ハッシー
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レジャー 2023年02月07日 15時15分
ハッシーの地方競馬セレクション(2/8)「第59回報知グランプリカップ(SIII)」(船橋)
コース取りの差が・・・。先週川崎競馬場でおこなわれた「第72回川崎記念(JpnI)」。本命に推したテーオーケインズは、好スタートを切るとスッと好位につけそうだったが、前に馬が入ったことで抑えると、折り合いを欠いてしまう。1コーナーあたりでようやく本来のリズムを取り戻すと、手応え良く勝負どころを迎える。4コーナーで外に持ち出し先頭との差を詰めていくが、4コーナーで内を突いた2番人気のウシュバテソーロが先に抜け出すと、じわじわと差を詰めたものの捕え切れず1/2馬身差の2着。前半スムーズさを欠いたことも少なからず響いたが、4コーナーでの進路取りが明暗を分けたか。勝ち馬と実力は拮抗しており、次回のリベンジに期待したい。 さて、今週は「第59回報知グランプリカップ(SIII)」が船橋競馬場でおこなわれる。 本命に推すのは勢いのあるギガキング。前走のチバテレ盃では、まずまずのスタートを切ると、馬なりのままスッと2番手の位置を取る流れだったが、外から2頭が上がっていったことで、逃げたスマートセラヴィーは突かれてペースを上げてしまったが、本馬は動じることなく4番手の位置でしっかりと折り合う。道中はしっかりと脚を溜めると、勝負どころでは内を突き直線入り口で先頭に並ぶ。手応えは外のアナザートゥルースが勝っており、それもアナザートゥルースが内にもたれてきたことで体勢を崩す不利があった。それでも立て直されて追われると、粘り強く伸びて優勝。折り合いを欠かないしっかりとした精神力を持ち、不利があっても怯まない勝負根性が本馬の魅力。3走前のJBCクラシックでは地方馬で最先着をしており、4走前の日本テレビ盃でも5着と、中央馬との交流重賞でも善戦しているだけにここは勝ち負けを期待する。 相手本線はひと叩きされて状態を上げてきたアナザートゥルース。中央からの移籍初戦となった前走は、直線で内にもたれるところがあり2着に敗れたが、約9か月ぶりと久々の実戦だったことや、+13kgと過去最高の馬体重だったことが影響したか。今回は一度使われて状態は上がってきており、レース感も戻ってきただろう。実績的には19年にアンタレスSを、20年にはダイオライト記念を勝利しており、21年のチャンピオンズCでは3着とメンバー随一。9歳でもまだまだやれるだけのものはあり、ここでも上位争い必至だ。 ▲はロードゴラッソ。以下、リンゾウチャネル、ビービーガウディまで。◎(10)ギガキング○(4)アナザートゥルース▲(11)ロードゴラッソ△(1)リンゾウチャネル△(5)ビービーガウディ買い目【馬単】2点(10)⇔(4)【3連複2頭軸流し】3点(4)(10)-(1)(5)(11)【3連単フォーメーション】6点(4)(10)→(4)(10)→(1)(5)(11)<プロフィール>ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月04日 15時00分
ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~(2月5日)東京新聞杯(GIII)
【今週の予想】☆東京11R 東京新聞杯(GIII)(芝1600m) 好メンバーが揃った今年の東京新聞杯。中でも本命にはジャスティンカフェを推す。前走のマイルCS(GI)はもったいない競馬となってしまった。スタート直後に両サイドの馬がよれてきてぶつかり、ポジションを悪くする不利。道中は掛かり気味で、直線では加速が付いて来たところで前が壁となりブレーキ。更には進路を探している中で、内の馬と接触する不利があり、万事休すかと思われたが、進路が開くとそこから伸びて勝ち馬から0秒4差の6着。これだけの不利がありながら、ほとんどまともに追えなかった中で上がりはメンバー中2位だから恐れ入る。デビューから12戦して11戦は、メンバー中3位以内の上がりを使っており終いは堅実。左回りは8戦して3勝2着3回3着1回と複勝圏内を外したのは僅かに1回と崩れていない。追い切りの動きを見ると、長めからしっかりと乗られ、終いは馬なりのまま脚を伸ばしており、状態は十分力を発揮できるだけのレベルにあり、勝ち負けを期待する。 相手本線はナミュール。前走のエリザベス女王杯(GI)では、スタート直後に外の馬が内に押し込んできたため、馬群が密集し何度も馬体がぶつかる不利。その影響で馬が力んでしまい、鞍上がしばらくなだめるロス。更にはキレが身上の本馬には重馬場もマイナスで、最後は苦しくなって勝ち馬から0秒7差の5着。