-
その他 2012年07月31日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(15)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『大尾行』(両角長彦/光文社 1575円) 本好きであれば、これから期待したい作家、ちょっと気になる作家を大切にしたい、という気持ちは誰しも湧くのではなかろうか。まだ日本中の誰もが知っている存在になってはいないけれど、もしかしたら、いずれ多くの人に読まれるようになるかもしれない筆力を感じさせる。こういう小説家を探して読むというのは、なかなか楽しい。 本書の作者は2009年に『ラガド 煉獄の教室』で日本ミステリー文学大賞新人賞を得てデビューした。受賞後に初めて出す第1作が本書である。主人公は大手の私立探偵会社に勤める35歳・村川だ。大手ならではのシステムが確立されているので、たった一人でターゲットを尾行、張り込みをするなどはしない。複数の社員が協力し合い、効率的に仕事をこなす。だが、社長から新しく受けた任務は難題だ。製薬会社に執拗に接近する女。何人もの探偵が尾行しても必ずまかれてしまう。この一筋縄ではいかないターゲットを完璧に尾行して欲しいという命令なのだが…。 小説家にとって、狂気は必要だ。複数の人物を頭の中で組み立て動かす能力は、正気のままだと育まれない。本書の作者はハードボイルド・タッチの文体と、この狂った気分を兼ね備えている。主人公の探偵は物語の中でどうなっていくのか。悪夢のようなストーリー展開に接したとき、読者はこの作家を好きになるだろう。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『妻と別れたい男たち』(三浦展/集英社新書・756円) 首都圏在住男性2000人以上への調査を基に、ベストセラー『下流社会』の著者が、中高年男性の「リアルな心象」に迫る。男たちは何に疲れ、何を求め、何から逃れようとしているのか? 世の男たちの“離婚したい願望”が解き明かされる衝撃の1冊。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり ロンドンオリンピック開幕が近づいてきた。開会式は7月28日の午前4時半〜(以下、全て日本時間)。開会式に先立つ26日午前1時から、早くも注目のなでしこジャパン初戦(対カナダ)がキックオフ。 ということで今回は『ロンドン五輪テレビ観戦完全ガイド』(ベースボール・マガジン社/980円)をご紹介。水泳・北島康介、体操・内村航平ら金メダル候補の特集記事をはじめ、何より重宝しそうなのが巻末に掲載された詳細な放送日程だ。 順調に行けば、北島選手の100メートル平泳ぎ決勝は7月30日午前4時過ぎ、体操の男子団体決勝は8月1日の0時半〜。英国との時差の関係で決勝の大半が深夜〜未明に行われる。寝不足の日々が続きそうだ。 お色気記事も取り上げている。女性美人アスリートのトレカ特集だ。体操・田中理恵、バドミントン・潮田玲子らのお宝トレカが紹介されており、これが太ももムッチリのセクシーなカットばかり。むしろ、こっちのほうが楽しいかも?(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
-
芸能 2012年07月31日 11時45分
またまたフジテレビに入社するタレントアナ
学生時代にタレントだった平井理央アナが9月に寿退社することが発表されたばかりのフジテレビだが、発売中の「フラッシュ」(光文社)によると、来春、同局に原嶺衣奈の芸名でタレント活動をしている内田嶺衣奈がアナウンサーとして入社することが内定したというのだ。 同誌によると、内田は上智大学文学部フランス文学科に在籍しながら、蒼井優、ともさかりえらが所属する芸能プロに在籍しドラマや舞台などに出演。同局の先輩である西山喜久恵アナ、テレビ東京のエース・大橋未歩アナらを輩出した同大学の「ミスソフィア」で11年のグランプリに輝いているというゴールデンルーキーだ。 同局には今年4月に学生時代にタレントとして活動していた宮澤智アナが入社しているだけに2年連続してタレント出身アナウンサーの採用となる。 「宮澤アナは内定情報が出始めるとタレント活動を休止した。