ちゃん
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レジャー 2009年02月25日 15時00分
内外タイムス杯(1600万、中山ダ1800メートル、3月1日) 穴党必見 一発狙う関西の刺客に注意!
ピサノデイラニなど関東勢に人気が集中しそうな本社杯「内外タイムス杯」(1600万、中山ダ1800メートル、3月1日)だが、やはり怖いのは関西馬。人気はそちら、お金はこちらとばかりに一発を狙う素質馬がスタンバイしている。 その筆頭格がフライデイフライト。前走の1000万戦は前半3F通過が33秒8のハイペースのなか、4角2番手の積極策で押し切る好内容。ダ1400メートル1分22秒8(重)の勝ちタイムも優秀で、昇級の壁をまったく感じさせない。 「かなりもまれたけど、強い内容で勝ってくれたね」と安田隆調教師。「中山の坂も千八も心配はしていない。東京へ行ったことがあるから輸送も平気だと思うし、中1週でも状態は変わりなく順調。相手が強くなるので走ってみないと分からないが、頑張ってほしいね」と期待を込めていた。 ジェントルフォークも楽しみな一頭。こちらも1000万を勝ち上がったばかりだが、「前走は直線でいい脚を使ってくれたし、ここにきてだいぶ力をつけているね」と領家調教師。「まだ伸びしろはいっぱいあると思うし、昇級戦でもパワーアップした今なら」と自信ありの表情だ。 また、タマモグレアーにも注意が必要。久々の前走・銀蹄Sは0秒7差6着に敗れたものの、「間隔があくとダメな馬だから」と中竹調教師は意に介さない。「前回の休み明けのときも京都で14着した後、東京で2着にきたように、使って良くなるタイプ。1回叩いた上積みはあるし、パサパサで時計のかかる馬場ならチャンスはある」と巻き返しに力が入っていた。
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レジャー 2009年02月25日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年中山記念 個性あふれた世界の良血馬キングヘイロー
この10年、血統の進化は目覚ましい。サンデーサイレンスに代表される大物種牡馬の活躍。また社台グループを筆頭に、優秀な繁殖牝馬の輸入も盛んに行われてきた。その結果、いまや海外のバイヤーが日本の良血馬を求めてセリ市で手を挙げる時代になった。 だが、そういうすう勢にあっても、キングヘイローの中に流れる血はひときわ輝いている。日本ではめったにお目にかかれない世界的名血だ。 父は1980年代の欧州最強馬の評価が定まっているダンシングブレーヴ。直線一気で制した凱旋門賞の強さは今でも語り草になっている。そして母はグッバイヘイロー。米国のGIを7勝した超名牝である。 イギリスの紳士とアメリカの淑女が日本で出会って恋をした。そんなドラマチックな背景を持つキングヘイローだが、その競走生活は波乱に満ちていた。3歳時はスペシャルウィーク、セイウンスカイと3強を形成したが、3冠はどれも惨敗。特に我を失い暴走したダービーは、お坊ちゃんの早熟ぶりと淡泊さを露呈したようにいわれた。 苦境に立たされたキングヘイローにとって、ひとつの転機となったのが4歳で迎えた99年の中山記念だった。長距離志向を捨て、前走の東京新聞杯をV。そして、このレースでは3番手からあっさり抜け出す強い走りを見せた。 直線の長い府中の1600メートルで繰り出した鋭い決め手と小回りの1800メートルで発揮した器用さ。短い距離で生きるふたつの武器を見いだしたことが、翌年の高松宮記念制覇につながった。 だが、GI勝ちは意外にもこれひとつだけ。勝ったり負けたりで、引退するまで安定感はあまりなかった。 しかし、それでも、型にハマッた時の強さはいかにも天才型の良血馬。種牡馬となっても、その特性をいかんなく産駒に伝えている。オークス、秋華賞を勝ったカワカミプリンセス、短距離路線で活躍するローレルゲレイロなど、活躍馬は実に個性的だ。いずれは自身を超える大物産駒の登場も期待できそうだ。
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トレンド 2009年02月25日 15時00分
書評「007猿の手を持つ悪魔」セバスチャン・フォークス著、竹書房
イアン・フレミングの生誕100年を記念して出版された本書。ボンドの生みの親に代わって筆をとるのは文芸作家のフォークスだ。 舞台は「黄金の銃を持つ男」の1年半後。冷戦真っただ中の南欧から始まる。ボンドも40代になり、さすがに気力も衰え始め、自らの老いを意識する。ローマで出会った美女からのベッドの誘いも断ってしまう。こんなボンドの姿が描かれたことが、あっただろうか。 しかし最後はやってくれるのが、我らがスーパースター。謎の美女スカーレットと共に、先天的な障害で猿の片手を持つ強欲で偏執狂のゴルナー博士と生死を掛けた戦いを繰り広げる。 ダブルオー・シリーズのデビュー作とあって荒削りな部分もあるが、衝撃のラストもうまくまとまっている。(税別1714円)
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その他 2009年02月25日 15時00分
小野今日子ちゃん大特集予告
内外タイムス2月27日号(2月26日発売)に小野今日子ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>5月15日 東京生まれ血液型:B型スタイル:T163 B83 W58 H84デビュー:1994年6月1日「浅草ロック座」において趣味:読書、インターネット初エッチ:14歳性感帯:全身所属:ロック座 <スケジュール>28日まで「新宿ニューアート」3月11日〜30日「浅草ロック座」4月21日〜30日「浜劇」 みなさん応援よろしく!
