プロ野球
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スポーツ 2020年04月15日 18時15分
阪神・糸井が「スライダーの投げ方分からへん」? 試合中にまさかの発言、元同僚今成氏が困惑した投手時代の裏話を暴露
元プロ野球選手の今成亮太氏が14日、ラジオ番組『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神・糸井嘉男との裏話を明かした。 現役時代に日本ハム(2006-2012)、阪神(2012-2018)の2球団で活躍した32歳の今成氏と、これまで日本ハム(2004-2012)、オリックス(2013-2016)、阪神(2017-)の3球団でプレーしている38歳の糸井。両者は2006年から2012年にかけて日本ハム、2017年から2018年にかけては阪神で共にプレーした間柄だが、今回の放送で今成氏は日本ハム時代の裏話を語った。 2006年に捕手として日本ハムに入団した今成氏は、「僕が(プロで)初めて受けた投手が糸井さん」だったとのこと。当時は野手ではなく投手だった糸井の球をブルペンで受けていたところ、投球していた糸井から突然「おい、ちょっと来いや」と言われたという。 「何で怒ってるのこの人?」とおびながら糸井の元に向かった今成氏。糸井は特に怒ってはいなかったというが、いきなり肩を組まれ「ここ(ブルペン)の俺と、マウンドの俺はちゃうからな」と言われたという。 その後、チームの紅白戦で糸井とバッテリーを組む機会があった今成氏。糸井が真っすぐばかり投げるため「(打者に)狙われる」と考え、持ち球の一つであるスライダーのサインを出したが、糸井は首を横に振って応じず。不審に思った今成氏が糸井の元に向かうと、ど忘れしたのか糸井の口から「スライダーの投げ方分からへん…」というまさかの発言が飛び出したという。 「えっ?どういうこと?」と思いつつ一度は聞き入れるも、その後「さすがにもうそろそろ変化球いこう」と思いスライダーのサインを出し続けた今成氏。すると、根負けした糸井がサインに応じるも、分からないなりに投げようと意識しすぎたのか「腕がめちゃくちゃ緩んだ」と投球フォームが乱れたという。 糸井の投球フォームは「投げる前からスライダーって(バレバレ)」だったという今成氏。「最後ベンチに帰ってくる時に、糸井さんから『あそこ(ブルペン)とここ(マウンド)の俺、ちゃうやろ?』って言われた」と改めて同じことを言われたと笑っていた。 今回の放送を受け、ネット上には「今の糸井は打者だけど、投手時代にこんな面白い話があったのか」、「当時の今成がめちゃくちゃ困惑したことが伝わってくる」、「持ち球なのにスライダーの投げ方分からんってどういうこと(笑)」といった反応が多数寄せられている。 2006年4月末に投手から野手へ転向し、その後昨シーズンまでに「1502試合・.302・163本・697打点・1624安打」をマークしている糸井。現在も阪神打線をけん引する打者として活躍している。ファンから「宇宙人」と呼ばれるほどの“天然ボケ”な性格も有名で、過去には“球を打った瞬間に一塁ではなく三塁に走り出した”、“「何の球種を待っていたんですか?」という記者の質問に「ストライクです」と答えた”などの逸話が知られている。 その糸井の“天然発言”に今成が困惑したという今回のエピソードはファンに好評だったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月15日 17時30分
巨人・岩隈、入団2年目で復活の兆し? 日本復帰後に長期欠場、共通点の多い松坂以上の活躍に期待のワケは
巨人・岩隈久志投手がフリー打撃に登板した(4月14日)。約50球、練習後、一部メディアに答えた「打者への感覚もつかめた」なるコメントからして、復活はまだ先になりそうだが、回復に向けての調整は順調に進んでいるようだ。 「松坂と岩隈、先に勝ち星を挙げるのはどっちだ?」 悪い冗談を言うメディアもいないわけではないが、この2人には共通点がある。侍ジャパンのエースとして国際試合で好投、メジャー挑戦、日本帰還。経歴はもちろんだが、日本球界に帰還した後、故障で長期欠場に追い込まれている。 岩隈は米マリナーズ時代の2017年に右肩のクリーニング手術を受けている。その影響で翌18年のほとんどを棒に振り、19年の巨人入り後もリハビリに専念していた。また、昨年10月、鼠径ヘルニアの手術も受けている。