プロ野球
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スポーツ 2020年04月01日 11時00分
オリックスも自主練習に変更!各球団、見えぬ開幕に苦渋の決断
オリックスは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1日から大阪・京セラドーム大阪で開催していた1軍の合同練習を取りやめ、1軍、2軍ともに大阪・舞洲にある球団施設での自主練習に切り替えると発表した。 パ・リーグでは西武とともに、選手の管理や取材規制をしながら、合同練習を行っていたオリックスだが、24日の開幕も微妙になってきたこのタイミングで、自主練習に切り替えた。期間は5日までの予定だが、6日以降の予定は「決まり次第ご連絡します」としており、流動的だ。パ・リーグでは楽天が期限を決めず活動休止中。ソフトバンクは最短で3日まで、ロッテは5日まで活動休止を発表しており、日本ハムは取材を自粛要請した上で、自主練習に切り替えている。 セ・リーグでは、広島と中日が3月31日から練習を再開させたが、藤浪晋太郎投手らの感染が判明した阪神は依然活動休止中で、ヤクルトは3日まで自主練習、巨人は4日まで個人調整、DeNAは取材を自粛要請した上で6日まで自主練習としている。オリックスも舞洲の球団施設及び、京セラドーム大阪への取材自粛をマスコミに要請しており、現時点で24日を目標にしているシーズン開幕が厳しい状況にある中、各球団ともに苦渋の決断をしていることが窺える。開幕の期日が明確に見えないと、練習試合もミニキャンプもどこにピークを持っていけばいいのか選手も首脳陣も悩ましいところだろう。 3日に行われる12球団代表者会議で、開幕日の指針が示される模様だが、その結果によってスケジュールの組み直しがあるのは必至。政府や自治体による大型イベントの自粛要請の期間も見据えながら、今後はさらに各球団苦渋の決断が迫られることになる。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月31日 20時20分
西武・金子、合コン報道よりも“非常識写真”にファンドン引き 「あまりにも危機感が無さすぎる」女性人気にもダメージ必至か
プロ野球・西武に所属する外野手・金子侑司。その金子が3月16日に都内で合コンに参加していたことを31日の『SmartFLASH』(光文社)が報じている。 記事によると、金子は同僚の相内誠と共に16日夜、六本木の会員制バーで行われた3対3の合コンに参加したとのこと。また、同メディアが西武に問い合わせたところ、「複数の女性と懇親会をおこなったのは事実です」との回答が返ってきたという。 球界では14日に知人宅での食事会に参加した阪神・藤浪晋太郎ら3名が、その後相次いで新型コロナウイルスに感染し波紋を広げている。今回の一件は藤浪らの感染が発覚する前のことだが、ネット上のファンからは「感染の危険がある中出歩くのはあまりにも危機感が無さすぎる」、「この時期に合コンなんてプロとしての自覚がない」、「藤浪の食事会みたいになったら球界全体に迷惑かけること分かってないのか?」といった批判が多数寄せられている。 さらに、今回の記事には金子が「くわえ煙草で颯爽と会員制バーに入店」したという一文が記載されており、金子がたばこを口に煙を吐きながら歩く様子を収めた写真も掲載されている。 そのため、中には「合コンより咥えたばこの方が印象悪い、ファンだったけど失望した」、「合コンだけでも自覚ゼロなのに歩きタバコまでするとか常識無さすぎてガッカリ」、「チャラいのは見た目だけだと思ってたのに中身までチャラかったとは…」、「そもそも六本木のある港区は条例で路上喫煙禁止だろ」といった苦言も複数見受けられた。 プロ入りから現在まで西武(2013-)でプレーする29歳の金子は、プロ7年間で「705試合・.247・15本・179打点・195盗塁」といった数字を残し、2016年(53個)、2019年(41個)には盗塁王を獲得している俊足が武器の主力選手。今シーズンは昨オフメジャーに移籍した秋山翔吾(現レッズ)が務めた「1番・中堅」の座を受け継ぐことが大いに期待されている。 また、成績面に加えルックス面も整っていることから女性ファンも多く、過去にはフジテレビ・三田友梨佳アナウンサーと交際していたとして有名だったが、今回の一件が人気に響く可能性も否定はできない。 新型コロナの感染が拡大する中で軽率に外を出歩き、さらには条例に違反して、くわえたばこまでしていたという金子に幻滅したファンは多いようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月31日 17時00分
