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芸能ニュース 2012年07月21日 17時59分
AKB48 現役早大生・仲俣汐里「AKB48で一番、金づかいが荒いのは…」
アイドルグループ、AKB48のチーム4に所属する仲俣汐里が20日、6月13日に発売した経済入門書『AKB48でもわかる経済の教科書』のヒットを記念して、秋葉原の「AKB48 CAFE&SHOP AKIHABARA」でサイン会&トークイベントを行った。 ちなみに、記者から、「AKB48で一番、金づかいが荒いのは?」と聞かれた仲俣は、「みおりんです(市川美織、チーム4)。かわいいと思ったものは買っちゃうし、食べたいものは買っちゃう。それで残したりするんです」と暴露。また、同書で勉強してほしいメンバーに、菊地あやか(チームK)を挙げた。
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芸能ニュース 2012年07月21日 17時59分
「健康になり隊芸人ナンバー1」決定戦 優勝はダイノジ・大地
理研ビタミン株式会社(本社=東京都千代田区)は20日、お台場合衆国にて「健康になり隊芸人ナンバー1」決定戦を行った。 これは、3月26日に沖縄国際映画祭で「理研ビタミンpresents芸人ノンオイル生活宣言!」が行われ、それから3か月を経て、誰が最も体質が改善されたかを決定するもの。決定戦には、隊長のヒデさん(ペナルティ)、アドバイザーとして料理家の浜内千波先生と管理栄養士の山中瑤子さんを迎え、「健康になり隊」の大地洋輔さん・大谷ノブ彦さん(ダイノジ)、川島章良さん(はんにゃ)、諸見里大介さんの吉本興業所属芸人4名が登場。優勝したダイノジ・大地さんには家族での韓国旅行と理研商品一式一年分という豪華優勝賞品が贈られた。
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レジャー 2012年07月21日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(7/22) アイビスサマーD 他4鞍
☆新潟11R「アイビスサマーD」(芝1000メートル) 新旧勢力が一堂に会し予断を許さないが、ここでは百戦錬磨の古馬勢に一日の長が認められる。その中で、休み明け2戦目で走り頃のエーシンダックマンに白羽の矢。 CBC賞はマジンプロスパーのレコードの前に7着と敗退しているが、0秒9差なら巻き返しは十分可能だろう。1度使われた上積みは大きい。直千競馬は外枠有利が顕著で、(17)番枠は願ったりかなったり。悲願の初重賞制覇へ大きく前進だ。 相手は3歳の精鋭、ビウイッチアス。天井知らずのデキもさることながら、ハンデ並みの斤量51キロはアドバンテージ。当然、代わってのチャンスも。穴は、もう1頭の3歳馬ハクサンムーン。◎17エーシンダックマン○12ビウイッチアス▲3ハクサンムーン△4エーシンヴァーゴウ、5レオンビスティー☆新潟10R「火打山特別」(芝1400メートル) ポテンシャルは重賞レベルのトウケイヘイローにとって、2階級降級したここは負けられないところ。勝って秋へ弾みをつける。 朝日杯FS、シンザン記念の両重賞で0秒4差4着の実績はここでは大威張り出来る。放牧効果で状態もフレッシュだし、いきなりからエンジン全開だ。ハンデ55キロも勝利を後押しする。◎5トウケイヘイロー○15レト▲2タツミリュウ△3サイレントソニック、10シゲルモトナリ☆札幌11R「札幌日刊スポーツ杯」(芝1200メートル) テイエムオオタカが2着続きにピリオドを打つ。バーデンバーデンCは最後の競り合いでビウイッチアスと6キロのハンデ差が響いたもの。内容は負けて強しだった。定量戦のここは前走の二の舞をすることは考えられないし、普通に走ってくればチャンスは十分だ。 