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社会 2009年06月12日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(64)
ラジオの原理はもちろん、電気の初歩も知らないという人間ばかりで、分解に取りかかったものの、まるで怖いものにでも触れるように作業を進めた。 検波器、ノッチ、ターミナル、スパイダーコイルと部品の1つ1つを辿っていく。それぞれがどういう意味を持つのかわからない。それでも理論は棚上げにして、部品を厳密に模倣して作ることだけは出来そうだという目途が立つのに3カ月を費やした。 金属工業の仕事の手は休めずに進めた研究だ。徳次は試作を続けながら、ラジオの重要性や将来性を考え、次第に憑かれたようになっていった。 こうしてラジオに予備知識を全く持たなかった徳次達が4月、ついに小型鉱石ラジオセットの組み立てに成功した。商品としての国産ラジオ受信機第1号である。直ちにラジオ製作の準備に入った。 大阪では6月に、社団法人大阪放送局が大阪三越の仮設放送所から最初の電波を流した。この電波は徳次達のセットにも素晴らしく明瞭に入ってきた。工場中の従業員が集まり、小さなレシーバーを奪い合うようにして初電波を聞いた。皆、興奮して歓声を上げた。 初放送とともに世間のラジオへの関心は一気に高まった。徳次は機を待っていた。今がその時だった。すでに準備は万端、手配は整っていた。セット製作を本格化し、即座に市販を開始した。 製品名はシャープ・ラジオ。最初は単に鉱石受信機と名付けたが、しばらく経ってからシャープペンシルに因んで命名した。値段は1セット3円50銭、アメリカ製の半額以下だった。 これが大当たりで、恐ろしいくらいの売れ行きである。続いて7円50銭を最高に4種類を製作し、同時に部品を作って販売した。このラジオ製作に当たり、量産するために材料や部品の手配を早々に行い、コンベアシステムを採用した。ラジオの組み立てに必要な工程を52手と分析、52人を並んで座らせ、1人1工程の流れ作業を行う。うまくいくかどうか心配だったが、実行してみると、それまで1台に要した2時間が、流れ作業では50分で済んだ。
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その他 2009年06月12日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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スポーツ 2009年06月11日 15時00分
魔裟斗がK-1仕切る
年内いっぱいで引退するカリスマ魔裟斗。残すは7・13ホームリング「K-1MAX」の最終戦と大みそか「Dynamite!!」の2試合となるが、その舞台裏ではカリスマ引退後のシナリオが用意されている。現時点ではタレント転向などが取りざたされているものの、どうやら勇退後はK-1の内部人事にかかわっていく模様。谷川貞治イベントプロデューサーに代わり、MAXプロデューサーに就任する人事案まで出来上がっているという。 「魔裟斗選手とともにボクも引退する」カリスマ引退後に自ら身を引く意向を明らかにしたのは、K-1の谷川貞治イベントプロデューサー(EP)だ。決して大好きな魔裟斗と心中を図ろうというワケではない。「彼が引退したとしてもK-1、そしてMAXにかかわっていてもらいたい」。どうやらカリスマの引退後を見据え、自ら退任しようというのだ。 確かに魔裟斗の引退後はまだナゾに包まれている。年内引退を発表した際には「先のことは何も考えていない」と発言。そんなことから引退後はタレントに転向することが有力視されてきた。ただ、K-1で残した実績と、その端正なルックスを武器に他ジャンルに進出すると思われている一方で、谷川EPには「タレントになるつもりはない」と語るなど、その行方はいまだ不透明なまま。 そんなカリスマの宙ぶらりんな状況もあって、谷川EPは「いままでボクがやっていたことを魔裟斗選手に引き継ぐ」と決断した。ポストを譲り渡す覚悟は本物。まずは「すぐにでもMAXのプロデューサーをやってもらう」とMAXでタクトを振ってもらおうというのだ。 魔裟斗のプロデューサー就任にはK-1の懐事情も見え隠れする。