金村義明氏、阪神・藤浪らの食事会の内情暴露?「女20人くらいいた」 危機感ない行動に「下手したら今年開幕できない」と怒りも
元プロ野球選手の金村義明氏が30日、ラジオ番組『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。阪神・藤浪晋太郎らが相次いで新型コロナウイルスに感染している一件について言及した。 藤浪ら阪神の7選手は、今月14日に知人5人と共に知人宅で行われた食事会に参加。その後、21日ごろから嗅覚異常を訴えた藤浪が兵庫県内の病院を受診し、医師の判断によりPCR検査を受けることになったと26日に球団が発表。検査の結果、陽性反応が出たことが同日に判明した。 また31日正午現在、同僚の伊藤隼太、長坂拳弥や女性3名など、同食事会参加者の新型コロナ感染が相次いで発覚している。 この一件について金村氏は、「藤浪が自分から『名前を公表してくれ』と、男らしいこと言ったなと。それによってこういう症状でもなるんだと、僕も戒めにするというね」と当初は藤浪の姿勢を評価していたと発言。 しかし、その後「選手7人と、スポンサーらしき男の家で女20人くらいいたとか。そんな話が舞い込んできた」と明かした金村氏は、「もうガックリや。よその球団じゃそんなこと考えられないでしょ」とため息をついた。 また、金村氏は「(知人の)家に7人も選手が行ってる。大きい家のスポンサーがいるんだなと。(そこに)いっぱいお姉ちゃん呼んで」、「(どんな飲み会かは)薄々分かるわ。お茶立ててみんな距離置いて、離れてから会話だけする?しないよなあ」と知人側にも苦言を呈した。 「これによって球界全体が下手したら今年開幕できない可能性まで出てくる」と危惧した金村氏。「なぜこの(ような)時に集まったのか。合コン、コンパやんか。選手の数と女の数を照らし合わせてみても」、「何を言われてもしょうがないような行動をしてしまっている」とバッサリ切り捨てた。 今回の発言を受け、ネット上のファンからは「この時期にスポンサーが女用意して選手呼んだって本当ならヤバくないか」、「絶対クラスター発生してるじゃん、日を追うごとに他にも感染者が続出しそう」、「なぜ阪神は具体的な情報を公開しないのかと思ってたけど、スポンサーを庇うためって考えたら合点がいくな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「世間体もあるスポンサーがそんな危ないことするか?スポンサーとタニマチを履き違えてるんじゃないのか?」、「そもそも金村の言ってることにどこまで信ぴょう性があるかも分からない」といった疑問も複数見受けられた。 金村氏の発言がどこまで正確なのかは不明だが、もし本当なら今回の一件はさらに波紋を呼ぶことになるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月31日 11時45分
巨人、若手山下の復調で問題発生? 慣れない日本の野球に苦戦、海外選手との使い分けに苦悩は必至か
