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レジャー 2008年12月06日 15時00分
JCダート(GI、阪神ダ1800メートル、7日) 本紙・谷口はヴァーミリアン中心
決戦の舞台を府中から仁川に移して、装いを新たにされたJCダート。とくに今年は、破竹の快進撃を見せているキクノサリーレや、エスポワールシチーといった新興勢力が、収得賞金の関係で出走すらかなわないほどメンバーの層は分厚い。そんななか、ホスト国の大エースとして堂々、主役の座に君臨するのは、目下、国内GI6連勝中、現ダート界の王者ヴァーミリアンだ。 この一戦へ向けての重要な前哨戦と位置付けて臨んだ前走のJBCクラシック。結果は次世代の王者として誉れ高いサクセスブロッケンにクビ差の辛勝となったが、雄大なストライド走法のこの馬にとっては絶対に有利には働かない園田での開催、さらには世界の厚き壁の前に返り討ちにあったあの灼熱のドバイから約7カ月ぶりの実戦であったことを思えば、“絶対王者”の底力を改めて見せつけたといえる。 現実に、「あそこでやれば絶対に勝たんとあかんかった。ヴァーミリアンの強さを再認識させられた」と藤原英調教師。乾坤一擲(けんこんいってき)で勝負に出たSブロッケンを管理する新鋭トレーナーを脱帽させるほど、ヴァーミリアンの壁は厚かった。 対照的に勝てば官軍、「一戦一戦、出走できるかどうかと悩まされて昨年とはデキが違うからね。前走時はオレも小回りの園田でどうかなと、アレコレ心配はしたけど、いざゲートが開くと、2週目の向正面で楽にサッと番手。もうその時点で“今日も勝てた”と思ったね」と、サラリと言ってのけるのはヴァーミリアンを担当する久保助手だ。 「賢い馬で坂路だと力を抜いて走るからコースにも入れて調整してきた。いじめていじめて馬をつくるのが(スパルタ調教で知られた)戸山厩舎で育った私流の仕上げ方。GIで侮いが残る走りはさせたくないからね。とにかく、カイバも桶から頭をまったく上げずに平らげるし、怖いぐらいに不安点が何ひとつない。世代交代の波を感じさす馬が何頭か出てきているが、うちの馬だって何度も古馬の厚い壁にはね返されてきたからね。このJCダート、そして東京大賞典、年内は負けるつもりはないよ」 砂上の猛者ヴァーミリアンが、国内GI7連勝と合わせ、JCダート2連覇の偉業を達成する。
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芸能 2008年12月06日 15時00分
望月美寿々 DVD好評発売中で〜す
ミスマガジン2008「GyaO賞」を受賞した望月美寿々(15)が先ごろ、DVD「マガジンメイト 望月美寿々」(リバプール)をリリース。 身長151センチと小柄ながら、B85W54H80の迫力ボディー。アンバランスな魅力に胸キュンです!(写真=趣味は読書、妄想という望月美寿々)
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社会 2008年12月06日 15時00分
石原都知事 ホンダF1撤退報道に無関心
三宅島バイクイベントの“ホンダ妨害疑惑”をぶち上げていた石原慎太郎都知事(76)は5日の定例会見で、同社が業績不振などからF1撤退を決めたことに「知らないよ。F1なんて興味ないもん。フンッ」とそっけなかった。あくまでガチンコ対決か、それとも手打ちか。バトルの行方が注目される。 石原知事VSホンダの戦いは、災害復興を目的として10月17〜19日に2回目のバイクイベントを開催した三宅島で知事が宣戦布告。ホンダが広告出稿をだしにバイク関連雑誌に取材しないよう圧力をかけたなどとして「命張っても戦う」と誓った。同月24日の都庁定例会見でも「やっぱりホンダのおごり」などと述べ、同社の福井威夫社長に直接抗議するため本社に乗り込む姿勢をみせていた。 ところが知事はこの日、記者団の質問に対し、あれほど罵倒(ばとう)していたホンダへの恨みつらみに一切触れようとしなかった。 「白人社会、特にヨーロッパは東洋人が得意なものはルールを変えて(活躍を)抑制しようとする。