ハッシー
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レジャー 2023年03月07日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(3/9)「第14回フジノウェーブ記念(SIII)」(大井)
完璧な勝利!先週川崎競馬場でおこなわれた「第69回エンプレス杯(JpnII)」。本命に推したグランブリッジは、スタートでやや遅れたこともあり、7番手あたりからの競馬。道中はじっくりと進み、3コーナー手前から仕掛け始める。外を通りながらもグングンと先頭との差を詰めていくと、直線入り口では先頭を射程圏内に入れる。残り200mあたりで早くも先頭に立つと、後続を突き放してゴール手前から流す余裕を見せての優勝。2着に0秒5もの着差を付ける完璧な勝利で、今年のダート牝馬路線の中心となるだろう。 さて、今週は「第14回フジノウェーブ記念(SIII)」が大井競馬場でおこなわれる。 本命に推すのはデュードヴァン。中央から移籍して2戦は、2戦ともにギャルダルに差されての2着。今回も宿敵のギャルダルが出走するほか、プライルードやルーチェドーロ、ギシギシなど、強力なメンバーが揃っており一筋縄では行かないが、ここは逆転できると見る。前走、前々走ともに直線早め先頭の競馬で、目標にされたこともあり差されたが、力のある逃げ馬が失速しているように先行馬には厳しい展開だった。今回は1400m戦になるが、中央時代に一度経験があり、その時は3着に入っているように条件が合わないことはない。近2走のレースぶりからも、1ハロン短縮で粘り切る可能性があると見る。使われながら絞れてきたのもプラスで、ここは勝ち負けを期待したい。 相手本線はギャルダル。3歳時には東京ダービー(SI)2着など、クラシック戦線で活躍していたが、4歳後半は思うような結果が出ず、3走前に距離を短縮すると、すんなり流れに乗り、終いもしっかり伸びて2着と復活を感じさせる走り。その後はマイルへ矛先を向けると、1ハロン距離が延びたことでしっかりと脚が溜まり、終いの爆発力が増したことで2連勝。マイルがベストとも思えるほど良い走りをしており、今回もマイル戦であれば本命に推したが、1ハロン短いと見て対抗まで。 ▲は大外枠の分割り引いたプライルード。以下、アヴァンティスト、ティアラフォーカスまで。◎(4)デュードヴァン○(12)ギャルダル▲(15)プライルード△(1)アヴァンティスト△(9)ティアラフォーカス買い目【馬単】5点(4)→(1)(12)(15)(12)(15)→(4)【3連複1頭軸流し】6点(4)-(1)(9)(12)(15)【3連単フォーメーション】15点(4)→(1)(12)(15)→(1)(9)(12)(15)(12)(15)→(4)→(1)(9)(12)(15)ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年03月04日 15時00分
ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~(3月5日)弥生賞ディープインパクト記念(GII)
【今週の予想】☆中山11R 弥生賞ディープインパクト記念(GII)(芝2000m) 今年の弥生賞は、中心となる馬がおらず難解を極める一戦だが、ここはトップナイフを本命に推す。キャリア7戦と豊富で、近年のトレンドである消耗を控えるローテとは真逆を行く本馬。トレンドはあくまでトレンドで、本馬のように使われながら力を付けていくタイプもいる。前走はGIらしく好メンバーが揃った一戦だったが、スタート直後に内の馬にぶつかるアクシデントがあったが、少し押して出していきハナを奪うと、上手くペースを落としたマイペースの逃げ。残り600mあたりから一気にペースを上げると、そのまま長く良い脚を使って逃げ切りを狙ったが、ゴール直前のクビの上げ下げで敗れ、惜しくも2着。展開が向いたにせよ、好メンバーの中でこれだけの競馬ができたのは、本馬のポテンシャルがあるからこそ。今回の追い切りを見ると、馬体には実が入り、毛艶も良くピカピカで、ブレが少なくどっしりとした安定感のある走りを披露。前走以上と言っても過言ではないデキで、ここは勝ち負けになるだろう。 相手本線はセッション。トモに緩さがあり、加速に時間がかかるタイプだけに中山の舞台には不安が残るが、ハマった時の脚は見どころがある。前走は2番手からの競馬で、直線では馬場の真ん中に進路を取ったが、ムチを入れる度によれており、ロスの多い競馬となった。それでも勝ち馬から0秒3差と離されてはおらず、ポテンシャルのあるところを見せた。今回の追い切りでは、前走よりも前肢が高く上がった伸びやかなフォームで走れており、成長しているのが見て取れるだけに上位争いを期待する。 ▲はワンダイレクト。以下、レヴォルタード、グリューネグリーン、タスティエーラまで。◎(4)トップナイフ〇(8)セッション▲(2)ワンダイレクト△(1)レヴォルタード△(10)グリューネグリーン△(6)タスティエーラ買い目【馬単】6点(4)⇔(1)(2)(8)【3連複1頭軸流し】10点(4)-(1)(2)(6)(8)(10)【3連単フォーメーション】20点(4)→(1)(2)(8)→(1)(2)(6)(8)(10)(2)(8)→(4)→(1)(2)(6)(8)(10)<プロフィール>ハッシー山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年03月03日 15時00分
