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芸能ニュース 2009年06月10日 15時00分
水野真紀 別居の裏事情
女優の水野真紀(39)が夫で衆院議員の後藤田正純氏(39)と別居していることが9日発売の「週刊女性」により報じられた。多忙な夫とのすれ違いや子育ての方針のズレが原因のようだが、その背景には、どうやら水野の女優復帰への意欲が見え隠れする。 「後藤田氏としては、水野に専業主婦として子育てをしながら政治活動をバックアップしてほしかった。ところが、水野はハタチの時から芸能界という華やかな世界に身を置いていたため、子育てもひと段落し、自分ももう一度芸能活動を本格的に再開したくなったようだ」(芸能プロダクション関係者) 水野と後藤田氏は04年3月に結婚し、水野は05年4月に長男を出産。産休中の05年9月に行われた前回の総選挙では水野が後藤田氏をしっかりと支え、後藤田氏は圧勝。今回の総選挙でも水野はしっかりバックアップするものと思われていた。ところが、今週発売の「週刊女性」によると、後藤田氏は本来ならば、都内の高級住宅街にある水野の実家の2世帯住宅で水野の両親と住む“マスオさん状態”のはずが、いまだに議員宿舎に住み水野と長男とは別居状態という。 「水野は議員宿舎にいたときは、積極的にご近所づきあいをして、番記者が来たときは料理を振る舞ったり、後藤田氏の地元に同行したり、きちんと“代議士の妻”らしくしていた。ところが、徐々に女優業復帰への願望が高まり、後藤田氏に相談したが、何度も説得され思いとどまっていた」(永田町関係者) 後藤田氏と結婚後は単発ドラマにしか出演していない水野だが、TBS系「はなまるマーケット」への出演などで主婦層のファンにもしっかり“良妻賢母”ぶりをアピール。 「水野がテレビに出ることで、知らず知らずのうちに後藤田氏のアピールになっているし、同時にしっかり自身のアピールをしている。しかし、前回の総選挙では後藤田氏の応援をしながらも、水野真紀という芸名は一切使わず“黒子”に徹していたから、やはり、あのころと比べ、水野の胸中では大きな変化があったと思う」(同) すでに水野は今年の後半からドラマ出演が決まっているようで、総選挙を目前にした後藤田氏よりも、ドラマのことが気掛かりかもしれない。 「後藤田氏は、民主党の新人候補と一騎打ちになる見込み。勝利は堅いですが、水野があまりバックアップしてないとなると、有権者の“同情票”が集まり、さらに票が集まる可能性も。この時期なので、離婚はあり得ません。ただ、都内に自宅がある議員は議員宿舎を借りられないことになっているので、そこは、はっきりさせたほうがいいでしょう」(先の永田町関係者) この夫婦の今後の動向が注目される。
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レジャー 2009年06月10日 15時00分
エプソムC(GIII、東京芝1800メートル、14日) 初重賞制覇へ一点の曇りなし ヒカルオオゾラが豪快デモ
ついに手が届くか。春の東京開催のラストを飾る「第26回エプソムC」(GIII、芝1800メートル、14日)の追い切りが10日、東西のトレセンで行われ、ヒカルオオゾラが絶好の仕上がりをアピールした。2番人気に支持された前走のGII・マイラーズCは力負けしたが、昨年のこのレースで2着しているようにGIIIならチャンス十分。重賞級といわれ続けた素質がいよいよ萌芽のときを迎えた。 もう機は熟した。重賞級と期待され続けた素質がいよいよ花開くか。ヒカルオオゾラが初重賞制覇のチャンスを迎えた。 「乗り味が良くて、背中の感触が素晴らしい。潜在能力から考えたら、いつ重賞を勝ってもおかしくない」と吉村助手は闘志を燃やしている。 5歳の春でキャリアがわずか10戦という事実が物語る通り、若いころは体質が弱く、使い込めない弱みを抱えていた。しかし、それでいて5勝、2着2回と連対率は7割を誇る。今年になって体質強化が著しく、大人の力強さを得た今なら確かに夢は手の届くところにある。 しかも、このレースは昨年2着している。「途中から押し出されてハナに立たされた。普通なら大負けしても不思議ない展開だったのに、よく辛抱してくれた」。コース、距離は絶好といっていい。 前走のマイラーズCこそ、「さすがに相手が強かった」と安田記念を目指す面々を前に6着と崩れたが、その後はいつも通りグリーンウッドでリフレッシュ。「栗東に戻ってから追い切りは3本と、これもいつものパターン。いい状態で送り出せる」。4日の1週前は栗東DWで6F81秒9、ラスト1F11秒8と鋭い動きを披露した。