プロ野球
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スポーツ 2020年04月24日 17時00分
『アメトーーク』、野村克也さんの名ボヤキ「サクラ呼んで来い!」に爆笑 ヤクルトファン出川のメッセージに感動の声
23日放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に、お笑いタレントの出川哲朗が出演。その出川の発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今放送の企画は、「全てのプロ野球ファンに捧げたい」という出川の熱望により実現した「ありがとうノムさん芸人」。ヤクルトファンの出川は他6名の野球好き芸人と共にスタジオに登場し、今年2月11日に亡くなった元プロ野球選手・監督の野村克也さんの功績や逸話についてトークを展開した。 経験や勘よりもデータを重視する“ID野球”で、リーグ優勝5回、日本一3回を成し遂げた名監督の野村さん。その野村さんの采配について出川は、1992年9月24日ヤクルト対広島戦での選手起用を衝撃的だったとして紹介した。 当時ヤクルト監督の野村さんは、約4年間一軍登板がなかった投手・荒木大輔を同戦でサプライズ起用した。この様子をラジオで聞いていたという出川は「(荒木復帰に)神宮球場が揺れて、その振動でラジオも揺れた」と、自身を含めたヤクルトファンの衝撃を大げさに表現しスタジオの笑いを呼んだ。 試合終了後に報道陣に語る“ボヤキ”も代名詞だった野村さん。番組後半では「(記者の少なさに)遂に見放されたか、サクラ呼んで来い!」、「楽天の梅雨は早いね。(打線が)湿りっぱなし」といった楽天監督時代のボヤキや、会見場を素通りするなどの名場面をVTRで紹介。その後にサンドウィッチマン・伊達みきおがモノマネで野村さんの“名ボヤキ”を再現した。 今放送の最後に、出川が代表して天国のノムさんへ向け、「あなたは僕らヤクルトファンにとって神様でした。そしてプロ野球ファンを楽しませてくれました」、「僕たちはあなたの大好きだったプロ野球を、これからもみんなで応援していきたいと思います」とメッセージを贈り、番組は締めくくられた。 今回の放送を受け、ネット上のファンからは「出川の熱量がひしひしと伝わってきてて良かった」、「途中までは笑って見てたけど、最後の出川の言葉で一気に泣けてきた」、「荒木の起用は、翌年の復活(1993年に荒木は8勝)も含めて衝撃だったわ」、「ノムさんのボヤキ懐かしいなあ、楽天時代は試合結果はテロップなのにボヤキだけ映像っていうのも何度もあった」、「今はプロ野球を満足に応援できないから余計に沁みるな、企画をやってくれた出川やスタッフにありがとうって言いたい」といった反応が多数寄せられている。 今シーズンのプロ野球は新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕延期が続き、当初は3月22日に行われる予定だった野村さんの追悼試合も延期されている。こうした現状だからこそ、出川の野球愛、ノムさん愛は多くのファンの胸を打ったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月24日 11時35分
阪神、藤浪ら3選手の謝罪会見は逆効果に? 長坂が明かした衝撃の決断、他選手も甲子園球場の洗礼に耐えられるか
謝罪と責任。責任感の強い人間ほど自らの過ちに対し、罪悪感も深いようだ。 新型コロナウイルスに感染し、暫く入院もしていた阪神の藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手が23日、謝罪会見を行った。芸能人、著名人が何かの過ちを犯した場合、会見で頭を下げれば“終了”となることが多い。謝罪の言葉が稚拙すぎて逆効果になるケースもあれば、その後の奉仕活動を約束させられることもある。いずれにせよ、公の場での謝罪が節目となることに代わりはないのだが、今回の藤浪たちの会見は終止符を打つことができなかった。 「藤浪たちの誠意は伝わってきました。外出を避けなければならない時期に友人たちと集まって騒いでしまったのは、軽率です。防げる感染だっただけに残念ですが、事件を起こしたわけではない。本人たちも反省しているので…」(球界関係者) 彼らは「今後」について聞かれた。長坂の言葉が衝撃的だった。近く、退寮するという。 「長坂は選手寮で生活していました。彼らの感染が明らかになった後、寮にも専門家がやってきて大掛かりな消毒作業をやっていました。