西武
-
スポーツ 2020年08月19日 19時30分
西武・金子に「イチローみたい」ファン驚愕 「逆打席でもやってなかった?」技ありの“ワンバン打ち”に反響相次ぐ
18日に行われた西武対オリックスの一戦。同戦に「9番・中堅」でスタメン出場した西武のプロ8年目・30歳の金子侑司のプレーが、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 金子に注目が集まったのは、「3-1」と西武2点リードの9回表一死で迎えた第4打席。右打席に入った金子に対し、オリックスの3番手左腕・齋藤綱記はカウント「0-2」からチェンジアップを投じるもワンバウンドに。だが、金子はバウンドした球をすくい上げるようにスイングしバットに当てた。 すると、打球は三塁後方にフラフラと上がり、捕球を試みた三塁手・宗佑磨と遊撃手・安達了一の間にポトリ。落下した打球を宗が捕球する間に、金子は悠々と一塁に到達し記録は左前打となった。 >>西武・内海が低迷脱出のキーマンに?「若手にかまっている余裕はない」シーズン前に示した覚悟とは<< 完全なボール球がヒットになったこのプレーを受け、ネット上には「昔のイチローみたいなヒットだ」、「野球というよりゴルフのようなスイングだな」、「あの球をヒットにされたら投手はお手上げだろうな」、「打った本人もちょっとビックリしてない?」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「金子は数年前に逆の打席でもやってなかった?」、「確か左打席でも打ってたはずだから、これで両打席でワンバウンドの球をヒットにしたことになるのか」といったコメントも複数見受けられた。 コメント内で引き合いに出されているイチローは、NPB・オリックス時代の2000年5月13日の対ロッテ戦で、ロッテ先発・後藤利幸が投じたワンバウンドのフォークに体勢を崩しながらバットを合わせ右前打を記録。このプレーはその後何度もメディアで取り上げられたこともあり、現在でもイチローを代表するプレーの1つとして多くのファンに知られている。そのイチローばりのバットコントロールを同戦で披露した金子だが、実は以前にも同じようなプレーをしたことがあるという。 「今回は右打席で鮮やかな打撃を見せた金子ですが、2014年6月29日の対ソフトバンク戦では左打席でワンバウンドの球をヒットにしたことがあります。同戦に『9番・二塁』で先発した当時プロ2年目の金子は、5回裏無死で迎えた第2打席でソフトバンク・東浜巨が投じたワンバウンドのカーブをスイング。打球は三塁ファールライン際を力なく転がるもファールゾーンには切れず、結果的に三塁内野安打となっています」(野球ライター) 同戦の“ワンバン打ち”により、これで4試合連続安打となった金子。現在の打率は「.200」と低迷しているが、徐々に復調に向かっているのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年08月18日 11時45分
西武・内海が低迷脱出のキーマンに?「若手にかまっている余裕はない」シーズン前に示した覚悟とは
埼玉西武・内海哲也投手が8月22日のオリックス戦に先発する。昨季は相次ぐ故障で一軍登板はナシ、再起をめざすベテランにようやくチャンスが巡って来たようだ。 「若手がちょっとパッとしないところがあるので、ベテランに頑張ってもらいたい」(西口文也投手コーチ/8月17日談) チーム防御率4・63はリーグワースト(同時点)。昨季までは打線の勢いで投手難をカバーしていたが、今季は空回りしている感もある。売り出し中の豪腕リリーバー・平良海馬など新しい戦力も育ちつつあるが、先発投手が早いイニングで降板し、救援陣も粘り切れない試合も少なくない。内海が好投すれば、下位に低迷するチームの雰囲気も一変できるのだが…。 「ファームのロッテ戦で好投しました(7月21日)。次の日本ハム戦ではイマイチでしたが、本人は修正ポイントも分かっています。調子が悪ければ悪いなりにまとめてくることもできるので、首脳陣は『救世主』として期待しています」(関係者) 今季の内海だが、当然、一軍登板ナシに終わった屈辱を晴らそうと強い思いを秘めていた。