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芸能 2021年11月28日 12時20分
2丁拳銃・小堀、“芸の肥やし”の噂の真相明かす?ノンストップ漫才ライブ『百式』、今年は有観客で開催!
芸歴28年を迎える2丁拳銃(川谷修士、小堀裕之)が、12月5日(開演18:30)、有楽町よしもとで100分間ノンストップで漫才を披露するライブ「百式 2021」を開催する。 >>全ての画像を見る<< 「百式」は2丁拳銃がセンターマイク1本を前に100分間ノンストップでひたすら漫才だけで勝負をするライブ。2002年12月31日からスタートし、年1回のペースで開催している。会場では過去のライブ映像の配信チケットの再販を今回のライブに合わせて実施するといい、「『百式2021』を百倍楽しむ百円キャンペーン」と題し、「2丁拳銃の漫研」「×TAIMAN-対漫-」の再販売も行う。漫研はゲストに令和ロマン、蛙亭、ダイタクが、タイマンは初回ゲストでレイザーラモン、ミキ、オズワルド、第2回ゲストでチュートリアル、トータルテンボス、インディアンス、ネイビーズアフロが出演する。また第2弾として「百式2020」の再販売も行われる。 ライブを前に川谷、小堀の二人に本ライブの見どころなどを聞いてきた。ーー今回のライブはどんな内容のものなのでしょう。 小堀:「はい、どうも」から「もうええわ」までの100分を止めずにやるマラソンみたいなライブです。100分もあるんで、僕らもコントや言葉遊び的なものまで、いろんな種類の漫才をやります。楽しんでもらえればと思っています。 川谷:世の中で僕らクズみたいに思われていますけど、クズじゃないところを見せられるんじゃないかと思います(笑)。クズだと思っている人には特に見てほしいです。ーー来年でこのライブは20周年を迎えると聞きました。ずっと続けてこられた理由はなんですか。 小堀:ネタは漫才師である以上、ずっと作っていかないといけない。1年に1回、いろんなタイプの漫才を作れるというところで、得意なものから苦手なものまでいろいろやっちゃえる場所が「百式」だったと思います。「百式」でいろんなネタをやりながら今の自分たちのスタイルを築き上げてこれたんだと思います。ーー2丁拳銃の得意なスタイルとはどんなスタイルでしょうか。 川谷:そこを探し続けているところはありますけど、かっちりとした王道の漫才、ボケとツッコミのはっきりした漫才が自分たちには合っているかなと思います。ツッコミがボケに翻弄されるようなネタが得意なスタイルかなと。ーーこの数年で世間でウケる笑いの質も少しずつ変わってきているような気もします。それに対して2丁拳銃はどうしていこうかといった、戦略は持っていますか。 小堀:その年、その年で、例えば「M-1」もそうですけど、はやりのスタイルは出てくるんですけど、そこにあんまり合わそうというつもりはないです。もちろん今のスタイルやはやりを無視するとかそういうことではないんです。若い人にもどんどん自分たちの漫才を見てほしい。フォームは崩さず、投げるべきところにボールを投げれるというイメージで構えています。ーー2丁拳銃というと、個人的にかつては、すごくやんちゃなイメージも抱いていました。そういった自分たちのイメージについてはこの数年で変化はありましたか。 川谷:僕はよくやんちゃだと言われました。見た目からでしょうけど、昭和のやんちゃなタイプというか、そういうふうに見られていました。でも、やんちゃなイメージは落ち着いてきたんじゃないですか。問題はこっち(小堀)です。彼は若い時よりひどくなっています。やっていることがどヤンキーで……。ーー小堀さんはテレビで奥さんからゲスっぷりを暴露されたり、愛人が何人もいる説があったり……。どうなんですか、浮気に関しては「芸の肥やしになる」なんて昔は言われたものですが、そのへんを実感することはありますか。 小堀:「芸の肥やし」。大いになると思いますよ(笑)。 川谷:そう言っておかないとね(笑)。 小堀:原動力というか、男たるもの、満たされるものも必要なんです……。 川谷:浮気したもん勝ちの意見で僕には全く分からない意見ですけど。ーー愛人がいる説が飛び出したり、小堀さんには恋愛体質な一面もあるのでしょうか。 小堀:「モテたい」はあるんじゃないですか。愛されたいとか。人を垂らしたいんだと思います。たぶん。 川谷:恋愛体質ってええように言うて。女好きなだけや(笑)。ーーライブと並行して「『百式2021』を百倍楽しむ百円キャンペーン」と題した「2丁拳銃の漫研」「×TAIMAN-対漫-」の再販売も行うとのことですが、これはどんな狙いで行うんですか。 川谷:「百式」を広めるということで、今年やった「百式」以外のライブを100円で見直すことができる。去年の「百式」を100円で見てもらえるというのは面白いんじゃないかって思ったんです。それで「百式」に興味を持つきっかけになってくれたらという思いでやっています。 ーーこの百円キャンペーンのパッケージに登場するゲストの方々も魅力的な方ばかりです。2丁拳銃が今注目する芸人さんたちということでしょうか。 小堀:そこで「百式」を応援してくれてもいるオズワルドとダイタクが僕たちのこと、熱く語ってくれているみたいです。オズワルドの伊藤俊介とは結構昔からよく話す仲です。最近は「M-1」の本命になったりしていて、その活躍が僕もうれしいです。ーー今の「M-1」をお二人はどんなふうに見ているんですか。 小堀:うらやましい気持ちもあるし、出たい気持ちもあります。甲子園によく例えるんです。でも、その時期を超えて、今、プロとして漫才をすることも大切。出るなら何十年も若返ったネタをやらないといけないかとか、考えますけど、それは違うなとか、そういう距離感や感想を持って見ています。 川谷:僕は毎年、楽しんで見ています。みんなかっこよく見えます。「面白い=かっこいい」というのがまさに「M-1」という感じがします。うらやましく見る部分もあります。僕らは戻れないですけど、かっこいいことをやっていかないといけないなって思ったりもします。ーー最後にファンの人へ改めて「百式」のアピールをお願いします。 小堀:去年、今年とお客さんの前で漫才をできていなかったんです。そんな中、自分たちを見つめ直す時間を持てた時期でもありました。それを踏まえた上での「百式」ができると思います。今年の「百式」を、来年20周年の「百式」につなげていきたいです。 川谷:コロナはまだまだ心配ですけど、ぜひ遊びに来てほしいです。楽しんで帰ってもらえたら僕たちもうれしいです。(取材・文・撮影:名鹿祥史)2丁拳銃単独ライブ「百式2021」2021年12月5日開場18:00 開演18:30会場:よしもと有楽町シアター前売3,800円配信1,600円[劇場観覧チケット]FANYTickethttps://bit.ly/3nvOE93[オンライン配信チケット]FANYOnlineTickethttpsbit.ly/3qSDT2I“百式”2021を“百倍”楽しむ“百円”キャンペーン①「×TAIMAN対漫」ゲスト:レイザーラモン、ミキ、オズワルドFANY Online Ticket https://bit.ly/30RcC5H②「2丁拳銃の漫研」ゲスト:令和ロマンFANY Online Ticket https://bit.ly/3HUa1Jh③「百式2020」https://bit.ly/3xpKvXw料金:各100円(税込)販売期間:①11月20日土)10:0011月27日土)12:00②11月26日金)10:0012月1日水)14:00③11月27日土)10:0012月4日土)12:00視聴期間:①11月20日土)10:0011月27日土14:00②11月26日金)10:0012月1日水)14:00③11月27日土)10:0012月4日土14:00
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芸能 2021年11月08日 10時00分
「マヂラブがスターになるってすごい世界」囲碁将棋、芸人を“仕事”と思えた瞬間明かす 2年ぶり単独ライブ開催「元取って帰ってほしい」
