東京女子プロレス
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スポーツ 2022年07月25日 11時30分
東京女子プリンセスカップ鈴芽が準々決勝進出で辰巳リカと対戦へ「あこがれの辰巳リカを超えます!」
東京女子プロレスは、夏のシングル最強決定トーナメント『第9回東京プリンセスカップ』を23日、東京・新宿FACEで開催した。 メインイベントでは、鈴芽と原宿ぽむが2回戦で対戦。試合は開始早々、場外で原宿が虫取り網を鈴芽の頭に被せて捕獲し、トリッキーな動きを披露。これに困惑した鈴芽は丸め込みを連発するも、原宿は返しまくり、スネ蹴り、ミサイルキックで攻め込んでいく。 形勢逆転を狙う鈴芽はスリーパーから変型ネックロックで絞め上げるも、エルボー合戦から、原宿はエプロンで「ぽむ・ど・じゃすてぃす」を炸裂させるがカウントは2。鈴芽はコーナーからミカヅキ流星群を放ち、リング・ア・ベルを狙うが、これを阻止した原宿は逆さ押さえ込みで丸め込む。カウントは2。続けて、原宿がセカンドロープに上ったところで、鈴芽が雪崩式のフェースバスターを決めると、勝機と見たか、一気にリング・ア・ベルを叩き込んでカウント3。鈴芽が準々決勝進出を決めた。 試合後、鈴芽は「ぽむさん、何してくるか分からないし、スネ痛い。でも私が勝ちました!次は私があこがれて東京女子に入るきっかけになったリカさんと当たります。この夏、あこがれの辰巳リカを超えます!その先にめざすのはもちろん優勝です」と約1年先輩の原宿に勝った勢いで、辰巳リカを超えると高らかに宣言。 バックステージで鈴芽は「(1回戦は)シードだったんですけど、まず1勝。ぽむさんは予測不能なことをしてきました。でも執念みたいなものを私に向けてくれてうれしかったです。私はリカさんの全力で戦う姿にあこがれて東京女子に入ったんですけど、私もそんな風に全力で生きたいなって。この道を選んだからこそ、この道じゃないと成し遂げられないことをしたい。それが辰巳リカを倒すことです」と試合を振り返りながら、次の辰巳戦を見据えていた。 これに、中島翔子&坂崎ユカ戦を終えた辰巳は「鈴芽のコスチュームに大きい羽が生えたばかりだけど、むしり取りたい」と言うと、パートナーの渡辺未詩に「その先の決勝で会おう!」と辰巳の中では、渡辺との決勝を描いているようだ。 一方、惜しくも2回戦で敗れた原宿は「鈴芽とシングル初めてだったんですけど。前にタッグで負けた時、人生終わっちゃうくらい悔しかったんです。その気持ちを久々に思い出したなって。この経験は絶対欠かせないものだと思うので、『ぽむちゃん2022サマー』はきっと最高の思い出になると思います」とタッグに続いてシングルでも敗れたのはショックだった様子。鈴芽と辰巳は、今年4.10東京・新木場1stRING大会でシングルマッチを行い、鈴芽が善戦するも敗れている。この3か月で急成長を遂げているだけに、7. 31、東京・大手町三井ホール大会での準々決勝は注目だ。◆東京女子プロレス◆『東京プリンセスカップ』2022年7月23日東京・新宿FACE観衆 202人▼トーナメント2回戦(時間無制限1本勝負)○鈴芽(9分29秒 片エビ固め)原宿ぽむ●※リング・ア・ベル(どら増田)
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スポーツ 2022年07月20日 10時50分
SKE48荒井優希がプリンセスカップ2回戦敗退「来年は優勝したいです!」
東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が18日、東京・両国KFCホールで3戦目が開催された。 昨年に続き2度目の出場となったSKE48の荒井優希は、初出場だった昨年は愛野ユキに敗れ、1回戦で消えたが、9日の東京・大田区総合体育館では赤井沙希とのコンビでプリンセスタッグ王座を戴冠し、タッグとは言えチャンピオンとして参加する今年のトーナメントは簡単に負けるわけにはいかない。1回戦は先輩の桐生真弥を相手にフルネルソンバスターからFinallyを放ってカウント3。1回戦突破を決めている。