当面の相手は、このクラスの安定勢力シルクウェッジだが、函館SS3着馬ビスカヤの巻き返しも怖い。集中力を欠いた前走10着は参考外。◎12テイエムオオタカ○14シルクウェッジ▲13ビスカヤ△7メモリアルイヤー、16ダノンフェアリー☆中京11R「中京記念」(芝1600メートル) 米子Sのメンバーが再度激突する。その中で、狙って面白いのはエアラフォン。4着に終わっているが、久々で10キロ増と太め残りが響いたもの。それで、0秒2差なら決して悲観する内容ではない。1度使われた効果は大きいし、身上の差し脚を炸裂させると見た。 相手は、米子Sを快勝し勢いに乗るフラガラッハ。終いの破壊力はメンバー有数で、嵌れば2連勝も夢ではない。台風の目は、意外性を秘めたマイネルクラリティ。休み明け2戦目で走り頃だ。◎13エアラフォン○2フラガラッハ▲7マイネルクラリティ△14エーシンリターンズ、16ショウリュウムーン☆中京10R「有松特別」(芝2000メートル) 究極の上がり馬、ラニカイツヨシでもう一丁。前走のレコード勝ちは真骨頂。これからまだまだ強くなる3歳馬でプラスアルファは大きいし、ここも通過点。差し切りが決まる。◎9ラニカイツヨシ○10シゲルササグリ▲6ピクシープリンセス△7タガノイノセンス、8ダブルイーグル※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年07月21日 17時59分
中京記念(GIII、中京芝1600メートル、22日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、中京記念は◎ダノンヨーヨーが地力上位。 マイルCS2、4着、前走の安田記念4着の実績が光ります。その前走は、レコード決着で自身も1分31秒7の速い時計に対応。後方から馬場の中を突いて良く伸びました。今回と同じ、左回りで58キロでしたから条件はクリアできています。スタートが遅く後方追走はいつものことで、今回も自分のリズムで行き、ジックリ脚をタメて行くことになりそうです。中京マイルは、スタート後にすぐ2コーナーにかかるので、外枠発走から出遅れてしまうとかなり不利ですが、最終週で外差しの利く馬場。内が痛んでいる状態で返って外枠はプラスに働きそうで、決め手勝負になれば直線で突き抜けるシーンも。脅威の鬼脚で補えそうですね。 1週前追い切りでは、レッドデイヴィスと併せて1馬身先着し、好時計マーク。最終追い切りもラストは鋭い脚を見せ、好調ぶりをアピールしました。前走時以上の状態で臨めるだけに期待は大きいです。6勝は全て芝のマイル戦。サマーマイルシリーズ優勝を目指します。(15)ダノンヨーヨー(14)エーシンリターンズ(2)フラガラッハ(10)レッドデイヴィス(13)エアラフォン(16)ショウリュウムーン(5)チャームポット馬単 (15)(14) (15)(2) (15)(10)3連単 (15)-(14)(2)(10)(13)(16)(5)ダノンヨーヨー 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年07月21日 17時59分
1500円のおこづかい馬券(7/22アイビスSD)
日曜は中京記念もありますがアイビスSDで勝負。スノボや海水浴など季節的な遊びには全く興味のない僕ですが、夏の訪れを感じさせるこのレースだけは外せません。 軸はビウイッチアス。最軽量で前走はテイエムオオタカを負かしている点が大きな評価ポイントですが、それよりも気になったのは、僕が好きだったセラフィックロンプ(愛知杯2勝、府中牝馬S2着、マーメイドS2着)と同じ調教師と馬主さんという点。これだけでもう僕に勝利を導いてくれそうな予感。この馬とも長い付き合いができたらいいなぁなんて思います。セラフィックロンプとは違い人気を集めることは必至ですが、人気に逆らわず軸に抜擢します。 相手には2頭をチョイス。まずはハクサンムーン。前走の出石特別のラップタイムを見ると11秒台を連発したのは持続性とスピードを兼ね備えている証拠。