囲碁将棋(文田大介、根建太一)が11月12日に単独ライブ『WITH AMAZING VIEWS 2021』を開催する。 >>全ての画像を見る<< 『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)準決勝進出、『日清食品 THE MANZAI 年間最強漫才師決定トーナメント!』(フジテレビ系)では決勝に進出するなど、実力派としても知られている囲碁将棋。現在では、すゑひろがりず、ジェラードン、GAG、タモンズ、マヂカルラブリーらと埼玉県にある大宮ラクーンよしもと劇場のユニット『大宮セブン』としても活動している。 今回、そんな彼らにインタビューを実施。単独ライブのことはもちろん、大宮セブンのこと、そして大人気のラジオ番組についても語ってもらった。ーーここ数年の単独ライブ名が『補強』(2018年)、『居残り』(2019年)とポスターも相まって野球テイストでしたが、今回一気にスタイリッシュになりました。心境の変化があったんですか?根建:もともと単独ライブをするときは、交互にポスターとかタイトルを考えていたんですけど、最近は3回連続で僕が担当していて。急に「単独のタイトルを決めてください」って言われるんで、僕がやりたい(野球関係の)コスプレをやっていた感じです(笑)。特にこだわりはなくて、どうせ写真撮影するなら、やってみたいことをやろうと。文田:今年からYouTubeで、スーツを着て『絶景漫才』(絶景にセンターマイクを立てて漫才をする企画)をやっていたのもあります。僕的には“シュッとしていることをやっている”っていうボケでもあって、あえて「何やってんだよ」って感じにしたい部分はありました。ーーライブは漫才が中心になるんですよね?文田:そうですね。これまで最初にコントをして、そのあと100分くらい漫才をやるパターンだったんですけど、最近は、漫才を1ネタやってハケて……の繰り返しをしています。お客さんもその方が見やすいのかなって。最初は100分以上漫才をする若手がいなかったので物珍しかったんですけど、よく考えたら、お客さんもブレイクがあった方が見やすいだろうなとか思って……。みんな眠そうじゃないし。根建:確かに。だれるよね(笑)。ーーコンビ歴18年の中でのターニングポイントや「これがあったから今がある」といったエピソードを教えてください。文田:吉本のプロジェクトで「神奈川県住みます芸人」をやっているんですけど、芸人が“仕事”として思えるようになったきっかけとなりました。当時新卒のマネージャーと地域や会社に挨拶回りをする中、目の前で営業の仕事を取る風景を目にして。 それまで、吉本の社員がどんなことをやっているのか分からなかったし、営業に行ってスベっても「お笑い知らない人の前でスベっただけだし」くらいの感覚でいたんですよ。でも、そういうことを経験すると、ウケるようにならなきゃいけないなって思うようになりましたね。それまで、ニッチな漫才とか、寄席っぽくないネタをやっていたのに、考えを改めてからは、お客さんに話しかけたり、子どもをイジったり……。“笑い取って帰らなきゃいけない”っていう感覚がついたんで「住みます芸人」はやってよかったと思いました。根建:“これがあったから続けてこられた”でいうと、(大宮セブンの)マヂラブとかがが結果を出していたからかもしれないですね。文田:近場の人がね。(同期の)ライスが『キングオブコント』で優勝したり。根建:もちろんおのおのの努力もありますけど、“頑張ったら優勝できるんだな”って勉強させてもらいました。文田:マヂラブとかライスとかが優勝すると、感覚的に自分が優勝するのと一緒というか。賞金もらったり、仕事が増えたりはしないですけど(笑)。根建:改めてマヂラブがスターになるってすごい世界だなって思います。文田:絶対優勝しない人だもんね。爪痕を残して売れることはあっても、優勝するようなことはなかったから、めちゃくちゃビックリしました。ーー囲碁将棋さんは大宮セブンとしても活躍中。ユニットの人気も高まっています。文田:チームで売れているわけではなく、おのおのが外で獲物を獲って持ち帰って、それを食わしてもらっているような状況なんですよ。根建:本当、僕らは扶養に入っているだけです。文田:だけど、(同じ大宮セブンの)タモンズは、俺ら以上に獲物を食わしてもらっていてね。根建:大宮セブンの取材記事を読ませてもらうと、何かとタモンズの名前が出ていて。GAGとかジェラードンとか「タモンズと僕らが頑張らなきゃいけない」って。文田:自分たちをビリに置かず、タモンズをビリにして自分たちはビリ2に置くことが多いんですよ。ーー(笑)。根建:ただ、タモンズも今年の『M-1グランプリ』で結果出すかもしれないし(インタビューは2回戦前に実施)、そうなるといよいよですよ。ーー大宮セブンの方とは特にどのメンバーと仲良いんですか?根建:僕が一番仲良いのは、タモンズの大波(康平)ですかね。昔、文田と一緒に住んでいて、僕もそこにずっといたんで。文田:コンビみたいな感覚だよな。僕は、みんなと仲良いですけど、マヂラブの2人とジェラードンの……。根建:アタック西本だろ? こいつ、メシとか一人で行くタイプなんですけど、唯一アタックとは行くんですよ。ただそれが不思議で。全然面白そうじゃない。文田:本当面白くないんですよ。根建:メシから帰ってきても「お前と食べても面白くねぇ」って文句言っているのに、毎回行くので、意味が分かんない(笑)。ーー現在、ラジオのレギュラーが5本だそうですね。文田:一番長くやっている『湘南ワンダーチャンス』(レディオ湘南)とか、いろいろやらせていただいてありがたいです。ーー特に『囲碁将棋の情熱スリーポイント』(GERA)は、イベントが行われるなど、カルト的な人気を誇っています。文田:スポンサーが入っていないので「これが言える・言えない」といったものがなく、自由にやらせてもらっています。『湘南~』も、本当は言っちゃダメなこともあるんですけど、あんまり怒られない(笑)。根建:最初、マネージャーからネットラジオの話を聞いて、わけ分からず始めたんですけど、ラジオ5番組やっている中で一番メールが多いんですよ。もちろん他の番組でも思いますが、“これだけの人が聴いてくれているんだな”って実感しますね。派生して、ほかのラジオ番組にもメールを送ってくれるのもうれしいです。『湘南~』のリスナーは果ての果てにたどり着いてくれた人たちなので、“ついにこっちまできたか”と思いますね。ーー(笑)。文田:本当に(『湘南~』は)聴けたものじゃないんですよ。いま、リモートで録っているんで、電話を盗聴したような感じ。盗聴ベースで考えると「こんなにきれいに聴こえるんだ」っていうくらいで。根建:昔、ミスで同じ回を2週連続で流しちゃったんですけど、それでも誰も気づかないっていう。ーー(笑)。2人のラジオは芸人さんや業界内でも人気ですよね。文田:埼玉県にあるラジオ局「FM NACK5」に後輩の代打で行ったときに、プロデューサーの方に「シューター(『情熱』リスナーの呼称)です」っていいながら名刺をいただいたり、ちょっとしか会ったことない後輩に「聴いています」って言われたり、ありがたいですね。ーー最後にライブのPRをお願いします。文田:今まで毎年単独ライブをしていたので、“芸人として活動している”って思えたんですけど、去年はコロナでやれなかったんですよ。今回、2年ぶりにやるんで、今年やって良かったなって思えるようにしたいです。いつもよりクオリティーが低くても“2年ぶり”ってことで、みんな喜んでくれると思いますし。根建:事前に言うなよ。ーー(笑)。根建:チケット代3,500円を払っていただくんで、それに見合ったものをしたいですね。元取って帰ってほしいです。文田:絶対に元は取れないよ。根建:元は取らしてあげてよ! 「3,500円払って負けたわ」とは思ってほしくないから。文田:確かにそうね。取材・文:浜瀬将樹囲碁将棋単独ライブ『WITH AMAZING VIEWS 2021』2021年11月12日(金)開場18:00/開演18:30/終演20:00前売¥3,500/当日¥4,000オンラインチケット¥2,500⇒GoTo対象価格¥2,000◆FANYチケットhttps://bit.ly/3wgKm8o◆FANYオンラインチケットhttps://bit.ly/3q6aYHN【オンラインチケットは11/14(日)昼12時まで販売】
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芸能 2021年09月10日 17時30分
「考え方が変わりました」ゆりやん、転機となった意外な先輩芸人の教えを明かす 単独ライブは「まったくウケてないときも」
ゆりやんレトリィバァが9月20日、東京・よみうりホールにて単独ライブ 『Re:Re:Re:Re:』を開催する。目標としていた『R-1グランプリ』(関西テレビ・フジテレビ系)優勝という栄冠を手にし、ますます勢いに乗る彼女。今回は、ゲストに『キングオブコント』王者のコント師・ジャルジャル(後藤淳平、福徳秀介)を迎え、最高のエンターテインメントをお送りする予定だ。 >>全ての画像を見る<< そんな次のステージに向かうゆりやんに話を伺った。お笑い界に名を残した彼女のターニングポイントには、意外にも、現在ブレイク中のある芸人が関わっていたーー。ーー今回の単独ライブのコンセプトを教えてください。何か仕掛けなども用意されているのでしょうか? 『シンプル単独ライブ』って感じですね(笑)。ネタはもちろん、ゲストの方といろいろやらせてもらいます。(仕掛けとしては)「アレや!」って思ってもらえるものがあるので、楽しみにしていただきたいです。ーーネタ作りについて。『R-1』優勝から、自分の中で変化を感じることはありますか? 『R-1』に優勝させてもらう前からもあったんですけど、いい意味でなりふり構わず、好きなネタをさせてもらっているなって思っています。特に単独ライブとなると、さらにそれが強くなるというか……。基本的に単独ライブって私を見に来てくれるお客さんが多いと思うんですけど、それでもまったくウケてないときもあります(笑)。ーーゆりやんさんにとってファンの方はどういう存在ですか? 先輩芸人さんのTwitterのリプライを見てみると、ファンの方の返信が、その芸人さんっぽくなる(影響されている)んですよね。たとえば、(天竺鼠の)川原さんだと、ファンの方も川原さんっぽい文章になっていて(笑)。 “私もそうなりたいな”って思っているんですけど、私のお客さんは、みんなめっちゃ優しいんですよ。言い方悪いですけど、調教されている感じ(笑)。「おおきにです。おおきにと申します、名前?」っていうギャグがあるんですけど、コロナ前のライブで、それを言うと、お客さんが「名前!」って返してくれたり(笑)。 本当にファンの方が大好きですし、元気をいただける存在ですね。デビューして間もないトガっている時期、劇場でネタを見たお客さんの投票があったんですけど「ゆりやん~!」って声をかけてくれても、“ふん。