ハッシーの今週の推しウマはこの馬!(3月4日)
今週からいよいよ新連載「ハッシーの今週の推しウマはこの馬!」と題し、隔週で当該週の土曜日出走馬の中から推しウマを紹介していく。【今週の推しウマ】☆ペリファーニア 当コラム記念すべき最初の推しウマは、2023年3月4日(土)の阪神第11Rチューリップ賞(GII)に出走予定のペリファーニア。21年の年度代表馬に輝いたエフフォーリアの半妹で、良血才女のお嬢様。初戦はまずまずのスタートを切ると、最初のコーナーで前をカットされる不利があり、道中も終始外を回るロス。4コーナーでは窮屈になるところがありながら、怯むことなく伸びて優勝。デビュー戦でこれだけのロスや不利があれば、惨敗してもおかしくないところ、完勝できたのは素質が高いからこそ。今回の追い切りでは、南Wコースで外ラチ沿いを馬なりのまま伸びていき、好タイムが出ているように状態はかなり良さそうだ。高いポテンシャルに状態が良いと来れば、いきなりのGIIでも十分に好勝負になるだろう。☆ライツオブキングス もう一頭の推しウマは、2023年3月4日(土)中山第6R3歳未勝利戦に出走予定のライツオブキングス。前走はスタートからすんなりハナを切ったが、終始外からプレッシャーを掛けられる厳しい競馬。勝負所での手応えからは逃げ切るかと思ったが、残り200mあたりから徐々に脚が鈍り、4頭に差されて5着。2戦目と同じ距離だったデビュー戦でもラスト1ハロンで減速しており、距離が1ハロン長かったのだろう。今回は1ハロン短縮した1800m戦で、ラスト1ハロンをまとめられれば、あっさりがあってもおかしくない。ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。
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レジャー 2023年02月28日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(3/1)「第69回エンプレス杯(JpnII)」(川崎)
流れが厳しかったか・・・。先週大井競馬場でおこなわれた「第67回金盃(SII)」。本命に推したサンビュートは、まずまずのスタートを切ると馬なりのまま6番手あたりの位置を取る。道中はがっちりと折り合い、脚を溜めると、3コーナーから仕掛け始め、先頭との差を詰めていく。直線では先頭に立ちそうな勢いであったが、伸びを欠いて7着。道中が乱ペースだったこともあり、上位が後方から追い込んだ馬たちが占めたことを考えれば、勝ち馬から0秒6差の7着は力があるからこそ。今回は展開が厳しかったが、力があることは証明できたので、次走の好走に期待したい。 さて、今週は「第69回エンプレス杯(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれる。 ここはグランブリッジを本命に推す。前走のTCK女王盃(JpnIII)は今回出走する有力馬のヴァレーデラルナや、テリオスベルが出走していたが、ポンと出たスタートからスッと2番手の位置を取ると、外からテリオスベルが捲ってきたことで3番手となる。一気に外から来られてもつられることなく折り合い、勝負どころではじわじわとギアを上げていき、メンバー中最速の上がりを使って2着に0秒2差をつけての優勝。3走前のJBCレディスクラシック(JpnI)はヴァレーデラルナに敗れたものの、メンバー中2位タイの上がりを使ってクビだけ届かなかった2着と、力はヴァレーデラルナと互角かやや上かだろう。その上、今回は本馬の斤量が1kg軽く、こちらに分があると見て本命に推す。 相手本線はヴァレーデラルナ。前走のTCK女王盃は完璧とも言える展開だったが、グランブリッジの末脚が勝り2着。勝った馬を褒めるしかない競馬だった。前々走のJBCレディスクラシックは3コーナーあたりで外からかぶせられる厳しい競馬となったが、直線では怯むことなく伸びて、外から追い込んできたグランブリッジの追撃を抑えて優勝と、勝負根性も見せた。ダートではまだ連対を外しておらず、ここも複勝圏内を外す可能性は低いと見る。 ▲は上がり馬アーテルアストレア。以下、テリオスベル、サルサディオーネまで。◎(2)グランブリッジ○(1)ヴァレーデラルナ▲(5)アーテルアストレア△(6)テリオスベル△(7)サルサディオーネ買い目【馬単】2点(2)⇔(1)【3連複2頭軸流し】3点(1)(2)-(5)(6)(7)【3連単フォーメーション】3点(2)→(1)→(5)(6)(7)ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月25日 15時00分