19年の優勝に貢献できず、加えて新たな故障を負ったわけだ。自身の年齢を考えれば、引退の2文字もチラつくはずだが、岩隈は現役続行の道を選んだ。 「今年の春季キャンプも手術の影響でリハビリ中心の練習でした」(スポーツ紙記者) 本人の復活に懸ける意思の強さと、球団の「まだ戦力になる」という評価が合致しなければ、現役生活は続けられない。 他の選手だったら、クビになっていてもおかしくはないはずだ。しかし、岩隈が今季もユニフォームを着ることができたのは、過去の実績に対する敬意だけではなかった。 「岩隈くらい、投球スタイルを変えたピッチャーはいないでしょう。二段モーションが禁止されたころは変化球に活路に見出し、その後はボールを低めに集め、故障後は肘の位置を下げたり…。投手としてのセンス、素質、応用力が高い」(チーム関係者) また、在京球団のスコアラーが言うには「クイックモーションが巧い」とのこと。盗塁のしにくい投手としても評価されているという。 近鉄、楽天時代を知るプロ野球OBに聞くと、「移動の新幹線の中でお菓子を食べるなど、子どもみたいなところもある」そうだ。日本球界に帰還した後の言動はオトナだ。おそらくだが、メジャーリーグに渡ったことが彼を変貌させたのではないだろうか。 他のメジャーリーグに挑戦した日本人投手と異なる点を挙げると、岩隈は「先発での起用」を約束されていなかった。マリナーズと契約した2012年、岩隈は中継ぎ投手でデビューし、先発のチャンスをもらえたのは7月に入ってからだった。ここで、「待つこと」の苦しみ、辛さを知ったのかもしれない。自身が絶好調だと思っても、チャンスが回って来ない苦しみ。これが、今日の故障と向き合う姿勢にもつながったのではないだろうか。 「楽天時代、体の違和感を訴え、自分から登板を回避するところがありました。監督、コーチは『ちょっとでいいから無理をしてくれたら』と見ていましたが」(前出・OB) 長く現役を続けた歴代のプロ野球選手にも、周囲には理解できない言動や、「あえて無理をしないワガママさ」があった。ワガママは自分に忠実、自分に嘘をつかないとも言い換えられる。ペナントレースが始まらない今、自分を見失った者が後に泣きを見るだろう。 そう考えると、クセの強いベテランたちの言動、考え方に今日の閉鎖的な社会を生き抜くヒントがあるのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月15日 13時55分
動画共演の下柳氏は「濃厚接触者にはなってません」 元阪神・片岡氏がコロナ感染公表、球界OBからもエール相次ぐ
元日本ハム・阪神の片岡篤史氏が14日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身が新型コロナウイルスに感染したことを公表した。 『コロナウィルスに感染しました』というタイトルの本動画で、片岡氏は鼻に酸素供給用のチューブを着け病床に横たわった状態で、「コロナウイルスに感染してしまい、4月8日から入院しています」と報告。表情に力はなく、かなり息苦しそうな様子で、声もかすれて途切れ途切れだった。 片岡氏は直近では、12日まで自身のユーチューブチャンネルに動画をアップしていたが、これらは事前にストックしていたものといい、「動画が更新されなくなったら、ストックしている動画が無くなったと思ってください」とファンに説明。また、「今、コロナで世の中大変なことになっていますので、皆様も今まで以上に十分予防していただいて、感染されないようにしてください」とも呼び掛けていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「日々動画を楽しんでただけに今の姿はショックです、元気に戻ってくるのを待ってます」、「息も絶え絶えですごく苦しそう…コロナにかかったらこんな状態になるのか」、「ウィルスは怖いということを再認識させられました。苦しい中のメッセージありがとうございます」といった反応が多数寄せられている。 片岡氏のコロナ感染を受けて、複数の球界OBもコメントを寄せている。今年の1月20日に白血病を公表し、現在も闘病中の元広島・北別府学氏は、14日に自身のブログで「重たい病気を乗り越える事ができたら 共に世の中が、少しでも明るくなれるように発信していこう!」と激励。 片岡氏が今月5日から11日にかけて自身のユーチューブチャンネルにアップした4本の動画に出演した、元チームメイトの下柳剛氏は、14日に自身のインスタグラムに「皆さんも片岡篤史のために祈って下さい!