ロッテ
-
スポーツ 2022年10月25日 15時30分
ロッテ・佐々木朗希を堀内元監督が酷評! 沢村賞選考後の苦言に批判相次ぐ「育成方針知らないのか」
24日に行われ、オリックス・山本由伸が受賞選手に選ばれた沢村賞選考委員会。選考委員長を務めた野球解説者・堀内恒夫氏(元巨人監督)のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、堀内氏は選考終了後に行われた会見の中で、山本の他に活躍が目立った選手として4月10日・オリックス戦で完全試合を達成した佐々木朗希の名を挙げる。「圧倒的な力で完全やったんじゃないですか。あれだけの投手はなかなかいないと思います」と称賛したが、その一方で「日本のプロ野球を背負うピッチャーになってほしい気持ちを持ってますが、いかんせん、投げない。大丈夫かなというくらい、登板間隔が空いている」と登板数・イニングが少なすぎると苦言を呈したという。 今季の佐々木は「20登板・129回1/3・9勝4敗・防御率2.02」とキャリアハイの白星をマーク。ただ、登板間隔は全て中6日以上、中4・5日は一度もナシとかなり余裕を持ったローテ運用で、この影響もあり規定投球回数(143回)には届かなかった。 >>ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定<< 堀内氏のコメントを受け、ネット上には同調の声が上がったが、それ以上に「堀内さん、佐々木は今季が実質ローテ1年目ってこと忘れてない?」、「やっと先発として一本立ちしてきたところなのにもっと投げろは要求高すぎる」、「首脳陣はあえて佐々木を投げさせてないんだが…まさかこの育成方針知らないのか?」といった否定的なコメントが見られた。 「佐々木はプロ入りした2020年から今季にかけ3シーズンを過ごしていますが、1年目は年間を通じて一軍に同行しながら体作りに終始し、一・二軍どちらも未登板で終了。2年目もシーズン登板数は11と控えめな数字にとどまり、迎えた3年目の今季にようやく一軍ローテ投手として本格運用され始めました。ロッテ首脳陣はまずは体作りに時間を割き、その後も登板数・イニング数は慎重に増やしていくという育成方針に沿って佐々木を育てている最中なのですが、堀内氏はこうした取り組みを知らないのかと呆れたファンも少なからずいたようです」(野球ライター) 10月18日に就任会見を行った吉井理人新監督は、佐々木の運用について「育成の計画として今年は1年間、一軍のマウンドで投げることが目標だった。来季はその一個上、中6日でしっかり25試合くらい1週間に1回、健康な体でマウンドに上がれることが目標」と語ったことが伝えられている。エースとしてフル稼働が求められる来季、佐々木は堀内氏をうならせるような数字を残すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年10月24日 15時30分
日本ハム・新庄監督、ロッテ戦視察は近藤FA補償への備え? 不気味な言動が憶測を呼ぶ、強肩と目を付けられた選手は
23日に行われ、ロッテが「3-0」で勝利したフェニックスリーグ・阪神戦。試合結果以上に話題となったのが日本ハム・新庄剛志監督の視察だった。 日本ハムはこの日午後0時30分からフェニックス・楽天戦を戦ったが、新庄監督は木田優夫二軍監督が率いる自チームではなく、同時刻に開催された無関係のロッテ対阪神戦を視察。報道によると、試合開始前に取材に応じた新庄監督は視察の理由の一つとして「トレードに向けて選手をチェックしたい」と口にしたという。 日本ハムは18日に渡邉諒、高濱祐仁を阪神に放出し、代わりに齋藤友貴哉、江越大賀が加入する交換トレードを成立させている。ただ、新庄監督はこの1件で満足せず、他にもトレード補強の可能性はないか模索しているようだ。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には「数日前にトレードしたばかりなのに貪欲だな」と驚きの声が上がったが、中には「実は近藤FA流出後も睨んでたりして…」、「補償関係の事情もあるかも、ロッテも近藤調査してるらしいし」、「ロッテ移籍した場合に備えて、人的誰にするか直接見極めにきたのか?」