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片岡鶴太郎、ゲス川谷の活動休止に意見「男はみんな馬鹿」

 タレントの片岡鶴太郎が5日、東京・新国立美術館で行われた映画『インフェルノ』(28日公開)の特別イベントにトリンドル玲奈と出席。イベント後に未成年のタレント・ほのかりんとの飲酒問題で活動自粛となったゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音について意見を求められると、「あの方と関係持つ方はみんなお仕事なくなっちゃうというのは悲しいですね」とコメント。「男はみんな馬鹿。いろんなことやったりしてね。でも、女性を敵に回してはいけません」と意見を述べた。

 ダン・ブラウン原作の『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に次ぐ、トム・ハンクス主演の人気シリーズ第三作目として制作された本作。この日は、現在同美術館で開催されている「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展の会場にてイベントが行われ、ティツィアーノ・ヴェチェッリオの巨大な『受胎告知』の原画の前でトリンドルと歳の差トーク。片岡がお笑い芸人としての絶頂期である80年代の思い出話をしみじみと語る中、トリンドルが世代ギャップでまったく話題に入っていけず、片岡がしばしば絶句する展開で会場を盛り上げた。

 片岡はイベント後、トリンドルについて「二人でゆっくり話すのは今日が初めて。ほとんど初対面。お奇麗だし何か雰囲気が賢いというかインテリジェンスさがある方だなと思った」と持ち上げたが、自身が生み出し、1986年に新語・流行語大賞の流行語部門・大衆賞を受賞した「プッツン」や、ダチョウ倶楽部の“おでん芸”の元ネタにもなった、「オレたちひょうきん族」での“あつあつおでん”のリアクション芸など、片岡の代表的ギャグにトリンドルがことごとく鈍い反応を示したことには苦笑い。

 とりわけ、ダチョウ倶楽部のおでんギャグは元ネタが自分であることだけは強く主張したかったようで、イベント後、美術の贋作に絡め、「ダチョウのおでん芸は贋作」ときっぱり。「まがいものです。同じ事務所ですからまあそのへんはうまくやっているんですけどね」と述べつつ、「本物はもっとグツグツになっていますから。もっとカルメラみたいな匂いしているんです」と自身のおでんのほうが熱かったことを主張していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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