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芸能ネタ 2020年01月20日 07時00分
政界進出の噂も飛び交う北川景子に芸能界休業説
ミュージシャンのDAIGO(41)を夫に持つ女優の北川景子(33)に休業説が浮上している。「来年に公開される映画『ファーストラヴ』の収録が終わり次第、発表を予定しているそうです。実は、北川は昨年度から芸能活動を休止する準備を始めていたんです」(芸能関係者) 北川に休業説が浮上したのは、あるドラマをめぐるドタキャン騒動が発端だったという。「今年度、日本テレビの1月期ドラマにラインナップされていたのは北川の代表作でもある『家売るオンナ』の第3シリーズだった。昨年1月に放送された『家売るオンナの逆襲』(第2シリーズ)のスペシャル版を10月に放送し、その余勢を駆って第3シリーズを制作すべく、北川サイドと話ができていたんです」(事情通) だが、実際に放送されたのは吉高由里子主演のドラマ『知らなくていいコト』。「第2シリーズの放送中に公私に渡り、付き合いのある番組プロデューサーが、北川本人から内諾を得ていたそうです。ところが、昨年10月頃になって突然、北川サイドから延期したいという話が出てきた。北川のドラマ出演料は1本200万円超え。10本で計2000万円近い収入を失ったことになります」(同) 当然、気になるのは、なぜ約束を反故にしてまで『家売るシリーズ』の出演を延期することになったのか? 実は北川のドラマ出演NGの話と相まって浮上してきたのが、DAIGOの政界進出説だという。「週刊誌やネットで盛んにその手の話が書かれるようになったんです。北川本人にも永田町筋から政界進出話が囁かれるようになってきた。明治大卒の才媛ですからね」(前出・芸能関係者) ところが、こうした政界進出説を一笑に付すのが北川に近いドラマ関係者だ。「彼女が休業するとしたら、妊活か出産の準備以外にありえない。2人とも政界に対しては一切、興味がないんです」 北川の動向からしばらく目が離せない。
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社会 2020年01月20日 06時30分
米国vsイラン「第三次世界大戦」危機 窮地に立たされる韓国と北朝鮮の末路
年明け早々の1月3日、イラン革命防衛隊の精鋭・コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官が米国によって殺害された。イラクの首都バグダッド付近の国際空港で、ソレイマニ氏の乗っていた車列が米軍の放った無人飛行機によるロケット弾で攻撃されたのだ。 イランの最高指導者であるアーリー・ハメネイ師は同日、SNS上で「手を血で汚した犯罪者を待っているのは厳しい報復だ」と宣言。実際、8日に米軍のイラク駐留基地2カ所をミサイルで攻撃した。米国によるイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害は、イランによる国家レベルの報復攻撃に発展したのだ。「1月8日、トランプ大統領は『イランによるミサイル攻撃の死傷者はない』としてイランへの軍事攻撃を見送ったことで、戦争は回避しました。ただ、依然として中東情勢は緊迫した状態が続いています」(国際ジャーナリスト) まず、今回の危機を理解するためには、米国とイランの長年続く対立構造を理解しておく必要がある。 1979年にイランの革命指導者ホメイニ師が親欧米だったパーレビ王政を打倒。欧米との関係が一気に悪化する中、イランの首都・テヘランの米国大使館が過激派に占拠され、大使館員ら52人が1年以上(444日)にわたって人質となった。この事件をきっかけに米国とイランは断交。その後も、イランの核開発問題が発覚するなど、米国とイランはことあるごとに対立し、現在に至っている。「ソレイマニ氏は、イランで英雄と呼ばれる人物で、ハメネイ師の評価も高かった。事実上、イランのナンバー2の存在です。ソレイマニ氏の殺害は報復を招き、中東情勢がさらなる混乱に陥るリスクがあるとの懸念から、ジョージ・W・ブッシュ、オバマの両政権時は殺害計画を実施しないと決定したほどの超重要人物です」(国際政治学者) トランプ氏も大きなリスクがあることを分かっていたはず。それなのに、なぜソレイマニ氏の殺害に踏み切ったのか。「9日、トランプ氏は記者団に『我々は完全なモンスターを捉えて排除した。