といった、日本ハム・近藤健介の去就も背景にあるのではという推測のコメントも見られた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、通算で「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」をマークしているチームの絶対的主力。ただ、10月18日に今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであること、オリックス、ソフトバンク、ロッテの3球団が獲得調査に動いていることが報じられている。 「FA選手は元球団の年俸上位1~3位ならAランク、4~10位ならBランク、11位以下ならCランクに位置付けられ、A、Bランク選手の獲得には人的、もしくは金銭での補償が必要となります。近藤は年俸2億5500万円(推定)でAランクとみられているため、日本ハムは仮に近藤がFA流出した場合、移籍先球団に人的補償選手を求めることが可能。その選手の品定めも今回の視察の目的なのではと推測しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 試合終了後にも取材に応じ「目立ったのはロッテ山本君。いい肩してました」と、ロッテのプロ2年目・20歳の山本大斗の守備を評価したという新庄監督。不気味な言動は今後も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年10月18日 20時45分
阪神、ロッテ中村のFA獲得は消滅か?「調査結果微妙だったのか」落胆相次ぐ電撃トレードの背景は
16日に岡田彰布新監督が就任会見を行うなど新体制に移行している阪神。18日に球団が発表した補強情報がネット上で話題となっている。 球団公式サイトはこの日、プロ4年目・27歳の齋藤友貴哉、プロ8年目・29歳の江越大賀の2名を日本ハムに放出し、代わりにプロ9年目・27歳の渡邉諒、プロ8年目・26歳の高濱祐仁が加入する交換トレードが成立したことを発表。トレードを伝える報道では右打ちの野手を探していた阪神と、投打に高い潜在能力を誇る選手を欲していた日本ハムの思惑が一致し成立に至ったと伝えられている。 >>阪神、岩貞のFA慰留は絶望的? 昨オフにあった権利行使の前兆は<< 阪神が日本ハムから獲得した渡邉、高濱はどちらも内野手で、渡邉は今季までに「447試合・.257・28本・145打点」、高濱が「128試合・.252・8本・44打点」といった通算成績をマーク。高濱はこれまで規定打席に到達したシーズンはないが、渡邉は2019~2020年に2年連続で規定打席をクリアしており、2019年には11本塁打を放っている。 阪神のトレード発表を受け、ネット上には「右の内野手を一気に2人獲ったのは予想外」と驚きの声が上がったが、中には「内野の2枚獲りは辛い、これで中村のFA獲得はかなり薄くなった」、「2人に罪は無いんだが、中村に比べたら完全に期待外れだ」、「中村に行く気無さそうなのは残念だが…もしかして獲得調査の結果が微妙だったのか?」といった、ロッテのプロ8年目・30歳の中村奨吾を引き合いに出した落胆のコメントも少なからず見られた。 中村は2015年のプロ入りからロッテでプレーし、今季までに「991試合・.255・74本・378打点」をマークしたチームの正二塁手。今季4月に国内FA権を取得しており、18日時点ではまだ権利行使の可否は明らかにしていないが、宣言なら複数球団が獲得に乗り出すのではと動向が注目されている選手だ。 「今季二塁手の最多出場が糸原健斗の63試合とレギュラーが不在の阪神にとって、過去にベストナインを1回(2021)、ゴールデングラブ賞を2回(2018,2021)獲得している中村はうってつけの存在。加えて、地元は阪神のお膝元である兵庫、出身大学は岡田新監督と同じ早稲田大学、2018~2021年にかけ共にロッテで戦った今岡誠氏(元ロッテ一軍ヘッドコーチ)が入閣見込みと阪神とのゆかりも複数あることから、獲得に動くことを期待しているファンも多数いました。ただ、今回二塁も守れる内野手を2名トレード獲得したことにより、中村の獲得に動く可能性はかなり低くなったといえます。