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芸能 2009年10月24日 15時00分
大地真央 日仏シャネラー競演
映画「シャネル&ストラヴィンスキー」の主演女優アナ・ムグラリス来日を記念して先日、東京・南麻布のフランス大使館でレセプション・パーティーが行われ、女優の大地真央、デヴィ・スカルノ夫人らがゲストとして登場した。 ムグラリスは「シャネルはフランスを代表する女性。演じられて大変光栄に思っています」とあいさつ。全身シャネルでコーディネートした大地のお気に入りの香水はシャネルの「CHANCE」。普段は手首や耳の後ろにつけているが「舞台の時はスカートにつけて、お客様にもにおいのサービス。5列目くらいまでは大丈夫です」と愛用ぶりをアピールした。 デヴィ夫人は若いころから親交のあった女優・南田洋子さんの訃報に「悲しいですね。グレタ・ガルボのように若く美しい映像だけ流れていたら、もっと幸せだったかな…」と南田さんの死を悼んだ。
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芸能 2009年10月24日 15時00分
優木まおみ婚活中
タレントの優木まおみが、先ごろ都内で行われた資産運用シミュレーションゲーム「世界の投信王」の発表会見にゲスト出演した。 同作はインターネットで無料参加でき、プレーヤーは仮想資金の10億円で世界31カ国の株式市場に連動する架空のインデックスファンドを対象に分散投資。運用成果を競う。 エロかしこいお姉さんとして人気の優木はゲームで「サッカーワールドカップやオリンピック開催が決まって話題なので」とブラジルをメーンの投資先に選択し、わずか3週間足らずで約6000万円をゲット。 プライベートでも「恋愛は投資する方。1歩下がって身の回りの世話をして、その人が大成してくれればいい。婚活が3、4年続いてるけど、今出会って2年くらいで結婚したい」と、“エロかしこい奥さん”志望であることを明かした。
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その他 2009年10月24日 15時00分
浜野蘭ちゃん大特集予告
リアルスポーツ10月27日号(10月26日発売)に浜野蘭ちゃんの大特集をカラーで掲載します。<プロフィール>浜野蘭(はまの・らん)10月27日 東京生まれ血液型=B型スタイル=T160 BヒミツW57H80デビュー=2002年5月16日「川崎ロック座」にて趣味=料理初エッチ=17歳所属=ロック座<スケジュール>31日まで「新宿ニューアート」 みなさん応援よろしく!
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レジャー 2009年10月24日 15時00分
キャバクラ嬢「お持ち帰られ物語」第十夜
現在は都下のあるキャバクラに在籍しているマイム嬢。今年23歳になった彼女が、新宿歌舞伎町の『B』に勤めていた19歳の頃、たった1度のアフター体験で、とんでもないトラブルに巻き込まれたことがあるという。「Tさんっていって、わりと若いのにすごいお金持ちで、考えられないくらいイイお客さんだったの」その男と知り合ったきっかけは、たまたまフリーの席についただけ。Tさんは彼女に一目惚れをしたらしく、以来、毎日のように通いつめてきた。「週に4〜5日は必ず来てたかな。だからメールや電話はほとんど毎日で、ちょっとウザかったけど(笑)、そんなに指名してくれる人、ほかにいるわけないし」ということで、彼女も営業を欠かすことはなかった。 しばらくすると、同伴出勤も当たり前になり、ほとんど毎日、一緒に夕食をとってからお店に行くようになった。「普通のカップルより、一緒にいる時間は長かったと思う。彼氏もいなかったし、別によかったんだけど」。しかしここで気になるのは、Tさんが見せた底なしの財力。一体なにをしていた人なのかというと、「お父さんのやってる会社の役員だって。