ずっと前に排除すべきだった』と指摘。その上で、ソレイマニ司令官を殺害した理由を『彼らが米大使館の爆破を企てていたためだ』と説明しています」(同) 国防総省高官らはトランプ氏の発言を裏付ける形で、ソレイマニ司令官が関与した複数の計画について情報を入手していたことを明らかにした。爆発物を使って米大使館を攻撃する計画もこの中に含まれていたというが、ある米高官は米紙ニューヨーク・タイムズにて「攻撃情報は根拠が薄い」と指摘。その理由として、ハメネイ師が司令官に攻撃の承認を与えていないとの情報も米政府は把握していたことを挙げた。★中国とロシアが米国非難「トランプ氏の現在の最優先事項は、今年11月に実施される大統領選です。国民に、イランに対して弱腰であることを見せるわけにもいかず、強気の姿勢で押し切る必要性に駆られた行動というのが殺害の本当の理由です」(前出・国際ジャーナリスト) また、歴代の大統領がやろうと思えばできたのに様々な配慮から実行してこなかったことを実行するスタイルは、トランプ氏の専売特許だ。「『今までの大統領にはできないことを自分は実現した』という姿を国民に見せたいという思いもあったのかもしれません」(同) 理由はどうであれ、これまでの米国大統領が恐れて実行してこなかったソレイマニ氏の殺害を、トランプ大統領は実行した。しかし、この決断が世界情勢も緊迫させている。「ソレイマニ司令官が米軍に殺害されたことを受け、中国とロシアの両政府の外相が、ともに米国を非難しました。昨年12月27日には、中東のホルムズ海峡につながるオマーン湾などで、イラン、中国、ロシアの海軍による合同軍事演習も行っています。米国とイランが本格的に戦争を始めたら、イラン側にロシアと中国の“レッドチーム”が加わっていたでしょうね」(軍事アナリスト) 一方、イギリス、フランス、ドイツなどの西側諸国はNATO(北大西洋条約機構)同盟国の義務として、米国側に付くことになる。もし米国が反撃していれば、世界各国を巻き込んだ「第三次世界大戦」に発展していたかもしれないのだ。 もし戦争になっていれば、もちろん米国の同盟国である日本も影響を受ける。中東に派遣される自衛隊が危険にさらされることになるし、イランは親日国と言われているが、日本が何らかのテロ攻撃を受ける可能性も高まる。 さらに心配されるのが、北朝鮮の“暴発”だ。 何しろ現在の北朝鮮は、経済制裁で青息吐息の上に農作物の不作にあえいでいる。人手不足で重労働に駆り出される朝鮮人民軍の不満も高まり、「いつクーデターが起きてもおかしくない」状況で、北朝鮮の国内は極めて不安定な状態だからだ。★日本は円高傾向で大打撃「金正恩党委員長はこのままだと、軍や国民の不満を抑え切れないことをよく分かっていますし、イランの核開発は北朝鮮の助けがあったと言われています。ですから、米国・西側諸国連合VSイラン・ロシア・中国という構図になれば、北朝鮮は嬉々としてイラン側に加わったでしょう」(北朝鮮ウオッチャー) しかも、正恩氏は昨年12月末に開いた党中央委員会総会の演説で、「世界は遠からず『新型戦略兵器』を目にする」と語り、核開発や大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験について、一方的に公約に縛られる理由はもはやなくなったと宣言した。米国への挑発行動を激化させ、ミサイル発射実験を繰り返すことが予想される。 ただ、その場合は米国が正恩氏を暗殺するために進めていると噂される「斬首作戦」を決行する可能性がある。「米軍特殊部隊が北朝鮮に潜入して、金正恩氏を殺害する、あるいは捕縛する軍事作戦については、正恩氏までたどり着くことが極めて難しく、捕縛や殺傷に至ることはできないと思われていました。しかし、今回のソレイマニ氏と同様の無人飛行機による殺害方法であれば、成功の可能性は高いでしょうね」(軍事ジャーナリスト)「斬首作戦」決行の可能性が高まるほど北朝鮮が反米傾向を強める一方で、窮地に立たされているのが韓国だ。「米国は昨年から、中東からの原油輸出の要衝であるホルムズ海峡の安全確保を目指す『国際海洋安保構想(IMSC)指揮統制部編制』(いわゆる有志連合)への参加を韓国に何度も要請してますが、韓国はそれをかわしながら、独自にホルムズ海峡を行き来する韓国船舶の保護をする案を考慮中です」(韓国ウオッチャー) これに業を煮やしたハリス駐韓米大使が1月7日、韓国テレビのインタビューで「韓国が(中東に)兵力を送ることを希望する」と語り、文政権に派兵の決断を迫っている。