会食、球団、球界全体、そして、同僚たちに迷惑を掛け、そんな自分を許せなかったんでしょう」(在阪記者) 藤浪、伊藤、長坂のことを悪く言う阪神選手、関係者は一人もいなかったが…。 「退院後、3人は『自宅待機』となっていました。寮生活だった長坂、実はホテルにこもっていました」(前出・関係者) 病気の影響、体力的な理由から3人は別メニューでの調整となりそうだ。 長坂の退寮は、影響が大きいのではないだろうか。というのも、長坂はリーダー的な存在だったという。改めて、長坂が指名された2016年当時の取材メモを見返してみたが、彼は東北福祉大学時代に主将も務めている。健大高崎高校時代もキャプテンだった。伊藤も同様だ。慶應義塾大学時代は主将を務めていた。 責任感の強い人間たちである。必要以上に自分を責めてしまったのではないだろうか。 「キャプテンシーを持った選手は、チームを構成する上で重要になってきます。たとえレギュラーでなくても、です。監督、コーチが代わるとチームの方針も変わります。そういう時、馴染めない選手や不満分子が出るですが、まとめるのは学生時代に主将を務めた選手です。チームが連敗したとき、士気を高めるために声を出したり、走者を進める右方向への打撃をし、いろいろとやってくれるのが『元主将』なんです」 コーチ経験を持つプロ野球解説者の言葉だ。 「会見を設けたことは間違っていません。でも、他選手も動揺しているのでは」(前出・同) 伊藤、長坂の今後が心配だ。藤浪にしても、長期スランプに陥って久しい。技術的な原因もあるだろうが、藤浪はアマチュア時代から“エース”で野球をやってきた。だから、構想外という立場になった時、自分をどう再構築すればいいのか分かっていないという指摘もある。 「謝罪会見で藤浪たちの気持ちは伝わってきました。でも、今回の会見が『心の傷』として残らないかどうか…」(前出・在阪記者) 今さらだが、甲子園球場の野次はキツイ。故・野村克也氏が阪神指揮官を務めていたころ、二軍選手やコーチにまでタニマチがいる“人気の高さ”を懸念していた。これはあくまでも当時の話だが、感染とその後の喧騒で、阪神ナインは精神的ダメージを負った。矢野燿大監督がそれをどう払拭させるのか、また阪神はマイナス材料を抱えてしまった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月23日 19時50分
元西武・カブレラ、王監督の本塁打記録を更新できなかったワケ 元ロッテ里崎氏が告白、当時の監督は真剣勝負を厳命?
元ロッテ・里崎智也氏が22日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。西武(2001-2007)、オリックス(2008-2010)、ソフトバンク(2011-2012)でプレーした助っ人・カブレラについての裏話を明かした。 本動画で里崎氏は、自身が選ぶ「苦手な選手だけのベストナイン」を発表。その中の一塁手部門にカブレラを選出し、カブレラが「128試合・.336・55本・115打点・150安打」をマークした2002年シーズンの裏話を明かした。 舞台となったのは、2002年10月14日のロッテ対西武戦。同年のカブレラは同月2日近鉄戦で55号本塁打をマーク。これで巨人・王貞治(1964年)、近鉄・ローズ(2001年)が保持していたプロ野球記録に並ぶも、その後同戦まで本塁打は出ず。同戦が新記録をかけたシーズン最終戦だった。 当時、周囲の雰囲気は「『王さんの記録を超えさせるな』という感じだった」という里崎氏。しかし、当時の山本功児監督(故人)から「勝負や!逃げるな行け!」と檄を飛ばされ、里崎氏はカブレラから逃げずに全打席勝負したという。 里崎氏によると、記録を達成するため、同戦でカブレラは1番打者として出場。「カブレラもすごく力んでた。結果として抑えたことで新記録達成はならなかった」と語っていた。なお、同戦のカブレラの成績は「一飛、右飛、左安、空三振」となっている。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「檄飛ばした監督も応えた里崎も男気あるな」、「超えさせない雰囲気は確かにあったなあ、カブレラも気づいてたのかめちゃくちゃ大振りしてたし」、「更新されたらロッテが悪い意味で話題になるのに、なんで山本監督は勝負しろって言ったんだろう」、「前の年にローズが超えられなかったことも関係してるのかな」といった反応が多数寄せられている。 