さて、今週は「第67回船橋記念(SIII)」が船橋競馬場でおこなわれる。1000mの電撃戦で、スピード自慢たちが集まった。
本命にはコパノフィーリングを推す。南関東に移籍後12戦して複勝圏内を外したのは僅かに3回と堅実な本馬。敗れた3戦も太目だった1戦と、先行争いが激しくなった上、外から終始プレッシャーをかけられ続けた5走前の習志野きらっとスプリント、中央の強力なメンバーを相手に、包まれた上にキックバックを受けて戦意を喪失した前々走のJBCスプリントと敗因は明らか。前走はハナを主張して見事に逃げ切っており、前々走大敗したダメージはない。今回、勝った前走の好調を維持できており、展開的にもマイペースで競馬ができそうなだけに、ここは勝ち負けになる。
相手本線はティアラフォーカス。明け4歳馬と伸び盛りの本馬。昨年は7戦して4勝2着2回と、崩れたのは僅かに1回。夏に1走して見事勝利すると、その後はしっかりと成長を促して、5か月ぶりとなった前々走では+17kgでの出走となったが、ほとんどが成長分。スタートは相変わらず速くはないが、二の脚が付くようになった。直線では手応え抜群であったが、外から一気に来られたことと、久々だったこともあるのか、内に刺さるような面を見せての2着。前走は直線で追い出しを待つ余裕があったものの、勝ち馬がしぶとく差し切れずの2着。悔しい競馬が続いているが、明らかな成長を見せており、今年一気にブレイクしてもおかしくない素質を秘めているだけに、今回も上位争いに入ってくるだろう。
▲は船橋では14戦して11勝2着3回と連対率100%のキモンルビー。以下、ブンロート、カプリフレイバーまで。
◎(5)コパノフィーリング
○(12)ティアラフォーカス
▲(1)キモンルビー
△(8)ブンロート
△(10)カプリフレイバー
買い目
【馬単】5点
(5)→(1)(8)(12)
(1)(12)→(5)
【3連複2頭軸流し】3点
(5)(12)-(1)(8)(10)
【3連単フォーメーション】12点
(5)→(1)(12)→(1)(8)(10)(12)
(1)(12)→(5)→(1)(8)(10)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。