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社会 2009年02月24日 15時00分
麻生首相に日米首脳会談の呪い
日本時間あす25日未明にバラク・オバマ米大統領(47)と日米首脳会談に臨む麻生太郎首相(68)が、見えざる呪(のろ)いに怯(おび)えている。オバマ大統領が就任後初めてホワイトハウスに招く外国首脳ということで、政権支持率上昇を期待してもいいところ。しかし、新たに選出された米大統領が就任後最初に会談した日本の首相は、なぜかどうしてか3代続けて政権の座からそのあとすぐ滑り落ちている。“日米首脳会談の呪い”は麻生首相にも降りかかるか。 永田町関係者は「政界七不思議とまではいかないけれど、偶然では片付けられない。パパ・ブッシュ、クリントン、ブッシュの各大統領と就任後最初に会談した首相は、ほどなくしてその座を追われている。森喜朗元首相(71)もそう。今度のオバマ大統領の相手は支持率ひとけた台目前の麻生首相だから、やっぱり“呪い伝説”は続くんじゃないか、とウワサされている」と話す。 なんと不吉な…。しかし調べてみると、確かに奇妙な事実があった。 レーガン政権のあとを受けた米41代大統領のジョージ・H・W・ブッシュ氏(84=共和党)は1989年1月に就任。同年7月にパリで初会談した故宇野宗佑元首相は、そのあと1カ月も持たず辞任に追い込まれている。女性スキャンダルによって在任わずか69日という超短命政権で終わったのはご存じの通りだ。 93年に第42代大統領に就任したビル・クリントン氏(62=民主党)はその年の4月、故宮澤喜一元首相とホワイトハウスで首脳会談に臨んだ。しかし宮澤氏はその約2カ月後に内閣不信任案を出され、同年8月初旬に辞任。自民党分裂による解散・総選挙の結果、野党連立政権が誕生し、自民党は下野した。 43代大統領のジョージ・ブッシュ氏(62=共和党)の会談相手は森元首相だ。2001年1月に就任すると、3月には早々とワシントンに迎えたが、このとき森氏はすでに「日本側に政権担当能力なし」などと激しいバッシングのさなかにあった。森氏はブッシュ政権が推進していたミサイル防衛計画を支持するなど言いなりで、約1カ月後に辞任している。 そして今度の第44代オバマ大統領の相手が麻生首相、というわけだ。 全国紙政治部記者は「本来ならば麻生首相には支持率回復のチャンスとなるはずだった。しかし、中川“へべれけ”前財務相のせいですべてパー。就任後初の外国訪問先に日本を選んだヒラリー・クリントン米国務長官来日の話題もすべてかき消されたし、今回の首脳会談も、その任命権者がのこのこやってきた…という程度にしか映らないだろう。オバマ政権は対日重視の姿勢をみせてくれているのに、全く生かせない。あまりの“不遇”に麻生首相の不眠症に拍車がかかったとも聞いている」と話す。 麻生首相は23日夜、羽田発の政府専用機で米ワシントンに出発。24日午前(日本時間25日未明)にホワイトハウスで行われる会談では、さらに強固な日米同盟を確認するとともに、世界的な経済危機や北朝鮮問題への取り組みなどで認識を一致させる狙いという。 外務省幹部は「いち早く会うことに意義がある」と会談実現に胸を張るが、訪米の手土産にするはずだった2009年度予算案の衆院通過は先送りされ、余計な「財政出動」を約束してこないかだけが心配だ。 複数大手紙の世論調査で支持率11%台と“シングルプレーヤー”目前。野党からは「解散しようにもできない」なんていわれている。人気のオバマ大統領と最初に会ったぐらいじゃどうにもならない気もするが、“呪い”の行方もまた気になるところではある。
