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レジャー 2008年10月28日 15時00分
天皇賞・秋 完全復活ドリームジャーニーが虎視たんたん
半信半疑だった春の姿とは違う。今度は堂々と桧舞台に立つ。完全復活した一昨年の2歳王者ドリームジャーニーが、朝日杯FS以来のGI奪取に燃える。 「朝日CCは先行馬に有利な流れだった。そこを後方から早めに動いて、力でねじ伏せる勝利。本当に充実してきたね」。小倉記念に続く、重賞連覇に池江寿調教師も自信をのぞかせた。 ここ2戦はコーナーが4つある小倉2000メートルと阪神2000メートルが舞台だった。しかし、今回はコーナーが3つの東京2000メートル戦。これが唯一の課題だ。 「確かにコーナーは4つあった方がいいけど、3つでも折り合いはつく。東京でも実績を残しているし、もともと右手前で走りたがる癖のある馬。左回りの方がより走りやすいと思っているんだ」 トレーナーが語るように昨年のダービーでは5着、コーナーが2つしかない1800メートル戦の東スポ杯2歳Sでも3着している。再び軌道に乗った今なら、当時以上のパフォーマンスを披露してくれることは間違いないだろう。 「今回はメンバーが相当強くなる。でも、相手うんぬんではなく、自分の競馬をするだけ。力を出し切ればチャンスは十分にあると思う」 長かったトンネルの先に、2つ目の大きな勲章がはっきり見えてきた。
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レジャー 2008年10月28日 15時00分
スワンS スズカフェニックスがGI馬の底力を見せつける
今週の京都競馬場では、マイルCSの前哨戦「第51回スワンS」(GII、芝1400メートル、11月1日)が行われる。主役の期待を集めるのは6歳の古豪スズカフェニックス。昨暮れの阪神C以来、勝利の女神から見放されているが、堅実なレース運びは依然として健在だ。 スズカフェニックスが捲土重来を期し、仕切り直しの一戦に挑む。 前走のスプリンターズSは4着。大外から脚を伸ばしたものの、前を捕らえることができなかった。セントウルSを叩いての2戦目。思惑通りのローテーションで臨んだつもりだったが、横山典騎手は「もうひとつ弾けてくれなかった。まだ調子が戻り切っていなかったのかも」と振り返った。 確かに、前走時は直前追いで暴走。実戦でも右手前のまま走り続けていた。体はできていても精神面で何か欠けていた部分があったのかもしれない。しかし、それもスプリンターズSがいいガス抜きになった。 実際に、中間は見違えるほど体調がアップしている。レースから10日余りしか経っていない17日に、早くも坂路で初時計をマーク。1週前追い(23日)もラスト1F12秒4と切れに切れた。 中内田助手は「申し分のない動きだった。すこぶる順調にきているし、条件的にも今は千四の方が競馬がしやすい。ジョッキーも2度目だし、癖はつかんでくれたはず」と巻き返しに確かな手応えを感じ取っていた。 舞台は身上の末脚をフル回転できる京都の外回りコース。王座奪回へ、反撃のおぜん立ては整った。
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その他 2008年10月28日 15時00分
競輪人国記 京都(3)
荒木実の視力は、当時の規定値の0.6より下だった。荒木は視力を上げる涙ぐましい努力をして23期で合格した。 23期といえば阿部道、阿部利美の宮城勢がいた。荒木は卒業記念の決勝には出られなかったが、在校成績3位で卒業した。昭和49の高松宮杯、相手は国持一洋(静岡)太田義夫(千葉)新田計三(徳島)久保千代志(北海道)らの若手精鋭。 太田の後ろに国持が付いたが、矢村正(熊本)-新田のラインが抑えて、国持は紛れて8番手。その国持がまくって、荒木が追走、国持のまくりの脚をもらって「びわこ道」を一気に突き抜けた。 「それから国持と乗り合わせても競りにはいかなかった。なにせ宮杯をとらせてくれた相手ですかね…。人情からいっても競りなんかできない」 翌50年は決勝には参加したが、9着に終わり昭和51年の宮杯は、ゲンを担いで49年に優勝したときと同じ服装で参加したという。 オレンジ色のポロシャッに真っ白いズボン。当時としては派手なスタイルで乗り込み、2回目の宮杯タイトルを獲得した。