「その一方で、サイド・シャーベスタリー駐韓イラン大使は9日、中央日報の単独インタビューに応じ、韓国が中東に派兵する場合、韓国と断交の可能性に言及しています。まさに板挟みの状況です」(同) 北朝鮮との統一国家樹立を目指す文在寅大統領にとっては、中東情勢の変化は想定外の事態だった。「ひとつ判断を誤れば国家存亡の危機です。有志連合入りを拒否して米国を裏切るのか、はたまた米国側につくのか。国内経済の不振、検察バトルを繰り広げて支持率が低迷している文氏は、この決断がターニングポイントになりそうです」(前出・国際ジャーナリスト) 半島情勢にも影響を与えている米国VSイランの対立構図は、現状、イランの報復は一度にとどまり、トランプ氏も矛を収めたことで、いったんは落ち着いた。 とはいえ、すでに米国とイランは戦争状態にあるといっても過言ではない。イランは米国との間で火種となっている核開発を今後も進める方針であり、いつ全面戦争に発展してもおかしくない状況だ。 また、このまま冷戦状態が続くだけでも、世界経済は大ダメージを負うことになるだろう。「日本でも年明けにはリスクを回避するべく株が売られ、大幅に日経平均が下がり、安全資産といわれる円が買われました。トランプ氏が戦争回避に動いたことで落ち着きましたが、中東が不安定になればなるほど、円高傾向は強まり、輸出大国である日本は大打撃を受けることになります」(大手証券会社アナリスト) 日本は中東に原油や天然ガスなどエネルギーの大半を依存している。戦争、または冷戦で日本に原油や天然ガスを運ぶ航路が寸断される可能性も高い。 半島情勢も含め、まだまだ予断を許さない状況が続きそうだ。
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社会 2020年01月20日 06時00分
1人のご近所さんに許したら、畑中の大根が持ち去られる 被害にあった農家の対応に称賛
地球温暖化による気候変動、農業人口の減少など、農家が抱える問題は少なくない。海外では、大切に育てた作物を、驚くような形で失った農家がいる。 海外ニュースサイト『Oddity Central』は1月9日、近所の人に自作の大根を取る許可を与えた農家が、全収穫分の大根を根こそぎ取られてしまったと報じた。 同記事によると、中国・湖北省に住む農家の男性2人は、近所の住人から、「お宅の作った大根をスープに入れたら、とても美味しかった。大根を少し分けてもらえないか?」と頼まれたそうだ。農家の男性らは、近所の人だし、「数本ならOK」と大根を無料で取る許可を与えたという。 翌日、男性らの畑には、見たこともないくらいの人であふれていたという。近所の人に話した「数本無料OK」の親切が、いつの間にか「畑の全大根が無料」と話が変わってしまったようだ。どの時点で誰が話を捻じ曲げたのかは分かっていないが、SNSなどで噂は瞬時に広まり、噂を聞きつけた人が、畑に押し寄せたそうだ。農家の男性らによると、「無料大根」を求めてやってきた人は、3千人はいたという。中には120km以上遠方から来た人もいた。男性らは、全収穫分の大根500トン分(約460万円相当)の被害を被ったという。 男性らは警察に通報したものの、目の前で大根が取られていく様を見つめることしかできなかったようだ。親切心が思わぬ損害を招いたが、農家の男性らは「大根の一件は、チャリティだったと思うようにする。被害届を提出したり、損害賠償を求めることはしません」と同記事の取材に対し、語ったという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「農家の神対応に拍手を送りたい。素晴らしい人だ」「農家の心の広さに感動!」「大根を取っていった人にも問題がある。畑に到着した時点で、普通気付くでしょ。良心が痛まないのか?」「近所の人だから、デマを拡散した人の特定は容易。親切を仇で返すとは許せない」「高くついたレッスン代だ」「だから農家は皆、銃を持つべきなんだ」「中国だから起こる出来事」などの意見が上がった。 海外には他にも、思わぬ形で被害を被った農家がいる。 海外ニュースサイト『Daily Mail』は2019年6月14日、オーストラリア・サウスオーストラリア州の酪農農場で火災が発生し、納屋などが燃え、約1100万円相当の損害が発生したと報じた。 