ハッシーのロックオン~狙ったレースが逃さない!~(2月26日)中山記念(GII)
【今週の予想】☆中山11R 中山記念(GII)(芝1800m)21年NHKマイルCの覇者シュネルマイスターや22年秋華賞馬スタニングローズ、20年ホープフルSの勝ち馬ダノンザキッドと、豪華メンバーが揃った今年の中山記念だが、ここはソーヴァリアントを本命に推す。同世代にはエフフォーリアやタイトルホルダー、シャフリヤールにジェラルディーナ、ピクシーナイト、ソングラインなどGIを制した馬が多数おり、豊作の世代。怪我などのアクシデントによって出世は遅れたが、21年、22年と連覇を達成したチャレンジCが強かった。21年のチャレンジCでは、本格化前とは言え、ジェラルディーナや、17年マイルCSの勝ち馬ペルシアンナイトを破っており、しかも直線早々に先頭に立つと、最速タイの上がりを使って2着に0秒6差を付ける圧勝劇。前走のチャレンジCでは、前々走のオールカマーで心房細動を発症し、不安が残る中、3,4コーナー中間あたりから上がって行き、直線馬場の真ん中を力強く伸びて連覇を達成。不安が残る中でこの内容だから力が違った。年齢とともに精神的にしっかりとしてきた印象で、崩れることも考えにくい。不安が解消されたことで、追い切りでもしっかりと負荷をかけられており、状態は前走以上。ここは勝ち負けだ。 相手本線はダノンザキッド。3歳以降勝利はないものの、21年マイルCSで3着。22年マイルCS、香港CとGIで連続2着と復活をアピール。特に前走の香港Cでは、勝ち馬には0秒7差離されたものの、後方からしっかりと脚を伸ばして2着を確保。世界各国の強豪馬を相手にこれだけの競馬ができるのだから、一時の不振を脱出したどころか、確かな成長も見せている。追い切りでは弾むようなフットワークで、状態の良さが窺える。GIで連続して2着に好走してきた充実度、状態の良さを考えると、上位争いは必至だろう。 ▲はショウナンマグマ。以下、ラーグルフ、シュネルマイスター、スタニングローズまで。◎(6)ソーヴァリアント○(1)ダノンザキッド▲(9)ショウナンマグマ△(13)ラーグルフ△(5)シュネルマイスター△(12)スタニングローズ買い目【馬単】6点(6)⇔(1)(9)(13)【3連複2頭軸流し】4点(1)(6)-(5)(9)(12)(13)【3連単2頭軸マルチ】24点(1)(6)⇔(5)(9)(12)(13)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月21日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(2/22)「第67回金盃(SII)」(大井)
行きっぷりが悪かった・・・。先週浦和競馬場でおこなわれた「第15回ユングフラウ賞(SII)」。本命に推したマカゼは、まずまずのスタートを切ったものの、行き脚が付かず9番手あたりの位置取りに。砂を被ったこともあるのか、行きっぷりが悪く、なかなか先頭との差を詰めていけない。直線に入ってもじりじりとしか伸びず8着まで。当日はあまり毛艶が良くなかったこともあり、状態がイマイチだったか。次走の巻き返しに期待したい。 さて、今週は「第67回金盃(SII)」が、大井競馬場でおこなわれる。 本命に推すのはサンビュート。南関東へは二度目の移籍となるが、一度目にも金盃に出走しており、勝ち馬から0秒4差の4着と善戦。その後2戦したが勝利できず、再度門別へ移籍すると、2連勝して旭岳賞(H2)に出走し2着。前々走の道営記念(H1)では、中央在籍時には佐賀記念(JpnIII)を勝ち、門別では旭丘賞(H2)を2勝するなど活躍しているルールソヴァールや、鎌倉記念(SII)や北海優駿(H1)、ダービーグランプリ(M1)優勝など、競馬場を問わず活躍しているシルトプレなど、好メンバーが揃った1戦を、道中6番手あたりの位置から3,4コーナーで上手く内をすくって先頭に立ち、ゴール前では迫られたものの、勝負根性を見せて抜かせず優勝と、門別でトップクラスの力があることを見せた。前走は川崎でおこなわれた報知グランプリカップ(SIII)に出走し3着に敗れたが、向正面中ほどから動いていき、直線入り口では早くも2番手に上がり勝ちに行く競馬をしてのもの。それに南関東以外からの唯一の遠征馬と、北海道からの輸送で少なからずハンデがあってこの結果だからやはり力がある。