荒井は19日に東京・後楽園ホールで開催された『Additional attack '22』で、マジラビが中島翔子&ハイパーミサヲの享楽共鳴を破り、プリンセスタッグ王座5度目の防衛に成功すると、リングインして「タッグのベルトに、私と赤井さんで挑戦させてもらいたいです。赤井さんは忙しくて今いないんですけど、気持ちはしっかり共有してて。2人で挑戦って言いました。私はまだ1年ちょっとで先輩方に比べると、短い期間だと思うんですけど。その期間に赤井さんはもちろん、ユカさん、瑞希さんが近くでかっこいい姿をいっぱい見せてくれて。その姿を見て、もっと強くなりたい、勝ちたいなって。それが原動力になっているので、そんな先輩たちに勝ちたいです」とチャンピオンチームに挑戦表明している。
この場に居合わせなかった赤井は「後楽園で試合をした後、優希ちゃんにリング上で、タッグのベルトに挑戦してみたいと告げられまして。見え方としては自分も背中を押したという。自分もTwitterで“ケツ持ってあげるから”とは言ったんですけど。自分自身、それで奮い立たせられたところもあります。頑張ればベルトを獲れる相手でもないってことは分かってます。でも、自分自身このベルトに初めて挑戦するので、荒井選手と私の覚悟をちゃんと形にして、ベルトを腰に巻きたい」と話題性だけではなく、しっかりとした実力でタイトルを奪取したいと宣言。
荒井は「やっぱり私は後輩で、素敵な先輩方に囲まれてプロレスラーをできているんですけど。こういう環境っていつまでも続くものじゃないなって、SKE48の活動をしていても感じていて。こうやって、ユカさん、瑞希さんがベルトを持ってるタイミングで、赤井さんという素敵な先輩と挑戦できるのは恵まれてることだなって思って。このチャンスをしっかり自分のものにして、最強の先輩方に勝って、もう一段階上のレベルに行きたい。ベルトを獲ることが最終目標じゃなく、もっとやりたいことがあるので。その過程の一つとして、赤井さんとベルトを獲れたらなと思います」とプロレスラー荒井優希の“通過点”として、まずはタッグのベルトに狙いを定めたようだ。
とは言え、赤井と荒井がチャンピオンになれば話題性が高まるのは間違いない。どのような結末が待ち受けているのか注目したい。
(どら増田)