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スポーツ 2009年02月24日 15時00分
K-1MAX 4年ぶり小比類巻KY優勝
「K-1MAX2009日本代表決定トーナメント」が23日、東京・代々木第一体育館で行われ、“ミスターストイック”小比類巻太信が見事に復活優勝を果たした。4年ぶりの日本チャンピオンに返り咲いたが、周囲からは酷評がやまない。舞台裏では「KY優勝」とまで揶揄(やゆ)された。 ミスターストイックが復活Vだ。 1回戦で2007年の日本トーナメントで敗れているアンディ・オロゴンに判定勝ちでリベンジし、準決勝では前年度覇者の城戸康裕を2ラウンドKOで破った。山本優弥との決勝では1Rにダウンを奪い、判定で競り勝った。 07年6月以来、白星から遠ざかっていただけに、3連勝で復活を印象づけたが、手放しで喜べる内容ではなかった。判定勝ちしたアンディ戦では、相手の圧力に屈して何度もクリンチで試合の流れを断ち切り、レフェリーからはホールディングの反則を取られた。計量で800グラムオーバーしていたアンディが減点1からのスタートだったことに救われた形だった。 試合後には敗れたアンディから「相手の(クリンチ)作戦に負けた。もう2度と試合をしたくない」と痛烈に批判され、「あれだけクリンチしてくる相手はいない。腹が立つ!」と馬鹿にされた。 MAXの創世期はライバル関係にあり、確執も取りざたされた魔裟斗からも皮肉られた。度重なるクリンチで試合を止めたことについて、テレビの解説席で観戦していた魔裟斗からは「(クリンチするのはアンディが)怖いんじゃない!?」と鼻で笑われた。 周囲の冷ややかな反応は露知らず、小比類巻は有頂天だ。優勝インタビューでは「あまり関係ないかもしれないですけど、世間が不況なので、自分が頑張って力になれれば…」と1分以上もダラダラ“演説”した。 ロングインタビューに、谷川貞治イベントプロデューサーからは「空気の読めない小比類巻選手が、見事、KYな優勝して…」と呆れられた。 4年ぶり3度目の日本トーナメント制覇で世界大会への出場権を手にした小比類巻。4・21マリンメッセ福岡で開幕するワールドGPでは、周囲の声を完封する闘いに期待したいものだ。
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スポーツ 2009年02月24日 15時00分
K-1MAX 城戸1日2連敗で「休みたい」
昨年の覇者、城戸康裕は1日に2連敗を喫するという屈辱を味わった。 1回戦の日菜太戦では左ミドルキックに手を焼き、なかなかペースがつかめなかった。2Rにヒザ蹴りから左右のパンチでダウンを奪ったが、その後は決め手に欠き、延長戦に突入。持ち味を発揮できないまま判定0-3で敗れた。 日菜太が鼻骨骨折でドクターストップとなったことでチャンス到来。準決勝で、小比類巻と新旧王者対決に臨んだ。左右のフックを食らってダウン。気力で立ち上がったが右フックでごう沈した。 2連敗の結果に「練習してきたことを出せなかった。ちょっと緊張していました」と敗因を分析。今後は「格闘技のことは考えないで休みたいです。(休んで)自分の中で格闘技を見直したい」と休養するという。
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レジャー 2009年02月24日 15時00分
アーリントンC(GIII、阪神芝1600メートル、28日) スーニ 芝でもやれる!