水面下で中村の獲得調査を進めるも感触が思わしくなかったことで、二塁手はトレードでまかなう方針にかじを切った可能性もあり得るのでは。また、プロ野球球団にとって最も戦力が補強できる場であるドラフト前にトレードが行われるのは珍しいケースですが、今のうちに二塁のテコ入れにめどをつけておくことで、他ポジション選手の指名を行いやすくしたかったという意図も考えられます」 (野球ライター) ため息をつく阪神ファンが多かったことの表れか、Twitterでは一時「中村奨吾」というワードがトレンド入りした阪神のトレード補強。渡邉、高濱のどちらか、あるいは両方ともブレークすれば“中村待望論”も消えると思われるが、果たして両名は来季以降活躍を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年10月14日 20時30分
ロッテ・福田に「何度やれば気が済むのか」呆れ声も 来季に早くも黄信号? 右肩手術発表が物議
これまでソフトバンク(2007-2019)、ロッテ(2020-)でプレーし、今季までに「782試合・.228・29本・145打点」といった通算成績を残しているプロ16年目・33歳の福田秀平。14日、右肩のクリーニング手術を受けたことを球団が発表した。 球団公式サイトはこの日、福田が「右肩の関節鏡下関節授動術(骨棘切除、クリーニング術)」を13日に受けたと発表。また、「2020年6月に死球を受けた際に右肩甲骨を骨折。その後、後遺症が今日に至るまで複数判明し、最終的に変形性肩関節症の症状に起因するものと結論が出たため、このたび骨棘切除、関節唇切除、肩関節包切除を行いました。試合復帰まで3ヵ月を予定しています」と、手術に至った経緯や復帰までの期間も掲載している。 福田は2020年6月16日の練習試合・巨人戦の6回表に右肩甲骨付近に死球を受け、一時は出場を続行したものの7回裏に交代。その後同月20日に右肩甲骨の亀裂骨折と診断されたことを球団が発表したが、これ以外にも故障を負ったという発表・報道は特になかった。 >>ロッテ・井上に「何笑ってんだ」と呆れ声、井口監督にも批判 反撃ムード台無しの暴走が物議<< 福田の手術発表を受け、ネット上には「3年前の死球がそんな事態になってたとは」、「自分に責任が無い怪我で数年苦しんでたってことか…」、「割り切れない面もあるだろうが腐らず回復に努めてほしい」、「試合復帰まで3か月ならキャンプは間に合うはずだから頑張れ」といった驚きや激励の声が寄せられた。 ただ、ファンの反応はこうした温かいものばかりではなく、一部からは厳しい意見も上がっている。福田は2019年オフに4年総額4.8億円(推定)という大型契約でロッテにFA移籍したが、ソフトバンク時代から故障が多いことが知られており、ロッテ入り後も右肩甲骨の亀裂骨折(2020-2021)、右恥骨筋損傷(2020)、左肩関節脱臼(2022)と3年連続で故障離脱が続いている。ネット上には「死球骨折はノーカウントとしてもさすがに故障多すぎ」、「億単位のカネもらっててこのザマは擁護できない」、「本当に何度故障をやれば気が済むのか…」といった呆れ声も散見される。 過去3シーズンの通算成績は「86試合・.202・5本・25打点」とほとんど稼働できないまま、来季契約最終年を迎える福田。オフの間にコンディションを立て直し、ファンの信頼を取り戻すような逆襲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について千葉ロッテマリーンズの公式サイトよりhttps://www.marines.co.jp/
-
スポーツ 2022年10月12日 15時45分
阪神、今岡氏入閣で中村のFA獲得実現?「また不安要素増えた」動向に怯えるロッテファン相次ぐ