MAXといえば創成期から魔裟斗がリングをけん引し、テレビ視聴率を稼いできた側面が大きいだけに、ポスト魔裟斗が育っていない中、今後の展開をにらんでも、カリスマには選手ではなくてもMAXに残留してもらう必要がある。 そればかりではない。この日は魔裟斗が「(7・13で)負けたら大みそかには出ない」と、負けたら即引退を明言してしたこともあり、選手契約の切れ目が縁の切れ目とならないよう、早いところカリスマをつなぎ止めたいというワケだ。 MAX不動のエースからMAXのプロデューサーへ。勇退後のプロデューサー転身のためにも、カリスマには7・13MAX最終戦でMAXでの有終の美を飾ってほしいものだ。◎川尻と“口撃戦” 7・13「K-1MAX」(日本武道館)で行われる魔裟斗の引退第1弾カードが10日、東京・赤坂サカスSacas広場で発表され、かねてから挑戦要求されていたDREAMのクラッシャー川尻達也に決まり、気合の丸刈りで登場した魔裟斗は「これで負けたら大みそかもない」と不退転の決意を示した。 まさに一触即発だった。ファン1200人が駆け付けたこの日の公開記者会見。川尻から「ノーガードで打ち合うんで、どっちが勝つにしても3分かからない」「魔裟斗選手は判定が多い」などと宣戦布告され、カリスマはヒートアップした。 「あっそ。3分持つ? 本当にノーガードで打ち合うんだったらあっという間に終わっちゃうよ」。さらには「正直大みそか、川尻選手が武田(幸三)選手に勝てるとは思ってなかった」と川尻を称える谷川EPに、ものものしい検幕で「オレと武田選手は全然違うから。マジで違うから!」と怒りをぶちまける一幕もあった。 アツい舌戦を繰り広げた両雄。写真撮影時には互いに20秒間もガンをつけてにらみ合い、いまにも殴り合いそうな雰囲気となった。
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芸能ニュース 2009年06月11日 15時00分
浜崎あゆみ所属事務所に家宅捜索
歌手の浜崎あゆみ(30)が今年4月に東京・渋谷で行ったゲリライベントをめぐり、道路使用許可を取らなかったとして警視庁交通捜査課と渋谷署は9日、浜崎の所属事務所「エイベックス・エンタテインメント」(東京都港区)など関係先を家宅捜索した。かつて、歌手の郷ひろみ(53)も全く同じケースで世間を騒がせたが、浜崎の場合も今後、郷と同じような流れになりそうだ。 浜崎は今年4月7日、東京・渋谷のイベントスペース「109スクエア」でフォトブックの発売記念イベントが開催される中、サプライズでファンの前に登場。そのため、一時、ファンら観客約8000人が殺到。一部が車道にはみ出して車の渋滞を引き起こしたほか、通行人が歩けなくなるなど混乱した。 その後、道路使用許可を取らなかった疑いが浮上し、今回の家宅捜索となった。警視庁は押収した資料を基に、事実関係の裏付けを急ぎ、書類送検する方針だという。 「イベントが芸能ニュースで大きく取り上げられ、混乱をプロモーションに利用したとみられ、目をつけられた。家宅捜索の日は、エイベックスに所属する、アメリカのバン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝したピアニスト、辻井伸行さんの帰国会見があったから社内は大混乱だった」(エイベックス関係者) 浜崎と同じケースで大騒動を巻き起こしたのが郷。99年8月、同じ渋谷のハチ公前の路上で当時の新曲「GOLD FINGER'99」のキャンペーンでゲリラライブを行ったが、浜崎と同じように無許可だったため、所属レコード会社や所属事務所が家宅捜索を受けた。 「郷の時は、郷が任意で事情聴取を受けたから、おそらく、浜崎も今後、任意で事情聴取されるだろう。複数の関係者が処分され、そのうち、『警察には未届け』などと書いたマスコミへの取材依頼書を改ざんして警察に提出したレコード会社のプロデューサーは道交法で起訴され、懲役3月執行猶予2年の有罪判決を下されたが、後に社内で出世した。同じようなことをしていなければ、浜崎の関係者は書類送検で済むはず」(レコード会社関係者) 代償は大きかったものの、郷の場合、事件化したことで大プロモーションにつながったという。 「ゲリラライブの前は売り上げはイマイチだったが、ライブ後に売り上げが一気にアップし、ロングセラーになり50万枚近く売れた。担当プロデューサーが出世したのも納得できる」(同) 浜崎の騒動に対し郷は、「やっぱり、許可はとらないと。ボクも学びました」と苦言を呈したが、「浜崎のフォトブックの売り上げが伸びたとは聞かない。エイベックスにとっては踏んだり蹴ったり」(同)。 辻井さんのニュースを受けてか家宅捜索の日、同社の株価は前日よりも11円アップ。かつては「株価も動かす」と言われたほどの浜崎の影響力だったが、今は小さくなったのかもしれない。
