オリックス
-
スポーツ 2022年05月30日 11時05分
中日・立浪監督、根尾の二刀流起用に本気? 助っ人緊急獲得もブレークへの期待は変わらずか
5月29日、オリックスとの交流戦で大敗した中日が「最後のマウンド」に送ったのは、根尾昂だった。 試合前のことだ。前日に続いて、この日も立浪和義監督は忙しそうにしていた。 「根尾をショートに入らせ、自らノックをしていました。試合では守らせてもらえませんでしたが、フットワーク、スローイングも安定してきました」(プロ野球解説者) >>中日・中村紀洋コーチの二軍降格、原因は“裏の顔”? 不可解人事の裏にある立浪監督の思惑は<< 忙しさの理由は、それだけではない。その29日の試合前、石川昂弥の登録が抹消された。27日の同カードで三塁ゴロに倒れた際、一塁手を避けようとし、バランスを崩した。左足を痛めてしまい、その状態に関する質問攻めにもあっていた。 「高橋周平が戻ってきたので、しばらくは『三塁・高橋、遊撃・三ツ俣』の布陣になるんじゃないかな。若い石川が打つとチームが盛り上がっていたので、長期離脱となったら、マイナスです」(前出・同) 50試合を消化し、23勝27敗、借金4の4位。チーム打率2割4分5厘、総本塁打数30。リーグトップの巨人が55本だから、中日打線はその半分ほどしかホームランが出ていない。 Aクラス浮上のカギとして、「長打力のある選手が出てくれば」と言われてきたのもそのためだが、このオリックスの3連戦の最中に飛び込んできたのが、キューバリーグのパワーヒッター、ペドロ・パブロ・レビージャ内野手の緊急獲得だ。 「NPBに行くと現地メディアが伝え、中日が認めたんです。育成契約を結びますが、試合カンを掴んだら、即一軍となりそうです」(球界関係者) 同関係者によれば、昨年オフの時点でペドロ・パブロ・レビージャは「獲得リスト」に入っていたそうだ。新型コロナ禍による来日の遅れなどが懸念され、いったん、契約を見送ったが、主砲・ビシエドの調子がイマイチなこともあって、獲得を決めたという。 しかし、同時にこんな指摘も聞かれた。 「キューバは2017年のWBCで苦戦したように、メジャーリーグで活躍できる逸材はほとんど残っていません。4番ではなく、6番か7番でいいというのなら、話は別ですが」 中南米に外国人選手の獲得ルートを持つ他球団スタッフがそう言う。 ペドロ・パブロ・レビージャに一抹の不安があるからだろう。「石川を育てたように、根尾もガマンして使っていけ」の声も多く聞かれた。 奇しくも、その根尾が2度目の登板を果たした。走者は出したものの、無失点で切り抜けている。立浪監督はワンサイドで負けていたため、リリーバーを無駄に消耗させたくなかった旨も明かしていた。 「立浪監督が根尾に『投げるか?』と聞いたのは、5回の攻防が終わったあと。登板まで約1時間、肩を作ったり、休めたりしながら待機していました。登板準備が板についていたというか、ピッチャー向きなのかも」(前出・球界関係者) 指揮官が試合前に特定の選手にノックをするのは、異例なこと。根尾は投げられたことで笑顔を見せていたが、それで満足してしまったら、成長はない。ショートで使ってもらうには投球練習よりも「打ちたい!」の気持ちを前面に出すべきだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年05月24日 17時40分
オリックスが楽天戦3連勝! 借金「2」の3位で昨年優勝の交流戦に突入、“ラオウ”杉本裕太郎に復調の兆し
交流戦を前にして、昨年のパ・リーグ覇者であるオリックスが、上位チームを猛追している。 新型コロナウイルス感染から一軍復帰を果たした“主軸”の吉田正尚だが、練習中に足を痛めて、左ハムストリングスの軽度筋損傷と診断され、再び登録抹消。一度ファームに落とし再調整させている不調の紅林弘太郎や、ファームの試合には出場しているが状態が上がってこないT-岡田など、昨年、リーグ優勝に導いた選手をまだ欠いている状況だ。 それでも新外国人のマッカーシーや頓宮裕真、そして不調が続いていた杉本裕太郎に一発が出るなど、持ち得る戦力で首位の東北楽天を相手に敵地の仙台で3連勝してみせた。 3位に浮上したチームは、2位の福岡ソフトバンクと5ゲーム差、首位の東北楽天と6.5ゲーム差。10ゲーム以上も離されていただけに、昨年優勝した交流戦で、まず「2」まで減らした借金を返すだけではなく、貯金を作ることがマストだろう。【オリックス・バファローズ戦績 5.17-5.22】対 北海道日本ハムファイターズほっともっとフィールド神戸5月17日○オリックス(山岡)3-0(加藤)北海道日本ハム●5月18日●オリックス(ワゲスパック)4-11(生田目)北海道日本ハム○対 東北楽天ゴールデンイーグルス楽天生命パーク宮城5月20日○オリックス(田嶋)1-0(瀧中)東北楽天●5月21日○オリックス(山本)6-0(早川)東北楽天●5月22日○オリックス(宮城)6-1(則本昂)東北楽天●※カッコ内は先発投手※46試合、22勝24敗0分の3位。