岩元幸明-松本秀房-恩田勲の熊本勢に藤巻昇(北海道)が飛びついて番手をキープ、桜井久昭(東京)もまくったところを荒木が「びわこ道」といわれるカント4分目のところから仕掛けてあっという間に頭に突き抜けて2度目の制覇を遂げた。 絶好の番手にいた藤巻が泣いて悔しがったという。チャンスのあった桜井も半べそをかいた。 「宮杯を2回獲れば近畿の選手として満足でしょう。自分もよくやったと思いますよ」と荒木は素直に喜びを表した。 荒木の強さには血を吐くような練習の毎日があった。弱体になった近畿勢をなんとかしようと、今名輪会のメンバーの松本勝明、中井光雄、石田雄彦が音頭をとって近畿若手の合宿もはじまった。丹波篠山方面の合宿、遠くは鳥取の大山まで足を延ばすハードな合宿が始まった。もちろん自分の練習は別だ。朝に弱い荒木は9時頃に家を出ると街道、バンク練習と夕闇があたりを包むまで練習を重ねた。 昭和43年の高松宮杯の一次予選、荒木の肉体は限界に来ていた。顔見せが終わり出走までの30分間、控え室のソファで爆睡していた。レースには出て3着に入ったが、そこまでが一杯。控え室に戻るや吐いて即、救急車で入院してしまったほどだ。 追い込みだけではなくまくりも強烈だった荒木。いまはユニークな解説者としてファンに受けている。すごい京都なまりの解説や自分で下手だという和歌などを披露しているのも面白い。 追い込みで活躍した吉岡隆伸(27期)はレッドソックスの松坂大輔みたいな可愛い顔をして結構強引に競っていた。
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レジャー 2008年10月27日 15時00分
天皇賞・秋 軍配はどちらに… 女傑2頭が闘志メラメラ
競馬も女が強い。中距離古馬のナンバーワンを決める「第138回天皇賞・秋」(GI、芝2000メートル、11月2日)。今年はウオッカとダイワスカーレットの4歳牝馬が堂々の主役を務める。対する牡馬もダービー馬ディープスカイなど層の厚い布陣だが、これまで性別を超越した強さを発揮してきた女傑2頭が一歩も二歩もリードしている格好だ。夏の北京五輪も女性の躍進が目立ったが、秋もその流れは続きそうだ。 数々の名馬を育ててきた角居厩舎のスタッフも驚いた。「前走から間隔が詰まっているのに、さらに状態が一気に上向いてきた感じです。すごい馬ですよ」と平間助手は笑みを浮かべた。その舞台の重みを、そこで自分がなすべきことを、ウオッカは一番分かっている。 極上の仕上がりだ。前走の毎日王冠を叩かれ、定石通り、いやそれ以上の上昇カーブを描いている。「レース後、もっと疲れが出ると思っていたんだけど、まったく問題なかった。体にはボリュームが出てきたし、何より馬自身が戦闘モードになっている。スイッチが入りましたね」 それをはっきり示したのが、23日の1週前追い切りだった。栗東坂路。800メートル52秒7、ラスト1Fは12秒4と素晴らしい切れ味を発揮した。朝一番のきれいな馬場状態だったとはいえ、その動きは男馬も震え上がる迫力だった。 脚部不安で凱旋門賞を断念した昨秋、そしてドバイ遠征の疲れが尾を引いた今年の春。ダービーを制した後は万全といえる体調でレースを迎えることが少なかったが、この秋は違う。「夏場を栗東での調整にあてたことですごく順調にきた」と自信を持って再度、東京に乗り込める。 毎日王冠は2着だったが、スローペースのために思わぬ逃げ。勝ったスーパーホーネットの格好の標的になってしまった。しかし、天皇賞・秋は例年、ハイペースだ。「自分の形で競馬ができれば本当に強い」。今度はじっくりためて切れ味を生かせるはず。体調の上積みを考慮すれば、十分勝利に届く計算が成り立つ。 ダービー馬ディープスカイなど牡馬もメンツがそろったが、今年の「秋盾」は女の舞台。ダイワスカーレットとの女王対決へ、そして史上最強の牝馬の座へ。何も不安のなくなったウオッカが、大きく踏み出そうとしている。 休み明けと侮れるなかれ。マツクニ流のハード調教で、ダイワスカーレットがきっちり仕上げられてきた。 圧巻だったのは23日の1週前追い切りだ。まず角馬場で2000メートルのダクを乗られ、坂路で800メートル58秒8をマーク。たっぷりと汗をかいた後の坂路2本目がいよいよ本番だ。テンから飛ばして4F52秒0、ラスト1F12秒9。この中身の濃さはまさに男勝り。ビルドアップされた栗色の馬体は、休養前といささかも変わっていない。