することを発表するなど、グラウンド外でも話題を集めている投手だ。 前回西武(1999-2006)に所属していた時は8年間で「204登板・108勝・防御率2.95・1355奪三振」をマークし、最多勝3回(1999-2001)、最優秀防御率2回(2003-2004)、最多奪三振4回(2000-2001,2003,2005)、沢村賞1回(2001)と堂々たる実績を残している松坂。本日5月16日は、その松坂がルーキー時代に大器の片りんを見せつけた試合が行われた日である。 1999年5月16日、西武ドーム(現メットライフドーム)で行われた西武対オリックス。この試合に先発した当時高卒ルーキーの松坂は、オリックス・イチローと初対戦。高校時代に甲子園春夏連覇を達成し“平成の怪物”と呼ばれた松坂と、前年まで5年連続でパ・リーグの首位打者に輝いていた球界のスター・イチロー。両者の激突は試合前から大きな注目を集めていた。 1回表2死で迎えた1度目の対戦。松坂は150キロ超えの直球を軸にイチローを追い込み、最後は147キロの直球で空振り三振に。3回表2死一、三塁とピンチを背負った2度目の対戦では変化球も織り交ぜ、134キロのスライダーで見逃し三振に斬って取った。 6回表無死で迎えた3度目の対戦でも、松坂はイチローと真っ向勝負。イチローもバットには当てるも打球を前に飛ばすことができないまま、最後は136キロのスライダーに空振り三振。自身約5年ぶりに、同一投手に3打席連続三振を喫する結果となった。 8回表二死の4度目の対戦では四球を与えたものの、完全にイチローを手玉に取った松坂。試合後のヒーローインタビューで語った「今までいまいち自信が持てなかったのが、今日で自信から確信に変わったと思います」という言葉は、松坂を語る上では欠かせない名言として今も多くのファンの記憶に刻まれている。 松坂とイチローは同年、共に出演したTV番組の中で同戦について振り返っている。イチローは松坂について、「良い球も悪い球も自分のイメージと違う変化をしてきたり、気合入ってるのかなと思ったら変な球が来たり。その辺のちぐはぐさが(自分を苦しめた)」と発言。一方、松坂は「あまり納得したなって思った球がなかった。自分(の力)は出し切れていないと思う」と口にしている。 松坂とイチローはその後、イチローが翌年にマリナーズに移籍する2000年まで対戦を重ね、対戦成績は「打率.235・1HR・4打点・8安打・4三振」とイチローを抑え込んでいる。また、松坂がレッドソックスに移籍した2007年から日本復帰前年の2014年にかけてはメジャーでも対戦し、「打率.259・0HR・3打点・4三振」とこちらでもイチローにはあまりヒットを許していない。 “平成の怪物”の名にふさわしい投球でファンを魅了してきた松坂。今シーズンは“令和の怪物”と称されるロッテ・佐々木朗希のルーキーイヤーでもあるが、佐々木も松坂と同じように大器の片りんを示すことができるのか。今年40歳を迎える松坂の投球と共に要注目といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年05月11日 20時30分
元楽天監督・田尾氏、西武時代は1日も休みが無かった? 「パワハラでしかない」ファンも驚いた“管理野球”の実態とは
元楽天監督・田尾安志氏が10日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が現役時代の1985年に所属した、広岡達朗元監督時代の西武について言及した。 2020年2月18日にユーチューブチャンネルを開設し、これまでにセ6球団の戦力分析を行った動画や、阪神時代をテーマにトークを展開した動画など計13本を投稿している田尾氏。本動画では自身が所属し、広岡元監督が指揮を執った1985年の西武について言及した。 広岡元監督の指導法は、グラウンド上からプライベートに至るまで規則・規律を選手に課して徹底的に鍛え上げるというもの。現在でも“管理野球”と呼ばれるこの指導法はかなり厳しかったようで、田尾氏によると1985年シーズンは「開幕からオールスターまで、一部のベテランを除いて一日も休みなく練習した」という。 ビジター遠征の移動日も、移動の前後に必ずユニフォームを着て練習を行っていたという田尾氏。「今だったら選手会から『こんなことされたら困る』とクレームが来るかもしれない」と、現代では行き過ぎた指導と捉えられかねないものだったと語った。 広岡元監督の下では、プレー面でも細かく指導を受けたという田尾氏。動画内ではその一例として、「盗塁のサインが出た時、打者はバットの先を一瞬捕手の方へ向けてからバットを引く。すると、捕手は前に行きづらくなり、勢いのある球を(二塁へ)投げにくくなる」というプレーを語っていた。 広岡元監督は1985年に指導した選手の中から、現役監督の西武・辻発彦監督、ソフトバンク・工藤公康監督をはじめ11人もの監督経験者を輩出している。