首位の東北楽天ゴールデンイーグルスとは6.5ゲーム差 先週は、もうひとつの本拠地であるほっともっとフィールド神戸での2連戦から始まった。今シーズン神戸開幕戦とあって、両日ともに、2万人を超えるファンがスタジアムに集まった。初戦は山岡泰輔が先発するも、3回1/3で危険球により退場のハプニング。緊急登板の阿部翔太が2イニング投げると、近藤大亮、本田仁海、ビドル、平野佳寿が無失点リレーでつなぎ、中川圭太、佐野皓大、西野真弘のタイムリーで取った3点を守り切った。本田にうれしいプロ初勝利がついている。 2戦目は投手戦の様相を見せていたが、6回に先発のワゲスパックが崩れ、リリーフ陣も大量失点を許してしまい4-11で敗れている。 チームは仙台へ。今シーズン楽天と6戦6敗と一度も勝っていないオリックスは、田嶋大樹、山本由伸、宮城大弥の鉄壁の先発陣を当てた。 初戦の田嶋は、3回に大城滉二が放ったホームランの1点を守るピッチングで初回から飛ばしていたが、7回まで投げきり、これをビドル、平野佳の勝利の方程式が守ってみせた。 続く2戦目は山本が「今日はボールをコントロールできていなかったですし、球数も増えてしまい、テンポのよくないピッチングになってしまいました。野手の方々が点を取ってくれたおかげで、なんとか粘り強く投げることができたんだと思います」と話すほど球数を要する不調ながらも、5回を無失点で抑えた。中嶋聡監督は山本に無理をさせず、6回から継投に入る。4回には杉本に待望の2号ソロ、8回には新外国人マッカーシーに来日初となる1号2ランが飛び出し、6-0で連勝した。 3戦目の宮城も苦労しつつ、6回を1失点の粘投。打線も則本から6点を取り、6-1で3連勝。最高の形で、24日から読売ジャイアンツとの3連戦(東京ドーム)で始まるセ・リーグとの交流戦に弾みをつけた。 福田周平、宗佑磨、大城、中川、マッカーシー、杉本、頓宮という1番から7番までの打線がつながるようになったのは大きい。特に“止まりがち”だった杉本がつなげられるような復調の兆しを見せているのは明るい材料である。セ・リーグ主催試合では指名打者を使えないが、オリックスにとっては逆に代打で使えるベンチの層が厚くなるため、問題ないだろう。 リーグ連覇に向けて、今年の交流戦も優勝を狙いたい。(どら増田)
-
スポーツ 2022年05月16日 17時30分
オリックス打線復活の兆しに中嶋監督「続けていけたらホントにいいと思う」
貧打で悩んでいたオリックス打線が15日の千葉ロッテ戦で爆発。11安打を放つとともに、今シーズン最多となる8得点をマークした。これを機に踏ん張っているピッチャー陣を援護していくのか期待されるところだ。【オリックス・バファローズ戦績 5.10-5.15】対 北海道日本ハムファイターズ札幌ドーム5月10日○オリックス(山岡)4-2(加藤)北海道日本ハム●5月11日●オリックス(ワゲスパック)2-5(金子千尋)北海道日本ハム○対 千葉ロッテマリーンズ京セラドーム大阪5月13日●オリックス(田嶋)1-4(佐々木朗)千葉ロッテ○5月14日○オリックス(山本)1-0(佐藤奨)千葉ロッテ●5月15日○オリックス(宮城)8-5(ロメロ)千葉ロッテ●※カッコ内は先発投手※41試合、18勝23敗の4位。首位の東北楽天ゴールデンイーグルスとは10ゲーム差 札幌に乗り込んだ初戦は山岡泰輔が先発。ローテーションを組み替えての登板となったが、8回9奪三振2失点の好投に打線も奮起し、今季3勝目をマーク。防御率0.89は規定投球回が切れるまでリーグトップだった。 山岡は「僕たちがやることは変わりませんし、打線を信じてバックに守ってもらいながら、勝っていければいいなと思いながら投げていました。自分の中では、しっくりきていなかったんですけど、なんとか粘り強く投げることができたと思います。しっかりとバッターと勝負ができていると思いますし、フォアボールも少なく、ストライク先行で投げられているところだと思います。早い回から点を取ってもらって、すごく楽に投げることができましたし、チームは苦しい状況ですけど、全員の力を合わせてやっていこうと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします!」と充実した表情で語った。 2戦目は新外国人のワゲスパックが先発。5回を投げ、被安打9、失点5と本来の力を発揮できなかった。ワゲスパックは「立ち上がりから球数が多くなってしまったし、難しいピッチングになってしまった。2アウトからファールで粘られて勝負を決め切れなかったりと、大事なところを抑え切ることができなかった」と悔しさをにじませている。2連勝を狙った日本ハム戦は1勝1敗に終わっている。 大阪に戻ると、0.5ゲーム差でオリックスに迫っている5位の千葉ロッテと3連戦。初戦は田嶋大樹と、佐々木朗希の投げ合いに。オリックス打線はまだ「負け」をつけられていない佐々木朗を相手にヒットは出るが、なかなかつながらない。田嶋は7回を投げ、被安打4、奪三振5、失点2の内容だった。 田嶋は「序盤はテンポもよくなかったですし、もっとリズムよく、ストライク先行のピッチングがしたかったです。