いや、それ以上の輝きを発している。 「少し行きたがったけど、動きや息の入りは休む前とまったく一緒。いい感じできている。ここまで何本も追い切ってきたし、跳びのリズムも変わりない。ちょっとイライラしてテンションが高いのが気になるけど、この1週前調教がいいガス抜きになれば」と安藤勝騎手はうなずいた。 大阪杯を圧勝した後、脚元に不安が発生。春のGIは全休せざるを得なくなった。しかし、もう心配いらない。失われた時間を取り戻す態勢は整った。 注目を集めるウオッカとの同世代女王対決。昨年の牝馬3冠のうち、2頭が出走した桜花賞と秋華賞はいずれもスカーレットの完勝に終わっている。古馬の頂上舞台で3度宿敵を下せば、最強牝馬、いや現役最強馬の座を手にすることになる。 「繊細な牝馬だけに初めての東京が気になるけど、そのあたりは返し馬でじっくり落ち着かせたい。上がりの速い今の東京はこの馬向き。力を信頼して乗る」 逃げて、上がり3Fを33秒台でまとめる驚異の瞬発力と持久力。ミスパーフェクトが力を出し切れば、だれも追いつけない。
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レジャー 2008年10月27日 15時00分
菊花賞 オウケンブルースリ 菊Vの価値は…
歴史に残る大混戦となった「第69回菊花賞」(JpnI、京都芝3000メートル、26日)はオウケンブルースリが1番人気に応えた。終い勝負に徹した前走とは一転、3角から動く積極策が功を奏し、最後の1冠をもぎ取った。勝ち時計は3分5秒7(良)。2着には15番人気のフローテーション、3着に9番人気のナムラクレセントが入り、3連単は50万円を超える高額配当となった。 何でもあり…の様相を呈したクラシック最終戦。先週、1000万円馬券が飛び出した秋華賞の余韻が残る淀のターフに“マイホーム馬券”を夢を見たファンもさぞかし多かったことだろう。ところが、終わってみれば1番人気オウケンブルースリの完勝。主役が完ぺきなるヒーローを演じたことで、払戻金は“一家・香港旅行”レベルで落ち着いた(?)。 レースは予想外の流れとなった。アグネススターチの一人旅と誰もが思っていた矢先、2角を回るあたりでノットアローンが“暴走”。前半5Fのレースラップ、12秒9→12秒2→11秒0→11秒7→11秒0が示す通り、出入りの激しい展開になった。 他馬が乱ペースに苦しむなか、オウケンは中団でピタリと折り合った。3角すぎで早くも追い出しにかかると、4角ではすでに5番手の絶好のポジション。最後はフローテ−ションの強襲に遭ったものの、持ち前の強じんな末脚を発揮し、結果的には1馬身1/4差をつける横綱相撲だった。 JRAクラシック初勝利となった内田騎手は「京都の直線は平坦なので、のんびり構えていると前の馬にやられてしまう。後方一気は難しいと考えていたので、早め早めに動いた。強いオウケンを見せれたと思う」と、してやったりの表情。後方一気で敗れた前走・神戸新聞杯とは一転して積極的な仕掛け。勝てば官軍とはいえ、鞍上の学習能力の高さは特筆されていい。 「前走は次のレースを見越し、折り合いに専念して最後の直線だけの競馬。京都の特殊性は何回か騎乗して分かっていたし、長くいい脚を使える馬だと思っていたからね」 一方、管理する音無調教師は「今日は少し違った乗り方になったが、ウチパクさんが研究してくれてのもの。これでまた違った持ち味が出た」と最大級の賛辞を贈るとともに、「直線の長い東京コースが合いそうなので、無事に行けば次はジャパンC」と明言した。 ただし、喜んでばかりもいられない。ディープスカイ、ブラックシェルなどの一線級は軒並み不在。「菊花特別」と揶揄されたほどの低レベルなメンバー構成だっただけに、いわばこの勝利は鬼の居ぬ間に得たものと位置付けるのが妥当だろう。現実に今日は前出のペースを考えればレコードに近い時計が出てもおかしくはなかった。それでいて、勝ち時計は近5年で一番遅かった。 順調なら世代の一等星ディープスカイとの再戦は、11月30日に行われるジャパンC(GI、東京芝2400メートル)。“アチョー”の評価はそこまでおあずけ…といったところか。
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レジャー 2008年10月27日 15時00分
BCクラシック カジノドライヴ まさかの惨敗