田尾氏は「野村(克也)監督の下で選手としてやってきた人の中にも監督を務めた人がたくさんいるけど、それに勝るとも劣らないメンバーが監督として活躍している」と広岡元監督の存在の大きさを評していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「オールスターまで休みなしって本当か?本当なら相当スパルタだぞ」、「移動日すら練習とかキツすぎる、それでバテて故障したら本末転倒じゃないか」、「規律を理由に行動を縛るってパワハラでしかないぞ」、「管理野球に反発する選手も多かったって聞くけど、チームとしてはかなり強かったよね」、「ノムさん(野村克也さん/2020年2月11日に死去)は生前『一流は人を残す』って言ってたけど、そう考えると広岡さんも一流の監督だったってことだな」といった反応が多数寄せられている。 現役時代は巨人(1954-1966)でプレーし、引退後はヤクルト(1976-1979)、西武(1982-1985)で指揮を執った88歳の広岡元監督。リーグ優勝4回(1978,1982-1983,1985)、日本一3回(1978,1982-1983)を果たした監督として知られ、現在は野球解説者として活動している。 中日(1976-1984)、西武(1985-1986)、阪神(1987-1991)で現役生活を送り、引退後は楽天(2005)で監督を務めた66歳の田尾氏。現在は昨年7月に沖縄に誕生した琉球ブルーオーシャンズでシニアディレクター兼打撃総合コーチを務めている。 動画内で田尾氏は「広岡監督は厳しかったけれど、自分の信念を持っていた」と語っている。当時の西武では“管理野球”に反発する選手も一部存在したというが、田尾氏にとっては筋の通った指導法だったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について田尾安志氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCujKx9MOD0zja02WXkDAwwA
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スポーツ 2020年05月06日 17時30分
西武、松坂の後継者を一本釣り? コロナ禍で吹く追い風、本人直々の英才教育も見られるか
ウイルス禍がドラフト戦線も変えていた。高校野球を始め、大学、社会人などアマチュア球界が活動を停止・縮小していることは今さらだが、その影響はプロ野球界のバイブルとも言うべく野球協約の変更にも及びそうだ。 「一部で、試合が見られないから、ドラフト会議の指名リストも作れないみたいな報道もありましたが、それはちょっと大袈裟かな。センバツや春季大会が行われなかったので、お目当ての高校生の成長を確認できなかったのは本当だけど、指名候補になる選手の元には、ずっと以前から練習も視察しているからね。情報不足にはなるが、練習の視察、去年までの試合データで判断すればいいだけのこと」(在京球団スカウト) 高校生の指名は、2年生だった昨年までに結果を出している“早熟タイプ”になりそうだ。12球団が 少ないデータの中で高く評価している高校生がいる。明石商の右腕・中森俊介投手だ。 「彼が去年のドラフト対象だったとしても、佐々木朗希(現千葉ロッテ)、奥川恭伸(現東京ヤクルト)と同クラスの評価を受けていたはず。今年はスカウトデータが少ないので、去年までのデータがたくさんある中森クンに注目が集まっています」(前出・同) とは言え、高校生の指名には「育成期間」が付きもの。こんな情報も交錯している。 「1球団が抱えられる最大選手数は70人。極端な話、7人の新人選手を指名するには、その前に7人の選手をクビしなければなりません。どの球団も育成に時間の掛かる高校生を避け、大学、社会人選手の即戦力の選手を指名するのではないか」(球界関係者) 野球協約第66条第2項 保留の手続<契約保留選手の数は70名を超えてはならない> 野球協約に従えば、70人の支配下登録枠に“指名人数分の空き”を作ってからドラフト会議に臨まなければならない。 「ペナントレース、二軍戦が開催されない以上、解雇か否かのボーダーライン上にいる選手を正しく判断することもできません。ボーダーライン上にいる選手を育成枠に落とす方法もあるけど、良策ではありません。今季はペナントレースが再開されても、無観客試合になるので、球団の経営難は避けられません。どの球団も少人数のドラフト指名になりそうです」(同) 埼玉西武は支配下登録選手数が最も少ないチームの一つだ(3月31現在、67人)。「将来の大器・中森」の指名に臨めるのは、少数精鋭の埼玉西武かもしれない。地元に近い阪神、オリックス、そして、将来のエース候補が欲しい巨人も熱い視線を送り続けているが…。 「中森クンはストレートの球速もあり、変化球のキレもバツグンです。20代前半のころの松坂大輔のピッチングスタイルに近く、西武に入れば、松坂から直接学ぶこともできます」(前出・同) また、埼玉西武は昨季、チーム防御率がリーグワーストだった。即戦力の投手は欲しいが、投打ともに「有望な高校生を獲って育てる」のチーム方針を貫いてきた。それに松坂は“教え魔”でもある。野球協約のルールを変え、70人以上を登録できるとなれば他球団も高校生の指名にも積極的になれるが、経営的事情から選手を大量に抱えられるのはごく一部の球団だけだろう。 松坂が自らの後継者を育てるシーンも見られるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月23日 19時50分
