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その他 2008年10月23日 15時00分
競輪穴男列伝 山田裕仁の気迫はスゴイ
久留米の共同通信社杯で痛恨の失格はしたが、山田裕仁(岐阜)の気迫は狙える。準優は小嶋敬二(石川)がジャンからものすごいタイムで引いてバックを獲り、合わせて出た山田を3着に残した。 本来の山田なら小嶋が佐藤友和(岩手)にまくられたところで終わりだったが、番手から出てインに飛びつき3着を確保した。その気迫は「まだまだやれる」という気持ちをファンに与えている。 それに引き替え同期の神山雄一郎(栃木)は先行マークで直線の差し脚も切れを欠いている。時には若手選手のダッシュにちぎれたりして、かつての神山の面影はなく、よほど楽をして回らないと伸びを欠いている。 山田は近況が25戦して10勝と健闘している。内訳はまくり勝ちが5回に逃げ切り3回と、素晴らしいものがある。たしかにレースのグレードは神山に一枚落ちるし、斡旋の面でも山田は恵まれていない。久留米の共同通信社杯以後の斡旋はなんとF級戦が続く。平塚・松山・福井のFIでは山田には気の毒な気もする。 今年の山田はそれでもふるダビ観音寺を制して4000万と、現在は賞金ランク19位でぎりぎり圏内にいる。昨年は5900万で11位だった。 山田の存在は中部勢にとってまだまだ主軸としての価値は十分ある。先行マークを狙えば浜口高彰、山口幸二らは後を回らざるをえないレースは当分続くだろう。それはたとえ不発に終わっても、バックではかならず仕掛けて後ろが動きやすいレースをするからだ。 山田の狙いは全日本選抜だろう。まくりのレースができるだけの力はまだ残っている。小嶋が山田のためにブンブン先行して結果的には、佐藤にまくられたが、そんな「中部の義理」はいまも生きているし、これからも山田がS級でいるうちは有効だろう。 先行まくり選手を育てて中部をアンチ北日本の存在に置くのは山田の役目だ。北日本に一矢報いないと競輪はつまらないものになる。山田がSSに戻って中部の作戦参謀になったときには、2000年から吹き荒れた中部旋風が戻ってくるに違いない。 繰り返すが、山田という軸がなくなると中部は昔のスター不在に戻ってしまう。いまはFI戦を3連覇して、山田らしさを取り戻してくれれば…と思っている。それに人気があってもなくても、今年後半は山田を追いかけてみたい。 特に6番車や4番車の時には山田のプライドに火がつく。そんな組み合わせの時には頭からの押し目買いだ。神山に追いついた時の気迫をもってすれば、人気の若手を蹴散らせてしまう場面は十分期待出来るはずだ。
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レジャー 2008年10月22日 15時00分
菊花賞 オウケンブルースリ 併走遅れもノープロブレム!
主役不在とはいわせない。牡馬3冠のラスト「第69回菊花賞」(JpnI、京都芝3000メートル、26日)の最終追い切りが今朝(22日)、東西のトレセンで行われ、この夏最大の上がり馬オウケンブルースリが軽快な動きを披露した。強烈な末脚を見せた神戸新聞杯。惜しくも前には届かなかったが、その上位2頭は菊の舞台にいない。京都の直線でその決め手を存分に生かす。 デビューは皐月賞も終わった4月26日の福島。未勝利を勝ち上がるのに3戦を要した。最初は決して目立つ存在ではなかったオウケンブルースリが、いよいよ主役として淀のクラシックの舞台に立つ。 「1度使って調整は楽になっているし、いい状態で臨めそうだね」と音無調教師は静かにうなずいた。もうあわてる必要はない。この余裕がデキの良さを物語っている。 1週前の追い切りは栗東坂路で800メートル56秒2。平凡な時計にも同師は微動だにしない。 「馬場状態がかなり悪かったし、時計はそんなに問題じゃない。しっかり併せ馬をすることが目的で、それ自体はうまくいったから」。19日にも坂路で800メートル58秒7、ラスト1F14秒9をマークしており、抜かりなく仕上がっている。 前走の神戸新聞杯は3着。しかし、内容は強かった。道中は最後方。早めに動いた勝ち馬ディープスカイと、4コーナーではかなりの差が開いていた。「とても届きそうにない」と同師に惨敗まで覚悟させたが、そこから猛然と追い上げた。 差し届かなかった前の2頭…ディープスカイは天皇賞・秋に進み、2着のブラックシェルは故障でリタイア。目の上のタンコブがいなくなった今、思う存分、その決め手を生かせるはずだ。 どの馬にとっても未知の領域となる3000メートル。「コーナーが6つあるし、枠順などいろんな要素を味方につけなくてはならない」と音無師。