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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
ハッスル シン“最狂マッチ”で大暴走
6日のハッスル福岡国際センター大会で、真のハッスラー決定戦「ハッスルGP2008」が開幕。この日は1回戦として3試合が行われ、ボブ・サップVSタイガー・ジェット・シンの初対決はサップが反則勝ちした。“野獣”と“インドの狂虎”の初遭遇は、歴史な“最狂マッチ”となった。 最強の野獣との遭遇でインドの狂虎がたけだけしく荒れ狂った。 この日も入場から荒れ模様のシン。象をも一撃で仕留めるというサーベルを手にして観客席になだれ込み、逃げまどうファンを狂気に満ちた目を血走らせながら追い回す。パイプイス、ビールの缶をファンに向かって投げ付けた。 リングインしてからも止まらない。暴走。ゴングを待たずにサップに襲い掛かった。これはサップが場外にエスケープして逃れたが、この時、サップが手にしたパイプイスが虎の闘争本能を刺激した。 ゴングと同時にターバンでサップの首を絞め上げると、苦しみの表情を浮かべる野獣を尻目に、狂虎は不敵な笑みを浮かべる。場外までサップを追い掛け、シューズに隠した凶器でノド元に一撃。さらには観客席とを隔てる鉄柵を取り壊して投げ付けた。 その後もシンの狂乱は続く。パイプイスを投げ、放送用のコードで絞首刑。ペットボトルを口にくわえる姿はまさに狂った虎の異名にふさわしい。再びリングに戻ると、サップからネックハンギングツリーで反撃されたが、セコンドのアン・ジョー之助を介入させて脱出。最後は白いパウダーをサップの顔面に浴びせ、レフェリーに暴行を加えて反則負け。 野獣の野生に触れたためか、かつてないほどの暴れっぷりだったシン。ハッスル関係者によれば、幸い観戦のファンなどにケガはなかったというが、狂気を宿した狂虎の大暴走は止まらない。試合終了後のバックステージでは、味方であるはずの高田モンスター(M)軍関係者にまで危害を加え、数人を病院送りにしてしまったという。 一方、試合に勝ったとはいえ、シンの凶器標的にされ、サップは半泣き状態。2回戦以降に影響を及ぼしかねないほどの落ち込み具合だという。 かつてない暴れっぷりで、3年ぶりとなる福岡を恐怖のどん底に叩き落としたシンは、過去最大級の大暴走を見せた。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
ハッスル 母に誓った優勝ボノちゃん白星発進
GP優勝候補の本命と目されているボノちゃんは天龍源一郎と対戦。愛する母インリン様の魂を胸に白星発進を決めた。 インリン様のムチを首から下げて入場したボノちゃん。愛する母の形見に口づけし、グランプリ制覇に懸ける意気込みのほどを漂わせた。 元前頭の天龍を相手に、魔界の第64代横綱ボノちゃんは微動だにせず。チョップを食らい、ツッパリを浴びせられても決して動じることはなかった。 しかし、グーパンチの連打から延髄斬りを浴びて、すくい投げで投げられ、ダイビングエルボーまで食らってしまう。さらには低空ドロップキック、WARスペシャルを立て続けに被弾。試合序盤は劣勢に立たされたボノちゃんだが、これでスイッチが入った。 ラリアートに来た天龍をカウンターの64で捕まえ、マットに叩きつける。コーナーに詰めてぶちかましの連打。ボディースラムからのフラッシングエルーはカウント2で返されたが、続けざまにブレーンバスターからのボディープレス「大将潰(つぶ)し」を決めて3カウントを奪った。 試合後は、坂田亘ら天龍の敵討ちに名乗りを上げたハッスル(H)軍を「眼中にない!」と一刀両断。返す刀で高田総統に対して「グランプリに優勝したら、パパとM軍をぶっ潰す」とGP制覇後に、父親グレート・ムタと共闘してM軍潰しをブチ上げた。「ママ、ボノちゃんは約束通りに一番になるから」と母インリン様に優勝を誓ったボノちゃんは、好スタートを切った。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