1月の自主トレだが、内海と言えば、たくさんの後輩投手、それも他球団の若手まで従えていた。そこでトレーニング理論やピッチングの極意を伝授していたのだが、「若手にかまっている余裕はない。ゴメン」と言って、異例の“孤独練習”を選んだ。 「投球に往年のスピードはありません。巨人時代の最後はバッターのタイミングを外すなどし、駆け引きや変化球のキレで勝負していました」(スポーツ紙記者) しかし、前出の関係者によれば、西武に来て、そのピッチングスタイルが少し変わったという。変化球で逃げるのではなく、「攻める」ようになったそうだ。 >>西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動<< 投球理論の詳細はともかく、こんな情報も聞かれた。 「投球練習の際、『ブルペン捕手を座らせて』という表現がよく使われます。メディアだけではなく、そう話す現役ピッチャーも少なくありません。内海はその表現を嫌います。『座ってもらって』『構えてもらい』と言います」(プロ野球解説者) ベテランの野球人生によるものだろう。プロ野球選手として好調な時ばかりではない。長期離脱を経験した者は、周囲に支えられてきたことを知っている。その有り難さ、感謝が「座らせて」という“上から目線”の言葉を嫌うのだろう。 「早朝、少年野球をするご子息を連れ出して一緒に練習しているとも聞いています」(前出・スポーツ紙記者) 西武投手陣には甲子園での優勝など輝かしい実績を持った若手も多い。彼らが伸び悩んでいる理由は故障だけではない。オリックスの強力打線に、内海はどう立ち向かっていくのか。内海の野球に取り組む姿勢を学べば、チーム低迷の脱出方法も見えてくるはずだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2020年08月13日 11時30分
日本ハム・西川の視界から打球が消滅! 不測の事態に審判も「限界」、20年ぶりに起こった想定外の珍事
約3カ月の延期を経て6月19日に開幕し、連日試合が行われている今シーズンのプロ野球。ここまでは様々な展開の試合があったが、中でもファンの注目を集めたのが7月21日楽天対オリックス戦での“濃霧コールド”だろう。 楽天生命パークで行われた同戦は、試合開始した午後6時時点の天気はくもり。ところが、4回ごろから白い霧がかかり始め、回が進むにつれて徐々に濃霧に。8回表、オリックスが10点目を奪いなおも無死満塁のチャンスという場面で、審判団は視界不良でプレーの続行が難しいと判断し試合を中断した。その後、両軍選手はベンチに引き上げ霧が晴れるのを待ったが回復せず。結局、中断から約25分後の午後9時過ぎに審判が濃霧コールドを宣告し試合は打ち切りとなった。 >>15年ぶりの珍事! 楽天対オリックス戦で起こった濃霧コールド 前回は西武・松坂も驚きの展開に?<< 2000年5月9日に鳥取・米子市民球場で行われたオリックス対近鉄戦以来、レギュラーシーズンでは約20年ぶりとなった濃霧コールド。間違いなく“珍事”といえる出来事だが、実は昨シーズンも約20年ぶりとなる珍しいコールドゲームがあった。 2019年8月28日、釧路市民球場で行われた日本ハム対西武の一戦。同戦は午後1時1分から開始されたが、試合開始前から断続的に雨が降っており、ほとんどの観客が雨がっぱやタオルを着用。雨はそこまでひどくはならなかったが、「7-6」と日本ハム1点リードの5回裏終了時点までに空は暗さを増していった。 「9-8」と西武が逆転した6回裏終了後、審判団は視界不良による試合続行の可否について一度協議するも、この段階では試合は打ち切られず続行。だが、8回表に西武・森友哉がバックスクリーン右に放ったホームランを、日本ハムのセンター・西川遥輝が見失う場面も。これを見た審判団は再び協議した後、この日球審を務めた森健次郎審判が「本試合を日没コールドゲームといたします」と場内アナウンスで宣告。試合は「10-8」と西武2点リードの状態で、午後4時21分に打ち切られた。 1999年6月20日に札幌円山球場で行われたオリックス対近鉄戦以来、約20年ぶりに起こった日没コールド。