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スポーツ 2009年06月11日 15時00分
新企画スタート! 上達の秘訣は正しいグリップから
この度、本紙で連載を始めることになりました小倉大悟です! ゴルフのレッスンは雑誌等をはじめたくさんの理論がでていますが、アマチュアの皆さんの多くは、それを勘違いして理解しています。そのためにゴルフを難しく感じていらっしゃる人が多く見られ、非常に残念です。この連載では、チョットしたひと言でアナタの勘違いを勘違いではなくするコツを教えます! 初心者でも「100を切れる」をテーマにまずはグリップからスタートします。 週末はいつも仲間とコースに出る人も、クラブすら握ったことのない人も、誰にでも役に立つコツを丁寧に教えていきますのでご心配なく。まずは頭の中を白紙の状態にして、ゴルフの基本を一から学んで行きましょう。 ゴルフスイングで最も重要とされているのがグリップとアドレスです。第1回の今回は、まず始めに正しいグリップを身につけましょう。 経験者はグリップの握り方を変えると、始めは非常に違和感がありますが、すぐに慣れますので、正しいグリップで練習してください。<左クリップ>良い例 クラブフェース(クラブがボールを打つ面)をボールを打ちたい方向に真っ直ぐ向けてクラブを置く。左手をグリップの若干ななめ上から握り、自分でこぶしが2つ見える位の位置にのせてあげる。このとき親指はシャフトのセンターよりやや右目になるように(写真(1))悪い例 左手が下から来すぎたり((2))、ナックルが全部見えるほど上から握っている((3))<右クリップ>良い例 右手の小指と左手の人差し指を絡めるようにして、右手の手のひらで左手の親指を包み込んであげるように握る。このときシャフトは右手の指に重さを感じるように握ってあげる。一番大事なのは左右の親指と人差し指を閉じた際にできるシワが同じ方向を向くこと。さらにそのシワが右の鎖骨を指す位の位置に握れると一番良い((4))悪い例 ((5))は右手が下から来すぎる。比較的良く見受けられるのが((6))の上から押さえつける人。グリップはなるべく隙間のないように、やわらかく両手の一体感が感じられるよう握ろう◎出張レッスン承ります内外読者のみ都内出張レッスン承ります!ご応募はEメールで。up-golf@ezweb.ne.jp◎読者からの疑問・質問大募集 ゴルフに関する質問・疑問を大募集します。採用されたものは紙面で小倉プロが直接答えます。どんな些細なことから、聞きたくても直接プロに聞けなかったことまで何でもOK。 はがきに住所、氏名を明記し、〒135-0063東京都江東区有明1-1-7 内外タイムス「小倉プロに聞け」係まで。または、内外タイムスホームページの「お問い合わせ」欄からの応募も可。<プロフィール> おぐら・だいご 1974年7月14日生まれ、東京都出身、血液型A型、ゴルフ歴12年。2007年日本プロゴルフ協会入会、アメリカのジム・マクリーンゴルフアカデミーに2年半留学、現在は都内を中心に活動中。生徒の中にはWBCで活躍したA選手を含む有名人も多数。
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芸能ニュース 2009年06月11日 15時00分
グラドル直撃インタビュー 中島愛里