それでも、要所要所でバックにしっかりと守ってもらいながら、なんとか粘って7回まで投げ切れたところはよかったと思います」と手ごたえを口にしていたが、打線が援護できず敗戦。チームも5位に後退してしまう。 2戦目は、登録抹消されていた山本由伸が中10日の最短で復活。山本は初回にロッテの守りのミスもあり奪った1得点を8回まで守り切り、最終回は平野佳寿がピンチを招くも無失点に抑えて完封リレー。ハーラーダービートップタイの4勝目をマークした。 山本は「とにかく丁寧に、思い切って入ろうと思っていましたし、いい入りができてよかったです!ピンチの場面も多かったんですけど、しっかりと守っていただいて、なんとか粘り切ることができました。特に8回の場面は、すごくピンチだったので、とても助けられました。とにかく冷静に、思い切って投げました。調子自体もよかったと思いますし、とにかく自信を持って投げられたところがよかったと思います」と語った。久々のピッチングなだけに、丁寧な入りに重きを置いたようだ。 3戦目は、こちらも登録抹消されていた宮城大弥が中10日で復帰。序盤こそテンポの良いピッチングを披露したが、中盤からランナーを背負う苦しいピッチングになった。「立ち上がりは自分の形で入ることができたと思いますが、2ストライクに追い込んだ後に甘く入ってしまうボールも多かったですし、チームが点を取ってくれた後をしっかりと抑えられなかったことが悔しいです」と悔しさをにじませていたが、この日は打線が久々に大爆発。伏見寅威、紅林弘太郎、中川圭太がタイムリーを放ち、オリックスがロッテに打ち勝ち、カード勝ち越しを決めている。 中嶋聡監督は「すぐにひっくり返したし、良かったとは思います。続けていけたらホントにいいと思う」と語っていたが、17日からほっともっとフィールド神戸で行われる日本ハム2連戦も連勝して、まずは借金「5」を減らしていきたい。(どら増田)
-
-
スポーツ 2022年05月10日 18時30分
5月勝ちなしのオリックスにさらなる暗雲!吉田正尚ら3選手が新型コロナ感染で離脱…7連敗のチームに痛すぎる打撃
昨年リーグ優勝を果たしたオリックスだが、今年のゴールデンウィークはかなり苦しんだ。29日からの埼玉西武戦(京セラドーム大阪)では2連勝スタートを切ったものの、5月に入り西武との3戦目に敗れてからは、福岡ソフトバンク戦(福岡PayPayドーム)、東北楽天戦(京セラ)と7戦全敗。借金は「6」に膨れ上がり、首位の楽天とのゲーム差は「11.5」まで広がってしまった。楽天の試合数が少ないとはいえ、首位の楽天と、2位のソフトバンク相手にひとつも勝てなかったのは、さすがに重症である。 ピッチャー陣は先発も中継ぎ陣も最低限の仕事をしている。首脳陣は、ここからしばらく先発が5枚あればいいというカードになることもあり、エース山本由伸と、昨年の新人王、宮城大弥を登録抹消し、一軍に同行させながら休ませた。8日には山崎福也も登録を抹消し、遠征には連れて行かず舞洲の練習施設でゆっくり調整させる。 山本、宮城を欠いたチームだが、楽天戦では田嶋大樹、山崎福、竹安大知が先発として試合を作っていたし、10日からの北海道日本ハムとの2連戦(札幌ドーム)では、ローテーションを組み替えて山岡泰輔、新外国人で好投を続けているワゲスパックが先発予定で、他球団がうらやむような先発陣がそろっている。中継ぎ陣も、比嘉幹貴、張奕、齋藤綱記、富山凌雅、黒木優太、バルガス、近藤大亮、本田仁海、ビドル、平野佳寿とそろってきており、村西良太、阿部翔太が戻ってくれば盤石だ。 となると、やはり問題は平均打率.206の打線だろう。昨年の首位打者、吉田正尚が打率.325と孤軍奮闘し、ルーキーの野口智哉が.294と健闘しているが、打線に粘りは出ているものの、つながりがないのが気になるところ。調子が上がりかけていたラオウこと杉本裕太郎や、ユーティリティプレーヤーの山足達也、リードオフマンとしてチームを引っ張ってきた福田周平が新型コロナウイルスに感染し離脱。そして9日には吉田正、安達了一、大下誠一郎が新型コロナウイルスに感染したと判定され離脱となった。ただ杉本、山足、福田は8日に行われたファームの試合で復帰を果たし、杉本と福田はヒットを打っているだけに、早期の復帰に期待したいところ。 中嶋聡監督は「ピッチャー陣が頑張って投げてくれたんですけどね。ホント野手はやるしかないんで!この頑張りにどうやったら応えられるかというところですよね。まあ見てて歯がゆいところもあるんですけどね。まあ、でもやらせていくしかないですし、ピッチャー陣には、もう何を言ったとしても申し訳ないと言うしかない」とピッチャー陣の頑張りを口にするとともに、野手の攻守にわたる奮起を促した。 選手は現状打破に向けて頑張っているだけに、特に吉田正の離脱は痛いが、杉本や福田が早く一軍に戻ることにより、これを起爆剤にしてもらいたい。(どら増田)
-
スポーツ 2022年04月26日 17時35分
オリックス敗戦も福田周平、吉田正尚らがロッテ佐々木朗希攻略で打線に復調の兆し!