今日、私に投票してくれたの2人やで? 絶対、その中の人ちゃいますよね?”って、ひどいことを思ってしまっていました(笑)。 でも、今となってはすべてがありがたいこと。コロナ前、ライブが終わって「楽しかったです。元気もらいました」って言われたとき、私の方が元気もらっているのになって……。どんなことでも、私1人でできるわけがないし、応援してくださっている方がいないと無理なことばかりなので、本当にありがたい存在です。ーー東京公演のゲストはジャルジャルさんです。印象を教えてください。 ジャルジャルさんはハーバード大学の先輩で。ーープロフィールの大学名と違います(笑)。 校風が似ていたのですみません(笑)。関西大学の先輩で、とにかく大好きで楽しいんですよ。“一緒にさせてもらえたら嬉しいな。単独ライブに来ていただきたい!”って思ってお願いしました。ーー楽屋でミニコントみたいなことはされるんですか? 後藤さんとやらせてもらってんのは、2人がしょうもないおっちゃんになって「おっちゃんも劇場出てんのかい」「おっちゃん屁が出てんねん」「なんやねんそれ」みたいな、謎のやりとりをしています(笑)。 福徳さんは、相談も乗ってくれたり、いろいろな話をしています。福徳さんは先輩なんですけど、気が合うというか、福徳さんと喋っていると、話が止まらないんですよ。ーー先輩芸人とも交流があるゆりやんさん。個人的にターニングポイントになった言葉や教えってありますか? いろいろあるんですけど、芸人なりたてのとき、天竺鼠の瀬下さんにごはんに連れていってもらったんですよ。私が怒られるノリになって、ワーッて怒られたあと「結局、これだけ言うたけど、どう思う?」って言われたので「ダメだなって思います」って返したら「そこは『何も思ってません』でええねんで」って教えていただいて。 そこで“そうか。真面目過ぎた”って思ったんです。「何も思っていません」って言うたら「何も思ってへんのかい!」って言えるなって。そこから、考え方が変わりました。『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)に出させてもらったとき、(明石家さんまのやりとりなどを見て)、“こういうことか!”って思いました。ーー瀬下さんは、現在、体を張る芸人さんとしてブレイクされていますが、ゆりやんさんの原点になっていたんですね。他にもございますか? (瀬下と)同じくらいの時期、スーパーマラドーナの田中さんに、ラーメン屋に連れて行ってもらって。「ゆりやん彼氏おる?」って質問してくれたので「いないんですよ」って返したら「それ『ビックリされるかもしれないんですけど……いないんですよ』って言ったら? 『びっくりせーへんわ!』って言えるやん」って教えていただいて。田中さんのおかげで、今もそんなボケばっかりしています(笑)。 あと、ゆりやんレトリィバァとして、初めてネタとコーナーがあるライブに出させてもらったとき、背中に(おもちゃの)銃だけ仕込んで(笑)、前に出たいけど出られへんなって迷っていたんですよ。そしたら、それに気づいたTHIS IS パンの吉田さんが「行きや!」って物理的に背中を押してくれたんです。舞台で銃を出すと、MCのジャルジャルさんがツッコんでくれて笑いになって……。そのとき1年目で後輩はいなかったんですけど、吉田さんのような優しい先輩になりたいなって思いました。ーーゆりやんさんが、“この人のネタをよく見る”という芸人さんや好きな芸人さんはいますか? 普段のネタはもちろんですけど、『オールザッツ漫才』(MBS、関西ローカル)でも面白い土肥ポン太さん、なだぎ武さん、あべこうじさん、なかやまきんに君さん、おいでやす小田さんとか、ピン芸人の方のネタは、勉強させていただきたいなって思いますね。ーーお笑いはもちろん、他ジャンルの仕事も多いと思います。『R-1』を優勝したゆりやんさんが、今後やってみたい仕事、挑戦してみたいジャンルはありますか? ドラマ『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)、ミュージカル、(俳優として)映画に出たいです。ほかにも、映画監督、映画の声優、単独ライブのツアーでもっと全国を回りたいですし、アメリカにも行きたい。やりたいこといっぱいあります!(取材・文:浜瀬将樹)ゆりやんレトリィバァ単独ライブ『Re:Re:Re:Re:』開催日時 :2021年9月20日(月・祝)開場16:30/開演17:30(~19:30)会場 :よみうりホール(〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目11-1 読売会館7F)ゲスト :ジャルジャル料金 :前売 3,500円 /当日 4,000円 / 配信 2,000円[ 劇場観覧チケット ] FANY Ticket :https://yoshimoto.funity.jp/[オンライン配信チケット] FANY Online Ticket:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/
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芸能 2021年08月18日 15時00分
「俺には無理や!」ミキ亜生が恐怖、ゆりやんは「ゾクゾクする」 即興コントショー挑戦の2人、意見が一致した憧れの芸人は意外な先輩?
新型エンターテインメントショー『THE EMPTY STAGE GRAND 2021 SUMMER』が、8月16日~19日、21日~ 22日に『よしもと有楽町シアター』とオンラインにて開催される。(17日13:00の回は劇場のみでオンライン配信なし) >>全ての画像を見る<< 2014年にスタートした本公演は、“即興”をテーマに『One-Man Talk Show(一人喋りショー)』と、アメリカ最大級のコメディ集団『The Second City(セカンドシティ)』の即興コントメソッドを持ち込んだ『新ジャンルの即興コントショー』の2部構成でお送りする。 今回、『一人喋りショー』に出演するミキ・亜生、ゆりやんレトリィバァにインタビューを実施。ある先輩芸人を“激推し”する様子や、兄であり、相方でもある昴生に、男の子が産まれたことで、甥っ子を溺愛する亜生など、2人の新たな一面が垣間見える時間となった。 『One-Man Talk Show』は客から1つずつお題をもらい、即興でトークを作り上げる“芸人力”が試される。亜生は、まだ大阪で活動していた数年前に参加経験があるそうだが、当時、千原ジュニアの伝説を聞いて腰を抜かしたという。「ジュニアさんは、お客さんから、テーマを一気に3つもらい、即興ですべてを繋げてオチに持っていったらしいんですよ。そこで“俺には無理や!”って思いました」。 よって、当日はある作戦を敢行。「お題をもらったら、そこから『ワンマントークショー』が始まるじゃないですか。その日の作戦としては、最初はお題をもらわんと、やりたいトークだけしました(笑)」と苦笑い。のちに、ゆりやん、霜降り明星、ミキの3組で、ユニットライブを開催。ほぼ即興コント・トーク公演をやりきり、そこで“即興”の素晴らしさを感じるようになったが、当時はそんな余裕もなかった。しかし、今回は違う。即興ステージを踏み、芸歴を重ねたこともあってか「前は(トークを)用意した部分もあるので、(今回は)あえて何も用意しないで戦いたいですね」と意気込み十分だ。 一方、ゆりやんは自らを「“人生即興劇場”みたいなところがある」と言うように、“どうなるか分からないこと”に関して「ゾクゾクするんですよね。だから楽しみが多いんです」と述べる。また、即興の魅力については「2度と同じことができないっていうのが、めっちゃ楽しい。即興って奇跡が起きて大爆笑になるときもありますけど、かと言って、次に同じことをやっても面白くなくて……。その時にしかできないものだから、いいなって思います」と話してくれた。 そんな2人に一人喋り・トークに関しての“憧れの芸人”を問うてみた。すると「言い出したらキリがない」とした上で、2人の意見が一致。亜生とゆりやんが出したのは、コロコロチキチキペッパーズのナダルであった。2人は“ナダル軍団”であるが、番組でイジりすぎたこともあってか、すでに除名されたという。 そんなナダルの話題となると、亜生は堰を切ったように「スベっても面白いし、面白い話もオモロい。ナダルさんがトークでスベっているところを見たことがないんですよ。イジられるし、イジれるし、滑れるし……最高。ボクはお笑いモンスターやと思います!」と絶賛。ゆりやんも「すべてを兼ね備えていますよね。ナダルさんって最強なんですよ」と合いの手を入れた。 ナダルを“キャラクター”に昇華させた相方・西野創人にも注目。ゆりやんが「西野さんって面白いし、人を見る目があって、操る能力もある」と言えば、亜生も「『あれ?』って気づくのがめっちゃ早いんです(笑いの嗅覚を持ち、いち早く違和感に気づく)。いいバランスのコンビですよね」という。2人は彼らの魅力をまくし立てた後、記者に向かって「『コロチキ最強』って見出しにしてくれますか?」とお願い。インタビュー会場の笑いを誘った。 また、8月初旬には昴生が第一子誕生を発表した。叔父になった亜生に、その話題を投げかけると「稼げるだけ稼いで、全部あの子に注ぎ込んでいこうかな」とデレデレ。さらに「自分の車に(甥っ子用の)チャイルドシートを買おうと思っています。明後日、休みなので、チャイルドシートと一眼レフを買いに行きます。