元西武・カブレラ、王監督の本塁打記録を更新できなかったワケ 元ロッテ里崎氏が告白、当時の監督は真剣勝負を厳命?
元ロッテ・里崎智也氏が22日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。西武(2001-2007)、オリックス(2008-2010)、ソフトバンク(2011-2012)でプレーした助っ人・カブレラについての裏話を明かした。 本動画で里崎氏は、自身が選ぶ「苦手な選手だけのベストナイン」を発表。その中の一塁手部門にカブレラを選出し、カブレラが「128試合・.336・55本・115打点・150安打」をマークした2002年シーズンの裏話を明かした。 舞台となったのは、2002年10月14日のロッテ対西武戦。同年のカブレラは同月2日近鉄戦で55号本塁打をマーク。これで巨人・王貞治(1964年)、近鉄・ローズ(2001年)が保持していたプロ野球記録に並ぶも、その後同戦まで本塁打は出ず。同戦が新記録をかけたシーズン最終戦だった。 当時、周囲の雰囲気は「『王さんの記録を超えさせるな』という感じだった」という里崎氏。しかし、当時の山本功児監督(故人)から「勝負や!逃げるな行け!」と檄を飛ばされ、里崎氏はカブレラから逃げずに全打席勝負したという。 里崎氏によると、記録を達成するため、同戦でカブレラは1番打者として出場。「カブレラもすごく力んでた。結果として抑えたことで新記録達成はならなかった」と語っていた。なお、同戦のカブレラの成績は「一飛、右飛、左安、空三振」となっている。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「檄飛ばした監督も応えた里崎も男気あるな」、「超えさせない雰囲気は確かにあったなあ、カブレラも気づいてたのかめちゃくちゃ大振りしてたし」、「更新されたらロッテが悪い意味で話題になるのに、なんで山本監督は勝負しろって言ったんだろう」、「前の年にローズが超えられなかったことも関係してるのかな」といった反応が多数寄せられている。 「カブレラが記録更新を狙った55本という当時のプロ野球記録は、前年の2001年にも残り5試合の時点で近鉄・ローズが並んでいます。ただ、その後ローズは敬遠を含めた四球も辞さない攻めを受けたことで新記録達成はならず。また、王監督時代のダイエーと対戦した3試合目は2四球と勝負を避けられましたが、当時のバッテリーコーチが試合前のミーティング中に『記録を作らせるな』と発言していたことが発覚し、当時のコミッショナーが警告を与える事態も起こりました。なお、その後本塁打記録は2013年にヤクルト・バレンティンが60本をマークし更新しています」(野球ライター) 山本監督が勝負を厳命した背景には、もしかしたら前年のローズを巡るいざこざもあったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年04月22日 18時05分
西武・榎田が“87キロフォーク”? ダルビッシュの三振動画に本人が反応「あんな遅いフォーク投げれません」
西武・榎田大樹が、22日に自身の公式ツイッターアカウントに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 ダルビッシュは21日、自身の公式ツイッターアカウントに「今日の動画の一番の見どころ」と、野球ゲームのスマホアプリ『プロ野球スピリッツA(プロスピA)』の動画を投稿。 『プロスピA』はNPBの現役・OB選手やMLB日本人選手を入手・育成してチームを作り、他のプレイヤーと試合などができるアプリのこと。ダルビッシュは昨年12月20日のアプリ開始から現在(22日午後4時)までに、『プロスピA』に関する動画を自身の公式ユーチューブチャンネルに53本アップしている。 21日には、同日にアップした他ユーザーとの対戦動画の一部分を切り取った約16秒の動画を投稿したダルビッシュ。対戦ユーザーが操作する榎田が投じた87キロのフォークに空振り三振を喫し、「えっちょっと待って!?なんなん!?」、「87キロとかそんな球投げへんやろ」と困惑する自身の様子が収められていた。 これを受けて榎田が、この投稿を引用リツイートし、「まさかの自分だった あんな遅いフォーク投げれません」と泣き笑いの絵文字を交え、22日に投稿した。 榎田の投稿を受け、ネット上には「まさかのご本人登場はビックリ!」