ハッスルに五輪戦士が大挙来襲する!?
この日、初の栃木開催となったハッスルでは、GP決勝戦が行われ地元の英雄、川田が坂田亘を撃破。3826人超満員のファンから「川田」コールを浴び、大盛況のうちにハッスルGPは幕を閉じた。
一方で、高田総統からはビッグサプライズが告げられた。「年末年始のどこかで、思いっきりぶちかましてやろう。今年もやるぞ。ハッスルマニア2008、年末開催決定だ」と宣言したのだ。
大会終了後、ハッスルエンターテイメントの山口日昇社長は「日時会場とかについては調整中」としながらも「年末にハッスルマニアの正式開催を発表します。ハッスル祭りとマニアを合わせたようなイベントになります」と明言した。
昨年は大みそかに「ハッスル祭り2007」を開催。レギュラーメンバーに加え、“サプライズゲスト”としてミルコ・クロコップやグラビアアイドルのほしのあき、お笑い芸人くりぃむしちゅーの有田哲平が有田総統として特別参戦。同イベントを盛り上げた。
それだけに、今年の参戦メンバーも気になるところ。山口社長は“タレント枠”として、不倫騒動で番組を降板した山本モナにラブコールを送っていたが、断念したことと明かした。だが「モナさん以上の人をブッキングするので」と未知なる大物を狙っているという。
さらに、“アスリート枠”では、一部報道であったキューバのテコンドー選手、アンヘル・マトスの獲得を画策している。「オファーをかけています。(アントニオ)猪木さんもオファーをかけているようで壮絶な獲り合いになっています」(山口社長)と明かした。
マトスといえば、北京五輪で判定を不服として、審判に蹴りを入れ、永久資格停止となったお騒がせ男。シドニー五輪では金メダルを獲得しており、キャラクターも実力も申し分ない。
実はそれだけではない。さらなるアスリート枠として「水泳、柔道、海外の選手も含めて五輪出場経験のある選手にオファーを出しているところ」。北京五輪で世界中を熱狂させたアスリート達を集結させようと狙っている。
なにやら今年の年末は「五輪祭り」の雰囲気漂うハッスル。果たしてどんな選手が参戦してくるのか、目が離せない。