同記事によると、2019年6月14日深夜未明、酪農農場の納屋が燃えていると警察に通報が入ったという。納屋は焼け落ちて、中にあったトラクターと1トン分の餌が燃えたそうだ。火災発生直前、急いで現場から立ち去る車の音を、近隣住人らが聞いている。警察では、放火とみて捜査を進めているという。 被害にあったのは、サウスオーストラリア州でも最大級の酪農農場。農場の所有者の男性によると、火災の約6週間前にも、何者かが農場の門を開けて、100頭近い牛が逃がされる出来事があったそうだ。近年、動物の権利保護を訴える過激な団体が、農場を襲撃する事件が増えており、所有者の男性は「犯人はアニマル・ライト(権利保護)活動家だと思うが、捜査結果を待ちたい。セキュリティの強化が必要だ」と同記事の取材に対し、語ったという。 農業従事者にとって、最も警戒しなければならないのは、人間なのかもしれない。記事内の引用についてFarmers let neighbors help themselves to a bar or two of their radishes, incur $42,000 in losses(ODDITYCENTRALより)https://www.odditycentral.com/news/farmers-let-neighbors-help-themselves-to-a-bag-or-two-of-their-radishes-incur-42000-in-losses.htmlFarmers say they are living in fear from vegan activists after an explosive fire caused $100,000 worth of damage to their property(Daily Mailより)https://www.dailymail.co.uk/news/article_mroonga-7141199/SA-dairy-farmer-living-fear-vegan-activists-fire-causes-extensive-damage.html
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社会 2020年01月20日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(16)元首相・宮澤喜一
「他山の石」という言葉がある。他人の受け入れ難い言行を見て、それを参考に自分の品性などを磨く助けとすることの謂である。田中角栄にとっては、宮澤喜一こそがその「他山の石」でもあったようだ。 まず、田中と宮澤は政界入りまでの生いたち、環境が違っていた。ここから、政治とは何かの発想がことごとく異なり、やがては双方の不信感に直結していったようであった。 田中は頭脳明晰ながら家計を助けるために、尋常高等小学校を卒業すると土建業の下働きなどをしながら15歳で上京。地べたをはうようにして泥水をすすり、やがては独立して土建業で成功し、それを足場に政界進出したことは知られている。要するに、叩き上げの人生である。 対して、宮澤といえば、田中同様こちらも頭脳明晰、東京帝国大学法学部を首席で卒業、大蔵省に入っている。すごいのは、現在の国家公務員総合職試験である高等文官任用試験で、通例は一つパスしてくるのだが、なんと宮澤は行政科と外交科の両方をパスしてきた。エリートぞろいの大蔵省における“伝説”の中でも、のちに首相となる福田赳夫と宮澤が、「秀才」の双璧と言われているのである。 なるほど、テクノクラート(官僚)としての宮澤の手腕は堅実で、鋭い分析力、語学力、実務能力の高さは誰もが一目を置いていた。 まず、大蔵省の先輩、池田勇人の目に止まり、池田が時の吉田茂首相に買われて次官から政界入りし、代議士1年生で大蔵大臣に大抜擢されるや、宮澤はこの池田蔵相に秘書官として取り立てられた。 案の定、その時の仕事ぶりはソツがなく、やがて池田が首相の座に就くと、対米交渉の舞台裏で存分に腕を振るったものである。時に、米国の高官いわく「ミスター池田は、小さいがキラリと光るダイヤモンドを持っている」と、宮澤の存在をうらやましがるほどだった。 なるほど、その後も宮澤は、佐藤栄作、三木武夫、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登の各内閣で、やがて自らが首相の座に就き退陣したあとも、小渕恵三、森喜朗の両内閣で閣僚を務めている。