、「ダルビッシュはそんなの投げないって言ってたけど本当に投げられないのか」、「87キロっていったら、小学生でもバッティングセンターでバンバン打ち返せるような球速だぞ(笑)」、「榎田のフォークは昔流行ってたなあ、自分も使ってたけど面白いように空振りとれるんだよな」といった反応が多数寄せられている。また、ダルビッシュも榎田の投稿をリツイートしている。 「今回ダルビッシュの対戦相手が使用していた榎田は2019年シーズン上半期に登場したバージョンのもので、設定されたフォークの球速は94キロ。これでもゲーム内では非常に遅い部類に入るのですが、フォークを選択した状態で投球操作を誤ると、球が全く変化しない87キロの超スローボールとなります。この球はユーザーの間で“失投フォーク”と呼ばれ、ゲーム内では一時期『対戦で使える』として榎田を使用するユーザーが続出したほどの球です」(ゲームライター) 本人も投げられないと語るほどの超スローボールに、ダルビッシュが反応できなかったのもある意味では当然といえるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について榎田大樹の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/gorigoraaダルビッシュ有の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/faridyuダルビッシュ有の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCn69pO-Cpt_fQVOnfIq9qbg/videos
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スポーツ
西武・山川、「これがプロ野球か」と驚愕? 尊敬する先輩が練習中に見せた予想外のプレーを暴露
2020年04月15日 20時05分
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スポーツ
西武・山川「無理じゃん?アホだもん」 ソフトBリチャードに苦言、“30本塁打は不可能”との見方に当人は「がんばります」
2020年04月10日 13時55分
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スポーツ
西武・松坂に「手を抜いてた?」 “同期のライバル”元巨人・上原氏、自身のヒットが明暗を分けた日シリの裏側を告白
2020年04月08日 17時00分
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スポーツ
金子の合コン苦言のOBに「意識低い」女性との距離を指摘 元巨人・笠原氏、批判の声に「3人以上で会ってない?」主張で呆れ
2020年04月06日 22時00分
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スポーツ
西武・金子の合コン報道に「罰金もの」 高木豊氏が激怒 「そんな奴とはもう付き合うな」厳しい言葉にファン賛同
2020年04月02日 17時00分
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スポーツ
西武・金子、合コン報道よりも“非常識写真”にファンドン引き 「あまりにも危機感が無さすぎる」女性人気にもダメージ必至か
2020年03月31日 20時20分
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スポーツ
「腕に縫い目がついた」西武・松坂、人生最悪のピッチャーライナーを明かす アテネ五輪のアクシデントに「怖すぎる」の声
2020年02月03日 17時00分
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スポーツ
西武・山川、妻と娘に捧げた祝砲の裏話を披露 「よっしゃー! と喜んで携帯みたら…」狙い通りの本塁打にまつわる“大誤算”とは
2020年01月27日 19時35分
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スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
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スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
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スポーツ
レッズ・秋山の入団会見に「拍子抜け」の声 視聴者数は400人、SNSでの生配信に関心が集まらなかったワケ
2020年01月09日 17時40分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分