ただ、これだけの不利やロスがあっての5着だからやはり力はある。今回は本番に向けてのひと叩きといった仕上がりではあるが、それでも十分上位争いをできるだけのデキ。日曜日は良馬場での開催が見込まれ、力を発揮できればおのずと結果は付いてくる。 ▲はプレサージュリフト。以下、インダストリア、ウインカーネリアン、エアロロノアまで。◎(3)ジャスティンカフェ〇(15)ナミュール▲(16)プレサージュリフト△(5)インダストリア△(2)ウインカーネリアン△(14)エアロロノア買い目【馬単】6点(3)→(2)(5)(15)(16)(15)(16)→(3)【3連複1頭軸流し】10点(3)-(2)(5)(14)(15)(16)【3連単フォーメーション】20点(3)→(5)(15)(16)→(2)(5)(14)(15)(16)(15)(16)→(3)→(2)(5)(14)(15)(16)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年02月03日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【2/4東京・2/5小倉】
【今週デビューの注目馬】☆フレーヴァード 2023年2月4日(土)東京第6R芝1800m戦に出走予定のフレーヴァード。馬名の由来は「ワインの製法の一つ。母名より連想」。牡、鹿毛、2020年2月21日生。美浦・大竹正博厩舎。父モーリス、母ルージュバック、母父マンハッタンカフェ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額6000万円。母は17年オールカマー(GII)など、重賞4勝を挙げた名牝。叔父には22年大阪杯(GI)を勝ったポタジェ(父ディープインパクト)がいる。本馬は成長がゆっくりでデビューが遅れたが、成長に合わせてじっくりと乗り込まれてきた。その甲斐あって、ここに来て少しずつではあるが、ようやく各パーツに実が入ってきた。母のような柔軟性があり、前脚を高く上げる走法で伸びやかな走り。ただ、まだフォームに安定感がなく、本格化は古馬になってからだろう。キレを武器にマイル~2000mあたりを得意としそうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。☆モズマワシゲリ 2023年2月5日(日)小倉第5R芝2000m戦に出走予定のモズマワシゲリ。馬名の由来は「冠名+回し蹴り」。牡、鹿毛、2020年4月16日生。栗東・鮫島一歩厩舎。父グランプリボス、母モズカッチャン、母父ハービンジャー。生産は日高町・目黒牧場、馬主はキャピタル・システム。母は17年エリザベス女王杯(GI)を勝った名牝で、近親には芝で3勝を挙げ、障害でも1勝、東京ジャンプS(J・GIII)で2着に入ったフォワードカフェ(父マンハッタンカフェ)がいる。本馬はトモの入りが良く、力強い走りをしている。坂路では併せた馬がふらふらしているのに対し、本馬は真っ直ぐにしっかりと登れており、体幹の強さが窺える。全体的な造りからマイル~2000mあたりの距離で力を発揮するだろう。なお、鞍上には松若風馬騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。
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レジャー 2023年01月31日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(2/1)「第72回川崎記念(JpnI)」(川崎)
目標にされた分・・・。先週大井競馬場でおこなわれた「第26回TCK女王盃(JpnIII)」。本命に推したヴァレーデラルナは、まずまずのスタートを切ると、スッとハナを切りそうな流れであったが、ダッシュが付かなかったテリオスベルが最後方から捲って行きハナを奪ったため、2番手からの競馬。手応え良く直線に向くと、しっかりと脚を伸ばし、残り200mあたりで先頭に立ったが、ゴール手前でグランブリッジに差され2着。勝ち馬に目標にされたことや、ペースが落ち着きそうな時にテリオスベルが捲ってきたことで、少なからず影響を受けたか。 さて、今週は「第72回川崎記念(JpnI)」が川崎競馬場でおこなわれる。 本命に推すのはテーオーケインズ。近走は勝つ時は強い勝ち方をするが、負けた時は複勝圏内にも残れず、イマイチつかみどころが難しい。前走のチャンピオンズカップ(GI)はスタートでやや遅れたものの、馬なりのままポジションを上げていき、6番手あたりの位置を取る。