ハッスル 地元栃木開催へ川田2回戦進出
生まれ故郷の栃木でハッスル開催をブチ上げている川田利明は、栃木出身をバカにした怨(おん)敵レネ・ボナパルトとのGP1回戦に勝利。あらためて故郷でのイベント開催を宣言した。 元WWE戦士レネのインサイドワークに苦しんだ川田だったが、得意のキックで流れを引き寄せると、最後は強烈なラリアートをノド元に叩き込んで3カウントを奪取。フランス代表のレネを沈め、2回戦進出を決めた。 試合後は「ヨーロッパ代表ってこんなもんかよ?これでハッスルの栃木開催に1歩近づいた。絶対に優勝してハッスルを故郷で開催してやる。オレはアイ・ラブ・栃木だ!」と絶叫していた。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
ハッスル 失踪HG復活も総統から、抹殺宣言
5月の「ハッスル・エイド」で川田利明に58秒で敗れ、ハッスルから追放されたHG。その後はM軍に拉致され、改造人間化の危機にひんしながらも脱出。失跡中だったがこの日、復活した。 HGのDNAから生まれたニセHGと対戦した相方RGがニセ69ドライバーで敗れると、救出のため現れ「アナタの腰振りは生々しすぎる」とニセモノに宣戦布告。11日の東京・後楽園ホール大会で一騎打ちが決定した。 一度はハッスルから追放された身。ハッスル最高権力者の高田総統からも「今度こそハッスルから抹殺する」と宣告された。HGはニセモノを破り、自らの居場所を取り戻すことができるか。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
ハッスル 残る3人の「X」人間じゃない
全16選手参加のトーナメント戦「ハッスルGP2008」。現在は残り3枠をめぐって予選が開催されているが、高田総統は残る参加選手について初めて言及した。 残る3人の「X」について総統は「グランプリに出場すれば間違いなく、台風の目になる」。謎に満ちた参加選手については「一般にも名が知られている存在。ただし人間とは限らんぞ」と不気味な予告を放った。 ハッスルの舞台に人間以外の“何か”がリングインするのか、GP参戦選手の発表に注目が集まる。
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芸能 2008年07月07日 15時00分
大竹一重 “熟女”写真集制作中
現在、大竹一重の写真集を制作している。大竹は1994年度のミス日本グランプリで、部門賞「ミスフラワー」に選出された和風美人である。 過去、私は大竹のヘアヌード写真集を2人のカメラマンとともに制作している。最初は94年に沢渡朔が撮影した『ひとえ』。次は98年に荒木経惟が撮影した『冬恋―Love淫winter』。どちらも高い評価を獲得した。 あれから10年、今度は大竹の“熟女”としての魅力を最大限に引き出した写真集にする。だが、今回“巨匠”は起用しない。今、熟女を撮れるのは20代の若者である。 今回の撮影を担当した江森康之は28歳の新人。私が最も可愛がっているカメラマンだ。彼はデジカメではなく、今なおフィルムで撮影する。そのこだわりの姿勢が気に入っており、雑誌「サイゾー」誌上でのX-JAPANのTOSHIとの対談でも撮影を依頼した。今回の写真も相当なクオリティに仕上がっている。 ロケ場所のホテルの部屋で、マネージャーはもとよりヘアメイクもスタイリストも入れず、大竹と江森と私の3人だけで撮影した。かつて私が荒木で写真集を作ったとき使った手法。これを今回、江森で行った。彼は身長が180cmもあるイケメン。大竹もホレたのではないか?事務所がNGを出した写真でも、大竹自身が「高須さんがOKなら私は構いません」と跳ねつけた。相当、気合いが入っている。 大竹も今年36歳。とはいえ「色の白さは七難隠す」の言葉通り、外見は実年齢通りに見えない。