斤量差を生かして押し切りそうな予感。もう1頭はエーシンダックマン。とにかくハナに立つ競馬を続けてきたこの馬が、有利と言われる外枠を引いてどうなるか。ハクサンムーンもハナに立ってこその馬ですが、譲らなかったほうが馬券圏内に残るイメージです。 アフォードの鞍上は直千の名手、村田騎手。アフォードの直千成績は【1110】と人気を集めて当然で(執筆時点で2番人気)、重要視したい気持ちもありますが、ビウイッチアスが前日オッズ1倍台となると相手は少しひねりたいところ(ハクサンは執筆時点で3番人気、ダックマンは4番人気ですが…)。 ヒモの注目馬はオウケンサクラ。短距離に活路を見出し惜しい競馬が続いていますが、さらなる距離短縮でチャンスが広がるかに注目しています。 ということで、勝負馬券は…。 3連複フォーメーション15点。 (12)-(3)(17)-(3)(17)(8)(4)(9)(15)(16)(6)(11) 全て100円ずつ購入して、いつも通り合計1500円で勝負です!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。応援宜しくお願いします! Twitterで競馬ネタをつぶやいているのでチェックして頂けたら嬉しいです! アカウントは「@minoru1202」※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2012年07月21日 17時59分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(7/22) 中京記念
◆中京11R 中京記念◎ショウリュウムーン○ダノンヨーヨー▲エーシンリターンズ△レッドデイヴィス△エアラフォン 「折り合い」をつけることが最大の好走条件になるが、デキ抜群のショウリュウムーンが狙い目。5か月の休み明けながら1番人気に推され、期待を裏切った(15着)前走・米子Sは後手に回ったのが大きな敗因。強引にでも中団で折り合いをつける競馬をすれば、あんなことはない。GIII2勝、桜花賞4着の実績にハンデ54キロを加味すればこのメンバーでも力負けすることはない。一叩きしたことで状態面も急上昇。今週の追い切りでも単走ながら坂路で楽々と52.4〜12.1秒をマーク。真っ直ぐに伸びたシャープな動きは目を惹いた。具合は相当にイイ。前走2桁着順とはいえ勝ち馬から0.9秒差、巻き返しは十二分にある。相手候補には、安田記念(4着)で完全復活への目途が立ったダノンヨーヨーが58キロでも怖い存在。同じ厩舎のレッドデイヴィスも1600mベストなので良馬場なら勝ち負けに加わってくるだろう。前走・メイS優勝後に短期放牧を挟んだエーシンリターンズは使い込むよりもフレッシュな状態の方が結果が良く、ここは狙った鞍。目標どおりの調整過程で出走態勢は整っている。【馬連】流し(16)軸(10)(13)(14)(15)【3連単】フォーメーション(16)→(14)(15)→(10)(13)(14)(15)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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ミステリー 2012年07月21日 17時59分
『人形の目の怪現象』その後…人形の目がとうとう開いた!
