「ウチの厩舎とのタッグは6年ぶりになるけど、これまで預かったマンダリンスター、キングオブジェイ(登録馬主は別人で共同出資)はともにオープンまで出世した。不思議な相性の良さに今回も期待しているんだ」と管理する高市師。函館2歳Sを意識するのは、馬名による話題性だけでなく、バイラリーナ(オークスTR・スイートピーS勝ち)、コンラッド(ラジオたんぱ賞=現ラジオNIKKEI賞勝ち)の近親に当たる血統的なバックボーンを有するからだ。
「函館に入厩してから体がグングン良くなった。少しヤンチャな面はあるが、いいスピードがあるし、初戦突破を狙いたい」と師は意欲満々。初陣は4週目の芝1200mを鞍上・柴山で予定しているが、ズバリ!“キクジロウの夏”演出なるかに注目だ。