彼女の顔は右側から見ると観音様か菩薩様、女の穏やかさが現れている。逆に左側から見たら女の毅然さ、キビシさが浮き上がり、まるで般若顔だ。 今回撮影した写真は、その両面を上手に捉えている。7月8日に発売される週刊アサヒ芸能に袋とじで掲載されているので、是非ご高覧あれ! だが、今回の写真集は先駆けに過ぎない。第2弾は横山めぐみ、第3弾は水沢アキ。彼女たちの写真集を年内に出版する予定だ。ヘアヌード表現への規制が日々強まる中、“毛の商人”がやらなきゃ誰がやるのか!という気構えでいる。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
K-1MAX 魔裟斗ドラゴを“猛口撃”
いよいよきょう7日にゴングが鳴る「K-1ワールドMAX2008FINAL8」(東京・日本武道館)の直前会見が6日、赤坂サカスで行われた。5年ぶりの王座奪還を目指すMAX不動のエース魔裟斗が、ベスト4を懸けて対戦するドラゴと舌戦を展開。ドラゴにプロ失格の烙印を押し、痛烈批判を繰り広げた。 きょうゴングが鳴るドラゴ戦でベスト4の座を争う“反逆のカリスマ”魔裟斗。1日に行われたファンイベントでも、ドラゴに「オレはドラゴ戦に3カ月もかけて調整してきたのに、その間に向こうは2試合もしたなんてアタマきた」と嫌悪感を示していた。この日の直前会見でもその怒りが収まることはなかった。 まずはカリスマが「翌日のトーナメント組み合わせ抽選会でオレの隣にきてから3カ月。ドラゴ戦のために(時間を)費やしてきました。でもドラゴは、2試合やって1試合はKO負けしてるんで、オレに挑むのはどうかなって思う」と“先制パンチ”。 ドラゴは「2試合こなしたのは特に問題ではない。魔裟斗選手のようにたくさんのファイトマネーがあれば年3、4回で済むんですけどね」と皮肉を込めての反撃に出る。 舌戦はさらにヒートアップ。よほどドラゴの言葉が気にくわなかったのか、わざわざ魔裟斗も「とりあえず、なんか言わないといけないでしょ。プロとして。僕も心痛いですよ。でも、嫌な役を買って出ないと。みんなと一緒にチャラチャラしててもしょうがないでしょ」と応戦。ドラゴをアマチュア戦士だと言わんばかりだ。 いわばプロ失格の烙印を押されたドラゴも黙っていない。イメージチェンジに失敗してしまったインテリサラリーマン風の魔裟斗の“勝負ヘアー”を横目に、ドラゴは皮肉たっぷりに「いい男ですね」とほくそ笑む。最大限の挑発に打って出たのだ。 闘いを前に激しい火花を散らせた両雄。最後は魔裟斗が「まあ、あすはオレのストレスとか全部ぶつけて勝ちたいと思います」と、うっ憤を晴らすべく怨念ファイトを予告していた。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
新日本プロレス 中西IWGP挑戦者レースに終止符
新日本プロレスの次期IWGPヘビー級王座に挑戦する“野人”中西学が6日、東京・後楽園ホール大会で、タイトル強奪をもくろむ真壁刀義との血戦に爆殺勝利。とうとう野人が至宝奪還に向け、新日プロ内の挑戦者レースに決着をつけた。 7・21札幌大会で全日本プロレス武藤敬司が持つIWGPヘビー級王座に挑戦する中西。6・15に後藤洋央紀との次期挑戦者決定戦を制しながら、この日はかねてからタイトル挑戦に「そんなの認めねぇ。中西が挑戦するなんてオレは聞いてねぇ」と異議を唱えていた真壁との決着戦に臨んだ。 戦前から「中西をぶっ壊して、試合できねぇようにしてやる」と息巻く真壁のラフ殺法に苦悶した。場外戦でチェーン巻きラリアート、ナックルを受けて額から大流血。それでもほとばしる鮮血に野人が奮い立つ。パックリ割れた額も何の、強烈な頭突きで反撃ののろしをあげ、トップロープ最上段からの雪崩式ブレンバスターで完全に形勢逆転だ。 勢いは止まらない。場外に転げ落ちた真壁に野人プランチャを発射。最後は13分28秒、大☆中西ジャーマンで息の根を止めた。試合後は「見たか。IWGPは絶対に取り返したる。そのためやったらどんな闘いでもしたる」とIWGP爆殺デモ葬にご満悦。一方の真壁は「まだだ、まだ終わらねぇぞ」と復讐を誓った。 「何が何でも7・21札幌まで無傷で行ったる」と中西。王座挑戦が決まってから、いまだ負けなしの野人は勝利を重ねるごとに勢いを加速させている。