試合後、森審判が「だいぶ暗くなっていたので、ここが限界と判断した。初めての経験で判断が難しかった」、西川が「暗くて見づらかった。(6回裏に放ったホームランは)真っ黒なボールを打った」、「(森のホームランは)上がりきって近づいてきたら見えた。打った時は見えなかった」とそれぞれ口にしたことが伝えられている。 同戦での日没コールドは天候の問題に加え、釧路市民球場にナイター用の照明設備がなかったことが原因とされている。12球団の本拠地球場には当たり前のように備わっているナイター設備だが、地方球場の中には同戦が行われた釧路市民球場のように設備がないところも複数存在する。なお、試合後の報道では同戦でのグラウンドの暗さは、照明設備があれば4、5回の時点で点灯するほどのレベルだったと森審判が語ったことも伝えられている。 2年連続で、約20年ぶりとなる珍しいコールドゲームが起こったプロ野球。次に見られるのはそれぞれ何年後のことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2020年08月10日 12時10分
張本勲氏よりも問題? 関口宏のゲストに対する失礼な発言
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けながらも放送されてきた『サンデーモーニング』(TBS系)の「週刊御意見番」コーナー。今年に入り、コメンテーターの張本勲氏よりも、関口宏のスポーツ選手に対する態度に批判が集まることが多くなってきた。 >>関口宏、ゲストの岡田彰布元監督への態度が失礼? 意図した返答を得られず苛立ちか、批判集まる<< そこで、今回はそんな関口の批判を集めた態度について振り返ってみたい。・埼玉西武ライオンズ・辻発彦監督に「CS負けるのなんで?」新型コロナウイルス感染拡大の影響で、シーズンの開幕が延期になっていた5月、埼玉西武ライオンズの辻監督がリモートでゲスト出演。関口が心境や現状を質問する。 関口は辻監督に対し、「西武は優勝しているのにクライマックスシリーズで負けちゃう。ソフトバンクに」と、最も「言われたくない」質問をぶつける。「こういうシステムだから仕方ないですけど…」と話す同監督に、関口は「何がいけませんか、ソフトバンクと相性悪い?」と続けた。 この様子に、ライオンズファンから「失礼だ」「もう少し相手の気持ちを考えるべきだ」と怒りの声が上がることになった。・岡田彰布氏を説教 プロ野球の開幕が6月19日に決まった5月末、阪神とオリックスで選手・監督として活躍した岡田彰布氏がリモートでゲスト出演する。 関口は開幕を間近に控えて、選手が「今、肝心なことはなんですか」と質問する。岡田氏は「コロナがまだ収束していないので体調だけにはね、まず気をつけてほしいですね」と独特の口調で話す。しかし、関口は意図したコメントではなかったのか、「気をつけながら何をしなければいけませんか?」と食い下がる。 岡田氏はここでも「体調管理」を口にするのだが、関口は不満気だったようで、「もちろんそうなんですが、そうじゃなくて、だから、それに目指して今一番選手がやるべきことはなんですか?」と語気を強める。岡田氏は「コロナが収束していないので…」「始まって誰かが感染したら元に戻ってしまうので」と納得できるコメントを行うが、関口は呆れたように「わかりました、わかりました、はい、はい」と途中で話を打ち切った。 この様子に、「岡田さんに失礼だ」「関口にとっては年齢が下だからということなんだろうけど、酷すぎないか?」と批判が上がった。・桑田真澄氏に「出たくなかった?」 元巨人の桑田真澄氏が、『サンデーモーニング』に初出演。張本氏とは異なる野球観を持っていることもあってか、「よろしくお願いいたします。張本さんもよろしくお願いいたします」と殊勝に挨拶するのに対し、関口は「とっくに出てもらってたと思ったんですが、なんか嫌だったんですか? これ出るの?」とジャブを入れる。 桑田氏は笑ってやり過ごしたが、視聴者から「なぜそんなこというのか」「失礼ではないか」と批判が上がった。
-
スポーツ 2020年08月07日 17時00分
ダルビッシュ、伊原元監督の“矛盾”を指摘 原監督の“野手登板”を批判も、同じ采配を止めなかった過去が?