コロナ明けたら『ディズニーランド』に行くって言うてたから、それもついて行って写真撮りたいなって」と夢心地だ。 そんな中、兄弟でこんなやりとりがあったという。「お兄ちゃん、奥さんのことめっちゃ好きなんですよ。これは変な意味じゃなくて、“奥さんとの2人の時間がもうないんや”って思ったら寂しくなったらしくて……。僕が『預かるで』って言うたら『いいの?』って。『もちろん俺は子どももめっちゃ好きやけど、お前が預かってくれることによって、奥さんと2人でデートできるから嬉しい』って(言っていた)」と回顧。妊娠してからより一層夫婦仲も仲良くなっていたと述べていた。(取材・文:浜瀬将樹)『THE EMPTY STAGE GRAND 2021 SUMMER』■公演スケジュール8月16日(月)13:00公演 千原ジュニア(千原兄弟) チームA8月16日(月)18:00公演 山名文和(アキナ) チームA8月17日(火)13:00公演 河井ゆずる(アインシュタイン) チームB8月17日(火)18:00公演 鰻和弘(銀シャリ) チームB8月18日(水)13:00公演 多田智佑(トット) チームB8月18日(水)18:00公演 桑原雅人(トット) チームB8月19日(木)13:00公演 川西賢志郎(和牛) チームA8月19日(木)18:00公演 亜生(ミキ) チームA8月21日(土)12:30公演 ゆりやんレトリィバァ チームB8月22日(日)13:00公演 ケンドーコバヤシ チームA8月22日(日)18:00公演 石田明(NON STYLE) チームA≪チームA≫竹若元博(バッファロー吾郎)、川谷修士(2丁拳銃)、森本英樹(ニブンノゴ!)、大川知英(ニブンノゴ!)、イチキップリン、西村ヒロチョ、池田直人(レインボー)、ジャンボたかお(レインボー)≪チームB≫山本博(ロバート)、玉城泰拙(セブン by セブン)、宮平享奈緒(セブン by セブン)、守谷日和、林大介(かたつむり)、ロジャー(大自然)、しんちゃん(大自然)、のぶきよ(サンシャイン)●Music Director鎌田雅人葛岡みち【チケット】チケット 前売り4,500円、当日 5,000円●観劇チケットhttps://yoshimoto.funity.jp/●配信チケットhttps://online-ticket.yoshimoto.co.jp/
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芸能 2021年08月06日 17時30分
『るろ剣』『キングダム』も担当、裏話も スタントパフォーマーの伊澤彩織が映画主演、女子高生の殺し屋役に「共通点が多かった」
スタントパフォーマーとして知られる伊澤彩織と女優の高石あかりがW主演を務める映画『ベイビーわるきゅーれ』が、東京・テアトル新宿などで順次公開されている。 >>全ての画像を見る<< 監督・脚本に阪元裕吾、アクション監督に園村健介を迎えた本作は、女子高生の殺し屋2人組・杉本ちさと(高石)と深川まひろ(伊澤)が主人公。組織に委託され人殺し以外何もやってこなかった彼女たちが、高校卒業を間近に“社会人”として世の中に適合しなければならなくなった。コミュ障のまひろは、そつなく何でもこなすちさとに嫉妬し、2人は険悪ムードに。そんなときでも殺し屋の仕事は忙しく、ヤクザから恨みを買ってしまい……。社会不適合者である2人が、どのように大人へと成長していくのか? 目が離せない作品である。 主演を務める伊澤は、映画『キングダム』や『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』などで、スタントダブルを担当した現役のスタントパフォーマー。本格的な女優としては、阪元監督の映画『ある用務員』に続いて2作目の出演となる。今回、映画公開を記念して、伊澤にインタビューを実施。バリバリのアクションが詰まった本作の見どころを中心に、じっくり話を聞いた。ーーまずは脚本を読んでの感想を教えてください。 今までにない殺し屋の形。2人組の女子が殺し屋で、ぜんぜん社会になじめなくて奮闘する日常を描いたお話だったので、すごく面白いなって思いました。脚本を初めて読んだ時から、まひろとは共通点が多かったんですよ。ちさとを演じたあかりちゃんも「共通点が多い」って言っていたので、私とあかりちゃんのために作られたかのようなキャラ設定とお話で(笑)。すごく親近感を持ってまひろに接することができました。ーーまひろはどんな人物なんですか? RPGゲームの選択肢みたいに、「>たたかう」、「>どうぐ」、「>にげる」を使い分けてる人だなと思いました。すごく純粋だから、自分が少しでも“嫌だな”と思ったことがあれば、すぐに逃げちゃう。まわりからは「努力してない」、「社会に馴染め」と言われても、まひろは自分の感受性を守ることを優先したいんです。いまは、自分の好き嫌いが分からない状態なので、社会に出て、自分の身体で経験する時期というか……。自分のことを知っていく途中の、モラトリアム真っ只中な人物ですね。ーーW主演となった高石さんの印象を教えてください。 天真爛漫で、明るくて、瞳の中がきらきらしている。表情が豊かで、隣でずっと行動を見つめたくなる方でした。でも、しっかり者で、役に対しての考え方や作り込みが本当にすごくて。年齢が9歳下なのですが、歳なんて関係なく、大尊敬しています。ーー現場で印象的だった出来事は? ラストバトルの撮影後、私にとってすごい事件が起きて。本作のアクション監督の園村さんが監督をされている『HYDRA(ヒドラ)』というアクション映画があるのですが、その作品の主役が『ベイビーわるきゅーれ』の中で戦うことになる三元雅芸さんという役者さんなんです。『ヒドラ』を映画館で観たとき、スクリーンから目が離せなくて、まばたきもしたくなくて、鳥肌がずっと立っていました。はじめて立ち回りで感動して、いつか私もこんなアクションができるようになりたいと目標にしていました。 『ヒドラ』と同じアクション監督と俳優さんを目の前にして、『ヒドラ』のアクションを超えられるか、というのが私の中で課題だったんですよ。撮影が終わって、自分の中で“『ヒドラ』超えられたなかったな”って思っていたら、三元さんが「伊澤ちゃんとやれてよかったよ。『ヒドラ』超えたよ」って言ってくださって……。もう(その場で)泣きそうになっちゃって……。「園村さんの作る立ち回りを女性が演じていると、余計に応援したくなる」って三元さんに言ってもらえて、本当に嬉しかったです。ーーアクションシーンを撮る際は、どんなことを心がけているんですか? いろいろあるんですけど、最近やっているのは、立ち回りを忘れることです。戦う相手が今回の撮影以前からアクションをやらせてもらっているスタントの方たちばかりだったので、信頼関係があった上で撮影ができました。アクションは、相手と私がどれだけコミュニケーションが取れているかが重要で、パンチが1センチずれただけで相手が怪我をしてしまう可能性があるんですよ。今回は、事前の練習中にコミュニケーションをとって、しっかり自分の動きと相手の距離感を体に覚えさせていたので、本番は暴れるだけでした。 今回のアクションは、私が無双しているわけではなく、対複数男性や強い男性相手に身長159センチの女性がどうやって戦うのか? というところに重きを置いて園村さんが立ち回りを作ってくれました。なので、きれいには戦ってないんですね。自分の体重を乗せたり、相手の身長差を使って、がむしゃらに、とにかくギリギリ感を出さなきゃいけなかった。信頼できる相手と安心して取り組める分、本番は立ち回りを思いっきり忘れて、怪我をしないギリギリまで攻めさせてもらいました。ーーこれまでスタントパフォーマーとして数多くの活動をされてきていますが、過酷だった現場は? 私の中で、過酷は2パターンあって。その1つが、本当は夜に終わるはずだったけど朝から朝までアクションしている現場(笑)。アクションって時間との勝負で、どれだけ完璧なテイクを出せるのか、何回撮れるのか、妥協点を含めてアクションを進めていかなきゃいけないので、時間はがあればあるほどいいんですけど、日本の現場は何時まで撮るか教えてくれないんですよね。体力も消耗してくるので、“朝から朝まで”は流石につらくなってきます(笑)。 もう1つは、天気です。夏になるとみんな真っ黒に日焼けしながらやっていて、食欲もないけど、汗だくで動かなきゃいけない。逆に鞄が凍るほど寒い現場でアクションをしなきゃいけないこともあります。睡眠と天気に関しては、怪我などのリスクも伴うことがありますね。ーー伊澤さんが参加された映画『るろうに剣心 最終章~』では、佐藤健さんや新田真剣佑さん自ら素晴らしいアクションをされていました。近年、俳優のアクションレベルは向上していると思いますか? 最近アクション作品が増えてきて、アクションスタッフも人手不足と言われているくらい現場が多い分、アクションする俳優さんも増えています。時間をかけてアクションに対する比重を大きくしてくれる現場であればあるほどアクションの精度が高くなるんですよ。アクションってクランクイン前にどれだけ練習できるかが勝負で、『るろうに』に関しては、アクション部が動きはじめたのが、クランクインの約4カ月前。その間に、アクションを作って、アイデア出しをしつつ、役者さんとトレーニングをしているんですね。本番までに20回以上練習している役者さんもいるんですよ。『るろうに』には、綿密にアクションと向き合える仕組みがあったからこそ、役者さんのアクションレベルもすごく高いし、あれだけすごいアクションシーンを撮影できるのだと思います。ーーいろいろなお話ありがとうございました。最後に『ベイビーわるきゅーれ』の見どころをお願いします。 いまは、「何かしなきゃいけない」、「自分が何者なのかをハッキリさせなきゃいけない」という風潮があると思うのですが、何もなくても生活はできるし、平凡な日常の中に尊い瞬間がある。『ベイビーわるきゅーれ』は、そんな日常に寄り添った物語なので、映画を見てくれた方自身がちさととまひろとの共通点を見つけられる映画だと思っています。何でもない日常を楽しんでもらえたらうれしいです。(取材・文:浜瀬将樹)映画『ベイビーわるきゅーれ』公開日:全国順次公開中監督・脚本:阪元裕吾アクション監督:園村健介出演:高石あかり、伊澤彩織ほか※高石あかりの「高」ははしごだか