叩き3走目、きっちり馬体は仕上がった。 前々走の武庫川Sではスズカコーズウェイに2馬身1/2差と楽勝した。そのコーズウェイが後に京王杯SCを勝っていることからも、「GIIIなら十分勝てる力を持っている。何とか重賞を取らせてやりたい」という言葉には説得力がある。 同じ厩舎の同期、ドリームジャーニーにも勝るとも劣らないと期待された逸材。秋には肩を並べるためにも、ここは負けられない。 【最終追いVTR】武豊騎手を背に、栗東DWで6F75秒7→61秒5→48秒9→36秒6→11秒6(一杯)。馬場コンディションのいい開門直後に追われたとはいえ、この時計は並の馬では出ない。追い出してからは全身を使ったダイナミックな走りで豪快にゴール板を駆け抜けた。デキは文句なしだ。
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レジャー 2009年06月10日 15時00分
エプソムC(GIII、東京芝1800メートル、14日) マストビートゥルー 直前の動きに不満
コツコツと力をつけ、6歳にして重賞Vも意識できるところまできたマストビートゥルー。「晩成の血が騒ぎ出したね。メキメキと力をつけている」と加用調教師はニヤリと笑みを浮かべた。 父はテイエムオペラオー、メイショウサムソンを輩出したオペラハウス。成長力に富んでいる。母の父もアンバーシャダイと重厚な血統背景で、一度軌道に乗ればどこまでも伸びていきそうな配合だ。 昨年の今ごろはまだ500万クラスをウロウロ。7月に勝ち上がっても、1000万を脱出するのにさらに6戦も要している。その戦績が示す通り、以前は安定感も決め手もない、どこにでもいる馬だった。 「ホント、条件戦を勝つのにあんなに苦労したのにな。勝つ味を覚えてから、馬が自信をつけたみたいだね」 3走前の大阪城Sでオープン勝ち。前走のオーストラリアTも2着と先行力としぶとさに磨きがかかってきた。 「今の充実度はものすごい」と師が驚くほどの成長力だが、それは調教の動きにも表れている。3日の1週前追い切りでは栗東DWで6F82秒3、ラスト1F12秒1の好タイム、併せた準オープンのシルクストリートに0秒7も先着した。 「見ての通り、今の状態なら楽しみだよ。前走で不良馬場をこなしたように週末が雨になっても心配ない。何とか重賞を勝たせてやりたい」とタイトル獲得に向け、気合が入っていた。 【最終追いVTR】栗東DWで追われ、6F83秒7→66秒9→53秒7→39秒7→12秒8(一杯)。同じオープン馬のフォルテベリーニを相手に1秒0先行。直線は馬なりのパートナーに対して食い下がるのが精いっぱいで、1馬身遅れでのゴールとなった。元来が攻め駆けしないとはいえ、1週前の動きと比較すると決してほめられる内容ではない。
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レジャー 2009年06月10日 15時00分
エプソムC(GIII、東京芝1800メートル、14日) 伏兵アーネストリー 今季最高の仕上がり
春の東京競馬もいよいよオーラス。メーンは「第26回エプソムC」(GIII、芝1800メートル、14日)だ。最終追い切りは10日、東西のトレセンでいっせいに行われ、アーネストリーが抜群の動きを披露し、ガラリ一変を印象づけた。ネックになっていた体質面の弱さが解消し、ここにきて上昇急。西の秘密兵器の走りに注目だ。 アーネストリーに一発ムードが漂っている。 オープン入りしてからは日経賞で4着、前走の新潟大賞典でも5着と、重賞ではワンパンチ足りない印象だが、「(当時は)体のどこかしらに痛い面があって、自分から走るのをやめてしまっていた。それでこの結果ならむしろ評価できるよ」と堀助手は反発する。 体質が弱く、なかなか能力を発揮できない状況が続いていたが、ここにきてようやくフィジカル面が強化されたという。 「以前までは両肩の出が硬かったけど、今は右肩の方はスムーズに出るようになっている。その分、少しずつフォームが良くなってきた。これなら楽しみだよ」 もともと素質は高く評価されていた馬。体質強化されたとなれば重賞制覇のチャンスは十分あっていい。陣営も実りの秋に向けて、まずタイトル奪取を目指す。 「秋には大きな舞台でも活躍できる素質馬だと思っている。徐々に体もしっかりしてきているし、GIIIのこの相手なら能力上位は間違いない」 遅れてきた大物がいよいよその本領を発揮するときがきた。 【最終追いVTR】DWで単走で追われ、6F80秒7→64秒9→51秒5→37秒9→11秒6をマークした。前半は馬の気持ちに合わせる形。直線で肩ムチが入ると、反応鋭く加速し、糸を引くように伸びた。馬体にも張りがあり、今季最高の状態だ。