カブス・ダルビッシュ有が7日、自身の公式ツイッターに投稿。元西武監督・伊原春樹氏に苦言を呈した。 今回の一件の発端は、6日に行われた巨人対阪神戦。「0-11」と巨人11点ビハインドの8回裏1死、巨人・原辰徳監督は控え投手を温存するため、この回7失点の堀内隼人に代わり野手の増田大輝を6番手としてマウンドへ。増田は「0.2回無失点・被安打0・1四球」と投手顔負けの投球を見せたが、伊原氏は同日の『東京スポーツ』(東京スポーツ新聞社/電子版)の記事内で「考えられない。私がベンチにいたら、原監督とケンカをしてでも絶対にやらせなかった」と原監督の采配を批判した。 7日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは、伊原氏の発言を伝える『東京スポーツ』の記事リンクを添え、「自分が監督の時にやらなければいいだけの話」とバッサリ。 また、ダルビッシュは同日に再度ツイッターに投稿し、「1995年、東尾監督の時にデストラーデさんがピッチャーされているんですが当時コーチだった伊原さんはなぜ東尾さんと喧嘩して辞めさせなかったんですかね?」とツイート。1995年5月9日の西武対オリックス戦で西武の助っ人野手・デストラーデが登板したことを引き合いに、当時一軍守備走塁コーチの伊原氏はなぜ止めなかったのかと疑問を呈している。 >>ダル「アメリカの人は絶対切るな」アフロヘアーが海外では好評 「ジャムおじさんにしか見えない」日本ファンとは真逆で驚きの声<< 伊原氏の発言を受け、ツイッター上のファンは「他の投手を休ませることができたし、そんな目くじら立てるほどの采配じゃないと思う」、「今年は過密日程な上にコロナで急に投手が離脱する可能性もあるから、リスクマネジメントとしてはむしろ理に適っているのでは」、「8回で試合を諦めて野手登板っていうのは、お金を払った観客に対してちょっと失礼ではないか?」、「阪神側を馬鹿にしてると捉えられてもおかしくない、投手を全員使い切ったわけでもなかったのに」などと反応している。 一方、ダルビッシュの投稿に返信する形で、「これはダルの言う通り、自分の考えを他の監督に押し付けるのは間違ってる」、「伊原さんは昔と今でやってることが違うと説得力が無いよ」、「自分も昔同じことやってたのに、今になって『それはダメだ』って言うのは筋が通ってない」、「伊原は当時守備走塁コーチだから投手起用に権限は無かったのかもしれんが、本当に許せないならミーティングとかで言って止めてないとおかしいよな」と伊原氏に指摘し、苦言を呈するファンも複数見受けられた。 元巨人監督・堀内恒夫氏が6日に自身のブログで「これはやっちゃいけない」、「増田がマウンドに立った瞬間 俺はテレビを消した」と批判する一方、元巨人・上原浩治氏が同日に自身のツイッターで「限られた人数で、どう使うかは監督の判断だと思います」と擁護するなど、他のOBの間でも物議をかもしている原監督の采配。本人は試合後に「あれでストライクが入るというのはまさにユーティリティー。見事だと思う」と増田を称賛したことが伝えられているが、“野手登板”の波紋はもうしばらくの間広がりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
-
-
スポーツ 2020年07月24日 17時00分
15年ぶりの珍事! 楽天対オリックス戦で起こった濃霧コールド 前回は西武・松坂も驚きの展開に?
21日に楽天生命パークで行われた楽天対オリックスの一戦。試合は「10-3」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが「濃霧コールド」だった。 試合開始時点の天気はくもり。同戦の楽天生命パークでは4回ごろから白い霧がかかり始め、回が進むにつれて徐々に濃霧に。8回表、オリックスが10点目を奪いなおも無死満塁のチャンスという場面で、審判団は視界不良でプレーの続行が難しいと判断し試合を中断した。その後、両軍選手はベンチに引き上げ霧が晴れるのを待ったが回復せず。結局、中断から約25分後の午後9時過ぎに審判が濃霧コールドを宣告し試合は打ち切りとなった。 >>楽天・松井、先発転向は判断ミス? 不安が続く前守護神、「言い訳はできない」次戦で屈辱を晴らせるか<< イレギュラーな形での結末となった同戦だが、ネット上には「打球や投球が見えなくて大怪我する可能性を考えたら当然」、「点数も大差がついてたし、打ち切ったのはいい判断だったと思う」と理解を示す声が多数寄せられた。