オウケン自身にも折り合いという大きな課題がある。 だが、そのあたりを踏まえたレースが神戸新聞杯だった。内田博幸騎手はあえて最後方で折り合いに専念。そこからどれだけ脚を使えるか試した感が強い。 「折り合いさえつけば距離は心配していない。自分のレースさえできれば」と同師は言った。2周目の3コーナー、坂の下りをリズム良く乗り切ればあとはフルスロットル。無尽蔵のスタミナを持つウチパクが栄光のゴールを目指して追いまくる。 【最終追いVTR】坂路で併せ馬。同じく菊花賞出走のミッキーチアフルに1馬身遅れとなったが、相手の鞍上は体重の軽い生野騎手。この馬自身も仕掛けてからの反応は上々。ゴール前は真っすぐに伸びて時計以上に切れのある動きを見せた。
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スポーツ 2008年10月22日 15時00分
野球 WBC監督は原か渡辺久か梨田
イチローの、海の向こうからの横ヤリが、WBCの監督問題に決着をつけるのか。星野仙一支持の王貞治コミッショナー特別顧問がイチローに同調する姿勢に、体制検討会議のメンバーも従わざるを得なくなったからだ。それにしても、楽天野村克也監督がオフレコ話をしゃべり、星野氏はダンマリを決め込む。一任されたはずの加藤良三コミッショナーは右往左往。いったい、どこにランディングするのか。プロ野球界の策のなさ、無定見ばかりが目立つのだ。 王特別顧問を金屏風の前に座らせ、楽天野村監督が大老。老中に加藤コミッショナーを配し、星野氏を屏風の裏に控えさせていれば、“御前会議”は一件落着すると高をくくっていたのか。プロ野球OBが解説する。 「まぁ、その見立ては正しいな。王さんがこうすると言えば、選手は日本人大リーガーを含めて従わざるを得ないと思っていたのは間違いない。それが、イチローの物言いで、1からとは言わないまでも練り直しを迫られることになった。日本が本気で2連覇を狙うなら、現役監督が指揮を執るのは当たり前のこと。イチローの言うことは、あまりに正論だから、耳を傾けるしかなくなったんだよ」 すべては、体制検討会議が選手の意向を無視したことに起因しはしないか。スポーツ紙デスクが証言する。 「北京五輪の日本代表のコーチと選手選考のあたりから星野氏への不満の声は、すでにあった。金とは言わないまでも、銅を取ればすんなり“リベンジ体制”は認められたでしょう。それが、あのていたらく。球界はもちろん、ファンから『星野ノー』の声が上がり、それらすべてがイチローの耳に届く。そして、決定打が野村監督のリーク。条件が整ったところで、イチローの発言につながったわけです」 27日の検討会議でWBC監督が決定するのは、もはや既定の事実。1週間の猶予もない。イチローの怒りを含んだ提案に王監督はどんな答えを用意しているのか。 一部では、イチローの兼任監督案も出てきている。 「それだけは、絶対にない。第1回大会のときがそうだったように、選手間でのリーダーシップを発揮する覚悟はできているだろうが、役割はそこまでとイチローは心得ている」 岩村や松坂、黒田の両投手らのメジャーリーガーだけではなく、日本球界から参加する選手も、尊敬するイチローのアドバイスには従う。 先日、引退した清原は親分肌の人間性が、イチローはその世界基準のプレーが選手を引きつけるのだ。 それでは、WBC体制検討会議は週明けの27日、誰を監督に指名するのか。前出のスポーツ紙デスクが推理する。 「ケチのついた星野氏も、ケチをつけた野村監督も、もう指名はできない。現役監督を前提にすれば、セ、パのクライマックスシリーズに進出している4チームの監督が候補になる。そのうち、中日落合監督は早くに打診されて断っているから除外していい。残る3監督、巨人原、西武渡辺、日ハム梨田から、選ばれるのはまず間違いない。ここまで、選考がのびたんですから、日本シリーズで戦う2監督のどちらかに落ち着くんじゃないかな」 調和、バランスを旨とするのが日本人。落ち着く先が見えてきた。
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レジャー 2008年10月22日 15時00分
菊花賞 マイネルチャールズが反撃ののろし