F1も、ホンダかどっかのエンジンがすごく優秀でアレだっていうと、それを抑制するみたいなルールをくっつけたりしてね。決してフェアとは言えない妨害があるみたいですな。ホンダがやめた理由は分かりませんよ。しかし、そんなことにうんざりしてやめたんだったら、それはそれでホンダの判断でしょう」 東京都知事にあえてホンダF1撤退について聞くのは、背景に三宅島バイクイベントをめぐる遺恨対決があるからにほかならない。しかし、知事はまるで傍観者のように話すだけだった。 そこで、ホンダの福井社長に抗議に行く段取りについて進ちょく状況を確認すると「わけのわからない返事が来たね。言い訳とも何ともつかないみたいな。秘書から聞きましたが、忘れちゃったね」と知事。都側の抗議事実を認める内容といえるかどうかは判別できない返事という。 「公道レースに対する考え方に違いがあったようだとか、違いがあったら教えてくれたらいいんだよね。何も公道レースをやってるわけじゃないんだから。ホンダの意向に沿わないヤツ(メディア)には広告料を出さないなんてこと、まあ社長は言わないよ。それほどバカじゃないだろうから。下っ端の役員か部長かそこらが言ったんだろう。部長なんてヘンに権限を持ってるからね」 具体的に、福井社長との会談予定は立っていないことも分かった。知事は「申し込んでいるけど、向こうは忙しいっていうから。F1で忙しいんじゃないの?」と皮肉交じりに明かした。 三宅島バイクイベントをめぐっては第1回開催前、テスト走行したプロライダーが安全性の観点から「公道レースは無理」とダメ出し。それにもかかわらず、公道レース実現にこだわる知事の姿勢に国産4大バイクメーカーが反発し、イベントへの協力を一切拒んできた経緯がある。今年のイベントには第1回の昨年より参加メディアが少なく、知事は証拠がないとしながらも“ホンダの圧力”だとして、徹底抗戦する構えをみせていた。ホンダは取材妨害疑惑について否定している。
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スポーツ 2008年12月06日 15時00分
ノア 健介GHC負けたらホームレス
プロレスリング・ノア、GHCヘビー級選手権(7日、東京・日本武道館)の調印式が5日、都内の同事務所で行われた。タッグとの“2冠”を狙う挑戦者・齋藤彰俊が優等生に変ぼう。大一番を前に王者・佐々木健介に心理戦を仕掛けた。一方の健介は「負けたら家に帰れない」と不退転の決意。王座陥落でのホームレス生活に危機感を募らせている。 いよいよあす7日にゴングが鳴るタイトルマッチを前に、齋藤はとんでもないことをたくらんでいる。 開幕戦で健介をロープで縛り、健介の化身でもあるパワー・ウォリアーのお面をかぶせる“公開処刑”を行ったチャレンジャー齋藤。この日の会見では「プロレス界すべてのベルトを巻いた佐々木さんに挑戦できるということは、純粋に嬉しいです」「自分はタッグとシングルとることで来年の予定を立てている」などと意気込みを語った。 いつもの不気味なオーラを消し、なぜか大マジメ。しかし、会見が終わると本性をさらけ出し「きょうはまだ警戒してる。あす、家に奇襲をかけてもいいかなと思っている。出発する直前とかもありなんじゃないですかね」とほくそ笑んだ。 さらに「たとえば川畑輝鎮式のダークっつうのもあります。曲が流れて入場しないってのもありかな。リング下に潜んでいて出てくるってこともあり得ますよ。相手をイライラさせるということでね」とニヤリ。健介を闇討ち地獄に陥れ、集中力を削ぐ“頭脳戦”に持ち込むというのだ。 もちろん健介は、齋藤が裏でそんなことを企んでいるとは、知る由もない。それゆえか、「変な小細工は必要ないんじゃないかな。ありったけのオレってのを見せてやりますよ」と真っ向勝負を宣言。ついには「そうなったら(=負けたら)家に入れてもらえないかも。そのときは、吉川の河原で勝彦とテントでも張ってキャンプするよ。特訓も含めてね」と敗戦後のプランまで立ててしまった。 このままでは、齋藤の術中にはまることは確実。“ホームレス中年”にもなりかねない危険性すらある。 V2に暗雲が垂れ込めた健介。タイトルを死守し、正月を家族とともに過ごすことができるのか。