カジノ惨敗。米国競馬の祭典「ブリーダーズC」は25日、カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場で各GIレースを行い、メーンの「BCクラシック」(オールウェザー2000メートル)に出走したカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)は最下位の12着に終わった。優勝はレイヴンズパス。連覇を狙ったカーリンは4着だった。 デビュー以来、無傷の3連勝。今春のピーターパンSの圧勝で本場でも認められたカジノドライヴに思わぬ落とし穴が待っていた。 まさかの逃走。テンを主張する馬がおらず、発馬直後のホームストレッチでハナに立ったカジノは歴戦の猛者たちの格好の目標とされてしまった。わずかキャリア3戦の若駒には、あまりにも厳しいレース展開。4F通過は47秒台半ば。ペースそのものが極端に速かったわけではないが、プレッシャーそのものがこれまでとは違う。4角で後続に並びかけられた時点ですでに余力は残っていなかった。 「スタート後、押し出される形でハナに立った。馬にとっては悪いペースではなかったし、気持ち良く流れに乗っていたと思いますが、4コーナーで並ばれた後は反応がなくなってしまいました」 手綱を取ったエスピノーザ騎手はこうレースを振り返ったが、スタッフからみれば、「負けて悔いなし」の騎乗だったとは言い難い。 「予想外の展開でした」。藤沢和調教師がポツリと漏らしたひと言が暗に“乗り違い”を強調しているようにも感じた。もっとも、敗因はそれだけではない。「スケジュール的に急仕上げになった」。渡米から約1カ月の間にステップレースを挟んで本番という過酷なローテーション。この夏、牧場から美浦への帰厩が当初の予定より遅れたことも少なからず尾を引く形となった。 歯車がすべて噛み合っても頂点を極めるのは難しい北米最高峰のレース。カジノはあくなきチャレンジャーとして臨んだが、今回はハンデが多すぎた。逆に不完全燃焼に終わった分、希望の光もある。「また来ますよ」。トレーナーは静かにそう語った。伸びしろがまだまだ見込める3歳馬。来年以降のリベンジに期待したい。
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スポーツ 2008年10月27日 15時00分
ハッスル 年末イベント「五輪祭り」開催
真のナンバーワンハッスラーを決める「ハッスルGP2008決勝戦」が26日、栃木・宇都宮市清原体育館で行われ、“モンスターK”川田利明が初優勝。また、年末の「ハッスルマニア2008」(日時、場所未定)開催が決定した。年末に向け、舞台裏では早くも複数の五輪戦士にオファーを出していることが発覚。「ハッスル五輪祭り」が急浮上してきた。 ハッスルに五輪戦士が大挙来襲する!? この日、初の栃木開催となったハッスルでは、GP決勝戦が行われ地元の英雄、川田が坂田亘を撃破。3826人超満員のファンから「川田」コールを浴び、大盛況のうちにハッスルGPは幕を閉じた。 一方で、高田総統からはビッグサプライズが告げられた。「年末年始のどこかで、思いっきりぶちかましてやろう。今年もやるぞ。ハッスルマニア2008、年末開催決定だ」と宣言したのだ。 大会終了後、ハッスルエンターテイメントの山口日昇社長は「日時会場とかについては調整中」としながらも「年末にハッスルマニアの正式開催を発表します。ハッスル祭りとマニアを合わせたようなイベントになります」と明言した。 昨年は大みそかに「ハッスル祭り2007」を開催。レギュラーメンバーに加え、“サプライズゲスト”としてミルコ・クロコップやグラビアアイドルのほしのあき、お笑い芸人くりぃむしちゅーの有田哲平が有田総統として特別参戦。同イベントを盛り上げた。 それだけに、今年の参戦メンバーも気になるところ。山口社長は“タレント枠”として、不倫騒動で番組を降板した山本モナにラブコールを送っていたが、断念したことと明かした。だが「モナさん以上の人をブッキングするので」と未知なる大物を狙っているという。 さらに、“アスリート枠”では、一部報道であったキューバのテコンドー選手、アンヘル・マトスの獲得を画策している。「オファーをかけています。(アントニオ)猪木さんもオファーをかけているようで壮絶な獲り合いになっています」(山口社長)と明かした。 マトスといえば、北京五輪で判定を不服として、審判に蹴りを入れ、永久資格停止となったお騒がせ男。シドニー五輪では金メダルを獲得しており、キャラクターも実力も申し分ない。 実はそれだけではない。さらなるアスリート枠として「水泳、柔道、海外の選手も含めて五輪出場経験のある選手にオファーを出しているところ」。北京五輪で世界中を熱狂させたアスリート達を集結させようと狙っている。 なにやら今年の年末は「五輪祭り」の雰囲気漂うハッスル。果たしてどんな選手が参戦してくるのか、目が離せない。