内定しているのに、万が一、他局の番組に出演でもしたら大問題になりかねないから仕方ない。内田もそろそろタレント活動を休止することになるが、内田は6月に更新したブログで『サッカー実は、昔から観るのが好きなんです〜』とつづっているから、いきなり平井アナが担当していた看板スポーツ番組『すぽると!』のキャスターに抜擢される可能性もありそうだ」(テレビ関係者) このところ、同局は高島彩アナ、中野美奈子アナ、そして平井アナらエース級が続々と退社。加藤綾子アナ、生野陽子アナらがエース争いを繰り広げているが、「加藤・生野アナともにバラエティー向けで、高島アナのように万能ではない。内田の能力次第では先輩をごぼう抜きしていきなりエースに君臨することもありそう」(同) 先輩アナにとっては驚異の新人となりそうだ。
-
芸能 2012年07月31日 11時45分
鈴木福君も来るか!? 芦田愛菜が単独ホール公演
子役の芦田愛菜(8)が初のコンサートを開くことがわかった。歌手として、品川区立総合区民会館「きゅりあん」で行う。単独でのホール公演としてはJポップ史上最年少。 芦田といえば、同じく子役の鈴木福君とのデュエット曲「マル・マル・モリ・モリ!」が話題となったが、一部報道では、関係者の証言として、「スケジュールが合えば、ぜひ」と福君にラブコールをおくっている。
-
-
芸能 2012年07月31日 11時45分
大沢たかおと松嶋菜々子が夢のタッグ
俳優の大沢たかおと女優の松嶋菜々子が映画「藁の楯」で共演することがわかった。同映画は三池崇史が監督をつとめ、8月にクランクイン、来年のゴールデンウィークに公開予定。 大沢は、昨年放送されたテレビドラマ「JIN-仁-」で最高視聴率26.1%を記録、一方、松嶋は「家政婦のミタ」で、最高視聴率40.0%と大ヒット。同映画は、テレビドラマが“冬の時代”ともいわれる今、高視聴率を記録した二人の夢の競演となる。
-
その他 2012年07月31日 11時45分
『龍が如く5 夢、叶えし者 全国5大都市プレミアム上映会』にスペシャルゲストが登場
『龍が如く5 夢、叶えし者の最新映像をゲームの舞台となる東京、大阪、名古屋、札幌、福岡の全国5大都市で先行上映する。 このイベントに、桐生一馬役:黒田崇矢、澤村遥役:釘宮理恵の出演が決定!*イベント参加応募締め切りは8月10日(金)まで。参加希望の方は『全国5大都市プレミアム上映会』特設サイトの応募フォーム(http://ryu-ga-gotoku.com/five/event/)より応募。当選者は後日事務局よりメール連絡がある。●スペシャルゲスト出演スケジュール8/26(日)東京・秋葉原/桐生一馬役・黒田崇矢9/1(土)大阪・梅田/澤村遥役・釘宮理恵9/2(日)名古屋・栄/桐生一馬役・黒田崇矢9/8(土)札幌・すすきの/澤村遥役・釘宮理恵9/15(土)福岡・天神/桐生一馬役・黒田崇矢
-
-
トレンド 2012年07月31日 11時45分
【注目アプリ】涼宮ハルヒから仮面ライダーまで登場! CosplayClock コスプレ時計
一分ごとに違う人が時間を教えてくれる時計は、「美人時計」をきっかけにさまざまなバリエーションが制作されてきた。今回取り上げるのは、コスプレイヤーたちが時を告げる「コスプレ時計」である。 このアプリは、コスプレサイト「Cosplay SNS LayerCloud」のコスプレ時計、作品募集コンテストにて応募された作品を時計にしたもの。作品募集は今後も継続されるため、次々と新しいコスプレイヤーの姿が見られるらしい。 「涼宮ハルヒ」や「ジョジョの奇妙な冒険」「ギルティクラウン」など、人気アニメだけでなく仮面ライダーコスプレで登場する人も。画像もキレイなので、コスプレに興味のある人はぜひインストールしてみるべし。(谷りんご)▼CosplayClock コスプレ時計http://itunes.apple.com/jp/app/cosplayclock-kosupure-shi-ji/id531625807
-
社会 2012年07月31日 11時45分
大阪の小学校女性教諭が勤務中にツイッターに教え子の画像などを投稿
