☆中京11R 日経新春杯(GII)(芝2200m)
59kgのトップハンデでもここはヴェルトライゼンデを本命に推したい。何と言っても前走のジャパンCの内容が良かった。直線では進路がなくなり、他馬と接触して頭を上げる不利があったものの、進路が少し開くと狭いところを怯むことなくピュッと伸びた。残り200mあたりで一度は先頭に立ち、ゴール前で2頭に差されたものの勝ち馬から0秒1差の3着と、負けはしたものの強い競馬だった。屈腱炎で長く休んでいたが、1年4か月ぶりの休み明けとなった3走前の鳴尾記念では、後にエリザベス女王杯(GI)を勝つジェラルディーナを破って初重賞制覇を飾っており、本馬の底力を見せつけられた。左回りでは4戦1勝2着1回3着2回と複勝圏内を外しておらず、それも4戦すべて重賞で、3着2回はGIでのもの。今回は59kgの斤量が鍵となるが、馬格もあり、パワーもあるのでカンカン泣きはしないだろう。追い切りでは、しっかりとした脚どりで好時計が出ており、状態はかなり良いだろう。メンバー的にも今回は勝利したい。
相手本線はヤマニンゼスト。未勝利を勝ち上がるまでに5戦を要したが、シンボリクリスエス産駒らしく、使われながら力を付けてきた。未勝利を勝ち上がると、昇級初戦も難なく突破し、格上挑戦となった神戸新聞杯(GII)で2着に入り菊花賞の切符をゲット。神戸新聞杯では、4コーナー手前まで後方にいたが、内を上手く回って先頭との差を詰めると、進路が狭くなる不利がありながらも伸びて2着。菊花賞(GI)では、神戸新聞杯同様後方からの競馬をし、3,4コーナー中間で前をカットされる不利があったものの、直線ではしっかりと伸びて6着。勢いが付く3,4コーナーでの不利は痛かったが、そこからでも伸びる気持ちの強さが本馬の魅力。前走の3000mは距離が長いように見え、今回の距離短縮はプラス。状態も良い意味で変わりなく、ここも上位争いをする可能性は高い。
一発があるとすれば、左回りは6戦4勝2着1回3着1回と崩れていないロバートソンキー。以下、プラダリア、ダンディズム、キングオブドラゴンまで。
◎(2)ヴェルトライゼンデ
○(1)ヤマニンゼスト
▲(3)ロバートソンキー
△(12)プラダリア
△(6)ダンディズム
△(10)キングオブドラゴン
買い目
【馬単】6点
(2)→(1)(3)(6)(12)
(1)(3)→(2)
【3連複1頭軸流し】10点
(2)-(1)(3)(6)(10)(12)
【3連単フォーメーション】20点
(2)→(1)(3)(12)→(1)(3)(6)(10)(12)
(1)(3)→(2)→(1)(3)(6)(10)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。