その政治手腕には定評があり、経済企画庁長官、通産大臣、外務大臣、官房長官、副総理、大蔵大臣といった重要ポストを担った。 ところが、歴代内閣がみな宮澤を重用したにもかかわらず、田中の宮澤への評価は低かった。 田中は首相になる前、一度だけ宮澤と酒席を共にしたことがある。宮澤は酒に強く、酔うと目がすわり、相手が誰であれ経済、財政の議論をかましてくるクセがあったが、このときも同様だった。 田中は宮澤との酒席のあと、側近にこう漏らしたという。「アイツは食えん。たしかに第一級の秘書官ではあるが、政治家じゃあない。二度と酒は飲みたくない」★田中内閣では「排除」 つまり、宮澤はエリートではあるが、政治家としてきれいごとで終わっていると見たのだった。政治の世界は、困った者もいれば、泣いている者もいる。政治とは、助け、助けられの泥くさい作業なのだ。そのあたりが、分かっていないということである。 対米交渉では評価をされた宮澤だが、田中からすれば真の修羅場となる外交交渉などは、何もできていないとの不信感も強かった。 例えば、田中は佐藤内閣の通産大臣で、それまでこじれにこじれていた日米繊維交渉を、一気に解決してみせたという経緯がある。田中の前の大平正芳、そして宮澤の両通産大臣は、なんらこの交渉を前進させられずにいたのだった。 田中は道路を直せ、橋を造れという地元選挙区の要望を次々に聞き入れ、「陳情を受けることこそ民主政治」と公言していた。対して、宮澤は「そんなことは県会議員がやるべき。世界をにらみながら、政治のカジ取りこそやるべき」の姿勢で、二人が噛み合うところはまったくなかった。 田中内閣時代の田中派担当記者が、こんな証言を残している。「田中内閣の前の佐藤内閣時代でも、田中は宮澤を嫌っていた。ために、自らの政権ではもとより、佐藤政権でも宮澤の党三役や国会対策など野党との折衝は無理と判断、ドロドロした舞台裏の仕事からは排除していた。 また、閣僚ポストも一切、田中、大平の両内閣では宮澤に与えなかった。大平もまた、宮澤とは反目していたからだ。田中がネジを巻いて“宮澤はずし”をしたともされるが、大平も同様に一番苦しいときに、同じ派閥の流れにある宮澤が何ひとつ泥をかぶったり、汗をかいたりしてくれなかったことで、不満があったのです」 政治は、いや人生は、時に「汚れ役」を回避しては成り立たないということを、若くして脳裡に刻み込んできた田中にとっては、やはり宮澤という存在は「他山の石」以上のものではなかったということであった。(本文中敬称略)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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ミステリー 2020年01月19日 23時00分
死者を生き返らせた江戸の怪人 電気人間・弥五郎
現在、街中には突然の心停止を起こして倒れた人を救護できる医療機器のAEDが設置されている。我々の体に血液を送っている心臓に異常が起き、血液を流すポンプ機能を失った際に電気ショックを与えることで、心臓の活動を正常に戻すための医療機器だ。 電気ショックで心臓を再び動かす、という事は現代の我々ならば得ている知識だが、そのような医学知識もましてやAEDのような医療機器もなかった江戸時代に、実践してしまった人物が存在している。 その人物の名は弥五郎と言い、武州川越(現在埼玉県川越市)の城主・酒井讃岐守忠勝家中の人間であったという。彼は手や体から電気を出すことができたそうで、「鯉の弥五郎」「鯉抱き弥五郎」とも呼ばれていた。彼の電気を帯びた手にかかれば、水中の鯉は逃げることが出来ないとされ、弥五郎が水中で抱き取った鯉は釣ったり、網で捕獲した鯉とは違って美味しく、三代将軍家光に献上されたほどだったという。 せっかくほかの人にはない能力を持っているのに、将軍に認められたのが「鯉を美味しく捕まえる」ことだったのは笑えるが、死んだ自分の母親も体内に蓄積した電気を与え蘇生させたと伝えられており、きちんと人命も救っている。話によると、弥次郎は自分の母だけではなく、難病を抱えた人も抱きつくことにより病気を治すとされており、江戸で非常に人気のあった人物なのである。 今で言うところの電気治療と言うわけであろうか、この人物は何らかの理由で電気を蓄積したり、体内で発電することが可能だったのかもしれない。 