2回戦は乃蒼ヒカリとの対戦が決まったが、「一緒のチームで戦うことが多くて、あまり試合をしたことがないので未知数で怖い選手ではあるんですけど。ヒカリさんに勝てたらすごいと思うんで、全力で行きたいと思います」と乃蒼超えを狙う。 試合はメインイベントで実現。序盤、荒井がショルダータックル、エルボー、ボディスラムで積極果敢に攻め込んでいく、さらに荒井はドロップキック、ビッグブーツ、スリーパーと猛攻。乃蒼も負けまいと激しいエルボー合戦を展開。乃蒼はブリザード・スープレックス、トラースキックで反撃すると、荒井は後頭部にFinallyを繰り出すも、乃蒼はこれを返し、正面からFinallyを狙った荒井を阻止した乃蒼は、再びトラースキックからブリザード・スープレックス・ホールドを決めてカウント3。荒井は2回戦敗退となってしまった。 勝利を収めた乃蒼は「なんとか勝てました。相手はタッグチャンピオンで、すごく怖かったけど、自分が勝ちたい気持ちが勝ったのかなって思います。次は尊敬してやまない坂崎ユカさんと(7.31東京・大手町三井ホールで)当たるんですけど、全力で勝っていきたいと思います」と準々決勝も突破宣言。 乃蒼を越えられなかった荒井は「タッグのベルトも獲ったので、少しでも強さを見せて上に行きたかったので悔しいです。悔しい気持ちが大きいんですけど、ヒカリさんには優勝してもらいたいと思ってます。次があったら、今日よりもっと強い荒井優希を見せられるよう頑張ります。(来年は?)こんな状態で言うのもなんですが、優勝したいです」と悔しさを滲ませた。来年はさらに強い荒井優希が見られるだろう。 さらに、ベスト8進出を決めた乃蒼は「ギリギリ勝てたなって。荒井ちゃんとシングル決まってからすごい緊張して。どんどん成長していく荒井ちゃんに超えられるわけにはいかないなって。その気持ちだけで勝てたのかな」と試合を振り返ると、準々決勝での坂崎戦に向けて「初めてのプリンセスカップの相手がユカさんで惨敗。何もできず負けたって悔しい思いがあって。ユカさんはあこがれの先輩であって、理想のレスラー。ここさえ乗り越えれば優勝も近いのかなって。油断せずどんどん勝ち上がっていきたい」と準々決勝が優勝のカギと見ているようだ。◆東京女子プロレス◆『東京プリンセスカップ』2022年7月18日東京・両国KFCホール観衆 251人▼トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負○乃蒼ヒカリ(10分44秒 ブリザード・スープレックス・ホールド)荒井優希●※乃蒼が準々決勝進出(どら増田)
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スポーツ 2022年07月12日 10時50分
SKE48荒井優希が赤井沙希とのタッグでプリンセスタッグ奪取!タイトル初戴冠も「ベルトを獲るところがゴールじゃない」
東京女子プロレスは9日、東京・大田区総合体育館で夏のビッグマッチ「SUMMER SUN PRINCESS '22」を開催した。 セミファイナルでは、プリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームのマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ&瑞希)に、令和のAA砲(DDTプロレス所属赤井沙希&SKE48荒井優希)が挑戦。荒井にとっては初戴冠のチャンス到来だ。 試合は、序盤からタイトル奪取に燃える令和のAA砲が飛ばして、ダブル・ビッグブーツを瑞希に決めるなどしたが、中盤以降はマジラビが荒井に狙いを定めてAA砲が劣勢に回る。しかし、赤井が坂崎に串刺し式ビッグブーツを決めると、荒井も瑞希にサソリ固めを決めて応戦。さらに赤井は瑞希を三角締めで絞め上げていく。これに危機感を感じたのか、マジラビが合体技を繰り出す。坂崎のマジカルメリーゴーランドをAA砲が阻止すると、荒井が瑞希の背後からFinallyを決め、さらに坂崎にも蹴りを見舞うと、赤井が瑞希にケツァル・コアトルを見舞う。これを勝機と見たAA砲はダブル新人賞を瑞希に叩き込むと、赤井がカバーに入り、カウント3。AA砲が強いマジラビからタイトルを奪取した。 試合後、赤井は「マジラビは強いし、ウチらが挑戦しても100回やって99回かなわなかったと思います。