勝負どころでの手応えも良く、直線どれだけ弾けるのかと思いきや、手応えほどの伸びはなく、じりじりとした脚で4着まで。終始外目を回ったロスが響いたか。ただ、前々走のJBCクラシック(JpnI)でも、同じように終始外を回る厳しい位置取りだったものの、直線では力強い末脚で2着に0秒4差を付ける完勝だった。近走は休み明けで勝利し、叩き2戦目で敗れているだけに、一息入れた今回は買いの番。ここは勝ち負け必至だ。 相手本線はウシュバテソーロ。5走前にダートへ矛先を向けてから5戦4勝3着1回と複勝圏内を外しておらず、ダート適性はかなりのもの。ましてや初の重賞勝ちが暮れの大一番・東京大賞典(GI)だから中身も濃い。その東京大賞典だが、まずまずのスタートを切ったものの押してポジションを取りに行ったが、思いのほか前目のポジションが取れず後方からの競馬。それでも4コーナーあたりから仕掛け始めると、先頭との差をグングンと詰めて、残り200mあたりで先頭に立ち、2着のノットゥルノに0秒3の着差を付けての勝利で、まさに完勝だった。まだ底を見せておらず、ここでも上位争いを期待する。 一発があるとすれば、外枠に入って実力発揮のライトウォーリア。以下、エルデュクラージュ、ノットゥルノまで。◎(3)テーオーケインズ○(5)ウシュバテソーロ▲(10)ライトウォーリア△(8)エルデュクラージュ△(6)ノットゥルノ買い目【馬単】4点(3)→(5)(6)(8)(10)【3連複1軸流し】6点(3)-(5)(6)(8)(10)【3連単フォーメーション】9点(3)→(5)(8)(10)→(5)(6)(8)(10)<プロフィール>ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年01月27日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【1/28東京・1/29中京】
【今週デビューの注目馬】☆ムンドエルモソ 2023年1月28日(土)東京第6R芝1600m戦に出走予定のムンドエルモソ。馬名の由来は「素敵な世界(西)」。牝、鹿毛、2020年1月29日生。美浦・鹿戸雄一厩舎。父ハービンジャー、母ベルダム、母父ディープインパクト。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は山本又一郎氏。21年セレクトセール1歳市場において5280万円(税込)で落札された。伯母には12年牝馬3冠となり、12,13年とジャパンC(GI)を連覇した名牝中の名牝・ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)がいる。本馬は四肢がスッと地面に伸び、腹袋はしっかりとしている。馬体のシルエットはまさにハービンジャー産駒といったものがあり、現時点ではまだトモの緩さが見られる。入厩から豊富に乗り込まれており、基礎体力はかなりついているだろう。追い切りでは馬なりではあるが、しっかりと負荷が掛けられており、きっちりと仕上がった。キレよりも長く良い脚を使うタイプで、距離はマイル~2000mあたりを得意としそうだ。なお、鞍上には三浦皇成騎手を予定している。☆デイライト 2023年1月29日(日)中京第6R芝2000m戦に出走予定のデイライト。馬名の由来は「太陽の光」。牡、栗毛、2020年4月26日生。美浦・堀宣行厩舎。父モーリス、母プントバンコ、母父フジキセキ。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は石川達絵氏。21年セレクトセール1歳市場において4070万円(税込)で落札された。半兄には芝・ダートで勝利を挙げたマッスルマサムネ(父ヘニーヒューズ)がいる。本馬は全体的に牡馬としてはもう少し幅が欲しいが、腹袋はしっかりとしており、トモの形が良い。それ以上に目を引くのが柔軟性。追い切りの動きを見ると、前肢を高く上げた可動域の広いフットワークをしており、ギアが上がってからの加速力はなかなかのもの。仕上がりも良く、初戦から勝負になるだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。
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レジャー 2023年01月24日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(1/25)「第26回TCK女王盃(JpnIII)」(大井)
