「彼女は今年一番のNHKの功労者。大みそかのあの番組の司会に使わない手はありません。50%以上の視聴率を狙えます」(芸能プロ関係者)
宮崎あおい主演のNHK大河ドラマ「篤姫」が先ごろ、東京・渋谷の同局でクランクアップした。
「宮崎演じる天璋院篤姫が49歳で生涯を閉じる12月14日放送分(第50回)のラストシーンで、昨年8月15日から1年以上に及んだ全収録が終了しました。ドラマ不況といわれる中、ここまでの平均視聴率は24%を超えていて、今年の全ドラマの中では最高。宮崎も大変満足しているようです」(芸能リポーター)
そこで、このところしきりにささやかれているのが今年の「紅白歌合戦」の司会に宮崎を起用するという話だ。
「一昨年以降、視聴率40%割れにもがき苦しんでいる『紅白』。今年こそそれを食い止めようと、スタッフは必死です」(芸能ライター)
その切り札として、宮崎を司会にというわけだ。
「昨年は『SMAP』の中居正広と笑福亭鶴瓶という男性二人の司会で、華やかさに欠けました。今年は当然、女性司会者を誰にするかに力点を置いていたところ、“孝行娘”の宮崎が現れたというわけです」(芸能リポーター)
ここまで、芸能マスコミに名前が取りざたされたのは、昨年の中居と鶴瓶、榮倉奈々、西田敏行、松坂慶子、藤原紀香ら。
「中居以外は全員NHKの番組絡み。松坂は『篤姫』で宮崎と共演もしているし、この夏放送された同局のナツメロ特番の司会も大好評でした。また鶴瓶も『鶴瓶の家族に乾杯』というレギュラー番組を持ち、全国各地を回っているので地方では絶大な人気を誇っています」(芸能ライター)
どうやら「白組」の司会は鶴瓶の可能性が高そうだが、そうとも限らないようだ。
「宮崎に関係者が内々にアプローチしたところ、相手は『SMAP』がいいとのリクエストがあったようです。彼らには“来年3月活動休止説”が絶えませんから、もしこの対決が実現したら盛り上がることは間違いない」(同)
さて、NHKはどう動くだろうか。