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スポーツ 2008年12月06日 15時00分
ボクシング デラホーヤVSパッキャオの懸念要素
6日(日本時間7日)に、ボクシングのドリームマッチが開催される。本場アメリカのラスベガスで行われるゴールデンボーイことオスカー・デラホーヤ=写真左=と、フィリピンの英雄、マニー・パッキャオ=写真右=の一戦だ。本紙コラム「渾身のローブロー」(毎週月曜日掲載)を連載中の渋谷淳氏が、この注目の一戦を解説する。 ピンとこない人に、この試合のメガファイトぶりを説明しよう。昨年5月のデラホーヤとフロイド・メイウェザーの試合は、200億円マッチと呼ばれ、敗れたデラホーヤのファイトマネーはなんと54億円! 今回のパッキャオ戦はメイウェザー戦に迫る興行規模になると見込まれている。 ただこの試合、スター選手同士の激突という意味では興味深いのだが、玄人筋からの評判は必ずしも良くない。かくいう私もその1人で、ようは両者の体格差が問題視されているのだ。 デラホーヤは、恐らくウエルター級あたりが理想のウエート。対するパッキャオはフェザー級あたりか。つまりナチュラルな体なら4階級、10キロ程度の差が存在する。このような体格差がある状態で、2人が試合する体重はウエルター級と決まっている。これでは、だれが見ても、デラホーヤの有利は明らかだ。 この件に関して、熱烈なボクシングファンのお笑い芸人、くりぃむしちゅーの上田晋也さんがおもしろいことを言っていた。「デラホーヤが(2人の中間に当たる)ライト級まで落とせば認めるんですけどね。ジョーと試合がしたいがために地獄の減量をした、あの力石のように…」 まあ、1試合で何十億も稼ぐスターに力石徹を求めても無理というもの。我らが“アジアンドリーム”パッキャオの健闘を祈るしかない。
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スポーツ 2008年12月06日 15時00分
K-1 バダ・ハリ余裕の社長出勤!?
“悪魔王子”バダ・ハリがまさかの敵前逃亡!? 「K-1ワールドGP2008FINAL」(6日、横浜アリーナ)の直前イベントが5日、東京・新宿ステーションスクエアで開催。各選手が意気込みを語る中、前代未聞のハプニングが起きた。 この日、ファン1600人の前で行われた公開記者会見。リザーブファイトに出場する4選手とベスト8ファイターが顔をそろえる中、バダ・ハリだけが姿を現さない。すると「朝早く新宿を散策していたら、どうやら迷子になってしまったようです。新宿3丁目で確保されたとの情報が入ってきました」とアナウンスが流れた。 これには1回戦で対戦するピーター・アーツも「なんか対戦相手の坊やがいないんだけど。明日までに間に合わないんだったら誰か別の選手を連れてきてくれよ」と苦笑するばかりだった。 その後、黒のニット帽、ダウン、灰色のスウェットという場違いな“勝負服”で現れたバダ・ハリは「遅れてすみません。明日は時間通りに行きます」とちゃかり記念撮影におさまった。 決戦を前に遅刻をかまして余裕のバダ・ハリ。果たして優勝してこの汚名を返上することができるのか。
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その他 2008年12月06日 15時00分
徳永心ちゃん大特集予告
内外タイムス12月9日号(12月8日発売)に徳永心ちゃんの大特集をカラーで掲載します。 <プロフィール>2月27日 名古屋生まれ血液型:B型スタイル:T160 B78 W54 H79デビュー:2006年2月1日「TSミュージック」において趣味:アメリカのTVドラマを観ること初エッチ:11歳性感帯:全身所属:TSミュージック <スケジュール>10日まで「TSミュージック」12月31日〜1月10日「シアター上野」 みなさん応援よろしく!