「カブレラが記録更新を狙った55本という当時のプロ野球記録は、前年の2001年にも残り5試合の時点で近鉄・ローズが並んでいます。ただ、その後ローズは敬遠を含めた四球も辞さない攻めを受けたことで新記録達成はならず。また、王監督時代のダイエーと対戦した3試合目は2四球と勝負を避けられましたが、当時のバッテリーコーチが試合前のミーティング中に『記録を作らせるな』と発言していたことが発覚し、当時のコミッショナーが警告を与える事態も起こりました。なお、その後本塁打記録は2013年にヤクルト・バレンティンが60本をマークし更新しています」(野球ライター) 山本監督が勝負を厳命した背景には、もしかしたら前年のローズを巡るいざこざもあったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
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スポーツ 2020年04月23日 17時30分
巨人、新加入投手に他球団は恐怖? ファームで見せた“大化け”の予感、球団も非公開練習を逆手に幻惑か
データ不足というのは、警戒心や不安な気持ちを強めるもののようだ。 ベールに包まれた巨人の新加入投手に関する“断片的な情報”が流れた。「断片的」「流れた」というのは、あくまでもセ5球団の見方だが、3月末に支配下登録されたナティーノ・ディプラン投手が2日連続で阿部慎之助二軍監督から直接指導を受けたという。 ディプランが支配下登録された直後、ライバル球団ではこんな声も囁かれていた。 「驚きました。支配下登録があるとしたら、與那原か沼田両投手のどちらかだと思っていました」 確かに、支配下の最終テストと位置づけられていた紅白戦では結果を残せなかった。「5回2失点」、それもファーム選手相手の失点だ。しかし、ライバル球団が驚いた理由は“不合格の予想”が外れたからではなかった。 「3月15日の西武二軍との試合でも、彼は投げています。WBCなどの国際試合で、侍ジャパンが外国人投手特有のムービングボールに手こずっていますよね? そういうボールを投げていました」(ライバル球団スタッフ) つまり、大化けする可能性もあると見ていたのだ。 「ディプランは制球力が乏しく、マイナー時代、デッドボールの多いピッチャーとしても知られていました。故意にぶつけていたわけではありませんが、スピードのあるボールが投げられても、それを生かせず、マイナー暮らしが長引いていました」(米国人ライター) 才能があっても、それを生かしきれずに悶々としていた…。短期間で制球難が解消されるとは思えないが、阿部二軍監督が2日続けて直接指導をしたと聞いて、「一軍戦で使ってくる」と、ライバル球団は読んでいた。 「一連のコロナウイルス禍でオープン戦も無観客となり、スコアラーも例年のように機能していません。情報が少ない分、各球団の新戦力は要注意です」(前出・球団スタッフ) 一般論だが、プロ野球界ではデータを集めるため、新加入の外国人スラッガーに“甘いボール”を投げることがあるという。オープン戦や、ペナントレース序盤戦の勝敗に直接影響のない場面での話だ。おそらく、ペナントレースが開始されたら、新戦力の情報収集のために“新戦力を泳がしておく”場面もあるのではないだろうか。 「他球団の新戦力に対しても、同様です。広島のドライチルーキー・森下、クリーンアップが予定されているDeNAのオースティンなどに対するデータが少なすぎます」(前出・同) 本来ならば、交流戦明けのペナントレース再開予定だった6月19日の開幕戦を予想する声が強くなってきた。しかし、「二軍戦はどうなるのか?」という声も聞こえてきた。二軍戦の行われる球場の中には、シャワー室や更衣室が狭く、「3密状態になる」と懸念する向きもあるそうだ。 非公開の練習が陽動作戦にもなっていたようだが、選手たちはスケジュールの定まらない現状に疲労の色を濃くしている。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月23日 17時00分
元ソフトB・斉藤氏、“プレーオフの悲劇”を引きずっていた? マウンドに崩れ落ちた敗戦、その後の葛藤を明かす