名刺も貰ったし、一度会社の近くまで一緒に行ったこともあったから、お金があるっていうのは納得できて、私も全然遠慮しなくなっちゃってたの」 そんな関係が半年ほど続き、「強引に迫られたこともないし、全然そんな話にならなくて、ただ奢ってもらうのが当たり前って感じだった」わけだが、ある日、突然の告白を受けることになる。「告白って言っても、『付き合って』っていうより『やらせろ』って感じで、なんか違う人みたいですごくびっくりした」。しかしこれまでの経緯から、しょうがないという気持ちと情もあり、彼の要望に応えて、その日はアフターでホテルにお泊りしたという。 すると翌日以降、Tさんはパッタリと店に来なくなっただけではなく、連絡すらもつかなくなってしまった。「その前がすごく長かったから、ポイ捨てとは思えなくて、なにかあったのかなってお店の人とも話してたんだけど…」。その悪い予感は的中し、1週間ほどが過ぎた頃、なんとお店に警察官がやってきた。「何100万っていったかな、会社のお金を勝手に遣って業務上横領で捕まったんだって。私も事情聴取で連れてかれて」罪には問われなかったものの、精神的に大きなショックを受けたのだとか。「今思えば、夢みたいな時間だったかもって。最後のアフターは思い出作りだったのかなって思うと、可哀想な気もするけど、もう会うこともないしね」*写真は本文とは関係ありません【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/
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レジャー 2009年10月23日 15時00分
菊花賞(JpnI、京都芝3000メートル、25日) 本紙・谷口はイコピコに自信の◎
3冠クラシックの最終戦「第70回菊花賞」(JpnI、芝3000メートル)が25日、京都競馬場でスタートを切る。ダービー馬ロジユニヴァースが不在で混戦ムードが漂うなか、本紙・谷口記者はTR・神戸新聞杯をレコード勝ちしたイコピコに自信の◎を打った。その秋初戦はダービー2着リーチザクラウン、皐月賞馬アンライバルドを寄せ付けず、春の勢力図を鮮やかに塗り替えてみせた。折り合いの心配がない気性、卓越した瞬発力で3000メートルも克服可能とみた。 個人的に大好きな菊花賞は、史上まれにみる“乱菊絵巻”が繰り広げられそうだ。競馬記者として腕の見せどころになるが、モチベーションは例年以上に高く、熱い。先週の秋華賞で単勝と馬連を仕留め、軍資金は財布に収まりきらないほど潤沢だからだ。 もっとも、その意気込みと結果が必ずしも結び付かないのが奥深き馬券道。こういうときこそ、地に足をつけたセオリー予想で勝負する。 本命はズバリ、イコピコ。TRの神戸新聞杯でリーチザクラウン、アンライバルド、セイウンワンダーなどの実力馬をひとのみ、わずか2分24秒2で春の勢力分布図を塗り替えてみせた。 父は菊花賞馬マンハッタンカフェながら、母系には短中距離型のジェイドロバリー。「そこが気になる」という声も聞かれるが、西園調教師は「マチカネフクキタルのときも血統的に不安視されたけど、上がり(3F)33秒9の末脚で差し切り。日本の長距離戦はスローの上がり勝負。折り合いが何より重要なんだ」。技術調教師として自ら攻め馬に乗り、菊花賞を射止めた成功体験を踏まえ、不安を一蹴した。 「持ち乗りが乗っていても掛かったことがないし、前走でも3コーナーでハミを掛けた瞬間にアンライバルドが行く手をさえぎっても、そこからハミを掛け直したほど。普通の馬ではあんなことはできない。体重は同じでも、春とは筋肉の付き方が違うし、トモにも実が入った。過去、どれだけの名馬が、淀の3コーナーの坂で折り合いを欠いて失速したか。菊花賞は折り合い、そしてすごい瞬発力が一番の武器になる」と豪語した。 史上まれにみる混戦だからこそ、「ゆっくり登ってゆっくり下る」という淀の3000メートル克服の極意が何よりも重要。その攻略法にジャストフィットするイコピコが、菊の大輪を咲かせる。
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レジャー 2009年10月23日 15時00分
富士S(GIII、東京芝1600メートル、24日) アベコーの気になる推奨馬は!?
みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。 先週の秋華賞で圧倒的人気のブエナビスタがまさかの2着入線→3着降着。オークスをほうふつさせるレッドディザイアとの息をのむデッドヒート。写真判定の末、レッドにがい歌が上がったばかりか、ブロードストリートを妨害したということで降着。牝馬3冠を楽しみにしていたファン、桜花賞とオークスの単勝馬券を並べて秋華賞での単勝3冠馬券をと考えていた方には、何とも厳しい結果となりました。 今週は京都で大一番の菊花賞。ダービーを制したロジユニヴァースが不在。大混戦の様相です。その京都で土曜日に行われるのが「室町S」。ハンデ戦で手に汗握るレースが期待できそうです。私の予想はダイショウジェット。休養前のマーチSでエスポワールシチーの2着。勝ち馬はその後も、かしわ記念、南部杯を連勝中。休養明け、ダ1200メートルというハードルはあるものの、アッサリとクリアして不思議ないスピードにかけます。京都も歓迎です。 さて、東京では注目の重賞「富士S」。各馬、一長一短があって、実に難解な一戦です。顔ぶれから先行タイプが多く展開は差し馬に有利に働くと見ました。なかでも、岩田騎手のライブコンサートは絶好の狙いです。 というのも、これまで岩田騎手とのコンビで<2310>と抜群の相性度なのです。さらに、東京芝は<1211>の適応力。その代表的なレースが3走前のGI・安田記念。ウオッカ、ディープスカイ、ファリダット、そしてカンパニーを相手に堂々の戦い。結果5着だったとはいえ、勝ち馬とは0秒5差。4着カンパニーとは1馬身1/2差なのです。収穫の多い一戦でした。 そして、全7勝中5勝を芝1600メートルで稼ぎ出しているマイル巧者。8月の関屋記念以来の実戦ですが、先月の下旬には坂路で時計が出ており、仕上げに抜かりはないとみています。いずれにしても最高のコンビで、ベストの舞台。展開まで味方。直線一気に馬群を割って出てきそうです。
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レジャー 2009年10月23日 15時00分
富士S(GIII、東京芝1600メートル、24日) 藤川京子 サイレントプライドが連覇よ!
今週は久しぶりに平和島競艇へ行ってきました。平日でしたが活気があり、お天気も快晴でとてもいい雰囲気。テーマパークへ来たようなワクワクした感覚になりました。 競艇は、最高18頭立ての競馬とは違い、6艇ですから予想も組み立てやすいのがいいですね。でも、堅くいく場合は買い過ぎてしまうとガミッちゃいますから、目を絞る難しさがあります。 私は、その日に出ている目や選手をチェック。常に神経を研ぎ澄ませておくことがギャンブルでは大事ですからね。終わった後は気力を使い過ぎてドッと疲れますが、的中した喜びには変えられません。また遊びに行きたいな。 さて、富士Sは◎サイレントプライドが連覇を飾ります。 前走の京成杯AHは積極的に2番手を追走。しかし、トップハンデ58キロが最後に響いたよう。それでも、着差は0秒3ですからね。東京とは相性がいいし、叩き2戦目でベストのマイル戦。さらに、別定戦で1キロでも斤量が軽くなったのは好材料といえるでしょう。 昨年同様のパフォーマンスが期待できそうです。
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社会 2009年10月23日 15時00分
エコカーに次世代の覇権をかけて 東京モーターショー開幕
東京モーターショーがついにはじまった。今年はド派手なスポーツカーこそないものの、自動車メーカー各社が次世代のエコカーを続々と披露。さながら“エコカーショー”と化した“クルマの祭典”に、エコで世界市場に再び攻勢をかける日本自動車産業の未来を見た! 第41回東京モーターショーは21日、千葉市の幕張メッセで開幕し、報道陣に公開された(一般公開は24日〜11月4日)。 世界同時不況の影響で海外自動車メーカーの出展は3社のみ。新車販売台数で今年上半期に米国を抜き世界1位となった中国では、4月の上海モーターショーに25カ国1500社以上の参加があっただけに、若者のクルマ離れが進む日本市場への期待低下の表れとの声もあった。 しかし、ふたを開けてみれば国内メーカー各社が最先端の環境対応技術を結集したエコカーを発表。プリウスを擁するトヨタ自動車のプレゼンでは、マイクを持つ豊田章男社長の姿が見えないほどの人だかりができた。 数では今後中国に主役を譲ることが予想されるが、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)など次世代エコカーの技術力に関して日本は世界トップレベル。