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芸能 2021年07月03日 12時10分
“昭和の良き時代のアクション”が蘇る 赤井英和と上西雄大W主演映画公開で「惚れ惚れする」演技が炸裂!『悪名』シリーズを彷彿も
赤井英和と上西雄大がW主演を務める映画『ねばぎば 新世界』が、7月10日から全国順次公開される。 主演を務める上西自らが監督・脚本・プロデューサーを務めた本作。大阪新世界を舞台に、かつてヤクザの組をつぶして回っていた村上勝太郎(通称・勝吉)と弟分の神木雄司(通称・コオロギ)が再会。あることをきっかけに悪徳宗教団体に乗り込んでいく。小沢仁志、西岡德馬、有森也実、菅田俊、田中要次など豪華俳優陣が脇を固め、古き良き昭和のテイストが散りばめられた痛快アクションドラマを作り上げている。 >>全ての画像を見る<< 今回は、赤井と上西にインタビュー。熱く語ってもらうだけでなく、第8回ニース国際映画祭で外国語長編映画部門の最優秀作品賞・最優秀脚本賞、2021年WICA(ワールド・インデペンデント・シネマ・アワード)で外国映画部門最優秀主演男優賞(赤井・上西)を受賞と、外国の映画祭から評価を受けた喜びを述べてもらった。ーーまずは赤井さん。オファーを受けての感想からお聞かせください。 赤井「大映映画の勝新太郎さんと田宮二郎さんの名コンビが出てくる映画『悪名』シリーズを、子どもの頃から観させていただいていたんですけど、それを彷彿とさせるような作品になっているというのを聞いて、うれしくてうれしくて、初日が来るのが待ち遠しいくらい“ドキ”が“ムネムネ”しながら作品に取り組みました」ーー上西さんは、なぜ赤井さんにオファーしようと思ったんですか? 上西「『悪名』は僕の根底にある作品だし、何より、赤井さんと組ませていただけるなら“『親分』と呼びたいな”という思いもあって、すぐに(『悪名』シリーズと)直結しました」ーー昭和の匂いの感じる作風ですが、令和にやることに意義があると。 上西「いまは昔の日本にあったものがなくなっているような気がしていて、あえてそこを現代社会に持ち込むことで、逆に“人間”を描くことができるのではないかと思いました。まさに昔の日本映画のように仕上げさせてもらったので、いまの時代の作品だけど、(観客に)“あれ? これ、昔の映画かな?”って思っていただければ狙い通りですね」ーー赤井さんは、いざ勝吉を演じてみて、彼にどんな印象を受けましたか? 赤井「そないに利口ではないですけども、真っすぐで正義感のある男だなと。暴力はいかんことやけども、それによって正していく、今いないヒーローだと思いますね」ーー性格の面で、ご自身と似ている部分はありますか? 赤井「私、ドラマ、映画、舞台にしても非常に台詞覚えの悪い人間なのですが、台本を見ると、すぐに自分の言葉として言えたので、監督がいろんな私を見て表現してくださったのかなって思います。自分が特に好きなシーンがあるんですけども、2人で焼肉食べているときに(コオロギに)『お前は俺の弟や』って言うシーンがあるんです。そこはジーンときますし、素晴らしい台詞やなと思いました」ーー勝吉は、ファンの方が“ぜひ赤井さんにやってほしかった役”になったのではないでしょうか。 上西「そうですね。台詞を横で聞いていて、役に入っているのに本当に惚れ惚れするというか。金子昇さんが演じる刑事に向かって啖呵を切るシーンがあるんですけど、コオロギとしても上西雄大としてもしびれました。赤井さんファン、大阪のみんなは同じ気持ちになると思います」ーー上西さんはコオロギについてどんな印象を持っていますか? 上西「コオロギはただただ親分(勝吉)が好きで、そばにいたいって思っている男なんですけど、あいつは親分のそばにいてこそ輝くし、力を発揮できる。親分がいないと刑務所に入るようなダメなやつで、一人歩きはできないんです。親分への想いを持って人として立てる……。そういう人間を作りたくて書きました。 実は、コオロギが主人公の『コオロギからの手紙』(上西が作・演出・出演)という舞台をしたんですけど、コオロギは、田宮二郎さんをモデルに作ったキャラでして、今回『悪名』(がモチーフ)ということなので、入れさせていただきました。この舞台は6月末に下北沢で再演する予定です」ーー映画とリンクする部分もあるんですか? 上西「あります。ただ舞台のコオロギは独り立ちできていますけど、映画は親分のそばで生きる男になるので、多少違いますが、似ている部分もあります」ーー2人がお好きな『悪名』がモデルのため、役作りしやすかったのでは? 上西「赤井さんは完璧でした。NGが1回もないんです。僕は共演できる喜びの中、緊張してNGを出しまくったっていう(笑)」 赤井「いやいや、そうやって(脚本を)書いてくれたからね。感情の動きを活字にして書いてくれているんで、そういう気持ちになれた。台詞じゃなくて自然と気持ちが出た映画になったと思います」ーー映画祭で賞を受賞しました。こちらのお気持ちも聞かせてください。 上西「こうした“いかにも日本の昔の映画”のようなテイストが、海外の人に受け入れられてうれしかったですし、主演男優賞をWでいただけたのは、非常に光栄なことだと思いました」 赤井「自分の持っているものをすべて出して、それを評価していただけるのはありがたいことやと思っています。監督はじめ、共演者・スタッフの方に感謝している次第でございます」ーー『ねばぎば 新世界』の前にも共演経験はあるそうですが、お互いの印象について教えてください。 赤井「(上西が監督・主演を務めた)映画『ひとくず』を観まして、役者としての魅力や監督しての力量が素晴らしいなと。これはどちらにしても学ぶこともあって、役者として監督として尊敬する方やなと思っています」 上西「僕ら大阪に住む者からしたら、赤井さんはヒーローの中のヒーローなんですよ。昔から(赤井主演の)映画『どついたるねん』のDVDを持っていまして、1年のうちに何回か観る作品というのもあって、(共演は)夢のような想いでした」ーー上西さんは、監督としても共演者としても赤井さんと対峙されましたが、役者・赤井英和の魅力はどんなところにあると思いますか? 上西「人間力がある方で、赤井さんでしか表現できないものがあるし、お会いすればその魅力に心打たれることが多いですけど、それを観ている人にも受け取ってもらえるような作品にしたいなと精いっぱいやりました」ーー最後にメッセージをお願いします。 赤井「“昭和にあったような、力で正義をとる”という作品はないんかなって思ったところに、このお話をいただきました。私たちより上の先輩方も楽しめる作品になっているのはもちろん、若い人にも斬新に感じながら観てもらえるかなって思います。ぜひともよろしくお願いします」 上西「今の時代に、あえて昭和のテイストで挑みました。赤井さんと僕で、かつての『悪名』を匂わせることができれば最高ですし、昭和の良き時代のアクション娯楽として楽しんでいただければ、心からうれしいです。ぜひ、観ていただきたいです」取材・文:浜瀬将樹映画『ねばぎば 新世界』出演:赤井英和 上西雄大 田中要次 菅田俊 有森也実 小沢仁志 西岡德馬ほか監督・脚本・プロデューサー:上西雄大制作:10ANTS 配給:10ANTS 渋谷プロダクション2020/JAPAN/Stereo/DCP/118min公式サイト:http://nebagiba-shinsekai.com/ 公式ツイッター:https://twitter.com/nebagibamovie7月10日(土)より新宿K's cinemaほか全国順次公開
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芸能 2021年06月04日 12時10分
乃木坂46の向井葉月も出演! インパルス板倉が自身の小説を舞台化、脚本・演出を務める『蟻地獄』 公演中
