テレビ
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芸能ニュース 2023年05月30日 12時00分
マツコ、テレビの現状をバッサリ「考えすぎた極致がつまらない」5時夢はノンストップを目指した?
5月29日の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、マツコ・デラックスがテレビ業界の現状を憂いた。 番組では謎マナーの話となり、元フジテレビの大島由香里アナウンサーが初対面や知らない人にも「お世話になっております」を使うことに疑問を示した。 これに対し、マツコ・デラックスは世の中では見えないところで人と人が支え合っているので、「全員『お世話になりました』でいいのよ」と話し、そうした部分を気にしたり、考えすぎる必要はないのではないかと話した。続けて、「だって考えすぎた極致が、このつまらないテレビじゃない」とテレビ業界の現状をバッサリと切り捨てた。さらに、「この番組(『5時に夢中』)から暴言取ったらカッスカスになったんだから」と番組がつまらなくなった原因も暴露した。 >>マツコ「一番不幸になれ」子どもの迷惑行為巡り“クソみたいな子育て”する女に毒舌炸裂<< マツコはこの変化は周囲からの影響や要請というより、番組制作側にあると指摘。「自業自得なところもあるよ。ちゃんとした番組をめざしちゃったわけじゃん。何か『ノンストップ!』(フジテレビ系)みたいな。そういうことを考えたわけよ」と話した。 また、マツコは「世の中の風潮にならえて、バカが何も考えずにやった結果がこれですよ。全メディアがそうだよね。やり方ってあったはずなのよ。ウチは治外法権ですよと意思表示する方法って。それをどこもしなくてさ。みんな右にならえで中庸しか残らなくなったっていう惨状ですよ」とテレビ業界の現状を批判した。マツコは「5時夢」が「治外法権」として生き残る道もあったのではないかと憂いていた。 マツコは過去の番組を振り返り、「下ネタとか今じゃ言えないようなこととか言ってたじゃん。あれをどうにか守る方法ってあった気がするんだよね」とも話していた。 これには、ネット上で「こういうマツコの忌憚のないメディア論って、ほんとうに鋭い」「世間に流されて、自分たちが模索する努力をしなかった結果が今のテレビ」といった声が聞かれた。
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芸能ニュース 2023年05月28日 17時00分
テレ朝、ジャニーズとの深い仲が裏目? コア視聴率ランキングが散々な結果に
テレビ朝日が今年4月3日、2022年度(22年4月~23年3月)の平均視聴率で開局初となる世帯視聴率三冠(全日、ゴールデン、プライム)を達成したことを発表。また、個人全体視聴率も初の二冠(全日、プライム)を獲得したことも発表した。 3月には日本中が熱狂したWBC決勝の日本対アメリカ戦を放送し、平均世帯視聴率で42.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。平日午前中の放送としては異例の高視聴率を記録するなど、視聴率を押し上げまくっていた。 「長年、日本テレビを追い抜けなかったので、局内はお祭り騒ぎだったが、WBCの高視聴率は〝バブル〟のようなもの。今年は日テレがバスケットボール(テレ朝と分担)とラグビー(NHKと分担)のW杯を放送。WBCほどの高視聴率は期待できないが、大幅に視聴率を押し上げることになりそうで、また日テレに抜かれるのでは」(放送担当記者) >>WBCの取材で大ヒンシュクのテレ朝と日テレ、DAIGOと東山紀之は出禁に?<< しかし、ここに来て、視聴率に対する業界内の評価は大きく変化しつつある。 「各クライアントは、ファミリー層の視聴のバロメーターとなるコア視聴率(男女13歳から49歳)、民放の無料動画配信サービス・TVerのお気に入り登録者数と再生回数が出稿の目安になりつつあり、世帯視聴率は重視されなくなりつつある」(広告代理店関係者) そんな現状の中、テレ朝にとってはかなり厳しい現実が突き付けられることになってしまった。発売中の「フライデー」(講談社)は、4月に放送された各局の番組の中のコア視聴率ベスト50を掲載。 その結果、日テレの番組が半数以上を占め、TBS、フジが続いたが何とテレ朝の番組は1つもランクインしていなかったのだ。 「そもそも、朝の情報番組からおカタくて、高齢者をターゲットにしているとしか思えない。その反面、民放キー局の中ではジャニーズとの〝癒着〟が目立つが、ジャニーズは性加害問題で大激震。深い関係が裏目に出てしまっている」(先の記者) 若者の〝テレビ離れ〟の一因は、テレ朝のような番組作りなのかもしれない。
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芸能ニュース 2022年11月23日 12時00分
香川照之のテレビ復帰が難しい本当の理由 面倒なのは酒の席だけではない?