9月27日に野球解説者・岡田彰布氏(元阪神監督)の次期監督内定が報じられ、同日以降は組閣人事も注目されている阪神。10月12日、野球解説者・今岡真訪氏(元阪神他)が入閣する方向になったと報じられた。 報道によると、阪神は第一次岡田政権(2004-2008)で打線を牽引した今岡氏を、今季チーム打率(.243)、得点数(489得点)、本塁打数(84本)がいずれもリーグ5位と貧打に苦しんだ打線のテコ入れ役として評価。岡田氏が次期監督に内定した直後から、打撃コーチとしての招へいに動いていたという。 >>阪神・矢野監督、“守備コロコロ”を最後まで貫く真意 積年の課題で自滅する可能性も?<< 今岡氏は現役時代に阪神(1997-2009)、ロッテ(2010-2012/2012はコーチ兼任)でプレーし、通算で「1309試合・.279・122本・594打点」をマーク。2005年にはプロ野球歴代3位の147打点を挙げる勝負強さでリーグ優勝に大きく貢献した。引退後は阪神(2016-2017)、ロッテ(2018-2021)で指導者を歴任。直近のロッテ時代は安田尚憲、山口航輝、藤原恭大ら若手野手の育成に尽力している。 報道通りにいけば6シーズンぶりの阪神帰還となる今岡氏だが、ネット上の阪神ファンからは手腕に期待する声が多数。ただ、今岡氏が直近に所属したロッテファンからは「中村FA移籍の布石にならなきゃいいが…」、「今岡入閣でまた中村流出の不安要素が増えた」、「中村が権利行使したらの話だが、力量知ってる今岡が引き抜き図ってくる可能性は十分あり得る」、「そもそも阪神は二塁穴だし、中村とは色々ゆかりあるし不安でしかない」といった、正二塁手・中村奨吾の去就に影響するのではと心配するコメントも少なからず見られた。 中村は2015年のプロ入りからロッテでプレーし、今季までに「991試合・.255・74本・378打点」をマーク。今季4月に国内FA権を取得しており、今オフのFA市場に出てくるのではと動向が注目されている選手の一人だ。 「阪神は今季二塁手の最多出場が糸原健斗の63試合とレギュラー不在の状況。過去にベストナインを1回(2021)、ゴールデングラブ賞を2回(2018,2021)獲得している中村は、現チームにとって非常に魅力的な存在といえます。加えて、中村の地元は阪神のお膝元である兵庫、出身大学は次期監督内定の岡田氏と同じ早稲田大学、2018~2021年にかけ共にロッテで戦った今岡氏が入閣見込みと阪神とのゆかりが複数。権利行使の可否はまだ表明していませんが、宣言なら中村の実力を知る今岡氏がフロントに獲得を進言する可能性がある、球団側もロッテが太刀打ちできないような好条件を用意し引き抜きに乗り出してくると今後の展開を不安視しているロッテファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 井口資仁監督が今季限りで退任、吉井理人ピッチングコーディネーターが新監督就任と、阪神と同じく新体制に移行しているロッテ。新政権を支える柱として当然中村の慰留に努めるとみられるが、果たして今後の動向はどうなるだろうか。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年10月03日 11時30分
ロッテ・井口監督、突然の退任表明に場内とネットが騒然!「次の指揮官にバトンを移していきたい」
千葉ロッテマリーンズは2日の試合終了後、井口資仁監督と河合克美代表取締役オーナー代行兼社長が退任すると発表した。井口監督は自身の意向、河合氏は任期満了としている。 ロッテはこの日、本拠地最後にして公式戦最終戦となった千葉・ZOZOマリンスタジアムで、福岡ソフトバンクホークスと対戦。5-3で勝利。ソフトバンクの胴上げを阻止した。チームは69勝73敗1引き分けの5位。昨年はオリックスとの優勝争いの結果、2位となったが、クライマックスシリーズではファイナルステージに進出もオリックスに1勝も出来ず涙を飲んだ。 ファンを前に挨拶に立った井口監督は「球場に足を運んでいただいたファンのみなさん、そして全国から応援していただいたファンのみなさん、今シーズン本当に熱い声援ありがとうございました。昨年、一昨年と2位となり、今年こそ頂点をつかもうということでキャンプインし、シーズンをスタートしました。残念ではありますが、ここをもってシーズンを終了してしまったこと、3年ぶりにBクラスになってしまったこと、これは本当に私の責任だと思っております」と言ったところでザワつくスタンド。 続けて、「2025マリーンズプロジェクトに向けて突き進んで参りましたが、道半ばではありますが、私は今シーズンで退任させていただき、次の指揮官にバトンを移していきたいと思います。