原辰徳監督の“マネジメント”が非常に難しくなってきた。 期待の星である巨人の19歳・山下航汰がファーム紅白戦で3安打2打点と活躍し、「近く、一軍合流」とも伝えられている。山下は昨季途中に育成から支配下を勝ち取っただけではなく、ファーム首位打者のタイトルも獲得した。高卒1年目での同タイトルの獲得はイチロー以来、27年ぶり。大きな期待も寄せられていたが、4月中の一軍合流は計算外だったようだ。 「昨年12月の台湾ウィンターリーグで右太股裏の肉離れを起こしてしまい、キャンプは大きく出遅れています。『無理をさせない、完治させてから』と首脳陣は見ていたのですが」(スポーツ紙記者) 「山下が本調子になるのは5月以降」とも目されていた。その“関連”と言われていたのが24歳のイスラエル・モタの支配下登録だ。山下は左バッター、モタは右打ちだが、こんな声が聞かれた。 「中堅の丸はレギュラー確定。新加入のパーラにはやってもらわなければなりませんが、変化球の多い日本球界に戸惑う場面もあるかもしれません。そうなると、控えを含めた外野手が攻撃のポイントになる。亀井、陽、重信、石川、松原…。山下の出遅れる分、一発の脅威があって、他の外野手とタイプの異なるモタを加えておこうとなったんです」(関係者) 山下の予想以上の回復は、原監督にとって“嬉しい計算外”だろう。 しかし、選手を起用するマネジメントは、さらに難しくなった。 「まずは外国人選手の一軍登録枠です。パーラとクローザーのデラロサは確定。オープン戦で好投した救援タイプのビエイラも残したいし、これで4人枠の3人が埋まってしまいました。残り1枠をどう使うのか。先発のサンチェスが登板したら、翌日に二軍降格させ、メルセデスを昇格させて使い、再登録が可能となる10日後にまたサンチェスを投げさせるとの見方が有力です」(前出・スポーツ紙記者) 前出の関係者によれば、ビエイラ、サンチェス、メルセデスの3人を使い分ける案もあるという。サンチェスが先発したら、翌日にメルセデスと入れ換える。翌々日にメルセデスも抹消し、リリーフのビエイラをサンチェスの再登録が可能な10日後まで一軍で使う、と。先発2人、リリース1人の投手で「残り1枠」を回していくのも妙案だが、それは「モタを使う」という前提に基づいてのもの。外野手のモタを使うとなければ、山下を含めた控え外野手の誰かを一軍登録から外すということになる。 「モタは変化球がまだ苦手。山下も一軍投手のキレのある投球に差し込まれる場面もありました。変化球への対応、一軍投手の攻略、どちらも試合に出なければ克服できません」(プロ野球解説者) 山下、モタを育てるつもりなら、結果が出なくても使い続ける場面が必要だ。パーラも変化球の多い日本の投手に適応させるため、多く打席に立たせなければならない。サンチェスも日本のマウンドへの違和感を口にしていた。こういう現状を考えると、若手と外国人選手を使い分けるというよりも、「どこまで我慢できるのか」が問われるシーズンとなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月30日 20時00分
清原和博氏に「お前の花道は俺が作ったる!」 最大のピンチに救いの手を差し伸べた、イチローも慕う大物とは
元プロ野球選手の清原和博氏が28日、元阪神・片岡篤史氏が自身のユーチューブチャンネルに投稿した動画にゲスト出演。2005年12月15日に肺がんのため70歳で亡くなった元プロ野球監督・仰木彬さんについて言及した。 今回の動画の冒頭、清原氏は自身が所属した当時の西武と、自身と片岡氏の地元・関西のチームである近鉄のチームカラーの違いについてトーク。その中で、当時近鉄の監督を務めていた仰木さんに話が及んだ。 現役時代に西武(1986-1996)、巨人(1997-2005)、オリックス(2006-2008)の3球団でプレーした清原氏と、監督時代に近鉄(1988-1992)、オリックス・ブルーウェーブ(1994-2001)、オリックス・バファローズ(2005)の3球団で指揮を執った仰木さん。清原氏は西武時代に仰木さんが率いる近鉄、オリックス・ブルーウェーブと何度も対戦しているが、仰木さんとは全く面識がなかったという。 巨人移籍後の2004年、具体的な時期は明かさなかったが仰木さんから「ワシや!仰木や!」と突然電話がかかってきたという清原氏。「どうしたんですか?」と聞くと、「お前巨人におっても嫌やろ?オリックス・バファローズに来い!」と誘ってきたという。 当時は前年からチームに加入したペタジーニの存在もあり、巨人内でレギュラーの座を失いつつあった清原氏。しかし、「(巨人とは)もう1年残ってたし、ここで自分の立場が悪かったから(移籍)っていうのはどうかなと(思った)」、「せっかく自分が憧れの巨人に入ったのにこういう形で出ていくのは『嫌やなあ』と思ったし、契約全うして球団から『いらん』と言われたら『(現役を)やめようかな』と思ってた」という理由でこの誘いを断ったという。 