一部では「霧で打ち切りっていうのは2005年の日シリを思い出すな」、「濃霧コールドはロッテ阪神の日シリ以来か?」といったコメントも挙がっている。 レギュラーシーズンのみを対象とすると、2000年5月9日に鳥取・米子市民球場で行われたオリックス対近鉄戦以来20年ぶりとなった濃霧コールド。ただ、ポストシーズンも含めると、2005年日本シリーズ第1戦・ロッテ対阪神戦が直近の事例となる。 2005年10月22日に、千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリンスタジアム)で行われた第1戦。くもりの天気で始まった試合は5回表終了時点まで「1-1」と拮抗していたが、5回裏にロッテが3点を挙げ勝ち越すと6回裏にも1点を追加。「5-1」とロッテ3点リードで終盤の7回に入った。 ところが、7回表に入った直後から球場上空に白い霧が垂れ込み始め、7回裏には球場全体が霧に覆われてしまう。ロッテはこの回里崎智也の3ラン、ベニーの2ランで5点を奪ったが、どちらの本塁打もテレビ中継の画面では軌道が確認できないほどの濃霧だった。 霧による視界不良を受けた審判団はベニーの本塁打直後に協議を行った後、「この状況で打球が見づらいので少し中断いたします」と場内にアナウンスし試合を中断。だが、30分ほど待っても霧は全く晴れなかったため、審判は午後9時ごろに濃霧コールドを宣告し試合は「10-1」でロッテが勝利。濃霧コールドで試合が打ち切られるのは日本シリーズ史上初の出来事だった。 思わぬ形で先勝したロッテだが、当時のバレンタイン監督は試合後のヒーローインタビューで「最後の9回まで試合ができなかったのは残念」とコメント。また、テレビ中継でゲスト解説と務めていた西武・松坂大輔は「この先も何かが起こるんじゃないか」と、同シリーズは第2戦以降も波乱の展開が起こるのではないかと予想していた。 なお、その後のシリーズはロッテが「10-0」、「10-1」、「3-2」と阪神を圧倒し、4勝0敗のストレート勝ちで日本一に。また、阪神がチーム得点(4点)、安打(22本)、本塁打(0本)など複数のシリーズ史上最低記録を樹立してしまうなど、松坂の予想通りに波乱づくしのシリーズとなった。 その日本シリーズ以来のハプニングが、6連戦の初戦で起こった楽天対オリックスの対戦カード。6連戦は26日まで予定されているが、今後の試合で“何か”が起こることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年07月20日 18時30分
元ソフトB・川崎氏も「外野を見とかないと」 西武・源田の“深追い守備”に心配の声、過去には複数箇所を骨折した選手も
19日に行われた西武対楽天の一戦。試合は「9-5」で楽天が勝利したが、同戦に「2番・遊撃」でスタメン出場した西武・源田壮亮のプレーに、ネット上のプロ野球ファンから心配の声が集まっている。 話題を呼んだのは、「5-1」と西武4点リードで迎えた3回裏に飛び出たプレー。この回、1死ランナーなしの場面で打席に入った楽天・鈴木大地が、左翼方向へフラフラと上がる打球を放つ。遊撃の源田は捕球を狙い、守備位置から猛ダッシュで背走し打球を追った。 ところが、左翼・スパンジェンバーグも源田と同じく全速力で打球を追っていたため、打球が地面に落下する直前に両者が接触。幸いにも正面衝突はしなかったが、この影響もあり源田のグラブは打球にわずかに届かず。落下した打球が転がる間に鈴木に二塁まで進塁を許す形になった。 >>西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動<< この源田のプレーを受け、ネット上には「源田はちょっと深追いし過ぎ、左翼手に任せても良かったんじゃないか」、「全力プレーなのはいいけど、交錯して大怪我しそうで怖い」、「源田は絶対的なショートだから離脱されたら困る、衝突のリスクも考えながら慎重にプレーしてほしい」といった心配の声が多数寄せられている。 源田のプレーに対しては、遊撃手として2度のゴールデングラブ賞獲得経験(2004,2006)を持つ元ソフトバンク・川崎宗則氏もコメントしている。