私事ですが、マリーンズで現役9年、監督で5年、計14年、本当にファンと一緒に戦い、応援していただいたこと、本当にありがとうございました。そして、そしてここに、後ろにいる若い選手たち、一日一日、一歩一歩成長してます。長い目で見守っていただき、来年、再来年、そしてその先と飛躍することを期待いたしましょう。本当に1年間ありがとうございました」とまさかの退任発表。これにはこの日集まった完売のマリンのファンからは引き止める声も飛んでいたが、SNSでもトレンド入りするなど騒然となった。 球団は後任人事について、「後日発表します」としている。(どら増田)
-
スポーツ 2022年10月03日 11時00分
オリックス、大逆転優勝の立役者は能見? チームを奮起させた知られざる叱咤激励とは
さまざまなドラマ、人間模様が交錯して生み出されたのが、オリックスバファローズの「世紀の逆転優勝劇」だった。※ ※ 首位ソフトバンク 76勝64敗2分け 2位オリックス 75勝65敗2分け※ ※ 10月2日の最終戦前、ソフトバンクに優勝マジックナンバー1が点灯していた。ともに今季最終戦を迎えるが、オリックスが逆転するには「勝利」が必須。ソフトバンクは引き分け以上で逃げ切れる。この状況から「オリックス劣勢」が予想されていたが、オリックスが勝ち、ソフトバンクが負けて勝率で並んだ場合、両チームの直接対決による勝敗結果で順位が決まる。パで唯一、負け越したチームがオリックスだった。 >>オリックス・中嶋監督の審判批判に「ただのいちゃもん」と指摘 敗戦招いた落球判定に激怒も、誤審ではない?<< 「1日の埼玉西武戦で、ソフトバンクはサヨナラ負けを喫しています。延長戦に突入し、代打攻勢でキャッチャーが若い海野隆司に代わりました。西武・山川穂高がフォークボールを待っていたのを見抜けなかったんです」(プロ野球解説者) 敗戦のダメージだろう。最終決戦前、重苦しい空気も漂っていた。 そんなソフトバンクに追い打ちを掛けたのが、対戦相手である千葉ロッテの“異変”。突如、井口資仁監督が辞意を表明した。 「球団から続投要請も出ていたんですが。退任は選手も本当に知らなかったみたい。『最後は勝利で』と、ロッテは必死でした」(スポーツ紙記者) 楽天生命パーク宮城でオリックスが勝利する。その直後、球場バックスクリーンに「ロッテ対ソフトバンク」の試合映像が映し出された。9回、ソフトバンクの最後の攻撃は2アウト、瞬く間にゲームセットとなり、オリックスの2年連続優勝が決まった。 「本当に感無量と言いますか、こんなことが起こるのか、と。信じられない気持ちです」 敵地・楽天生命パークだったから、中嶋聡監督は静かな口調で語った。 チーム関係者の一人が“仙台での胴上げ”となったことについて、こんな秘話を教えてくれた。 「7月16日の仙台遠征中でした。能見篤史が選手全員をブルペンに集め、怒ったんです。『このままじゃ勝てない。何とかしようという去年みたいな気持ちが見えない』って。信頼するベテランの言葉だから、みんなに響いたんです」 能見は今季限りでの引退を表明している。 ベテランが気合を入れた球場で優勝が決まったのも、不思議な巡り合わせである。さらに付け加えるとすれば、10月2日の楽天の先発投手は田中将大。能見が怒った7月16日も「対田中」で、敗戦を喫している。田中と再び対峙したことで“能見の言葉”を思い出したのかもしれない。 「中嶋監督は先発投手と相手チームの相性を優先するタイプです。最終戦の先発マウンドを任された田嶋大樹は、今季楽天戦で5勝無敗。緊張することはなかったと思います」(前出・チーム関係者) また、対戦チームの報告書よりも自軍選手の体調や好不調を把握しようとするタイプでもある。焼酎の炭酸割りを片手に一人で考え込んでいたそうだが、それは「敗戦の責任は監督にあって、選手は関係ない」と思っているからだ。実直な指揮官が手繰り寄せた優勝劇である。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年09月30日 19時55分
ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判