しかし、仰木さんは2005年シーズン最終戦翌日に清原氏を呼び出し「来年やるぞ!」と再度勧誘。これを受けた清原氏が巨人退団後の12月に「監督、お世話になります」と連絡を入れたところ、「お前の花道は俺が作ったる!」と言われたという。 その直後に仰木さんが亡くなったため、一緒にシーズンを戦うことは叶わなかった清原氏。ただ、「仰木さんに拾ってもらってオリックスに行ったことで、イチローとつながったりとか、最後両親にも(引退)試合を見せることができた」と仰木さんに感謝していた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「パ・リーグ時代に何度も対戦してたのに面識なかったのは意外」、「巨人に居場所無くなってた清原にとっては救いの言葉だったんだろうな」、「仰木さんがもう少し長く生きて清原を指導してれば、引退後に道を踏み外すことも無かったのかな」といったファンからの反応が多数寄せられている。 清原氏は引退後の2016年2月に覚せい剤取締法違反で逮捕され、同年5月に懲役2年6か月・執行猶予4年の判決を受けている。ただ、最近は昨年11月に行われたプロ野球入団希望者を対象としたトライアウト「ワールドトライアウト」で監督を務めたり、今年3月に厚労省が主催した薬物依存の啓発イベントに登壇したりと徐々に活動の場を広げている。 「ワールドトライアウト」で監督を務めた際には用意された背番号ではなく、仰木さんがオリックス・バファローズ時代に背負った「70番」のユニフォームを着用したかったと発言している清原氏。亡くなってから約15年が経過した現在でも、仰木さんに対する感謝の念は強いようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2020年03月30日 17時30分
楽天が今週から一時活動休止「感染拡大予防の意識を高く持つ」他球団も自粛ムード
楽天イーグルスは新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、30日からチーム活動を一時休止すると発表した。選手が感染した阪神や、阪神の感染選手との濃厚接触をした選手がいる中日は、期間を設けて活動を休止しているが、楽天は期間を設けていない。楽天生命パーク宮城も封鎖するという。 楽天球団は「新型コロナウイルスの感染が広がる中、国や自治体からの外出自粛要請にこれまでも全力で取り組んでまいりましたが、さらに感染拡大防止対策を強化する運びになりました」と休止に至った経緯を説明した上で、「これに伴い、3月30日(月)からチーム活動を一時休止し、一軍・二軍全ての監督・コーチ、選手、チームスタッフに対して、不要不急な外出を禁止いたします」とチーム全体を管理していくとのこと。 活動再開は未定とした上で、「楽天イーグルスは今後も、感染拡大を防ぐことへの意識を高く持ち、開幕を楽しみにしてくださるすべての皆さまのためにも、この大変な時をチーム一丸となり、闘ってまいります。NOW or NEVER 日本!」とファンに向けてメッセージを送っている。 パ・リーグでは、ソフトバンク、オリックスが開幕に向けて練習を続けているが、日本ハムはファームの本拠地が鎌ヶ谷にあるため、練習試合を中止に。ロッテは28日から30日まで楽天同様、「監督、コーチ、選手、スタッフ、チームに関わる職員は自宅待機とし、不要不急の外出は控えるように指示をした」上で活動を休止し、ファームの練習試合も中止にした。そのロッテと対戦する予定だった西武も28・29日の練習試合が中止となった。 まだまだ新型コロナウイルス感染拡大の波は止まりそうにないだけに、各球団にとって苦悩の日々が続くことになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年03月30日 17時00分
コロナ感染の藤浪らに「どんなつもりで集まったの?」 元日本ハム・岩本氏が激怒、“中途半端な成績”だから「悪く言われる」と苦言も