川崎氏は19日放送の『S☆1』(TBS系)にVTRで出演したが、番組内で「こういう時は(内野は)外野を見とかないといけない」、「源田君も後ろのレフトをチラチラ見て確認を取っておかないと(危ない)」と交錯のリスクを指摘している。 「今回の源田のように内野手が内野と外野の間に飛んだ打球を果敢に追うプレーは珍しくありませんが、こうしたプレーには外野手との交錯で大怪我を負うリスクがあります。記憶に新しい事例といえるのが、2014年3月30日の阪神対巨人戦。同戦ではフライを追った阪神の二塁手・西岡剛と右翼手・福留孝介が、お互い全速力のまま正面衝突。福留は交錯後しばらくして何とか起き上がりましたが、立ち上がれなくなった西岡はグラウンドに乗り入れた救急車で病院へ搬送されました。検査の結果、福留の負傷は胸部打撲のみでしたが、西岡は鼻骨骨折、左肩鎖関節脱臼、左右の第一肋骨骨折の重傷で約3カ月の離脱を強いられています」(野球ライター) 今回のプレーでは接触がわずかだったこともあり、幸いにも源田、スパンジェンバーグ共に特に怪我などを負ってはいない。ただ、一歩間違えれば重大なアクシデントにもつながりかねないプレーだったため、源田に心配の声が集まったのもある意味では当然だったのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年07月11日 11時00分
西武捕手がロッテ助っ人に投げられ肩脱臼! 予想外の処分に不満も? 相次ぐ死球が呼んだ前代未聞の暴力騒動
7月5日に行われたオリックス対西武の一戦。試合は「8-5」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがオリックス・山本由伸の死球連発だった。 同戦に先発した山本は7回2失点と好投した一方で、6回裏に山川穂高、中村剛也、木村文紀、7回裏には再び山川にそれぞれ死球を当ててしまう。1イニング3死球を含む計4死球に、西武ベンチからは「何やっとんじゃコラァ!ボケェ!」とヤジが飛ぶなど非常にピリついた雰囲気が漂った。 >>元巨人・上原氏「当てようとして投げてるわけではない!」西武ベンチの暴言に苦言、死球続出にファンからは賛否<< ネット上にも「死球覚悟でいかないと打たれるから仕方ない」、「わざとじゃないにしても当てすぎ」と様々な反応が寄せられる中、「乱闘にならなくてよかった」という安堵の声も見受けられた同戦での死球禍。今から12年前には、相次ぐ死球が暴力騒動につながってしまった試合がある。 2008年9月24日、西武ドーム(現メットライフドーム)で行われた西武対ロッテの一戦。西武は勝てば2004年以来4年ぶりとなるリーグ優勝が決まる状況だったが、先発を任された涌井秀章が4回にいきなり3失点。なおも2死満塁のピンチでロッテ・里崎智也に押し出し死球を与えたところで降板となった。 その後、涌井に代わって出てきた三井浩二がズレータに、さらに三井の後を受けた許銘傑もベニーに死球を与えてしまう。3つ目の死球を当てられたベニーが怒りの表情でマウンドに向かおうとしたため、西武捕手・細川亨はすぐに制止に入った。 すると、ベニーは怒りの矛先を変え細川につかみかかると、首投げのような形で地面に投げ倒してしまう。その直後に両軍選手がその場に殺到しベニーと細川を引き離したが、ベニーは取り囲まれてもなお西武選手を突き飛ばすなど大荒れだった。 騒ぎが鎮静化した後、起き上がった細川は左腕をこわ張らせながらベンチに下がりそのまま負傷交代。ベニーも暴力行為により退場となったため、一気に2名の選手がグラウンドを去る形に。試合はその後「9-1」でロッテが勝利したが、両軍どちらも後味の悪い試合となった。 同戦後、細川は左肩を脱臼していることが判明し、3試合の欠場を強いられることに。一方、ベニーは「制裁金5万円+厳重注意」とリーグからの処分が軽かったため納得のいかないファンも少なくなかったというが、その後当人同士が和解したことでこの件は完全に手打ちとなっている。 今シーズンは6月2~16日にかけ行われた練習試合で、全68試合で計44個もの死球が続出。同月19日の開幕後も7月5日までの全88試合で計62個の死球が記録されており、巨人・小林誠司が6月21日・対阪神戦で死球を受け左尺骨を骨折するなど重傷者も出ている。今回取り上げたような騒動が起きないよう、今後の試合で死球が減ることを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2020年07月06日 15時35分