30日のソフトバンク対楽天戦前に伝えられた、ソフトバンク・藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は試合前に応じた取材の中で「(プレッシャーは)ありません」、「うちは勝つだけです」と同戦の勝利に闘志を燃やす。一方、「オリックスが今日勝ちますから」、「オリックスは山本君ですよ。間違いないでしょ」と、リーグ優勝を争っている2位オリックスも勝利は確実という見解を示したという。 前日の楽天戦に勝ち優勝マジックを「2」とした首位ソフトバンクは30日の楽天戦に勝利した場合、同日にロッテと戦うオリックスが引き分け以下に終われば優勝が決定。ただ、藤本監督はエース・山本由伸(25登板・15勝5敗・防御率1.65)を先発させるオリックスがロッテに負けることはほとんど予想していないようだ。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「ロッテが山本打てるわけないって…これ問題発言では?」、「いくらなんでもロッテに失礼だろ、馬鹿にしてるのか」、「なんてこと言うんだこの監督は、何事もやってみないと分からんだろうが」、「ここまでオリックス勝利を断言されたら、ロッテ側としてはいい気はしないだろうな」といった批判が寄せられた。 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、一部からは藤本監督の見方は間違ってはいないと同調する声も上がっている。今季の山本は30日試合前時点でロッテ戦に5回登板し、「5勝0敗・防御率1.35」と負けなし。また、9月は「4登板・4勝0敗・防御率1.13」と一貫して好調をキープしている。ネット上には「ここまでロッテカモにしてる由伸が今日負けるのは想像しにくい」、「データ的には間違ってないんだよな…わざわざ口に出す必要は無かったと思うけど」といった意見も散見される。 リーグ優勝がかかる大一番を前に物議を醸した藤本監督の発言。見解通りにオリックス、山本が勝利するのか、それともロッテが6度目の対戦で今季初黒星をつけるのか。両球団をはじめ多くのファンの注目が集まっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年09月15日 11時00分
ロッテ・佐々木朗希の5回降板、故障が原因ではない? 井口監督の不自然な起用法は優勝争いにも影響大か
千葉ロッテ・井口資仁監督は、残り14試合を見越したうえでそう答えたのだろうか。9月14日の北海道日本ハムファイターズ戦で先発した佐々木朗希が、5回降板となった。 6回表、「ピッチャー交代」がアナウンスされた時、ZOZOマリンのスタンドがざわついた。佐々木は初回にいきなり先頭打者弾を食らったが、すぐに立ち直って毎回の6奪三振をマークしていた。まだ58球しか投げていない…。 「真っ先に予想されたのが、ケガ」(スポーツ紙記者) 記者室からロッテのベンチ裏に走る者もいた。故障説はすぐに否定され、試合後に井口監督が、「予定通りです。次回の登板も含めて、5回というところを今日は目安に」と、説明し直したのだ。 >>ロッテ・マーティン、「今年でクビ」投稿に“いいね” 井口監督も最後通告か、大不振抜け出せず精神崩壊?<< 「次回登板を見据えて」――。どうやら、パ・リーグの優勝争いのカギを握るのは、佐々木ということになりそうだ。 同日、福岡ペイペイドームで首位・ソフトバンクが埼玉西武を下し、「15日にもマジックナンバー点灯」の状況となった。 仮に優勝ラインを「75勝」とした場合、ソフトバンクは7勝8敗で到達するが、2位・オリックスは7勝4敗、3位・西武は8勝2敗、4位・東北楽天は11勝4敗となる(順位は14日終了時点、引き分け考慮せず)。しかし、ソフトバンクは簡単に75勝には到達できないだろう。 「ソフトバンクはロッテと5試合も残しています。オリックスも3試合残っていて、西武は2試合、楽天は4試合。ロッテが石川歩、美馬学、佐々木をソフトバンク戦にぶつけてくれば、苦戦するのは必至」(プロ野球解説者) 5位・ロッテは3位・西武とは3.0ゲーム差であり、Aクラス入りの可能性は十分に残されている。