篤っちゃんは直ぐに治すと言ってました!」と投稿。同時に、「収録は3月9日で下柳は大丈夫です!!濃厚接触者にはなってません!!」と報告した。 日本ハム時代の片岡氏とプレー経験のある元日本ハムの森本稀哲氏は、15日に自身のツイッターに投稿。二軍の練習で片岡氏とキャッチボールを行った際、送球を片岡氏の膝にぶつけてしまったというエピソードを交え、「片岡さん!なんて笑い話を必ずまたしましょう!」と回復を願った。 今回の動画内で、片岡氏は感染経路については言及しておらず、各メディアの報道でも、現在(15日正午現在)までに詳細は明らかになっていない。現在は関西を拠点に野球解説者として活躍、とメディアで伝えられており、居住地、病院は共に関西圏だと思われる。 今月1日に感染が判明し現在も集中治療室での治療が続いている、近鉄などで監督を務めた梨田昌孝氏に次ぎ、球界OBでは2人目の感染者となってしまった50歳の片岡氏。多くのファンや球界OBが早期の回復を祈っている。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA北別府学氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/manabu-kitabeppu/下柳剛氏の公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/shimoyanagi_tsuyoshi/森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho
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スポーツ 2020年04月14日 18時30分
金村義明氏「他球団に合わせる顔が無い」 自主練再開の阪神に苦言、退院の藤浪らにも「思いっきり反省して」
元プロ野球選手の金村義明氏が13日、ラジオ番組『上泉雄一のええなぁ!』(MBSラジオ)に生出演。新型コロナウイルスに感染した阪神の藤浪晋太郎、伊藤隼太、長坂拳弥の3名が退院したことについて言及した。 藤浪、伊藤、長坂の3名を含む阪神の7選手は、3月14日に知人5人と共に知人宅で行われた食事会に参加。その後、同月27日に藤浪、伊藤、長坂の3名が検査の結果、新型コロナの陽性反応が出たことを球団が発表した。なお残り4名について現在(14日午後5時半)まで、球団は状態を公表していない。 3名は同日から治療のため入院していたが、その後の検査で2回続けて陰性となったことにより、伊藤が今月5日、藤浪が7日、長坂が8日にそれぞれ退院。現在は、NPBとJリーグが設置する新型コロナウイルス対策連絡会議の専門家チームの助言を受けた球団の指示により、3名とも2週間の自宅待機中となっている。 これについて、金村氏は「反省するところは思いっきり反省して」と藤浪、伊藤、長坂の3名に猛省を促し、自宅待機の措置については「陰性、陰性が出たから退院したとはいえ、(球団は専門家チームの)ガイドラインに従って動かなきゃしょうがない」と理解を示すも、「(体力低下が)もったいないよなあ」と嘆いた。 一方、番組内では阪神が15日から“3密”(密集、密閉、密接)に細心の注意を払った上で自主練習を再開させることも紹介されたが、金村氏は「(阪神は今後の対応を)厳しく厳しくいかないと、他球団に合わせる顔がない」とクギを刺した。 今回の放送を受け、ネット上には「これ以上感染者が出ないよう選手、そして球団には徹底してほしい」、「他球団やファンからの信頼を取り戻せるようにこれから頑張って」といった声が挙がる一方、「自主練習再開の前に食事会に参加した残り選手の名前を公表しろよ」、「球団はこのままうやむやで終わらせる気なのか?それこそ他球団に合わせる顔がないだろ」といった批判も複数見受けられた。 食事会の詳細を明かさない球団に、不信感を抱くファンも多いことが浮き彫りとなっている阪神。ファンの信頼を取り戻せるかどうかは、自主練習を再開させる15日以降の対応に左右されることになりそうだ。 また、食事会に参加した藤浪、伊藤、長坂にも、回復・復帰後の活躍で汚名を返上することが期待されるところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年04月14日 17時30分
自主練習中止を発表のロッテ、ファンサービスは「可能な限り」継続!