でも、私たちはタッグとして未熟かもしれないけど、優希ちゃんには可能性がメチャメチャある。100回中の1回を引き当てたのは、優希ちゃんの運の良さだったり引きだったり。私も引っ張っていくつもりでいたんですけど、優希ちゃんに支えられた部分もあります。次からが大変。追われる立場になるから。明日から追われる立場として、どんどんその先を走りましょう」と笑顔。 これがプロレスのタイトル初戴冠となった荒井は「何度も苦しい場面もあったんですけど、赤井さんという素敵な先輩が近くにいてくれて、たくさん助けてくれて。今日は今までで一番の姿を見せられたんじゃないかと思います。でもベルトを獲るところがゴールじゃないので、もっと成長して、東京女子の一人としてもっと引っ張っていけるよう頑張っていきたい。今まで守ってきた先輩たちの歴史も背負うって、そういう重みも感じるので。このベルトに恥をかかせない存在でありたいと思います」と感慨深い表情を見せた。 これから荒井はチャンピオンとして追われる立場になるだけに、さらに注目していきたい。◆東京女子プロレス◆『SUMMER SUN PRINCESS '22』2022年7月9日東京・大田区総合体育館観衆 1130人▼プリンセスタッグ選手権試合(30分1本勝負)<王者組>坂崎ユカ&●瑞希(24分28秒 体固め)赤井沙希○&荒井優希<挑戦者組>※ダブル新人賞。マジカルシュガーラビッツが6度目の防衛に失敗、令和のAA砲が第10代王者組となる。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月27日 11時30分
SKE48荒井優希タイトル挑戦に暗雲?「赤井さんに組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」
東京女子プロレスは25日、兵庫・神戸芸術センターで『TJPW CITY CIRCUIT~神戸公演~』を開催した。 次回ビッグマッチ『SUMMER SUN PRINCESS '22』7.9東京・大田区総合体育館大会で、プリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームのマジラビこと坂崎ユカ&瑞希に、赤井沙希とのタッグで挑戦が決定している荒井優希。 この日はその前哨戦として、愛野ユキ、上福ゆきとの“ゆき”トリオを結成し、坂崎&らく&遠藤有栖組と対戦。荒井と坂崎にとってはタイトルマッチの前哨戦だ。 試合は荒井が坂崎にビッグブーツからエルボーを放ち、成長の爪痕を残そうとするも、坂崎は実力差を見せつけるかのような鋭いエルボーを放つなど、誰が見てもその差は歴然としていた。試合は愛野が遠藤をヴィーナスDDTで下し、ゆきトリオが勝利を収めたが、荒井の表情は晴れやかなものではなく、坂崎との力の差を痛感した様子。 「あと2週間で力も、他のところでも対抗できるように頑張りたい」と話すのが精いっぱいだった。26日の福岡・西鉄ホール大会では坂崎&瑞希を相手に最後の前哨戦に臨むだけに、「不安ですけど、赤井さんが見た時に、組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」とパートナーの赤井が不在の間に自力で何とかしたい思いを口にした。 また、同じ7.9大田区大会で組まれたプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合に向けて王者の中島翔子、挑戦者の辰巳リカがタッグマッチで火花を散らした。 最初で最後の前哨戦で勢いを見せつけたのは辰巳だ。徹底した足殺しと攻撃力抜群のヒップアタックで中島の機動力を削ぎ落とすこと成功。パートナー渡辺未詩との連係も冴え、分断した鈴芽をドラゴンスリーパーで料理した。辰巳は「前哨戦は全て勝つで“全勝戦”。中島翔子を虜にさせた上で狂い咲く」と必勝を誓った。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月23日 18時30分
赤井沙希とタッグ王座挑戦決定のSKE48荒井優希、挑戦理由は「もう一段階上のレベルに行きたい」