全て勝つつもりで臨むはずだ。 先のプロ野球解説者が、5回降板ながら9勝目を挙げた佐々木をこう評していた。 「5回での交代は、正解でした。この日の最速は159キロ、球速は出ていましたが、日本ハム打線は『速い』とは感じていなかったと思う。調子は良くない」 ピッチング・データを見返してみたが、直球での空振りは「1回」だけ。確かに調子は良くなかったようだが、「前回登板の9月2日が良すぎた」とも言える。試合には敗れたが、9回1失点でまとめており、投球数はわずか97球。その“省エネ・ピッチング”に、「ストライク先行、変化球主体で打ち損じを誘うイニングも見られた」と、成長を認める声も多く聞かれた。 その後、ロッテ首脳陣は「9回を投げた疲労」を危惧して、中11日も間隔を空けて14日の登板となったわけだが、井口監督が明言を避けた記者団の質問が1点だけある。 「佐々木の次回登板は?」 ロッテは残り14試合。ローテーション投手を順番に全員投げさせるのか、それとも、規定投球回数まで「あと19回3分の2」となった佐々木を優先させるのか…。佐々木が3試合に先発してくれば、ソフトバンク、オリックスにとっても脅威となる。 20歳の怪物が優勝チームを“変える”かもしれない。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2022年09月09日 11時10分
ロッテ、12球団最年少4番・山口に未来託す? 下位指名から成り上がる大砲の完成形は
12球団最年少の4番バッター。千葉ロッテマリーンズは魅力的なチームに変貌しつつある。 “新4番”山口航輝外野手の先制3ランで快勝したのが9月7日。自身初の2ケタ到達であり、8日の北海道日本ハム戦でも、「11号を!」と期待されていた。 試合には勝利したが、山口は4打数ノーヒット。4打席とも走者のいない場面で回ってきた。4番打者の前に走者を溜めるのが野球の鉄則だ。ロッテ打線はまだ粗削りなところも多いが、それも「成長の過程」と思えば、楽しみの一つである。 4番・山口、高部瑛斗、松川虎生、安田尚憲、ファームには藤原恭大、平沢大河もいる。そして、令和の怪物・佐々木朗希がいる。若い彼らがどんなチームを作り上げていくのかと思うと、ワクワクしてくる。 そんな若いチームの主軸を任された山口だが、ロッテ首脳陣も「一軍定着は予定よりも早かった」と見ているのではないだろうか。 山口は2000年8月18日生まれ。東京ヤクルトの村上宗隆は同年2月2日生まれだから、一学年上。阪神・佐藤輝明も1999年生まれなので、NPBでは最も若い主砲ということになる。 「予定よりも早く」は、年齢のことだけではない。 山口は18年10月のドラフト会議で4位指名されている。同年の注目球児と言えば、吉田輝星(現・日本ハム)。金足農ブームを巻き起こし、夏の甲子園大会を制した大阪桐蔭の藤原、根尾昂(現・中日)などもいた。 「明桜高時代、吉田と秋田県大会の決勝戦で対戦したのは有名です。その後、吉田は甲子園の決勝戦まで駆け上がっていくわけですが、当時の山口は右肩を壊していました」(アマチュア野球担当記者) 投手だったが、2年生夏の県大会決勝戦で故障した。 “最後の夏”を争った時は外野手で試合に出ていたが、ロッテに指名された時のアナウンスは「投手」だった。 「投打ともに一級品でした。ピッチャーで評価している球団の方が多かったようです」(前出・同) そのドラフト会場でロッテスタッフを直撃したが、「バッターで」と話していた。 同年の1位は同じ高校生外野手の藤原。右肩も完治しておらず、「1位と4位、どちらがチャンスをもらえるか」と考えれば、答えは明白だ。少し“遠回り”をさせられるのではないかと思われた。「山口の長所は初球からガンガン行くところ。ホームランは2ケタに到達しましたが、まだ打ち損じが多い」(プロ野球解説者) 打率2割5分6厘、打点40(8日終了時点)。4番バッターとしては物足りない数値だ。 しかし、「中田翔に似てきた」(球界関係者)との評価も聞かれた。スイングにパワーがあり、打球が高く上がるところは近いものがある。ホームラン量産となるまでにはもうしばらく掛かりそうだが、楽しみな逸材である。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