【オリックス・バファローズ 成績 4.19-4.24】対 福岡ソフトバンクホークス大阪・京セラドーム大阪4月19日●オリックス(山本) 0-3 (石川)福岡ソフトバンク○4月20日○オリックス(宮城) 3-2 (和田)福岡ソフトバンク●4月21日○オリックス(田嶋) 3×-2 (千賀) 福岡ソフトバンク●※延長11回対 千葉ロッテマリーンズ大阪・京セラドーム大阪4月22日●オリックス(山崎福) 0-4 (ロメロ)千葉ロッテ○4月23日○オリックス(山岡) 3×-2 (石川)千葉ロッテ●※延長11回4月24日●オリックス(山崎颯) 3-6 (佐々木朗)千葉ロッテ○※(カッコ)内は先発投手※24試合11勝13敗、リーグ4位。首位の東北楽天と4.5ゲーム差(4月25日現在) 今週は本拠地、京セラドーム大阪6連戦。 まず、ソフトバンクとの3連戦では、初戦に昨年から18連勝中の山本由伸が先発するも、打線がソフトバンク先発の石川柊太を攻略できず、味方のエラーなどもあり、0-3で敗戦。山本の連勝記録も途絶えた。 山本は「調子自体は悪くなかったと思いますし、立ち上がりはしっかりと自信を持って投げられていたと思います。なんとか相手に流れを渡さないようにと思って投げていましたが、先制点を与えてしまったところが悔しいです」とコメント。中嶋聡監督は「いつも通りだと思います。苦しいピッチングをさせてるなとは思いますよね。なかなか点が入らないですし、そこに関しては1点もやれないという苦しさもあるでしょうし。申し訳ないと思ってはいますけど、これで野手たちがどれだけのことを思ってくれるかだと思うんでね。これで、のほほんとしてるメンバーがいるとしたら、出る資格がないので、そこは何とかカバーしてほしい」と野手陣に奮起を促した。 2戦目は宮城大弥が好投を見せて今季初勝利。宮城は「立ち上がりはボールが高く浮いてしまっていました。それでもホームランの後、すぐ切り替えてそれ以降をしっかりと抑えることができたところはよかったと思います。ランナーを出してしまった後のフォアボールなど、細かい部分でまだまだ課題もあるので、もっといいピッチングをしていけるようにしっかりと修正していきたいと思います。なかなか勝てない時期が続いていたのでうれしい」と語っている。 3戦目は田嶋大樹が先発として粘りのピッチングを見せるも、打線がソフトバンクのエース千賀滉大からなかなか打てず。その千賀を最終回に捕まえて、吉田正尚の同点タイムリーで追いつくと、延長11回、紅林弘太郎がプロ初のサヨナラ打を放ちオリックスが連勝。紅林は「めっちゃうれしいです。(福田)周平さんと西野(真弘)さんがいい流れを作ってくれたので、自分もいい流れに乗っていけました。打席ではあまり考え過ぎず、真っすぐ系を狙って、来た球を弾き返そうと思った。抜けてくれ!と思って走ってました。(3連戦で出た)ミスを取り返したかった」と振り返った。 2カード連続で勝ち越して迎えたロッテとの3連戦。初戦は山崎福也を打線が援護できず敗戦。2戦目は山岡泰輔が粘りのあるピッチングを見せたが、両チームともに点は入ってもタイムリーが出ないという重い雰囲気に包まれる中、延長10回に1点ずつ取り合うと、続く11回、伏見寅威がセカンドへ強烈なゴロを飛ばすと、ロッテのセカンド中村奨吾がファンブル。その間に、三塁ランナーの来田涼斗が好走塁を見せてサヨナラのホームイン。オリックスが勝利を収めた。 試合後、来田は「風岡(尚幸、三塁コーチャー)さんにGO!と言われた時点で、僕も行く気満々だったんで、ホントにセーフになれと思って走ってました。とてもうれしかったです。それまでけっこう苦しんでたんで、どうにかして後ろにつなげようと思って打席に立ちました。最初、とても緊張してたんですけど、だんだんと慣れていって、最後に自分の良さが出て良かった」と振り返っている。 1勝1敗で迎えた3戦目、ロッテの先発は前回10日の試合(千葉・ZOZOマリンスタジアム)で、完全試合を達成した佐々木朗希。佐々木朗は17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)でも8回をパーフェクトでマウンドから降りており、連続無安打(もちろん無四球)記録を継続中。その姿をひと目見ようと、スタンドには今シーズン最多の観客が詰めかけ、東京から来るマスコミの姿も多数見られた。 そんな期待を初回の初球から、オリックス先頭の福田周平がライト前へ運び打ち砕く。福田は「160キロでも150キロでもスピードは違えどもベース板を通るというのは全員一緒なので、佐々木君の場合は、みんなより早くタイミングをとって、その真っすぐを弾き返せる感じというものを作るべきだと思っていた」と佐々木朗対策を語った。 吉田正も佐々木朗相手にタイムリーを含む2安打1四球。吉田正は「打撃コーチから『(バットを)短く、少し二握りぐらい短く持っていこう』というところで、みんなで徹底していた」と、チームで佐々木朗対策が徹底されていたことを明らかにした。 この試合は惜しくも敗れはしたが、2ケタ10安打と打線が奮起し、平均打率がようやく.200に乗った。昨年活躍したが現在は絶不調の杉本裕太郎にもヒットが出るようになってきており、宗佑磨や紅林の当たりも悪くはない。ようやく打線に明るい兆しが見えてきたのは間違いない。(どら増田 / 写真・Rinco)
-
-