インパルスの板倉俊之が原作・脚本・演出を務める舞台『蟻地獄』 が6月4日から6月10日までよみうり大手町ホールにて開催される。 2012年に発表された板倉俊之原作の長編小説『蟻地獄』を舞台化した本作は、裏カジノに立ち入った主人公らが、立ちはだかる様々な“地獄の罠”と対峙する様をスリリングに描くノンストップサスペンス。昨年、新型コロナウイルス感染拡大の影響により公演中止となったものの、約1年の充電期間を経て公演が実現した。高橋祐理、山口大地、天野浩成ら魅力的なキャストに加え、乃木坂46の向井葉月が出演することも話題だ。板倉に舞台の見所などを聞いて来た。 >>全ての画像を見る<<ーー漫画化もされたご自身の小説を舞台化した本作ですが、どんな経緯で実現したのでしょうか。 板倉:『蟻地獄』をご自分で演出してやりませんか、というオファーを2年くらい前にもらったんです。それが一旦中止になって、今回ようやくできることになったという感じです。ーー自分の小説を舞台化することに対しては、生みの親ならではの苦労もあったのでは。 板倉:最初にお話をもらった時は抵抗がありました。あれをどうやって舞台化すればいいんだろうって。ただ、舞台化するのなら、何も知らない人がやるより、一番詳しい自分がやったほうがいいだろうなと思って受けることにしたんです。小説自体はミステリーとかサスペンスとかバイオレンスとかいろんな要素が入っていて、そういう魅力を損なわずに舞台化できればと思っていました。ーー昨年公演の予定だったのが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で一旦中止になりました。中止になった当時はどんな心境でしたか。 板倉:ニュースとか見ていたらやむを得ないかと思っていましたが、わがままを言わせてもらえば、そこに向けて頑張っていた労力が無駄になったというガッカリ感はありました。でも、あの時は仕方がなかったかなって思います。たいへんな思いをしている人がたくさんいる中だったので。一旦中止になったことで、今回準備でバタバタすることはありませんでしたし、そこはよかったかなと思います。当初と劇場が変わったりした影響でセットとかは変えましたが。ーーどういう人に見てもらいたいですか。 板倉:裏社会、アウトローの世界を描くので、女の人は及び腰になるかもしれないですが、見てもらえればそういうものじゃないって楽しんでもらえると思います。男の人はすんなり入っていける内容だと思います。ーーお笑いの活動もしながら小説を書いたり、クリエイターとしても活躍されていますが、アイデアが豊富なことに驚かされます。 板倉:小説を書く上での設定とかは自分の中に無限に持っているんです。全部を形にできないだろうなっていうくらい。その中から結末までしっかり書けそうだというものを選んで書いています。ーー小説家としてのキャリアは2009年の『トリガー』から始まりました。 板倉:『トリガー』は、当時、僕がお笑い芸人として飯を食っている中、なんとかお笑いにしたいなと思っていたアイデアが元になっています。生きている中でなんでこんなことする人いるのっていう人たちを片っ端から銃で撃っていく。それをなんとか笑いにできないか、“殺す”が笑いになるというのはできないかなって思っていたら、小説書きませんかってたまたま誘われて。そのアイデアをそのまま小説として形にしたんです。ーーお笑いを作るのと小説を書くのはどちらが難しいですか。 板倉:種目が違いますからね。比較のしようがないです。笑いを生み出す難しさもあるけど、小説には小説の難しさがある。小説の場合、ストーリーは完全オリジナルで、人をワクワクさせたり、泣かせたり、ゾッとさせたりとかしないといけない。笑いを作るのとは全く違う作業なんです。ただ長編小説は書き上がるまでの時間が半端じゃない。コントの台本は思いついてモノになるなと思えば1日あれば書けるんですけど、小説は書き出すとゴールを切るまでに1年とか2年かかったりするのでそこは大変です。作家一本でやるのは精神的に難しいと感じます。笑いをやっているからバランスをとりながらやれるんだと思います。ーー相方の堤下敦さんも自分で舞台を企画したりしています。相談しあったり、アイデアを共有しあったりということはあるのでしょうか。 板倉:あまりないです。互いの舞台は見てないし、今回の舞台も(堤下は)見ないでしょうが(笑)。小説や舞台をやることに関して、自分はあんまり周囲のことは意識しないです。自分のことは自分のことだし。ーー多角的に活動する中、将来的なビジョンはありますか? 板倉:極限まで自由でいたいと思っています。本を書くって、それだけで食っていくのはかなり大変なこと。それをやりたい時にやれる環境があればいいなと思っています。十年後は世の中もだいぶ変わっていて、舞台があるのかもわからない。コロナが終わらないかもしれない不安もあるので。そんな中もマイペースで何かを作り続ける環境があれば嬉しいですね。 特に、笑いに関して、コロナの影響があるだろうって、その部分に一番危機感を持っています。お笑いの公演は笑い声を出して見るものなので、それができないのは不便だなって。せっかく見に来てくれているのに、笑い声を抑えてもらうのが申し訳ないです。ーー今回の舞台が好評なら今後もシリーズ化して続けていきたいと考えていますか。 板倉:『蟻地獄』の続きをまだ書けていないのでなんとも言えないです。シリーズ化とかは今は考えていないです。これが好評なら誰か映画にしてくれたらいいなとは思います。今回の舞台は原作を知らない人でも楽しめるように作っています。音がなかった世界に舞台化されることで音が加わっている。そこを楽しんでもらえたらいいなと思います。(取材・文:名鹿祥史)舞台『蟻地獄』https://arijigoku-stage.com/
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芸能 2021年05月30日 18時00分
「幸福の科学」と決別後初の監督・主演作公開! しがらみを絶った宏洋、出演の青山ひかると“自己最高傑作”の見所語る
宗教法人「幸福の科学」の大川隆法総裁の長男であり、実業家、作家、タレント、映画プロデューサーなど多彩な分野で活躍してきた宏洋が監督・脚本・プロデュース・主演を務める映画『グレーゾーン』が、6月4日より公開となる。 >>全ての画像を見る<< 関東に君臨する極道一家・黒崎家の家族を題材に、当主・黒崎弦信が暗殺されたことをきっかけに起こる後継者争いや、弦信の三人の子どもたちをはじめとした極道一家の闇や秘密を絡めた騒動を描く本作。 2018 年に宏洋が創業した宏洋企画室株式会社による初の映画プロジェクトでもあり、宏洋は本作で監督デビューを果たすほか、劇中、黒崎家に拾われて使用人として働き、刑事の依頼で弦信の三人の子どもたちの情報収集をし始める主人公・灰原龍役も演じる。本作の見どころを、宏洋と、劇中、黒崎家の次女・美鈴役を演じる青山ひかるに聞いてきた。ーー宏洋さんと映画の関わりについてまず教えてください。宏洋:19歳の頃から、父の大川隆法がやっていた、「幸福の科学」の宣伝映画に携わるようになったんです。最初はアニメから始めて、実写映画に携わるようになり、そのうち役者をやったり脚本を書いたりもしたんですが、いろいろとあって決別しました。「幸福の科学」で映画を作る場合はどうしても、教団の宣伝要素を入れなければいけない。それをやるとどうしても映画としての質が落ちてしまう。そこにわだかまりがあったので、その現場から離れ、今回は自分で脚本も監督も主演も務めるこの『グレーゾーン』を作ったんです。100%「幸福の科学」からの干渉を受けずに、自分が作りたいものを作った初めての作品です。ーー撮影はいつ頃行われたのですか。宏洋:2年前です。2年前の自分にできるベストを尽くした作品です。ーー自分の作りたい映画を作るために会社も立ち上げたと聞きました。映画の会社を運営するのは大変なのでは。宏洋:宏洋企画室という会社を作りました。経営は確かに大変です。今回はコロナが絡んで公開が先延ばしになったりしたので、なおさら苦労を感じました。映画はお金がないと撮れないので、お金の問題にも直面したんです。僕が携わった「幸福の科学」の『君のまなざし』(2017年)を例に挙げれば、この映画の6倍以上の予算をかけて撮ったりしていたんです。そういう意味ではクオリティを下げないギリギリの範囲まで予算を抑えるとか、「幸福の科学」での映画とは違った工夫が必要でした。ーー今回の映画は家族の物語でもあります。宏洋さんは以前、YouTubeなどでご自身の家族とのトラブルなどを赤裸々に告白されていた経緯がありましたが、今回の映画はそういった自分の家族とのエピソードなども反映させて作った映画なのでしょうか。宏洋:基本わたしは自伝的なものは書きたくないんです。これは誰かの物語ですとか、誰かをモデルにした話ですというのはあまりやりたくないです。原作のあるものならいいんですけど。大川家は確かに両親が離婚して裁判をしたり、子どもが5人いるんですけど、5人のうち2人離婚していて離婚まみれで、兄弟同士で誰が大川の跡を継ぐかみたいな、ドロドロの争いがありました。そういうことを見てきたので、今回の映画の跡目争いや喧嘩のシーンはうまく撮れたと思います。でも大川家での話はエッセンスとして取り入れた程度のものです。ーーキャスティングもご自身がされたと思いますが、青山さんを起用しようと思った理由はなんですか。宏洋:(青山演じる)美鈴は一番難しい役だったんです。二面性があり、キャラクター的にぶっ飛んだ役どころでもあるので、ハマる役者じゃないとハマらないだろうなって。見た目がアイドル的だけどお芝居ができない人だと難しい。コケるリスクもある。一番気を遣ったキャスティングでした。そんな中、お芝居もできて、見た目のイメージも合う青山さんに声をかけたんです。ーー青山さんはオファーをもらった時、どんな印象を持ちましたか。青山:ある方から宏洋さんが映画を撮ろうとしているという話を聞いて、出てくれないかと誘われたんです。わたし的には仕事は大好きだし、スケジュールも空いていたら大丈夫ですよって。前回出演した『映画版ふたりエッチ~ラブ・アゲイン~』(2019年)ではふわふわとした可愛い役をやったんです。だから「次回はヤンキー役に挑戦したいです」みたいなことを言っていたらこの話が来て、美鈴はすごく口も悪いしっていうところで、言ったことが叶うなって。だからお話をもらった時はすごく嬉しくなったのを覚えています。ーー青山さんはアイドルとしても活動しています。