元日本ハム・岩本勉氏が29日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『ガンちゃんの世界一面白いプロ野球の番組』(HBCラジオ)に生出演。阪神・藤浪晋太郎らが新型コロナウイルスに感染した一件について言及した。 14日に12人以上が集まった知人宅での食事会に参加した藤浪は、21日ごろから嗅覚異常を訴え兵庫県内の病院を受診。その後医師の判断によりPCR検査を受けることになったと26日に球団が発表し、同日未明に検査の結果、陽性反応が出たことが判明した。 また、そこから現在(30日午後3時現在)に至るまでに、同僚の伊藤隼太、長坂拳弥や女性3名など複数の食事会参加者が新型コロナに感染したことが相次いで発覚している。 球界では初めての感染事例となった藤浪について、岩本氏は「危機感なさすぎ」、「みんな『藤浪が実名公表に踏み切った、勇気ある発言だ』とか言ってるけど、そういうとこは肯定しなくていい」と激怒。 続けて、食事会場を提供した知人に対しても「タニマチ気取りしてる人は節操持てよ」、「どんな知人かは知らないけど、世の中にこんなニュースが出たら残念な噂しか立たないんですよ」と苦言を呈した。 また、岩本氏は藤浪、伊藤、長坂の3名に対し「あんたらどんなつもりで集まったの?」、「本人たちはバリバリの一軍選手ではなく中途半端な成績(の選手)。(だから)全部悪く言われる。それがその先に見えなかったんですか?」とさらに厳しく発言した。ちなみに、3選手の昨シーズン成績は藤浪が「1登板・0勝0敗・防御率2.08」、伊藤は二軍のみの出場で「83試合・.218・1本・23打点・46安打」、長坂が「3試合・1.000・1本塁打・1打点・1安打」となっている。 「ここ(食事会)に参加していた人全員と、それを主催した1番の人は深く反省してください」とした岩本氏。「反省で済んだらいいよ?命に関わったら反省じゃ済まないからね?」と最後まで怒り心頭だった。 一連の発言を受け、ネット上のファンからは「外(を)出歩いて感染した藤浪が称賛されてるのは意味分からなかったから、こういう事言ってくれる人がいるのはありがたい」、「球界が大きく揺らいでる中、不特定多数で集まって感染ていうのは擁護しようがない」、「昨シーズンの成績で、そしてこの状況下でパーティーとかプロ意識が低い証拠でしかない」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「コロナ感染者=悪みたいな風潮になるからあんまり叩き過ぎないでほしい」、「成績を絡めての批判は暴論だろ、もし成績が良かったら態度変えてたのか?」「プロとしての自覚に欠けてるのは確かだけど、こういう批判は他の感染者への攻撃にも繋がりかねない」といった反発も複数見受けられた。 番組内では「ラジオの電波じゃなかったら、俺バックヤードでボロカスだからね。放送できないようなことも言うよ」と口にしてもいる岩本氏。今回の一件に関しては相当憤っているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年03月30日 12時00分
張本氏、ロッテ佐々木に「走り込んで」で賛否 「大投手になる」と大絶賛もトレーニング法提案が物議
29日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希を大絶賛するとともに、「ある注文」をつけた。 佐々木は24日と27日の練習でシートバッティングに登板。157キロを含む150キロ台のストレートとスライダーを披露した。張本氏はそんな佐々木について、「この投手は良いわ。久しぶりに出ましたね」と大絶賛する。 さらに、「角度はあるしね、球が速い。150キロぐらいの球はね、だいたい0.4秒なんですよ。球を見逃す時に、もう少し速いね。下半身を鍛えれば、もっと速くなりますよ。だから、分かってても打てなかったまっすぐは、過去では金田さんぐらいのもんで。彼はそういう域に行くと思いますよ」と、「大投手になる」と予言。 続けて、「まだね、プロ野球やって2か月でしょ。スライダーが非常に良いんですよ。横に曲がるのが、小さくて速いから。それとあのフォークボールでドンと落ちる。