今回は所属の大井での競馬で、一度目の移籍の時よりも成長しており、今度こそ南関東で初重賞制覇だ。 相手本線はマンガン。前走は休み明けの上、過去最高の馬体重だったこともあり、本馬の武器であるキレのある末脚が影を潜めてしまった。前々走は乱ペースの中、マイペースを守ってしっかりと脚を溜め、次位が40秒4の上がりだった中、本馬は38秒3と際立つ伸びを見せ2着。今回の条件は21年の金盃で経験しており、その時はノンコノユメやサウンドトゥルーなど、好メンバーが揃った中、2着馬に1秒9もの着差を付ける圧勝を飾った舞台と、ベストの舞台と言っても過言ではない。一度使われて状態は上がってきており、ベストの条件で上位争いは必至だろう。 ▲は6連勝中と勢いに乗り、追い切りの動きも良かったコバルトウィング。以下、コスモポポラリタ、セイカメテオポリスまで。◎(6)サンビュート○(15)マンガン▲(7)コバルトウィング△(5)コスモポポラリタ△(9)セイカメテオポリス買い目【馬単】5点(6)→(5)(7)(15)(7)(15)→(6)【3連複2頭軸流し】3点(6)(15)-(5)(7)(9)【3連単2頭軸マルチ】18点(6)(15)⇔(5)(7)(9)ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月18日 15時00分
ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~(2月19日)フェブラリーS(GI)
【今週の予想】☆東京11R フェブラリーS(GI)(ダート1600m) 早くも今年一発目のGIフェブラリーSがおこなわれる。ただ、当レースを2連覇しているカフェファラオを筆頭に、クラウンプライド、ジュンライトボルト、リメイクなど、有力馬の多くがサウジアラビアでおこなわれるサウジカップデーへ遠征しており、GIとしては少々寂しいメンバー構成となった。それでも10戦7勝2着3回と連対率100%と底を見せていないレモンポップや、南関東所属の牝馬で、牝馬クラシック2冠を達成し、3冠の懸かった関東オークスでは、中央馬2頭に先着を許したものの3着に粘り、その後も重賞を3連勝し、勢いに乗っているスピーディキックが参戦。さらにはカナダからシャールズスパイトが遠征してきており、注目度の高い一戦となった。 まず、注目したいのがデビューから10戦連対を外していないレモンポップ。前走の根岸Sでは、スタート直後に内によれ、ポジションが悪くなりそうになったが、すぐに盛り返し5番手あたりの位置を取ると、直線ではほとんど馬なりのまま先頭に立つ。残り250mあたりから追われると、追い込んできたギルデッドミラーを抑えて優勝。前で競馬をした馬たちが軒並み後ろの着順の中、5番手からの競馬で押し切ったのは、着差以上に強い競馬だった。ただ、今回は前走で厳しい競馬をした中で、中2週と臨戦過程に不安が残る。それに馬体の造りからは1600mはぎりぎりの印象。少なからず不安要素があるからには、馬券妙味も考えると対抗に留めたい。 代わって本命に推すのはドライスタウト。前走のすばるSでは、2着に負けはしたものの収穫があった。スタート後のポジション争いの際に前に入られたことによって、中団からの競馬になり、これまでの先行策とは違う競馬。直線では前が壁となり、追い出しを待たされたが、進路が開くとじわじわと加速していき、先頭に迫ったがクビ差届かず。もともとスッと加速できるタイプではないだけに、追い出しを待たされたことが痛かった。それでもエンジンが掛かってからの脚には目を見張るものがあり、中団からでも競馬ができることがわかったのは収穫。キャリアはまだ6戦と伸びしろもあり、馬体的にも1400mよりもマイルの方が合うだろう。追い切りの動きを見ると、ゆったりとしたフォームで楽々と坂路を駆け上がっており、状態は明らかに前走以上。ここは勝利を期待する。 ▲はメイショウハリオ。以下、ソリストサンダー、テイエムサウスダン、ケンシンコウまで。◎(4)ドライスタウト○(7)レモンポップ▲(6)メイショウハリオ△(11)ソリストサンダー△(10)テイエムサウスダン△(3)ケンシンコウ買い目【馬単】4点(4)→(6)(7)(11)(7)→(4)【3連複2頭軸流し】4点(4)(7)-(3)(6)(10)(11)【3連単2頭軸マルチ】24点(4)(7)⇔(3)(6)(10)(11)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月17日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【2/19東京・2/18東京】