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社会 2009年06月10日 15時00分
空からオタマジャクシが降る怪奇現象のナゾ
石川県七尾市で空からオタマジャクシが降ってくるという怪奇現象が発生し、地元住民を不気味がらせている。6月に入ってから市内各所で大量のオタマジャクシが地面に落ちているのが見つかり、「竜巻に吸い上げられ降ってきた」「鳥が運んできた」などとさまざまな憶測が噴出。ミステリー現象研究家は、オタマジャクシが示す“天からのメッセージ”の解読やノストラダムスの大予言との関連を調べている。 なぜ空からオタマジャクシなのか? あまりに怪奇チックな“オタマ降り事件”は全国的な注目を集めている。地元関係者によると、地元紙報道をはじめ主婦の井戸端会議などはこの話題で持ち切りという。 事件を振り返ると、4日午後4時半ごろ、七尾市中島町の市民センターの駐車場で「ボテボテ」と何か落ちるような音に気付いた男性職員(55)が外に出ると、約10メートル四方のアスファルトや車のフロントガラスに100匹ほどのオタマジャクシの死骸が散乱しているのを見つけた。 地元ではすぐ、竜巻や鳥が原因かと話題になった。ほかの場所でも見つかったとの情報もある。 山階鳥類研究所(千葉県我孫子市)の研究員は「カラスはオタマジャクシを食べるが、吐き出すのであればもっと広範囲のはず」。金沢地方気象台は突風などの被害情報は入っていないとしており、謎は深まる一方だ。 そんな中、ミステリー研究家らはオタマジャクシを“天からのメッセージ”ととらえ、その解読に夢中。ノストラダムスの大予言との関連を指摘する声も挙がっている。 「オタマジャクシから連想されるのは男性の精子です。たとえば少子化問題への警鐘かもしれませんよね。地域性に重点を置けば、地元出身のスーパースターであるニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手へのメッセージとか、または地元選出の大物国会議員である森喜朗元首相へのそれかもしれない。1999年7月に襲来するはずだった『恐怖の大魔王』が10年遅れでやってきたのではないか、との仮説を立てている人もいますよ」(ミステリー研究家) ミステリーは混迷の度合いを深めている。
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芸能ニュース 2009年06月10日 15時00分
江角マキコ「大人が忘れかけていたことを思い起こさせる」
8月1日公開のディズニーアニメ映画「ボルト」(クリス・ウィリアムズ、バイロン・ハワード監督)の日米合同会見が9日、都内ホテルで行われ、女優・江角マキコ(42)、俳優・佐々木蔵之介(41)らが出席した。 同作は飼い主の愛を確認するために旅に出る犬ボルトの物語。 日本語吹き替え版で野良猫ミトンズを演じた江角は「4歳の娘に絵本や子供向けの映画を見せることがあるが、大人が忘れかけていたことを思い起こさせる」と母親らしいコメント。 声優初挑戦でボルト役を担当した佐々木は「犬を演じることができて役の幅が広がりました。これで(ソフトバンクのCMで犬のお父さんの声を担当する)北大路欣也さんと肩を並べられるかな」と笑った。
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スポーツ 2009年06月10日 15時00分
戦極 藤田 三角関係演出
ヘビー級の主役はオレだ。「戦極〜第九陣〜」(8月2日、さいたまスーパーアリーナ)に参戦する“野獣”藤田和之が9日、都内のホテルで記者会見を行った。1年2カ月ぶりの戦極マット復帰となる野獣は“柔道王”吉田秀彦に宣戦布告。北京五輪柔道金メダリスト石井慧の参戦などで活性化するヘビー級のタイトル戦線に名乗りを上げた。 第三陣でトラビス・ビューにTKO負けを喫して以来の再起戦となる藤田。この日は都内のホテルで会見を行い、第九陣で昨年11月にコンバットサンボ世界選手権100キロ超級でエメリヤーエンコ・ヒョードルを破り優勝した、ブラゴイ・アレクサンドル・イワノフとの対戦することになった。 これまではロサンゼルスにいる師匠マルコ・ファスと日本を往復しトレーニングを積んでいた野獣だが、今年に入り新型インフルエンザが流行したことから渡米を自粛。Eメールで情報交換をしながら教育プログラムをこなしていた。 充電期間を経て進化を遂げ「どんなことがあっても、諦めることなく挑戦を続けるドン・キホーテのように挑戦を続ける闘魂は、どんな相手でもブチ倒しにいきます」と早くも気合い十分。 