この3つさえあればあの球はなかなか打てないよ。うんと走り込んで下半身を鍛えれば楽しみなピッチャーだね」と称賛した。 コレに疑問を持ったのがゲストの瀬古利彦氏。張本氏に対し、「下半身を鍛えるって、走るんですか?」と質問。張本氏は「走るしかないんですよ。一番大事なことじゃないの。一番嫌なことじゃない?」と話す。 走る専門家の瀬古氏も「あまり好きな人はいないですよね。張本さんも嫌いでしたもんね?」と笑う。張本氏は「大嫌い。それでも走らなきゃ飯は食っていけないと思うから、必死で走ったもんですよ」と話す。関口宏が「人間の基本みたいなもんですか?」と聞くと、張本・瀬古両氏は大きくうなずいた。 佐々木を大絶賛しながらも「走り込むべきだ」と話した張本氏に、ネットの声は賛否両論。「確かに走るべきだ」「下半身を鍛えるには走るのが最も効果的」と同調する声もあったが、「トレーニング機器でも鍛えられる」「嫌なことで鍛えるより楽しんで鍛えるほうが効果的」「下半身を鍛える方法は色々ある」という反論も出た。 「注文」をつけた張本氏だが、佐々木の力は高く評価している様子。今後の日本球界を背負う楽しみなピッチャーであることは、間違いなさそうだ。
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スポーツ 2020年03月30日 11時58分
広島・鈴木「プロ野球だけ4月にやっていいのか」 コロナ禍続く中の開幕に疑問、経営陣の決断のきっかけとなるか
他球団も対応に追われている。そして、立場が違うと、発言も異なるようだ。 「阪神から新型コロナウイルスの感染者が3人も出てしまい、その影響は12球団に広がっています。特に感染選手との“接触”があったとされる中日は、室内練習場の一時使用禁止を決めました(3月29、30日)。自宅待機となった選手が2人、他にナインとの別行動を要請された選手、スタッフが12人も出ました」(名古屋在住記者) 阪神・藤浪晋太郎の感染が判明したのは、3月26日夜だった。翌27日、阪神の谷本修副社長は緊急開催されたセ・リーグ理事会に出席し、事の経緯を他チームに説明している。迅速な対応に一定の評価もされていたが、プロ野球選手たちは“迷い”始めていた。 去る3月28日、マツダスタジアムでの全体練習後、主砲・鈴木誠也が記者団にこう打ち明けた。 「プロ野球だけ4月にやっていいのか…。そういう気持ちもある」 鈴木は藤浪と同学年でもある。藤浪を心配する気持ちも強く、また、東京五輪の開催延期や他スポーツが中止を次々と表明している中、プロ野球だけは「4月24日の開幕戦を目指して」と言い続けている(同時点)。 「鈴木だけではありません。會澤も『モチベーションが』と言い、練習を続けていることに罪悪感のような感情を抱いているようでした」(地元メディア) NPBや経営陣も早期の開幕戦実現に固執しているわけではない。しかし、鈴木の言葉は広島だけではなく、大多数のプロ野球選手たちの気持ちを代弁したものかもしれない。 「選手会が動き出す前にNPBサイドが決断するかもしれません。2011年の東日本大震災の時、選手会が開幕戦の延期論を先に表明し、経営陣側がワルモノ扱いされてしまいました」(球界関係者) 確か、当時は日本ハム在籍だったダルビッシュ有が「野球どころではない」と口火を切り、避難所での厳しい生活を余儀なくされた人たちを思いやった。選手会も迅速に対応し、経営陣に開幕戦の延期を呼び掛けた。経営陣も頭では分かっていたが、広告出資した企業への説明などのオトナの対応があったため、完全に出遅れてしまった。 「鈴木は侍ジャパンの主砲となり、球界全体における影響も強い選手です。その鈴木が4月中の開幕に疑問を投げ掛けた以上、球界全体にその発言が広まっていくのは時間の問題でしょう」(前出・同) この鈴木の発言が出る前の27日、打撃担当の朝山東洋コーチがピレラとメヒアの両外国人野手の一軍登録を示唆した。リリーバーで一軍登録を予定していたDJ・ジョンソンとフランスアの調子が上がって来ないためで、攻撃的な打線を組むプランを明かしていた。 ペナントレースに向けて練習することに疑問を呈する選手たち、まだ決まらない開幕戦に向けてチームの強化を考え続ける首脳陣。どちらも責任感から出た言葉だ。立場が異なれば、負う責任も違う。いずれにせよ、鈴木の発言は広がっていき、“決断のきっかけ”ともなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年03月28日 11時00分
