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全日本スーパージュニア戦 金本7年ぶりVで狙うはIWGP

 新日本プロレスのジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニア2009決勝戦」が14日、東京・後楽園ホールで開催され金本浩二が7年ぶり3度目の復活優勝を果たし、次期IWGP挑戦を表明。また、今大会の台風の目となったプリンス・デヴィットが準優勝を飾った。

 DDT飯伏幸太やプロレスリング・ノア青木篤志の若き外敵戦士が準決勝まで駒を進める中、現IWGPジュニアヘビー級王者タイガーマスクがまさかの予選敗退。波乱のトーナメントとなったが、そんな状況下で新日勢のアニキとデヴィットが意地をみせた。

 準決勝でノアの青木をねじ伏せた金本は、同じくDDTの飯伏に競り勝ち、勢いに乗るデヴィットと頂上決戦。デヴィットの必殺技プリンスズスロウンをアンクルホールドで返す一進一退の攻防から、最後はジュニアのカリスマが底力をみせ、足を四の字にロックする変型アンクルホールドでタップを奪った。
 試合後は今年1月13日に入籍した新妻の元女子プロレスラーHikaruに、リング上から「Hikaru、スーパージュニア獲ったぞ!」と優勝報告。年内に第1子が誕生することも明らかにした。公私とも絶好調の金本は「ジュニアのカリスマを通り越してスーパージュニアの神やな」と自画自賛。さらには現IWGPジュニア王者のタイガーマスクへの挑戦を表明した。
 なお、過去2年連続でスーパージュニア途中欠場という因縁を払しょくし、決勝まで勝ち上がったプリンス・デヴィットには、内外タイムス賞が贈られた。

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