スポーツ 2022年04月22日 18時30分
オリックス、サヨナラ勝利後のホッコリ光景が話題 「イライラしてたのか」と指摘も? 中嶋監督が紅林にキックしたワケは
21日に行われたオリックス対ソフトバンク戦。「3-2」でオリックスが勝利したが、試合結果以上に話題となったのがオリックス・中嶋聡監督が試合終了直後に見せた姿だった。 オリックスはこの日ソフトバンク先発・千賀滉大の前に8回まで無得点だったが、「0-2」と2点ビハインドの9回裏1死満塁で吉田正尚が2点タイムリーを放ち延長戦に持ち込む。その後、延長11回裏に2死二塁のチャンスを作ると、紅林弘太郎が三遊間を破るタイムリーを放ちサヨナラ勝利を収めた。 劇的な一打を放った紅林はグラウンド上で同僚たちにもみくちゃにされ祝福を受けた後、ベンチ前で出迎えた首脳陣とも笑顔でハイタッチ。この時、中嶋監督はハイタッチ後に紅林のお尻を左足で軽くけるそぶりを見せ、紅林もこれに合わせるように小さくジャンプしていた。 >>オリックス・中嶋監督に「そんなに怒ることか」驚きの声 1失点投手への一喝が物議、深刻な課題との関連指摘も<< 中継カメラが映したこの光景を受け、ネット上には「まさかの手荒な祝福で笑った」、「蹴られた紅林くんぴょんって飛んでてかわいい」、「蹴った方も蹴られた方もニコニコしてるしいい雰囲気だな」と面白がる声が寄せられた。 同時に、「中嶋監督はそれだけ今日の紅林にイライラしてたのか?」、「冗談交じりでも蹴り入れたくなった気持ちは分かる、この日はミス連発してたし」、「サヨナラ打つまで全く振るってなかったから、『やるなら最初からやれ!』ってツッコミの意味合いで蹴ったのかもね」と背景を推測するコメントも見られた。 「今季の紅林は試合前時点で『.194』と不振で、この日も延長11回裏の第5打席まで『3打数無安打・1四球』とヒットは打てず。また、5回表2死にゴロ捕球後の一塁送球を悪送球し、9回裏1死満塁では吉田の当たりの間に一塁から三塁へ進塁を試みるも失敗しアウトになるなど、守備・走塁でもミスが相次いでいました。その後サヨナラ打で汚名返上を果たした形ですが、それまでは中嶋監督がフラストレーションをためていた可能性も決してゼロではないでしょう」(野球ライター) 21日の勝利で今季成績は「10勝11敗・勝率.476」となり、勝率5割復帰にリーチをかけたオリックス。その立役者となった紅林は、この調子で本格復調を果たすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年04月19日 17時30分
オリックス吉田正尚に待望の一発!19日は18連勝中のエース山本由伸がソフトバンクと対峙へ
【オリックス・バファローズ 成績 4.15-4.17】対埼玉西武大阪・京セラドーム大阪4月15日●オリックス(山崎福) 1-6 (高橋光成)埼玉西武○4月16日○オリックス(山岡) 3-0 (隅田)埼玉西武●4月17日○オリックス(山崎颯) 4-3 (エンス)埼玉西武●※(カッコ)内は先発投手※18試合8勝10敗、リーグ4位。首位の東北楽天と4.5ゲーム差(4月17日現在) 新型コロナウイルス感染拡大により、12日からの東北楽天3連戦(宮城・楽天生命パーク宮城)を中止にしたオリックスは、結果的に9試合連続のビジターが6試合になり、本拠地の京セラドームでの3カード9試合に臨むことになった。 まず、埼玉西武を迎えた3連戦。初戦は山崎福也が難敵の高橋光成と投げ合い。オリックスは4回に先制するも、その直後の5回、そこまで好投していた山崎福が崩れてしまう。結局、山崎福は7回1/3を6安打6失点の内容。「打線が先制した直後の先頭バッターをフォアボールで出してしまったところだと思います。その後もそうなんですが、なんとか粘って投げたかったです」と肩を落とした。チームは1-6で破れたが、ルーキーの福永奨が好リードを見せたのは収穫だ。 2戦目は京セラドーム8連勝中の山岡泰輔が先発。山岡はピンチを招くもしっかり「0」で切り抜け、野手も鉄壁の守備を披露して山岡を盛り立てる。打つ方でも杉本裕太郎に先制タイムリーが出ると、福田周平も2点タイムリースリーベースを放ち躍動。3-0でオリックスが勝利を収めた。 山岡は「初回からランナーを背負って、なかなか流れを持ってくることができないまま試合が進んでいましたので、反省しています。0に抑えられたのは、守ってくれた野手の方のおかげなので感謝しています。ファンのみなさんのおかげです。ありがとうございます!これからも一試合一試合、0に抑えられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とファンに感謝の言葉を述べている。 3戦目は山崎颯一郎が先発。山崎颯は4回1/3を投げ、被安打4、失点2の内容で降板。「ゾーンの中でどんどん勝負していくことが自分の課題なので、今日はそれはできたと思います。しかし、先発ピッチャーとして長いイニングを投げられるように、もっと頑張らなければいけないと思います」と課題を口にした。試合は吉田正尚の今シーズン第1号ホームランや、佐野皓大のタイムリーでシーソーゲームをオリックスが制して2連勝を飾った。 待望の一発が出た吉田正は「(ホームランは)なんとかいけと思って走っていました。フォアボールで出たランナーでしたし、なんとか積極的にいこうと思って真っすぐをしっかり打ちにいけました。感触的にはどうかなと思ったんですが、ギリギリでしたけど、よかったです。(5回のタイムリーヒットは)ラッキーですね。紅林がよく走ってくれました。今やれるベストを尽くして、日々なんとかやっています。これからも一勝ずつです。まだまだ試合も続きますし、チームとして上位をめざしてまた明後日から戦っていきたいと思います!」とコメント。選手会長としても一発出てホッとしたようだ。 19日からは2位の福岡ソフトバンクを迎えた3連戦。初戦は18連勝中のエース山本由伸が予告先発としてアナウンスされている。(どら増田 / 写真・Rinco)
