さて、今週は「第72回川崎記念(JpnI)」が川崎競馬場でおこなわれる。
本命に推すのはテーオーケインズ。近走は勝つ時は強い勝ち方をするが、負けた時は複勝圏内にも残れず、イマイチつかみどころが難しい。前走のチャンピオンズカップ(GI)はスタートでやや遅れたものの、馬なりのままポジションを上げていき、6番手あたりの位置を取る。勝負どころでの手応えも良く、直線どれだけ弾けるのかと思いきや、手応えほどの伸びはなく、じりじりとした脚で4着まで。終始外目を回ったロスが響いたか。ただ、前々走のJBCクラシック(JpnI)でも、同じように終始外を回る厳しい位置取りだったものの、直線では力強い末脚で2着に0秒4差を付ける完勝だった。近走は休み明けで勝利し、叩き2戦目で敗れているだけに、一息入れた今回は買いの番。ここは勝ち負け必至だ。
相手本線はウシュバテソーロ。5走前にダートへ矛先を向けてから5戦4勝3着1回と複勝圏内を外しておらず、ダート適性はかなりのもの。ましてや初の重賞勝ちが暮れの大一番・東京大賞典(GI)だから中身も濃い。その東京大賞典だが、まずまずのスタートを切ったものの押してポジションを取りに行ったが、思いのほか前目のポジションが取れず後方からの競馬。それでも4コーナーあたりから仕掛け始めると、先頭との差をグングンと詰めて、残り200mあたりで先頭に立ち、2着のノットゥルノに0秒3の着差を付けての勝利で、まさに完勝だった。まだ底を見せておらず、ここでも上位争いを期待する。
一発があるとすれば、外枠に入って実力発揮のライトウォーリア。以下、エルデュクラージュ、ノットゥルノまで。
◎(3)テーオーケインズ
○(5)ウシュバテソーロ
▲(10)ライトウォーリア
△(8)エルデュクラージュ
△(6)ノットゥルノ
買い目
【馬単】4点
(3)→(5)(6)(8)(10)
【3連複1軸流し】6点
(3)-(5)(6)(8)(10)
【3連単フォーメーション】9点
(3)→(5)(8)(10)→(5)(6)(8)(10)
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。