この春、高校を卒業したばかりの“ミス週刊少年マガジン2007”中島愛里(18)。女子高生の彼女を封じ込めたイメージDVD「JK卒業!」(リバプール)が15日に発売されるのを前に、社会に巣立ったアイリーンを直撃だッ! −−DVDのテーマは何? 「これで高校生の私は見納め…です。皆さん、永久保存してね」 −−撮影はどちらで? 「去年の夏に北海道、秋にパラオ、そしてクリスマス前後に都内です。写真集と同時に撮影してたので」 −−北海道ではどんなシーンを撮りました? 「牛の乳をしぼったり、ひまわり畑の中を駆け抜けたり。廃校の中で水着姿にもなりました。撮影が去年の8月なので、まだポチャポチャしてます。今との体型の違いに自分でも思わず笑っちゃいました」 −−パラオではどんなことを? 「海でのロケが中心でした。小島に行く船の荷物置き場で寝たりして、帰りは髪がボサボサ。でも船が着岸するとき、先端に座って誘導したりしたのが超気持ちよかった! これ、エンディングのシーンで見ることができますよ」 −−パラオ、楽しそう。 「いえいえ、特典映像を見てくださいよぉ。一生会いたくない何かが突然現れて、私が号泣してますから。何に会ったのか、それは見てのお楽しみ。実はこれ、ドッキリだったんです。行きの飛行機の中でスタッフが打ち合わせしていて。寿命が縮まった最悪のロケでした」 −−それなら都内のロケは楽だったんじゃないの? 「それが…冬の早朝に渋谷の交差点でゲリラロケやったんですけど、突然そこで水着にさせられて。私は制服だけの撮影かと思ってたんですが、同行していたヤングマガジン(YM)の編集者が突然『水着になっちゃおうよ』って言い出して、もうビックリ! イヤだイヤだ言ってたら、半強制的に『行って来い!』って。半泣きで撮影しました(笑)」 −−これはまた、厳しい社会の荒波だ。 「写真と動画の両方を何テイクも撮影しなきゃいけなかったので、交差点を何往復もさせられて。カメラマンの方が横にいたので身の危険は感じなかったんですが。そのとき、朝帰りの若者たちから『JK最高!』って言われて(笑)。それをYM編集者に言ったら『タイトルにいただき!』って。それで3月に出た写真集のタイトルが『JK最高!』(講談社)。で、DVDが『JK卒業!』と」 −−都内はそれだけ? 「あと、自宅の私の部屋でも撮影しました。これも突然YM編集者に言われて(笑)。家でのロケは楽しかったけど、部屋を撮影されたのは…イヤ! これって、お宝映像ですよ(笑)」 −−DVDはセブン‐イレブンとサークルKサンクスだけの限定発売です。 「コンビニに並ぶのはうれしいですけど…絶対に行けないですよぉ、恥ずかしいから(笑)」 −−今後の抱負は? 「私、女優になりたいんです。アイドルらしくないって言われるんですよ。黙ってたらいいんだけど、しゃべるとねぇ…って(笑)。どんな役でもこなせる女優を目指します」 −−では、最後にひと言。 「女子高生を卒業して何も“ブランド”を身につけてない私ですが、どんどん活躍の場を広げていきたいです。これからも温かく見守ってくださいね」<プロフィール> なかじま あいり 1990年8月13日、神奈川県生まれ。T157、B86W58H88。AB型。趣味=バスケットボール、フットサル、スポーツ全般、映画鑑賞、音楽鑑賞。
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その他 2009年06月11日 15時00分
幻覚ナビ
左から1・2・3・4
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スポーツ 2009年06月11日 15時00分
全日本プロレス 船木10年ぶりプロレス電撃復帰
6月10日の「ムトーの日」に開催された全日本プロレス「武藤祭」(東京・後楽園ホール)で超ド級の因縁対決が電撃決定。武藤敬司のデビュー25周年記念大会となる8・30両国国技館で武藤、船木誠勝(ARMS)組VS蝶野正洋(新日本プロレス)、鈴木みのる(パンクラスMISSION)組が行われることが発表された。 「対抗戦」や「同窓会」とは違う、まさに「夢のカード」としか言えないビッグな顔合わせを実現させた武藤社長。その敏腕ぶりは今大会にも如実に発揮されていた。 今大会の主役である武藤はこの日、まずは“第3の化身”黒師無双を約6年ぶりに復活させて観客の期待をあおると、続くF-1タッグ選手権では神奈月との「ダブル武藤」でモノマネ芸人たちと対決。客席を笑いの渦に包み込んだ上、7度目の王座防衛に成功した。 すると、今度は一転、“悪の化身”グレート・ムタとして登場し、イスを使った凶悪ファイトで観客を震え上がらせたところで、最後に社長・武藤として登場。すでに祭りのフルコースを堪能して満腹状態になっていた観客の前に“最高級のデザート”として船木を呼び込むと、客席のボルテージは最高潮に達した。 武藤、船木、蝶野は1984年に新日本に入門した同期であり、船木と後輩の鈴木はUWF、パンクラスと行動を共にした元同志。それぞれ団体も進む道もバラバラとなった4人が1つのリングに集まるというのは、25周年記念大会ならではの奇跡といえる。 当時、15歳で新日本の門を叩き、「オレ以上に天才と言われてた」という船木の素質を以前から高く買っていた武藤は、「プロレスの長所を味わってもらいたい」と早くも継続参戦をラブコール。 一方、「やりがいのある相手」と何かと縁の深い対戦チームへのライバル心に燃える船木は「今は両国の1試合しか考えてない」と、この一戦に自身の25年間のすべてをぶつける覚悟を示した。