元ソフトバンク・斉藤和巳氏が、22日に自身の公式インスタグラムに投稿。2006年プレーオフ第2戦・ソフトバンク対日本ハムについて言及した。 負ければシーズン終戦となる同戦に先発した斉藤氏は、8回まで無失点の好投も9回に稲葉篤紀(現侍ジャパン監督)にサヨナラタイムリーを浴び負け投手に。サヨナラの瞬間マウンドに崩れ落ちた姿はドラマチックな“悲劇”として今もファンの語り草になっており、2010年にNPBが現役選手・監督・コーチを対象に実施した「最高の試合」アンケートでも同戦は3位にランクインしている。 同日、スポーツ総合サイト『スポーツナビ(スポナビ)』が公式サイト・アプリで“復刻試合”企画として同試合の「一球速報」を配信。この復刻速報を受けて斉藤氏は、22日午後8時ごろ、自身のインスタに「現役中は…この試合からの、みんなの記憶の中を動かしたかった」と投稿した。 斉藤氏は翌2007年以降、たび重なる右肩の故障で長らくリハビリ生活を余儀なくされている。そうした中でも同戦に関する取材は絶えず、「"表に出る者"として、取材を受けて話す事も"役目"と思ってた。でも正直…苦痛でもあった」と葛藤し続けたという。 ただ、同戦から約14年、自身の引退からは約7年が経つ現在でもたびたびファンやメディアが話題にしていることもあり、「引退してから…この試合の負けを…心から受け入れられた」という。 今回の投稿を受け、ネット上のファンからは「それだけ心に負ったダメージは大きかったんですね…」、「引退するまでずっと葛藤を抱えてたのは知らなかった」、「あの時の斉藤は打たれたら死ぬぐらいの気迫で投げてたから、その分負けた悔しさも大きかったのか」、「自分もショックが大きすぎて、しばらくは映像を見て振り返ることができませんでした」といった反応が多数寄せられている。 現役時代にダイエー・ソフトバンク(1996-2013/2011-2013はコーチ扱い)に所属した42歳の斉藤氏。2006年までに最多勝、最優秀防御率、沢村賞(いずれも2003,2006)を2回、最多奪三振を1回(2006)、最高勝率(2003,2005-2006)を3回獲得している。 しかし、2006年オフに右肩の炎症を発症して以降は何度も同箇所の故障に見舞われ、2008年から2010年の3年間は一軍登板なし。2011年から2013年は支配下を外れ三軍コーチの立場で復帰を目指すも、右肩の状態は良くならず2013年限りで現役を引退している。 2006年プレーオフの後は、現役生活が一気に下り坂となった斉藤氏。心の整理に長い時間がかかったのも致し方ないことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/kazumi.66
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スポーツ 2020年04月23日 11時00分
オリックス、ファーム“毎年夏恒例”富田林が球場変更…ファンから「残念」の声!
オリックスは新型コロナウイルス感染拡大により、開幕が遅れていることから、今年7月まで予定されているファームの地方主催試合の球場を変更すると発表した。 変更となるのは、6月6日の紀三井寺球場、6月20日、21日の豊中ローズ球場、7月4日、5日の高槻萩谷総合公園野球場、7月25日、26日の富田林バファローズスタジアムの合計7試合。いずれもファームの本拠地として使用している舞洲・オセアンバファローズスタジアムに変更される。 惜しまれるのは、2012年から毎年開催されてきた富田林バファローズスタジアムでの主催試合が流れてしまったことだろう。 2012年にオリックスのファームが『富田林市ドリームフェスティバル』の中核イベントとして、初めて同球場をプロ野球ウエスタンリーグ公式戦として使用したことが縁となり、球場名にバファローズの名前が入ることとなった。オリックスと富田林市がスタジアムニックネーム協定を締結したため、オリックス公認の「バファローズ」が入った初のスタジアムである。 また、『富田林市ドリームフェスティバル』では、選手とファンの交流が凄いことでも知られており、ファームの本拠地や練習施設、選手寮が神戸にあった時代は、選手も泊まりだったため、修学旅行感覚で就寝前に楽しむ若手選手たちが、SNSで発信するのも恒例となっていた。 2013年からは富田林市の近隣自治体である河内長野市、大阪狭山市、太子町、河南町、千早赤阪村や、富田林市内および近隣にキャンパスを擁する私立大学である大阪大谷大学、大阪芸術大学、阪南大学も公式戦の開催を後援するようになり、2014年には富田林市役所のWebサイトから大阪芸術大学の学生が実況を、球団広報が解説をする形で世界配信が実現。さらに試合後には、当時のオリックスコーチ陣と、富田林市選抜チームによるドリームマッチ(草野球)も開催されている。 2015年は前年の配信に加えて、大阪大谷大学合唱団による国家斉唱の他、『星空のバーベキュー』のタイトルで、なんと試合後の選手たちとバーベキューが楽しめるという企画が実現。