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ハッシーの地方競馬セレクション(11/26)「第6回勝島王冠(SIII)」(大井)

 動ける巨漢は強かった! 先週浦和競馬場でおこなわれた「第35回浦和記念(JpnII)」。本命に推した俊敏性を持った巨漢・埼玉西武ライオンズの中村剛也選手ことサミットストーンは、まずまずのスタートを切るといつものように先行策。道中は歴戦の古馬らしく折り合いはピタッと付き、絶好の位置取り。向正面でペースが上がると、外から他馬が押し寄せポケットに入ってしまいポジションを下げてしまう。4コーナーでようやく進路が開くと、目の覚めるような伸びを見せて1着。これまでで1番と言っても過言ではないほどの脚を見せました。2着にはこれまた地方馬グランディオーソが入り…予想も◎→○の大本線で的中しました。この調子で今週もビシっといちゃいましょう。

 さて、今週は「第6回勝島王冠(SIII)」が大井競馬場でおこなわれます。歴戦の古馬と3歳馬が激突し、今後を占う意味で重要な一戦となります。

 本命は古馬相手でも見劣りしないハッピースプリント。前走ジャパンダートダービーはハナ差で敗れ、惜しくも南関東3冠とはならなかったものの、その知名度は中央でも高い本馬。前走負けるまでは6連勝しており、前走にしても中央馬相手に早めの抜け出しからゴール寸前まで粘った走りは負けて強の内容。その活躍ぶりは、北海道から東京へ活躍の場を広げたところが似ている大泉洋のよう。これまでのレースぶりは3歳馬同士といえども一枚も二枚も抜けた強さを見せつけており、歴戦の古馬が相手となる今回でも問題なしと見ます。今後の南関東の代表馬となる逸材と見ており、ここは負けられません。

 対抗はユーロビート。前走の埼玉新聞栄冠賞では、当コラムで懸念していた通り小回りが合わず4着に敗れましたが、敗因がハッキリしているだけに巻き返し濃厚。特に今回は広い大井競馬場。先週JRA勢を破ったサミットストーンを2走前に破っている競馬場だけに、まともなら本命馬を脅かす存在に。あとは距離が1800mへ短縮されるのがどうか。

 一発ならイケメンで目のぱっちり具合が平岡祐太似のガンマーバースト。今年に入って一見不調のように思えますが、戦績を見るとわかるように本質的にマイルは忙しかっただけ。その証拠に1900mだった前走の埼玉新聞栄冠賞では、久々に複勝圏に絡む走りを見せました。故に1800mのここは上位争い必至と見ます。

 以下、バトードール、トーセンアドミラルまで。

◎(1)ハッピースプリント
○(10)ユーロビート
▲(6)ガンマーバースト
△(4)バトードール
△(13)トーセンアドミラル

買い目
【馬単】2点
(1)→(6)(10)
【3連単】6点
(1)→(6)(10)→(4)(6)(10)(13)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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