実際、電気人間=帯電人間は実在しており、「スライダー体質」と呼ばれる。スライダー体質は、体から電気を発し電球やテレビなど自由に操作できる能力のことである。 この弥五郎の元ネタは、明治末期から大正にかけて活躍した小説家・江見水蔭(1869〜1934)の短編小説『鯉を抱く男』(『現代大衆文学全集・江見水蔭集』平凡社)であるようだ。もっとも、電気人間はまったくの創作ではなく、江戸時代の随筆『責而者草(せめてはぐさ)』に記載された記事がベースになっている。 江見水蔭の小説では、晩年の弥五郎は、相撲の丸山仁太夫の後見役になったり、酒井の指令を受けて“抱きつき魔の狂人”に扮して、江戸市中の情報収集をしたという。電気人間が狂人に扮し密偵として江戸を駆け巡るとは、まるで現代でも通ずる設定だ。弥五郎が酒井の密偵だったという可能性がまったくないわけでもないし、ストーリーを考えるだけでもワクワクしてしまう話である。
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社会 2020年01月19日 22時30分
丸ビルを占拠した伝説の女アウトロー「ジャンダークのおきみ」【背筋も凍る!女の事件簿】
今回ご紹介するのは実在した「女アウトロー」の伝説である。 深田恭子主演のドラマ『ルパンの娘』(2019年7月~9月放送)など、いつの時代も日本人は「女盗賊」にロマンを求めるものだ。 大正13年(1924年)、東京都千代田区にある丸ビル(丸の内ビルディング)は関東大震災などで行き場を失った不良少年・少女の溜まり場となっていた。当時の東京は夜になると、不良少年や少女たちが毎日のように喧嘩に明け暮れており、小さなスラム街の様相だったという。そんな丸ビルにたむろする不良少年たちを取り仕切っていたのが、「四谷ハート団」と称する半グレ集団だった。そして、この「四谷ハート団」のボスとして君臨していたのが「ジャンダークのおきみ」だった。 このジャンダークのおきみ、僅か19歳ながら類まれなるリーダーシップを発揮し、四谷ハート団をまとめ上げる一方、その美貌は当時の裏社会でも有名であったという(ジャンダークの意味は恐らく「ジャンヌ・ダルク」が訛ったものと思われる)。 さて、このジャンダークのおきみだが、昼間は表の顔を持っており、なんと丸ビル内にある東亜貿易商会に勤めるOLであった。 しかし、その美貌は丸ビルの中でも特に目立っており、オフィス内でも数多くの男性との性的関係が噂されていたという。 その結果、ついたあだ名が「丸ビルの看板娘」であったが、夜になると「ジャンダークのおきみ」に変身。丸ビルを占拠する女ボスとなっていたのだ。 まるで漫画のようなお話である。 なお、ジャンダークのおきみは1924年12月9日に恐喝などで逮捕。仲間と洋食店で食事を摂っている最中に捕まるという実にあっけないものだった。 現在、「ジャンダークのおきみ」は、知る人ぞ知る伝説的な女アウトローとして、令和の今日まで名前が語り継がれている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能ネタ 2020年01月19日 22時30分
子年女優19名「淫猥SEX濡れ場」公開(5)
熱望やまぬ喜多嶋舞のエロ復活 久々の大胆ヌードを期待したいのは、鈴木砂羽である。アラーキーこと写真家の荒木経惟を師と仰ぎ、90年代に脱ぎまくっていたが、ここ数年は、仕事の幅は広がったものの、肉体美の出し惜しみ状態が続いている。 だが、年女となる今年は、彼女に大きなエロスの波が押し寄せる可能性がある。「アラーキーが、80歳の大台を迎えるからです。この数年、セクハラ告発問題もあり、おとなしくしていたアラーキーですが、気持ちも新たにエロスの追求への情熱を燃やしているといいます。各出版社からの企画の持ち込みも増えている。そんな中、師のアラーキーに“撮らせろ”と言われれば、むしろ鈴木は喜んで脱ぐのではないでしょうか。実現すれば、令和初の社会を揺るがすヌードになるでしょう」(前出・出版関係者) また、あの事件の年女美女、衝撃の復活も、一部で噂されている。「喜多嶋舞ですよ。DNA鑑定で息子が元夫の大沢樹生の子供ではなかったことが明らかになり、重ねてネグレクト疑惑も浮上し、’15年に芸能界からの引退を宣言していますが、その過激な脱ぎっぷりを知る映画関係者からのラブコールは続いていたんです」(映画プロデューサー) 確かに、’96年の『GONIN2』や、’07年の『人が人を愛することのどうしようもなさ』の濡れ場の過激さは半端ない。