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その他 2008年12月06日 15時00分
元祖アキバ系パフォーマー FICEの 『私たちヲタクです』アキバの移り変わりと裏道散歩
アキバっていうと人によってけっこうイメージが違う。それはいつ頃のアキバをイメージしているかが違うから。特に、アキバに頻繁に通ってるわけじゃない大多数の人は記憶が以前訪れたところでとまっているからね。なにげに多いのは「駅前の公園でバスケット」という人。自分の親世代だと「家電と言えば秋葉原」だというし、祖父母になると「得体のしれないもの売っている小さな店がごちゃごちゃしてた」と言う。また、最近来るようになった人は「でっかいヨドバシカメラあるよね」が多いかな。 私たちFICEが活動始めた2001年はちょうど「駅前のバスケット」の公園が封鎖された年。この公園の跡地には、現在の高層ビルが建つまでしばらく大きな立体駐車場があったりした。中央通りはぱっと見の景色は今ともうあまり変わらなかったけど今ほど人がいなかった。通り沿いには露天が出ていて串焼きステーキやかき氷買って食べたのを覚えている。そういえばあの露天、いつのまにかいなくなったなぁ…。 そのあとドン キホーテができたりヨドバシカメラができたりUDXができたりして今の姿に。その影ではアキバを代表するようなお店がたくさん消えて行った。事件も色々あった。ヤマギワが火事になったりメイド狩りなんてものが話題になったり。そして今年、最も痛ましい無差別殺傷事件があった。 そもそも街中にメイドさんがあふれるようになったのはここ近年。電車男が大ブレイクしてアキバが一気に注目をあびて、観光客がわんさか押し寄せるようになってから。それまでもメイドさんはいたしメイド喫茶もあったけど、今みたいに道を歩けばすぐメイドさんにあたるようなことはなかったです。 こんな時の移り変わりがめまぐるしい秋葉原だけど歴史を感じるのは表通りだけじゃない。むしろ裏通りに、この急激な変化からひっそりと身をかくすように昭和のたたずまいが残っている。ピカピカのUDXがどーんとかまえるすぐ脇に、とってもレトロな乾物屋さんがあったり、高層ビルを背景にちょっと細道をはいると営業してるのかしてないのかよくわからない「たばこ」の看板があったり…。 なんか不思議なタイムスリップ的感覚にくらっとする。裏道を気の向くままにぶらぶらするだけでいい。注意深く見回してみると新たな発見がつきない。そのなかでもとっておき。ビルとビルの隙間の猫道みたいな細い路地…大人ひとりがやっと通れるくらいで道にはとても見えないけど…をはいっていくと、四方をビルで囲まれて民家1軒くらいのスペースに小さな小さな神社がある。 ビルに囲まれているため薄暗いところに細い光が射しているのがかえって神秘的だ。もともとは撮影で訪れたんだけどあとで調べたら「花房神社」っていうらしい。江戸時代からこの場所にあるそうだ。 表のアキバもいいけれど、たまには裏アキバも散歩してみては?そして、「花房神社」をぜひ自分の足で探してみてほしいです。<プロフィール>FICE(ファイス) 完全人型アンドロイド(2001年2月製造、FIRE(炎)+ICE(氷)=FICE)のアニメビジュアルパフォーマンスユニット。アキバを中心にオリジナルCDを引っさげてパフォーマンス活動によって 人々の心の平和とどこからともなく現れる敵から街の平和を守ってます。近年では、ライブハウスでの活動がメインとなり、2007年は年間201本達成と活躍中。
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レジャー 2008年12月05日 15時00分
JCダート(GI、阪神ダ1800メートル、7日) 特捜班はメイショウトウコンを指名