皐月賞馬キャプテントゥーレ、ダービー馬ディープスカイが不参加のメンバー構成を考えれば、春2冠(3)(4)着と上位争いを演じてきたマイネルチャールズの実績は最右翼。力を出し切ればあっさり勝って不思議はない。 今夏に復帰後は札幌記念6着→セントライト記念2着と調子も確実に上昇中。そのセントライト記念は、直線を向いて押し出されるように早めに先頭に立ったのが裏目に出た格好。しかし、最後はノットアローンを差し返したのだからやはり力はある。 1週前(16日)の追い切り(Wコース=5F67秒1)は時計、動きともに平凡だったが、その原因をケイコ役の高杉助手は次のように説明する。「見栄えがしなかったのは、ポリトラックが(東京開催で)左回りのため、久々にWコースを使用したから。併せた相手もケイコ駆けするし、デキ自体は申し分ない」と周囲の不安を一掃した。 3000メートルは未知の領域だが、それは全馬同じこと。高杉助手は「掛かる馬じゃないし、血統的にもまったく問題ない」とキッパリ。実際、父ブライアンズタイムは3冠馬ナリタブライアン(1994年)、マヤノトップガン(95年)と2頭の菊花賞馬を輩出しており、距離の壁は考えられない。 また、初めての京都コースも、弥生賞を含めて3勝を挙げている中山と同じ右回りなら、プラスにこそなれマイナスになることはないだろう。マイネル&コスモ軍団の積年の夢であるクラシック制覇へ、チャールズが勇躍、出陣だ。 【最終追いVTR】坂路を1本上がった後、ポリトラックに入り、終い重点に追われた。首を巧みに使ったリズミカルなフットワークでラスト1Fは11秒3と切れた。モタついた先週とは一転、直前で大幅な変わり身を見せた。
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レジャー 2008年10月22日 15時00分
富士S(GIII、東京芝1600メートル、25日) エイシンドーバー 久々も仕上がり文句なし
安田記念(3着)で影をも踏ませてもらえなかったウオッカはこの秋、中距離路線へ。主役不在のマイル戦線で一気に頂点の座を狙おうというのがエイシンドーバーだ。 「暑さに弱く夏場は毎年、ガタッとくるが、今年はうまく乗り切れたみたい。いい体つきで牧場から帰ってきた」と森本助手。中間はプールに坂路、そしてコースとあらゆる施設を利用し、入念に調整されてきた。 1週前には乗りかわる内田騎手が栗東に駆けつけ、追い切りに騎乗。DWコースで6F78秒0を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露した。「動きは文句なしだし、ジョッキーもいい感触をつかんでくれたと思う。これなら初戦から期待できそう」。東京は昨年の京王杯SCをレコードで飾った相性のいい舞台。スピードの違いをいきなり見せつける。 【最終追いVTR】目いっぱいやった先週に続き、直前も坂路で併せ馬を敢行。800メートル52秒0→38秒4→13秒0をマークした。力強い脚さばきで駆け上がり、パートナーを圧倒。久々も仕上がりは文句なしだ。
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芸能 2008年10月22日 15時00分
宮崎あおい 紅白司会者に!?
今年のNHK紅白歌合戦の司会者として、女優の宮崎あおい(22)の名前が挙がっているようだ。主演している大河ドラマ「篤姫」が高視聴率をキープしているためだが、打診された宮崎サイドは相手の司会者に超大物を指名したという。 「彼女は今年一番のNHKの功労者。大みそかのあの番組の司会に使わない手はありません。50%以上の視聴率を狙えます」(芸能プロ関係者) 宮崎あおい主演のNHK大河ドラマ「篤姫」が先ごろ、東京・渋谷の同局でクランクアップした。 「宮崎演じる天璋院篤姫が49歳で生涯を閉じる12月14日放送分(第50回)のラストシーンで、昨年8月15日から1年以上に及んだ全収録が終了しました。ドラマ不況といわれる中、ここまでの平均視聴率は24%を超えていて、今年の全ドラマの中では最高。宮崎も大変満足しているようです」(芸能リポーター) そこで、このところしきりにささやかれているのが今年の「紅白歌合戦」の司会に宮崎を起用するという話だ。 「一昨年以降、視聴率40%割れにもがき苦しんでいる『紅白』。今年こそそれを食い止めようと、スタッフは必死です」(芸能ライター) その切り札として、宮崎を司会にというわけだ。 「昨年は『SMAP』の中居正広と笑福亭鶴瓶という男性二人の司会で、華やかさに欠けました。今年は当然、女性司会者を誰にするかに力点を置いていたところ、“孝行娘”の宮崎が現れたというわけです」(芸能リポーター) ここまで、芸能マスコミに名前が取りざたされたのは、昨年の中居と鶴瓶、榮倉奈々、西田敏行、松坂慶子、藤原紀香ら。 「中居以外は全員NHKの番組絡み。松坂は『篤姫』で宮崎と共演もしているし、この夏放送された同局のナツメロ特番の司会も大好評でした。また鶴瓶も『鶴瓶の家族に乾杯』というレギュラー番組を持ち、全国各地を回っているので地方では絶大な人気を誇っています」(芸能ライター) どうやら「白組」の司会は鶴瓶の可能性が高そうだが、そうとも限らないようだ。 「宮崎に関係者が内々にアプローチしたところ、相手は『SMAP』がいいとのリクエストがあったようです。彼らには“来年3月活動休止説”が絶えませんから、もしこの対決が実現したら盛り上がることは間違いない」(同) さて、NHKはどう動くだろうか。