元巨人・上原氏「当てようとして投げてるわけではない!」 西武ベンチの暴言に苦言、死球続出にファンからは賛否
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が6日、自身の公式ツイッターに投稿。5日の西武対オリックス戦での西武ベンチの態度に苦言を呈した。 >>広島対中日戦、死球の応酬で警告試合に「何当てとんじゃボケコラァ!」一触即発の険悪ムードにファンもピリピリ<< 西武は「5-8」で敗れた同日のオリックス戦で、オリックス先発・山本由伸から計4個の死球を受けた。西武ベンチは3個目の死球の際に「何やっとんじゃコラァ!ボケェ!」、4個目の直後には「デッドボールかゴラァ!」とヤジを飛ばすなど、相次ぐ死球に相当ピリついた態度を見せていた。 これに対し、上原氏は6日に自身のツイッターに投稿。「当てようとして投げてるわけではない!」と、過剰なヤジを飛ばした西武ベンチに苦言を呈した。 投手が死球を恐れて外角ばかりに投げると、コースを読んだ打者から踏み込んで打たれるリスクが上がるという上原氏。「申し訳ない、って顔で謝ってるのが証拠。打者の皆さん、分かってくださいね」と、投手の内角攻めに理解を求めていた。 上原氏の投稿を受け、ネット上には「内角突けなかったら打たれるから仕方ない、特に西武打線は強打者ばかりだし」、「死球が多くなったのは、それだけ西武の打者が相手に重圧与えてる証でもあるよね」、「コース間違えないようにギリギリのところを攻めてるから、たまにはこういうことも起こり得る」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「4個も死球当てられて文句言うなって方が無理だろ」、「故意じゃなかったら何でも許される訳じゃない」、「西武はリーグ1位の被死球数なんだぞ、それなのに『分かってください』は無いだろ」といった反発も複数見受けられた。 現役時代に巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)でプレーした45歳の上原氏は、日米通算で計34個しか死球を与えなかった投手。強気の攻めと制球力を両立させた投球で数々のタイトルを手にしただけに、今回の山本の4死球についても臆せずに攻めた結果と考えているようだ。 「2018、2019年とパ・リーグ2連覇中の西武は、2年連続でチーム打率・得点数がリーグトップの数字だった強打のチーム。今シーズンも5日終了時点のチーム打率・得点数はリーグ2位と破壊力は健在なので、死球覚悟で内角を厳しく突いた山本の投球は決して間違ってはいません。ただ、今シーズンの西武はここまでリーグトップとなる9個の死球を食らってもいます。当たり所が悪ければ大怪我の危険性もあるので、相次ぐ死球に西武ベンチが怒ったのも致し方ない面はあるでしょう」(野球ライター) 今年は6月2~16日にかけ行われた練習試合で、全68試合で計44個もの死球が続出。同月19日の開幕後も7月5日までの全88試合で計62個の死球が記録されており、巨人・小林誠司が6月21日・対阪神戦で死球を受け左尺骨を骨折するなど重傷者も出ている。今回の試合では幸いにも怪我人は出なかったが、重大なアクシデントにつながりかねない死球がこれ以上増えないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
-
-
スポーツ 2020年07月05日 11時00分
西武投手をオリックスコーチが突き飛ばす! 止まらない死球に監督も「恥ずかしい」、大乱闘が勃発した記憶に新しい警告試合
6月19日に開幕した今シーズンのプロ野球。開幕から7月2日までの全71試合で計50個が記録されるなど死球が続出しており、6月28日の広島対中日戦では死球の応酬で警告試合が宣告される一幕もあった。 >>広島対中日戦、死球の応酬で警告試合に「何当てとんじゃボケコラァ!」一触即発の険悪ムードにファンもピリピリ<< 同戦では6回裏に、広島先発・森下暢仁の投球が中日・大島洋平の背中に直撃。その後7回裏には、中日の2番手・三ツ間卓也が広島・會澤翼の左ひじに投球をぶつけてしまう。相次ぐ死球を受けた審判団は報復合戦につながる恐れがあるとして、會澤への死球直後に両リーグ通じて今シーズン初となる警告試合を宣告。これ以降死球を当てた投手は問答無用で退場になるという状況になった。 