女優としての仕事に対してはどんなイメージを持って取り組んでいるんですか。青山:元々は声優をやりたいということで上京して来たんです。だからお芝居をやりたいという気持ちは以前からずっと強かったです。グラビアをやりつつ、舞台をやったりしているうちに、演じている自分が好きになりました。わたし、普段の素の自分はあんまり好きじゃなくて。でも、演技のお仕事をしている時は、その期間、その役になりきれる。その演じている自分が好きだし、周囲からの反響をもらえるのも嬉しい。お芝居の仕事をすればするほど演技をすることが好きになりました。ーー女優としては今後どんな方向に進みたいのですか。青山:クールで感情を表に出さないような、繊細な演技もやってみたいです。わたし意外と不器用なんです。憑依しないとめちゃくちゃになっちゃうだろうなって。グラビアをやりつついろんな役に取り組みたいです。ーー胸が大きいことなどに対しての容姿コンプレックスが以前はあったそうですが、今はどうなんですか?青山:最初は声優だけをやろうと思って上京したけど、いろんな仕事をする中で、グラビアの仕事に出合って、撮影会に行った時に、こんなにも自分に並んで待ってくれているお客さんがいるんだって気づいて、グラビアを天職だと思えるようになったんです。その辺りからプラスに捉えることができるようになりました。ーー宏洋さんは青山さんと一緒に仕事をして、どんな印象を持ちましたか。宏洋:役者としてはもう言うことないです。台本を読んできちんと役を理解して現場に入ってくるので。アドリブの引き出しも多いし、決めるところもきちんと決めてくれるなって。ーー青山さんは宏洋さんにどんな印象を持ちましたか。青山:現場では監督兼主演だから、ずっと休みがなくて、モニターと現場を行き来して、汗だくでいつ倒れるかなって心配になりました(笑)ーー宏洋さんにとっては船出となる最初の一本です。本作に対しての思いを教えてください。宏洋:自己評価するならこの映画が過去自分が作ったものの中で最高得点であることは間違いないです。作品のクオリティを下げるような要素は全部排除して作ったので。物理的にもう少し予算があればという部分はありましたけど、それはこの作品をヒットさせることで、次回の課題とします。まずは見てもらいたいです。青山:わたしは今回サンプルを見て、めちゃくちゃいい映画じゃんって。ちゃんと笑えるところもあるし。内容もしっかりしてメッセージ性もある。わたしは好きです。ぜひたくさんの人に見てもらいたいです。わたしの演技にもぜひ注目してください。(取材・文:名鹿祥史)『グレーゾーン』主演:宏洋出演:西原愛夏 青山ひかる 黒条奏斗 和田奈々 浪花ゆうじ 絹張慶仁科克基(特別出演) 中村ゆうじ主題歌:「灰色の空」(作詞:宏洋 作曲・歌唱:ウタエル) 監督・脚本:宏洋配給協力:アイエス・フィールド 製作・配給:宏洋企画室 2020年/日本/カラー/100分/ビスタサイズ/5.1ch 2020 宏洋企画室6月4日(金)よりシネマハウス大塚ほかにてロードショー公式サイト:http://www.is-field.com/g-zone/
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芸能 2021年05月22日 12時10分
“こんな時期やから”生で笑いを届ける ライセンス、9年ぶりの全国ツアー開催! 活動の転機は上京と結婚?
お笑いコンビのライセンス(藤原一裕、井本貴史)が、単独ライブ『25周年!ライセンス漫才トークツアー ~新作3本+トーク30分の60分公演~』を開催する。 『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のほか、テレビや劇場で活躍中の彼らは2021年でコンビ結成25周年。これを記念して行われる全国ツアーは、2012年のZEPPライブツアー以来9年ぶりで、福岡県、静岡県、東京都、京都府、そして2人の故郷である奈良県を回る。 >>全ての画像を見る<< 今回、6月からツアーがスタートすることを記念して2人にインタビューを実施。単独ライブの内容はもちろん、ライセンスの師匠的な存在であるダウンタウンについても伺った。ーー9年ぶりのツアーとなります。コロナ禍ではありますが、久しぶりに全国にいるファンの方にお会いしたい気持ちがあったんですか? 井本「そんなええもんちゃいますけどね」 藤原「そうなると、“なんで9年間会いたなかったんや”ってなりますけど(笑)」ーー確かに(笑)。 井本「“こんな時期やから”っていうのもあると思うんですよ。このご時世、別にオンラインでもいいわけじゃないですか。でも、映像と生はやっぱり違うので、個人的には“実際に行った方がええんやない?”と思うんですよね」 藤原「あとは、ネタを作っていく上で反応を生で見たいのと、東京で何公演もやるよりかは、いろいろ行った方が、“会える”という意味でもいい。約9年ぶりのツアーで、あの当時僕らのことを好きやった方々に、どんな感じでおじさんになっているのかを生で見ていただきたいなと(笑)。ある意味同窓会的な気持ちもあります」――地元の奈良県で千秋楽を迎えます。単独ライブで故郷に帰るというのは、また思い入れもあるのでは? 井本「それこそ9年前の自分やったら絶対にないんですけどね。何か……ジジィになったんでしょうね。地元愛みたいな(笑)。そういうのも含めて何か返せたらいいですよね」 藤原「井本が言うようにおじさんになったんやと思います。昔やったらカッコ悪いなって思っていたところが、“奈良でやってみたい”っていう気持ちが芽生えるし、今は堂々と『やりたい』って言えるっていう(笑)」――クラウドファンディングもされるそうですが、具体的にどんなことをされるんですか? 藤原「基本的には、グッズ作ったり、リターンとしてネタの中身に入り込めるようなものを考えていたりっていうのが一番なんですけど、もうひとつ理由として、クラウドファンディングを立ち上げることで、このツアーのことを皆さんに気にしていただける。そんなんも、昔やったら絶対にやっていなかった(笑)。もし、あの時代にクラウドファンディングがあってもやってなかったですね」 井本「絶対やってないでしょうね。でも、(今は)そういうのも全部面白がれたらええなって思っています」――年齢でいうと、ネタの方向性も変わってきそうですよね。 藤原「変わるでしょうね。若手の頃やったら『俳優になりたいねんけど』って入りの漫才ができますけど、今はもうできないんですよ。40歳超えて『俳優になりたいねんけど、芝居の練習に付き合ってくれへん?』っていうのはもう気持ち悪いじゃないですか(笑)。ある意味で狭まっているけど、ある意味で明確になっているというか」 井本「あと単純にコロナが相まってくるので、たとえば『この間みんなでご飯食べてんけど』っていうのはもうウソじゃないですか。その時点で話が入ってけーへんし……。だから年齢の規制もありつつ、ネタの規制もありつつ」――今回はネタのほかにも、2人がライフワークのようにされていたトークもあります(現在はライブからYouTubeに移行)。 藤原「ツアーでは30分喋らせてもらうんですけど、ネタだけで会いに行くのも何だなって思って。ソーシャル保って、挙手の反応にはなるかもしれないですけど、その現場のお客さんに話を聞くことはできるじゃないですか。最近、好きになったっていう人もいるかもしれないし、最近好きになった子からすると、たぶん昔の俺らのことは嫌いやろうし(笑)。そんなことを喋りながらできたら面白いなって思います」――25年という芸歴の中で、コンビや個人的なターニングポイントを教えてください。 井本「上京ですかね。その前までは、お笑いとの向き合い方がよく分かっていなかった。いわゆる入社式や面接があって(吉本興業に)入ったわけじゃなくて、ヌルッと入ってヌルッと始まっちゃって。そこでいろんなところで頭打って…… 上京前のヌルッとした時期に、関西では流れていない東京のレギュラー番組を持たせてもらっていたんですよ。(関西の)仲いい友達が家にいるとき、あまり見せたくはなかったんですけど、もう番組も終わるし、上京もする予定やったんで、ビデオを見せたら、そいつが、テレビ出ている俺に指をさして『これ誰?』って。『いや、お前こんな人ちゃうやん』『(本当は)粗暴で雑やん』とか、すっごい悪口を言われたんですけど(笑)、“確かにな”って思ったのは大きいですね」 藤原「僕は前回のZeppツアーのファイナルか結婚ですね。2012年に、いまの藤原寛(吉本興業株式会社代表取締役)副社長に、今年でツアーが終わるっていう話をしたら『あれは続けた方がええがな』って言われたんですよ。その時は意味が分からなくて、“これ以上のものはない”って思っちゃったんですけど、それは俺だけの感覚であって“お客さんからしたら続けてほしかったかもしれないな”っていうことに、ようやく気付けている今っていう(笑)。続けていたら、違う2021年を迎えていたかもしれないし、やっぱりやめといた方が良かったって思ったかもしれないし……」――結婚も大きかったんですね。 藤原「大きいですね。そこからくる仕事の色味が変わったんですよ。“若手芸人で頑張って売れるぞー”ではない仕事もくるわけじゃないですか。そういうところの戸惑いはありつつも、ネタ以外での発言、仕事の進め方、自分の姿勢は変わりましたね」――『ガキ使』では、ダウンタウンさんら先輩芸人さんと共演されています。やはり、偉大な先輩と仕事をするというのは、2人の中で大きいですか? 井本「ダウンタウンさんと何かさせていただけるっていうのはデカいですよね。