「『人が人を〜』では、妊娠線を隠そうともせずにその裸体を晒し、Fカップの釣り鐘巨乳を振り乱してオナニー、フェラチオ、アナルファック、SMなど、ありとあらゆるSEXを見せてくれました。いずれのシーンも局部ギリギリで、アンダーヘアも丸出しですから、驚かされました」(同) 香里奈、土屋アンナ、宮地真緒、平山あや、山田優ら、今年36歳の年女の中で注目なのは栗山千明である。「最近は、女優業よりもガチのアニメオタクぶりなどがクローズアップされることが多くなっていますが、’16年にはドラマ『不機嫌な果実』(テレビ朝日系)で不倫愛憎劇の主人公を熱演。不倫相手との濡れ場シーンでは、スカートをたくし上げられ、生尻を揉みしだかれてうっとり顔。バックから突き上げられて悩ましい声を上げるシーンもありました。夫役の稲垣吾郎の前に全裸で立つ場面では、稲垣におっぱいが丸見えだったと思うと大コーフン。ここまでできるのだから、そろそろ本気を出してもらいたい」(テレビ雑誌記者) そんな栗山が本気を出す舞台としてふさわしいのは、ハリウッドかもしれない。「女優として、その存在がクローズアップされたのは、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビル』に抜擢されたこと。栗山は再タッグを熱望しており、監督からは“英語のマスターを”と指示されているといいます。10作品を撮ったら、監督引退を明言しているタランティーノは、’19年、9本目の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を公開し、残るは1本。この10本目に滑り込めたら、ヌード披露の可能性は十分ありそう」(前出・映画ライター) なんだか、今年は子年生まれの美女だけ見ていればいいような気がしてきた。
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レジャー 2020年01月19日 22時00分
本当にあった怖い彼氏〜感謝の言葉を要求するモラハラ男〜
大河美奈子(仮名・28歳) 当時の彼は、とにかく自分のルールを押し付けてくる人で、私の意見は一切聞き入れてくれませんでした。亭主関白といえば聞こえはいいですが、完全にモラハラ彼氏です。自分以外の男とは連絡を取らないように言ってきて、スマホをチェックするのは当たり前。さらに、居場所が常に相手にわかるGPSアプリまで入れられていました。にもかかわらず、彼の方は絶対にスマホを見せてくれませんし、GPSアプリも私だけでした。 それと、私はいつも彼の家に通い、掃除や洗濯、食事の世話をしていましたが、お礼を言われたことも一度もありません。私がやってくれることを当たり前だと思っているのでしょう。また、彼がたまに何かしてくれた時は、誠心誠意、感謝の言葉を伝えないと機嫌が悪くなります。一番嫌だったのが、一夜を共に過ごす時。 彼は避妊しない主義で、いつもナマの行為を要求してきます。なので、私は避妊薬のピルを飲むように言われていたのですが、一連の行為でも感謝の気持ちを伝えねばなりません。最終的に彼は、膣内射精を行うわけですが、その時に「出してくれてありがとうございました」と、お礼を言うのがルールになっていたんです。たまに余韻に浸って横になっていると、「おい、お礼はどうした?」と怒られるので、すぐにベッドの上で正座して手をつきながら、頭を下げてその言葉を言ってました。でも、それほど私は尽くしたのに、彼はあっさり別の女性と結婚したんですよね。今考えれば、私は彼に洗脳されているような状態だったのかもしれません。あのまま、もし私が彼と一緒になっていたら、さらに恐ろしい生活が待っていたかもしれないので、今では別れて良かったと思えます。写真・stevengosch
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芸能ネタ 2020年01月19日 22時00分
吉岡里帆“女優失格”反省!? 久々のグラビアで高まる強烈セクシー回帰