ロッテ・益田、勝利直後の一場面が憶測呼ぶ「まさか痛めたのか」 ハイタッチもできず右肩負傷? 登録抹消すべきの声も
2022年04月25日 15時30分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、球審の詰め寄りは溜まった怒りの爆発? 球団側は制止に入った捕手にも苦言か
2022年04月25日 11時35分
-
スポーツ
ロッテ・高部の致命的守備ミスで、井口監督に批判? 敗戦を決定づけた後逸が物議、不可解な起用法にも苦言相次ぐ
2022年04月21日 15時45分
-
スポーツ
ロッテのGWは豪華!佐々木朗希完全試合達成記念サイン入り色紙プレゼント&元乃木坂46 高山一実が始球式に登場
2022年04月20日 17時30分
-
スポーツ
ロッテ、痛恨の1安打敗戦は佐々木のせい? 8回完全投球が野手陣に与えた深刻なダメージとは
2022年04月18日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ・松川の扱いに球界OBが激怒「おかしい!」 佐々木の完全試合を演出した無視できない働きとは
2022年04月17日 11時00分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督、ロッテ・佐々木への“全員バント作戦”は冗談ではない?「これ以上ない策だ」賛同相次ぐワケは
2022年04月15日 19時30分
-
芸能ニュース
ぺこぱ松陰寺「時を戻したい!」ロッテ・佐々木朗希投手へのインタビューを反省?
2022年04月15日 12時25分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、次回日本ハム戦で炎上の危機? 完全試合の“後遺症”払しょくは捕手次第か
2022年04月14日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ佐々木朗希密着動画が78万回突破でファンから称賛の嵐!「本当に幸せだなあと思います」完全試合の再放送も決定
2022年04月14日 10時50分
-
スポーツ
ロッテ始球式に元女子プロレス王者の豊田真奈美さんが登板!現役時代のダメージから「左投げに挑戦」
2022年04月12日 11時30分
-
スポーツ
西武・辻監督の発言に「当てつけに聞こえる」の声も 佐々木の完全試合を大絶賛も物議醸すワケは
2022年04月11日 20時30分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木、完全試合達成でメジャー挑戦を前倒し? 前コーチが仕込んだ本場の練習法も追い風か
2022年04月11日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ・井口監督に「情が無さすぎる」批判も サヨナラ負けの戦犯を酷評も逆にブーイング浴びるワケ
2022年04月07日 15時30分
-
スポーツ
千葉移転30周年のロッテ、OBの小宮山悟氏が始球式に登板!京葉線沿線の6スポーツチームとポスター作成
2022年04月05日 17時30分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木に致命的な問題、球界OBの指摘に「着眼点が違う」感心の声 本人も深刻さを自覚していた?
2022年03月26日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ育成の小沼健太、佐藤奨真両投手を支配下登録!「携わった皆様に感謝の気持ちで一杯」
2022年03月23日 11時30分
-
スポーツ
ロッテ・井口監督、平沢を開幕スタメンに抜擢? 新助っ人本格合流の巨人戦で最終判断下すか
2022年03月18日 11時00分
-
スポーツ
「青葉城恋唄」さとう宗幸が楽天開幕戦で人生初の始球式に登板「当日までエキサイトの日々となりそう」
2022年03月16日 17時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分