-
スポーツ 2022年04月13日 17時35分
オリックス山本由伸の18連勝達成も新型コロナ感染拡大により楽天3連戦が中止に…
【オリックス・バファローズ 成績 4.5-4.10】対福岡ソフトバンク福岡・PayPayドーム4月5日●オリックス(山崎颯) 3-6 (石川)福岡ソフトバンク○4月6日○オリックス(田嶋) 3-1 (和田)福岡ソフトバンク●4月7日●オリックス(山崎福) 3-7 (レイ)福岡ソフトバンク○対千葉ロッテ千葉・ZOZOマリンスタジアム4月8日●オリックス(山岡) 0-5 (石川)千葉ロッテ○4月9日○オリックス(山本) 4-2 (小島)千葉ロッテ●4月10日●オリックス(宮城) 0-6 (佐々木朗)千葉ロッテ○※(カッコ)内は先発投手※15試合6勝9敗、リーグ4位。首位の福岡ソフトバンクと5ゲーム差(12日終了時点) 借金を「1」にして福岡に乗り込んだオリックスだったが、ソフトバンクとの初戦は山崎颯一郎が序盤から荒れてしまう。先発3回1/3を投げ、被安打5、失点5の内容で降板した。 「今日はまったくボールを操れていなかったと思います。なんとか悪いなりにも粘り強く投げていかなければいけなかったのですが、修正することができませんでした」と山崎颯は反省の弁。開幕から連勝中のソフトバンクに土をつけられなかった。 2戦目は田嶋大樹が先発6回2/3を投げ、被安打2、奪三振3、無失点の好投を見せた。 田嶋は「立ち上がりは少し固くなって入ってしまいましたが、全体的には僅差の試合の中でも、相手に流れを渡さないようなピッチングができたと思います」と胸を張った。 「もっとスムーズに試合に入っていけるようにしていくことは課題点ですが、去年はこういった僅差のゲームで追いつかれてしまうことも多かったので、しっかりとリードを守って投げ切れたところは収穫だと思います」と手ごたえを口にした。 試合は最終回に守護神の平野佳寿が同点打を浴びたが延長10回、代打の後藤駿太が勝ち越し打を放つと、宜保翔も追加点を加えオリックスが延長戦の末ソフトバンクに初黒星をつけている。 3戦目は山崎福也が先発5回1/3を投げ、被安打6、奪三振3、失点3の内容。「なんとか試合を作れたところはよかったと思いますが、6回は逆転した直後のイニングでしたし、しっかりと先頭打者を抑えたかったです」と本人が話すように、痛い逆転負けを喫してしまった。 場所を千葉に移してロッテとの3連戦は、先週3連勝を飾った山岡泰輔、山本由伸、宮城大弥が、それぞれ中6日で先発した。 初戦は山岡が粘投を見せたものの、打線が奮起せず。山岡は先発7回を投げ、被安打4、奪三振3、失点2の内容。「全体的には悪くなかったと思いますが、最後、ホームランのところで甘く入ってしまったことが悔やまれますし、なんとか0で抑えたかったです」と失点を悔やんでいたが、打線がつながらなければ勝ちはない。 2戦目は昨シーズンから17連勝中のエース山本由伸が登板し、調子が良いとは言えないながらも要所を締めたピッチングを披露。佐野皓大の逆転3ランが効いた。 7回2失点の好投で球団新記録となる18連勝を達成した山本は「初回から先制されて、四死球もヒットも多くなってしまったんですが、野手の方々に助けてもらって勝てた1勝だと思います。ずっとピンチを招いてしまっていましたが、なんとか粘り強く投げられたことは、唯一よかったことだと思います」とした。 「ただ、流れを引き込むようなピッチングができなかったですし、反省するところが多かったです。今日の試合もそうですが、野手の方々に勝たせてもらっていることが多いですし、いろんな方に感謝の気持ちでいっぱいです!ここから、なんとか勝ちを積み重ねて上位にいけるようにしっかりと頑張ります!」とさらなる飛躍をファンに誓っていた。 3戦目は宮城とロッテ・佐々木朗希の同級生対決だったが、オリックス打線は佐々木朗の快投に手も足も出ず、奪三振19を献上。13連続三振はプロ野球新記録で、さらには完全試合達成を許す始末。昨シーズン終盤から覚醒し始めていた佐々木朗を次の対戦でたたいておかないと、苦手意識が芽生えてしまうかもしれない。 チーム内の新型コロナウイルス感染拡大により、12日から宮城・楽天生命パーク宮城で開催予定だった東北楽天との3連戦は中止になっている。チームは15日から大阪・京セラドーム大阪で開催する埼玉西武との3連戦からシーズンを再開する予定だ。(どら増田 / 写真・Rinco)
-
スポーツ 2022年04月04日 18時10分
オリックス山岡泰輔の復活勝利から3連勝!借金「1」で5日から首位ソフトバンクと3連戦