2011年10月、リアルライブにて掲載された「右目の濁る人形」を皆さんは覚えているだろうか? その名の通り右目が劣化し白く濁ってしまった人形で、かまってあげると何故か目がぱっちりと開き、放置すると再び濁るという不思議な人形なのだが、この度この人形に変化があったので改めて報告したい。 この人形はリアルライブ掲載後、さまざまな縁があり現在は女流怪談師の牛抱せん夏の自宅にて保管されいるのだが、牛抱せん夏のブログによると先週から目が再び開きはじめ、現在も徐々にではあるが奇麗に開き続けているというのだ。 この人形の目が開く期間はまちまちであるが、3日以上開いた記録は無く、牛抱せん夏のもとに行ってからは初めてのことだという。 確かにこの人形がリアルライブに初めて掲載されてから約半年、人形の取り巻く環境は大きく変わっていた。 WEBラジオ『山口敏太郎の日本大好き』に急遽ゲストとして登場したり(「史上最もラジオに向かないゲスト」としていじられた)、牛抱が毎月開催している『せん夏怪談』では牛抱と一緒に舞台にあがったり、最近では新宿ネイキッドロフトにて開催されたお笑いコンビのたんぽぽの川村エミコさんのライブにも登場していた。 多くの人の目に触れるようになり人形もようやく安心したのだろうか…。 なお、補足情報を加えておくとたんぽぽ川村さんのライブの直前、人形の右目はどう傾けても瞼を閉じなくなっていたという。この人形に一体何が起こっているのだろうか?(山口敏太郎事務所)
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スポーツ 2012年07月21日 17時59分
プロ野球選手会がWBC不参加を表明! 表面化した日本野球機構との対立
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)参加問題を巡り、労働組合・日本プロ野球選手会(阪神・新井貴浩会長)とNPB(日本野球機構)との対立が表面化した。 選手会は7月20日、大阪市内で臨時大会を開き、3連覇が懸かった来年3月に開催予定の第3回WBCに参加しないことを全会一致で決めた。新井会長は「ファンも楽しみにしていたし、選手も楽しみにしていた。ただ、5年後、10年後、これからの世代を考えた時に、苦渋の決断をせざるを得なかった。1年前から(主催者に)要望を出しているのに、1年経っても何にも返ってこない。今の段階で(主催者から)アクション、アプローチがあるとは考えられない」と語った。 そもそも、この問題の始まりは1年前にさかのぼる。昨年7月22日、選手会は参加条件が改善されない場合はWBCに参加しないことを表明した。選手会側が問題視したのは利益配分。第1回、第2回ともに約1800万ドル(当時のレートで16〜20億円)の利益があったが、配分率はMLB(米国)が66%、日本が13%と極めて不均衡なものだった。この不公平感を解消することが、選手会側の条件だったのだ。 NPBと主催者側の交渉は昨年8月から始まった。WBCのスポンサー収入の約7割は、日本を支援する企業から出ているとされる。NPBはそのスポンサー収入は、日本が得られる権利と主張した。しかし、MLB側から大きな譲歩は得られず。やむなく、12球団は方針を転換し、WBC期間以外にも日本代表(侍ジャパン)を運営しスポンサーを募って、WBCとは別の独自の利益を確保することを決めた。 これを盾に、12球団は昨年12月1日、選手会の了解なしにWBCへの参加を表明。さる7月19日には、参加前提で日本が1次ラウンドでキューバ、中国と同組になることが明らかになった。 そこで待ったをかけたのが選手会。問題を投げかけた1年前から何ら改善されていないとして、不参加表明に至った。選手会は侍ジャパンに協力することには同意しているが、これは論理のすり替えで、WBCの利益配分の問題は全く解消されていない。 NPBと選手会は8月1日に再協議する意向だが、もはや主催者側の条件が変わることはまずない。選手は各球団との契約上、国際大会への出場は明記されておらず、NPBが参加を強要することはできない。残された道は、選手会がNPBの説得に折れるかどうかだが、WBC出場ボイコットが現実味を帯びてきた。(落合一郎)
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社会 2012年07月21日 17時59分
剣道日本一の警官が少女に裸画像送信させ逮捕される!