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スポーツ 2008年07月07日 15時00分
マット界初のNPO法人「九州プロレス」設立
プロレスで九州ば元気にするバイ!九州の、九州人による、九州のためのプロレスを目指して設立されたのがNPO法人「九州プロレス」だ。福岡県志免町出身のプロレスラー、筑前りょう太が「プロレスで九州を元気にしたい」という思いを込めて福岡県の認証を受け、2月から活動を始めている。世界初の試みとなるNPO法人プロレスの活動はどういうものなのか、筑前さんに聞いた。 九州プロレスのホームページでも紹介されているが、NPO法人としてのプロレス団体は世界初とのこと。NPOは一般的に「民間非営利団体」と呼ばれ、営利を目的とせず、社会貢献を目的として活動する民間団体のことをいう。 「非営利といっても、利益をあげてはいけないという意味ではないんですよ。事業を行って適正な利益をあげることは全く問題はないんです。長く活動を続けていくには資金が必要ですからね」 それにしてもなぜNPO法人なのか?筑前さんが2000年から07年まで所属していた千葉県を拠点に活動するプロレス団体「KAIENTAI-DOJO」に秘密がありそうだ。 「KAIENTAI-DOJOには約30人のプロレスラーがいたんですが、みんなプロレス職人ばかり。地元の異業種の人たちとの交流を深め、パイプ役になれるようなヤツはいないか、と白羽の矢が立ったのが僕だったんですよ」 それまでも「KAIENTAI-DOJO」として千葉県商工会議所青年部に入会し、同時にNPO法人「まちおこし千葉」にも所属して、市街地活性化運動に取り組んだ経験があった。さらに九州産業大学商学部を卒業していたため、その筋の知識もあり、抵抗感はなかったという。 「千葉は東京の隣に位置しているのが自慢だとハナからナンバー2に甘んじている。福岡出身の僕にはその感覚が理解できなかった。もっと千葉に住んでいることに誇りを持てるようにしないといけないと思って。千葉駅前でリングを組んでプロレスやったり、60代以上のお年寄りに楽しんでもらえるようにR-60と銘打って試合を組んだ」 「KAIENTAI-DOJO」だけでなく、新日本プロレスに「魔界倶楽部の魔界2号」というマスクマンとして出場。新日本のエース、棚橋弘至選手と名勝負を繰り広げたこともある。 四角いリングで華々しく闘いながら、地元千葉では異業種の仲間と連帯して地域活性化のために活動する一風変わったプロレスラーだった。 昨年11月、千葉マリンスタジアムで約5000人の観衆を集めてプロレスの試合をする幸せに恵まれた。千葉のど真ん中でプロレスができて、もう何もやり残したことはないと思った。 「もともと『筑前りょう太』の名前を売ったら、生まれ故郷に戻りたいと考えていた。今がちょうどいい機会だろうと…」 九州にはすでに福岡の華☆激、大分のFTO、熊本の求道軍といった地域密着型のプロレス団体が活動している。他団体と差別化し、プロレスで九州を元気にしたいという目的をはっきりさせるためにNPO法人のプロレス団体を思い付いた。 「プロレスの地産地消ですね。今のところ所属レスラーは8人ですけど、今後は16人くらいまで増やしたい。九州以外の団体から選手を招聘することは今のところ考えてません。あくまで継続を念頭に置きたい。観客から『この前出ていた選手がどうしてきょうは出ていないのか』と言われたくありませんから」 ゆくゆくはディズニーランドのような存在を目指している。 