今週の東京デビューの注目馬は、11月24日(月)第4R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のレッドマジュール。馬名の由来は「冠名+大人の(仏)。大人の女性を思わせる優雅な走りを」。牝、青鹿毛、2012年5月22日生。美浦・手塚貴久厩舎。父ディープインパクト、母マンダララ、母父Lahib。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は東京ホースレーシング。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3400万円。半姉には芝中距離で2勝を挙げているレッドシェリール(父ゼンノロブロイ)がいる。本馬は線が細いもののバランスの良い好馬体をしている。一目見てディープ産駒と思えるシルエット、皮膚の薄さ、柔らかさを持っている。卓越したバネがあり、如何にもキレる脚を使いそうなタイプ。なお、鞍上には戸崎圭太騎手を予定している。
京都デビューの注目馬は、11月23日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のスペリオルラスター。馬名の由来は「上質の輝き。母名より連想」。牡、栗毛、2012年1月13日生、栗東・須貝尚介厩舎。父ハーツクライ、母スペリオルパール、母父ティンバーカントリー。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はシルクレーシング。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には本年の小倉大賞典(GIII)や京都大賞典(GII)を勝ち、6勝を挙げているラストインパクト(父ディープインパクト)がおり、近親にはナリタブライアン(父ブライアンズタイム)がいる。本馬は晩成型が多いハーツクライ産駒らしく、まだ幼い馬体をしているが、良質な筋肉を持っている。母系の血からパワーも受け継いでおり、力強くバランスの取れたフットワークはなかなかのもの。なお、鞍上はピエールシャルル・ブドー騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。