僕は、(上京後、プライベートでも行動を共にすることが多いため)ほとんど浜田(雅功)さんに作ってもらったようなもんで。今でも相談しますし、参考どころの騒ぎじゃないですね。向こうも年とっているし、こっちも年をとっているし、時代とともに話すお笑いの話は変わってはきています。それでも『今のお前やったら、こういうさばき方をせなアカンのんちゃう?』とか『いまってこういうフリじゃなくなってきたよね』とか、いまだにそんなお笑いの話ばっかりするんで」――そんなイメージがなかったです。 井本「ないでしょ。『お笑いなんて興味ないわ』って見える人なんですけど、むちゃくちゃ(お笑いの話を)しはるし考える人なんで、そこを含めて勉強させていただいている感じですね」ーー藤原さんはいかがですか? 藤原「僕ら23歳くらいで『ガキ』に入れさせてもらったんですけど、会議を見させてもらっていて、“こうやって企画が生まれるんだ”とか、“この企画はこっちの方向でゴールしないんだ”とか、いまだに驚きばっかりです。“こうしたらいいんだ”っていう新鮮さを感じるのはほぼ毎回だし、そこにおいてたまに降ってくるチャンスというか。目が合っただけで『お前がドローン飛ばしたらええねん』って言われてやらせてもらうとか(藤原ドローンで1カットMV撮影)。 そういうふうに明確にいただけるチャンスもあるし、収録で鎖骨折って迷惑をかけることもありますけど(笑)、いまだに驚きと新鮮さに翻弄されています。知れば知るほど、ダウンタウンさんは雲の上の存在やなって思いますね」――では、最後に単独ライブに向けて、メッセージをお願いします。 井本「コロナでどうなるか分からないですけど、対策はしっかりするので、できるだけ生で見てほしいなって思っています。僕らもそうですけどお客さんも、生の方が楽しいと思うので、お近くに行った際にはぜひ足を運んでいただけたらなと思います」 藤原「来てくれるお客さんも、そんなめちゃくちゃ若い子が多いわけではないでしょうし、みなさん大人だと思うので、家の環境しっかり整えて、体調気遣って、ソーシャル保って(笑)、楽しみに来てください」(取材・文:浜瀬将樹)『25周年! ライセンス漫才トークツアー~新作3本+トーク30分の60分公演~』【日程】6/26(土) 会場:よしもと福岡 大和証券/CONNECT 劇場7/17(土) 会場:沼津ラクーンよしもと劇場8/14(土) 会場:よしもと有楽町シアター9/4(土) 会場:よしもと祇園花月※最終日は、新作6本とトーク30分 奈良県で開催予定料金:前売/2500円、当日/3000円FANYチケット:https://yoshimoto.funity.jp/r/25th-licensetour/直接購入:ファミリーマート店舗
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芸能 2021年05月15日 12時10分
間寛平、ブレークのきっかけはさんまと行ったギリシャ?「兄やんの頼みなら」感動秘話明かす 全国ツアーには豪華新喜劇メンバー出演
間寛平が全国ツアーライブ『芸能生活50周年+1 記念ツアー』を開催する。 ライブ内容は、内場勝則や辻本茂雄らが出演し、寛平が座長を務める吉本新喜劇はもちろん、ネタコーナーには人気芸人が登場。中川家、千鳥、かまいたち、和牛らが寛平の50周年に華を添える(座員や芸人は各地によって変更される)。 今回、ツアー開催を記念して寛平にインタビュー。ライブのことはもちろん、明石家さんまや、千鳥とのエピソードを振り返ってもらった。ーー今回のツアーの目玉のひとつが新喜劇。寛平さんが座長をやられていた頃の古き良き新喜劇が見られそうで、楽しみにしている方も多そうです。 あまり難しいことを考えず、定番の設定で分かりやすいものを。「これが吉本新喜劇~♪」というものをお見せしようと思っています。ーーどうしたってコロナ禍で落ち込みやすい世間ですが、いらっしゃった皆さんに元気を与えそうですね。 めちゃめちゃ元気にします。変に“芝居、芝居”せずに昔の新喜劇をめざします。ーー新喜劇のメンバーは、内場さんや辻本さんなど、ベテラン勢から東京の座員さんまで幅広くご出演されます。 (ツアー帯同メンバーには)信頼を置いていますよ。みんなすっごい腕がある。だから安心してできますね。ーー座長をする際に意識することはございますか? 全然ないです。みんな仲間やし、みんなでやっていこうと。ある程度台本ができあがってきたんですけど、読んだ段階で“ここでこう来るな”とか分かりますわ。あと、僕がボケたときに、久しぶりにやる辻本からどうツッコミがくるのか……楽しみにしています。そういうのも考えていたら今から楽しみですよ。ーーほとんどの公演に村上ショージさんがネタや新喜劇で参加されます。 ショージは安定感があって独特の空気を持っていますよね。ふだん劇場でネタやっているところも見てんねんけど、めちゃめちゃウケてますから。地方行ったら爆発するんちゃいます? このほかにも、みんな(ネタをする芸人も座員も)笑い取るし、安心しています。一番心配なのは、新喜劇で僕のセリフが多いところですわ。ーー(笑)。芸歴50年の中で、ご自身の「これがあったから今がある」という仕事や出会いなどのターニングポイントを教えてください。 出会いと言うと、木村進(元吉本新喜劇座長。寛平と共に人気を博した)、うちの嫁、(明石家)さんま、比企啓之(寛平の元マネージャー)ですかね。特にさんまちゃんは大きかったですね。(さんまが)前説みたいなんをやっていたときに「頑張れよ」とか偉そうに言うとったんですけど、偉くなりすぎましたわ……。ーー(笑)。 一番大きい仕事で言うと、比企が番組の制作会社に「寛平がギリシャに行って、246km不眠不休で走るスパルタスロンに挑戦するから撮りにきてください」って売り込んでくれたことがあったんですよ。そしたら、番組側は「さんまを引っ張り出してくれ」と。当時はバブルでしたけど、何千万円もかけて撮りに行くし、もしリタイアしたらさんまちゃんとの旅番組にするって。そこで僕が、さんまちゃんに「テレビが来てくれんねんけど、一緒にギリシャに行ってくれへんか?」とお願いしたら「寛平兄やんの頼みなら行ったんで」って来てくれることになって。ーーそんなことがあったんですね。 それからギリシャに行って246キロ先のゴールに向けて走るわけですけど、足が豆だらけで歩かれへんようになって、194キロでリタイアしてしもうたんです。5、6キロ先にあったチェックポイントで、さんまちゃんやらスタッフやら嫁が待ってくれていて「もうすぐ来るぞ!」「あとはゴールに行くだけや!」って盛り上がっている中、僕が車で来たもんやから、みんなポカーンですわ。スタッフもうちの嫁もみんな泣いていたし、「しゃーないな」ってさんまちゃんも泣きかけていた……。 その番組を1月4日の昼に流したんですけど、番組の始まりが(視聴率)2%くらいだったのが、終わり頃になったら18%になっていて。それで(世間の)みんなに僕のことを知ってもらえるようになったんですよ。それからコマーシャルが4、5社来て、いろんな仕事が重なっていった。 でも、僕の中では“クッソー!”っていうのがあったんで、次の年にも行きました。さんまちゃんはそれにもついて来てくれて、結局ゴールもできたんですよ。さんま、比企、嫁には感謝ですね。一生懸命やってくれたんで、僕は走るだけやった。ーー今や『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の風物詩となっているマラソンですが、寛平さんが第一号。深夜のマラソン企画のオファーを受けた際、当時マネージャーだった比企さんが「24時間走らせましょうか?」と言ったのがきっかけだったとか。 そうやね。比企は僕がスパルタスロンでゴールしているのも知っているから、堂々とそういう話もできたんですよ。日テレ側も「え? できるの?」って……。それで24時間マラソンが生まれた。ーー最近は若手の芸人さんがテレビにたくさん出られていますが、寛平さんは今の若手をどのように見ていらっしゃるんですか? すごすぎるんちゃう。僕らが若い頃ってあんまりライバルいてなかったもん。今、どんだけいてんの(笑)!? こんなにぎょうさんいてるところで生き残るって大変ですよ。みんな面白いし上手いわ。ーーそれは寛平さんたちレジェンド芸人さんの“笑い”を、教科書にしているからではないでしょうか。 いや、それはないと思うで(笑)。数年前、千鳥が(寛平もレギュラー出演している)『痛快!明石家電視台』(MBS)にゲストで出たとき、「番組を持ちたい」ってさんまちゃんに相談するコーナーがあったんですよ。「全然僕らダメなんですよ」って言うてるとき、僕が千鳥の方を向いて頬杖ついていてね。さんまちゃんから「兄さん何してんねん」って言われたから「僕ね、この手離したらこうなったままなんですよ」ってある動きをしたら、みんなバッと笑って。千鳥に「おい、お前らにこの芸やるわ」って言うたんですけど「僕らそんなところに向かってないですから。申し訳ないですけど、いりません」って返されて(笑)。だからみんな僕とかショージの芸は望んでないんですよ(笑)。ーーそんなことがあったんですね(笑)。最後にツアーに向けてのPRメッセージをお願いします。 思いっきりやりますよ。「これが吉本新喜劇~♪」というものをお見せします。取材・文:浜瀬将樹『芸能生活50周年+1 記念ツアー』出演:間寛平ほか※日程についてはこちらでご確認くださいhttps://kanpei50th.yoshimoto.co.jp/
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