東京女子プロレスは7.9東京・大田区総合体育館大会のカードを発表し、プリンセスタッグチャンピオンチーム、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ&瑞希)に、赤井沙希(DDT)&SKE48荒井優希が挑戦することが正式決定した。 荒井は19日に東京・後楽園ホールで開催された『Additional attack '22』で、マジラビが中島翔子&ハイパーミサヲの享楽共鳴を破り、プリンセスタッグ王座5度目の防衛に成功すると、リングインして「タッグのベルトに、私と赤井さんで挑戦させてもらいたいです。赤井さんは忙しくて今いないんですけど、気持ちはしっかり共有してて。2人で挑戦って言いました。私はまだ1年ちょっとで先輩方に比べると、短い期間だと思うんですけど。その期間に赤井さんはもちろん、ユカさん、瑞希さんが近くでかっこいい姿をいっぱい見せてくれて。その姿を見て、もっと強くなりたい、勝ちたいなって。それが原動力になっているので、そんな先輩たちに勝ちたいです」とチャンピオンチームに挑戦表明している。 この場に居合わせなかった赤井は「後楽園で試合をした後、優希ちゃんにリング上で、タッグのベルトに挑戦してみたいと告げられまして。見え方としては自分も背中を押したという。自分もTwitterで“ケツ持ってあげるから”とは言ったんですけど。自分自身、それで奮い立たせられたところもあります。頑張ればベルトを獲れる相手でもないってことは分かってます。でも、自分自身このベルトに初めて挑戦するので、荒井選手と私の覚悟をちゃんと形にして、ベルトを腰に巻きたい」と話題性だけではなく、しっかりとした実力でタイトルを奪取したいと宣言。 荒井は「やっぱり私は後輩で、素敵な先輩方に囲まれてプロレスラーをできているんですけど。こういう環境っていつまでも続くものじゃないなって、SKE48の活動をしていても感じていて。こうやって、ユカさん、瑞希さんがベルトを持ってるタイミングで、赤井さんという素敵な先輩と挑戦できるのは恵まれてることだなって思って。このチャンスをしっかり自分のものにして、最強の先輩方に勝って、もう一段階上のレベルに行きたい。ベルトを獲ることが最終目標じゃなく、もっとやりたいことがあるので。その過程の一つとして、赤井さんとベルトを獲れたらなと思います」とプロレスラー荒井優希の“通過点”として、まずはタッグのベルトに狙いを定めたようだ。 とは言え、赤井と荒井がチャンピオンになれば話題性が高まるのは間違いない。どのような結末が待ち受けているのか注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月22日 17時30分
SKE48荒井優希が赤井沙希とのタッグで東京女子プリンセスタッグ王座挑戦へ!「先輩たちに勝ちたい」
SKE48のメンバーで、東京女子プロレスではプロレスラーとして活躍している荒井優希がついにタイトルに挑戦する。 19日に東京・後楽園ホールで開催された『Additional attack '22』で、プリンセスタッグチャンピオンチーム、マジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が中島翔子&ハイパーミサヲの享楽共鳴を破り、5度目の防衛に成功すると、荒井がリングイン。 荒井は、この日の第5試合で赤井と2度目のタッグを結成して、山下実優、宮本もか組と対戦。赤井の好アシストを得て、荒井が必殺のFinallyで宮本からカウント3を奪取しており、赤井とのタッグの行方が注目されていた。 荒井は「タッグのベルトに、私と赤井さんで挑戦させてもらいたいです。赤井さんは忙しくて今いないんですけど、気持ちはしっかり共有してて。2人で挑戦って言いました。私はまだ1年ちょっとで先輩方に比べると、短い期間だと思うんですけど。その期間に赤井さんはもちろん、ユカさん、瑞希さんが近くでかっこいい姿をいっぱい見せてくれて。その姿を見て、もっと強くなりたい、勝ちたいなって。それが原動力になっているので、そんな先輩たちに勝ちたいです」と挑戦表明。 荒井の覚悟を感じ取ったのか、マジラビが挑戦を受諾すると、坂崎は「デカい2人には大きい舞台でタイトルマッチやってもらおう。