9番人気のスクリーンヒーローが度肝を抜いた先週のジャパンC。砂の頂上決戦「第9回ジャパンCダート」(GI、阪神ダ1800メートル、7日)も波乱の要素は十分だ。なかでも特捜班が注目したのはメイショウトウコン。末脚の切れならメンバー随一で、不向きな小回りコースだった前走のJBCクラシックでも2強に小差の3着と食い下がった。ゆったり流れて、ゴール前に急坂のある阪神なら、逆転できる。 担当の林調教厩務員が明るい。それが何より、メイショウトウコンの今を物語っている。 「春はカイバ食いが悪くて、馬にもやる気がなかった。ひと息入れて持ち直したし、昨年ぐらいのデキにある。今は走りたいという気持ちが前に出ているからね」と笑みを浮かべた。 確かに4月のアンタレスSが14着に、5月の東海Sが10着。2ケタ着順を続けたのはデビュー以来初めてだった。しかし、復帰戦となった8月のブリーダーズGCで勝利すると、前走のJBCクラシックでも小差の3着に肉薄した。 鋭い追い込みが身上のトウコンにとって、小回りの園田は最も不向きな舞台。実際、展開も先行馬に有利だった。それでも現役最強のヴァーミリアン、3歳王者サクセスブロッケンにクビ、3/4馬身差まで食い下がった。次に十分つながる内容だった。そして今回は舞台設定に大きな上積みが見込める。阪神ダートは初経験だが、「差し馬にとってゴール前の急坂は好都合。重賞を勝っている京都より、むしろいいんじゃないかな」という。 しかも、今回は展開も味方しそうだ。「外国馬が参戦するし、メンバー的にも決して緩い流れにはならないと思う。末脚が生きる」と期待する。 プラス材料はこれだけではない。豪快な追い込みが武器のトウコンだが実は結構、繊細なタイプ。輸送時間の長い東京でいまひとつ結果が出ないのはそのためだ。それだけに今年から阪神で行われるのも追い風になる。 「一時より気にならなくなったとはいえ、やっぱり馬体減りの心配がない関西でやれるのはいい。体重も理想の460キロ台前半でいけそうだしね」 ヴァーミリアン、サクセスブロッケンの2強ムードが漂う。しかし、林調教厩務員は「一騎打ちにはならないだろう。今回は本当に楽しみなんだ」と一発を宣言した。 上位拮抗と思われた先週のジャパンCも9番人気のスクリーンヒーローが快勝した。競馬はそう簡単には収まらない。
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レジャー 2008年12月05日 15時00分
ステイヤーズS アベコーの気になる推奨馬は!?
今年も残されたカレンダーが1枚となってきました。早いもので年の瀬なのですね。みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 さて、日曜日は阪神で「JCダート」が行われますが、これまでに築き上げてきた東京ダ2100メートルというデータは、まったく役をなさなくなりました。また、ここに新しい歴史の1ページが刻まれようとしています。 さて、初日の阪神は「鳴尾記念」が行われます。サクラメガワンダーが出ているものの、例年に比べると、やや手薄な顔ぶれ。 注目はトウショウシロッコ。前走のAR共和国杯で7着。やや株を下げましたが、出遅れてラスト3F33秒台の脚。ただ単に展開が向かなかっただけのこと。オールカマー3着、そして、前走のアイルランドTが2着。芝2000メートル1分58秒5でラスト3Fが33秒6。特筆ものの内容。巻き返し必至です。 一方、中山では師走競馬の呼び物「ステイヤーズS」です。距離が芝3600メートルのマラソンレース。昨年の優勝馬マキハタサイボーグが今年も参戦。阪神大賞典で4、5着のトウカイトリックにトウカイエリートも、ここでは有力です。 で、私の予想は軌道に乗ってきた3歳馬ベンチャーナイン。データからは古馬の方が圧倒的に有利ですが、今回の古馬陣はかなり手薄な状態。それなら生きのいい3歳陣に期待というわけです。休養明けの神戸新聞杯で4着。シンガリからディープスカイに0秒4差まで詰め寄った出色の内容。さらに、菊花賞ではオウケンブルースリの6着。レース中に前の馬に乗りかかるような不運なアクシデント。そんな状態でも、1番人気で5着のマイネルチャールズと半馬身差。菊花賞の内容は上々です。 加えて、今回はニシノデュー、ゴーウィズウインド、さらにナイアガラ、メジロコルセアと、長距離のレースとは思えないほど先行馬がズラリとそろいました。流れ、展開は明らかに差し、追い込み型に有利。神戸新聞杯、菊花賞で見せた強烈な末脚が、一気にさく裂するものと見ています。 相手はトウカイトリックのスタミナと実績。春の天皇賞でも見せ場は十分。叩き2走目で有力。