8月の性加害報道を受けて、活動休止状態にある俳優の香川照之の主演映画「宮松と山下」が18日から公開されているが、19日に都内で行われた公開記念舞台あいさつに香川が出席することはなかった。 一部スポーツ紙によると、同映画のパンフレットに香川の特別インタビューが掲載。10月中旬からメールで実施したそうで、「出演している時間は助演よりも主演の方が多いとしても、暑苦しい私には印象としての差はないと心得ます」などと語り、騒動には触れていないという。 >>梅沢富美男、香川照之は「酒癖が悪いっていろんな人から聞いた」 自身のセクハラ行為は「一度もない」<< 「舞台あいさつには、監督を務めた監督集団『5月』の3監督が出席したが、3人とも香川のプロ意識に脱帽させられたことを明かし演技力を絶賛。香川にとって、本当にやりたい作品だったのでは」(映画ライター) 香川は歌舞伎俳優・市川中車として10月31日、歌舞伎俳優・十三代目市川團十郎白猿の「顔寄せ手打式」で久々に公の場に登場。「十二月大歌舞伎」にも出演することが決定しているが、どうやら、まだまだテレビ復帰は先になりそうだとか。 性加害報道で騒動の最中、一部が報じたところによると、2018年1月期のTBS日曜劇場「99・9─刑事専門弁護士─SEASON II」の放送開始を間近に控えたある夜、香川は撮影スタッフや事務所スタッフらを引き連れて、都内の飲食店で懇親会を開いていたという。 会の途中、香川は女性スタッフにおもむろに向き合うと、あろうことか拳を振り上げ、その頭部を殴打。香川はすぐに女性に謝罪したというが、周囲が飲みすぎを制止するほど酔っていたため、香川は覚えていなかったというが、このあたりになかなか香川がテレビ復帰できない理由があるというのだ。 「酔うとそうなるのは仕方ないとして、要はしらふでも〝面倒なおじさん〟というのが現場の評判。とにかく、自分が気に入らないことがあると上から目線で理不尽な文句を言って来る。それで撮影が押そうが全くお構いなしなので、正直、一緒に仕事をしたくない役者や裏方は多い。各局としてもいいタイミングで香川を〝出禁〟にできたのでは」(民放キー局のドラマ班スタッフ) 香川にオファーがないのも納得だ。
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芸能ニュース 2022年08月09日 10時00分
強力過ぎる〝ライバル〟への対抗策が注目の地上波でサッカーW杯を中継するテレビ各局
サッカーW杯カタール大会(11月21日~12月18日、日本時間=以下同)の開幕が近づいてきたが、やはり注目されるのは、日本戦の地上波放送の視聴率だ。 これまでの歴代のスポーツ中継の平均世帯視聴率1位は、1964年10月23日に行われた東京オリンピック女子バレーの日本対ソ連戦で66.8%。そして、第2位は、2002FIFAワールドカップのグループリーグで行われた日本対ロシア戦の66.1%だった。 >>『ひるおび』恵、サッカー「誰が蹴っても入りそう」発言で批判の声 「選手のこと小馬鹿にしてる」と指摘も<< 今大会の地上波放送はグループリーグの初戦のドイツ戦(11月23日午後10時)をNHK、勝利が期待されるコスタリカ戦(同27日午後7時)をテレビ朝日、強豪・スペイン戦(12月2日午前4時)をフジテレビが放送することが決定しているのだが……。 「今大会は今までとは違うだけに、どの日本戦も高視聴率を獲得できる、と楽観視することはできない。どのぐらいの金を投入したのかは謎だが、インターネットテレビ局・ABEMAが全64試合を無料放送することを発表している。そのため、サッカーファンが地上波よりもそちらに流れそう。各局はいかにして〝ライバル〟のABEMAから視聴者を奪うか戦略の見せどころとなりそうだ」(広告代理店関係者) では、各局は視聴者にチャンネルを合わせさせるために、どんな戦略が必要なのだろうか? 「これまで以上に番宣に時間をかけるのはもちろんのことだが、これまであまりサッカー関連の仕事をしてこなかったような、視聴者が高い関心を示すようなゲストの投入、さらには、豪華過ぎるプレゼントを用意した視聴者を巻き込んでの企画など、制作費をこれまで以上にかけないとABEMAには勝てないだろう」(放送担当記者) もともと、豊富な資金力を持つABEMAだが、どんな企画で地上波各局を迎え撃って日本戦の視聴者を増やすのかも注目される。
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芸能ニュース 2021年02月28日 14時00分
テレビがつまらなくなった理由の一因は「個人視聴率」? 2018年前後に起こった変化