日本自動車産業の未来は環境技術にかかっている。その戦略も各社さまざまだ。 日産自動車のカルロス・ゴーン社長は、HVと異なり、「排出ガスゼロ」を実現できるEVの優位性を強調。コーナリング時にはバイクのように車が勝手に車体を傾けてくれる、奇抜な2人乗りEV「ランドグライダー」を発表し、EVに社運をかける。 対するトヨタ自動車は、バッテリーがなくなるとEVとして走るプラグインハイブリッド車(PHV)「プリウス・プラグインハイブリッドコンセプト」を国内初披露。 さらに豊田章男社長は「車から離れていたのは若者でなくわれわれメーカーだった」と自省。車本来の走る喜びを与えてくれるスポーツカーとして、40代以上のクルマ好きには懐かしい「ハチロク」を「FT-86コンセプト」としてよみがえらせ世界初公開した。富士重工業との共同開発で11年末の発売を目指す。最高時速325キロ、3750万円のスーパーカー「レクサスLFA」を世界限定500台で発売することも発表された。 奇抜な外装が目立ったのはマツダのコンセプトカー「清(きよら)」。次世代エンジンを導入し、リッター32キロのHV並みの低燃費を実現させた。 一方で、ダイハツのように「軽自動車に車両重量の増えるハイブリッドは導入すべきではない」との考えから徹底した軽量化で次世代エコカーを実現するメーカーもある。次々とお披露目されるエコカーの登場には、鳩山首相もきっと笑みをこぼすだろう。 さて、そんなエコカーは女子の目にはどう映るのだろうか? 本紙は会場のコンパニオンに「彼氏に乗ってほしい車」を徹底調査。その結果、約8割の女のコがエコカーよりスポーツカーを選択。「ゴツくてデッカイのが好き!」という男なら一度は言われてみたい言葉が返ってきた。なんでも「エコカーは環境的だけど、見た目がイマイチ」なのだとか。流行に敏感な乙女たちの目はキビシイ! エコカーのデザインはまだまだ“カイゼン”の余地がありそうだ。
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芸能 2009年10月23日 15時00分
再び注目集める長門裕之の“発禁本”
21日にくも膜下出血のため妻の南田洋子さん(享年76)が亡くなり、会見で悲痛な表情をみせていた俳優の長門裕之(75)。そんな中、かつて長門が出版し、波紋を呼んだ暴露本が再び注目を浴びている。自らの赤裸々な女性遍歴やほかのタレントのディープな裏話をつづり、一時は芸能界を干される原因となった“発禁本”の衝撃の内容に迫る。 「長門は、最近では南田さんへの献身的な介護生活を本にしたりドキュメンタリー番組に売り込んだりと批判されたが、あの時の大バッシングと比べれば全く気にならないはず。あの一件で長門の精神力はかなり鍛えられた」(ベテラン芸能記者) 南田さんが亡くなり、今やすっかり“悲劇の夫”となった長門。そんな彼が衝撃の暴露本を世に送り出したのは、南田さんとの結婚から24年経った85年10月だった。 「表向きには、妻への告白、という形での発売だったが、中身は強烈だった」(同) その暴露本とは「洋子へ 長門裕之の愛の落書集」(データハウス刊)。まず、芸能界入りしてからの自らの女性遍歴だが、「ぼくの“浮気の虫”が、地中深く潜って冬眠していたのは、(南田さんとの)2年間の同せい期間だけ」「結婚後、100人以上とヤッた。8割は有名女優。結婚前日の女とヤッたら処女だった」「つい先日、2時間ものの単発ドラマを2本続けて見たら、コマした女が7人も出ていた」とつづっているから、当時どれだけモテたかは想像に難くない。さらに「元女優の某国会議員との性描写は官能小説顔負けだった」(出版関係者)という。 さらに、自分が社長の所属事務所を辞めた某清純派女優について、「ギャラでもめて辞めてったんだけど。男性関係がルーズでずいぶん泣かされちゃった」「ロケ先のホテルで相手役の俳優の部屋に泊り込んじゃって、とうとう朝まで帰ってこない」など奔放な下半身を暴露。さらには、ほかの芸能人の実名を挙げ、強烈なエピソードを書き連ねたのだが…。 「実名を書かれた女優らが強く反発し、版元は初版を回収。問題個所を書き直して改訂版が発売された。これを受けて、長門は『ゴーストライターによる口述筆記だったため真意が伝わらなかった』などと弁明。ワイドショーの取材を受けた長門が『こんな本はダメです!』と、自著を机に叩き付ける場面がテレビで放送されたりもしたが後の祭り。一時期、芸能界から干された」(同) 絶版となった同書の原価は税込み924円だったが、現在、インターネットオークションでは3000円から4000円で取引されている。 この本からもうかがえるが、いろんなことを乗り越えてきた夫婦だけに、亡くなった南田さんに対する長門の思いも深いのだろう。