実際は日没前に行われたため、星空は見られなかったが、この企画が大好評だったこともあり、「オリックスファームの富田林は見逃せない」とチケットが争奪戦となった。2017年には選手とキャンプファイヤー、2018年は選手とぶどう狩り、昨年は選手と一緒に自然工作教室を開催した。 こうした取り組みは現在、一軍やファームで行われているファンサービスにも取り入れられており、今年の富田林はどんな企画が用意されていたのか気になるところ。現在、1軍で活躍している若月健矢ら選手の多くが富田林を経験しているのも大きい。 楽しみにしていたファンからは「残念」という声が上がっているが、来年の『富田林市ドリームフェスティバル』も期待大である。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月22日 21時30分
自身のミスでコーチに逆ギレ? 「なんでサイン出してくれないんですか!」元日本ハム・片岡氏、プロ2年目の“造反劇”を明かす
元プロ野球選手の片岡篤史氏が21日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。日本ハム時代(1992-2001)にコーチと対立した過去を明かした。 新型コロナウイルス感染を公表した14日の動画で、今後出る動画は事前にストックしていたものと視聴者に説明している片岡氏。そのストックの1つである本動画で、片岡氏は自身が知る選手と首脳陣の対立をテーマにトークしたが、動画前半で日本ハム時代の自身の経験談を明かした。 舞台となったのは、片岡氏がプロ2年目の23歳だった1993年オープン戦の横浜戦。1死満塁の場面で打席に入った片岡氏は、3ボール0ストライクとなったところで三塁コーチャーの猿渡寛茂コーチに作戦サインを要求。しかし、猿渡コーチは「打て」、「待て」のどちらのサインも出さなかったという。 意図が分からないままバットを振り、ゲッツーを打ってしまった片岡氏。直後にベンチで「今のあれ、打てですか?待てですか?」と聞いたところ、猿渡コーチは「打っていいんだよ」と答えたという。 この言葉を聞いた当時の片岡氏は、「(じゃあ)なんで打てのサイン出してくれないんですか!」と猿渡コーチに反発。すると、猿渡コーチも「何この野郎!」と怒り、さらに片岡氏が言い返したことで激しい言い争いになったという。 その後、近藤和彦ヘッドコーチ(故人)から「お前まだ2年目やろがい!そんなこと言うの早いわ!」と一喝され猿渡コーチに謝るも、気まずい空気になったという片岡氏。しかし、その日の夜、寮に住んでいた片岡氏の部屋に来た猿渡コーチが「あっちゃん(片岡氏の愛称)、今日は悪かったな」と謝ってくれたことで和解できたと笑いながら語っていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「2年目でコーチに歯向かうってすごい度胸だ」、「片岡さんそれはさすがに逆ギレじゃないですか?(笑)」、「若気の至りって感じの話だな、でもこんなことしたら干されるとか思わなかったのか?」、「1年目終わったばかりの立場でコーチに責任転嫁はありえん、今の時代なら即二軍幽閉だろ」といった反応が多数寄せられている。 「首脳陣に反発して、その後干されてしまった選手は少なくありません。元ソフトバンク・松中信彦は2013年、秋山幸二監督の起用法に不満を抱き同年6月13日の交流戦優勝セレモニーを1人でボイコット。これに激怒した秋山監督は翌日から松中を無期限の二軍降格とし、同年は一軍に再昇格させることはありませんでした。また、2014年には元DeNA・中村紀洋が、自分の打席での走者の盗塁についてコーチに注文をつけたところ、中畑清監督から首脳陣への批判と判断され5月6日に二軍降格。その後一度も一軍には戻れず、同年オフに戦力外となっています」(野球ライター) 動画内では「そういうふうなこと(対立)があったら余計に信頼関係が深まることはある。(でも)それでダメになる場合もある」と語っている片岡氏。“ダメになる場合”を回避できたのは幸運なことだったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2020年04月22日 18時05分
西武・榎田が“87キロフォーク”? ダルビッシュの三振動画に本人が反応「あんな遅いフォーク投げれません」