昨年のパ・リーグ覇者、オリックス・バファローズは開幕戦を12年ぶりの勝利で飾ったが、その後は5連敗。ズルズルと行くのかと思いきや、BIGBOSS率いる北海道日本ハムとの3連戦を3連勝。借金を「1」まで減らして、5日からは福岡・PayPayドームで首位の福岡ソフトバンクとの3連戦を皮切りにビジター9試合を行う。【オリックス・バファローズ 成績 3.25-4.3】対埼玉西武埼玉・ベルーナドーム3月25日○オリックス(山本) 6-0 (高橋)埼玉西武●3月26日●オリックス(宮城) 0-5 (隅田)埼玉西武○3月27日●オリックス(山崎颯)6-7(渡邉)埼玉西武対東北楽天大阪・京セラドーム大阪3月29日●オリックス(田嶋) 1-2 (田中将)東北楽天○3月30日●オリックス(バルガス) 1-6 (早川)東北楽天○3月31日●オリックス(山崎福) 0-1 (瀧中)東北楽天○対北海道日本ハム4月1日○オリックス(山岡) 2-0 (根本) 北海道日本ハム●4月2日○オリックス(山本) 7-0 (伊藤) 北海道日本ハム●4月3日○オリックス (宮城) 4-2 (河野) 北海道日本ハム●※カッコ内は先発投手※9試合4勝5敗、リーグ4位タイ。首位の福岡ソフトバンクと4ゲーム差 開幕戦では昨年のリベンジを誓っていた山本由伸が快投を見せて12年ぶりとなる開幕戦の白星をあげている。山本は「去年は開幕戦、負けていましたので、リベンジも含め、強い気持ちでとにかく先制点を取られないように気を引き締めて投げました。去年は、最後日本シリーズでとても悔しい思いをしたので、今年もまた日本シリーズにリベンジできるように、まずはリーグ優勝できるようにこれからも頑張っていきます!」とエースらしいコメント。 2戦目は昨年の新人王、宮城大弥が乱調。「立ち上がりの3失点が悔やまれますし、なんとか最少失点で粘りたかったです。ボール自体は悪くなかったと思いますが、甘く入ったところを狙われてしまったと思います。自分自身、全体的にもっとレベルアップしていかなければいけないと思いました」と肩を落とし、打線も沈黙した。 3戦目は山崎颯一郎が「序盤は、バックのいい守備にも助けてもらい、テンポよく投げられたと思いますが、5回は2アウトからの失点でしたので、なんとか無失点で切り抜けたかったです。6回も先頭バッターへのフォアボールからの失点でしたし、悪い流れをどうにか止めて、何とかイニングを投げ切りたかったです」と反省していた。序盤は好投し、打線も援護して6点差にまで広げたにもかかわらず、終盤にひっくり返されて6-7で痛い逆転負けを喫している。 4戦目からは本拠地、京セラドーム大阪6連戦。まずは東北楽天との3連戦だったが、29日の田嶋大樹、31日の山崎福也といった左腕の先発陣が好投を見せたものの、打線は3試合で2点止まり。主軸の吉田正尚、杉本裕太郎が沈黙したのが痛かった。 しかし、1日から始まったBIGBOSS率いる北海道日本ハムとの3連戦の初戦では、今シーズンけがで離脱した2年分を取り戻すべく、完全復活を誓った山岡泰輔が6回途中無失点の好投。中継ぎ陣も2点を守り抜き、連敗を止めた。 山岡は「開幕カードでリリーフで1イニング投げていたので、すごく緊張というのはなかったんですけど、とにかく全力で1回から投げていこうと思ってマウンドに上がりました。先に点を取ってもらったので楽に投げることができましたね。最後にラオウさんがいい守備をしてくれなかったら0ではなかったかもしれないので、今日はラオウさんのおかげで勝つことができました。少しでも2年間をばん回できるように投げていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」とファンに再起を誓っている。 この山岡の勝利にエース山本も続いて、7回を無失点の好投。打線も7得点の大量援護で連勝した。山本は「昨日勝っていましたし、なんとか連勝したかったので、気合いを入れて投げました。試合の始まりは大事なので、いい入りができてよかったと思います。ランナーを出す場面もありましたけど、なんとか0で粘り強く投げられましたし、なによりこの試合に勝てたということがよかったです。これからも一つでも多く勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」とした。山岡の勝利が刺激を与えたようだ。 本拠地6連戦の最後は宮城が先発。苦しみながらも6回を2失点とゲームメイクをした上でマウンドを降りている。試合は2-2の同点で迎えた8回、吉田正が2点タイムリーを放ち、オリックスが3連勝を飾った。 吉田正は次のようなコメントを残した。 「結果がよかったので…よかったです!どっちに転ぶか分からない展開の中で、佐野選手のホームランでチームに勢いがつきましたし、なんとか勝てるようにと思っていたので、本当によかったです!しっかりと心の準備もしながら、打席に入ったら自分のスイングをすることを心掛けていましたし、ストライクゾーンに来たらなんとかバットに当ててコースにヒットか、なんとか外野まで飛ばせればいいかなと思っていましたので、勝利という結果につながってくれてよかったです!」 「まだ借金もありますし、次は上位チームでビジターゲームが続いていきますので、なんとか連勝して帰って来れるように頑張ってきます!まだ始まったばかりですし、ここから選手たちも精いっぱい頑張りますので、また応援よろしくお願いします!」 流れを振り返ってみると、山岡の復活がチームに良い流れを持ってきたようだ。ピッチャー陣が頑張っている間に、打線のさらなる奮起を期待したい。(どら増田)