テレビを眺めていて、似たような番組が多いと感じる視聴者は多いだろう。面白映像、動物ネタ、グルメ情報、クイズ番組などがあふれる。なぜテレビはこうなってしまったのか。その一因としてあるのが「個人視聴率」の導入だ。 かつて視聴率は世帯ごとに計算されていた。だが、2018年4月から関東地区限定ながら個人視聴率が取り入れられるようになった。子ども、若者、女性、中高年などと細かいターゲットごとに視聴率の計測が可能に。さらにタイムシフトも考慮される。 ここで重要視されるのが、スポンサーのニーズが高い層だ。「ファミリーコア(TBS)」「キー特性(フジテレビ)」など、局ごとに呼び名が違うが、おおよそは13歳から40〜50代までの男女をさす。若者と家族向けがターゲットとされ、子ども向けと、中高年向けの番組が排除される傾向にある。 >>平成時代に打ち切られた伝説のCM〜旅館経営者・レジャー業界を敵に回した?<< 顕著なのは子ども向けアニメの『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』(ともにテレビ朝日系)の放送時間移動だろう。2019年10月から、金曜夜から土曜の夕方へと放送時間が移動している。両番組は録画して、あとで観るタイムシフト視聴の割合も多く、リアルタイムの視聴率が伸び悩む傾向があった。 中高年向け番組の『ぴったんこカン・カン』(TBS系)にも「内容を変えてくれ」という要望があると『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)にゲスト出演した安住紳一郎アナウンサーが裏話を披露。これには太田光も「(泉)ピン子さんがブーブー怒ってた」と話していた。 さらに個人視聴率の導入と前後して、各局のバラエティ番組全体で起こったのがクイズ番組の広がりだ。特に教養系や脳トレなど、知識や知能を問うような内容が、出演者の学歴とともに取り上げられることが多くなった。 典型的なのは「東大生」系の番組だろう。『東大王』(TBS系)は2017年4月よりレギュラー放送がスタート。現役東大生タレントの松丸亮吾が問題作成者、解答者として参加する『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)も2018年10月にレギュラー化された。これらの番組は確実に答えが導き出される分、リサーチに予算や時間をかける必要がないため、低予算が求められる番組制作の現状にマッチしているとも言われる。 個人視聴率の導入は「無難だが代わり映えのしない」番組を生み出してしまったと言えるかもしれない。
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芸能ニュース 2021年02月01日 07時00分
テレビ各局、五輪中止でも昨年のような混乱は起きない? NHKは延期が好機となるか
1月8日に首都圏などに緊急事態宣言が発令され、新型コロナウイルスの感染拡大がやや落ち着きつつある中、開催が危ぶまれているのが昨年から延期されていた東京五輪だ。 「ワクチンが全世界に広まった場合でも、できて無観客での開催が精いっぱいなのでは。状況が憂慮されているだけに、開催都市が決まっていない2032年への“スライド開催案”が浮上している」(スポーツ紙の五輪担当記者) 一時期はどこからか、「1月18日に開催中止発表」という情報が流れたものの、結局、その日の発表はなし。 昨年は3月30日に延期が発表されただけに、遅くても今年もその日までには開催か延期かについての発表がありそうだが、一刻も早い発表を待ち望むのがテレビ各局だという。 「昨年は最悪の1年。五輪中にバッチリ放送スケジュールを組んでいたのがすっ飛んでしまい、おまけに、コロナの影響で春先から連続ドラマの撮影がストップ。そのおかげで、特にゴールデン・プライム帯は過去のドラマの再放送でしのぐしかなく、大幅にCMの広告収入が減ってしまった」(民放キー局のドラマ班スタッフ) >>ひろゆき、リオ五輪「1選手に42個コンドーム配布」「そういうイベント」感染拡大に結び付け物議<< 昨年に比べ、今年は早い段階から延期になる可能性が示唆されているだけに、混乱は少ないようだ。 「なんとかコロナ禍でも万全の感染対策でドラマやバラエティーの撮影を行うことができている。編成プランも当然、五輪延期の場合も用意してある」(同) もし開催が延期になった場合、その状況を好機として受け入れることになりそうなのがNHKだというのだ。 「現状、連続テレビ小説も大河ドラマも放送時期が大幅に遅れてしまっている。五輪期間は放送しない予定だが、もし、開催延期になった場合、その間も放送することにより、遅れを取り戻すだけでなく、従来の放送開始スケジュールに戻せるかもしれない」(テレビ誌記者) とはいえ、撮影現場はバタバタになりそうだ。
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芸能ネタ 2020年11月07日 21時30分
【放送事故伝説】出演タレントに不祥事発生!テレビ屋の編集技術は日々アップしている?