西武・榎田大樹が、22日に自身の公式ツイッターアカウントに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 ダルビッシュは21日、自身の公式ツイッターアカウントに「今日の動画の一番の見どころ」と、野球ゲームのスマホアプリ『プロ野球スピリッツA(プロスピA)』の動画を投稿。 『プロスピA』はNPBの現役・OB選手やMLB日本人選手を入手・育成してチームを作り、他のプレイヤーと試合などができるアプリのこと。ダルビッシュは昨年12月20日のアプリ開始から現在(22日午後4時)までに、『プロスピA』に関する動画を自身の公式ユーチューブチャンネルに53本アップしている。 21日には、同日にアップした他ユーザーとの対戦動画の一部分を切り取った約16秒の動画を投稿したダルビッシュ。対戦ユーザーが操作する榎田が投じた87キロのフォークに空振り三振を喫し、「えっちょっと待って!?なんなん!?」、「87キロとかそんな球投げへんやろ」と困惑する自身の様子が収められていた。 これを受けて榎田が、この投稿を引用リツイートし、「まさかの自分だった あんな遅いフォーク投げれません」と泣き笑いの絵文字を交え、22日に投稿した。 榎田の投稿を受け、ネット上には「まさかのご本人登場はビックリ!」、「ダルビッシュはそんなの投げないって言ってたけど本当に投げられないのか」、「87キロっていったら、小学生でもバッティングセンターでバンバン打ち返せるような球速だぞ(笑)」、「榎田のフォークは昔流行ってたなあ、自分も使ってたけど面白いように空振りとれるんだよな」といった反応が多数寄せられている。また、ダルビッシュも榎田の投稿をリツイートしている。 「今回ダルビッシュの対戦相手が使用していた榎田は2019年シーズン上半期に登場したバージョンのもので、設定されたフォークの球速は94キロ。これでもゲーム内では非常に遅い部類に入るのですが、フォークを選択した状態で投球操作を誤ると、球が全く変化しない87キロの超スローボールとなります。この球はユーザーの間で“失投フォーク”と呼ばれ、ゲーム内では一時期『対戦で使える』として榎田を使用するユーザーが続出したほどの球です」(ゲームライター) 本人も投げられないと語るほどの超スローボールに、ダルビッシュが反応できなかったのもある意味では当然といえるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について榎田大樹の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/gorigoraaダルビッシュ有の公式ツイッターアカウントよりhttps://twitter.com/faridyuダルビッシュ有の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCn69pO-Cpt_fQVOnfIq9qbg/videos
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スポーツ 2020年04月22日 17時00分
元巨人・上原氏がダルビッシュに嫉妬? 「どんだけ器用やねん!」自身も真似できなかった投球術とは
元巨人・上原浩治氏が21日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。カブス・ダルビッシュ有について言及した。 本動画で上原氏は「NPB時代にヤバイと思った投手 パ・リーグ編」と題し、パ・リーグ6球団から1名ずつ投手を選出。その中で、日本ハムに所属経験のあるダルビッシュの名を挙げた。 ダルビッシュを挙げた理由について、上原氏は「全ての変化球で勝負できる(のが凄い)」と説明。「なんでそんなにいっぱい変化球を投げられるのか。『どんだけ器用やねん!』って(思う)」と球種の多さも評価した。なお、昨シーズンMLB公式サイトに掲載された記事によると、ダルビッシュは10種類の変化球を試合で投げ分けているという。 また、ダルビッシュからは「(過去に)スライダー、カットボールといった横に変化する変化球の握りを教えてもらった」というが、自身は真似できなかったということも明かした。 今シーズンは新型コロナウイルスの影響により開幕延期が続いているが、「今年、下手したらサイ・ヤング賞(シーズンで最も活躍した投手が選出される賞)獲れるんじゃないかと思う」という上原氏。「もし獲れなくても、投票で3位までに入れるくらいは調子いいと思う」と期待していた。 