【今週デビューの注目馬】☆ヒナヒナ 2023年2月19日(日)東京第5Rダート1600m戦に出走予定のヒナヒナ。馬名の由来は「ハワイ、カホオラヴェ島の島花」。牝、鹿毛、2020年5月4日生。美浦・牧光二厩舎。父バトルプラン、母チュロ、母父キングヘイロー。生産は新冠町・新冠伊藤牧場、馬主は小林由明氏。全姉にはダート短距離で勝利を挙げたフィリーズランがいる。本馬を一目見てまず思うのが、細身で幅がなく一見非力そうに思えるが、動かすと軽さがあり、跳びの大きいスピードタイプ。追い切りでは3頭併せの中、引っ張るくらいの手応えで直線を迎え、馬なりのまま加速する素質を感じさせる動き。デビューはダート戦だが、芝でもと思わせるものがある。マイルあたりの距離で、長く良い脚を使って活躍してくれるだろう。なお、鞍上には木幡巧也騎手を予定している。☆ロードヴェロシティ 2023年2月18日(土)東京第2Rダート1400m戦に出走予定のロードヴェロシティ。馬名の由来は「冠名+速力」。牡、黒鹿毛、2020年2月26日生。美浦・斎藤誠厩舎。父アメリカンペイトリオット、母スクリプティド、母父キングズベスト。生産は浦河町・千里ファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額2000万円。本馬は均整が取れた見栄えのする馬体の持ち主で、トモの容積もたっぷり。それでもまだ全体的に幼い印象を受け、本格化は先か。まだ緩さがあり、追い切りでは動き切れていない様子であったが、併せた相手に付いていく勝負根性を見せていた。しぶとさを武器に2000m前後の距離で活躍しそうだ。なお、鞍上には内田博幸騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。■お知らせ 今回をもって、「ハッシーの中央競馬新馬セレクション」は連載終了となります。長年ご愛読いただきありがとうございました。再来週(3月3日)からは、土曜日に出走する注目馬を紹介するコラムがスタートします。そちらもご愛読いただけましたら幸いです。ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。
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レジャー 2023年02月14日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(2/15)「第15回ユングフラウ賞(SII)」(浦和)
この条件では力が違った!先週船橋競馬場でおこなわれた「第59回報知グランプリカップ(SIII)」。本命に推したギガキングは、スタートでややバランスを崩したものの、すぐに立て直されて好位3番手の位置を取る。3コーナーあたりから仕掛け始めると、手応えでは前3頭の中で一番悪く見えたが、直線に入り手前が替わると、ぐんぐん伸びてあっという間に先頭に立ち、後続に0秒4差を付けて優勝。これで報知グランプリカップの連覇を達成。やはりこの条件では強かった。 さて、今週は「第15回ユングフラウ賞(SII)」が浦和競馬場でおこなわれる。桜花賞へ向けての大事な1戦。注目の高いレースだ。 ここはマカゼを本命に推す。前走の東京2歳優駿牝馬では、スタートでやや体勢を崩し立て直すロスがあったが、馬なりのまま4番手あたりの位置を取ると、手応え良く4コーナーを回ったものの、手前を替える際に内にもたれ、手応えほど伸びず6着。初の大井競馬場、初の右回りが影響したのか、はたまた右手前で走る方が得意なのか、1戦だけでは判断が難しいが、左回りでは崩れておらず、今回の浦和競馬場は心配ないだろう。左回りの前々走ローレル賞では、まずまずのスタートから少しだけ促してハナを切ると、しっかりと折り合いが付き脚を溜め、勝負所ではスッとペースを上げ、抜群の手応えで直線へ。直線ではしっかりと脚を伸ばして、2着に0秒4差を付ける完勝。テン良し、中良し、終い良しの競馬で、完成度の高い走り。今回は巻き返しに期待する。 相手本線はサーフズアップ。前々走のローレル賞ではマカゼに敗れたが、前走の東京2歳優駿牝馬では、+10kgの馬体重ながら太目感はあまりなく、成長分と言えるもの。レースではマカゼを見るような位置から、直線少し狭くなるところがありながら、メンバー中3位タイの上がりを使って3着と、6着だったマカゼに先着。レース内容にも成長が見られ、今回もマカゼと好勝負をしてくれると見る。ただ、本質的に広い大井競馬場、距離延長で本領発揮をしそうなタイプだけに、小回りの浦和競馬場ではマカゼを上にした。それでもメンバーを見る限り、ここでは上位争い必至と見る。 ▲はポーチュラカ。以下、クラティアラ、ボルドーグリフォンまで。◎(1)マカゼ○(2)サーフズアップ▲(9)ポーチュラカ△(5)クラティアラ△(3)ボルドーグリフォン買い目【馬単】5点(1)→(2)(3)(5)(9)(2)→(1)【3連複2頭軸流し】3点(1)(2)-(3)(5)(9)【3連単フォーメーション】12点(1)(2)→(1)(2)→(3)(5)(9)(1)(2)→(3)(5)(9)→(1)(2)ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月11日 15時00分
ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~(2月12日)京都記念(GII)
【今週の予想】☆阪神11R 京都記念(GII)(芝2200m) 今年の京都記念は13頭中10頭が重賞ウイナーという豪華メンバーが揃った。中でも一昨年の年度代表馬エフフォーリアと、昨年の日本ダービー馬ドウデュースの戦いに注目が集まっている。実績としては申し分のない有力馬2頭だが、エフフォーリアは、昨年の大阪杯、宝塚記念と状態が上がらず人気を裏切る形となり、立て直しを図り挑んだ有馬記念では、復活の兆しを見せる5着。それでも好調時と比べると、もうひと息といった状態だった。今回は前走以上のデキではあるものの、フォーム、迫力ともに好調時から比べるとまだ足りない印象を受けた。関西圏でのレースという点も不安が残っており、ここは▲に留める。 もう一頭の有力馬ドウデュースは、前走の凱旋門賞のダメージが不安視される。実際、凱旋門賞帰りだったタイトルホルダーとディープボンドは、有馬記念でそれぞれ9着、8着と、全く良いところがなく敗れており、それだけダメージが大きかった。ただ、ドウデュースの場合、昨年は無理をさせず放牧に出されているため、肉体的な回復はできているだろう。あとは日本ではお目にかかれないほどの道悪馬場で、大敗した精神的ダメージが残っていないかがポイント。こればっかりはやってみないとわからないところであり、不安がある以上対抗に留める。 そこで白羽の矢を立てたのがプラダリア。有力馬2頭が万全の状態であれば、付け入るスキはないのではと思われるほどだが、相手に不安がある状態であれば今の本馬なら付け入るスキがあると見る。昨年の秋は同世代同士でも結果が出せなかったが、前々走の菊花賞後にしっかりと立て直されたことで、良かった時の状態に戻ってきた。前走の日経新春杯では、直線良く伸びて勝ち馬からクビ+クビ差の3着。それも道中は終始外を通っていたロスがあり、手前も替えずにこの着差。昨年から成長を見せており、追い切りでも躍動感のある走りで状態は前走以上。ここは一発を期待する。 以下、キラーアビリティ、ウインマイティー、スカーフェイスまで。◎(8)プラダリア〇(12)ドウデュース▲(10)エフフォーリア△(9)キラーアビリティ△(3)ウインマイティー△(13)スカーフェイス買い目【馬単】6点(8)⇔(9)(10)(12)【3連複1頭軸流し】10点(8)-(3)(9)(10)(12)(13)【3連単2頭軸マルチ】24点(8)(12)⇔(3)(9)(10)(13)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー
ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~(1月22日)AJCC(GII)
2023年01月21日 15時00分
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レジャー
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【1/22中山・1/22中京】
2023年01月20日 15時00分
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レジャー
ハッシーの地方競馬セレクション(1/18)「第67回船橋記念(SIII)」(船橋)
2023年01月17日 15時00分
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レジャー
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【1/15中京】
2023年01月13日 15時00分
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レジャー
ハッシーの2023年クラシック戦線を賑わすのはこの馬だ!(牝馬編)
2022年12月31日 15時00分
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レジャー
ハッシーの2023年クラシック戦線を賑わすのはこの馬だ!(牡馬編)
2022年12月30日 15時00分
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レジャー
ハッシーの地方競馬セレクション(12/29)「第68回東京大賞典(GI)」(大井)
2022年12月27日 15時00分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分