千葉ロッテマリーンズは、新型コロナウィルス感染防止策として、15日からの自主練習を行わないことを決定したと発表した。 ロッテでは、チーム活動を休止としている中、体を動かすことを希望する選手には自主練習として、4つのグループに分けて球団管理の下、11日からZOZOマリンスタジアムおよびファームの本拠地であるロッテ浦和球場を使用可能としていた。球団広報によると、「人と人の接触機会を最大限減らすことを再度、徹底することが最優先である」との判断に至ったという。 ZOZOマリンがある千葉県、浦和球場がある埼玉県も緊急事態宣言に加えて、自粛要請を行っており、15日からの球場等の球団関連施設の使用を当面、禁止することを決定した。今後の自主練習やチーム活動再開の目途は未定で、チームや球団関係者には不要不急の外出を引き続き行わないように指示をしているとのこと。 球団では、井口資仁監督から始まった球団公式インスタグラムでの質問企画が好評だが、今後も在宅で可能なファンサービスは継続していく予定で、球団広報は「可能な限りのことはやっていきたい」と、ファンサービスや発信力においても12球団トップを目指す球団の今後の展開に注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月14日 17時00分
元巨人・堀内氏「なんちゅうことをしてるのか」ブログで怒り 医療関係者への“コロナ差別”に苦言、共感の声
元巨人監督・堀内恒夫氏が、13日に自身のブログに投稿。医療機関、並びに医療関係者に対する“コロナ差別”に苦言を呈した。 新型コロナを巡っては、感染者と接する医療機関、並びに医療関係者が心ない誹謗中傷を受けたり、関係者の子供が学校や保育園への登校・登園を拒否されたりしていることが連日報じられている。 これについて「ビックリしたっていうより腹が立った」という堀内氏。「医療従事者のみなさんは新型コロナウイルスに対して一生懸命、そして覚悟して職務にあたってくださっている。感謝の気持ちを表現しなくちゃいけない時になんちゅうことをしてるのかね。日本人の良識に問いたいよ」と苦言を呈した。 また、堀内氏は「繰り返し言うけれど 今が大事な時なんだから不要不急の外出は控える。うちにいよう!頼むよ!!」とも訴えている。 今回の投稿を受け、ブログのコメント欄やネット上には「何とも情けないことです、病院の方々は激務の中必至に頑張ってくれているのに」、「自分も気になってたニュースだから触れていただきありがたいです」、「こうした誹謗中傷は最前線で戦う人たちの邪魔になるだけだからやめてほしい」、「医療従事者を叩く人たちは、もし自分が感染したらどこにお世話になるかを考えてないんだろうか…」といった反応が多数寄せられている。 新型コロナについての内容を、これまでも自身のブログにたびたび投稿している堀内氏。8日には「あれもキャンセルこれもキャンセル 俺自身も色んなイベントが中止になって苦しい」とブログに投稿した。3月9日には「無観客試合ときて開幕延期 どれだけ大変な決断か」、「でも今は、力を合わせてやらなきゃならん時だもんな」と、コロナによるプロ野球開幕延期に理解を示している。 自身を含め、多くの人々が苦しい状況を過ごす中で伝えられた悲しいニュースに、一言物申さずにはいられなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年04月14日 11時35分
レイズ・筒香にスタメン落ちの危機? メジャー生活で悪影響かもしれない、サポートチームの正体とは
タンパベイレイズに移籍した筒香嘉智選手は、メジャーリーグで通用するかどうか…。そのカギは「人の縁」が握っている。筒香が一時帰国し、DeNAの練習施設で調整を続けているのは既報通り。しかし、かつての仲間たち(ベイスターズナイン)と行動をともにしているのではなかった。練習パートナーは横浜高校時代の元同僚で、筒香のレイズ入団と同時にコーチ補佐、打撃投手となった知人だ。 「昨年オフも練習の手伝いをしていました。筒香の米球界挑戦のため、マネージャーみたいな役目も務めています」(球界関係者) 気心の知れた仲間を持ったのは心強い限りだが、複数球団からオファーがあったにも関わらず、米国で“最強の貧乏チーム”と呼ばれているレイズを選んだのか。それも、「縁」だった。 レイズには、かねてから面識のある日本人トレーナーがいた。そのトレーナーが渡米中の筒香の練習拠点を見つけ、ゼネラルマネージャーだけではなく、ケビン・キャッシュ監督も連れてやって来たのだ。直接交渉である。 