女優の吉岡里帆が、ついにグラドル界に逆戻りしそうな気配だ。すでに単発グラビアには復帰しているが、今後は“指ブラ”に挑戦。“指マン”さえも期待されているという。「彼女のドラマへの起用は、そろそろ限界でしょう。いくら女優を名乗っても、視聴率が取れなければ、お呼びがかからない。やはり、彼女は役者ではなくタレントです」(芸能ライター) 吉岡は、もともとグラドルとしてデビュー。T158、B85・W60・H85のEカップ巨乳を武器に、ギリギリの極小ビキニなどで男性人気を獲得してきた。「吉岡は巨乳谷間だけでなく、極少ひもビキニで股間を強調し、エロさ全開で売ってきた。その勢いで女優に進出したが、失敗というのが実情。やはり、彼女から女優のイメージは浮かびません」(同・ライター) 確かに数字は正直だ。2018年の主演ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)が平均視聴率7.7%なら、同年放送された『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)も5.8%と連続失敗。昨年はテレビ朝日系『時効警察はじめました』出演で背水の陣を敷いたものの、6.0%と3連続のKO。「彼女をドラマに起用すると“惨敗する”というイメージが付いてしまった。それほど数字が出ないんです」(テレビ雑誌編集者) 吉岡は女優業に進出してからというもの「私は女優」「グラビアはやりたくなかった」などと、各種インタビューで発言し、ヒンシュクを買っていた。「ネット上では、なぜ過去を否定するのか、グラビアをバカにするのかと、特に女性に嫌われるタレントとなってしまった。これまで散々ひもビキニをやっておいて、グラビアを渋々やったという言い方には“あざとい女”の異名も付いたほどです」(同・編集者) ところが、昨年12月発売の週刊誌のグラビアで、シレっとセクシーショットを披露。下着風の衣装でおっぱいの谷間まで見せた。「原点回帰と言えば格好いいですが、要は後戻りですよね。さすがに惨敗の名人ですから、今後、女優オファーがあるかどうか。まず、これまでのドラマ失敗の責任とグラビアを見下したことに対して、脱いで謝罪するべきという声もある。ウワサでは、近くセクシーに挑戦し、“指ブラ”のエロ謝罪を考えているという話も。もしかすると“指マン”ショットがあるかもしれませんね」(芸能プロ関係者) 何はともあれ、大歓迎な話であることは間違いない!
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芸能ネタ 2020年01月19日 21時42分
戸田恵梨香“デキ婚”周囲が警戒…朝ドラ『スカーレット』夫婦役が現実に!?
NHK朝ドラ『スカーレット』でヒロインを務める女優の戸田恵梨香と、劇中で夫婦役を演じる松下洸平の熱愛が加速。戸田の周囲が“デキ婚”を警戒しているという。「戸田は、朝ドラのヒロインが決まった途端に身辺整理を敢行。交際が報じられていたイケメン俳優の成田凌も捨てて、撮影に臨んでいたといいます」(芸能記者) ところが、共演者キラーとして知られる戸田は、そう簡単に“うずき”を抑え切ることができなかったようで、案の定、松下に走ったというのだ。「朝ドラや大河の主役、ヒロインは超VIP待遇です。楽屋も他の共演者から隔離され、本来は身内しか立ち入ることができません。それなのに、松下は戸田の楽屋にフリーパスで出入りしているのです。2人きりになった後の撮影で、戸田と松下の顔がツヤツヤしていると、『休憩時間に楽しんできたんじゃないの?』なんてウワサされていますよ」(NHK関係者) 朝ドラといえば、2013年下半期の『ごちそうさん』で共演したヒロインの杏と夫婦役を演じた東出昌大が放送終了後に結婚しているが、クランクアップ前に何かあれば一大事。「戸田は男にドハマリするタイプですが、今回は今までとレベルが違うそうです。万が一、妊娠なんてことになれば戸田の事務所はNHKに顔向けできなくなる。事務所の上層部が、戸田にやんわりと言い聞かせているようですが、聞く耳を持つかどうか…。逆に事務所から交際を反対された戸田が“デキ婚”に踏み切るのではないかと危惧されています」(前出の芸能記者) 松山ケンイチ、綾野剛、『関ジャニ∞』の村上信五などなど、戸田の歴代の彼氏は、いずれも交際後に大出世している。直近の成田も、公開中の映画『カツベン!』の好演で評価がうなぎ上りだ。 俳優業と音楽活動を続けていたものの、鳴かず飛ばずだった松下も、素朴な好青年ながら男らしい気質の八郎役で女性ファンが急増。朝ドラの撮影終了後に戸田と結婚しても、捨てられても、このまま売れっ子になることは間違いなさそうだ。
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