その後死球は出ず「10-3」で広島の勝利に終わったが、ネット上には「大怪我や乱闘に繋がらなくてよかった」、「宣告後に何事も無かったのは幸いだったな」といった安堵の声もあったこの試合。昨シーズンには死球を巡り大乱闘が勃発し、その後も退場者が続出した波乱の警告試合があった。 2019年8月13日に行われた西武対オリックスの一戦。この日西武先発の齊藤大将が、1回表にオリックス・福田周平、3回表に後藤駿太にそれぞれ死球を当ててしまう。後藤への死球直後にはオリックス・西村徳文監督がベンチから出てくるなど、少々きな臭い雰囲気が漂っていた。 そんな中、4回表に事件が勃発する。この回からマウンドに上がった西武2番手・森脇亮介が、2死満塁で打席に立った若月健矢の左ひじに投球を直撃させてしまう。森脇に詰め寄ろうとする若月を審判や西武捕手・森友哉が制止したが、その間にオリックス・佐竹学コーチが森脇に突進し両手で胸を突いた。 これを見た両軍ベンチが佐竹コーチの元に殺到したことで、マウンド付近で押し合いへし合いの大乱闘が勃発し球場は騒然。乱闘が沈静化した後に審判団は暴力行為による佐竹コーチの退場、そして同戦の警告試合を宣告して試合を再開した。 しかし、騒ぎはここでは終わらず、直後の4回裏にオリックス・田嶋大樹が森に死球を与え退場処分に。また、9回表には西武・平良海馬が福田に死球を与えて退場となり、本塁付近で両軍がにらみ合う事態に。同戦は「11-4」で西武が勝利したが、死球をきっかけに3人の退場者を出す大荒れの試合となった。 同戦後の報道では、西武・辻発彦監督が「4つも当てて恥ずかしいし申し訳ない」、オリックス・西村監督が「当てられたことに関してはここでしゃべるつもりはない」と語ったことが伝えられている。勝った方も負けた方も、非常に後味の悪い心境だったようだ。 冒頭の広島対中日の警告試合では広島ベンチから「何当てとんじゃボケコラァ!」とヤジが飛んだが、乱闘や退場といった事態にはつながっていない。波紋を呼ぶようなことが起こらなかったことは、非常に幸運なことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人
-
スポーツ
西武・山川、「これがプロ野球か」と驚愕? 尊敬する先輩が練習中に見せた予想外のプレーを暴露
2020年04月15日 20時05分
-
スポーツ
西武・山川「無理じゃん?アホだもん」 ソフトBリチャードに苦言、“30本塁打は不可能”との見方に当人は「がんばります」
2020年04月10日 13時55分
-
スポーツ
西武・松坂に「手を抜いてた?」 “同期のライバル”元巨人・上原氏、自身のヒットが明暗を分けた日シリの裏側を告白
2020年04月08日 17時00分
-
スポーツ
金子の合コン苦言のOBに「意識低い」女性との距離を指摘 元巨人・笠原氏、批判の声に「3人以上で会ってない?」主張で呆れ
2020年04月06日 22時00分
-
スポーツ
西武・金子の合コン報道に「罰金もの」 高木豊氏が激怒 「そんな奴とはもう付き合うな」厳しい言葉にファン賛同
2020年04月02日 17時00分
-
スポーツ
西武・金子、合コン報道よりも“非常識写真”にファンドン引き 「あまりにも危機感が無さすぎる」女性人気にもダメージ必至か
2020年03月31日 20時20分
-
スポーツ
「腕に縫い目がついた」西武・松坂、人生最悪のピッチャーライナーを明かす アテネ五輪のアクシデントに「怖すぎる」の声
2020年02月03日 17時00分
-
スポーツ
西武・山川、妻と娘に捧げた祝砲の裏話を披露 「よっしゃー! と喜んで携帯みたら…」狙い通りの本塁打にまつわる“大誤算”とは
2020年01月27日 19時35分
-
スポーツ
西武、一軍キャンプ帯同も「松坂は別メニュー」か 渡辺GMの目論見がメンバー編成から判明?
2020年01月16日 11時30分
-
スポーツ
西武・松坂、一軍キャンプ投入は危険? 渡辺GMの意味深発言、昨季未登板の内海とも明暗分かれるか
2020年01月11日 17時30分
-
スポーツ
レッズ・秋山の入団会見に「拍子抜け」の声 視聴者数は400人、SNSでの生配信に関心が集まらなかったワケ
2020年01月09日 17時40分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分