大阪市教育委員会は、市立小学校の20代の女性教諭が勤務中に、多機能携帯電話(スマートフォン)を使って、担任していた児童や宿題の写真を短文投稿サイト「ツイッター」に載せていたことを明らかにした。 市教委によると、女性教諭は11年8月〜今年6月、ツイッターに12件の投稿をしており、そのうち10件は休み時間や放課後などの勤務時間中だった。市教委では今後、女性教諭の処分を検討するという。 ツイッターへの投稿内容は「丸付け大変、代わってください」「みんな教室でダンスしまくっている。かわいい」「いまから入学式。やっぱり小さい子はかわゆす」(原文のまま)といったものだった。 コメントとともに、夏休みの宿題として出された漢字プリントや、教室内で運動会のダンスの練習をする児童の姿など、計5枚の写真も投稿されていた。そのうちダンスの写真には、クラスに在籍する28人中13人と、14人が写った2枚が掲載されていた。 発覚したのは、6月19日、女性教諭が勤務する小学校の校長に、他校の教員から「児童が写っていると思われる写真がツイッターに掲載されている」との指摘があったため。女性教諭が家庭の事情で休みがちだったこともあり、事情聴取が遅れ、本人に確認できたのは約1か月後の7月18日になったという。 掲載された画像は、20日までに削除されたが、同日午後に校長と女性教諭が児童宅を訪問したり、電話するなどして謝罪。今後、さらに全校保護者を対象にした説明会を開き、その後に女性教諭の処分が決まる予定。 女性教諭は「パスワードをかけて、特定の人しか見られないようにしていたので問題がないと思った」と話したが、実際には誰でも画像を見ることができる状態であった。 仮に特定の人しか見られなかったとしても、投稿には公務の内容も含まれており、児童の校内での写真を許可なく投稿するのは、さすがに不注意すぎる。(蔵元英二)
-
芸能 2012年07月30日 15時30分
全国ライブ直前のトータルテンボス「お笑いライブを一度も見たことない人を夢中にさせる自信はあるんで」
お笑いコンビ、トータルテンボスが全国15か所で、漫才ライブツアー『BANZAITOUR』を8月4日の静岡からスタートする。そこで、今年、15周年を迎えた同コンビに、漫才ツアーに対する意気込みをインタビューした。 −−全国ライブの準備は進んでいますか? 大村 ライブの構成はネタとVTRなのですが、今、頑張っている最中ですね。まずは僕がネタを考えないとはじまらないのですが、それは3か月前からスタートしています。ネタ合わせは7月からはじめました。 −−ネタはすべて新ネタですか? 大村 もちろんです。全部、新ネタです。 −−全国ライブへ向けて、楽しみなことと、不安なことは? 藤田 僕はネタ合わせした段階で、「面白いネタがたくさんできたな」と思いました。早く反応を見たいと思っています。不安はあんまりないですね。 大村 確かにネタを持っていった時の藤田のリアクションは去年と全然違くて、よかったです。去年は、「あんまり、面白くねえ」みたいな空気がありました(笑)。 藤田 ただ、不安ちゃあ、不安なのですが、ネタをやってて、本当に楽しいんです。去年とかは、この時点で苦しかったです(笑)。去年のネタはウケたし、別につまんないというわけではなかったのですが…。ただ、僕は偏っているので、俺が面白いと思っているようなネタで大丈夫なのかなと。 大村 藤田のお気に入りのネタは、意外とウケない時もありましたからね。そういう意味では不安かもしれないです。手ごたえのあるネタは多いので、大丈夫だと思うんですけど。 藤田 大丈夫ですよ。こっちは面白いと思ってやっているネタなので、ウケなくても、面白いことをやっているという自信はあるので。 −−今年は全国の15か所ですね。 大村 15周年というのを兼ねて、15か所となりました。昨年よりも行く場所が増えたので楽しみです。 −−お二人の出身地にも行かれますね。思い入れはありますか? 藤田 …特にないです(笑)。 大村 …特にないです(笑) 逆にやりづらいです。ある程度の、親戚も来ると思いますし、実家の近所の人たちもくると思いますし。 藤田 単純にこっぱずかしいですよね。あとは、地元に僕らがいた時って、お笑いの文化なんか、なかったと思うんです。そんな地元の方たちに、お笑いがわかるのかなっていう心配はありますね(笑)。 −−テレビ番組でも活躍するトータルテンボスですが、そんな二人がライブをする意味は? 