展開が厳しかった・・・。先週船橋競馬場でおこなわれた「第67回船橋記念(SIII)」。本命に推したコパノフィーリングは、まずまずのスタートを切ったものの、好スタートを切った馬が2頭いたため、出ムチを入れてハナを取りに行ったが、ハナを取り切れず終始外からプレッシャーを掛けられる厳しい展開。スタートからほとんど追い通しとなり、プレッシャーも受けたことで直線では余力なく6着。今回は全てにおいて悪い流れになってしまった。次走の巻き返しに期待したい。 さて、今週は「第26回TCK女王盃(JpnIII)」が大井競馬場でおこなわれる。今年は7頭立てと少頭数ではあるものの、好メンバーが揃った。 本命にはヴァレーデラルナを推す。デビュー戦こそ芝を使われて4着に敗れたが、2戦目でダートに矛先を向けると、2着に0秒9差を付ける圧勝とダートで本領発揮。芝のデビュー戦で4着ならば、次走も芝でとなるのがほとんどだが、本馬の適性を即見出した陣営の眼力には恐れ入る。その後は4戦続けて2着と勝ち切れなかったが、4走前に逃げて2着馬に1秒0もの着差を付けて圧勝すると、それから勢いに乗って一気にOP入り。前走が初の重賞挑戦で、それもJpnIのJBCレディスクラシックと厳しい戦いとなることが予想されたが、まずまずのスタートを切るとスッと2番手の位置を取ったが、3コーナー手前から捲ってきたテリオスベルに外からプレッシャーを掛けられる厳しい展開。それでも微動だにせず、抜群の手応えで4コーナーを回ると、直線ではしっかりと脚を伸ばして、外から追い込んできたグランブリッジを凌いで優勝。4連勝で一気に初重賞どころかJpnI制覇とダート女王の座を手中に収めた。明けて4歳とまだ伸びしろを感じさせ、馬格もあり初の56kgの斤量も問題なし。ここは負けられない。 相手本線はグランブリッジ。こちらも明け4歳馬とフレッシュ。昨年の関東オークス(JpnII)を制し、早い段階で重賞ウイナーの仲間入り。その後はブリーダーズGC(JpnIII)で古馬と初の対戦となったが、4番手から早めに仕掛けていき、3,4コーナー中間で先頭に立つ強気の競馬。そのまま後続の追い込みを凌いで優勝と、古馬との初対戦を制し、ダート牝馬路線トップクラスの力があることを示した。その後も初JpnI挑戦となったJBCレディスクラシックでクビ差の2着。前走のクイーン賞(JpnIII)では逃げたテリオスベルを捉え切れず2着と、ここ2走は勝ち切れていないが、常に馬券圏内と崩れておらず、ここも上位争いは必至だろう。 ▲はマイペースで行けたらしぶといテリオスベル。以下、プリティーチャンスまで。◎(2)ヴァレーデラルナ○(7)グランブリッジ▲(3)テリオスベル△(5)プリティーチャンス買い目【馬単】2点(2)→(3)(7)【3連複2頭軸流し】2点(2)(7)-(3)(5)【3連単フォーメーション】3点(2)→(7)→(3)(5)(2)→(3)→(7)ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年01月21日 15時00分
ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~(1月22日)AJCC(GII)
【先週の結果】先週の的中は以下の通り。・中京11Rが◎→△→△で決まり、3連複17,190円。【今週の予想】☆中山11R AJCC(GII)(芝2200m) 適性距離に戻れば巻き返すガイアフォース。前走の菊花賞では、4コーナーで逃げ馬が下がってきたのを捌くためにスムーズさを欠いたものの、それ以外は比較的スムーズに進み、直線脚が伸びなかったのは距離が長かったからだろう。さらに仕上がり過ぎていたように見え、ピークの状態とは言えなかった。適性距離だったセントライト記念では、次走で菊花賞を勝つアスクビクターモアをねじ伏せて勝利しており、菊花賞は決して力負けではない。今回はセントライト記念と同条件で、適性距離に戻れば巻き返す可能性は高い。追い切りを見ても状態に不安はなく、ここは勝ち負けに期待したい。 相手本線はエピファニー。現在4連勝中と波に乗る本馬。特に前走は着差以上に強い競馬だった。道中は掛かり気味で4コーナーあたりまで手綱を引っ張っており、それでいて直線はしっかりと伸びるのだから着差以上に力差があった。さらに2着に破ったノースザワールドは、3勝クラスを5戦連続で2着に入っているように力のある馬。3勝クラスでノースザワールドに勝った馬たちは、重賞やGIで好走するような成績を後に残しており、ノースザワールドを物差しにしても、本馬がここで上位争いになってもおかしくない。追い切りの動きには躍動感があり状態は良く、前々走中山で勝っており、今回の中山替わりも問題なし。 一発があれば、追い切りの動きが絶好のエヒト。以下、ノースブリッジ、アリストテレス、バビットまで。◎(10)ガイアフォース〇(11)エピファニー▲(9)エヒト△(4)ノースブリッジ△(13)アリストテレス△(5)バビット買い目【馬単】5点(10)→(4)(9)(11)(9)(11)→(10)【3連複1頭軸流し】10点(10)-(4)(5)(9)(11)(13)【3連単フォーメーション】20点(10)→(4)(9)(11)→(4)(5)(9)(11)(13)(9)(11)→(10)→(4)(5)(9)(11)(13)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年01月20日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【1/22中山・1/22中京】