7.9大田区でタッグベルト懸けてマジラビと」と防衛戦の会場に7.9東京・大田区総合体育館大会を指定すると、坂崎は「警戒するのは足の長さですかね?使う技も2人は似てるんで。その足に注意して」とかなり蹴りには用心している様子。赤井とはバトルロイヤルで絡んだこともある瑞希は「少し当たったことがあるけど、ちゃんと当たったことはない。だけど赤井さんの強さはちょっとでも感じたので。怖いなって。荒井ちゃんにはまだ早いんじゃないかなって」と荒井に関しては時期尚早のイメージを持っている模様。 一方の荒井は「久しぶりの赤井さんとのタッグで、赤井さんのサポートをたくさん受けて、声も掛けていただいてではあるんですけど勝つことができました。試合が終わった後に、赤井さんとお話をして、挑戦したいと伝えたら、“一緒に頑張ろう”って言ってくださったので。先輩方に追いつきたい、追い越したいって気持ちがあるんですけど。実力では届かない部分が大きいんですけど、気持ちでは負けてないって思うので。赤井さんといる自分に自信をもって、ベルトを狙っていきたい。タッグのベルトに挑戦すること自体、初めてなので緊張するんですけど。大きな舞台を選んでいただいたので、赤井さんとたくさん作戦を練ってチャンスをしっかり掴みたい」とタイトルの一発獲りを力強く誓っていた。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月03日 10時50分
サイバーフェスで東京女子プリプリ王者、中島翔子にAEW帰りの坂崎ユカが挑戦「心の余裕という部分で成長してる」
サイバーファイトが2日、都内のホテルで傘下4団体(DDTプロレス、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2022」6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会の会見を開いた。セミファイナルで挑戦者の坂崎ユカを迎え撃つ中島翔子が勝利を口にした。 セミファイナルでは、東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者、中島翔子に坂崎ユカが挑戦する。現地時間6月26日(日本時間27日)に新日本プロレスとの合同興行開催が発表された、アメリカのAEW遠征を経験して来た坂崎は「私たちの背中を見て育ってきた妹(後輩)たちが、私たちに試合を見てあこがれるような闘いをして。さらに、応援してくれるお客さんが誇れるような闘いを、私たちがぶつけて、本気の試合をここでやりたいと思います」と中島との旗揚げメンバー対決をすることで、後輩に背中を見せたい決意を表明。 一方の中島は「坂崎ユカ、世界で活躍する東京女子の中でも最高の選手の一人です。先月は一人で米国遠征で大活躍してましたし、新しい経験をいっぱい積んでレベルアップしてる。最強の挑戦者と、チャンピオンとしてタイトルマッチができるのはすごくうれしい」とAEW遠征を経験した坂崎を挑戦者に迎えることにより、ベルトの価値も上がると考えているようだ。 中島と坂崎は、2019年11月3日に東京・両国国技館で開催されたDDTの大会で、プリプリ王座戦を闘って以来、2年半ぶりとなるが、その時は坂崎がタイトルを奪取している。これについて坂崎は「シングル自体はとても少なく、あまり肌を合わせることはなかったんですけど。経験値だったり、ハプニングだったり、アクシデントが起きたときの対処だったりとかも、どんどん自分の中で変わってきてますので。心の余裕という部分で成長してるかなと思います」と成長を口にした。一方の中島は「当時以上に、より海外で活躍するようになった。私の知らない経験をたくさん積んでる。大きな会場でも、すごく自信のある顔で、緊張してないような表情でいつもニコニコ。リング上ではすごい怖い顔をする時もあって、そんな自分のペースを保てる精神力が当時以上に上がってるんじゃないかと思います」と対戦がなかった間に積み上げて来た坂崎の経験と精神力の強さを指摘。気を引き締めていた。 なお、メインイベントではGHCヘビー級選手権試合、チャンピオンでプロレスリング・ノアの潮崎豪に、新日本の小島聡がメジャー3団体タイトル奪取のグランドスラムをめざして挑戦する。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月10日 22時30分