「当時、筒香はレイズを断ったら、『キャッシュ監督が夢に出て来そうだ』とまで言っていました」(前出・同) もともと、筒香のメジャー志望に火をつけたのも「人の縁」だった。高校時代から目標、夢としてメジャーリーグに憧れていたが、筒香は村田修一(現巨人コーチ)に可愛がられていた。村田が通うトレーニングジムに連れて行かれ、そこで偶然いっしょになったのが、ダルビッシュ有だった。村田はダルビッシュにまだ一軍に定着していなかった筒香を紹介した。筒香はダルビッシュに筋力アップのトレーニング方法を学んだという。 こうした「縁」を考えてみると、筒香はレイズに入団すべくして入団したようだが、こんな評価も聞かれた。 「筒香は打球の速度が148キロ以上もある(初速)と紹介されました。メジャーでもトップクラスの数値です。レイズの本拠地は人工芝球場なので、DeNA時代に近い環境で野球ができるのが大きいです。心配なのは、『プラトーン』に馴染めるのかどうか」(米国人ライター) プラトーンとは、ひと言で言えば他選手との併用だ。筒香は左ピッチャーを苦にしないが、レイズにはハンター・レンフロー、ホセ・マルティネスといった外野兼DHの右バッターもいて、2人とも今季からレイズに移籍してきた。 「レンフローは今年28歳、マルティネスは32歳。レンフローの外野守備は『超』の付く一流ですが、打撃はホームランか三振。マルティネスは右方向に強い打球が打つセンスがありながら、シーズンを通して安定した成績が残せません。キャッシュ監督はこの2人を覚醒させようとしています」(前出・同) 左投手との対戦で、筒香を引っ込めて、この2人のいずれかを使ってくる場面もあるかもしれない。タイプの異なる選手を併用するプラトーンは、日本ではあまり馴染みがない。スタメン落ち、途中交代は、マイナス的なイメージで捉えられている。筒香を支えている人たちが巧く説明できるだろうか。 私見だが、DeNA時代の筒香は150キロ強のストレートに差し込まれる場面も少なくなかったように思う。速球派との対戦となれば、右投手でもレンフロー、マルティネス、あるいは、守備位置で重なるチェ・ジマンに出場機会を譲る場面もあるかもしれない。 「縁」は素晴らしいことだが、周囲が日本人ばかりというのがちょっと気になる。米球界の風習を教えてくれる縁も早く訪れてくれたらいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月14日 11時00分
ロッテも今シーズンの地方球場開催の取りやめを発表!
プロ野球の千葉ロッテマリーンズは13日、今シーズン予定していた地方での主催試合を取りやめると発表した。 球団は「新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえた総合的な判断で2020年シーズンに予定しておりました地方球場での公式戦開催を取りやめZOZOマリンスタジアムで開催することとなりました」と中止に至った経緯を明らかにしている。 中止になるのは次の2試合だ。6月30日 対福岡ソフトバンクホークス戦(富山市民球場アルペンスタジアム)9月8日 対北海道日本ハムファイターズ(ノーブルホームスタジアム水戸) ロッテは地方開催の主催試合が少ないだけに、ファンにとっては残念な結果となってしまった。球団は「多くのファンの皆様が試合を楽しみにされていたなかでの中止決定は大変、残念でありますが、何卒ご理解いただきますようお願いいたします」と理解を求めた。 今シーズンの開幕は来月を目指す動きはあるが、自粛期間が5月6日に終わるかどうかは流動的な情勢で、シーズンが開幕したとしても規模の縮小や日程の再編成など問題は山積している。地方球場の開催に関しては、楽天や日本ハムも中止を発表しており、他球団も追随せざるを得ないだろう。 ロッテでは代替試合をZOZOマリンスタジアムで開催するとしており、1日でも早く千葉から全国に選手のプレーを届けたい思いだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年04月13日 20時50分
イチロー氏から「人間性に問題がある!」 テレビ中継に映りブログにも批判、元巨人・上原氏が“無礼”の真相を告白