ロッテ・佐々木、ジンクスに反して新人王は厳しい? 過去のドラフトで4球団が競合したプロ野球投手、全員が1年目から大ブレーク
今年のルーキーの中で、最も注目される存在となっているロッテ・佐々木朗希。最速163キロを誇るその右腕が24日のチーム練習の中で、プロ入り後初めてとなる打撃投手を務めた。 この日同僚の福田光輝、茶谷健太を相手に25球を投げ、福田に柵越えを1本許した佐々木。ただ、最速157キロを記録したこともあり、ネット上のプロ野球ファンからは「やっぱり凄い逸材だ」、「早く実戦で見たい」との声が多数寄せられている。 ドラフトではロッテを含め西武、楽天、日本ハムと4球団に1位指名されたことから、かかる期待も大きくなっている佐々木。もちろん、どのような成績を残すかは投げてみないと分からないが、12球団が現在の顔ぶれとなった2005年以降、ドラフトで4球団が競合した投手はいずれも華々しいデビューを飾っている。 2006年ドラフトで横浜、日本ハム、オリックス、楽天から1巡目指名を受け楽天に入団した田中将大は、翌2007年に「11勝7敗・防御率3.82・196奪三振」といった成績をマーク。高卒ルーキーながら2ケタ勝利をクリアする活躍を見せ、見事パ・リーグの新人王に輝いた。 田中はその後楽天のエースとして成長し、チームが初のリーグ優勝・日本一を果たした2013年までに最多勝2回(2011,2013)、最優秀防御率2回(2011,2013)、最多奪三振1回(2012)、最高勝率2回(2011,2013)と様々なタイトルを獲得。また、翌2014年から移籍したヤンキースでも、昨シーズンまで6年連続で2ケタ勝利をクリアするなど活躍を続けている。 2012年ドラフトで阪神、ヤクルト、ロッテ、オリックスの4球団に1位指名され阪神に入団した藤浪晋太郎は、1年目のシーズンで「10勝6敗・防御率2.75・126奪三振」をマーク。セ・リーグ新人王は16勝を挙げたヤクルト・小川泰弘に譲ったものの、巨人・菅野智之と共に新人特別賞に選出された。 その後、藤浪は2014、2015年も2ケタ勝利をクリアし、2015年には最多奪三振(221個)のタイトルも獲得。ただ、2016年以降は不振に陥っており、2019年にはプロ入り後初の未勝利に終わっている。 2014年ドラフトで広島、阪神、DeNA、日本ハムから1位指名を受け日本ハムに入団した有原航平は、前述の2名とは異なり大卒での入団。即戦力としての期待も高い中、「8勝6敗・防御率4.79・81奪三振」といった数字を残しパ・リーグ新人王に選ばれた。 有原はその後2016、2017、2019年と3度2ケタ勝利をクリアし、2019年には最多勝(15勝)のタイトルを獲得。また、同年オフには契約更改の席上で、2020年オフにもポスティングシステムを用いてメジャーに挑戦したいとの意向を表明している。 以上の4球団競合の投手たちを見ると、1年目は全員が新人王、またはそれに準ずる賞を獲得し、藤浪以外の2名はその後も順調に成長を続けている。藤浪が4年目のシーズンで突如制球難を露呈し不振に陥ったことから、佐々木も投球面、あるいはコンディションの面で予期せぬアクシデントに見舞われることは否定できないが、一軍で起用すれば1年目から好投を続ける可能性は十分だろう。 しかし、佐々木についてはチームを率いる井口資仁監督が、1年目の投球回数を「50イニング」と考えていることも伝えられている。そのため、1年目は二軍で身体作りに終始することもあるかもしれない。 ただ、二軍での取り組みが順調にいけば、井口監督が当初の予定を変更して佐々木を一軍で起用する可能性はもちろんある。果たして、佐々木は首脳陣の計画をいい意味で狂わせ、1年目から好成績を残すことができるのか。今後の調整にも要注目だ。文 / 柴田雅人
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