「暑さに弱く夏場は毎年、ガタッとくるが、今年はうまく乗り切れたみたい。いい体つきで牧場から帰ってきた」と森本助手。中間はプールに坂路、そしてコースとあらゆる施設を利用し、入念に調整されてきた。
1週前には乗りかわる内田騎手が栗東に駆けつけ、追い切りに騎乗。DWコースで6F78秒0を叩き出す圧巻のパフォーマンスを披露した。「動きは文句なしだし、ジョッキーもいい感触をつかんでくれたと思う。これなら初戦から期待できそう」。東京は昨年の京王杯SCをレコードで飾った相性のいい舞台。スピードの違いをいきなり見せつける。
【最終追いVTR】目いっぱいやった先週に続き、直前も坂路で併せ馬を敢行。800メートル52秒0→38秒4→13秒0をマークした。力強い脚さばきで駆け上がり、パートナーを圧倒。久々も仕上がりは文句なしだ。