東京女子SKE48荒井優希ら1998年組が新旧王者組に敗戦も大奮闘も「先輩たちの強さを感じた」
東京女子プロレスが5月5日、エディオンアリーナ大阪(大阪・大阪府立体育会館)第2競技場で「GO GO DO IT」を開催。SKE荒井優希、鈴芽、宮本もか、遠藤有栖の「1998年(平成10年)度組」が新旧チャンピオンチームに敗れるも、大奮闘。今後に期待を持たせた。 メインイベントはデビュー3年目の鈴芽、2年目の宮本、遠藤、そして2年目に入ったばかりの荒井の同学年組が新世代チームを結成。プリンセス・オブ・プリンセス王者・中島翔子、プリンセスタッグ王者・瑞希、インターナショナル・プリンセス王者・伊藤麻希、元プリンセス・オブ・プリンセス王者・辰巳リカの新旧チャンピオンチームと対戦。 試合形式は60分3本勝負。1本目、チャンピオンチームは開始早々、伊藤と辰巳が不穏なムードになったものの、遠藤のキャメルクラッチを脱出した辰巳が足4の字固め。カットされると、スリーパーからドラゴンスリーパーの必勝パターンで遠藤からギブアップを奪い先取。 2本目、新世代チームは荒井が瑞希にドロップキック、串刺しビッグブーツを叩き込むなど、4人で猛攻。荒井は中島にフルネルソンバスター、サソリ固めを決め、ロープに逃げられると、必殺のFinally(カカト落とし)を狙ったが中島は回避。瑞希が場外の鈴芽、宮本、遠藤目がけてダイブを敢行して3人の動きを止めた。中島はダブルアーム式DDTからダイビング・セントーンを炸裂させ、荒井から3カウントを奪取。これでチャンピオンチームが2-0で勝利を収めた。 結果的にはストレート負けだったが、浅いキャリアで新旧チャンピオン相手に奮闘した荒井は「ストレートで負けてしまって。届かない壁というか、先輩たちの強さを感じたんですけど、私たちも強くなって、“そう言えば、私たちもボロボロにされてたよね”って言えるくらい成長していきたいと思いました」とコメント。 鈴芽は「強い相手だったけど、この4人で組めてくれてうれしかったし、これからもやりたい」、宮本は「こうやって切磋琢磨できるのは幸せなことなので。どんどん成長していきたい」、遠藤は「この4人で組めてくれしかったし、今日負けたけど、次やった時、もっと成長して、勝つつもりで頑張ります」と前を向いた。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月09日 11時30分
東京女子“筋肉アイドル”才木玲佳がラストマッチ「引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しかった」
東京女子プロレスが3日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND 2022~夢の翼を広げ~」を開催。プロレスラー、筋肉アイドルとして活躍してきた才木玲佳がリングに別れを告げた。 才木は2014年12月、WRESTLE-1公式サポーター「Cheer♡(ハートマーク)1」に加入。芸能活動を行いながら、2016年3月にプロレスデビューを果たした。同6月から東京女子にレギュラー参戦し、プリンセス・オブ・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座(パートナーは小橋マリカ)を戴冠。2017年夏には同団体の最強決定トーナメント「第4回東京プリンセスカップ」を制覇するなど、大きな足跡を残している。 その後、同団体のリングから離れ、「Cheer♡1」を卒業。2019年8月に右下顎を骨折し、以後、プロレス活動を休止。今年3月にプロレス、ボディビルからの引退を表明していたが、この日、才木は「Cheer♡1」の後輩・遠藤有栖と3分間のエキシビションマッチに臨んだ。2人は同グループでの在籍期間は重なっていないが、才木にあこがれてプロレスラーになることを志した遠藤は、デビュー前に直接指導を仰ぐなど交流を深めていた。 才木はグラウンドでのレスリングの攻防から、ドロップキック、サッカーボールキックを繰り出すなど、ブランクを感じさせないファイトぶり。