参戦がすでに決定している石井との対戦には「リングに上がってくればわからないけど、(ファンの)皆さんの興味がわけば対戦することもあるでしょうね」とコメントするにとどまったが、吉田秀彦との対戦については「いろんな意味で戦極を引っ張ってきた。このリングに上がる以上、そこに行き着くでしょうね。必ず交わる線だと思っている」と“日本人エース対決”を呼びかけた。 野獣がここまで鼻息を荒くするのも無理はない。戦極といえば、藤田不在の間に石井が参戦し、吉田、ジョシュ・バーネットなどヘビー級の層は厚みを増すばかり。それだけに「そろそろヘビー級も凄い戦いを見せないと。ヘビー級が集まって、でっかいイベントをやりたいですね」とグランプリ開催を提案。 同イベントを主催するWVRの國保尊弘取締役は「(トーナメントかタイトルマッチの)どちらかをどこかでやれればいいんですが」と、呼応し「年内にもう1試合組んで(ニューイヤーイベントで)タイトルマッチを」と来春に開催が予定されている「戦極の乱2010」での開催を示唆した。 吉田、藤田、石井と互いに対戦を熱望し絡みあう三角関係。“戦極三銃士”の今後の動向から目が離せない。
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スポーツ 2009年06月10日 15時00分
サスケ 民主党から仰天オファーあった!
元岩手県議会議員の覆面レスラー、ザ・グレート・サスケが9日、本紙に国政進出の打診があったことを明らかにした。民主党から「静岡県知事選で空きのポジションが出たら参院議員をやらないか」と要請されたとのこと。県議時代は覆面議員として脚光を浴びながらも、最近は暴行容疑で逮捕されるなど、波乱万丈な男に寄せられた仰天オファー。ここにきて再び覆面議員が政界再登板を促されていたとは。 あの覆面議員に国政進出話が持ち上がっていた。「実は、最近もし静岡県知事選の絡みで空きのポジションが出たら(民主党で)参院議員をやらないかっていうお話を水面下でもらいました」。岩手県議を務めたサスケに、こんどは国政で政界再登板のチャンスが巡ってきたというのだ。 今年2月に暴行事件で世間を騒がせたばかりのサスケに白羽の矢が立が立つというのは、ちょっと耳を疑いたくなる話。しかし、ここのところ民主党は静岡県知事選(7月5日に投開票)を受け、次期参院議員の候補者をリストアップしている真っ只中。そんなことから覆面議員にスポットがあたっても何らおかしくない。 サスケといえば、2003年から岩手県議会議員を務め、07年には落選したものの県知事選にも出馬。ここ数年こそ政治活動を休止しているが、県議時代から民主党とも関わりあいは深く、いまだに政界復帰の線が完全に消滅したワケではない。果たして政界再登板はあるのか。 ただ、サスケよれば「いま燃えるものがない」との理由から、今回の国政進出への打診については、断りを入れたという。それもそのはず。せっかくの政界再登板のチャンスをきっぱり断ったのは「いまはリングで這い上がらなきゃいけないとき」だからだ。 「(暴行で)留置場に入ったときは首をくくろうかってよぎりましたけど、まだまだやることはたくさんある。ナイガイと一緒で這い上がらなきゃいけませんから」とサスケ。 この日はKAIENTAI DOJOでタイトルマッチに臨み、試合にこそ敗れたものの「ヒザはユルユルでガタガタ。頸椎も胸椎もガタガタで左手は全く力が入らない、それでもオレはリングの上にいます。19日(みちのくプロレス後楽園ホール大会)には東北ジュニア王座挑戦もある。中年の意地をみせる」と、政界ではなくリングで再起することを誓っていた。
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スポーツ 2009年06月10日 15時00分
球界因縁のライバル(14) 張本VS王(下)
「これまでずっとONコンビでライバル意識を持ってやってきたのに、オレが監督になって、ワンちゃん1人になってしまった。相手のマークもきつくなるし、気持ち的にもどうしても刺激がなくなってくる。ワンちゃんを蘇らせるライバルは、張本しかいない。ONに代わるOH砲だ」。 巨人監督就任1年目の75年、いきなり最下位になった長嶋監督は、チームの低迷と共に打率3割を切る2割8分5厘、13年連続獲得してホームランキングの座も阪神・田淵に奪われ、33本塁打と不振に終わった主砲・王を再生するために、日本ハムからトレードで張本氏を獲得した。「同期生のワンちゃんが最大のライバルだ」と明言していた張本氏を、長嶋監督が認め、最大限に活用しようとしたことになる。 