元巨人・上原浩治氏が10日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。元プロ野球選手のイチロー氏に無礼を働いた2006年WBCの祝勝会について言及した。 上原氏は7、10日にそれぞれ投稿した動画内で、『スカパー!プロ野球』公式Twitterに寄せられたファンからの質問に回答。10日の動画では「先輩相手にやらかしてしまった出来事はありますか?」という質問を受け、2006年WBCの祝勝会を挙げた。 上原氏は2006年WBCで優勝した直後の祝勝会中、口に含んだシャンパンをテレビのインタビューを受けていたイチロー氏の顔面に吹きかけ、イチロー氏から笑い交じりに「お前は人間性に問題がある!」との発言を浴びている。 上原氏によると、この祝勝会では気持ちが舞い上がるあまり、他の選手と酒をかけ合っていたとのこと。そのような中、「俺イチローさんにいっていいですか?」と口にしたところ、周囲が「いけいけ!」と上原氏をはやし立ててきたという。 ちょうどテレビのインタビューに応じていたイチロー氏を見て、「チャンスだ」と口で酒を吹きかけた上原氏。ただ、その様子が生中継されていたこともあり、「僕のブログとかも炎上しましたね」と多くの批判を浴びたという。 この一件でイチロー氏との関係がこじれることはなく、今でも連絡を取り合っているという上原氏。その一方で、「実際どういう気持ちだったのか、イチローさんに本音を聞きたいですね」とも漏らしていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上のファンからは「リアルタイムで見てていい雰囲気だなと思ってたけど炎上してたのか」、「イチローをイジる人はなかなかいないから、イチローもまんざらじゃ無かったんじゃないの?」、「瓶じゃなくて口で酒吹きかけたのはちょっと度が過ぎてたな」、「生放送のインタビュー中にやったらそりゃ反感買うわ、うちの父親も当時『何やってんだ!』って怒ってたし」といった反応が多数寄せられている。 46歳のイチロー氏と45歳の上原氏は、侍ジャパンの一員として共に2006年3月に開催された第1回WBCに参加。イチロー氏は「8試合・.364・1本・5打点・12安打」、上原氏は「3登板・2勝0敗・防御率1.59」といった成績をそれぞれマークし日本の初優勝に大きく貢献している。 第1回WBC、並びに祝勝会からは約14年が経つが、上原氏は今でも当時の自分は羽目を外し過ぎたと考えているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年04月13日 17時30分
侍でもベイスターズでも絶対エースに! DeNA・今永の現在進行形の取り組み
昨シーズン13勝7敗、防御率2.91と素晴らしい成績で、絶対エースとしてベイスターズを2位まで引き上げた原動力となった今永昇太。苦しい先発陣を支え、5月の月間MVPの獲得、オールスター選出とリーグを代表する左腕として活躍した。オフの11月に行われた「プレミア12」にも当然のように選出され、台湾、メキシコ相手に先発で圧巻の投球を見せ、10年振りの世界一にも大きく貢献。2020東京オリンピックでもエース級の先発左腕として期待されていた。 しかし、新型コロナウイルスのパンデミックにより、オリンピックは1年延期。プロ野球の開幕は未だに不透明な状況が続いている。 「自主トレ、キャンプ、オープン戦と、開幕を目途にして、段階を踏んで肩を作ってきた」今永にとっては、難しい調整が続く。ベイスターズでは全体練習は取りやめられ、少人数による自主練習での期間が長く続いているが、26歳の左腕は持ち前の思考力で立ち向かっているようだ。 現在は、体脂肪を減らして筋肉量を増やした場合の身体の変化などを試してみたり、バランスとスピードを並行してトレーニングするなど、突然空いた時間を有効に活用。英語や料理にもチャレンジし、ニュース番組を見ることで世界の動きも注視。野球だけに留まらず、自分をさらに磨き上げることに重きを置いている。 1年延期が決まったオリンピックについて、「侍ジャパンで求められていることは、色々なことに対応、順応できること」と分析。「1年間の過ごし方も見てくれていると思うので、来たるべきアピールの場でのパフォーマンスで結果を残す」ことを見据えている。 侍ジャパンでもベイスターズでも、絶対エースの座に君臨するために、今だからこそ出来る大切なことを着々とこなしている今永昇太。開幕は5月か6月などとの話が出てはいるが、実際にはどうなるか先の見えない前代未聞の混乱期にある中でこそ、「投げる哲学者」の異名通り、人並外れた思考を駆使して難局を乗り切って行ってくれることだろう。写真・取材・文 / 萩原孝弘
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