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スポーツ 2009年06月11日 15時00分
戦極 吉田秀彦 ヘビー級王座奪取宣言
戦極で活躍する“柔道王”吉田秀彦が10日、「戦極〜第九陣〜」(8月2日、さいたまスーパーアリーナ)で1年2カ月ぶりに再起戦を行う“野獣”藤田和之の対戦要求に呼応した。不惑を迎える柔道王は“アラフォー対決”の早期実現を熱望。戦極三銃士など強豪ひしめくヘビー級戦線での天下獲りを宣言した。 日本人エースの座は渡さない。 1・4「戦極の乱2009」で菊田早苗に敗れて以来、実戦から遠ざかっている吉田。8月に行われる第九陣での復帰に意欲を見せているものの、現在のところは未定のままだ。 それでも来たるべき再起戦に向け、千葉県内で行っている吉田道場の走りこみ合宿に参加。「下半身の強化と精神面を鍛えること」を目的に、午前中はマザー牧場で山道を往復20キロ、上総湊海浜公園の海岸を5キロというハードメニューを毎日こなしている。 5日に行われた公開記者会見では、北京五輪柔道金メダリストの石井慧に宣戦布告した柔道王だったが、9日の会見では藤田から対戦を要求された。 このラブコールに「マジ? マジで? 何で一番年上をターゲットにするんだよ」と、戸惑いながらも「やるなら早いうちに。いつまでも若くはいられないんでね」といつでもやってやるといわんばかりの前向きな姿勢を見せた。 石井との新旧柔道王対決、藤田とのアラフォー対決と日本人頂上対決に期待は膨らむばかりだが、それだけではない。 ヘビー級が活気を帯びてきたことで、近い将来の設立がささやかれている同級王座についても「出ろと言われれば、出ますよ」とタイトル戦線に名乗りをあげた。 今年40歳を迎える吉田は菊田戦後、引退をほのめかしたほど。それだけに少しでも早い時期にいいコンディションで挑戦したいというのが本音。 なお、総合格闘技転向が注目されているアテネ五輪柔道90キロ級銀メダリストの泉浩については「柔道を続けた方がいいんじゃない? 目的意識がはっきりしないとやっていくのが難しい世界。目的意識がはっきりしているなら好きなことをやったほうがいいと思う」とアドバイスを送っていた。 かねてよりヘビー級復帰も視野に入れている吉田。どん底から頂点へ一気に駆け上がる。◎“ドラ1戦士”久保田凄いぞ この合宿には現役大学生の選手も参加している。それが“ドラ1ファイター”久保田祥平だ。 中学生の時は吹奏楽部でパーカッションを担当、高校に入学して「武道がやりたい」と一念発起し、空手を始めたという異色の選手だ。 今年2月に行われた戦極トライアウトでは、翌日に大学受験を控えた身ながら挑戦し、吉田道場から1位指名を受けた。もちろん次の日も合格だったというから驚きだ。 合宿に参加している小見川道大から「アイツが一番頑張ってる。走れるとは思わなかった」と驚かれるほど潜在能力は高い。 現在は戦極育成選手としてアマチュア修斗ライト級トーナメント(21日、埼玉県富士見市総合体育館)に出場予定。 「ただ頑張るのみです」と謙虚に語るドラ1ファイター、久保田。今後どれだけ化けるか注目が集まる。
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トレンド 2009年06月11日 15時00分
牙狼の実力体感+28万5500円