「巨人が優勝するためには、ワンちゃんを蘇らせる必要がある。そのためには、張本が絶対に欠かせない。務台さん(当時の読売新聞社社長)に2度も3度も土下座して、お願いしたよ」。長嶋監督の再三の要請でようやく実現したOH砲は狙い通りの効果を発揮した。 チームは最下位からいきなりリーグ連覇。主砲・王も2年連続のホームラン王、打点王の二冠王。76年10月11日にベーブ・ルースを抜く715号、77年9月3日にはハンク・アーロンのメジャー記録を破る756号を記録している。アジアの張本が世界の王を見事にアシストしたのだ。「長嶋さんが父親でワンちゃんが長男、オレが次男坊みたいなものだよ」と張本氏は当時語っている。 ONコンビからOH砲。4年間続いたが、「3000本安打はぜひ巨人で達成したい」という張本氏の願いは叶わなかった。長嶋監督解任、世界の王が現役引退した80年の1年前に張本氏はロッテに移籍、3000本安打を記録している。 張本氏の役目だった最大のライバル、王氏を蘇らせたことでお役ご免というのが、巨人側のシナリオだったのだろう。なにしろ長嶋監督解任の後に、今度は王監督まで辞めさせている球団なのだから。その後、ダイエー・ホークス監督を引き受けた王監督は、松中、小久保というMK砲を育て、弱小チームを常勝軍団に変ぼうさせている。 「常勝チームには、必ず最大のライバルコンビがいる。ONがそうだったし、ハリとのコンビもそうだった。赤ヘルには山本浩二と衣笠がいた。西武にも秋山、清原のコンビがいた」という、過去の経験を生かしたからだ。 今でも「ワンちゃん」「ハリ」と呼び合う、ユニホームを脱いだ世界の王とアジアの張本は、背広姿になってからも、その関係、立場は変わらない。連覇したWBC侍ジャパンでは、コミッショナー特別顧問、日本代表監督相談役を務めた王氏は、外務省から委託され、野球特別大使という公職にも就いている。「野球を通して世界外交をしてほしい」という政府からのお願いを受諾したのだ。 「メジャーリーグで一番知られているのが王さん」。駐米大使を6年半も務めた加藤良三コミッショナーが認める世界の王にふさわしい肩書きだろう。 一方のアジアの張本氏は、韓国プロ野球のコミッショナー特別補佐官をするなど日韓野球界の架け橋になっており、韓国から勲章を授与されている。共に適材適所のポストに就き、日本球界のご意見番になっている。
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社会 2009年06月10日 15時00分
経済偉人伝 早川徳次(シャープ創業者)(62)
その場で川本ら2名が徳次に付いて行くと伝えた。しかし後日、結局は全員が徳次のところに戻って来たのだった。 関東大震災からちょうど1年後の大正13(1924)年9月1日、早川金属工業研究所が設立された。当時はまだ電気も引かれていない、木造2階建ての新工場だ。川本ら3名の他に、土地の少年5名を雇った。 松井町での独立当初と同様の気概で陣頭指揮に当たった。朝は薄暗いうちから起き、夜も石油ランプの下で9時、10時まで働いた。休日も月の1日か15日のどちらか1日だけだ。誰も不平を言わなかった。 シャープペンシルの特許は全て日本文具製造に譲ったので、早川金属工業研究所では、まず万年筆の付属金具やクリップの新型を考案して製造、販売することから始めた。 これらの製品を持って、大阪中の万年筆製造元を1軒、1軒訪ね、営業して回った。材料を仕入れるために全て現金販売にした。幸い製品は好評で9月末には相当な利益が上がった。それで設立1カ月後には、電柱10本余りの費用を自己負担して電気を引くことができ、機械類の導入が可能になった。 周辺は元々、水田地帯のため、雨が降ると道がぬかるんで通行が困難になる状態だった。そこで毎朝始業前に全員総出で道普請をした。次第に道の状況は改善され、周辺の住民からも感謝された。 そんな頃、東京の慶応大学医学部の岡田教授から歯科治療材料の注文が入った。以前にも岡田教授から製造を依頼され、納品したことのある品だ。教授は徳次が大阪で事業を開始したことを聞いて、わざわざ注文してきてくれたのだった。 11月に入り、緊急に製作機械を導入する必要が生じた。まとまった資金がどうしても入用になり、徳次は岡田教授と巻島に機械購入のための借金を申し込む書面を送った。2人ともすぐに了承してくれ、徳次は2人に会うために上京した。 久しぶりの東京は震災の傷跡が至る所に残るとはいえ、目覚ましく復興していた。
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