今週から西では阪神開催がスタート。開幕初日には「第18回アーリントンC」(GIII、芝1600メートル、28日)が組まれている。昨年はここをステップに、ディープスカイがダービーを制覇したが、今年は異例のローテーションで臨んでくる馬が1頭。無傷の4連勝で全日本2歳優駿を制したスーニがそれだ。芝は初挑戦。砂の王者がターフでも“魅せるか”、注目の一戦だ。 無謀なチャンレンジとはいわせない。高島助手はスーニが持つ可能性についてこう断言する。 「本馬場に入れたことはないけど、背中はダート馬という感じがしない。むしろ、柔軟性があって芝馬の走りをしている。こちらが思う以上にやってくれそうだよ」 昨年10月の新馬デビューから、4戦4勝。ダート戦での実績ばかりだが、これまで京都、東京、園田、川崎と別々の競馬場で結果を出してきた。高島助手は今回の路線変更を前にこの適応力に注目する。 「小回りコースとか、不良馬場とか、一戦ごとにいろんな条件を克服して勝ってきた。どこに行っても力を出せる。そのあたりの順応性を生かせればと思っているんだ」 前走後はひと息入れてリフレッシュ。グリーンウッドへ放牧に出されて、1月18日に栗東に帰厩した。1週前のDWでは5F72秒4、11秒9を馬なりでマークする軽快な動きを披露。復帰戦に向け、体調も万全だ。 今春はここを皮切りにNZT→NHKマイルCへと向かう。それだけに、この一戦は今後への試金石となる。 「3歳馬だけど、古馬と間違えるほど精神面が強く、日を追うごとにたくましさも出てきた。開幕週のきれいな馬場でやれるのはいいし、芝でもダート以上のパフォーマンスを見せられると期待しているんだ」 かつてダートで無類の強さを発揮しながら、この時期に芝に路線を変更し、大成した馬がいた。1998年、無敗でNHKマイルCを制したエルコンドルパサー。果たしてスーニは21世紀のエルコンドルになれるか。
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レジャー 2009年02月24日 15時00分
今週は中山で「内外タイムス杯」(1600万、ダ1800メートル、3月1日) 注目馬はコレだ!!
今週の中山競馬では、本社杯「内外タイムス杯」(1600万、ダ1800メートル、3月1日)が行われる。フルゲート16頭のところに30頭が登録。例年同様、今年も激戦が展開されそうだ。 主力と見られるのは、東の名門・藤沢和厩舎が送り出すピサノデイラニ。昨秋に復帰後は、層の厚い関西圏で5戦し、(5)(4)(4)(2)(3)着に善戦している。 「気難しい面があって、なかなか勝ち切れないが、体調は変わりなくきているからね。気分良く走れれば、チャンスは十分あるよ」と土田助手。2戦2勝と相性のいい中山ダ1800メートルにかわる今回は、アッサリのシーンまでありそうだ。 当面の相手と目されるのはダイワルビアとパピヨンシチー。 前者は年明けの中山・アレキサンドライトS(2着)でカジノドライヴに突き放されたが、相手は後のフェブラリーS2着馬。昇級戦だったことを思えば上々の内容だった。「東京は自重してこの開催を待っていた。仕上がりはいいし、力をつけているときなので楽しみ」と鹿戸雄調教師も期待を寄せている。 現級の安定勢力である後者も本社杯を目標にしてきた一頭。前走のアレキサンドライトS4着後は、短期放牧に出してリフレッシュが図られてきた。 「もともと気性が勝っているので、ひと息ついた方がいいタイプ。牧場から戻ってきたばかりだけど、力は出せるよ」と相沢調教師。実際、22日の美浦坂路で800メートル51秒8をマークするなど態勢は着々と整いつつある。
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社会 2009年02月23日 15時00分
森田健作がオバマ化
モリケン、“フライング第一声”で千葉県民の心をわしづかみ!? 千葉県知事選への立候補を表明している俳優・森田健作氏(59)が22日、千葉市内の公園で事務所開きを兼ねた“第一声”を行った。1500人の観衆に、叱咤激励調の演説で「千葉を日本一にする!」と訴えた。その雄姿に観衆は「オバマ氏の再来」と喜んだ。熱い演説の裏で票の掘り起こしに忙しいモリケンが、知事選を早くもスタートさせた。 「今度は頑張ってくださいね」「はいッ、今度は…」。有権者に声を掛けられたモリケンは、指を1本高々と上げて見せた。 真冬に千葉駅前が熱く燃えた。この日、午前11時過ぎ、開けたばかりの事務所を出て、会場となる千葉中央公園へと徒歩で向かったモリケン。来月12日の告示のはるか前となる“第一声”を聞こうと、約1500人の観衆が集まった。 演説は始まる前からモリケンらしさ満載。