10月29日、人気俳優の伊藤健太郎が道交法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕され、11月初旬はテレビ業界が大パニックだったようだ。 >>【放送事故伝説】生放送にゲストがやってこない?<< 伊藤は、11月に主演映画『十二単衣を着た悪魔』、逮捕された翌日には出演映画『とんかつDJアゲ太郎』の公開が控えており、宣伝のために出演したバラエティ番組、俳優として出演予定だった作品は数多くあり、その影響は計り知れない(現に伊藤の事件が発覚した日に放送予定だったフジテレビ系『 アウト×デラックス』は全編VTRを封印。生放送を行うという緊急処置が取られた)。 売れっ子俳優・タレントの逮捕や不祥事はそれだけ大きな影響が出てしまうという事なのだが、今から4年前の2016年、俳優の高畑裕太が、映画撮影のために滞在していた群馬県前橋市内にあるビジネスホテルの女性従業員に性的暴行を加えたとして逮捕(後に不起訴)となる事件が発生した。 当時、高畑は若手の売れっ子俳優・タレントであったため、多くの出演作品に影響が出た。特に逮捕から4日後の放送となった『24時間テレビ39「愛は地球を救う」』内の特別ドラマ『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』は役柄上カットできないため、NEWSの小山慶一郎が代役となり急ピッチで撮り直し。なんとか放送に間に合わせたほか、同年9月7日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)では高畑はスタジオの中央に座っていたことから、大きなモザイクが付けられるという大胆演出となった。 だが、近年ではCGや編集技術などが向上していることもあり、撮影素材から人物を消すことは容易になっているようで、2019年に税金の申告漏れが発覚したチュートリアルの徳井義実はレギュラーの『今夜くらべてみました』(日本テレビ)にてMCという立場ではあるが、活動休止後もOAされたVTRでは徳井の姿が綺麗に消えており、高い編集技術を見せた。 業界にとって不祥事は避けたいものではあるが、現場の技術アップのためには必要なのかもしれない?文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能ニュース 2020年05月31日 09時00分
コロナ禍で進みそうなテレビ各局のリストラ 特にドラマの制作費激減?
新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が25日に全面解除されたのを受け、テレビ各局が各番組の収録再開に向けて準備に入ったことを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、番組の中でもドラマは、大人数が関わり、演出によっては3密になりかねないシーンもあることから、課題は山積み。 そのため、各局は制作マニュアルを新たに作成。芸能事務所の関係者の間で「最も厳しい対策を立てた」と言われているのが日本テレビ。 マスク着用や手洗い、消毒、換気などは当然で、3密を避けるため、最少人数での制作(密集防止)、最短時間での撮影(密閉防止)、2mのソーシャルディスタンスの確保(密接防止)などの対策も。 本番でも、ラブシーンやアクションなど濃密な接触を伴うシーンについては、本人の了承を取った上で“一発撮り”で行っていくというのだ。 「ドラマの撮影現場といえば、とにかく人が密集しているという印象だったが、今後、ああいう光景も見られなくなるのでは。出演者については、極力周囲の関係者を減らすように通知され、スタイリストやヘアメイクが必要なら、マネジャーを現場から外さなければならなくなるだろう」(テレビ局関係者) ロケ地についても今後は選定が難しくなりそうだが、現場のスタッフにとっては深刻な事態になりそうだというのだ。 「コロナにより、テレビ各局の広告収入は大幅減で、ドラマの制作費も減らさなければならない。コロナの感染拡大防止もあるが、必然的にドラマの現場のスタッフの数を減らさなければならず、そうなると、制作会社スタッフなどは真っ先にリストラの対象になってしまうだろう。さらには、出入りしている各分野の業者などにも多大なる影響を及ぼすことになりそうだ」(放送担当記者) それでも、ドラマのクオリティーは維持しなければならず、各局の制作陣の力量が問われることになりそうだ。
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芸能ニュース 2020年05月30日 14時00分
『テラスハウス』だけじゃない 収録中の死亡事故で打ち切りになった番組も
