☆ダールフルート
2023年1月22日(日)中山第6R芝2000m戦に出走予定のダールフルート。馬名の由来は「実を結ぶ(西)。父の実績と母系から連想」。牡、黒鹿毛、2020年3月19日生。美浦・高木登厩舎。父エピファネイア、母ルタンデスリーズ、母父サクラバクシンオー。生産は新ひだか町・嶋田牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額2200万円。半兄には芝の1200mで2勝を挙げているゼットレヨン(父モーリス)がいる。本馬は胴伸びが良く、トモにも良質で豊富な筋肉が付いており、エピファネイア産駒らしいバランスの取れた好馬体の持ち主。ロベルト系らしく腹袋がしっかりとしており、内臓面も強そうだ。兄姉には短距離馬が多いが、本馬は胸が深く心肺機能が高そうで、距離はマイル~2000mあたりが良さそうだ。追い切りでは若駒らしく少しふらふらとしたところはあるものの、脚取りはしっかりとしており、能力があるのは見て取れる。仕上がりは良さそうで、新馬戦から良い競馬をしてくれるだろう。なお、鞍上には大野拓弥騎手を予定している。
☆マンデヴィラ
2023年1月22日(日)中京第6R芝1600m戦に出走予定のマンデヴィラ。馬名の由来は「キョウチクトウ科の植物名」。牝、鹿毛、2020年2月26日生。栗東・友道康夫厩舎。父リアルスティール、母マンデラ、母父Acatenango。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は吉田勝己氏。半兄には14年マイラーズC(GII)など重賞を2勝し、12年の皐月賞(GI)で2着に入ったワールドエース(父ディープインパクト)や、19年菊花賞(GI)、21年天皇賞(春)(GI)を勝ったワールドプレミア(父ディープインパクト)、23年日経新春杯(GII)など重賞を2勝し、22年ジャパンC(GI)でも3着に入ったヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)と活躍馬がズラリ。本馬は牝馬らしい線の細さはあるものの、すらっとした脚長で、良血馬らしい品がある。きりっとした顔立ちをしており、学習能力は高そうだ。終い重点の追い切りだったものの、バランスの良いフォームでブレの少ない走りをしており、軽い芝が合いそうなタイプ。2000m前後の距離で、キレを武器に活躍しそうだ。なお、鞍上には岩田望来騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。