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芸能 2009年10月23日 15時00分
モノマネは勇気! 原口あきまさインタビュー
明石家さんまや久本雅美のモノマネでおなじみのタレント、原口あきまさ(34)が毎年恒例の単独ライブ「我夢謝裸〜34才〜」を11月2、3日、笹塚ファクトリーで開催する。11回目を迎えた今回のライブに懸ける意気込みを聞いた。 この不況下、テレビ局は出演者をギャラの安い若手芸人にシフトし、バラエティーも制作費のかからないクイズ番組などが増えている。周囲を取り巻く状況の厳しさを肌で感じているという。 「時代が時代だけにテレビでやりたいことができなくなってきた。僕ら中堅どころはテレビに出演する機会自体が減ってますし。なので、ライブではやりたいことを思いっ切りやろうかと」 内容はモノマネ、コント、サプライズ芸などで構成される。 「毎回それほど変わりませんが(笑)。メーンは、芸能界はもちろんスポーツ界、格闘技系など、その年の話題の人を取り上げる『モノマネベスト10』。もちろんランキングは去年と全く違います。誰が選ばれるのかは分かりません。今のところ出場確実なのは、つるの剛士ぐらいかなぁ(笑)」 演じるモノマネは定番モノと、今まで誰もやっていないようなマニアックなネタの2通り。後者では昨年のライブで、高田純次のモノマネがバカ受けした。 「高田さんは僕自身が目標とする大人。そのリスペクトがモノマネに反映したんでしょう。今年もひとつ、アイデアを練っています。梅沢富美男さん。厳しい役者さんであり、女形でもあり、料理も上手。僕から見たこうした要素を、うまく表現できたらなぁと」 モノマネに対する愛情とは、すなわちマネる対象へのリスペクトがあること。そこをライブでは見てほしいという。 「モノマネは見せ方、切り口、そして勇気(笑)。この勇気を武器に変え、今の時代に切り込もうと磨いているところです。だからこそ、モノマネをすればいつも勇気とパワーがわいてくる…ビビりも入ってますけど(笑)」 芸暦15年目を迎えた今、新人のころに比べて中堅ならではの心境の変化が出てきたそうだ。 「若いうちは何でもアリだったけど、今はモノマネのキャラを大切に演じようと心がけてます。似ている雰囲気を作った上での面白いモノマネ。例えば岸部四郎さん。僕はひと言もしゃべっていないのに客席はウケる。岸部さん独特の雰囲気が出ていたからでしょう。昔なら岸部さんはモノマネの対象になってません。それが経験を積むにつれて、自分と性格が似ている人、今まで注目してなかった人、見落としていた人に目を向けるようになり、視野が広がっていった。何が面白いのか口では表現できませんが、僕は自分自身と自分のファンを信じてますから。ファンはマニアックなモノマネから離れていかないものです」 コントは何人かの若手芸人とともに演じる。台本は昔コンビを組んでいた元相方と一緒にキッチリと作り込んでいるという。 「今の時代、何がウケるか分からなくなってきてるでしょう。僕らは長い時間のネタを見せるのに慣れているけど、世間が求めるのは短いネタ。その需要にどう当てはめていくか。そのあたりの発想力が必要なんです」 会場の「笹塚ファクトリー」は京王線笹塚駅前にある定員200席程度の小劇場。このぐらいの規模がベストだと語る。 「大きいところだと金がかかりますから。それでいてお客さんに細かい仕草が伝わらない。小さな劇場だと、1人で来たお客さんでも周囲と一体になって楽しめますし」 同じ場所で10年も続くライブ。ファンにとっても年中行事になっていて、北海道や名古屋からも駆けつけてくれるそうだ。 「お客さんと一緒に楽しみたい…というか巻き込みたい(笑)。アンケートに書いてあるリクエストに応えてみたりとか。昨年も長渕剛さんのモノマネをしているとき、お客さんにステージに出てきてもらって、勝手に“キヨ”って呼んでイジってました(笑)。後から聞いたら事務所の社長の知り合いで、思わず冷や汗が…(笑)」 最後に、ライブへ足を運ぼうとしている人にお願いがあるとか。 「私に“そっくり”を求めないで(笑)。雰囲気と、マネする対象の人柄を楽しんでください」<プロフィール>はらぐち あきまさ 1975年11月3日生まれ、北九州市出身。血液型O。特技はスポーツ(特に剣道)。芸能界デビューはお笑いコンビ「チャムズン」。1998年に解散後、ピン芸人に転身。モノマネのレパートリーは江頭2:50から前田亘輝(TUBE)、プロレスラーの蝶野正洋まで、ジャンルを問わず幅広い。