得意技のキャメルクラッチに入ろうとするも、体勢を入れ替えられ、その技を継承した遠藤に絞め上げられたが、あっという間にタイムアップ。 試合後、戦友でもあった山下実優から花束、坂崎ユカから色紙を渡された才木は「2年8か月ぶりにプロレスのリングに戻ってきました。人生の中で一番短く感じる3分。やっぱ短い!足りない!プロレスは楽しいし、プロレスは大好きだなって。意外と体も覚えてるもんで、リングから離れてる時間が長かったけど、プロレスラーなんだなって実感した3分間でした。最後に対戦してくれた有栖。私の知ってる有栖じゃなくて、もう立派なプロレスラーの有栖でした。もっと有栖と戦いたいって思ったし、またこれから一緒にやってたら、どんなストーリーが紡げるんだろうって、想像も膨らんだし、ワクワクもした」とマイク。 続けて、「引退するつもりで、このリングに来たわけですけど、引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しくて。だけど引退を決意したのも、悩みに悩んで決めたことだし、0か100かしかできない私の性格だから。ケジメをつける意味でも、今日私は引退します。実質3年半という短いレスラー人生ではあったんですけど、そのほとんどをこの東京女子でお世話になって、プロレスを好きにならせてくれたのも東京女子でした。離れてる間も仲間だと思ってくれていた選手も多いし、引退するって言った時に快く承諾してくれた、懐の深さと愛情の深さ、こういう東京女子だからこそ、私はこれからも大好きです」とあいさつし、10カウントゴングを聞きレスラー生活に別れを告げた。(どら増田)
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スポーツ 2022年04月27日 11時30分
東京女子プロレスSKE48荒井優希がマジラビと合体も、ふりーWi-Fi&宮本もかに敗れる…
東京女子プロレスが4月24日、東京・両国KFCホールで「TJPW SPRING TOUR '22」を開催。5月3日の東京・後楽園ホールでマジカルシュガーラビッツ(マジラビ=坂崎ユカ、瑞希)が持つプリンセスタッグ王座に挑む「ふりーWiFi」(乃蒼ヒカリ、角田奈穂)が前哨戦を制して、ベルト獲りに弾みをつけた。 この日、「ふりーWiFi」は宮本もかとのトリオで、坂崎、瑞希、荒井優希(SKE48)組と対戦。「ふりーWiFi」は合体のキックを瑞希に決めるなど好調な出足を見せた。しかし、マジラビも坂崎が角田にミサイルキック、TeaTime、瑞希がダイビング・フットスタンプを見舞うなど応戦。荒井も奮闘して宮本にビッグブーツ連打を叩き込んだ。乃蒼は瑞希にランニング・ネックブリーカー、トラースキックを見舞うと、コーナーに振った。すると、角田がポストを外しており、瑞希はむき出しの金具に額を痛打。すかさず、乃蒼が回転足折り固めで丸め込んで3カウントを奪取。試合後、怒った坂崎は外されたコーナーポストで乃蒼、角田を殴打する暴挙。 試合後、乃蒼は「ここで勝ったからと油断せず、5月3日、このまま勝ち続けてベルトを獲りましょう」、角田は「勝ったから電波良好」と挑発。 バックステージで乃蒼は「タイトル戦が決まって初めての前哨戦だったんですけど、ここで勝っておかないと、チャンピオンに挑戦者として見てもらえないかなって思ったので。今日は絶対に勝ちたかった。タイトル戦までにもっと強くなって、一人でも勝てるように」と笑み。角田は「今日の私たちの勝ちが不安材料になってくれればいいなと思ってます。見せてないものが、ずっとタッグでやってきてるマジラビより多いと思うんです。不安材料をもっと作って、タイトル戦まで不安でいてほしいなと思います」と話した。 一方、坂崎は「アホなんじゃないかなって思います。勝つために考えたことだと思いますけど、そっちがその気なら、こっちだって」と報復宣言。瑞希は「これが二人の戦い方なら、その土俵に立った上で、ちゃんと勝ちを獲り返したい。もちろん防衛できるように。やり返したい」と怒り心頭だ。(どら増田)
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