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芸能 2008年10月22日 15時00分
福田沙紀「浮気は許せない」
開催中の東京国際映画祭に特別招待出品されている映画「櫻の園」(11月8日公開)のイベントが21日、都内で開かれ、女優の福田沙紀(18)らが出席した。 制服姿で登場した出演者は桜色に染められたステージでトークショーを行い、質問に答える形式で展開された。「浮気は許せるか」と聞かれた福田は「許せる方はどんだけ心が広いんだと思います」とキッパリ。 夢、野望についての質問に、共演したモデルの杏(22)は、「東京から京都まで東海道五十三次を歩きたい。15日くらいかかるけど、宿場を制覇して、紀行本を出したい」と具体的な計画まで語り、共演者や来場者を驚かせた。 同作はお嬢様女子校に転校した少女が幻の舞台を上演するまでを描くストーリー。1990年に映画賞を総なめにした作品のリメーク版。(写真=映画「櫻の園」のイベントに登場した(左から)柳下大、大島優子、武井咲、福田沙紀、寺島咲、杏、はねゆり)
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芸能 2008年10月22日 15時00分
和泉元彌 信号無視で謝罪
狂言師の和泉元彌(34)が、乗用車を運転中に信号を無視し、反則切符を切られていたことが21日、分かった。 警視庁富坂署によると、14日午後3時50分ごろ、文京区春日一丁目の春日町交差点で元彌は片側3車線の左車線に停車後、信号が「左折可」の表示になってから左折すべきところを、「直進」の表示だけで左折。同署の白バイ隊員に発見され、摘発された。「子供の送り迎えの途中だった。申し訳ありません」と謝罪し、罰金9000円を支払った。 元彌はこの日、ブログで違反についてコメントを発表。当時の状況を詳しく説明しながら「明らかに私の不注意。免許を与えられている人間として間違いのないよう気を引き締め、まわりに注意を払いながら安全運転で頑張っていきます」と釈明している。
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芸能 2008年10月22日 15時00分
シネマレビュー「まぼろしの邪馬台国」
吉永小百合主演の夫婦の物語である。 昭和31年、博多。長浜和子と宮崎康平はNHK福岡で出会う。和子が担当する番組「九州の歴史」に、島原鉄道の社長であり、盲目の郷土史家として名のある康平が招かれたのだ。康平は邪馬台国の実像を知ることが日本人の起源を探ることであると力説する。破天荒な人柄に戸惑う和子だったが、康平は「島原へ来んしゃい」と誘う。この出会いが和子の運命を大きく変えることになる…。 集中豪雨の際に土器を見つけ、邪馬台国探しを始め、やがて邪馬台国ブームを巻き起こした昭和の奇人・宮崎康平。彼を支え続けた和子。妻の夫への深い愛情を感じることができる映画である。 世界的に大ヒットした映画「タイタニック」の主題歌を歌ったセリーヌ・ディオンが、「和子の生き方は私と一緒です」とコメントし、卑弥呼のシーンのテーマ曲を歌っている。 宮崎康平の著書「新装版 まぼろしの邪馬台国」が原案。盲目であるが、たいへん生き生きしている康平役を竹中直人が熱演。存在感がすごい。監督は堤幸彦。11月1日(土)ロードショー配給/東映
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その他 2008年10月22日 15時00分
吉野サリーちゃん大特集予告
内外タイムス10月24日号(10月23日発売)に吉野サリーちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>11月28日 東京生まれ血液型:O型スタイル:T153 B80 W53 H85デビュー:1998年3月11日「十三ミュージック」において趣味:ビデオ、スーパーにお買物初エッチ:17歳性感帯:全身所属:浅草ロック座 <スケジュール>未定。 みなさん応援よろしく!
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