藤田 僕らが今、テレビに出演できているのも、ライブをやってきた恩恵でしかないです。逆にライブをまったくやらなくなる意味がわかりません。 −−これまでのライブで思い出深いものってありますか? 大村 『47都道府県ライブ』というのを2005年からやっていた時がありました。その頃って、知名度も全然で。ある会場では11人なんて時もありました。「マジか!」と思いましたよ。「俺たちは、M-1の決勝行ってるんだぜ」と。でも、考えてみたら、M-1とかも生放送でやっていない地域だったんですよね。 藤田 本当に泣きたくなりました(笑)。 大村 あと、初日は長崎だったのですが、そこの会場もすごかったです。まず、劇場じゃなくてホテルのロビーなんです。お客さんとも段差がありません。ロビーなので暗転、明転ができないんです。 藤田 音響設備もないので、CDラジカセでやったんですが、途中で、「もう、いいや」となってやめました。 大村 まず、スタートが、なぜ長崎だったんだと。当時のマネージャーが決めたんです。普通なら東京だったり、北からなら北海道、南からなら沖縄とか。あとは、地元からだったりすると思うんですよね。「なぜ、長崎?」とマネージャーに聞くと、おどおどしながら、「ハウステンボスもありますし…」とか言い出して(笑)。ただ、結局、調べてみたら、そのマネージャーは、長崎の女の子と遠距離恋愛をしていたんですね。その子とはやく会いたかっただけだったみたいで。なので、場所も考えずにホテルのロビーになったようです。 藤田 マネージャーには、「ふざけんじゃねーよ」って言ってやりましたよ。それから考えると、今年の全国ライブは扱いがよくなったと思います。ちゃんと劇場をとってくれてるし。あの時は、告知なんかもなかったんですよ。「近くは、レンタカーを借りて行ってくれ」みたいな感じでした。 大村 確かに、むちゃくちゃ。 藤田 よくなりましたよ。ホテルもとってくれるし。飛行機も乗せてくれるし。 −−今回のライブで、待遇で不満はまったくない? 藤田 ただ、やっぱりもっと告知に力を入れて欲しい。 大村 もっとバンバン、「笑っていいとも」とかで告知させて欲しいです。 藤田 ある程度売れている人なら、何もしなくても、お客さんは入りますよ。うちらこそ、やらして欲しい。あとは地方都市が難しいので、そういうところの告知もしっかりして欲しい。 大村 ツールは、オレのブログくらいしかないんですよ。 藤田 熱心なお笑いファンならば調べるかもしれませんが、他の人は、偶然、うちらのブログを見ていたから、わかったとかいうレベルだと思いますよ。 −−今年は、コンビ結成15周年ということですが、結成から変わったことは? 大村 変わりましたよ。 藤田 まず、漫才はやってませんでした。コントをやってました。 大村 最初はダウンタウンさんに憧れて、典型的なボケとツッコミでした。ただ、そういうのに向いていないことに気づくようになって。今でもそうですが、藤田に完璧なツッコミになって欲しいというのはあり得ない話なんですよね。当時は会議で、「(ダウンタウンの)浜田さんとかはさあ…」とか例を出して、ぶつかっていましたね。ただ、ライブやネタ見せをしていく中で、いわゆる、タイミングが絶妙なうまいツッコミではなくて、一言一言の言葉が面白い方へ進めようと考えるようになってから、うまくいくようになりました。 −−逆に変わっていないところは? 大村 やっぱり、コンビの関係性じゃないですかね。もともと、小学生からの友人で、遠慮がない関係です。マイナスの部分ももちろんあるんですけどね。なあなあになってしまったり、喧嘩になってしまったり…。 藤田 あとは肉体関係も…。 大村 信じちゃうぞ、俺たちがそれを言っちゃったら(笑)。 −−最後に全国ライブを楽しみにしているファンの方に一言、お願いします。 大村 ファンの方が満足して頂けるということは、もちろん自信があるんですが、そうじゃなくて、「お笑いライブってどんなもんだろう」という感じで見に来る方にも、「面白かったね」と思わせる自信があります。たくさんの方に見て欲しいです。 藤田 楽しんで欲しいですね。ぜひ、トータルテンボスを知らない人を誘って見にきて欲しいです。お笑いを一度も見たことない人なんかは一番いいと思いますよ。夢中にさせる自信はあるんで!