剣道で全国制覇を果たした警官が、考えられない事件で逮捕された。 警視庁少年育成課は7月18日、少女に自分の裸の画像を撮影させて携帯電話に送らせたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、神奈川県警第2機動隊の巡査部長・正代(しょうだい)賢司容疑者(31=横浜市旭区白根)を逮捕した。正代容疑者は08年の全日本剣道選手権優勝者。 同課によると、逮捕容疑は昨年10月16日、当時16歳で高校2年だった少女(17)にカメラ付き携帯電話で自分の裸を撮影させ、画像3枚をメールで送信させた疑いで、正代容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。 正代容疑者は、インターネットの掲示板にプロフィールを掲載していた少女に、「友達になろう」とメールを送り、電話でやりとりするようになった。その後、警察官の身分や剣道日本一の経歴を明かしていた。 少女は剣道が好きで正代容疑者のことも知っていたため、2人は頻繁に連絡を取り合うようになった。最初は顔写真を送り合う程度だったが、すぐに「好きだから裸の写真を送って」と複数回にわたって要求。少女は関係を絶たれることを恐れて要求に応じたという。やりとりは数カ月に及んだが、少女から相談を受けた知人が5月に警視庁に届け、被害が発覚した。 正代容疑者は熊本県立八代東高から、99年に神奈川県警に就職。竹刀を頭上で斜めに構えて、主に左手一本で技を繰り出す「上段」の使い手としては25年ぶりとなる全国優勝を果たした。09年と今年5月の世界選手権(3年に1度開催)では日本代表に選ばれ、団体優勝に貢献した。 私生活では08年に結婚し、子どもももうけたが、その後離婚し、現在は県警の独身寮に入寮している。 県剣道連盟では8月26日に、全日本選手権神奈川予選を控えているが、処分は綱紀委員会が決定する。 神奈川県警監察官室は「警視庁の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する」としている。(蔵元英二)
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社会 2012年07月21日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 自民党政治の復活
消費税の引き上げ法案が、8月にも参議院で可決・成立する見込みとなった。民自公の3党合意の威力だ。 今回の消費税率引き上げの最大のナゾは、政府試算で、社会保障拡充のためには2兆7000億円しかかからないのに、なぜ消費税5%分、13兆5000億円も増税をしなければならないのかという点だった。このナゾの答えらしきものが見えてきた。 自民党のホームページに掲載されているコラムに、修正協議で自民党が何をしたのかが記されている。 「消費税の引き上げに際しては、経済状況を勘案することとし、その判断にあたってはわが党の主張により、法案の景気条項に『成長戦略や事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分するなど、わが国経済の成長に向けた施策を検討する』ことを盛り込みました」。つまり、自民党は消費税の引き上げ前に、防災及び減災を目的に公共事業をどんとん積み増そうとしているのだ。 民主党と自民党の大きな差の一つが公共事業だった。民主党政権は「コンクリートから人へ」が基本なので、公共事業を抑制する方向で考える。一方、自民党は、景気対策の公共事業が得意技だ。私自身は、いまの時期の公共事業拡大に反対しない。デフレのまま消費税の引き上げを迎えたら、給与減に負担増が重なることでモノが売れなくなり、日本経済が恐慌に陥ってしまうからだ。 ただし、財源を増税に頼って公共投資を打ってはいけない。景気対策は金融緩和を中心にしなくてはいけないのだ。ギリシャと同じ道を歩んでしまうからだ。 ギリシャは、景気が低迷する中で、消費税率を'09年の18%から、段階的に23%まで引き上げている。しかし、年率7%ものマイナス成長が止まっていない。金融緩和ができないからだ。もしギリシャが通貨増発に踏み切ることができれば、自国通貨安から輸出の拡大や観光客の増加がもたらされて、経済は回復していく。しかし、ギリシャはユーロに加盟して独自通貨を持たないから、金融緩和ができないのだ。 それに対して、我が国は独自通貨を持っているのだから、危険な消費税増税に踏み切らなくても、円を増発すればよい。なぜそれができないのか。 ある国会議員は「金融緩和なんてアメリカが許してくれるはずがないでしょう」と言った。本当にアメリカから圧力が加わっているのかどうかはわからないが、確かに円安はアメリカにとって不利になるし、いまの民主党政権は、アメリカに抵抗できない。その証拠がオスプレイだ。 沖縄県の仲井真知事は、オスプレイ配備の説明に来た森本防衛大臣に対して、「もしこのまま配備を強行するのであれば、全基地閉鎖を考えざるを得ない」と断言した。にもかかわらず、政府はオスプレイ容認の姿勢を変えていない。これも、対米全面服従路線を採る自民党と同じ戦略なのだ。 小沢グループの離党によって、民主党は自民党との政策の違いがほとんどなくなってしまった。小沢グルーは、反増税・脱原発を訴えているが、世論調査で小沢グループへの支持は広がっていない。結局、今回の政局は、政治を自民党長期政権時代に巻き戻す効果しか持たなかったことになる。野田総理大臣を一番高く評価しているのは、官僚と官僚主導政治をやってきた自民党だろう。