【今週デビューの注目馬】☆ダールフルート 2023年1月22日(日)中山第6R芝2000m戦に出走予定のダールフルート。馬名の由来は「実を結ぶ(西)。父の実績と母系から連想」。牡、黒鹿毛、2020年3月19日生。美浦・高木登厩舎。父エピファネイア、母ルタンデスリーズ、母父サクラバクシンオー。生産は新ひだか町・嶋田牧場、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額2200万円。半兄には芝の1200mで2勝を挙げているゼットレヨン(父モーリス)がいる。本馬は胴伸びが良く、トモにも良質で豊富な筋肉が付いており、エピファネイア産駒らしいバランスの取れた好馬体の持ち主。ロベルト系らしく腹袋がしっかりとしており、内臓面も強そうだ。兄姉には短距離馬が多いが、本馬は胸が深く心肺機能が高そうで、距離はマイル~2000mあたりが良さそうだ。追い切りでは若駒らしく少しふらふらとしたところはあるものの、脚取りはしっかりとしており、能力があるのは見て取れる。仕上がりは良さそうで、新馬戦から良い競馬をしてくれるだろう。なお、鞍上には大野拓弥騎手を予定している。☆マンデヴィラ 2023年1月22日(日)中京第6R芝1600m戦に出走予定のマンデヴィラ。馬名の由来は「キョウチクトウ科の植物名」。牝、鹿毛、2020年2月26日生。栗東・友道康夫厩舎。父リアルスティール、母マンデラ、母父Acatenango。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は吉田勝己氏。半兄には14年マイラーズC(GII)など重賞を2勝し、12年の皐月賞(GI)で2着に入ったワールドエース(父ディープインパクト)や、19年菊花賞(GI)、21年天皇賞(春)(GI)を勝ったワールドプレミア(父ディープインパクト)、23年日経新春杯(GII)など重賞を2勝し、22年ジャパンC(GI)でも3着に入ったヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)と活躍馬がズラリ。本馬は牝馬らしい線の細さはあるものの、すらっとした脚長で、良血馬らしい品がある。きりっとした顔立ちをしており、学習能力は高そうだ。終い重点の追い切りだったものの、バランスの良いフォームでブレの少ない走りをしており、軽い芝が合いそうなタイプ。2000m前後の距離で、キレを武器に活躍しそうだ。なお、鞍上には岩田望来騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。
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レジャー 2023年01月17日 15時00分
ハッシーの地方競馬セレクション(1/18)「第67回船橋記念(SIII)」(船橋)
やはりここでは力が違った!先週浦和競馬場でおこなわれた「第66回ニューイヤーカップ(SIII)」。本命に推したポリゴンウェイヴは、トモを落としたようなスタートとなり、やや遅れてしまう。その影響で外の馬が前に入ったことで手綱を引かざるを得ない不利を受ける。それでも少し押してポジションを取りに行き、3番手の位置を取る。向正面に入ると、先頭との差を詰め射程圏内に入れたが、後ろからピノホホッアが捲ってくると、3コーナーでは完全に捲られてしまう。直線に入ってもなかなか差を詰められなかったが、残り100mあたりで相手の脚が上がると、一気に差を詰めて差し切り勝ち。あそこまでキレイに捲られてしまうと、気持ち的に持たない馬が多いが、本馬は諦めずに伸びる精神力があり、もちろん力があるからこそできる芸当。着差以上に強い競馬だった。これだけの競馬ができれば、本番も楽しみだ。 さて、今週は「第67回船橋記念(SIII)」が船橋競馬場でおこなわれる。1000mの電撃戦で、スピード自慢たちが集まった。 本命にはコパノフィーリングを推す。南関東に移籍後12戦して複勝圏内を外したのは僅かに3回と堅実な本馬。