「例えば九州プロレスと関わったら元気になったと言われたいし、九州以外のところから九州プロレスを観戦するために九州に来てもらい、地元で飲食し、宿泊して、お金を消費してもらえたら…それが九州プロレスの使命かもしれない」 プロレスこそ子どもからお年寄りまで年代に関係なく楽しめる大衆娯楽である。これまでプロレスとは縁のなかった人たちにアピールできるように「屋台」「にわか」「金印」「山笠」など福岡名物をイメージしたキャラクターのレスラーを作っていくという。 「例えば屋台をひいて登場するようなレスラーがいても面白いじゃないですか。プロレスは誰にも親しんでもらえる歌謡曲のような存在なんですから」 7月6日には「旗揚げ戦」(福岡市天神・西鉄ホール)を行ったが、地元・福岡を中心に波及効果も出始めている。4月から福岡のケーブルテレビ「J:COM」で九州プロレスの情報を中心にした「きゅーぷろ・ちゃんねる」がスタート。筑前には、町おこしをテーマにした講演依頼も寄せられているという。【「みちのくプロレス」サスケが築いた「地域密着型」の礎】 1993年3月に東北地方を中心に興行を展開し、日本初となる地域密着型のプロレス団体「みちのくプロレス」を旗揚げしたのは、ザ・グレート・サスケだった。現在では筑前が手掛ける「九州プロレス」など、地域密着型プロレスの礎を築いた。 きっかけはメキシコ修行時代の経験だった。ローカルな会場でも観客が集まり、老若男女が熱狂するリングに「カルチャーショックを受けた」という。首都圏や地方でも大都市での興行が中心だった当時のプロレス界にあって「地方を活性化させたい」という郷土愛から、故郷・岩手を中心とした東北地方を活動拠点にした。 地方の小さな田舎町などを中心とした異色の興行戦略に苦労も絶えなかった。大都市での興行とは違って大きな収入は見込めない。「いかに規制概念を壊せるか」を考えながら興行を展開した。 リングの設営、チケット販売、宣伝・営業活動なども社長のサスケを中心に所属選手たちが行った。いまでこそインディー団体では当たり前の光景だが、当時はまだ斬新だった。「小規模会場でもやっていけるように、ローリスク、ローリターン、ローコストで」を追求しながら、地道にファンを開拓していった。 2003年、サスケが岩手県議会に出馬した際に、トップ当選した結果は、みちプロがいかに地域に密着していたかの証明だろう。 みちプロは今年で旗揚げから15年の節目を迎えた。現在ではみちプロを模倣するように地域密着型のプロレス団体も全国各地に数多く存在している。「15年間やってきて、私の真似をしている人もたくさんいる。やってきたことは間違いなかったということでしょう」 「あえてローカルなヒーローを目指した」というサスケが、筑前ら“後輩”たちに確かな道程を示した。
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社会 2008年07月07日 15時00分
お台場爆走!バイクレース〜サミット首都厳戒のさなか〜
東京都の石原慎太郎知事(75)が発案した“お台場爆走バイクレース”が6日、東京・お台場の特設会場で開催された。災害復興を目的に昨年から始めた三宅島バイク祭の第2回「チャレンジ三宅島08モーターサイクルフェスティバル」(10月17〜19日)のプレイベントで、都心で爆音をうならせる魅力に全国からバイク野郎が集結。コース制限付きながら、レース仕様の改造バイクがど迫力のエンジン音を轟かせ、サミット厳戒警備中の首都東京・お台場を爆走した。 昨年11月の三宅島で石原知事が大興奮したドラッグレースは、距離を大幅短縮したデモンストレーション走行となった。本来ならば、大型改造バイクが1対1で直線402.33mのスピードを競う一発勝負。三宅島では空港滑走路を使って公式戦が行われたが、お台場の臨時駐車場に設けられたコースでは十分なエリアが確保できず、全長二百数十メートルで出足を競うにとどまった。 それでも観客は大喜びだ。競技用マシンが爆音と煙をあげて飛び出すと、拍手や歓声が沸き起こった。絶叫MCやレースクイーンが本場ムードを演出し、お台場がサーキットになった。 