今回の動画を受け、ネット上のファンからは「確かにダルビッシュは球種多い、他の投手は大体4種類か5種類なのに」、「ダルビッシュの変化球はかなり前に桑田(真澄/元巨人他)も絶賛してた記憶がある」、「同じプロの上原でも真似できないってどんな握りなんだ」といった反応が多数寄せられている。 現役時代、巨人(1999-2008,2018-2019)、オリオールズ(2009-2011)、レンジャーズ(2011-2012)、レッドソックス(2013-2016)、カブス(2017)に所属した45歳の上原氏と、これまで日本ハム(2005-2011)、レンジャーズ(2012-2017)、ドジャース(2017)、カブス(2018-)でプレーしている33歳のダルビッシュ。両者は2012年にレンジャーズで同僚となった経験があり、2008年には日本代表のメンバーとして共に北京五輪に参加している。 昨シーズン終了時点で、日米通算156勝をマークしているダルビッシュ。そのダルビッシュの投球術に上原氏も舌を巻いているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年04月22日 11時45分
中日・与田監督、選手のメンタル把握に苦戦? 今シーズンのプロ野球、遂に試合中も「マスク着用」となるか
「無観客試合」は、異様な雰囲気を醸し出していた。だが、これから始まるペナントレースでは、さらに違和感のある光景を見せられることになりそうだ。 4月21日、中日ドラゴンズの主力選手たちがナゴヤ球場で練習を行った。そのキャッチボールのシーンを見てまず思ったのは、ボールの勢いがキャンプ中とは全く違うこと。当たり前の話だが、選手の体は完璧に出来上がっている。ユニフォームは着ていない。トレーニング・ウエアだ。彼らはマスクも着けていて、キャッチボール終了と同時にアルコール消毒液を手に付けていた。 「今後もマスク着用で練習していくそうです。マスクを着けて運動をしているので顔中が汗だらけになり、一人が消費するマスクの数もけっこうな枚数になるようです」(地元メディア) また同日、一部選手が“テレワーク”による質疑に応じている。選手、担当記者団ともに「ヘンな感じ」と苦笑いしていた。他球団を取材した際には、「3メートル以上離れて質問してくれ」と告げられた。大きな声での質問もやりにくかったが、これらは慣れるしかない。しかし、開幕戦の調整を行うNPBの取材班からはこんな声も聞かれた。 「試合中に手を消毒するだけではなく、マスク着用もあり得る状況です」 冗談みたいな話だが、スポーツ興行の再開に批判的な声も少なくない。「無観客」だけではなく、至近距離での接触にも対処しているところをファンに見せる必要があるのかもしれない。 「練習施設のシャワーの使用を禁止したチームもあります。選手は大変だと思います」(ベテラン記者) また、同日の与田剛監督だが、三塁側ベンチに座り、腕組みをしたまま選手たちを見守っていた。伊東勤ヘッドコーチはネット裏にいた。“3密”状況になるのを防いだのだろう。 三塁側ベンチ。その与田監督の選手を見守る“ポジション取り”に「野球観」が秘められていた。どの球団もそうだが、監督は基本的に練習には口を挟まない。担当コーチに託し、一歩引いたところからチーム全体を見ているのだが、与田監督はホームのベンチとなる一塁側ではなく、三塁側に座ることが多い。 「一般的には、自軍ベンチに座っている監督が多いですね」(前出・同) 元中日指揮官でもある落合博満氏はバックネット下だった。やや三塁側で球場整備用のクルマの運転席に座るか、同じ箇所にある関係者席に入り、ガラス越しに見ていた。落合監督は作戦に関する質問には一切応じてくれなかったので、いつもこの位置で練習を見ていたのか理由は分からないが、「選手全員が見えるところ」(関係者)とも言われていた。 「与田監督の場合、一塁側ではなく、ビジターの三塁側というところが興味深い。普段見えないものが見えてくればと思っているのでは」(球界関係者) 与田監督は練習終了後、早々に球場を立ち去ってしまった。違和感だらけの練習の中で、何を感じ取っていたのだろうか。練習中は選手も「野球ができる喜び」を感じていたようだが、私生活では悶々としているという。普段は座らないビジター側のベンチから見ることで、選手のメンタル面を探ろうとしていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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阪神、現コーチ陣には存在意義がない? 山本昌待望論が渦巻く春キャンプ、秋に敷かれた“かん口令“も継続か
2020年01月10日 11時40分