-
-
芸能ニュース 2022年04月03日 10時00分
パ・リーグ連覇を狙うオリックスに見事に〝便乗〟した倖田來未
歌手の倖田來未が、オリックスの黒木優太投手に書き下ろしの新曲を贈ったことを、各メディアが報じた。 入団当時から黒木投手は倖田のファンと公言しており、これまで登場曲に「Guess Who Is Back」を使用していた。 新曲のタイトルは「It’s“K”magic」。オファーを受けた倖田が得意とするクールなビート感あふれるサウンドの楽曲で、『未来の自分誇りたいのなら、答えは一つやるしかないやん?!』と関西弁まじりの背中を押すメッセージ性あふれる歌詞が特徴の楽曲だとか。 >>倖田來未、過酷な山登りロケに“高いヒール”で参加し「常識がない」と批判 真相が明かされ同情の声も<< 倖田は、「今回の楽曲が少しでも、黒木投手の背中を押せる、最高の試合になる楽曲になってくれたることを願っています!! 皆さんもぜひ『It’s“K”magic』が炸裂(さくれつ)するのを楽しみに応援していきましょう!!」とコメントを寄せている。 黒木投手は2019年に右肘を手術し、20年、21年は1軍の登板がなかったが、3月29日の楽天戦(京セラドーム大阪)の7回に登板。倖田の新曲でマウンドに登場し、1回を投げきった。 倖田は3月に通算18枚目のオリジナルフルアルバム「heart」をリリースし、現在全国ツアー「KODA KUMI Love&Songs 2022」を開催中。しかし、全盛期の勢いにはほど遠く、そこで〝便乗〟を狙ったのがパ・リーグでの連覇と1996年以来26年ぶりの日本一を狙うオリックスだったようだ。 「倖田は京都出身ということもあって、オリックスに〝便乗〟してもファンも受け入れるはず。もともと、オリックスファンの芸能人が少ないことからもなかなかの着眼点。2016年にドラフト2位で入団した黒木投手は今年が勝負の1年。中継ぎのエースとしてブレークすれば、自然と倖田の楽曲にも注目が集まりそうだ」(プロ野球担当記者) 倖田にはオリックスファンが集まるテレビ番組などのオファーもありそうだ。
-
スポーツ
オリックスが京セラドーム開催試合の無観客を発表!12球団唯一の無観客に…
2021年05月10日 11時00分
-
スポーツ
オリックス宗佑磨ら「繋ぐ野球」で借金返済が見えて来た!杉本、頓宮らも台頭
2021年05月07日 10時50分
-
スポーツ
オリックス・山足に「わざとやってるのか」ファン激怒 勝機を潰す守備ミスを連発、「使う方が悪い」中嶋監督への批判も
2021年04月28日 19時30分
-
スポーツ
オリックス、モヤが好調をキープ!勢いを保ちながら無観客試合へ!
2021年04月27日 11時15分
-
スポーツ
無観客試合開催のオリックス「イベントに関しては後日発表」
2021年04月26日 11時00分
-
スポーツ
防御率リーグ首位のオリックス中嶋監督「形的には良くなっている…」
2021年04月20日 11時30分
-
スポーツ
オリックス・中嶋監督はジョーンズを“4番固定”すべき? 金村氏が選手起用に物言い、「去年打ってないから信用できない」と反発も
2021年04月16日 20時30分
-
スポーツ
オリックス宮城大弥ら先発陣好投も課題は打線、中嶋監督「上がっていくことだけを考える」
2021年04月13日 11時30分
-
スポーツ
オリックス・モヤに「草野球でも起きないミス」ファン激怒 好機を潰したボーンヘッドに球界OBも「怠慢プレー」と苦言
2021年04月07日 19時30分
-
スポーツ
オリックス山本由伸&宮城大弥が快投!ロメロが来日
2021年04月05日 11時30分
-
スポーツ
4年連続日本一のソフトBは今季優勝できない? 下馬評は覆されるか、開幕スタートダッシュの裏で露呈した弱点とは
2021年04月03日 11時00分
-
スポーツ
オリックス開幕3連戦負け越しも宮城大弥&紅林弘太郎ら若い戦力に光明!
2021年03月29日 11時30分
-
スポーツ
今季導入の“9回打ち切り制”は広島・オリックスに追い風? 元阪神・藤川氏も指摘、リリーフ以上にカギとなる要素とは
2021年03月27日 11時00分
-
スポーツ
オリックス育成ルーキー佐野如一を支配下登録「率直にうれしい」
2021年03月24日 11時30分
-
スポーツ
オリックス開幕スタメンへ!佐野皓大の成長がオープン戦の収穫か
2021年03月22日 11時30分
-
スポーツ
オリックス、開幕ローテ5枚は内定!6番手はブルペンデー?
2021年03月15日 11時45分
-
スポーツ
オリックス開幕3連戦は由伸、宮城、山岡の豪華ローテ当確!
2021年03月09日 11時30分
-
スポーツ
元阪神・藤川氏、オリックス方針転換に苦言も「記事には一切書かれてない」と指摘 スタッフ不足を懸念? 勝手な決めつけに疑問も
2021年03月02日 17時00分
-
スポーツ
スタメン落ちのオリックス選手が指揮官に激怒「家族も皆見に来てる!」 伊原元監督が造反を受けた打者を明かす
2021年02月22日 19時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分