演説前には約5分間にもわたって会場に和太鼓の生演奏が鳴り響く。勇壮なリズムにモリケンの表情にも徐々に気合がこもった。 「4年前、選挙に負けたあくる日、私は朝4時に目を覚ました。暗かった。寒かった。そして真っ暗な空に向かって私は『よし! 必ず4年後やるゾ』と誓ったんです」 冒頭、前回の敗戦をそう振り返ると、観衆からは早くも拍手が。 「4年間の間に参院や衆院(への出馬)の話もいただいた。でも私は乗らなかった。それは千葉県民の熱い思いに応えたい。それが私の一番の希望だったからです」 沸く観衆を前に、モリケンは「千葉県民のポテンシャルはすごい! これだけのもの東京にもないよ。日本中見渡したってない! 千葉から日本を変えよう」と激励、「絶対私たちはできるんです!」と、観衆を人差し指で打ち抜きながら、中締めした。 英語でいうとイエス、ウイーキャン。アレッ? どこかで聞いたことのあるフレーズだ。そう、ここからのモリケンは急激にあの人の演説に似てきた。「オバマさんの演説を生で聞いてるみたいだった」とは買い物途中に会場に寄ったという千葉市の58歳・主婦の感想。 「私がこれから大きな鯛をさばくとする。『さばいてください』ではダメなんです。さばいてほしければせめてまな板を洗ってください。包丁を研いでください。『頑張りましょう』ではダメなんです。頑張るんです。皆さんと私でやるんです! 私たちならできる!!」 最後に観衆全員と「千葉を日本一にするゾ」の大絶叫で締めると、感動した観衆から、モリケンの大ヒット曲「さらば涙と言おう」の唱和が始まった。これにモリケンは「まいったなあ」と照れ笑いしつつもマイクを握り直し、きっちりとプロののどを披露。千葉県民が降って沸いた「青春」を謳歌した瞬間だった。 モリケンの早すぎる“第一声”にはこんな批判もある。県政に詳しい会社社長は「前回の知事選での敗戦は一にも二にも『準備の遅れ』が原因でしたから。万全の態勢で臨みたいというのは分かるが、他の候補者の陣営からは『フライングだ!』という突っ込みも聞こえてきます。まあ、森田氏のマスコミをうまく利用した戦略へのやっかみ含みですがね」と苦笑い。 県知事選にはほかに関西大教授の白石真澄氏(50)、県議会議員の西尾憲一氏(64)、社会福祉法人理事長の八田英之氏(64、共産推薦)、第3セクター「いすみ鉄道」の元社長、吉田平氏(49、民主県連推薦)が名乗りを上げており、モリケンを含め5人でのデッドヒートが繰り広げられる予定。 しかし、「実質的には森田氏と吉田氏との一騎打ちになるんじゃないかな。『千葉への情熱』だけを熱く訴えているような表の姿とは別に、今回の森田氏は票田への根回しをちゃんと行っている。全国的な人気も鑑みると、森田氏が一歩リードでしょう」(前出・社長) モリケンはすでに、前回知事選で堂本暁子現知事の支援団体だった県医師会や県歯科医師会など医療系4団体の推薦を取り付けるなど、精力的なあいさつ回りで票田の獲得に成功。また、自民党県議約30人が自主的に立ち上げた「森田健作を支援する県議の会」も始動している。モリケン自身が口にする「無所属ながら超党派での支援」が現実のものとなりつつあるのだ。 ある永田町関係者は「なによりマスコミの使い方がうまい。いざ選挙戦が始まればマスコミは『全候補平等の報道』という原則に縛られて、目立つ一候補に絞った記事は書き難い。ところが昨日のような選挙戦前のイベントならいくらでも書ける。狙いすました“フライング第一声”でしょうね」と見る。 選挙戦が始まってからの「応援演説」にも期待が集まる。「これだけ準備万端で選挙戦を始めたのだから、応援のサプライズゲストももう用意しているはず」(芸能事務所関係者)というわけだ。 “熱さ”ばかりが注目される行動の裏で政治力を発揮するモリケン。長年の夢である知事の椅子へ向けて、「青春の巨匠」は、とっくに猛ダッシュを始めている。 もりた・けんさく 1949年12月16日生まれ、東京都出身。俳優、歌手、元参院・衆院議員。1969年、映画「夕月」で俳優デビュー。71年の日本テレビ系ドラマ「オレは男だ!」の大ヒット以来、イメージが「ザ・青春」に。92年、参議院議員に初当選。98年、衆議院議員初当選。2005年、千葉県知事選に立候補するも、わずか6000票差あまりで現職の堂本暁子知事に惜敗。今年還暦を迎える「青春の巨匠」の県知事リベンジ戦に注目が集まる。
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GI秋華賞 藍子 キス&キッス軸
2006年10月14日 15時00分
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