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スポーツ 2008年10月27日 15時00分
ハッスル 川田が涙のGP制覇
川田が涙の初優勝を果たした。 地元の大声援を背に坂田を迎え撃った。序盤の静かなグラウンドの攻防から一転、得意のミドルキック、ソバットなどを連打した。 だが、ドラゴンスクリュー、ヒザ十字など徹底的に足を攻められ悶絶。さらには川田の父親を名乗る人物が、応援で興奮し血圧が上がりすぎたのか、その場で倒れ救急車に担ぎ込まれる。精神的にも追い詰められ絶対絶命のピンチに陥った。 それでも「川田」コールの後押しを受け、ビックブーツで反撃ののろしをあげる。ラリアート、ジャンピングハイキック、垂直落下式ブレーンバースターと波状攻撃を浴びせ、最後はパワーボムで3カウントを奪取。ナンバーワンハッスラーの称号を手にした。 このGPを制覇したものには、どんな願いも叶えられる“特典”がついており、当初の願いは「CDデビュー」だった。 だが、父親(?)が倒れたことで「親父を助けてください」と懇願。高田総統も快諾し、父親は健康体に戻った。 願いが叶った川田は「オレは、明日から別の夢を叶えるため、またハッスルしていきます。だからみんなも苦しいことがあっても、そこから逃げずにハッスルしてください」と涙ながらに訴えた。
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スポーツ 2008年10月27日 15時00分
ハッスル KG白星デビュー
HG、RGとトリオを結成した空手ガールKGは初陣を白星で飾った。 HG、RGと組み、鬼怒川三人衆の鬼蜘蛛、ザ・モンスター℃、ザ・キヌガワン・ピラニアン・モンスターと対戦したKG。かかと落とし、ミドルキック、飛びヒザ蹴りなどで追い詰めた。 だが、RGが相変わず足を引っ張ってしまい、ピンチに。するとHGが覚醒し、スーパーHGに変身。あっという間に鬼怒川三人衆を料理した。 試合後、デビュー戦を終えたKGは「勉強になりました。私はもっともっと強くなります」とさらなる精進を誓った。
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スポーツ 2008年10月27日 15時00分
新日本プロレス 棚橋弘至が米国での再起を誓うワケ
無期限の海外遠征に出る新日本プロレス棚橋弘至が26日、成田空港で会見。改めてスランプを脱出して凱旋帰国することを約束したが、実は悩めるエースには今回の遠征で是が非でも完全復活しなければならない理由があった。 IWGPヘビー級王者となった全日本プロレス、武藤敬司に新日戦士が次々と葬られ、新日マットは外敵王者に菅林直樹社長が白旗をあげる窮地に。そんな現状を打破するためにも悩めるエースは「社長の視野に俺がいなかったのはダゼェこと。武藤選手もアメリカで名をあげて帰ってきた選手なので、オレはアメリカで武藤敬司選手以上のレスラーになって華々しく凱旋します」と海外遠征での復活を誓う。 現時点でTNAでの試合や遠征の期間など一切決まっていないだけに棚橋は「新日本にも僕にも時間がない」と復活を急ぐ。 だが、この思いを高ぶらせるのは、至宝奪還への思いだけではなかった。「俺がアメリカに行く荷造りをしてたら、うちの3歳の息子がカバンの中に入ってて『ボクもアメリカに行く』って言ってた。俺を頼ってくれる人のためにも早く復活して帰ってこなきゃ」 来年1・4東京ドーム大会での次期IWGP防衛戦のチャレンジャー不在で嘆く新日マットだけに、悩めるエースの復活には期待がかかるところ。棚橋は「いつ帰ってくるかはわからないけど、新日本は俺にふさわしい舞台を用意して待っていろ」と力強い捨てゼリフを残して機上の人になった。
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