敗れた3戦も太目だった1戦と、先行争いが激しくなった上、外から終始プレッシャーをかけられ続けた5走前の習志野きらっとスプリント、中央の強力なメンバーを相手に、包まれた上にキックバックを受けて戦意を喪失した前々走のJBCスプリントと敗因は明らか。前走はハナを主張して見事に逃げ切っており、前々走大敗したダメージはない。今回、勝った前走の好調を維持できており、展開的にもマイペースで競馬ができそうなだけに、ここは勝ち負けになる。 相手本線はティアラフォーカス。明け4歳馬と伸び盛りの本馬。昨年は7戦して4勝2着2回と、崩れたのは僅かに1回。夏に1走して見事勝利すると、その後はしっかりと成長を促して、5か月ぶりとなった前々走では+17kgでの出走となったが、ほとんどが成長分。スタートは相変わらず速くはないが、二の脚が付くようになった。直線では手応え抜群であったが、外から一気に来られたことと、久々だったこともあるのか、内に刺さるような面を見せての2着。前走は直線で追い出しを待つ余裕があったものの、勝ち馬がしぶとく差し切れずの2着。悔しい競馬が続いているが、明らかな成長を見せており、今年一気にブレイクしてもおかしくない素質を秘めているだけに、今回も上位争いに入ってくるだろう。 ▲は船橋では14戦して11勝2着3回と連対率100%のキモンルビー。以下、ブンロート、カプリフレイバーまで。◎(5)コパノフィーリング○(12)ティアラフォーカス▲(1)キモンルビー△(8)ブンロート△(10)カプリフレイバー買い目【馬単】5点(5)→(1)(8)(12)(1)(12)→(5)【3連複2頭軸流し】3点(5)(12)-(1)(8)(10)【3連単フォーメーション】12点(5)→(1)(12)→(1)(8)(10)(12)(1)(12)→(5)→(1)(8)(10)(12)※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。ハッシー 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。
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レジャー 2023年01月13日 15時00分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション【1/15中京】
【今週デビューの注目馬】☆ヴィンセドリス 2023年1月15日(日)中京第6R芝2000m戦に出走予定のヴィンセドリス。馬名の由来は「勝者達(ポルトガル語)。牡、青鹿毛、2020年4月25日生。栗東・友道康夫厩舎。父ロードカナロア、母ヴィブロス、母父ディープインパクト。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は佐々木主浩氏。母は16年秋華賞(GI)、17年ドバイターフ(UAE・GI)を勝ち、18年、19年のドバイターフでも2年連続で2着となった名牝。本馬はロードカナロア産駒としては胴伸びが良く、均整の取れた好馬体の持ち主。トモにはしっかりとした上質な筋肉が付いているのはもちろんのこと、何と言っても本馬の一番の良さはその顔立ち。凛として非常に賢そうな顔立ちをしており、輪郭も良く、人間でいう秀才のイケメンと言ったところ。追い切りでは併せた馬と接触するところがあったが、怯むことなく伸びており、良い意味で気の強さがある。まだ全体の体つきとしては幼い部分があるが、それでいてこれだけの見栄えがするのだから将来が非常に楽しみな一頭だ。距離はマイル~2200mあたりが良さそうで、キレを武器に活躍しそうだ。なお、鞍上には坂井瑠星騎手を予定している。☆ウインスノーライト 2023年1月15日(日)中京第6R芝2000m戦に出走予定のウインスノーライト。馬名の由来は「冠名+雪明り」。牡、芦毛、2020年4月1日生。栗東・杉山晴紀厩舎。父エイシンヒカリ、母エーシンマリポーサ、母父Pulpit。生産は新冠町・コスモヴューファーム、馬主はウイン。愛馬会法人・ウインレーシングクラブの募集馬で総額1300万円。本馬はスッと動けるタイプではないが、追われてしぶとく脚を伸ばすタイプ。追い切りでも併せた馬に遅れそうになったが、鞍上にビシバシ追われると、しぶとく脚を伸ばしてわずかに遅れただけ。馬体は長躯短背でバランスが良く、長めの距離が合いそうだ。なお、鞍上には長岡禎仁騎手を予定している。※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。
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