-
トレンド 2012年07月30日 15時30分
【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第32回〜新宿エイサーまつり大盛況
7月28日土曜日、東京・新宿で「2012 新宿エイサーまつり」(主催=同大会委員会)が開催された。 今年は沖縄の本土復帰40周年という節目の年。02年にスタートして以来、11回目となった今回は「新宿がいちばん熱い日」をキャッチフレーズに開催されました。 エイサーはいわゆる沖縄流盆踊りで、一般的には旧暦の7月15日(今年は8月24日)にあたる旧盆の先祖をお送りする日の夜、青年男女が集落内を踊り巡り、各家の無病息災、家内安全、繁盛を祈り、祖先の霊を供養する行事です。下界に下りてきた先祖の霊が帰りたがらないので、太鼓を叩いて脅かし、再びあの世へと送り出したのがルーツです。 男性が太鼓を叩き、女性が手踊りをするのが、エイサーのオーソドックスなスタイルですが、近年では女性のみのチームや、創作エイサーという新しい文化も生まれてきました。 大会当日はアルタ前を始めとした東口の新宿通りをメーン会場に、西口の高層ビル街など、計12会場でエイサーが披露された。主に首都圏で活動する団体を中心に、沖縄からの出演を含め、全23団体が参加。各チームが場所を替えながら演舞を披露し、沿道の多くの聴衆を魅了。まさに真夏の灼熱の太陽の下、熱い踊りで新宿の街が沖縄一色となった1日であった。 今やすっかり、新宿の夏の風物詩となった同大会は、今年も大盛況で幕を閉じ、来年への余韻を残した。 また、同日、同大会の関連事業として、新宿文化センターでは沖縄を代表する唄者の古謝美佐子、夏川りみらを招いての「沖縄音楽フェスティバル」、伊勢丹百貨店では「大沖縄展」「オリオンビアフェスト」も例年通り開催され、大会に花を添えた。(ミカエル・コバタ)
-
-
レジャー 2012年07月30日 15時30分
キャバクラ小説家yanagiが語るネオン街ライフ 〜キャバクラ今昔物語・その13 メイド喫茶で飲んでみよう〜
こんにちは。真夏ですね。夏バテになっていませんか? 先日、秋葉原に行った際、「メイド喫茶」デビューしてきました。もともとあまり興味はなかったのですが、よく一緒にキャバクラに行っている仲間とノリと勢いで突撃した次第です。 路上で呼び込みをしているメイドさんたちに手当たり次第声をかけ、システムを聞きまくったとろ、想像していたよりもずっと多くの種類の店が多いということがわかりました。 メイド喫茶本来の楽しみ方とは違うのでしょうけれど、私としては、「昼間から飲み放題でアルコールが飲める店がある」ということに、まず驚きました。その日行った店は生ビールも含めて飲み放題で1時間2500円程度だったので、単価としても悪くなかったと思います。 ただ、メイド喫茶のメイドさんたちは、私たちがキャバクラやスナックで普段受けているような「接客」の類は一切しません。ガールズバーよりも、女の子との接点はありません。オーダーするかゲーム・イベント(いずれも有料)をしない限り、放置プレーです。初めての場合、その点に首を傾げてしまう可能性も高いのではないかと思います。 それとオーダーしたドリンクが出て来るタイミングは、混雑具合にもよりますが、残念なことにあまり芳しくありません。 多くのメイド喫茶は22時頃閉店してしまいますが、中には終夜営業の店舗もあるようです。システムを聞いてみると、「ガールズバーとどこが違うの?」「キャバクラと同じじゃない?」と思えるような店もちらほら。興味が湧いてきますね(笑)。 キャバクラやスナックの代わりになることはなさそうですが、ひとつのアクセントとしてメイド喫茶でお酒を飲むというのも、あるいはアリかも知れませんね。執筆者 yanagi1978年生まれ 作家、フリーライター、心理カウンセラー、サプリメントアドバイザー。メールカウンセリングサイト「ysカウンセリングルーム」、ライタースタジオ「スタジオY」主催。また、木悠利名義でも執筆活動中。元バーテンダーでもあり、キャバクラ・スナック等のネオン街の裏事情にも明るい。現在、電子書籍サイト「ヨミーバ」にて、yanagi名義で「ネオン街三部作」等、キャバクラを舞台にした小説を多数発表している。■ヨミーバhttp://www.yomiba.com/■ブログ「ysカウンセリングルームの小部屋」 http://ameblo.jp/yscounselingroom/■サイト「ysカウンセリングルーム」http://www.yscroom.com/