女子プロレスラー木村花さんの死去を受け、彼女の出演していた『テラスハウス』(フジテレビ系・Netflix)が打ち切りとなった。木村さんは番組内での言動を巡ってインターネット上で激しい誹謗中傷を受けており、それを苦にしていたと言われる。そのため、番組の責任は大きく、気をつけていれば防げた事故なのではないかと指摘する声もネット上には多い。 死亡事故でテレビ番組が打ち切りとなるのは、今回が初めてではない。同じフジテレビでは『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』で、1993年に収録中に死亡事故が起きている。『進め! 電波少年』(日本テレビ系)のテーマソングでもおなじみの香港の人気バンドBEYONDの黄家駒さんが、収録中のセットから転落し頭を強打し、亡くなってしまったのだ。事故を想定し、セットの下に緩衝材などを用意するといった安全対策がなされておらず、最悪の結果を招いてしまった。これを受け、番組は打ち切りとなった。 これ以降も、テレビ番組のロケでタレントが骨折を始めとする重傷を負うケースは相次いでおり、安全対策が徹底されているかは疑問が残る。 もう一つ、死亡事故で打ち切りとなった番組としては、2003年の『雲と波と少年と』(同)がある。「電波少年」シリーズの後番組として「癒し系バラエティ」として始まった。しかし、放送第1回の直後に、メイン企画であった「屋久島便り」の担当スタッフが飲酒状態で車を運転し、死傷する事故を起こしてしまう。スタッフの危機管理意識の甘さが招いた結果と言えるだろう。 さらに、この企画で家族を説得し、住民票を移し、子供も転校させ屋久島に移住した島崎俊郎が、実質的に置いてけぼりになってしまった。 死亡事故は絶対にあってはならないもの。そのため、テレビ番組が打ち切りとなるのは相当な処分と言える。ただ、番組が打ち切られたことで、すべてが「幕引き」となってしまう感も否めない。本当に大切なものは、同じ過ちを繰り返さないための再発防止などの事後対策の徹底だろう。 特にフジテレビは、前出の『やるやら』の死亡事故のほかにも、『愛する二人別れる二人』(1999年)、『発掘!あるある大事典II』(2004年)、『ほこ×たて』(2011年)がやらせ発覚を受けて打ち切りになるなど、番組制作を巡りたびたび問題を起こしている。過ちの教訓が受け継がれ、生かされているのかは疑問が残るだけに、フジテレビには猛省を求めたい。
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芸能ニュース 2020年05月10日 18時00分
コロナの影響でなんとか埋まりそうな各局の五輪中継枠
新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、政府が緊急事態宣言を5月末まで延長することを4日に発表したことを受け、テレビ各局は4月期ドラマの撮影再開時期などについて協議したことを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、民放各局は「宣言の期限が6月までずれ込むことはない」との見方を強め、6月初旬に撮影を再開する方向で準備をスタートさせたのだとか。 テレビ朝日では、木村拓哉が主演する「BG~身辺警護人~」を6月中に開始する案が浮上。同ドラマは3月上旬から撮影を開始し、数話分の収録を済ませているそうで、6~8月という異例の放送時期で調整中。 また、TBSでは、「半沢直樹」や「MIU404」などの放送開始日を延期しているが、全作品を7月期に移行して放送する案が浮上。 ただし、撮影を再開しても、現場では徹底した感染防止対策が敷かれるとあり、「エキストラが多く集まるなどのシーンは厳禁」などの制限が考えられ、制作に大きな影響が出そうだというのだ。 「もろに影響を受けているのは、当初、7月期に放送が予定されていたドラマ。来年に移行する局もありそうで、撮影スケジュールを再考しなければならなくなってしまい現場は大混乱に陥っている」(民放キー局のドラマ班スタッフ) その一方で、各局にとってはプラスになった要素もあるという。 「東京五輪の延期により、五輪期間中の中継枠がまるまる空いてしまった。今後、なんとかしてその枠を埋めなければならないが、まず、各局ともドラマで枠を埋めることができそう。バラエティーでも初回放送が延期になっているものがあるので、極力、枠を埋めるための新番組制作を抑えることができそうだ」(広告代理店関係者) まだ放送までは十分な時間があるだけに、各局ともクオリティーの高いドラマを世に送り出してくれそうだ。
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