片岡といえば“ものまね芸”は代名詞で、近藤真彦やたこ八郎、坂上二郎、小森のおばちゃま、九官鳥の「キューちゃん」など数々のレパートリーを持っており、独特なネタで一躍人気者となった。フジテレビ「笑っていいとも!」にレギュラー出演していた際には、司会者のタモリと「キューちゃん」のものまねをし合う場面も多々見受けられ、笑いの定番となっていた。
1980年代後半にはプロボクサーライセンスを取得、その後は俳優や画家として活躍し、どちらかというとバラエティからはかけ離れてしまい、ものまね芸を見かけることもなくなった。
そんな状況の中、NHK「スタジオパークから」では、ものまね芸を最近復活させたことを明かした。「新作のものまねですよ」と語り、「前から遊びながらやってたんですけど、これ一回ビデオ撮ってくれない? って。それでやったんですよ。展覧会の時に流そうかなって思って」と説明した。
コンセプトは、著名人が“片岡鶴太郎論”を語るというスタイルで、VTRでは芸術家・岡本太郎、板画家・棟方志功、建築家・安藤忠雄のものまねが紹介された。