群馬・GPクラフトドラッグレーシングの鈴木克佳選手(43)は「まさか都心でドラッグレースをやれるとは思わなかった。大勢が立ち寄ってくれてモチベーションがあがった。ぜひ三宅島にも来て本物のレースを見てほしい」と満面の笑み。 公式戦では時速約270kmでゴールするところ、50〜60メートル付近でアクセルを戻さなければならなかったため、2速どまりの時速100km程度しか出せなかったという。 デモ走行にもかかわらず、北海道から九州までランキング上位のライダーが集まり、今年も空港滑走路で実施が決まった三宅島公式戦に向け弾みをつけた。ドラッグレース発祥の米国では10年前からあるという“ちびっこ部門”もエントリーされ、女児ライダーや9歳男児ライダーが出走。観客と記念撮影するなど和気あいあいだった。 ドラッグレースに負けず会場を沸かせたのがフリースタイルモトクロスだ。高さ約10メートル地点で開脚したり宙返りするアクロバチックな演目に、観客はタオルを振り回して興奮した。MCから“バイクの異種格闘技”と紹介されたモタードは、モトクロスバイク十数台がコース上のジャンプ台をクリアしながら抜きつ抜かれつのデッドヒート。別のエリアでは、軽トラックで片輪走行する曲芸乗りまで披露された。 なんでもござれの充実ぶりに、三宅島関係者は「出展社も多いし、本番より盛り上がったんじゃないか」と心配する。同島からは、各地区青年団や観光協会関係者ら約60人が上京。あしたばの天ぷらなどを販売し、なかでも150kgずつ用意したサザエとトコブシのしょうゆ焼きは短時間で完売する大好評だった。三宅島観光協会の横山知己事務局長は「出血大サービス価格ですが、本番を盛り上げるためにサザエは出したい」と気合を入れた。 大会本部によると、入場者数は1万6912人で、目標の1万5000人をクリア。都内のライダーカップルは「予想以上の迫力。三宅島は遠いけど、行ってみたいですね」と興奮冷めやらぬ様子だった。【レースクイーン増員】 プレイベントにすぎないのに、昨年の三宅島では3人だったレースクイーン(RQ)が、本紙が確認しただけでも8人に増えた。 各バイクチームは「レースクイーンはモータースポーツの華。チーム任せでなく主催者がセッティングしてくれれば賑やかになっていい」などと押せ押せムード。F1レースでは、主催者側が美女十数人をゲストとして招く慣習があるという。 ドラッグレースチーム「BRAVES」の三島千佳さん(25歳 T172 B87 W60 H90)は「都内では画期的なイベントだった。今度は三宅島に行きたい」。浅倉ちほさん(23歳 T169 B86 W57 H88)は「どこまででも行く。ドラッグレースオタクなんです(笑)」とアピール。下乳がのぞく穴開きコスチュームには、2人して「もっと大きな穴でもいいよね」と大胆だった。 ドラッグレース公式戦次戦(8月17日)を控える栃木・ツインリンクもてぎエンジェルズの井上裕美子さん(年齢未公表 T160 B80 W60 H82)、葉月ななこさん(年齢未公表 T162 B78 W57 H84)は口をそろえて「オファーがあれば三宅島に行ってみたい」と微笑んだ。 ほかにも、昨年三宅島を沸かせた「ハニーエンジェルズ」3人のうち2人が参加したほか、三宅島行きが内定しているRQも2人いた。【警視庁女性白バイ隊登場】 警視庁の女性白バイ隊「クイーンスターズ」は、精鋭6人が日ごろ鍛えたバイク技術を披露し、来場したライダーらに安全運転を呼びかけた。 イベント用の赤いバイクスーツをまとった女性隊員が、1台ずつ交差する「X走行」やシンクロナイズドスイミングのように円を描く技をみせると、大きな拍手が送られた。美女ぞろいだった。 山口祥世巡査長(27)は「頑張って!と声をかけられ嬉しかった。みなさんセーフティーライダーだと思いますが、バイクにはプロテクター着用で安全運転を心掛けてほしい」と話した。
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