昔、ある大ヒットパチスロを開発した人に話を伺う機会があり、その時印象に残った言葉がある(そしてこれが今も時々自分を悩ませる)。 「うちは大当たり乱数を相当研究してるからノーマルでも面白い出方をする」。つまりひと言で完全確率といっても乱数の作り方次第で出方が異なるということなのだろうか。ついでに某パチンコメーカーの広報担当のひと言。「うちの台は波が荒いですから」 あるいはこれが台との相性と呼ばれるものに繋がるのだろうか。確かに個人的にはミドルスペックよりもフルスペックのほうがハマらない気がする。北斗や牙狼で4ケタハマリに遭遇した記憶がない。 実はここ3日間、エヴァ5で4ケタハマリに4回も遭遇していてトータルで10万円ほど負けている。ボーダーラインのみを信じて立ち回った結果がこの大惨事。エヴァの負けはエヴァで取り返したいところだが、どうもヤツとは気が合わないようだ。 思い起こせばエヴァで相性が良かったと言えるのはエヴァ3だけ。そんなわけで今回は相性の良さ(というより、好きなだけ)を信じて牙狼で勝負。まあ、今年の上半期は例年よりもかなり浮いている。時には勝ち負けを度外視して自分の好きな台をじっくり打ってみるのも悪くないだろう。 しかし回らなければ楽しめないのでいつも通りクギはチェック。そんなこんなで見つけたのがこの台だ。等価交換にもかかわらず、1000円で22〜24回ほど回る。 出玉の削り具合にもよるが、牙狼の等価のボーダーは16、17回程度。ここまで回ればかなりのプラスが見込めるはずだ。…おっと、ついつい収支のことを考えてしまった。今日はあくまでもパチンコを楽しむことが目的なのだ。 197回転目、回転開始時に金色の光が降り注ぎリーチ確定の合図。これがうまいこと擬似連となり3回目でリーチ。惜しい。あと1回継続すれば全回転だったのだが。まあ、3回でも大当たりに繋がるレベルだ。 …が、牙狼に変身せずバルチャスリーチへ。擬似3でもキャラ系で終わることがあるのが牙狼の怖いところ。頼むからバルチャス後に変身してくれ…! しかし結果は意外。なんとバルチャスでそのまま当たってしまった。さらには再抽選で7絵柄に昇格。昨日までの3日間がウソのような実にあっけない展開である。 しかもこの魔戒チャンス、いきなりの15連。3日間の負けの大半が一撃で戻ってきた計算だ。さすがは最強スペック牙狼。ツボにハマった時の破壊力は底知れない。さあ、まだ午後になったばかり。この調子でガンガン連チャンしてくれよ! しかしこの願いは通じずに単発を3連続で食らう。といっても回転数はいずれも浅く、およそフルスペックらしくない展開。そして199回転目、予告なしからリーチになりそのままビタ止まり。しかも絵柄は魔戒確定の7(どうやらノーマルビタは魔戒確定の模様)。 何なんだ一体。もしかして、一生分の運を今この瞬間に消費しちゃってるんじゃないだろうな…。とにかく今日は恐ろしいほどヒキが強くこの魔戒は9連。ドル箱がどんどん増えていく。 ちなみに私の両隣はいずれも大ハマリの真っ最中。左のおっさんは黙々と札を投入し続け4ケタハマリ目前。これが本来のフルスペックの姿。1000ハマリなんてまだまだ軽く2000ハマってもおかしくはない。 ところで何となく牙狼とエヴァの履歴を見比べてみたら、なぜかエヴァのほうがハマっている台が多い。なお、ひと言で完全確率といっても数学的にはもっと細かい分類があるらしい。そんな話を数学マニアの友人から聞いたことがある。その話が本当ならエヴァの異常なまでのハマリの多さもうなずけるのだが…。 さて、この後もこれといったハマリに遭遇することなく(715回ハマリはあったが)大当たりを積み重ね続ける。時間はすでに夜の7時。そろそろ疲れてきたので帰ろうと思い保留が空になるのを見ていたら、最後の保留でなんと擬似4連から全回転! そしてこれが本日最高の17連に繋がった。今日は最後までツキっぱなし。帰り気をつけなきゃな…。 それでは獲得出玉を発表。なんと出玉は自己ベストの7万3742個。パチスロで万枚を出すよりも換金が多いとは…。 勝因はズバリ、運。確かにクギは最高だったが、初当たりと連チャンの双方に恵まれた格好だ。うーん、やはり台との相性は重要かも。まだオカルトの域を出ないのでどこかの天才君、数学的証明を頼む。プラス28万5500円ナリ。<プロフィール> 白覆面T 競馬雑誌の編集者を経てギャンブルライターへ。現在はさまざまなパチンコ&パチスロ攻略誌で活躍している。鋭い洞察力によって書かれる記事の数々は業界内でも定評アリ。ただし、なぜかいくつものペンネームを使い分け行動しているため、正体を知るものはごくわずか。熱しやすい性格で湯水のごとく金を突っ込む姿が何度も目撃されている正真正銘のギャンブル狂だ。
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